高齢者の肺炎球菌感染症予防接種について 光市健康増進課 <肺炎球菌感染症とは> 肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この 菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症 を起こすことがあります。 <肺炎球菌ワクチンとは> 肺炎球菌には93種類の型があり、定期接種で使用されるワクチンはそのうちの23 種類の型に効果があります。この23種類の型は、成人の重症の肺炎球菌感染症の 原因の約7割を占めると言われています。 定期接種では、このワクチンを1回接種します。インフルエンザのように毎年接 種する必要はありません。 これまでに肺炎になったり、肺炎球菌感染症にかかったことがある方も、肺炎の原因 は様々ですので、予防接種をお勧めします。 ただし、すでに肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方は、定期予防接種 の対象とはなりませんので、過去の接種歴を必ず確認して、かかりつけ医にご 相談下さい。 <予防接種を受ける前に> 必要性や副反応(注射部位が、赤みを帯びたり、はれたり、痛んだりすること、また、 ときに軽い発熱がみられることがあります)についてよく理解し、体調が良い日に受けま しょう。持病がある方は、かかりつけ医に相談してください。気にかかることや分からな いことがあれば、受ける前に担当医師や市健康増進課にお尋ねください。 <予防接種を受けた後の注意事項> ① 予防接種を受けた後 30 分間は、急な副反応が起こることがあります。医師(医療 機関)とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。 ② 副反応の多くは 24 時間以内に出現しますので、特にこの間は体調に注意しまし ょう。接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診 察を受けましょう。 ③ 入浴は差し支えありませんが、注射した部位を強くこすらないでください。 ④ 接種当日はいつも通りの生活をしてもかまいませんが、激しい運動や大量の飲 酒は避けましょう。 ⑤ 医療機関で本日の予防接種の記録を、高齢者予防接種手帳や健康手帳に記 入してもらい、他の医療機関を受診した時やインフルエンザ等他の予防接種を 受ける時に提示できるように保管しておきましょう。 【お問い合わせ先】 光市光井二丁目 2 番 1 号 (あいぱーく光) 光市健康増進課 0833-74―3007 (月~金曜日 8:30~17:15) H27.4.1 現在
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