まちづくり市民研究所 第 1 期 報告書

まちづ く り 市 民 研 究 所 第 1 期 報 告 書
テーマ
みん なで つ く る 防 災 教 育 体 制
ま ちづく り 市民研究所 第 1 期 報告書
テーマ
みんなでつくる 防 災 教 育 体 制
まちづ く り 市 民 研 究 所 第 1 期 報 告 書
目
次
002
ごあいさつ
003
0. まちづくり市 民 研 究 所 設 立 の経 緯
004
1. まちづくり市 民 研 究 所 における取 組
1-1 テーマ設 定 の背 景
1-2 研 究 体 制 の構 築
1-3 活 動 実 績
1-4 ワーキンググループの取 組
015
2. 政 策 提 案
2-1 提 案 の全 体 像
2-2 提 案 を実 現 するための仕 組 みと仕 掛 け に関 する提 案
2-3 提 案 を実 現 することによるメリットの検 討
043
3. まとめ
3-1 活 動 の記 録
3-1-1 全 体 会 議 の記 録
3-1-2 各 ワーキンググループの記 録
3-2 市 民 研 究 員 等 による感 想
3-3 プロジェクトの総 括
081
4. 関 係 資 料
4-1 WG による調 査 結 果 資 料 等
4-2 中 間 報 告 会 発 表 資 料
4-3 成 果 報 告 会 発 表 資 料
001 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
ごあいさつ
学 び・交 流 ・ 人 材 育 成 の 拠 点 として「 まちなかキ ャ ン
パス長 岡 」がオープンして 3 年 目 となりました。学 び
の入 口 としての「まちなかカフェ」から「まちなか大 学 」
「まちなか大 学 院 」とステップアップするなかで 、地 域
で 活 躍 で きる 人 材 の 育 成 を 進 めて きま し た 。 そ の 集
大 成 ・実 践 の場 が「まちづくり市 民 研 究 所 」です。
今 回 、第 1 期 のテーマは「みんなでつくる防 災 教 育
体 制 」です。長 岡 にある防 災 資 源 を活 かしながら、
学 校 教 育 の現 場 で、教 員 の負 荷 を軽 減 し、防 災 教
育 を実 りあ るもの にするには 、 どのよう にし たらよ いか
調 査 ・研 究 を進 めてきました。
この度 、その成 果 をまとめた報 告 書 ができました 。長
岡 造 形 大 学 澤 田 雅 浩 准 教 授 をディレクターとして 、
市 民 研 究 員 の皆 様 のご尽 力 により、「ながおか防 災
を考 え る日 」の制 定 を中 心 と した、 長 岡 らし い、想 い
あふれる提 案 となっています。
澤 田 ディレクターならびに市 民 研 究 員 の皆 様 の 1 年
にわたるご努 力 に感 謝 いたしますとともに、この提 案
がぜひ行 政 施 策 に活 かされることを願 っています。
まちなかキャンパス長 岡
まちづくり市 民 研 究 所
所 長
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 002
0
まちづくり市 民 研 究 所 設 立 の経 緯
ま ち な か キ ャ ン パ ス 長 岡 (以 下 ま ち キ ャ ン )は 、 「学
民 が市 民 のた めに地 域 課 題 の 解 決 策 を創 りだ すた
び」と「交 流 」の拠 点 として、平 成 23 年 9 月 にオープ
め、 さ ま ざ ま な テ ー マ に 対 し 、 調 査 ・ 研 究 を 行 い、 そ
ン。平 成 18 年 に策 定 された長 岡 市 中 心 市 街 地 都
の 成 果 を 行 政 や 市 民 に 提 案 す るこ と で 、 市 民 協 働
市 再 生 整 備 計 画 において、まちなかでの学 びと交
によるまちづくりを実 現 するためのプロジェクトとし、そ
流 を創 り 出 す拠 点 として 、主 要 事 業 とし て位 置 付 け
して、まちキャンなどでの「学 び」で得 た、知 識 や技
られた。
術 、経 験 を活 かし、地 域 社 会 へ還 元 するための実
それを受 け、平 成 19 年 から、まちなかキャンパス連
践 の場 として設 置 されることとなった。
携 推 進 会 議 を設 置 。基 本 構 想 ・基 本 計 画 の策 定 。
ま た 、運 営 体 制 と して 、 所 長 に 羽 賀 友 信 学 長 、 デ
また、平 成 21 年 からは、まちなかキャンパス事 業 運
ィレクターは研 究 テーマにより選 定 。概 ね 15 人 の公
営 検 討 委 員 会 を設 置 し、まちキャンで実 施 する具
募 によ る市 民 研 究 員 で構 成 し 、必 要 に応 じ、アシ ス
体 的 な事 業 ・講 座 等 の検 討 を行 った。
タント、オブザ ーバー を設 置 。まちキャンに事 務 局 を
その 中 で、学 びの入 口 と して誰 で も気 軽 に受 講 で
置 くこととなった。
きる「まちなかカフェ」。連 続 講 座 で、じっくり学 び、ま
まちづくり市 民 研 究 所 の研 究 期 間 は 1 年 間 とし、
と ま っ た 知 識 を 得 るこ と が で きる「 ま ち な か 大 学 」 。 ま
基 本 的 には 9 月 から翌 年 8 月 までとした。これは、
ち な か大 学 をさ ら に 深 め、個 人 研 究 な ど 自 ら テー マ
行 政 などへ提 案 した研 究 成 果 を、翌 年 度 の事 業 や
を持 ち、主 体 的 に学 ぶ「まちなか大 学 院 」と、ステッ
予 算 に反 映 させて欲 しいという考 えからである。
プアップする講 座 体 系 を基 幹 とし、その集 大 成 とし
て 、 まちキ ャ ンで学 ん だこ と を活 か し 、市 民 協 働 に よ
り、地 域 社 会 における具 体 的 な問 題 解 決 に取 り組
むプロジェクトとして「まちづくり市 民 研 究 所 」が、構
想 の当 初 から位 置 付 けられてきた。
平 成 24 年 8 月 には、市 民 協 働 センターや市 関 連
部 署 、まちなかキャンパス長 岡 運 営 協 議 会 委 員 等
からなる「まちづくり市 民 研 究 所 準 備 委 員 会 」を設
置 。まちづくり市 民 研 究 所 の方 向 性 や位 置 づけ、組
織 ・運 営 体 制 とその役 割 、テ ーマ設 定 の方 法 とこれ
か ら 想 定 さ れ るテ ーマ な ど 、プ ロ ジ ェ ク ト 実 施 に 向 け
て、より具 体 的 な議 論 ・検 討 をしてきた。
これらの検 討 を経 て、まちづくり市 民 研 究 所 は、市
003 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
以 上 の検 討 ・経 過 を踏 まえ、平 成 25 年 9 月 28 日
に開 所 するに至 った。
1
まちづくり市 民 研 究 所 における取 組
1-1. テーマ設 定 の背 景
に関 する授 業 を年 間 10 コマ展 開 することを要 請 して
いる。 しか し、学 校 現 場 では現 在 、教 科 科 目 のみ な
らず、さまざまな関 連 授 業 が実 施 されている(例 えば
市 民 研 究 所 第 1 期 のテーマを設 定 するに際 し、当
環 境 教 育 、 食 育 な ど )。 防 災 教 育 に 関 し ても 、 指 導
初 は「防 災 」とすることが提 案 、検 討 されてきた。しか
要 領 に近 いかたちで現 場 に素 材 が展 開 されたとして
しながら「防 災 」はその後 が包 含 する領 域 が幅 広 く、
も、防 災 教 育 の指 導 方 法 等 については、手 探 りで
研 究 員 とともに 1 年 間 議 論 を積 み重 ねるとしても、そ
実 施 せざるを得 ず、各 教 員 の負 担 は増 大 することが
の 結 果 が 拡 散 す るこ と も 危 惧 さ れ た 。 そ こ で 具 体 的
予 想 される。
なテーマを設 定 することとなった。結 果 として「みんな
でつくる防 災 教 育 体 制 」を取 り扱 うこととなった。
ここで「防 災 教 育 」を取 り扱 う ことにな った のには い
くつかの背 景 がある。ここではそれを整 理 する。
特 に地 震 防 災 編 は長 岡 市 内 の小 学 校 、中 学 校
教 諭 と検 討 を重 ねてきたが、その際 、長 岡 市 の教 育
委 員 会 からも防 災 教 育 の重 要 性 は認 識 しているも
のの、現 場 の負 担 増 大 に関 する懸 念 が指 摘 されて
きた。一 方 、作 成 されたプログラムは非 常 に有 益 な
(1) 新 潟 県 防 災 教 育 プ ロ グ ラ ム の 作 成 と 学 校
現 場 での展 開
内 容 を含 んでおり、実 施 することによる教 育 効 果 は
十 分 に期 待 できるものでもある。そこで、学 校 現 場 に
平 成 16 年 (2004 年 )に発 生 した新 潟 県 中 越 地 震
だけ防 災 教 育 の実 施 をゆだねない方 法 も検 討 に値
では、被 災 地 の支 援 として多 くの義 援 金 が寄 せられ
するのではないかという問 題 意 識 を持 つこととなっ
た。それを活 用 して平 成 24 年 (2012 年 )より、新 潟
た。
県 教 育 庁 が 主 導 する形 で「 新 潟 県 防 災 教 育 プ ログ
ラム」の作 成 が始 まっている。「釜 石 の奇 跡 」でも有
名 な群 馬 大 学 大 学 院 片 田 敏 孝 教 授 を全 体 座 長 と
(2)平 成 16 年 新 潟 ・福 島 豪 雨 (7.13 水 害 )、
新 潟 県 中 越 地 震 から 10 年 目
して、5 つの災 害 種 別 (地 震 ・津 波 ・風 水 害 ・土 砂 災
平 成 16 年 は多 くの災 害 に長 岡 市 が見 舞 われた年
害 ・ 雪 害 ) に つ いて 、 そ れ ぞ れ 小 学 校 か ら中 学 校 ま
であった。7 月 13 日 には新 潟 ・福 島 豪 雨 災 害 が発
でを通 じた防 災 教 育 プログラムを指 導 要 領 レベルで
生 。 市 内 で は 中 之 島 地 域 (当 時 は 中 之 島 町 ) で 刈
検 討 、作 成 が行 われた。津 波 災 害 編 は先 行 に完 成 、
谷 田 川 が破 堤 し、大 きな被 害 をもたらした。この災
実 際 に 学 校 現 場 で の 防 災 教 育 に 活 用 さ れ るこ と に
害 によって 16 名 が命 を落 としたが、うち長 岡 では 5
なり、それ以 外 の災 害 については平 成 25 年 度 中 に
名 の方 が亡 くなっている。
完 成 をみた。
また、その後 10 月 に発 生 した新 潟 県 中 越 地 震 で
この教 育 プログラム作 成 を受 け、県 としては県 下 の
はさらに多 くの被 害 が発 生 した。中 山 間 地 域 の集 落
公 立 小 中 学 校 に お いて 、 こ の 教 材 を 活 用 し た 防 災
では道 路 の寸 断 等 によって孤 立 状 態 にも陥 った。
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 004
地 震 による直 接 死 は 16 名 、関 連 死 も合 わせると 68
整 備 された。例 えば、まちなかキャンパス長 岡 の立
名 が犠 牲 となったこの災 害 は、余 震 の継 続 による大
地 するビル・フェニックス大 手 イーストの 2 階 に開 設
量 の避 難 者 発 生 や、河 道 閉 塞 による土 石 流 災 害 の
さ れ て いる長 岡 震 災 ア ー カ イ ブ セ ン タ ー 「 きお く み ら
懸 念 、そして地 域 を離 れて避 難 生 活 をする中 での
い」は、すでに来 館 者 が 5 万 人 を超 えるなど、被 災
復 旧 ・復 興 への取 組 など、長 岡 だけでなく全 国 的 に
状 況 の学 習 やその後 の備 えを知 るために多 くの方
も多 くの注 目 を浴 びることになった。
が来 場 されている。これらに代 表 されるように、防 災 ・
今 回 、市 民 研 究 所 で議 論 するにあたり、それらの
減 災 に関 するさまざまなコンテンツ、人 材 が充 実 して
災 害 から 10 周 年 を目 前 にした時 期 に政 策 提 案 のと
いるの が 長 岡 で の 状 況 で あり 、 これ を 防 災 教 育 と 結
り ま と めを 行 う こ と に な っ て い た 。 時 期 的 に も 復 興 一
びつけることで、より効 率 的 かつ効 果 的 に防 災 力 向
区 切 り、そして安 全 で安 心 な社 会 へとより一 層 、取
上 を図 ることができる可 能 性 があると考 えた。
組 を強 化 することが求 められている。それと歩 調 を合
わせ ることで、 市 の 施 策 と して も取 り 組 まれ やす いの
ではないかという思 いがあった。
(4) ま ち な か キ ャ ン パ ス 長 岡 で の 防 災 関 連 プ ロ
グラムの展 開
まちなかキャンパス長 岡 でも、開 設 以 来 、防 災 に
(3)長 岡 における防 災 ・ 減 災 に関 する取 組 の充
実
関 するさまざまなプロ グラム が 展 開 されてきた。「まち
な か カ フ ェ 」 でも 中 越 地 震 や地 域 防 災 力 、 そ し て 東
10 年 前 に 水 害 、 震 災 を 経 験 し た 長 岡 で は 、 そ の
日 本 大 震 災 などが話 題 提 供 されてきたし、「まちな
時 の教 訓 を踏 まえ、現 在 まで多 くの防 災 、減 災 に関
か 大 学 」 「 まち な か 大 学 院 」で も 防 災 を テ ー マ に さま
する取 組 が進 められている。例 えば、中 越 防 災 安 全
ざまな市 民 が学 びの機 会 を持 った(表 1-1-3)。
推 進 機 構 が主 催 する「中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 」
今 回 、それら一 連 の学 びのステージの延 長 線 上 に
(図 1-1-1)では、国 内 の第 一 線 の研 究 者 なども講
市 民 研 究 所 が位 置 付 けられていることから、これま
師 に迎 えつつ、受 講 終 了 後 には防 災 士 の資 格 取
で に も 多 く の 関 連 プ ロ グ ラム が 提 供 さ れ て いると いう
得 も可 能 な環 境 を市 民 に提 供 しており、すでに卒 業
ことは、それぞれの受 講 生 にとっても、まちなかキャン
生 は 200 名 を超 えている。その卒 業 生 有 志 によって
パ ス 長 岡 と し て も 一 つ の 集 大 成 と し て 位 置 付 け られ
中 越 市 民 防 災 安 全 士 会 も結 成 され、地 域 防 災 力
るものであった。
向 上 のためにさまざまな活 動 を進 めている。
また、中 越 地 震 の震 災 遺 構 、および被 災 各 地 に
これらの背 景 に基 づき、今 回 の市 民 研 究 所 では
建 設 さ れ た 展 示 施 設 等 で 構 成 さ れ る「 中 越 メモ リ ア
「 み ん な で つ く る防 災 教 育 体 制 」 を テ ー マ と す るこ と
ル回 廊 」(図 1-1-2)も、平 成 25 年 10 月 にやまこし
に決 定 した。さらにこのテーマのミッ ションとして、「災
復 興 交 流 館 「おらたる」が完 成 し、すべての環 境 が
害 を 知 らな い 子 ど も た ち へ 経 験 を つ な ぐ た め の 市
005 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
民 参 加 型 防 災 教 育 プログラムを構 築 し、地 域 の防
災 力 も向 上 させよう」を 設 定 し、 公 募 、そして各 団 体
か ら の 代 表 者 、 そ し て行 政 から の オ ブ ザ ー バ ー も 含
めたメンバーで議 論 を進 めることとした。
図 1-1-1
中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 の募 集 資 料
図 1-1-2 中 越 メモリアル回 廊
表 1-1-3 まちなかキャンパス長 岡 で展 開 されている防 災 関 連 講 座
区分
まちなかカフェ
まちなか大 学
まちなか大 学 院
年度
延べ
受講者数
講座名
H23
「災 害 に強 いまちの秘 密 」「災 害 時 のボランティア入 門 」「雪 の害 、雪 の利 」
「わが家 を守 ろう~木 造 住 宅 の耐 震 改 修 の知 識 を高 めよう」「橋 の健 康 診 断 」
「今 だから学 びたい津 波 のこと」
63 人
H24
「集 中 豪 雨 から身 を守 る」「2%が命 を救 う~水 難 事 故 から命 を守 る着 衣 泳 ~」
「自 衛 隊 の現 場 から」「”釜 石 の軌 跡 ”は長 岡 でも起 こるのか~まちで取 り組 む防 災 ~」
54 人
H25
「子 どもに教 える着 衣 泳 」「ブログで生 まれた絆 ~中 越 大 震 災 ・おぢやのおやぢママの記
録 ~」「海 上 自 衛 隊 の仕 事 」
39 人
H23
「災 害 における人 の力 を考 える~家 族 ・仲 間 を守 るために~」
H24
「集 中 豪 雨 に備 えるために~天 と地 と水 、自 然 を識 り、防 災 に活 かす~」
H25
「災 害 から子 どもを守 る~急 場 のサバイバルから心 のケアまで~」
105 人
H24
「防 災 研 究 コース」
148 人
H25
「防 災 研 究 コース ”避 難 所 と地 域 の関 わり”を考 える」
119 人
140 人
75 人
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 006
1-2. 研 究 体 制 の構 築
実 際 に 派 遣 して も らっ た。 また 、 地 域 防 災 の 担 い手
と いう観 点 か ら長 岡 市 消 防 団 からも研 究 員 と し て 2
名 を派 遣 してもらっている。さらに 自 主 防 災 会 からも
(1) 研 究 員 の募 集 プロセス
研 究 員 は、そのほとんどは公 募 によって集 められた。
1 名 の 研 究 員 を 推 薦 、 派 遣 し て も らっ て お り 、 研 究
員 総 数 として 15 名 としている。
平 成 25 年 7 月 にまちなかキャンパス長 岡 において、
それに加 え、今 回 の最 終 目 的 が政 策 提 案 であるこ
ディレクターによるテーマおよび市 民 研 究 所 としての
とから、その提 案 が市 の施 策 として反 映 されやすい
1 年 間 の活 動 計 画 案 について説 明 が行 われた。説
よ う に 、 関 連 す る市 の 担 当 部 局 か らも オ ブ ザ ー バ ー
明 会 には 20 人 弱 の参 加 者 があった。その後 、正 式
での参 加 を要 請 した。
に 研 究 員 採 用 希 望 者 によ る応 募 を 受 け 付 けた 。 公
まずは、防 災 教 育 の実 施 が公 立 小 中 学 校 で行 わ
募 による研 究 員 の定 員 は 10 名 を予 定 していたが、
れることにかんがみ、長 岡 市 教 育 委 員 会 からの参 画
それを上 回 る応 募 があったため、応 募 者 に対 して市
を 得 た 。 ま た 、 防 災 に 関 係 す るこ と か ら危 機 管 理 防
生 涯 学 習 文 化 課 長 、まちなかキャンパス長 岡 室 長 、
災 本 部 からも参 画 を得 た。また、議 論 を進 めていく
そしてディレクターによる面 接 を実 施 した。そこでは、
中 で、中 越 防 災 安 全 推 進 機 構 からさらに 1 名 のオ
テーマとして取 り扱 うのは「防 災 」ではなく「防 災 教 育 」
ブザーバにも加 わってもらい、市 民 研 究 所 としてのア
もしくは「 防 災 教 育 体 制 」であること、市 民 研 究 所 全
シスタント(当 初 2 名 、最 終 的 には 1 名 )も加 え、総
体 として議 論 を進 めていくため、個 人 作 業 の積 み重
勢 20 名 による体 制 が構 築 された。
ねではなく、研 究 員 間 の協 働 が必 要 とされること
などが説 明 され、また、各 応 募 者 の志 望 理 由 や研
究 員 と し て 取 り 組 み た いこ と に 関 す る意 見 交 換 な ど
(2) 集 まった研 究 員 の概 要
公 募 で 集 ま っ た 研 究 員 の 多 く は 、 す で に な ん らか
が行 われた。結 果 として 10 名 を研 究 員 候 補 としたが、
の 防 災 に 関 す る取 組 を 行 っ て いる人 で あ っ た 。 ま ち
採 用 打 診 をした時 点 で 1 名 の辞 退 者 が出 た。その
なかキャンパス長 岡 において防 災 関 連 のまちなか大
ため 1 名 を追 加 し、最 終 的 に公 募 による研 究 員 10
学 院 を修 了 しているものが、10 名 のうち 6 名 、また、
名 を確 保 した。
中 越 市 民 防 災 安 全 士 は公 募 研 究 員 10 名 のうち 8
公 募 に よ る研 究 員 の ほか 、こ の テ ーマ で議 論 を 進
名 を数 えた(ま ちなか大 学 院 修 了 者 と の重 複 含 む)。
めていく際 に必 要 とな る各 種 団 体 等 からも研 究 員 と
その点 ではやはり防 災 に関 心 の強 い層 が集 まったと
して加 わってもらうこととなった。
いえ る。 一 方 で 、 防 災 教 育 の 実 施 と い う テ ー マ を 踏
まずは、地 域 防 災 力 の向 上 を組 織 のミッションとし
まえ、現 役 教 員 、教 員 経 験 者 も参 画 している。実 際
て事 業 推 進 を図 っている中 越 防 災 安 全 推 進 機 構
に 議 論 を 進 めて いく に あ た り 、 教 員 の 視 点 を 得 ら れ
地 域 防 災 力 チームから 2 名 の研 究 員 派 遣 を依 頼 し、
たことは、より実 効 性 の高 い政 策 提 案 につなげること
007 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
ができたといえる。その点 から考 えると、やはり市 民
けでなく学 校 を巻 き込 んで実 施 することの可 能 性 等
研 究 所 の 研 究 員 募 集 の 際 に 、 あ る程 度 テ ーマ を 絞
を検 討 する
って提 示 すること、どのような人 に参 画 してもらいた
③WG3 コンテンツ開 発 ワーキング
いの か のも く ろみ を示 すことは 重 要 で あ ること が分 か
る。
防 災 教 育 を よ り 実 効 性 の 高 い も の に す るた め に 、
副 教 材 等 の開 発 を検 討 する
④WG4 中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 ワーキング
(3) 活 動 の進 め方
市 民 研 究 所 の取 組 としては、「全 体 会 議 」+「ワー
市 民 防 災 安 全 大 学 のカリキュラムを中 学 生 や先
生 方 に提 供 できないかを検 討 する
キ ン グ グ ル ー プ で の 議 論 」 で 進 めて い っ た 。 全 体 会
議 は原 則 月 1 回 、土 曜 日 もしくは日 曜 日 の主 に午
各 ワ ーキン グ に それ ぞれ 研 究 員 が所 属 した が 、場
前 中 に設 定 した。市 民 研 究 所 としての取 組 がスター
合 によっては複 数 のワーキングを掛 け持 ちする研 究
トした 9 月 以 降 、12 月 までは全 体 会 議 のみで運 営 し
員 もいた。ただし、複 数 のワーキングに所 属 し、議 論
てきた。その時 点 までは、防 災 教 育 プログラムの内
を し て いく こ とは 、 時 間 的 な制 約 も あ り限 度 が あ っ た
容 を改 めて研 究 員 で把 握 すること、そして地 域 や各
のも事 実 である。
種 組 織 で防 災 教 育 に対 してどのような関 与 ができる
の か と いっ たこと に つ いて自 由 に 意 見 交 換 をす る場
平 成 26 年 に入 ってから、全 体 会 議 は各 ワーキング
として運 営 している。実 際 に具 体 的 な調 査 や提 案 に
の作 業 進 捗 報 告 及 び意 見 交 換 を主 体 とした。ワー
つながる議 論 ではなく、幅 広 い意 見 交 換 を続 けたた
キ ン グ で 議 論 し た こ と を 研 究 員 全 体 で 共 有 す るこ と
め、 当 初 は 「 こ の ま ま で 最 終 的 に 政 策 提 案 ま で た ど
と、各 ワーキングで共 通 した課 題 がある場 合 にはワ
り つ く の だ ろ う か 」 と いう 不 安 が 一 部 の 研 究 員 に あ っ
ーキングを横 断 してそれらの議 論 と解 決 策 を模 索 す
たことは確 かである。
ることが全 体 会 議 の役 割 となっていった。ここでの議
その後 、各 研 究 員 の関 心 や防 災 教 育 に関 する視
点 が共 有 されてきた段 階 で、具 体 的 な活 動 に向 け
たワーキングの設 定 を行 った。12 月 時 点 で設 定 した
論 はまた各 ワーキングへのフィードバックとなり、さら
なる議 論 の深 化 を生 んだといえる。
研 究 所 のスタートから半 年 が経 過 した時 点 で中 間
ワーキングは下 記 の 4 つである。
報 告 会 を設 定 し、各 ワーキンググループにはその時
①WG1 組 織 のあり方 検 討 ワーキング
点 である程 度 整 理 された提 案 を行 うことを求 めた。
市 内 の各 組 織 がど のような 特 徴 と可 能 性 を持 って
結 果 として最 終 提 案 につながるいくつかの重 要 な指
いるのかを整 理 し、防 災 教 育 との接 点 を考 える
摘 が こ の 時 点 で 行 われ た だけ で な く、 そ の 結 果 も踏
②WG2 地 域 と連 携 した防 災 訓 練 企 画 ワーキング
まえ、この研 究 所 として総 合 的 な政 策 提 案 につなげ
各 地 で実 施 されている防 災 訓 練 を、地 域 住 民 だ
ていくために何 を行 うべきかという問 題 意 識 を醸 成
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 008
することにもなった。
1-3. 活 動 実 績
同 年 5 月 以 降 からは、各 ワーキングの提 案 する事
項 を 一 つ の 政 策 提 案 に す るた め に 、 ど の よ う な プ ロ
グラムとして組 み上 げていくべきかを全 体 会 議 で議
(1) 全 体 会 議 の実 施
論 す るこ と に な っ た 。 全 体 を 取 り ま と める意 味 で 、 各
前 述 のとおり、 全 体 会 議 は 、まちなかキャンパス長
ワーキングの成 果 を踏 まえて提 案 された「ながおか
岡 またはきおくみらいを会 場 に、原 則 月 に 1 回 開 催 。
防 災 を考 える日 」の設 定 をキーとしてワーキングの取
平 成 25 年 12 月 にワーキンググループを立 ち上 げ、
りまとめとしての性 格 を有 するワーキングをもう一 つ
個 別 に集 まり議 論 を深 めていったことから、全 員 が
設 定 し、そのワーキングの発 表 を中 心 に全 体 会 議 で
集 まる会 議 をそれと区 別 するために全 体 会 議 とい
議 論 、調 整 を図 りつつ最 終 報 告 へとつなげていっ
う。
た。
⑤WG5 防 災 教 育 の日 ワーキング
ながおか防 災 を考 える日 と 全 体 をまとめるコーディ
ネーターを検 討 する
全 体 会 議 の 開 催 の 日 時 、内 容 な ど の詳 細 に つ い
ては、P43 3-1-1.全 体 会 議 の記 録 を参 照 。
全 体 会 議 には、ディレクター、市 民 研 究 員 、オブ
ザ ー バ ー、 アシス タン ト、 事 務 局 が参 加 し 、平 成 25
年 12 月 までは、新 潟 県 防 災 教 育 プログラムや長 岡
(4) 活 動 の支 援 体 制
市 の防 災 教 育 の実 情 、中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 な
市 民 研 究 所 としての活 動 に際 しては、まちなかキャ
ど、情 報 共 有 とそれに対 する意 見 交 換 等 を行 った。
ン パス長 岡 の職 員 が 全 体 会 議 には必 ず出 席 し、 連
ワーキンググループの発 足 する平 成 26 年 1 月 以 降
絡 事 項 の伝 達 等 を担 当 した。また、アシスタントとし
は、ワーキングでの検 討 内 容 の共 有 の場 となった。
て長 岡 造 形 大 学 の学 生 が資 料 整 理 等 の補 助 業 務
また、各 ワーキングでの議 論 に対 する意 見 交 換 、議
に従 事 した。また、ワーキングでヒアリング等 を実 施
論 が行 われる形 となったほか、複 数 のワーキングに
す る際 に は 対 象 施 設 へ の 連 絡 調 整 等 の サポ ー ト も
関 わる課 題 や 全 体 事 項 に つ いて の 議 論 の 場 と な っ
実 施 しながら議 論 が円 滑 に進 むような配 慮 がなされ
た。
てきた。
また、研 究 員 一 人 ひとりには若 干 ながら研 究 費 が
用 意 さ れ 、資 料 収 集 や 連 絡 、 移 動 等 に か か る経 費
を支 援 してきた。
(2) 中 間 報 告 会 の開 催
3 月 30 日 (日 )午 後 3 時 からまちなかキャンパス長
岡 4 階 交 流 広 場 にて、中 間 報 告 会 を開 催 した。こ
れまで各 ワーキン グで検 討 し てきた内 容 や提 案 など
を中 心 に報 告 を行 った。
報 告 では、各 ワーキン グの提 案 のア ウト ラインが 提
009 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
示 された。中 間 報 告 であることから、その進 捗 状 況
受 け、12 月 21 日 (土 )の第 4 回 会 議 では、提 出 され
や 、 現 在 把 握 し て いる課 題 や 問 題 点 、 今 後 の 検 討
た意 見 や視 点 などを集 約 。整 理 する中 で、今 後 、検
事 項 なども合 わせて報 告 を行 った。
討 すべき、いくつかの方 向 性 ・テーマがまとまった。
発 表 順 及 び概 要 は以 下 のとおり。
それらを踏 まえ、前 述 のとおり、それを重 点 的 に検
①WG1 組 織 のあり方 検 討 ワーキング
討 、議 論 していく 4 つのワーキンググループを設 定 し
学 校 と地 域 をつなぐ役 (コミセンなど)を検 討 。学
た。
校 、コミセンへのヒアリング内 容 ・結 果 の報 告 。
また、平 成 26 年 4 月 以 降 、提 案 全 体 を「ながおか
②WG4 中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 ワーキング
防 災 を考 える日 」とし、コーディネーターを設 けるなど、
中 学 生 や教 員 の受 講 の可 能 性 の模 索 ・検 討 。
③WG2 地 域 と連 携 した防 災 訓 練 企 画 ワーキング
提 案 全 体 をとりまとめるワーキンググループが設 置 さ
れた。
合 同 防 災 訓 練 や体 験 学 習 の実 施 、長 岡 防 災 の
ワーキングでは、自 分 たちで名 称 を決 め、以 降 、そ
日 (仮 称 )の設 定 、防 災 啓 発 活 動 など。
の 呼 称 で ワーキン グ を呼 ぶこととな り、より 、親 し み を
④WG3 コンテンツ開 発 ワーキング
持 って活 動 に励 むこととなった(表 1-3 参 照 )。
さまざまな防 災 コンテンツ(災 害 発 生 のメカニズム
の模 型 、語 り部 、HUG ゲーム、日 用 品 でできる防 災
グッズなど)の提 案 。
各 ワ ー キン グ に 、研 究 員 が属 し た が 、 場 合 に よ り 、
複 数 のワーキングを掛 け持 ちする場 合 もあった。また、
必 要 に応 じ、オブザーバー、アシスタントも議 論 に加
中 間 報 告 会 の機 会 を得 て、これまでのワーキング
わった。ワーキングの活 動 は、全 体 会 議 の後 若 しく
グループでの検 討 内 容 を一 度 まとめ、アウ トプッ トす
は平 日 の夜 間 が多 く、限 られた少 ない時 間 の中 で
るこ と によ り、 改 めて課 題 や問 題 点 な ど の確 認 と 、こ
調 査 、議 論 を進 めていった。
れからの作 業 などを整 理 することができた。
具 体 的 なワーキンググループの活 動 内 容 等 は次
項 1-4 のとおり。
※ 中 間 報 告 会 の資 料 は P89 4-2.中 間 報 告 会 発
表資料参照。
(3) ワーキンググループの立 ち上 げと活 動
11 月 16 日 (土 )の第 3 回 会 議 にて、各 市 民 研 究
員 に 、 「 自 分 に で きそ う な こ と」 や 「 こ の よ う なこ とで で
きたら面 白 いでのはないか」といった、現 段 階 での意
見 や考 え、アイディアの提 出 指 示 があった。それを
表 1-3 ワーキンググループの呼 称
ワーキング
グループ名
WG1
組 織 のあり方 検 討 ワーキング
Win-Win
WG2
地 域 と連 携 した防 災 訓 練 企 画 ワーキング
F.T.F
WG3
コンテンツ開 発 ワーキング
わくわくユニット
WG4
中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 ワーキング
-
WG5
防 災 教 育 の日 ワーキング
You got it
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 010
1-4. ワーキンググループの取 組
は個 別 に、多 くは一 緒 に活 動 する。
(3) 活 動 概 要
前 項 のとおり、5 つのワーキンググループを設 置 し、
背 景 の学 習 /平 成 25 年 9 月 ~12 月
全 体 会 議 とは別 に個 別 に集 まり、議 論 を深 めていっ
平 成 26 年 度 より新 潟 県 内 の小 中 学 校 において、
た。その構 成 員 や活 動 目 的 等 について以 下 に記
防 災 教 育 プログラムが開 始 されることに伴 い、これま
す。
で ほ と ん ど 経 験 の な い教 員 が 防 災 教 育 の 指 導 を し
なければならないなど、教 職 員 への負 荷 が重 くなると
※ 各 ワ ー キ ン グ グ ル ー プ の 概 要 に つ い て は 、 P48
3-1-2.各 ワーキンググループの記 録 を参 照 。
の見 通 し。現 状 では学 校 単 独 でこのプログラムに対
応 せざるを得 ない状 況 にある。
一 方 、地 域 側 で も高 齢 化 や 日 中 人 口 の 減 少 な ど
組 織 のあり方 検 討 ワーキング
により、防 災 の担 い手 として生 徒 への期 待 が高 まり
WG1/Win-Win チーム
つ つ あ るも の の 、 学 校 と 地 域 と の 接 点 が 見 当 た らず、
現 状 では生 徒 らを地 域 の防 災 活 動 に積 極 参 加 させ
(1) 構 成 員
ているケースは稀 である。
大 港 要 一 、 河 内 毅 、岸 和 義 、 星 野 一 郎 ( アシ スタ
ント 小 此 鬼 麻 未 )
仮 説 に基 づくチーム活 動 /平 成 26 年 1 月 ~8 月
平 成 26 年 1 月 から始 まったワーキングの活 動 にお
(2) 目 的 と活 動 方 針
いて 、 上 記 橋 渡 し 機 能 を担 っ て も らう 組 織 と して コミ
(目 的 )
ュ ニ テ ィ セ ン タ ー ( 以 下 コミ セ ン ) あ る い は 「 学 区 を カ
・学 校 における防 災 教 育 の円 滑 な実 施 のために、
バ ーす る連 合 防 災 組 織 」 を候 補 と して考 え、研 究 を
地 域 が支 援 する仕 組 みを開 発 し提 案 する。
・地 域 が行 う支 援 が属 人 的 ・一 過 性 に終 わらず、組
織 的 に持 続 できるものになるよう工 夫 する。
進 めた。
平 成 26 年 1 月 ならびに 2 月 の中 学 校 、コミセンな
ど 地 域 組 織 な ど へ の ヒ ア リ ン グ の 結 果 か ら、 連 合 防
(活 動 方 針 )
災 組 織 が整 備 されている地 区 は少 なく、コミセンを
・ 机 上 の 理 論 の 組 立 に な ら な いよ う 、 当 事 者 の 話 を
橋 渡 し役 として仮 設 定 し、その可 能 性 、課 題 を調 べ
聞 き、リスクも想 定 しながら答 えを見 出 す。
・一 定 の期 間 の中 で方 策 を出 せるよう、仮 説 を設 定
し、ヒアリングにより仮 説 検 証 を進 める。
・ グ ル ー プ 員 の 英 知 を 結 集 し 、 作 業 を 進 め る。 時 に
011 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
る事 とした。
3 月 以 降 はコミセンに関 する調 査 や行 政 への確 認 、
コミセン役 員 会 ならびに防 災 に関 心 を寄 せるコミセ
ンへ の ヒアリング を重 ね、仮 説 の検 証 を続 けて きた 。
また、アンケートも織 り交 ぜ実 施 。
地 域 と連 携 した防 災 訓 練 企 画 ワーキング
WG2/F.T.F チーム
活 動 から得 たもの
・小 中 学 校 においては、すでに防 災 教 育 が実 施 さ
れ て いるが 、市 の ガ イド ラ イ ンに 基 づ く内 容 であ り 、
全 県 下 一 斉 に開 始 された防 災 教 育 への取 組 上 の
(1) 構 成 員
佐 藤 優 一 、佐 藤 ゆかり、中 津 隆 博 、中 野 雅 嗣 、藤
田 栄 六 、吉 原 昌 隆
課 題 はまだ確 認 できなかった。
・小 中 学 校 において実 施 されている防 災 教 育 は、学
校 単 独 で 完 結 す る内 容 が ほ と ん ど で あ るが 、 上 川
西 、日 越 、福 戸 のコミセンにおいては、学 校 と地 域
とがすでに連 携 している実 態 を確 認 した。
・地 域 においては町 内 会 単 位 の単 独 自 主 防 災 会 で
(2) ワ ー キ ン グ の 立 ち 上 げ と 活 動
【ワーキンググループについて】
平 成 25 年 12 月 21 日 (土 )、ワーキンググループ②
仮 称 「地 域 との連 携 した防 災 訓 練 等 企 画 提 案 」とし
て、小 中 学 校 の防 災 教 育 と地 域 の防 災 力 との連 携
の 防 災 取 組 が 大 半 で あり、連 合 化 して いる地 域 は
を具 現 化 する検 討 チームを立 ち上 げた。
増 加 し て いるも の の 、 ま だ 数 少 な い。 従 っ て 、 学 校
【ワーキンググループのネーミング】
から見 た場 合 、まとまりに欠 く。
・自 主 防 災 会 の活 動 はリーダーの意 欲 、考 え方 によ
り大 きな地 域 間 格 差 を生 んでいる。
活 動 イ メー ジと して 、大 切 に す べ き点 か らキ ー ワ ー
ドを抽 出 した。
「未 来 の力 、地 域 、連 携 、学 校 パートナー、防 災
・コミセンは、全 体 的 に防 災 を除 く事 項 (文 化 、福 祉
力 、絆 、郷 土 愛 、な ど …」 があ げ られ 、 今 日 、そ の 日
な ど ) に お いて は地 域 に 深 く浸 透 し て お り 、 明 確 な
からそ の先 の未 来 を 生 き抜 く 力 を共 に 育 むパ ートナ
リ ー ダー シッ プ を発 揮 し 、地 域 の 中 核 と し て機 能 し
ー と い う 想 い を 込 めて 「 F.T.F ( For The Future ) ~
ている。
未 来 のために」に決 定 した。
・コミセンの防 災 における地 域 間 格 差 が大 きく、防 災
活 動 を主 導 しているコミセンもある。
・ いくつ かの コミ センは、 防 災 管 轄 部 門 を設 立 し たり 、
陣 容 を整 備 したりしており、変 革 期 にある。
コンテンツ開 発 ワーキング
WG3/わくわくユニット
(1) 構 成 員
石 黒 満 子 、神 保 道 雄 、羽 入 美 子 、宮 川 由 紀 子 、
盛 澤 文 雄 ( オ ブ ザ ー バ ー : 関 谷 央 子 、 ア シ ス タ ン ト:
小此鬼麻未)
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 012
(2) 目 的
た。
①学 校 の授 業 で防 災 学 習 を進 めるうえで、教 職 員
の 防 災 教 育 指 導 に負 担 が大 きいた め、 教 職 員 の
負 担 を 軽 減 さ せ る。 ま た 、 児 童 生 徒 が 分 か り や す
防 災 教 育 の日
く、楽 しく防 災 につ いて学 べ るコンテンツ集 が少 な
WG5/You got it
いため、コンテンツを増 やす。
②学 校 と地 域 を結 ぶパイプ役 が必 要 とされているが
システム 化 されてな いた め、地 域 の防 災 資 源 を 活
(1) 構 成 員
佐 藤 ゆかり、中 野 雅 嗣
用 した仕 組 みを考 案 する。
③ 子 ど も が 主 体 的 に 防 災 につ いて 考 え る機 会 が 少
ないため、コンテンツを増 や すとともに、子 どもたち
に防 災 グッズを考 えてもらう機 会 を与 える。
(2) 目 的 ・方 針
災 害 を 知 らな い 子 ど も た ち へ 経 験 を つ な ぐ た め の
市 民 参 加 型 防 災 教 育 プログラムを構 築 し、地 域 の
防 災 力 を向 上 させることを目 的 として検 討 ・提 案 さ
れた各 WG の方 策 の円 滑 な実 施 について考 える。
中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 ワーキング
すなわち、市 民 参 加 型 防 災 教 育 プログラムの実 施
WG4
に際 して、防 災 を考 える「日 」の可 能 性 をそれに関
わる個 人 や組 織 の負 担 減 及 びより円 滑 な実 施 等 の
(1) 構 成 員
視 点 から検 討 する。
河 内 毅 、佐 藤 優 一 、佐 藤 ゆかり、中 津 隆 博
(3) WG 名 について
(2) 目 的
長 岡 市 においては、地 域 の防 災 リーダーを育 成 す
「WG は活 動 方 針 ・内 容 等 がわかるような名 称 をつ
けること」がディレクターから各 WG への要 望 であった。
るための「中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 」が平 成 19 年 度
本 WG は WG1~3の検 討 内 容 を全 体 で議 論 してい
より開 校 されているが、対 象 が高 校 生 以 上 に限 られ
る折 に「じゃあ、WG 増 やしましょう」「担 当 は佐 藤 さん
て いることや現 状 では科 目 履 修 制 度 が無 いことか ら
と中 野 さん」というディレクタ ーの一 言 で発 生 した。こ
実 質 的 に教 職 員 の受 講 が難 しいのが実 状 である。
の WG のメンバーである佐 藤 、中 野 ともに WG2 に所
そ こで 本 ワ ーキ ン グ グル ープ で は、 中 越 市 民 防 災
属 していることから、この WG を任 せられるとは思 って
安 全 大 学 の中 学 校 で防 災 教 育 を学 んだ中 学 生 の
もいなかった。そこで、WG 名 はディレクターが考 える
受 け皿 としての可 能 性 と、防 災 教 育 を行 う小 中 学 校
こととし、この WG での活 動 を引 き受 けた。
の 教 職 員 の研 鑽 の 場 と しての 実 現 可 能 性 を 検 討 し
013 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
WG は「防 災 教 育 の日 ワーキンググループ」:” You
got it”である。その意 は「そのとおり!」あるいは「了
解 !」等 である。ディレクターから拝 命 を受 け、 WG の
メンバーになった 2 人 が「了 解 !」と言 い、WG 名 を
任 せられたディレクターが「了 解 !」という。また、「防
災 教 育 の日 」が提 案 され「了 解 !」と始 動 するのかも
しれないし、そのことが「そのとおり!」なのかもしれな
い。
以 上 の経 緯 により、WG 名 が決 まり、活 動 した。
(4) 活 動 概 要
6 月 ~8 月 に月 1 回 実 施 。検 討 内 容 は、以 下 の 2
点 である。
① ながおか防 災 を考 える日 の提 案
・ながおか防 災 を考 える日 の設 定 背 景
・ながおか防 災 を考 える日 の目 的
・ながおか防 災 を考 える日 の効 果
② 全 体 のコーディネート
・コーディネーターの必 要 性
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 014
2
政策提案
2-1. 提 案 の全 体 像
学 校 、中 学 校 における防 災 教 育 を支 援 するという視
点 から、コミュニティセンターなど、地 域 と学 校 をつな
ぐ可 能 性 のある施 設 、機 能 を抽 出 し、継 続 的 かつ
ここでは、「みんなでつくる防 災 教 育 体 制 」というテ
効 果 的 に そ れ らが 連 携 す る 方 法 に つ いて 提 案 す る
ーマのもと、市 民 研 究 所 として 1 年 間 取 り組 んできた
【提 案 ⑤】。そして、これら全 体 像 を把 握 しながら、学
結 果 として提 出 される提 案 の全 体 像 を示 す(図
校 現 場 の負 担 を最 小 化 し、より効 果 的 な防 災 への
2-1-1 ) 。 な お 、 そ れ ぞ れ の 提 案 の 具 体 的 な 内 容 に
取 組 へとつなげていくには、防 災 を中 心 としながらさ
ついては後 述 する。
まざまな組 織 、地 域 等 をつないでいくコーディネータ
一 番 大 きな提 案 としては「ながおか防 災 を考 える
日 」を制 定 するというものである【提 案 ①】。直 接 的 に
の 存 在 が必 要 不 可 欠 で あ り、 そ れ らのあ り 方 につ い
ても提 案 を行 う【提 案 ⑥】。
防 災 教 育 体 制 の構 築 には関 係 がないように見 える
これらの提 案 は、一 気 に施 策 展 開 を図 る必 要 があ
が 、 こ の 日 を 長 岡 市 と し て 制 定 す るこ と で 、 よ り 効 率
るわけではなく、 それぞれ の 提 案 を実 現 す ることでも
的 、効 果 的 に 防 災 教 育 の実 施 が 行 われ るだけ でな
十 分 に効 果 的 であるし、時 間 をかけて全 体 の体 制
く、地 域 としてもそれに関 与 しやすくなり、また地 域
を整 えていくことで総 合 的 な対 応 が図 られることにな
にとっても地 域 防 災 力 向 上 に有 益 となるものとして
るという性 格 のものである。
整 理 した。
「ながおか防 災 を考 え る日 」 の提 案 に際 して 、それ
を実 現 する際 の各 種 方 策 の提 案 も行 っている。まず、
【提 案 ①】
防 災 教 育 を実 施 するに当 たり、教 員 がより容 易 かつ
「ながおか防 災 を考 える日 の提 案
効 果 的 に授 業 を実 施 できるような副 教 材 の提 供 、
加 えて 地 域 住 民 による教 材 の追 加 、利 用 後 の感 想
災 害 を 知 らな い 子 ど も た ち へ 経 験 を つ な ぐ た め の
等 を踏 ま えた 教 材 の改 良 など を 行 え るよ うな 仕 組 み
市 民 参 加 型 防 災 教 育 プログラム を構 築 し、地 域 の
についても提 案 する【提 案 ②】。次 に、学 校 現 場 以
防 災 力 を 向 上 さ せ るに は 、 どの よ う な ま ち づ く り が 求
外 で の 学 び の 場 を ど の よ う に 提 供 で きるの か に つ い
められるのであろうか。このことを命 題 として、われわ
ても提 案 を行 う【提 案 ③】 。さ らに、「ながお か防 災 を
れは前 述 の活 動 を行 い、議 論 を重 ねてきた。その中
考 え る日 」を 設 定 した 場 合 、地 域 な どで具 体 的 に ど
で教 育 現 場 には今 までにも増 して、防 災 教 育 を推
のようなプログラムが展 開 されるのかについて実 現 可
進 することが求 められていることを知 った。
能 性 も踏 まえた検 討 を行 い、提 案 を行 う【提 案 ④】 。
そして、その推 進 のためには防 災 を考 える「日 」、
具 体 的 なプ ログ ラム や支 援 メ ニ ュー だけでなく 、実
すな わち「な がお か防 災 を考 え る日 」を 設 定 す るこ と
施 時 における実 現 可 能 性 を高 める提 案 も行 う。小
が望 ましいとの見 解 にたどり着 いた。
図 2-1-1 提 案 の全 体 像
「ながおか防災を考える日」の制定
提案①
学校との連携強化
コミセン・地域NPOとの
防災の取組強化
防災教育PGの負荷軽減
実践的な防災教育効果
提案⑤
小学校・中学校に
おける防災教育
防災教育
実施時の
サポート
提案②
連携
仲介
プログ
ラムの
企画
提案④
地域における防災
の取組み
多様な学
習機会の
提供
提案③
015 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
提案⑥
全体のコーディネート
以 下 、 (1) な が お か 防 災 を 考 え る 日 の 設 定 背 景 、
これは、単 独 校 の防 災 教 育 での支 援 策 としても成
(2) なが おか 防 災 を考 え る日 の 目 的 、 (3)な が おか 防
立 する WG の報 告 から、空 間 的 広 がりを考 慮 した学
災 を考 える日 の効 果 について順 に述 べる。
校 間 ・学 校 地 域 間 連 携 による防 災 教 育 の推 進 への
支 援 策 に関 する WG の報 告 の順 によるものである。
(1) 「ながおか防 災 を考 える日 」の設 定 背 景
前 述 の 通 り、 われ われ の ミッ シ ョ ンは「 新 潟 県 防 災
① WG3(わくわくユニット)の課 題
教 育 プログラムの実 践 に際 し、長 岡 市 のさまざまな
WG3 に よ り 開 発 さ れた 教 材 ・ 教 具 あ るいは 収 集 ・
資 源 を活 用 し、教 育 現 場 の負 担 を軽 減 しながら、次
収 集 整 理 された既 存 の教 材 ・教 具 は、それを用 いる
世 代 を担 う若 者 の防 災 ・減 災 意 識 の向 上 を図 り、関
ことにより、「学 校 教 育 におけ る防 災 教 育 を推 進 し、
与 す る 市 民 の 防 災 ・ 減 災 意 識 の 更 な る向 上 に も 寄
学 校 現 場 の負 担 軽 減 」につながることが予 測 された。
与 する提 案 を行 う」ことであった。つまり、「学 校 教 育
しかし、P25 に示 す「防 災 グッズ」の作 成 を組 み込 ん
における防 災 教 育 の推 進 」「学 校 現 場 の負 担 軽 減 」
だ授 業 展 開 を行 う際 には、その授 業 を行 う教 師 自
「市 民 への更 なる防 災 意 識 の啓 発 」の 3 点 を意 識 し、
身 が事 前 に その 作 り方 を習 得 し作 成 で きることに 加
活 動 を展 開 する必 要 があった。
え、教 えることができるリテラシーを獲 得 しておかなけ
そこで、「学 校 教 育 における防 災 教 育 を推 進 し、
ればならないと考 えられた。教 師 自 身 がそのリテラシ
学 校 現 場 の負 担 軽 減 」につながるにはどうしたらよ
ー に 不 安 を 感 じ る場 合 等 は ゲ ス ト テ ィ ー チ ャ ー を 招
いの か 、 「 市 民 へ の 更 な る防 災 意 識 の 啓 発 」 は ど の
いて授 業 を行 うことが想 定 された。このことは「学 校
よ う に 行 っ た ら よ いの か 、 に つ いて 各 ワ ー キ ン グ グ ル
教 育 における防 災 教 育 を推 進 」には寄 与 するものと
ープ及 び全 体 会 で議 論 を重 ねた。
捉 えられるが、必 ずしも「学 校 現 場 の負 担 軽 減 」に
ワ ー キ ン グ グ ル ー プ ( 以 下 WG) の 活 動 は 前 述 の
1-4 及 び 3-1-2 に詳 しい。
は つ な が らな いの で な い か と 考 え られ た 。 な ぜ な ら 、
防 災 グッズ作 成 等 に関 するリ テラシーの習 得 のため
WG1 ( win-win ) は 、 学 校 現 場 と 地 域 の 「 橋 渡 し 機
の時 間 を確 保 すること、あるいは学 校 行 事 や学 習 内
能 」の必 要 性 と可 能 性 等 についての検 討 を行 った。
容 、そして、ゲストティーチャーとの日 程 ・内 容 に関
WG2(F.T.F)は地 域 の小 学 校 ・中 学 校 の合 同 防 災
する連 絡 調 整 を行 う時 間 を確 保 することの時 間 を必
訓 練 プログラムとその可 能 性 等 についての検 討 を行
要 とするからである。
った。WG3(わくわくユニット) は教 育 効 果 を高 める教
材 ・教 具 の開 発 とその検 討 等 を行 った。
② WG2(F.T.F)の課 題
各 WG の検 討 及 び提 案 を実 効 性 のあるものとする
WG2 の 検 討 事 項 で あ る防 災 訓 練 に つ いて は ど う
には、いくつかの課 題 が出 された。以 下 、各 WG の
であろうか。「小 学 校 ・中 学 校 の合 同 防 災 訓 練 (以
課 題 について、WG3、WG2、WG1 の順 に示 す。
下 、小 中 合 同 防 災 訓 練 )」を考 えたい。
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 016
現 在 、長 岡 市 内 に市 立 中 学 校 は 28 校 ある。その
う ち 、 中 学 校 区 が 一 小 学 校 か ら な るの は 、 栖 吉 、 大
島 、関 原 、与 板 、川 口 、北 辰 の 6 校 であり、22 校 は
二 つ以 上 の小 学 校 からなる。 ※ 1
②-1 中 学 校 区 が一 小 学 校 からなる事 例 (大 島 小
学 校 ・大 島 中 学 校 )
大 島 小 学 校 の児 童 は原 則 として大 島 中 学 校 に入
学 す る 。 平 成 25 年 度 大 島 小 学 校 の 全 学 級 数 は
前 者 6 校 の場 合 を大 島 小 学 校 ・大 島 中 学 校 を例
24(21 通 常 学 級 と 3 特 別 学 級 )であり、児 童 数 は 699
に、後 者 22 校 の場 合 は阪 之 上 小 学 校 ・東 中 学 校
名 で あ っ た。 こ の年 度 の 大 島 中 学 校 の 全 学 級 数 は
を例 に考 えてみたい。
12(10 通 常 学 級 と 2 特 別 学 級 )であり、生 徒 数 は 352
中 学 校 区 が一 小 学 校 からなる事 例 として「大 島 小
名 であった。(表 2-1-2、表 2-1-3 参 照 )
学 校 ・中 学 校 」を選 定 した理 由 は、市 民 研 究 所 研
市 民 研 究 員 である教 員 が在 籍 していた平 成 24 年
究 員 に平 成 24 年 度 まで大 島 中 学 校 に勤 務 した者
度 を例 にとると、この二 校 が連 携 して行 っている主 た
が お り 、実 態 及 び課 題 に ついて 探 ること が 容 易 で あ
る教 育 活 動 は二 つ あっ た。 第 一 は中 学 校 入 学 を控
ったからである。この研 究 員 は 、在 職 期 間 に「いじめ
えた小 学 校 6 年 生 が中 学 校 を訪 れ、授 業 や部 活 動
見 逃 しゼロスクール集 会 」や「体 験 入 学 」などの小 中
を体 験 する「体 験 入 学 」である。第 二 はいじめの根
連 携 学 習 の 企 画 ・運 営 ・ 実 施 や 「小 中 合 同 防 災 訓
絶 について小 学 校 6 年 生 と中 学 校 1~3 年 生 がとも
練 」の可 能 性 についての検 討 の経 験 を有 していた。
に考 える「いじめ見 逃 しゼロスクール集 会 」である。
二 つ以 上 の小 学 校 からなる中 学 校 区 の例 として
「いじめ見 逃 しゼロスクール集 会 」は保 護 者 及 び地
「阪 之 上 小 学 校 ・東 中 学 校 」を選 定 したのは、次 の
域 住 民 への参 加 も可 能 として位 置 づけ実 施 してい
二 つ の 理 由 に よ る。 一 点 目 は 、 東 中 学 校 の 入 学 生
た。
が複 数 の小 学 校 からなることに加 え、阪 之 上 小 学 校
こ れ ら二 つ の教 育 活 動 の実 績 を 踏 ま え 、平 成 24
の卒 業 生 は複 数 の中 学 校 へ進 学 するからであり、
年 度 に は こ の 両 校 に よ る合 同 防 災 訓 練 に つ いて の
先 に示 した大 島 小 学 校 ・大 島 中 学 校 とは異 なる複
検 討 が な さ れ た 。 し か し 、 実 践 に は いた らな か っ た 。
雑 な事 例 と判 断 したた めであ る。二 点 目 の理 由 は、
そ の理 由 の主 な ものは、 時 間 と 場 所 と内 容 で あっ た。
阪 之 上 小 学 校 及 び東 中 学 校 は各 学 校 のホームペ
つまり両 校 合 わせて 1,000 名 を超 す人 数 となる状 況
ージに公 開 している年 間 行 事 予 定 に「防 災 訓 練 ・
で 、 ど の よ う な 内 容 を ど こ で 、ど の 時 期 に 行 う か が 課
避 難 訓 練 」を位 置 づけ実 施 していることから、「小 中
題 であったという。内 容 としては合 同 の避 難 訓 練 の
合 同 防 災 訓 練 」の 実 施 を具 体 的 に考 え やす いと 判
実 施 があげられた 。しかし、授 業 時 間 中 に避 難 すべ
断 し た た めで あ る。 ち な み に 、 こ の 二 校 は 防 災 拠 点
き状 況 が起 きたときには、各 学 校 のグラウンド等 に避
と し て の 機 能 を も た せ た 特 徴 的 な 校 舎 を 有 し て いる。
難 す ること が一 般 的 であ り 、二 校 が合 同 で 行 う目 的
この点 も大 島 小 学 校 ・中 学 校 とは異 なる点 である。
を見 いだすことができなかった。放 課 後 や休 日 等 学
校 外 での避 難 という状 況 を想 定 しても、両 校 の児
017 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
童 ・生 徒 が一 緒 に避 難 する状 況 というのは現 実 的
避 難 訓 練 は両 校 の児 童 ・生 徒 にとって「避 難 訓 練
に稀 なこととして考 えられた。また、1,000 名 を超 える
の た めの 避 難 訓 練 」 と し て位 置 づ く に と ど ま り 、日 常
人 数 を一 同 に収 容 できる場 所 としては地 域 内 にある
生 活 から乖 離 していることが危 惧 された。
「陸 上 競 技 場 」が候 補 としてあげられたが、ここへの
実 施 時 期 の検 討 ではそれぞれの学 校 の児 童 ・生
表 2-1-2 平 成 25 年 度 生 徒 在 籍 数 集 計 表 (中 学 校 ) ※2
区 分
学校名
1
東
2
南
3
北
4 栖 吉
5 宮 内
6 東 北
7
西
8 江 陽
9 堤 岡
10 山 本
11 岡 南
12 太 田
13 関 原
14 大 島
15 青葉台
16 旭 岡
17 中之島
18 越路
20 三島
21 山古志
22 小国
23 北辰
24 寺泊
25 秋葉
26 刈谷田
27 与板
28 川口
計
総合支援
合 計
学級数
3
4
2
2
5
7
5
4
3
1
2
1
2
4
2
3
3
4
2
1
2
1
2
3
2
2
1
73
73
(平成25年5月1日現在)
1 年
2 年
3 年
合 計
生 徒 数
生 徒 数
生 徒 数
学 級 数
生 徒 数
学級数
学級数
通 常 特別
通 常 特別
通 常 特別 通 常 特別
計
通 常 特別
計
118
5
4
159
2
4
148
11
2
13
425
7
432
143
6
4
151
1
4
139
9
12
3
15
433
16
449
75
2
60
5
2
78
1
6
2
8
213
6
219
49
2
2
68
1
2
59
1
6
1
7
176
4
180
184
7
6
222
3
6
201
3
17
2
19
607
13
620
273
3
7
279
6
8
293
5
22
3
25
845
14
859
180
4
6
204
1
6
220
5
17
2
19
604
10
614
121
3
5
145
1
4
108
2
13
2
15
374
6
380
114
4
121
2
4
123
11
1
12
358
2
360
30
1
1
15
2
1
22
2
3
1
4
67
5
72
48
1
39
2
48
5
5
135
135
6
1
13
1
10
3
3
29
29
78
3
2
71
3
86
3
7
2
9
235
6
241
134
3
3
107
3
3
102
3
10
2
12
343
9
352
74
2
2
76
2
3
81
1
7
1
8
231
5
236
91
1
3
91
1
4
104
5
10
2
12
286
7
293
102
3
91
1
3
109
1
9
1
10
302
2
304
131
4
3
114
8
3
103
10
2
12
348
12
360
68
3
2
75
3
2
67
2
6
2
8
210
8
218
3
1
7
1
10
3
3
20
20
44
4
2
40
2
2
41
4
6
2
8
125
10
135
40
1
23
1
38
1
3
1
4
101
1
102
66
5
3
83
4
3
103
2
8
2
10
252
11
263
84
2
2
76
1
3
101
1
8
2
10
261
4
265
58
1
2
70
3
2
67
1
6
2
8
195
5
200
59
2
74
2
2
70
2
6
1
7
203
4
207
35
2
2
45
1
1
34
1
4
2
6
114
4
118
2,408
61
76 2,519
55
80 2,565
55
229
43
272 7,492
171 7,663
14
12
14
11
11
40
40
2,408
75
76 2,519
67
80 2,565
69
229
54
283 7,492
211 7,703
注意1:各学年の学級数は、通常学級の学級数である。
2:表中の網掛けは、複式学級を表す。また、学級数のみ網掛けは、学級数柔軟化により学級数を増やしているもの。
3:東日本大震災避難生徒(区域外就学)を含んでいるもの。
表 2-1-3 平 成 25 年 度 児 童 在 籍 数 集 計 表 (小 学 校 ) ※3
区
分
学 校 名
1
阪之上
2
中 島
3
表 町
4
神 田
5
新 町
6
川 崎
7
四郎丸
8
千 手
9
富曽亀
10
黒 条
11
新 組
12
桂
13
浦 瀬
14
柿
15
栖 吉
16
前 川
17
宮 内
18
上 組
19
石 坂
20
太 田
21
六日市
22
山谷沢
23
十日町
24
大 島
25
才 津
26
深 沢
27
日 越
28
関 原
29
福 戸
30
下川西
31
上川西
32
宮 本
33
大 積
34 希望が丘
35
豊 田
36
川崎東
37
青葉台
38 中之島中央
39
上通
40
信条
41
越路
42
越路西
43
日吉
44
脇野町
45
山古志
46
上小国
47
渋海
48
下小国
49
和島
51
寺泊
52
大河津
53
栃尾南
54
栃尾東
55
下塩
56
上塩
57
東谷
59
西谷
60
中野俣
61
与板
62
川口
計
総合支援
合 計
学級
数
2
1
2
1
3
3
3
2
4
4
1
1
1
1
3
1
3
3
1
1
1
1
4
1
1
3
3
1
1
5
1
1
2
2
2
2
2
1
1
3
1
1
2
1
1
1
1
2
1
1
2
2
1
1
1
1
1
2
1
103
103
(平成25年5月1日現在)
1 年
2 年
3 年
4 年
5 年
6 年
合 計
児 童 数
児 童 数
児 童 数
児 童 数
児 童 数
児 童 数
学 級 数
児 童 数
学級
学級
学級
学級
学級
通常 特別
数
通常 特別
数
通常 特別
数
通常 特別
数
通常 特別
数
通常 特別 通常 特別
計
通常
特別
計
53
2
43
3
2
43
1
2
69
1
1
38
1
2
46
3
11
2
13
292
9
301
27
2
33
1
39
1
1
37
1
1
35
1
2
48
2
8
1
9
219
5
224
39
1
21
1
39
1
29
1
29
1
24
7
7
181
181
28
2
1
18
1
15
1
18
1
16
1
22
6
1
7
117
2
119
69
1
3
79
3
2
62
4
2
66
1
2
74
3
2
68
4
14
3
17
418
16
434
72
3
2
45
1
2
57
2
2
72
2
2
68
6
3
90
4
14
4
18
404
18
422
77
3
75
1
2
70
1
2
74
2
2
63
3
2
69
1
14
2
16
428
8
436
57
2
2
47
1
2
54
2
2
72
2
2
64
4
2
53
8
12
3
15
347
19
366
107
3
3
93
3
101
3
3
98
4
127
3
118
1
20
2
22
644
7
651
104
4
4
126
5
3
99
3
3
97
1
3
102
2
3
105
2
20
3
23
633
17
650
22
1
21
1
22
1
15
1
25
1
20
6
6
125
125
3
1
11
1
1
9
1
5
7
4
4
36
36
15
1
1
11
1
1
16
1
1
16
1
15
1
11
6
1
7
84
3
87
26
1
1
13
1
23
1
19
1
19
1
24
3
6
1
7
124
4
128
78
2
2
51
1
3
75
2
72
2
68
2
2
62
2
14
2
16
406
7
413
22
3
1
12
1
11
1
1
11
1
5
1
13
5
1
6
74
5
79
95
1
3
77
3
85
2
3
84
2
2
72
3
81
1
17
2
19
494
6
500
81
3
3
71
1
2
74
1
2
69
2
3
90
7
3
89
5
16
3
19
474
19
493
7
1
8
1
12
1
5
1
1
16
1
1
8
6
1
7
56
2
58
1
1
3
1
2
3
2
2
9
9
8
1
10
1
9
7
1
9
1
7
4
1
5
50
1
51
12
1
16
1
21
1
21
1
21
1
17
6
6
108
108
17
1
1
12
1
9
1
8
2
1
13
1
1
16
6
1
7
75
4
79
114
1
4
107
5
3
106
3
4
129
1
3
117
2
3
114
21
3
24
687
12
699
28
1
24
1
27
1
26
1
22
2
42
7
7
169
169
9
1
7
1
11
1
7
1
1
10
2
1
10
6
1
7
54
3
57
81
3
80
2
2
70
4
3
91
2
3
83
2
3
99
1
17
2
19
504
11
515
83
2
3
79
2
3
85
3
107
1
3
97
3
89
6
18
2
20
540
11
551
18
1
1
15
1
12
1
1
7
1
7
6
5
1
6
65
2
67
11
1
18
1
9
1
20
1
8
1
15
6
6
81
81
137
4
4
101
2
3
104
2
4
122
3
112
2
3
102
2
22
3
25
678
12
690
10
1
12
1
11
1
12
1
10
1
9
6
6
64
64
5
3
1
7
6
1
6
7
3
3
34
34
63
3
2
57
2
63
1
2
74
1
2
70
2
3
84
1
13
1
14
411
8
419
59
1
2
63
1
2
75
2
46
2
63
2
63
1
12
1
13
369
3
372
56
2
2
39
1
2
51
1
2
49
2
56
2
2
61
12
2
14
312
6
318
60
1
2
56
2
2
43
1
2
54
1
2
48
1
2
63
1
12
2
14
324
7
331
55
1
2
47
4
2
55
1
2
62
5
2
61
2
75
12
2
14
355
11
366
19
1
22
1
22
1
23
1
25
1
1
20
6
1
7
131
1
132
16
1
18
1
18
1
9
1
16
1
14
6
6
91
91
95
1
4
99
6
3
79
3
91
1
3
80
8
2
77
4
18
3
21
521
20
541
25
1
22
2
1
21
2
1
30
2
1
27
1
28
2
6
1
7
153
8
161
11
1
14
1
14
1
19
1
9
1
16
6
6
83
83
47
1
2
48
1
2
64
2
2
76
2
57
2
2
43
1
12
2
14
335
7
342
6
1
1
3
4
1
6
5
3
3
25
25
6
1
9
2
1
9
13
1
7
1
6
1
5
1
6
50
3
53
11
1
12
2
1
10
1
1
18
1
16
3
1
13
6
2
8
80
6
86
5
1
1
10
1
9
1
12
2
1
6
1
12
6
1
7
54
3
57
34
2
35
1
1
34
1
30
2
42
1
34
1
9
1
10
209
2
211
32
1
2
35
1
38
1
38
1
2
43
2
40
2
9
2
11
226
4
230
28
1
26
1
36
1
38
1
30
2
44
3
7
1
8
202
3
205
48
2
37
1
2
50
1
1
38
2
2
50
1
2
48
1
11
2
13
271
6
277
48
1
2
43
1
2
60
4
2
51
2
51
1
2
63
1
12
2
14
316
8
324
13
1
12
1
9
1
14
1
1
16
1
1
11
6
1
7
75
2
77
5
1
9
1
5
9
1
3
8
4
4
39
39
15
1
1
16
1
14
1
21
1
19
1
17
2
6
1
7
102
3
105
1
1
1
1
1
1
3
4
3
3
11
11
1
2
1
3
1
1
4
4
3
3
15
15
64
3
2
44
2
2
57
1
2
54
5
2
62
2
64
3
12
2
14
345
14
359
32
2
2
43
3
2
41
1
1
38
2
43
1
1
33
2
9
3
12
230
9
239
2,370
54
98 2,159
57
93 2,264
48
84 2,411
44
94 2,361
63
89 2,444
71
561
80
641
14,009
337
14,346
9
7
10
7
5
10
15
15
48
48
2,370
63
98 2,159
64
93 2,264
58
84 2,411
51
94 2,361
68
89 2,444
81
561
95
656
14,009
385
14,394
注意1:各学年の学級数は、通常学級の学級数である。
2:表中の網掛けは、複式学級を表す。また、学級数のみ網掛けは、学級数柔軟化により学級数を増やしているもの。
3:東日本大震災避難児童(区域外就学)人数を含んでいるもの。
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 018
徒 がその学 年 としての生 活 に慣 れてきた夏 休 み以
①」、3 月 11 日 「阪 之 上 防 災 の日 ②」の 2 日 である。
降 が望 ましいとされた。しかし、小 学 校 では全 市 あげ
阪 之 上 小 学 校 では、中 越 大 震 災 以 降 、 10 月 23 日
ての親 善 陸 上 大 会 (9 月 )、作 品 展 (10 月 )、中 学 校
という日 を固 定 し、避 難 訓 練 に加 えて 、保 護 者 への
では体 育 祭 (9 月 )、前 期 期 末 テスト(9 月 )、部 活 動
児 童 引 き渡 し訓 練 を行 ってきた。以 前 は「阪 之 上 防
新 人 戦 (10 月 )、合 唱 コンクール(11 月 )等 、既 存 の
災 の 日 」 と いう 記 述 ではな かっ た こと か ら、意 識 的 に
教 育 活 動 が立 て続 けにあり、両 校 にとってよりよい
この日 を防 災 の日 として設 定 したことがうかがえる。 3
日 程 調 整 も 困 難 を 極 めた 。そ の 結 果 、合 同 防 災 訓
月 11 日 は東 日 本 大 震 災 後 に防 災 意 識 を高 めるこ
練 はその可 能 性 の検 討 にとどまり、実 現 しなかった。
とを目 的 として設 定 されたものと考 えられる。
②-2 中 学 校 区 が複 数 の小 学 校 からなる事 例 (阪
之 上 小 学 校 ・東 中 学 校 )
表 2-1-5 は、東 中 学 校 の年 間 行 事 予 定 である。
ほぼ毎 日 何 かが予 定 されており、活 発 で忙 しい教 育
長 岡 市 立 小 学 校 通 学 区 域 規 則 別 表 によると阪 之
活 動 が展 開 されていることが うかが える。この 学 校 の
上 小 学 校 の児 童 は南 中 学 校 、東 北 中 学 校 、東 中
行 事 予 定 に「防 災 」の文 字 を見 ることはできないが、
学 校 という三 つの中 学 校 に進 む。東 中 学 校 は、阪
年 間 3 回 (4 月 28 日 、9 月 12 日 、1 月 9 日 )の避 難
之 上 小 学 校 に加 え、中 島 小 学 校 、表 町 小 学 校 、神
訓 練 が予 定 されている。仮 にこの 2 校 が現 在 設 定 さ
田 小 学 校 、新 町 小 学 校 、川 崎 小 学 校 から新 入 生 を
れている日 の中 で合 同 防 災 訓 練 を行 うことは可 能 な
迎 え入 れる。先 に示 した「大 島 小 学 校 ・大 島 中 学 校 」
のであろうか。月 暦 の早 い順 にみていく。4 月 28 日
の連 携 先 がそれぞれ一 校 での例 とは異 なる。阪 之
は中 学 校 で避 難 訓 練 が設 定 されている。この日 の
上 小 学 校 側 からみた連 携 先 中 学 校 は 3 校 であり、
小 学 校 の 予 定 は振 替 休 日 で あ る。こ れは土 曜 日 に
東 中 学 校 側 からみた連 携 先 小 学 校 は 6 校 であり、
設 定 されたオープンスクールの振 替 であることが 読
連 携 の ための日 程 調 整 が複 雑 で あ ること がう かが え
みとれる。中 学 校 の第 2 回 避 難 訓 練 である 9 月 12
る。阪 之 上 小 学 校 が東 中 学 校 とのみ、連 携 すると
日 は小 学 校 では予 定 された行 事 はないものの、翌
仮 定 し、各 学 校 のホームページに示 された年 間 行
週 に市 内 小 学 校 の親 善 陸 上 大 会 が予 定 されており、
事 計 画 をみたい。
こ の 日 の 合 同 実 施 も 難 し いと 予 測 さ れ る 。 「 阪 之 上
表 2-1-4 は、阪 之 上 小 学 校 の年 間 行 事 予 定 であ
防 災 の日 ①」である 10 月 23 日 はどうだろうか。中 学
る。表 右 下 部 分 に年 間 授 業 日 数 207 日 と書 かれて
校 では教 育 実 習 生 の実 習 期 間 であり、週 末 に合 唱
いる。この 207 日 の一 日 一 日 に目 を向 けると、ほぼ
コンクールが予 定 されている。中 学 校 の第 3 回 避 難
毎 日 何 か が書 か れて おり 、活 発 な 教 育 活 動 の展 開
訓 練 の 1 月 9 日 は小 学 校 の校 内 書 初 め大 会 の日
と 学 校 の 忙 し さ が 推 察 さ れ る 。 防 災 に 関 す る教 育 と
である。また、冬 季 の 2 校 合 同 は積 雪 の状 況 やイン
して特 徴 的 な記 載 は 10 月 23 日 「阪 之 上 防 災 の日
フルエンザ等 の流 行 等 を勘 案 すると現 実 的 で はな
019 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
いように考 える。年 度 末 である 3 月 11 日 の「阪 之 上
これらのことから、小 学 校 ・ 中 学 校 が合 同 で行 う際
防 災 の日 ②」はどうであろうか 。中 学 校 では卒 業 式
には、各 学 校 段 階 の教 育 内 容 とその予 定 があり、各
を終 えた 3 年 生 の公 立 高 校 入 試 の時 期 と重 なること
学 校 間 だけで日 程 を合 わせていくことはかなり難 し
から、かなり難 しい状 況 であることが推 察 される。
いことが予 測 される。
表 2-1-4 平 成 26 年 度 学 校 行 事 予 定 表 (阪 之 上 小 学 校 ) ※4
1
火
2
水
3
木
4
金
5
土
6
日
7
月
8
火
9
水
10
木
11
金
4 月
入学式準備
○
○
新任式・始業式・入学式
4限・給食・下校・町内
みつば会・地域活動部会
○ 発育測定
2~6年 NRT学力
○
検査
○ 知能検査
日 給
1
木
2
金
3
土
4
日
5
月
6
火
7
水
8
木
9
金
10
土
11
日
阪之上小学校
3つの記念日
学校行事予定表
平成26年度
日 給
5 月
○
開学146年・全校朝会
○
交通安全教室
通学路一斉点検 15:10~
憲法記念日
みどりの日
こどもの日
振替休日
○
○
○
3限・給食・下校
家庭訪問①
3限・給食・下校
家庭訪問②
3限・給食・下校
家庭訪問③
日 給
1
日
2
月
3
火
4
水
5
木
6
金
7
土
8
日
9
月
10
火
11
水
6 月
日 給
1
火
2
○ 委員会⑤
水
3
○ 全校朝会
木
6年会津修学旅 4
○
行①
金
6年会津修学旅 5
○
行②
土
6
○ PTA実行委員会②
日
7
月
8
火
9
○ 委員会⑥
水
耳鼻科健診・諸費
10
○ 夢づくりコンサート
木
耳鼻科健診
11
○
クラブ②
金
7 月
8 月
日 給
安全点検
クラブ⑤
個人懇談会①
○
3限給食下校
個人懇談会②
○
3限給食下校
個人懇談会③
○
3限給食下校
1
金
2
土
3
日
4
月
5
火
6
水
7
○ 委員会⑧
木
児童朝会
8
○ ほほえみ交流会(旭岡中)
金
9
○ クラブ⑥
土
諸費
10
○
みつばダンスコンテスト 日
11
○ 町内みつば会
月
5 / 1 開 学 1 4 6 年 明治2年 国漢学校、 6 / 1 5 開 校 1 4 5 年 明治3年 国漢学校 1 0 / 1 5 創 立 1 4 1 年 明治7年 校 長岡市立
阪之上小学校
昌福寺にできる
校舎(現カーネーションプラザ)ができる
名を阪之上小学校にする
長岡まつり(民謡 1
流し)
月
2
長岡まつり①
火
3
長岡まつり②
水
4
PTAプール開放①
木
阪上学④
5
PTAプール開放②
金
6
PTAプール開放③
土
7
親善水泳大会
日
8
月
9
火
市P連ソフト
10
ボール決勝大会 水
11
木
○
9 月
日 給
○
委員会⑩
○
○ クラブ⑧
○
○
○
○
○ 諸費
○
10 月
日 給
1
水
2
木
3
金
4
土
5
日
6
月
7
火
8
水
9
木
10
金
11
土
安全点検
クラブ⑩
12
土
12
諸費
○
月
委員会③
12
○
木
12
土
12
火
12
○
金
12
日
12
水
13
日
14
○ 委員会①
月
13
○
火
14
○
水
13
オープンスクー
○
金
ル愛校デー
14
けさじろ保育園
土
アリーナ借用
13
日
14
○ 委員会⑨
月
13
水
14
木
13
土
14
日
13
体育の日
月
14
2学期始業式
○ 夢づくりミュージカル
火
13
木
14
金
15
○ 音楽朝会
火
15
○ 歯科検診(午後)
木
15
日
19
○
土
オープンスクール
学習参観・PTA総会
学年PTA
古紙回収 14:00~
PTA面識会
校内音楽会
古紙回収
安全点検
委員会⑯
1 月
日 給
2 月
日 給
3 月
日 給
個人懇談会②・
○
3限給食下校
1
元日
木
2
金
3
土
4
日
5
月
6
火
7
授業再開・4限
○
水
給食後下校
8
○
木
9
校内書き初め大
○
金
会
10
土
11
日
1
日
2
月
3
火
4
水
5
木
6
金
7
土
8
日
9
月
10
火
11
水
個人懇談会③・
○
3限給食下校
12
月
12
○
木
12
卒業式練習①
○
木
PTA実行委員会⑥
13
児童会なわとび
○
金
大会
14
土
13
○ 卒業式練習②
金
14
土
15
日
15
日
16
委員会21
○ スキー教室予備日
月
17
○ 児童朝会
火
18
○ スクールクリニック⑦
水
16
○
月
17
○ 音楽朝会
火
18
○ 卒業式練習③
水
○
○
○ 6年英語劇
○
○
町内みつば会
諸費
○
○ 児童朝会
○
3限給食下校・個人懇談
会①・スクールクリニック⑥
成人の日
13
○
火
14
○
水
諸費・児童朝会
なわとび月間
委員会⑳
○ 全校朝会
○
スキー教室②市
営
○
○ 中学校体験入学
○
スキー教室予備
日
○ 諸費
建国記念の日
○
○
学習参観・期末懇
談会
○
○
諸費
町内みつば会
○
○ 委員会22
○ 音楽朝会
○
阪之上防災の日②
スクールクリニック⑧
15
金
15
月
15
土
15
○ 委員会⑰
月
16
スクールクリニック③
○
水
クラブ⑦
17
○
木
18
○
金
16
土
17
日
18
月
16
○ 陸上激励会
火
17
○ スクールクリニック④
水
18
○ 親善陸上大会
木
16
○
木
17
○
金
18
土
16
日
17
○ 委員会⑮
月
18
○ 音楽朝会
火
16
16
○ 音楽朝会
○
火
金
17
17
○ PTA実行委員会⑤
水
土
18
18
○
木
日
19
○ 委員会④
月
19
○
木
19
土
19
火
19
○
金
19
日
19
○ 鉄棒発表会
水
19
○
金
19
○ 委員会⑱
月
19
19
○ 新1年生体験入学
○ 4限給食後下校
木
木
20
○ 委員会⑬
月
21
○ 音楽朝会
火
20
○
木
21
○
金
20
土
21
日
20
○ 音楽朝会
火
21
スキー教室①市
○
水
営
20
○
金
21
土
22
○ クラブ⑪
水
22
土
23
阪之上防災の日
○
木
①
24
○ 就学時健診
金
25
土
26
日
27
○
月
28
○ 児童朝会
火
29
○ クラブ⑫
水
30
○
木
31
○
金
1学期授業日数:106
23
日
24
月
25
火
26
水
27
木
28
金
29
土
30
日
委員会②
古紙回収予備日
20
○ 運動会応援朝会
火
21
スクールクリニック①
○
水
14:00~
20
○
金
21
土
20
日
21
月
22
○
火
全国学力・学習状況調査
内科検診
22
○
木
22
日
22
○ 立山自然教室①
火
22
金
23
水
24
木
25
金
26
土
27
日
28
月
29
火
30
水
児童朝会(任命式)
内科検診
23
○ 立山自然教室②
水
24
○
木
25
夏季休業前全校
○
金
朝会
26
土
27
日
28
月
29
阪上学①
火
30
阪上学②
水
31
阪上学③
木
23
土
24
日
25
月
26
火
27
1学期後半開始
○
水
4限給食下校
28
○
木
29
○
金
30
土
31
日
23
金
市郡教研総会
24
○ 4限・給食・下校
土
1年生を迎える会 25
○
諸費
日
26
月
27
火
28
振替休業日
水
29
昭和の日
木
市郡教研協議会 30
○
総会
金
31
土
○
大運動会
大運動会予備日
大運動会振替休
業
○
○
附属長岡小研究会
クラブ①
○
○
23
月
24
火
25
水
26
木
27
金
28
土
29
日
30
月
○ 委員会⑦
○ 音楽朝会
○ クラブ④
○
○
○
-
海の日
20
水
21
木
阪上学⑥
PTAプール開放④
阪上学⑤
PTAプール開放⑤
PTA実行委員会③
敬老の日
親善陸上大会予備日
20
土
21
日
22
○
月
23
火
24
水
25
木
26
金
27
土
28
日
29
月
30
火
秋分の日
校内マラソン大
会・クラブ⑨
市科学研究発表
○
会
校内マラソン大
○
会予備日
○
○ 委員会⑪
○ 音楽朝会
-
学校保健委員会①
勤労感謝の日
振替休日
○ 児童朝会
○
6年英語劇校内
○
発表
○
阪上会
-
冬季休業前全校
22
○ 朝会
月
4限後集団下校
23
天皇誕生日
火
24
水
25
木
26
金
27
土
28
日
29
月
30
火
31
水
15
○
木
○
1
日
2
月
3
火
4
水
5
木
6
金
7
土
8
日
9
月
10
火
11
水
15
○ 音楽朝会
火
開校145年
20
日
21
○
月
○
創立141年
オープンスクール愛校デー
12 月
日 給
1
月
2
火
文 化 の 日 市 P連 3
インディアカ決 勝 大 会
水
安全点検
4
○
全校朝会
木
5
○ クラブ⑬
金
6
○ 古紙回収予備日
土
7
振替休業日
日
8
月
9
火
委員会⑭
10
○
諸費
水
いじめ見逃しゼ 11
○
ロスクール集会 木
親善音楽会(AM)
12
○ スクールクリニック⑤
金
クラブ⑭
13
○
土
14
○
日
○
16
○
月
17
○ 児童朝会
火
18
スクールクリニック②
○
水
クラブ③
16
16
○
○ 眼科検診
水
金
17
PTA実行委員会① 17
○
木
PTA専門部会
土
18
18
○
金
日
15
○
水
11 月
日 給
1
土
2
○ 山古志交流会
日
3
○ PTA実行委員会④
月
4
火
5
水
6
○ 委員会⑫
木
7
○
金
8
○
土
1学期終業式
9
○
職員会議⑨
日
秋季休業
10
諸費
月
11
火
○
オープンスクール・作品展
学校保健委員会②
20
○ 4限給食後下校
金
21
春分の日
土
22
入学説明会・採寸 22
○
木
会
日
23
金
24
土
25
日
26
月
27
火
28
水
29
木
30
金
31
土
○ 雪祭り
○ 委員会⑲
○ スキー教室①市営
○
23
月
24
火
25
水
26
木
27
金
28
土
22
日
2学期授業日数:101
23
2学期終業式
月
卒業式練習④
24
卒業証書授与式
火
25
学年末休業
水
26
離任式
木
27
金
28
土
29
日
30
月
31
火
年間授業日数:207
2学期給食日数:99
年間給食日数:204
○
○ 音楽朝会
○
○
○ 6年生を送る会
スキー教室②八海山
○
麓
○ PTA総務委員会
-
1学期給食日数:105
表 2-1-5 平 成 26 年 度 学 校 行 事 予 定 表 (東 中 学 校 ) ※5
4月
1
火
2 水
3 木
4 金
5月
第1期ふれあい・決意期
職員会議① 職員会議②
学級発表・着任式・始業式
新入生事前登校(PM)
6 日
月
8 火
9 水
10 木
木
2 金
各種部会
5 土
7
1
入学式(PM)
4 水
5 月 こどもの日
5 木
学級写真
学力テスト②
身体計測
チャンス相談
全校朝会 挨拶運動 新入生歓迎会
18 金
内科検診1年
専門委員会
PTA役員会①
生徒朝会
内科検診2年
内科検診3年
8 木
9 金
23 水
24 木
25 金
評議委員会
部活動集会
生徒朝会
市教研総会
PTA総会・歓送迎会
14 水
15 木
16 金
21 水
22 木
23 金
25 日
27 火
30 水
市教研単位別総会
部活動保護者会
漢字力テスト①
WITH①
小中連絡会①
教育懇談会
学年面識会
市内各種大会①
市内各種大会②
2 水
3 木
4 金
地区大会①
地区大会②
県Web学力診断③ 9月
1
金
2 土
3 日
4 月
月
2 火
信濃川クリーン作業①
信濃川クリーン作業② 3 水
4 木
9 月
28 水
29 木
30 金
31 土
12 木
13 金
歯科検診
評議委員会
免外研修(数学)
市内陸上大会①
市内陸上大会②
全校応援
計算力テスト①
後援会理事会
耳鼻科検診1・2年
耳鼻科検診2・3年
生徒朝会
市内水泳大会
5 土
5 火
6 日
7
部活停止期間
職員会議⑤
初任者研修会場校
月
16 月
8 火
9 水
10 木
11 金
生徒朝会(市内表彰含)
前期中間テスト 教育相談①
6 水
職員会議⑥ 作品重点期Ⅰ
7
木
三者面談①
ほほえみ交流会
三者面談②
5 金
北信越大会①:新潟
北信越大会②:新潟
10月
1
(予備日)
部活動停止期間
全校朝会 水泳授業(1・3年)
県Web学力診断④
水
2 木
県Web学力診断⑤
11月
1
12月
1
土
月
2 日
2 火
3 月 文化の日
3 水
4 土
4 火
4 木
5 日
5 水
3 金
6 土
6 月
7
7
日
「マラソン大会予備日」
火
専門委員会
清友会の時間
評議委員会 前期終業式
6 木
7
金
県Web学力診断⑥
生徒会役員選挙
全校朝会
県駅伝大会
5 金
6 土
7
日
3年進路面談①
教育委員学校訪問
県Web学力診断⑦
3年進路面談②
3年進路面談③
全校朝会
専門委員会
1月
1
木
県アンサンブルコンテスト
県アンサンブルコンテスト
三者面談③
通信陸上大会
三者面談④
11 月
11 木
激励会
体育祭リーダー活動21日まで
諸活動停止日
職員会議⑨
9 火
10 水
13 水
16 水
8 月
県吹奏楽コンクール(B)
10 日
13 日
15 火
職員研修
9 土
12 火
評議委員会
12 金
8 水
9 木
前期期末テスト①
前期期末テスト②
避難訓練②
新人水泳大会
10 金
11 土
13 土
13 月
14 木
14 日
14 火
15 金
15 月
16 土
16 火
敬老の日
専門委員会
19 木
20 金
教育相談③
WITH②
教育相談④
教育相談⑤
漢字検定①
21 土
25 水
26 木
27 金
生徒朝会
18 金
19 土
19 火
20 日
20 水
22 火
地区激励会 評議委員会
後援会評議員会
地区陸上大会①
地区陸上大会②
23 水
全校集会 職員会議⑦
第3期挑戦・向上期
24 木
25 金
26 土
27 日
県総体①
県総体②
中越吹奏楽コンクール(B)
中越吹奏楽コンクール(B)
職員研修
21 木
22 金
各種部会
19 金
各種部会
20 土
職員会議⑧
15 水
16 木
全校集会
22 月
専門委員会
24 水
25 月
26 火
体育祭優先期間
チャンス相談
英単語力テスト①
27 水
29 火
28 木
29 金
30 水
30 土
31 木
31 日
生徒朝会
PTA役員会③
体育祭
(予備日)
17 金
生徒朝会
新人激励会
西関東吹奏楽コンクール(B)
21 日
24 日
28 月
生徒朝会
18 木
23 火
29 日
水泳授業(1・2年)
各種部会
17 水
23 土
28 土
30 月
全中:四国ブロック
17 日
18 月
21 月 海の日
22 日
23 月
17 木
25 木
26 金
新人各種大会①
新人各種大会②
3年生確認テスト
昭和保育園体育館貸出
12 日
初任者(小学校)研修会場校
教育相談②
2月
1
日
2 金
2 月
3 土
3 火
4 日
4 水
部活停止期間
後期期末テスト①
後期期末テスト②
県Web学力診断⑨(1・2年)
3月
1
日
2 月
3 火
4 水
第68回卒業証書授与式
2年生修学旅行
県Web学力診断⑩(1年)
5 月
元旦 6 火
7
水
各種部会
職員会議⑭
第5期夢づくり・継承期
5 木
6 金
7
全校朝会 新入生体験入学①
新入生体験入学②
5 木
6 金
7
土
2年生修学旅行
2年生修学旅行
土
全校集会 県Web学力診断⑧
8 金
12 土
14 月
15 日
24 火
開校記念日
専門委員会
14 土
18 水
市内激励会
県Web学力診断②
代休
水泳授業(2・3年) PTA役員会②
8 日
17 火
24 土
27 日
避難訓練
職員会議④
18 日
26 月
29 火 昭和の日
専門委員会
17 土
26 土
28 月
ふれあい遠足(予備日)
11 水
19 月
22 火
ふれあい教室(1年)
11 日
20 火
全国学力学習調査(3年)
教育実習開始
土
10 火
19 土
21 月
ふれあい遠足(2・3年)
7
10 土
20 日
職員研修①
6 金
第2期努力・熱中期 ふれあい教室(1年)
水
13 火
職員会議③
全校朝会
8月
1
火
専門委員会 観点別成績交換
7
学力テスト①
2 月
4 日 みどりの日
13 日
17 木
県Web学力診断①
7月
1
日
3 火
12 月
16 水
生徒総会 ゆいまーる集会
6月
1
3 土 憲法記念日
12 土
15 火
眼科検診
6 火
11 金
14 月
全校朝会
体育の日
第4期感動・貢献期
後期始業式 職員会議
地区駅伝大会
教育相談①
WITH③
教育相談②
漢字力テスト
教育相談③
秋分の日
19 日
24 金
新人陸上大会
高校説明会
25 土
11 火
13 木
14 金
進路説明会
いじめ見逃しゼロスクール集会
PTA役員会④
教育相談④
漢字検定②
授業参観 合唱コンクール
10 水
11 木
12 金
後期中間テスト
15 月
16 火
17 月
20 木
職員会議⑪
専門委員会
性に関する指導
生徒朝会
17 水
生徒朝会 3年球技大会
保護者面談④(1.2年)
評議委員会
12 月 成人の日
16 金
19 月
22 月
23 火
24 月 振替休日
24 水
評議委員会
25 木
28 火
28 金
29 月
29 水
29 土
29 月
30 水
30 日
生徒総会
26 金
英単語力テスト②
3年三者面談①
WITH④ 3年三者面談②
リーダー研修会④
3年三者面談③
17 土
20 火
23 日 勤労感謝の日
専門委員会
21 水
全校集会
職員会議⑬
天皇誕生日
冬季休業・各種部会
ウインタースクール
各種部会
各種部会
27 土
28 日
年末年始休業
9 月
22 木
23 金
12 木
13 金
8 日
火曜授業 専門委員会
1,2年教育相談旬間
月曜授業
評議委員会
生徒朝会
入学説明会・制服採寸会
リーダー研修会⑤
生徒朝会 小中連絡会②
公立特色化選抜
16 月
19 木
20 金
11 水
12 木
13 金
評議委員会
PTA役員会⑤
16 月
17 火
19 木
20 金
22 日
三送会
23 月
25 水
25 水
26 木
26 木
24 火
27 火
27 金
27 金
28 水
28 土
28 土
29 木
29 日
30 火
30 金
30 月
31 水
31 土
H23(1年:203 2年:204 3年:192)
H24(1年:204 2年:205 3年:194)
H25(1年:203 2年:204 3年:193)
専門委員会 1,2年成績確定
生徒朝会
公立合格発表
職員会議⑰
期末保護者会
終業式 職員会議⑱
22 日
25 日
部活停止期間
1,2年成績入力
21 土 春分の日
24 火
職員研修
公立一般選抜②(学校独自検査)
18 水
24 土
26 月
公立一般選抜①
15 日
21 土
23 月
9 月
10 火
14 土
15 日
18 水
職員会議⑮
職員会議⑯ 14 土
17 火
18 日
21 日
8 日
11 水 建国記念の日
19 金
22 土
25 火
リーダー研修会②
避難訓練③
11 日
15 木
リーダー研修会①
リーダー研修会③
10 火
20 土
28 日
計算力テスト②
保護者面談③
18 木
27 木
31 金
2年球技大会
挨拶運動・チャンス相談
10 土
初任研公開授業研修会(PM)
27 月 代休
保護者面談②
9 金
14 水
27 土
マラソン大会
1年球技大会
8 木
14 日
26 水
30 火
保護者面談① 作品重点期間Ⅱ
13 火
26 日
水曜授業
職員会議⑫
13 土
16 日
21 金
生徒朝会
9 火
15 土
19 水
教育実習開始 22 水
23 木
10 月
18 火
21 火
評議委員会
9 日
8 月
部活停止期間
12 水
18 土
20 月
8 土
公立2次入試
職員会議⑲
公立2次合格発表
離任式
職員研修
31 火
H26年間授業日数
1年:203 2年204 3年:192
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 020
文 部 科 学 省 平 成 18 年 (2006 年 )度 教 員 勤 務 実
割 等 、複 数 の役 割 を担 って暮 らしていることになる。
態 調 査 ※ 6 によると教 員 の 1 か月 の残 業 時 間 は、平
これは教 師 に限 ったことでなく、児 童 ・生 徒 の保 護
成 18 年 約 42 時 間 であり(持 ち帰 り業 務 を除 く)、昭
者 も そ う で あ る。 子 ど も の 親 と し て の 役 割 、 家 庭 人 と
和 41 年 (1966 年 )の約 8 時 間 に比 して膨 大 に増 え
しての役 割 、市 民 としての役 割 、職 業 人 としての役
ている。そのなかで、授 業 準 備 に十 分 時 間 がとれて
割 等 、多 様 な役 割 を担 って暮 らしている。
いないと感 じる小 ・中 学 校 教 員 が約 7 割 を占 めるこ
仮 に、学 校 あるいは地 域 における防 災 教 育 が活
とからも、どのように時 間 を確 保 するかは大 きな課 題
発 になり、それぞれが単 独 で活 動 を展 開 していくこと
であると考 える。
に な った とす る。 そ の場 合 、複 数 の役 割 を 持 つ者 は
複 数 の場 面 で防 災 教 育 に関 わることになる。例 えば、
③ WG1 の課 題
小 学 生 の 子 ど も を 持 ち 、 フ ルタ イ ム で 働 く 中 学 校 教
前 述 の通 り、WG1 は学 校 現 場 と地 域 の「橋 渡 し機
員 の場 合 を考 えたい。この教 員 の場 合 、勤 務 校 に
能 」 の 必 要 性 と 可 能 性 等 に つ いて 検 討 し た 。 こ こ で
おける防 災 教 育 の実 施 と保 護 者 としての子 どもの防
は 、そ の「 橋 渡 し 機 能 」 を担 う人 と いう側 面 に 焦 点 を
災 教 育 への関 わり、市 民 としての地 域 における防 災
あて、その課 題 を探 りたい。
訓 練 な ど へ の 参 加 等 が 考 え られ る。 ど の 関 わ り も 重
ドナルド・E・スーパー(米 キャリア研 究 家 )は、人
要 で あ るも の の、 各 活 動 が それ ぞ れ 単 独 で、 つな が
間 が 自 身 の ラ イ フ ス テ ー ジ に お いて 、 そ の 時 期 に ふ
りなく行 われた場 合 には少 なくとも次 の二 つの課 題
さわしい適 応 能 力 を身 につける存 在 であるとし、図
が生 じると考 える。一 つは個 人 が 持 つ役 割 の数 によ
2-1-6 に引 用 されている「ライフ・キャリアの虹 」を示
り、関 わる防 災 教 育 の機 会 が異 なることである。複
し た 。 こ れ は 、 人 が 人 生 の 各 時 期 に お いて 、 た だ 一
数 の役 割 を持 つ者 は、複 数 の防 災 教 育 の機 会 を得
つ の 役 割 の 中 で 生 き て い るの で は な い こ と を 示 し て
ることになる。例 えば、中 学 校 教 員 としての防 災 教
いる。つまり、学 校 で防 災 教 育 を行 う教 師 は、教 師 と
育 への関 わり、子 どもの保 護 者 としての防 災 教 育 へ
しての役 割 、家 庭 人 としての役 割 、市 民 としての役
の関 わり、市 民 と して地 域 で の防 災 教 育 へ の関 わり
等 で あ る。 回 数 が 増 え るこ と は 防 災 に つ い て 考 え る
機 会 が増 すことであり、喜 ばしいことではあろうが、他
方 では内 容 の重 複 や機 会 増 加 による時 間 的 負 担
が増 すことが危 惧 される。課 題 の二 つ目 としては、い
ずれかの役 割 を あきらめなけ ればならな い状 況 が生
じ ると いうことであ る。例 えば、 中 学 校 教 員 の 学 校 で
の 防 災 教 育 と保 護 者 と して関 わる小 学 校 の防 災 教
育 と 市 民 と し て 関 わ る地 域 で の 防 災 訓 練 の 日 が 重
図 2-1-6 文 部 省 資 料 に示 された「ライフ・キャリアの虹 」 ※7
021 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
な っ た と 仮 定 す る。 そ の 場 合 、 こ の 中 学 校 教 員 は ど
現 場 の 負 担 軽 減 」 「 市 民 へ の 更 な る防 災 意 識 の 啓
の よ う な 判 断 を す るだ ろ う か 。 ほ と ん ど の 場 合 、 教 員
発 」のための時 間 を保 証 する仕 組 みとしての「ながお
という役 割 での防 災 教 育 に関 わり、結 果 として、保
か防 災 を考 える日 」の設 定 を提 案 したい。
護 者 や 市 民 と し て の 役 割 で の 防 災 教 育 へ の 関 わり
防 災 思 想 の 普 及 や 防 災 訓 練 等 こ れ に ふ さ わし い
を 断 念 す るも の と思 われ る。こ のこ とは 、一 個 人 が そ
行 事 等 を実 施 する日 としては、閣 議 了 解 により 1960
の役 割 を断 念 するということにとどまらない。例 えば、
年 に制 定 された「防 災 の日 」がある。また、実 効 的 な
一 個 人 が地 域 で の防 災 教 育 に 関 わること を断 念 す
防 災 教 育 の充 実 と「震 災 時 対 応 シミュレーション」の
るということは、地 域 からみた場 合 、その地 域 の防 災
検 証 を図 るため、調 布 市 は学 校 ・保 護 者 ・地 域 の連
教 育 へ関 わる者 の減 少 につながり、ひいては地 域
携 による防 災 教 育 と防 災 訓 練 の調 布 市 立 小 ・中 学
防 災 力 を弱 める可 能 性 がある。
校 全 校 一 斉 に 実 施 を 目 的 と し て 、 2011 年 度 か ら
こ のよ うな 状 況 をで きるだけ避 け るには 、ど のよ う な
「調 布 市 防 災 教 育 の日 」を実 施 している。
策 が講 じ られ るべきなので あろ うか 。 WG1 の提 案 に
「 なが おか 防 災 を考 え る日 」は 、「学 校 教 育 にお け
ある「橋 渡 し機 能 」を円 滑 に行 うことができ、さらに時
る防 災 教 育 を推 進 し、学 校 現 場 の負 担 軽 減 」「市
間 的 負 担 を軽 減 するための方 策 が求 められると考
民 への更 なる防 災 意 識 の啓 発 」を志 向 して、学 校 、
える。
地 域 がそれまでに行 ってきた「防 災 を考 える」取 組 を
生 かし、互 いに連 携 し防 災 教 育 及 び防 災 訓 練 を行
以 上 のことから、各 WG での検 討 ・提 案 をより、実
う こ と を 通 し て 、 な が お か の 防 災 に つ いて 考 え る こ と
効 性 のあるものとするためには、共 通 する課 題 、すな
を 目 的 と す る。 その た めには、 中 越 大 震 災 が 発 生 し
わち、教 師 の防 災 教 育 コンテンツ等 の学 習 に要 する
た 10 月 23 日 を「ながおか防 災 を考 える日 」として設
時 間 的 負 担 の軽 減 、連 携 が求 められる学 校 間 等 に
定 することが望 ましいと考 える。
お け る円 滑 な 日 程 調 整 、 そこ に 関 わる一 人 ひ とり が
多 様 な役 割 を遂 行 できるような時 間 を保 証 する仕 組
みをつくることが有 効 であると考 える。
これらのことを鑑 みて、「ながおか防 災 を考 える日 」
を設 定 することを提 案 する。
(3) 「ながおか防 災 を考 える日 」の効 果
「な が お か防 災 を 考 え る日 」 が 制 定 され 、 動 き出 し
たとするならば、どのような効 果 が考 えられるのであ
ろうか。
前 述 のとおり、平 成 26 年 は中 越 大 震 災 から 10 年
(2) 「ながおか防 災 を考 える日 」の目 的
の節 目 の年 である。この 10 年 の間 に復 興 、 また防
前 述 の通 り、各 WG からの提 案 をより実 効 性 のある
災 を意 識 した様 々な取 組 がなされてきた。その間 、
ものにするためには、各 WG に共 通 する課 題 を乗 り
未 曾 有 の災 害 であ る東 日 本 大 震 災 を目 の当 た り に
越 え、「学 校 教 育 における防 災 教 育 を推 進 し、学 校
し た 。 防 災 教 育 と いう 視 点 か ら振 り 返 ると 、 平 成 25
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 022
年 度 までに長 岡 市 防 災 教 育 パンフレット及 び新 潟
負 担 軽 減 と 地 域 の エ ン パ ワ ー メ ン ト に 寄 与 す るで あ
県 防 災 教 育 プログラムが完 成 した。そして、今 年 度
ろう。具 体 的 には、小 ・中 学 校 現 場 の防 災 教 育 プロ
すなわち平 成 26 年 度 は県 内 の小 中 学 校 で防 災 教
グ ラム 実 施 の 負 担 減 少 、子 ど もにと っては実 践 的 な
育 が 本 格 的 に 始 動 し た 。 しか し 、 そ の 中 で 、学 校 現
防 災 教 育 の学 習 の機 会 を得 ること がで きた り、地 域
場 における負 担 増 や子 どもとその保 護 者 と地 域 のか
住 民 と の 接 点 が 多 様 に な っ た り す るこ と 等 が 予 測 さ
か わり 及 び 地 域 に お け る課 題 が 浮 き彫 り に な っ て き
れる。自 主 防 災 組 織 も含 んだ地 域 にとっては、 実 践
た(図 2-1-7 左 下 参 照 )。
的 な 防 災 訓 練 等 の 取 組 を実 施 す るこ と がで きた り 、
その課 題 の克 服 のための WG1〜3 の検 討 ・提 案 を
学 校 と の つ な が り がで きた り す る。 さ らに は 各 支 所 を
実 効 性 のあ るものと する「な がおか防 災 を 考 え る日 」
含 む長 岡 市 にとっては総 合 防 災 訓 練 への地 域 の関
が始 動 することにより、次 のようなことが考 えられる
心 ・関 与 を深 める機 会 となる可 能 性 をもつ。
(図 2-1-7 参 照 )。
中 越 大 震 災 から 10 年 というこの節 目 の年 に「なが
まず、1 年 目 である。それまで、 学 校 と家 庭 と地 域
おか防 災 を考 える日 」を設 定 するならば、次 の 10 年
が そ れ ぞ れ 行 っ て い た 「 防 災 を 考 え る」 取 組 の 結 び
の間 には、図 2-1-8 のようなことが起 きうると考 えられ
直 し の 年 で あ る。 学 校 と 家 庭 と 地 域 が そ れ ま で も 有
る。
機 的 なつながりのなかで「防 災 を考 える」取 組 を行 っ
てきていた地 域 はその取 組 を見 つめ直 し、 従 来 と何
例 えば、現 在 小 学 校 4 年 生 の子 どもとその保 護 者
らかわらず取 組 を進 めるかもしれない。学 校 と家 庭 と
の場 合 を考 えたい。子 どもは学 校 で防 災 教 育 を受
地 域 のつながりをよりよくしたいと考 える地 域 では、
け、防 災 訓 練 を体 験 する。保 護 者 は子 どもを通 して、
学 校 と 結 び直 す役 割 を コミセ ン が担 う 。 コミ セン だけ
防 災 教 育 に つ いて 知 り、 防 災 意 識 を高 める。 し か し、
でその役 割 を担 うことが難 し い場 合 には「サポートチ
地 域 における防 災 訓 練 には参 加 しないかもしれない。
ー ム 」 が 関 わり 、 コミ セ ン と サポ ー ト チ ー ム が 協 同 し 、
「ながおか防 災 を考 える日 」 を設 定 し、学 校 、家 庭 、
結 び直 しを行 う。コミセンだけで役 割 を担 うことができ
地 域 の結 び直 しの中 で「防 災 について考 える」取 組
るようになったとき、サポートチームの関 わりは解 消 さ
が展 開 され、それが 10 年 続 いたとしたなら、どうだろ
れ る。 ま た 、 結 び 直 さ れ た 地 域 に お いて は 、 コミ セ ン
うか。10 歳 の子 どもは 20 歳 となり、成 人 となる。その
は地 域 の一 資 源 という本 来 の位 置 におさまる。学 校
過 程 で 、 「 防 災 に つ いて 考 え る 」 取 組 に 参 加 す る の
と家 庭 と地 域 (コミセンを含 む)はそれぞれが独 立 し
は自 明 のこととして捉 えられるであろうし、また自 明 の
つつも緩 やかにそして互 恵 関 係 にてつながり、 その
こ と と して 次 世 代 に 伝 え て いく で あ ろ う 。 そ の こと は、
中 で「防 災 を考 える」取 組 が展 開 されてくことにな
高 い防 災 意 識 の 定 着 だけでな く、地 域 全 体 の防 災
る。
力 の向 上 に寄 与 すると考 える。
このことは、防 災 教 育 の推 進 における学 校 現 場 の
東
日
本
大
震
災
発
生
パ
ン市
フ防
レ災
ッ教
ト育
完
成
県
防
災
PG
完
成
H26年度
小
中
を学
本校
格
始防
動災
教
育
図 2-1-7
中 越 地 震 からの 10 年 と「ながおか防 災
の日 を考 える日 」指 導 から 10 年
新たな10年
中越地震からの10年間
H23~H25年度
地 域 全 体 で行 う「防 災 を考 える」取 り組 みの中 で
H27~36年度
中
越
地
震
10
周
年
な
が
考お
えか
る防
日災
をを
始
動
10年後
1年目
学校
家
庭
地域
コミセン
+
サポート
チーム
学校
地域
(コミセン
含)
家庭
学校負担軽減と地域のエンパワーメント
子ども達と
その保護者
の地域離れ
負担増
不安増
・学校現場における負担軽減
・市民の防災意識の向上
支援策が必要!
023 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
育 った子 どもたちは上 述 のように地 域 全 体 、そして、
次 世 代 の防 災 力 の向 上 に寄 与 するであろう。さらに、
そこで育 まれた力 、すなわち、この長 岡 の地 で育 ま
2-1① 引 用 文 献 等
※1
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kosodate/cate03/tet
suduki/file/tuugaku-kuiki.pdf#search=' 長 岡 市 立 小 学 校
れた災 害 を生 き抜 く力 は、子 どもたちがどこで暮 らす
通学区域規則別表'
ことになったとしても転 移 性 のある力 となり得 る。
※2
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kosodate/cate03/ga
災 害 を知 らない子 どもたちへ経 験 をつなぐための
kkou-data.html
※3
市 民 参 加 型 防 災 教 育 プログラム を構 築 し、地 域 の
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kosodate/cate03/ga
防 災 力 を 向 上 さ せ るに は 、 どの よ う な ま ち づ く り が 求
kkou-data.html
めら れ るの で あ ろ うか 。こ のこと を 命 題 と して 、 われ わ
※4
http://www.kome100.ne.jp/sakanoue -es/pdf/Schedule_Y
れは検 討 を行 ってきた。「四 季 折 々の災 害 の危 険 性
ear_H26.pdf
がある長 岡 をどのように捉 えるのか」、「長 岡 に暮 らす
※5
みんなにとっての自 分 事 と し て防 災 をどう考 えた らよ
http://www.kome100.ne.jp/higashi-jhs/
いのか」について議 論 を重 ねてきた。 「ながおか防 災
※6
http://berd.benesse.jp/shotouchutou/research/detail1.p
を 考 え る日 」と そ こで の「 防 災 を 考 え る」 取 組 によ り 、
hp?id=3261
「災 害 から生 き抜 く力 」を一 人 ひとりが自 分 の中 に育
※7
む こ と が で きた な ら ば 、 そ の こ と は 「 自 分 の 命 は 自 分
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/d
で守 る」ことに加 え、ひいては「他 人 を思 いやり、地
etail/__icsFiles/afieldfile/2011/06/16/1306818_05.pdf#s
earch='文 部 省 +ライフキャリアの虹 '
域 に貢 献 する」 、「命 の尊 さを理 解 し 、後 世 に語 り継
ぐ」ことができる力 、すな わち 、安 心 安 全 なまちづくり
の た めの ひと づ くり へ のつ なが り を 持 ち得 る と思 われ
る。
学 びと交 流 の拠 点 である「まちなかキャンパス長 岡 」
で市 民 が地 域 課 題 の解 決 策 をつくりだす「まちづくり
市 民 研 究 所 」 の 第 一 期 メ ンバ ー に よ る検 討 ・ 提 案 、
すなわち、「ながおか防 災 を考 える日 」の実 現 に向 け
た各 WG の検 討 ・提 案 は次 項 2-2 より示 す。
図 2-1-8
「ながおか防 災 を考 える日 」設 定 からの 10 年 (予 測 )
新たな10年
H27~36年度
な
が
考お
えか
る防
日災
をを
始
動
10年後
1年目
学校
家
庭
地域
コミセン
+
サポート
チーム
学校
地域
(コミセン
含)
家庭
学校負担軽減と地域のエンパワーメント
防災訓練参
加しない
防
災 10才
教
育 子ども
の
推
進
30才
保護者
自然の2面性
を重視した
防災教育
日々享受している
自然の恩恵
10年後
時に大いなる
自然の営みとして
発生する災害
防災訓練に
参加するの
は当たり前
高
い 20才
防
災 子どもから
意 大人に
識
の
定
着 40才
保護者
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 024
2-2. 提 案 を 実 現 す る た め の 仕 組 み と 仕
・学 校 での授 業 や地 域 での防 災 訓 練 など、様 々な
掛 けに関 する提 案
場 面 での展 開 が可 能 である。
【期 待 される効 果 】
防 災 玉 手 箱 に入 っているさまざまなコンテンツを用
【提 案 ②】
いることで、学 校 の授 業 ですぐさま防 災 についての
防 災 教 育 実 施 のサポート
学 習 を進 めることができ、教 職 員 の防 災 教 育 指 導
において負 担 軽 減 につながると考 えられる。
(1) 防 災 薬 売 り シ ス テ ム と (2) 防 災 グ ッ ズ
アイデアコンテストの実施
+(プラス)
教 職 員 の防 災 教 育 指 導 においての負 担 軽 減 や
児 童 生 徒 が 防 災 につ いて、楽 し く 学 べ るこ とを 目 的
(1)-2 御用聞き(ボーサイダー)による学校訪問
として、新 聞 で作 るスリッパ やビニール袋 で作 る雨 が
・防 災 玉 手 箱 を持 って学 校 へ新 規 訪 問 する。
っ ぱ な ど 、 身 近 な も の で 作 る防 災 グ ッ ズ や 災 害 食 、
・ す で に 学 校 に 置 いた 防 災 玉 手 箱 の 中 身 に 対 し て 、
土 砂 災 害 の模 型 など、さまざまな防 災 コンテンツ の
つ まった「防 災 玉 手 箱 」 を設 置 する。 防 災 玉 手 箱 に
入 っているさまざまなコンテンツを用 いることで、学 校
年 1 回 訪 問 し、メンテナンスを行 う。
・他 地 域 担 当 のボーサイダー同 士 で、学 校 や地 域
の取 組 状 況 についての情 報 交 換 を行 う。
の 授 業 で す ぐさ ま 防 災 に ついて の 学 習 を 進 めるこ と
ができる。
・既 存 コンテンツの修 正 、新 たなコンテンツの開 発 を
行 う。
また、子 どもたちに身 近 な もので作 れる防 災 グ ッズ
を 考 え て いた だ き、 児 童 生 徒 の 防 災 意 識 の 向 上 や
新 たなコンテンツを 創 意 工 夫 す ることで児 童 生 徒 の
表 現 力 を養 う。そして、地 域 の防 災 力 向 上 につなが
る。
【提 案 の背 景 】
・学 校 の授 業 で防 災 学 習 を進 めるうえで、教 職 員 の
防 災 教 育 指 導 に負 担 が大 きい。
・児 童 生 徒 がわかりやすく、楽 しく防 災 について学 べ
るコンテンツ集 が少 ない。
・学 校 と地 域 を結 ぶパイプ役 が必 要 とされているが
(1)-1 防 災 玉 手 箱 (仮 )の設 置
システム化 されてない。
・児 童 生 徒 が分 かりやすく、楽 しく防 災 について学
【期 待 される効 果 】
べるコンテンツが入 っている。
・定 期 的 な訪 問 、メンテナンスによって各 学 校 の防
・授 業 時 間 や学 びたい内 容 などに応 じて、コンテン
ツを選 択 し、単 体 もしくは複 数 を自 由 に組 み合 わ
せて授 業 を実 施 することができる。
目 的
材 料
場 所
身を守る行動を起こす
発砲スチロール、額、ナット
指定はない
このレシピの目的と効果
種 目
目 的
材 料
場 所
突然襲う災害時、着の身着のまま避難することによ
り、身を守る着衣がない。家にあるゴミ袋など、ビ
ニール袋を使って作るレーンコート。雨や寒い時の
寒さから体を保護することにより、異常時をしのぐ大
変活躍する画期的なレシピです。
コツ・ポイント
発砲スチロールのせん断に対し、ナットが窪みに堆積し、重
力が少なくなることにより窪みからナットが落ちるように発砲
スチロールをカットすることが重要である。
・前もって、ビニール袋にマジックで切断部分を書き入れる。
また、マジックで塗り絵をすることにより、かわいらしさを表現
する。
・ビニール袋の大きさは大人・子供用に分けて大きさを決め
る。
1) 模型の作 り 方
1) 作り方
1. 今回は市販されている額、 発砲スチロールなどを使用
する。
一式
2,500円
頭、
顔
2. 額はA4 サイズ のものを使用する。
4. 絵の具により発砲スチロール及び額の表面を塗色す
る。
2) 模型の活用方法
・ 1 時間程度の学校授業では、生徒自ら製作し得ること
は若干難しい面がある。このため、事前に教職員等で作
成して置き、生徒に説明する必要であると考える。
025 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
紐
紐
首
3. 発砲スチロールを額の大きさに合わせ、 ナッ トが堆積
する窪みを専用のせん断機を使用しせん断する。
5. 厚紙及び爪楊枝でナッ ト抑え用のアンカーを作る。
材料費
雨衣(防寒着)
雨降り、寒い時の防寒
ビ
ブニール袋、ハサミ、マジック
屋内外の避難所など
このレシピの目的と効果
コツ・ポイント
材料:(1個分)
報 収 集 )する。
・学 校 の教 職 員 や児 童 生 徒 の防 災 意 識 の啓 発 また
豪雨になると地下水位が上昇し、地盤が緩み
保水力が無くなる。さらに雨が降り続くことによ
り地盤が緩み土砂崩壊が発生する。この土砂
崩壊の災害発生メカニズムを知るために、市
販されている額、発砲スチロール、小さめの
ナットなどを使用し、安価で簡単に製作できる
画期的なものであることと、発生予防と異常時
に速やかに避難所などへの行動に対処する
必要性を学ぶレシピである。
額
発砲スチロール(50Cm四方のもの)
発砲スチロールせん断機
1個
ナット(M3~4mm位)
30個
厚めの紙
少々
爪楊枝
3本
災 教 育 に関 する取 組 や実 施 状 況 をヒアリング(情
輪
材 料
1.ビニール袋(体に合わせサイズを決
める)
2.ハサミ
3.マジック
・太線で切る。
・子供に絵を描いてもらう
紐
図 2-2-1
防 災 玉 手 箱 内 のレシピの
イメージ。例 は、土 砂 災 害
の 模 型 とビ ニ ー ル 袋 で作
る雨 がっぱ。
は向 上 をさせることができる。
・地 域 ・家 庭 を巻 き込 み連 携 を 図 ること によ り、防 災
・ 各 学 校 の 状 況 に応 じ 、防 災 玉 手 箱 の中 身 を 適 宜
入 れ替 えることで、その学 校 や地 域 に適 したコンテ
意 識 の向 上 と安 全 体 制 を推 進 する。
・ 防 災 グ ッ ズ ア イ デ ア コン テ スト を 実 施 す るこ と に よ り 、
ンツが玉 手 箱 に配 備 される。
新 規 開 発 コンテンツとして防 災 レシピに追 加 する。
・ 学 校 や地 域 の状 況 に合 致 した防 災 教 育 の実 施 に
・追 加 されたレシピは、ボーサイダーが学 校 訪 問 時
つながり自 校 化 への展 開 につながる。
に新 たなコンテンツとして組 み入 れる。
・防 災 教 育 を実 施 するうえで課 題 や問 題 点 を見 つ
【提 案 の背 景 】
け、コンテンツの見 直 しや追 加 を行 うことができる。
・各 学 校 や地 域 の状 況 を把 握 し、他 地 域 のボーサ
子 どもたちが主 体 的 に防 災 について考 える場 が少
ない。
イ ダ ー と情 報 交 換 ・共 有 を図 るこ とで、 そ の地 域 に
【期 待 される効 果 】
特 有 の課 題 や問 題 点 を抽 出 することができる。
・コンテストの実 施 により、児 童 生 徒 の防 災 意 識 向
などが考 えられる。(図 2-2-2 を参 照 )
上 につながる。
・新 たなコンテンツを創 意 工 夫 することで、児 童 生 徒
(2) 防 災 グッズアイデアコンテストの実 施
の表 現 力 を養 う。
・子 どもたちに身 近 なもので作 れる防 災 グッズを考 え
・地 域 の防 災 力 向 上 につながる。
ていただく。
図 2-2-2 防 災 薬 売 りシステムの概 念 図
防災薬売りの概念図
学校間で情報交換
A 小学校
学
校
間
で
情
報
交
換
学
校
と
地
域
を
繋
ぐ
地 域
学
校
と
地
域
を
繋
ぐ
学校と地域を繋ぐ
地 域
地
域
と
情
報
交
換
年1回訪問
情報提供・収集
メンテナンス
要望
学校と地域を繋ぐ
年1回訪問
情報提供・収集
メンテナンス
地域と情報交換
地域と情報交換
要望
地
域
と
情
報
交
換
メンテナンス
年1回訪問
情報提供・収集
要望
メンテナンス
年1回訪問
情報提供・収集
学
校
と
地
域
を
繋
ぐ
地 域
学
校
と
地
域
を
繋
ぐ
学
校
間
で
情
報
交
換
学校と地域を繋ぐ
学校と地域を繋ぐ
C 中学校
要望
B 小学校
D 中学校
学校間で情報交換
薬 売 り を 担 う 人
安全士会
自主防災会
町内会
安全士会・自主防災会組織などの防災資源の活用と、安全士会に
ボー サイダー育成部を設置し、ボーサイダーの育成を図る 。
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 026
【提 案 ③】
ためには、受 講 料 15、000 円 が必 要 なほか、6 月 か
多 様 な学 習 機 会 の提 供
ら 11 月 までの土 曜 日 に実 施 される 13 回 26 コマ(1
コマ 90 分 )の授 業 の 7 割 を受 講 しなければならない。
防 災 教 育 にかかる人 材 育 成 支 援
このことは、授 業 のほかに行 事 や部 活 動 などの指 導
も 行 わなけれ ばな らな い教 職 員 にと って 、安 全 大 学
(1)市 民 安 全 大 学 への学 校 教 職 員 の参 加 を容
易 にする仕 組 み
の受 講 のハードルを非 常 に高 いものとしている。つま
り、従 来 の制 度 では教 職 員 の安 全 大 学 の受 講 はほ
新 潟 県 防 災 教 育 プロ グ ラム が 開 始 され たこと に 伴
とんど期 待 できず、結 果 的 にスキルアップを図 りたい
い、 こ れ ま で ほ と ん ど 防 災 に 関 し て 経 験 の な い教 職
教 職 員 が防 災 について学 習 する機 会 を奪 うことにな
員 が防 災 教 育 の指 導 をしなければならない状 況 に
る。
置 かれてきている。しかしながら、教 職 員 の方 々が防
そこで、教 職 員 が自 分 の学 びたい講 座 だけを学 べ
災 について学 ぶ機 会 がほとんどないのが実 情 であ
る「科 目 履 修 制 度 」の提 案 がなされ た。加 えて、この
る。
受 講 に関 する費 用 は無 料 とすることとした。
そこで、長 岡 市 において開 校 されている中 越 市 民
「 科 目 履 修 」 に つ いて は 、当 初 、 教 職 員 の 科 目 履
防 災 安 全 大 学 を 教 職 員 が 受 講 し や す く す るた めの
修 と正 規 の安 全 大 学 生 との差 別 化 を図 ることや、教
「科 目 履 修 制 度 」について 、本 市 民 研 究 所 を通 じて
職 員 の受 講 割 合 が多 くなりすぎることを避 けるため
(公 社 )中 越 防 災 安 全 推 進 機 構 に提 案 し、平 成 26
に、安 全 大 学 ワーキング グル ープからは、安 全 大 学
年 度 より実 施 されることとなった。
での教 職 員 枠 の設 置 や、学 校 ごとに安 全 大 学 の受
講 用 クーポンを配 布 し、それを利 用 して安 全 大 学 を
中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 は、長 岡 市 において地 域
受 講 する仕 組 みが提 案 された。その後 、(公 社 )中
の防 災 リーダーを育 成 することを目 的 として平 成 18
越 防 災 安 全 推 進 機 構 で「科 目 履 修 制 度 」の導 入 に
年 よ り 開 校 し て い る市 民 大 学 で 、 ( 公 社 ) 中 越 防 災
ついての検 討 がなされ、最 終 的 に以 下 のような形
安 全 推 進 機 構 が 運 営 を 行 って いる。 講 座 の 内 容 も
(表 2-2-3 参 照 )で教 職 員 の安 全 大 学 の受 講 が認
災 害 のメカ ニズム や自 助 ・共 助 ・公 助 に関 する幅 広
められることとなった。
い防 災 知 識 を学 ぶ座 学 のほ か、救 命 講 習 やロ ープ
ワ ー ク な ど の 実 技 講 習 な ど が開 設 さ れて いる。 卒 業
なお、平 成 26 年 7 月 現 在 、1 名 の教 職 員 の方 か
ら受 講 の申 し込 みをいただいている。
後 は、中 越 市 民 防 災 安 全 士 として地 域 の防 災 リー
ダ ー と し て の 役 割 が 期 待 さ れて お り 、実 際 に 地 域 で
活 躍 している安 全 士 も少 なくない。
しかしながら、中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 を卒 業 する
(2)中 学 生 の防 災 教 育 の発 展 段 階 の受 け皿 と
しての安 全 大 学 のカリキュラム
前 述 の教 職 員 の安 全 大 学 の受 講 と同 時 に、防 災
表 2-2-3 「科 目 履 修 制 度 」について
項目
内容
受講対象
小 中 学 校 の教 職 員
受講可能講座
開 始 日 と最 終 日 を除 く安 全 大 学 の全 講 座 (90 分 ×22 講 座 )
受講可能講座数
1 人 当 たり 4 講 座 まで
受講可能人数
1 講 座 あたり 5 名 まで(先 着 順 )
申 し込 み期 限
希 望 講 座 の前 週 の金 曜 日 まで
費用
無料
その他
受 講 後 のアンケート記 入
027 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
に興 味 を持 った中 学 生 の受 け皿 として、中 学 生 の
安 全 大 学 受 講 の可 能 性 を検 討 し、(公 社 )中 越 防
災 安 全 推 進 機 構 に以 下 の提 案 がなされた。しかし
(防 災 訓 練 時 等 の役 割 など)
※ 目 的 の明 確 化 は、生 徒 募 集 や周 知 を図 る際 に 、
学 校 側 の理 解 を得 るために必 要 である。
な が ら、本 年 度 は実 現 には至 って いな い。今 後 、 安
全 大 学 を実 際 に受 講 した教 職 員 の意 見 などを参 考
にしながら、引 き続 き検 討 をしていく必 要 がある。
中 学 生 の安 全 大 学 受 講 に関 する提 案
1.安 全 大 学 の募 集 要 項 を変 更 し、中 学 生 も受 講
可 能 とする。(費 用 等 については検 討 を要 す
③安 全 大 学 開 設 講 座 と新 潟 県 防 災 教 育 プログラ
ムとの関 連
新 潟 県 防 災 教 育 プログラムと安 全 大 学 の講 義 内
容 をリンクさせ ることで、各 講 座 の学 習 の ねらいを明
確 にする必 要 がある。
る。有 料 ・無 料 、単 位 制 など)
2. 科 目 履 修 を 認 め 、 興 味 の あ る 科 目 だ け で も 受
講 可 能 にする。(有 料 ・無 料 )
3.1 と 2 の組 み合 わせパターン(有 料 ・無 料 ・科 目
④中 学 生 受 講 のために配 慮 すべき安 全 大 学 受
講制度
中 学 生 の 安 全 大 学 受 講 を 容 易 に す るた めに 、 以
履 修 の場 合 に単 位 を認 めるかどうかについては
下 の項 目 について検 討 をする必 要 がある。
要検討)
・単 位 制 :半 分 の単 位 で取 得 が出 来 るジュニア安 全
なお、市 民 研 究 所 の安 全 大 学 ワーキンググループ
士 のようなものを検 討 する。
によって行 われた主 な検 討 内 容 は以 下 の とおりであ
・科 目 履 修 制 度 の検 討
る。
・複 数 年 受 講 について→基 本 的 には容 認 する。
・安 全 大 学 の受 講 日 の設 定 →テスト期 間 などと重 な
①中 学 生 の受 講 に適 した内 容 かどうか
専 門 用 語 の解 説 の必 要 性 などを検 討 する必 要 は
あるが、基 本 的 には中 学 生 が受 講 しても理 解 できる
と考 えられる(昨 年 度 の安 全 大 学 の資 料 より)。
っ て 安 全 大 学 の 受 講 が難 し い日 に ち が あ ると 考 え
られることから、複 数 年 受 講 を考 慮 して毎 年 講 座
の順 序 などを入 れ替 える必 要 がある。
・ 受 講 料 の 料 金 設 定 に つ いて は 要 検 討 ( 無 料 に す
るか、半 額 設 定 か、など)。
②中学 生が安 全 大 学 を受 講 する意 義 は何か。
・中 学 生 の地 域 防 災 ・貢 献 に対 する意 識 啓 発
⑤中 学 生 に対 する安 全 大 学 PR 方 法 について
・中 学 生 の地 域 防 災 ・貢 献 活 動 への関 与 のきっか
・中 学 生 向 けポスター・パンフレットの製 作 。
けとして
・中 学 生 から親 へ→家 庭 の防 災 力 の強 化
・ 中 学 校 に お いて安 全 大 学 受 講 に つ いて紹 介 す る
場 を設 ける。
・学 校 で防 災 に関 する知 識 や経 験 を活 かせるように
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 028
【提 案 ④】
域 を含 めた訓 練 とする。
プログラムの提 案
② 小 中 学 校 単 位 のプラン
「ながおか防 災 を考 える日 」プログラム企 画
提 案 の実 践 プログラムは、新 潟 県 防 災 教 育 プログ
学 校 にお け る実 践 プロ グ ラム を 午 前 、 午 後 に 分 け 、
合 同 防 災 訓 練 、体 験 学 習 プランなどを提 案 する。
ラム に よ り 防 災 教 育 の 実 施 及 び 学 校 と 地 域 が 連 携
して防 災 教 育 に取 り組 むための実 践 プランの一 つ
②-1 午 前 、午 後 に分 けた実 践 プラン
である。
【午 前 】
なお、提 案 の実 践 プログラムは、登 校 前 のシェイク
「防 災 教 育 プログラム」を実 施 する。 6 災 害 から、地
アウト訓 練 から、学 校 における一 日 のスケジュールに
域 の状 況 に応 じた実 践 プランを実 施 する。実 施 分
沿 い、また、選 択 できるものとした。
は、必 要 とされる防 災 教 育 プログラムのコマ数 に対
応 させる。
(1) プログラムの提 案
地 域 の 体 験 者 と の 交 流 に 関 し て は 、 地 域 N P Oの
①ながおかシェイクアウト訓 練
活 用 を行 う。
②小 中 学 校 単 位 のプラン(地 域 と連 携 した合 同 訓
【午 後 】
練 事 例 を含 む)
③アオーレ長 岡 (メイン会 場 )の実 践 プラン
④震 災 関 連 施 設 等 の活 用 プラン(川 口 きずな館 )
体 験 学 習 を実 施 する。
学 校 は、体 験 学 習 の実 施 に際 して、地 域 または地
域 NPOなどを通 じての「中 越 地 震 被 災 体 験 者 の紹
介 」「地 域 の地 震 発 生 時 における危 険 箇 所 の紹 介 」
① ながおかシェイクアウト訓 練
時 刻 を 定 めて 、 シ ェ イ ク ア ウ ト 訓 練 ( 「 DROP : 姿 勢
を 低 く 」 「 COVER : 体 ・ 頭 を 守 っ て 」 「 HOLD ON : 揺
などを受 け、学 習 計 画 を立 案 することが出 来 る。
具 体 的 な学 習 としては、以 下 のプログラムを提 案
する。
れが収 ま るまでじ っとして」の 身 を守 るための基 本 的
な 行 動 を 一 斉 に 実 施 ) を 行 う 。 各 家 庭 に お け る安
全 確 保 行 動 の実 施 を計 画 する。
【訓 練 概 要 】
地 震 に関 する知 識 、発 災 時 の安 全 確 保 行 動 等 に
つ い て 、 児 童 自 ら 、 家 族 と 共 に 考 え る訓 練 と し て 実
施 する。
訓 練 を、登 校 前 の自 宅 で行 うことにより、家 庭 や地
029 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
②-2 合 同 防 災 訓 練
地 域 の 小 学 校 、中 学 校 の連 携 によ り、 よ り具 体 的
な訓 練 を行 う。 学 校 の 規 模 、地 域 との 連 携 に 分 け、
「 避 難 場 所 」 や 「防 災 訓 練 の内 容 」 の 別 に 、 合 同 防
災 訓 練 プランを提 案 する。
な お 、避 難 訓 練 に お いても各 学 年 に よ って 、内 容
や訓 練 可 能 距 離 に 違 いがあ り、地 域 別 の具 体 的 な
検 討 が必 要 である。
・床 にそのまま寝 るのは体 が痛 い。冬 は寒 い。足 が
・防 災 訓 練 の実 施 が難 しい学 校 は、防 災 訓 練 メイン
冷 たい。
会 場 (アオーレ長 岡 )で対 応 する。
→段 ボールや毛 布 を床 に敷 く。新 聞 紙 でスリッパ
・学 外 会 場 実 施 では、施 設 の対 応 ・人 数 及 び時 間
を作 る。
が制 約 されるので、午 前 の部 、午 後 の部 、隔 年 、
・プライバシーを守 る空 間 が無 い。
地 域 指 定 など数 年 間 隔 での実 施 を検 討 する。
→体 育 館 用 具 室 の用 具 や段 ボールでパーテー
・防 災 訓 練 内 容 ⇒地 区 (町 内 会 等 )の協 働 できるプ
ションを作 る。
ログラムが BEST。
・支 援 物 資 の受 入 や配 分 はどうする。
・6 災 害 (地 震 ・洪 水 ・土 砂 ・雪 害 ・津 波 ・原 子 力 )か
→支 援 物 資 の中 身 と数 量 を確 認 し、リストを作 る。
らテーマを選 び、共 通 な防 災 訓 練 も検 討 する。
・水 が流 れずトイレが使 えない。避 難 所 にごみが散
(表 2-2-3 参 照 )
乱 している。
→プールの水 の利 用 を考 える。簡 易 トイレを作 る。
②-3 指 定 避 難 所 生 活 体 験 学 習 プラン
→ごみ捨 て場 を作 る。清 掃 の実 施 方 法 を検 討 す
「避 難 所 ってどんなとこ」「避 難 ではどんなふうに過
る。
ご す の 」な ど 、生 徒 自 ら 考 え実 践 す る体 験 学 習 プ ラ
ウ 様 々な体 験 を通 じて、逞 しく生 きる術 を身 につけ
ンを提 案 する。
る。(1.5 時 間 )
【実 施 内 容 】
・火 おこし。空 き缶 でご飯 を炊 く。ハンガーを加 工 し
ア 避 難 所 はどんな場 所 か、また、避 難 所 生 活 では
て目 玉 焼 きを作 る。
どのような事 に困 るのかを知 る。(2 時 間 )
・身 近 なものを利 用 した防 災 グッズづくりや応 急 手
・中 越 地 震 の事 例 から写 真 等 で避 難 所 のイメージ
当 術 を体 験 する。
を膨 らませる。
エ 学 習 の振 り返 り(0.5 時 間 )
・当 時 の体 験 談 を聞 き、避 難 して良 かっ たこと、困
【小 中 学 校 単 位 のプランの経 過 、背 景 と課 題 】
ったことを聞 く。
イ 避 難 所 での課 題 を解 決 する方 法 を考 え、実 践
長 岡 市 立 大 島 中 学 校 における防 災 教 育 ( H24 )を
する。(2 時 間 )
モデルプランに、学 校 における取 組 の現 状 を把 握 し
表 2-2-3 合 同 防 災 訓 練 プラン(案 )
小規模
避
難
場
所
防
災
訓
練
日
程
凡 例 … ◎:最 適
中規模
大規模
(500 人以上)
(1,000 人以上)
教職員
○:良
△:可
×:不 可
保護者
安全士 消防
地域
PTA
NPO等 本部
①小 学 校 (グランド)
◎
△
×
②中 学 校 (グランド)
○
○
○
③公 共 施 設
-
○
◎
①避 難 訓 練
◎
◎
◎
○
△
○
○
-
②消 化 訓 練
◎
△
×
△
△
○
○
◎
③救 助 訓 練
◎
△
×
△
△
○
◎
◎
④非 常 食 訓 練
◎
○
○
△
△
○
○
-
⑤児 童 引 き渡 し訓
練
⑥語 り部
◎
○
△
○
○
-
-
-
○
○
◎
△
△
◎
○
-
①半 日
◎
○
○
○
○
○
○
△
△
△
×
○
②1 日
○
△
△
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 030
たうえで、提 案 を考 えることとなった。同 実 践 では、
った。また、小 中 合 同 訓 練 プランの実 践 上 の課 題 の
避 難 訓 練 の工 夫 、全 校 防 災 学 習 、小 中 連 携 絆 集
いくつかが提 起 された。それに対 して、ここでは学 校
会 が特 色 であり、「大 島 中 たより 12 月 号 」に詳 しく記
規 模 により実 践 する学 年 を検 討 すること(例 えば、小
載 されている。次 に徳 島 県 阿 南 市 立 新 野 東 小 学 校
学 6 年 生 と中 学 1 年 生 での実 践 にするなど)、さらに、
実 践 (1 泊 2 日 の地 震 避 難 訓 練 )の資 料 提 示 がなさ
実 施 年 度 が複 数 年 にま た ぐこ とに なっ ても 、継 続 実
れ た 。 同 実 践 は 、 災 害 時 の サバ イ バ ル 訓 練 や ス リ ッ
施 す ることで、 子 ど もたち の経 験 を つな ぐこと が可 能
パづくり等 の体 験 学 習 が中 心 である。この 2 つの事
に な る と の 結 論 に 達 し た 。 体 験 学 習 プ ラン で は 、 衣
例 から、本 WG では小 中 合 同 避 難 訓 練 と体 験 学 習
食 住 に 対 す る 対 処 、 特 に 非 常 食 等 に お け るア レ ル
を 柱 と した 実 践 提 案 の 方 向 性 を 築 いて いっ た 。 こ の
ギー対 応 の難 しさが課 題 となった。
2 つの柱 による取 組 を通 して、小 中 連 携 のみではな
く、保 護 者 、地 域 、専 門 機 関 との連 携 が築 かれ、全
市 をあげての取 組 となればよいと考 えた。
③ アオーレ長 岡 (メイン会 場 )の実 践 プラン
各 学 校 、各 地 区 での実 践 プログラムの実 施 に合 わ
次 に、「防 災 キャンプ in 見 附 」を例 に、学 校 、地 域 、
せて、複 数 校 が参 加 できるプログラムを設 定 する。
行 政 、 NPO 、 関 係 機 関 と 連 携 し た 取 組 に よ る 教 育
交 互 に実 施 することで、学 校 における防 災 教 育 のサ
的 効 果 、連 携 の仕 方 等 について の検 討 を行 った。
ポート及 び教 育 効 果 の向 上 を目 指 す。
小 中 合 同 訓 練 の可 能 性 と して、市 内 各 中 学 校 区
と小 学 校 区 の通 学 地 域 をもとに検 討 した。小 中 合
同 訓 練 では、対 象 学 年 、収 容 人 員 数 が課 題 で ある
ことが議 論 された。また、宮 内 中 学 校 や東 中 学 校 の
ように地 域 防 災 施 設 の顔 をもつ学 校 と他 校 では取
【メイン会 場 における取 組 み】
・メ イン会 場 では 、防 災 教 育 に 関 す る座 学 と体 験 学
習 を実 施 する。
・ 座 学 で は 、 複 数 の 「 県 ・ 市 教 育 プ ロ グ ラム 」 を 実 施
し、複 数 校 の同 時 受 講 を可 能 とする。
組 方 が大 きく変 わってくること、学 校 規 模 による学 習
・ 市 民 参 加 型 の 体 験 学 習 ブー スで 様 々な 防 災 と自
内 容 を提 案 することなどが議 論 された。学 校 規 模 に
然 災 害 に関 する体 験 学 習 が可 能 なプログラムを用
よる提 案 では、小 規 模 、中 規 模 、大 規 模 により体 験
意 する。
学 習 内 容 と地 域 ・保 護 者 ・関 係 機 関 との連 携 スタイ
ル(避 難 場 所 、学 習 ・訓 練 内 容 、 日 程 等 )を 表 に 記
した。これを契 機 に避 難 訓 練 と体 験 学 習 を一 つの
枠 組 みとして、合 同 防 災 訓 練 プランという名 称 にな
・ 各 学 校 、 各 地 域 の 取 組 等 を ア オ ー レビ ジ ョ ン で 放
映 する。
・「身 近 なも ので作 れ る防 災 グ ッズ」の コンテス トを 実
施 する。
(図 2-2-4 参 照 )
*アオーレ長岡(メイン会場総合型)の企画イメージ
壁新聞・防災マップ・防災や防犯に関する川
柳やポスター展
・小学生~大学生、町内会、一般などの部門別で
公募し、作品の掲示
*「テーマ」は毎年設定(自然の恵みと防災)
アオーレヴァージョンで放映
「身近なもので作れる防災グッズ
アイディアコンテスト」
・市内の学校や地域での活動
・防災をテーマに作成した映像
・語り部による被災体験談
・など
子どもたちが地域、家庭と参加するコンテスト
*学校単位でも参加可能
いい作品は「防災レシピ」に追加し、翌年度配
布する。
「参加型かつ体験型」
わくわく防災学習コーナー
・身近なもので作れる防災グッ
ズコーナー
・災害メカニズムキットで学習する自
然現象(液状化現象・地すべり
など)
・マイ非常時持ち出し袋づくり
・非常食体験コーナーなど
メディアと連携し、市域全体への
情報発信から防災意識の向上
・メイン会場の様子や各学校及び地域で
の取り組みを、NCT・FMながおか等と連
携し中継する 等
「ながおか防災を考える日」のぼり旗・・・アオーレ誕生祭
と同規模で、市内小中学校にも配布して掲示
031 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
図 2-2-4
アオーレ長 岡 を会 場 とした防 災 訓 練 のイメー
ジ
④ 震 災 関 連 施 設 等 の活 用 プラン
PG を活 用 し、災 害 について学 ぶ。
川 口 きずな館 の活 用 を例 に、特 徴 ある地 域 の実
例 :[地 震 災 害 編 ]
践 及 び活 用 例 を提 案 する。
必 須 -2「地 震 から身 を守 り方 (学 校 外 )を学 ぶ」
【概 要 】
必 須 -3「揺れがおさまった後の身の守り方を学ぶ」
地 域 の 歴 史 と災 害 関 連 施 設 を 活 用 す る。被 災 経
必 須 -9「地 震 災 害 について話 を聞 く」
験 を持 つ人 とモノを生 かした学 習 を実 施 する。
[洪 水 災 害 編 ]
【川 口 地 域 の特 徴 】
必 須 -6「川 からの恵 みと災 害 について考 える」等
【昼 】
・中 越 地 震 の震 央
・中 越 メモリアル回 廊 施 設 がある。(川 口 きずな館 )
・水 害 による被 災 施 設 がある。(特 別 養 護 老 人 福 祉
災 害 時 の食 事 を体 験 (災 害 を想 定 した食 事 のあり
方 )。
【午 後 】
施 設 「あおりの里 」)
・コミセンが存 在 しない。
体 験 型 の防 災 教 育 (学 習 )の実 施 。
・ 地 域 N P O が 存 在 す る。 ( NPO 法 人 く らし サポ ー ト
越後川口)
[小 学 校 ]
・特 別 養 護 老 人 ホーム「あおりの里 」の訪 問
・過 疎 高 齢 化 地 域 で、家 と学 校 が離 れている。
・「川 口 きずな館 」「震 央 メモリアルパーク」見 学
・中 山 間 地 で様 々な自 然 災 害 が発 生 する可 能 性 が
・防 災 玉 手 箱 (P25 参 照 )を活 用 した体 験 学 習
ある。
[中 学 校 ]
・「川 口 きずな館 」を見 学 し、地 震 発 生 から復 興 まで
【川 口 きずな館 を活 用 した「ながおか防 災 を考 える
の中 越 地 震 の歴 史 を知 る施 設 を活 用 した学 習 を
日 」のプログラム】
実 施 (NPO 法 人 くらしサポート越 後 川 口 の支 援 )
ここでは、川 口 地 域 を例 に、地 域 での実 施 プログ
(図 2-2-5 参 照 )
ラム案 を例 示 する。
【朝 】
【③アオーレ長 岡 実 施 プラン案 、④震 災 関 連 施 設
前 述 の「ながおかシェイクアウト訓 練 」を自 宅 で実
施。
等 の活 用 プラン案 補 足 】
市 内 小 中 学 校 の平 成 25 年 度 における「学 校 での
【午 前 】
防 災 に 関 す る取 組 」 や 宮 内 中 学 校 、東 北 中 学 校 、
防 災 教 育 プログラムの実 施 (座 学 )。県 防 災 教 育
表 町 小 学 校 等 の実 践 も検 討 資 料 とした。各 学 校 の
図 2-2-5 川 口 地 域 を例 にしたプログラム
川口きずな館を活用した、ながおか防災を考える日のプログラム
朝
午前
• 午前7時 自宅でシェイクアウトの実施
• 防災教育プログラムの実施(座学)
県防災教育PG活用例
【地震災害編】
必須-2 「地震から身を守り方(学校外)を学ぶ」
必須-3 「揺れがおさまった後の身の守り方を学ぶ」
選択-9「地震災害について話を聞く」
【洪水災害編】
必須-6 「川からの恵みと災害について考える」 等
昼
午後
• 災害時の食事(災害を想定した食事の在り方)
• 体験型の防災教育(学習)の実施
【小学校】
・特養老人ホーム「あおりの里」の訪問
・ 「川口きずな館」「震央メモリアルパーク」
見学
・防災玉手箱(体験学習のコンテンツ集)を
活用した体験学習
【中学校】
・「川口きずな館」を見学し、地震発
生から復興までの中越地震の歴史
を知る等施設を活用した学習を実
施(NPO法人くらしサポート越後川
口の支援)
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 032
取 組 の実 際 をみると、学 校 間 の 温 度 差 が見 てとれ、
る重 要 な資 料 活 用 となり得 るものと考 える。
防 災 教 育 担 当 職 員 が変 われば学 習 内 容 も変 わるこ
とが容 易 に予 想 された。そこで、地 域 ごとの実 践 検
最 後 に 、川 口 きずな 館 を活 用 し た プ ラン の 検 討 に
討 に協 議 が移 る。市 内 全 小 中 学 校 の学 校 規 模 と活
お いて 、 「 川 口 地 域 の 自 主 防 災 会 実 施 訓 練 状 況 」
用 施 設 の位 置 関 係 を捉 え直 した。学 校 の近 くに施
を見 ると、少 ない世 帯 数 ながら地 域 における防 災 訓
設 がない、中 学 校 と遠 距 離 にある小 学 校 があるなど
練 を何 とかやりくりしている現 状 が 見 えてくる。市 内
の 対 応 を 考 え た。 旧 長 岡 地 域 、 川 口 地 域 、 水 害 対
全 域 に お け る防 災 訓 練 日 の設 定 は 、 必 ず し も 適 切
象 地 域 、津 波 災 害 地 域 (寺 泊 )、全 般 で考 え直 し、
ではないという思 いにさせられた。
全 域 の学 校 を対 象 としてアオーレ長 岡 、主 に川 口
地 域 を 対 象 と し て 川 口 きず な 館 、 主 に 山 古 志 地 域
(2) 今 後 の検 討 課 題
を 対 象 と して お らた るな ど 、核 とな る施 設 を 活 用 し た
・ 教 職 員 の負 担 軽 減 に向 けた 地 域 力 ( コミセ ンほ か)
提 案 を考 えた。詳 しくは、「防 災 学 習 施 設 の活 用 例 」
(P86 表 4-2-2)による。
次 に、「ながおか防 災 &防 災 フェア 2012」実 施 報
の有 効 活 用 をいかに行 うか。
・施 設 、会 場 移 動 におけるバス等 の確 保 と費 用 負
担 のあり方 を検 討 する。
告 書 を参 考 に検 討 した。協 議 の中 で、 「防 災 フェア
・学 校 と地 域 が連 携 して取 り組 む防 災 教 育 の継 続
とは差 別 化 を図 ること」が多 数 意 見 を占 めた。いわゆ
には、「担 い手 」「地 域 の連 携 チャンネル」として、
るお祭 りごとよりも教 育 的 効 果 を盛 り込 んだ実 践 提
地 域 の総 合 的 な窓 口 を担 う団 体 、組 織 が必 要 とな
案 とした。市 内 全 域 の小 中 学 校 対 象 のアオーレ長
る。
岡 活 用 についても、学 校 側 の負 担 減 や実 践 発 表 の
順 位 づけをなくすことを考 慮 した。
・将 来 的 には「防 災 意 識 の向 上 から、安 全 安 心 な
地 域 づくり」へ、どのように繋 いで行 けるかが、重 要
なポイントとなる。
以 上 のことから、小 中 学 校 単 位 の防 災 訓 練 ・防 災
学 習 プランは、中 学 校 区 における同 一 日 開 催 となり、
市 内 同 一 開 催 のきっかけとなるとともに、実 践 の継
続 が保 護 者 ・地 域 ・関 係 機 関 等 との連 携 を生 み、
市 内 全 域 にお け る「 な が おか防 災 を 考 え る日 」 に 繋
がるものと考 える。
アオーレ長 岡 、震 災 関 連 施 設 等 を活 用 したプラン
は、児 童 生 徒 の興 味 関 心 を高 めるのみではなく、災
害 発 生 時 にお け る自 助 、 共 助 、 公 助 を考 え 実 践 す
033 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
活 全 体 の健 全 性 向 上 が期 待 できる。
【提 案 ⑤】
連携仲介
・地 域 が学 校 からの要 請 に対 応 する過 程 において、
自 主 防 災 会 自 体 のレベルアップの必 要 性 が明 確
防災 教 育を地 域連 携で実 施するための枠 組み
になり、結 果 として地 域 防 災 力 向 上 につながる。
・学 区 単 位 の防 災 活 動 が展 開 されることにより、自
防 災 教 育 コーディネーターとシステムの提 案
・コミセン、地 域 型 NPO などを軸 にした学 校 での防 災
教 育 への支 援 の枠 組 みと地 域 防 災 力 向 上 の実
主 防 災 会 活 動 が連 合 化 する契 機 となる。
・ コミ ュニテ ィセン ター が単 なるパ イ プ役 に留 ま らず 、
地 域 防 災 の推 進 役 となる可 能 性 がある。
【コミセン未 設 置 地 域 での展 開 】
現。
・特 定 の人 に依 存 (属 人 的 )しない、後 戻 りしない仕
組 みの構 築 。
・ 川 口 、 栃 尾 な ど の コミ セ ン 未 設 置 地 域 に お いて は 、
上 記 のコミセンの機 能 を市 の支 所 あるいは地 域 の福
※ 全 体 のコンセプト図 2-2-6 参 照 。
祉 や安 全 を司 る NPO に委 嘱 するなど、地 域 の事 情
により方 向 づける。
(1) 提 案 1:
【提 案 の背 景 】
コ ミ ュ ニ テ ィセ ン タ ーを 学 校 ( 防 災 教 育 ) と地 域
・福 祉 や文 化 の事 業 では多 くのコミセンが、既 に学
(地 域 防 災 )とを結 ぶパイプ役 に位 置 付 ける
【コミュニティセンターの新 しい役 割 】
・防 災 に関 する学 校 からの依 頼 を地 域 につなぎ、地
域 の人 材 紹 介 などを行 う。
校 と地 域 の調 整 役 を活 発 に行 っている。
・ 日 越 や 福 戸 の コミ セ ン に お い て は 、 既 に 学 校 と 地
域 を結 び防 災 事 業 を推 進 している。
・コミセンの 1/3 は防 災 、安 全 を目 的 とする事 業 部
例 :語 り部 の紹 介
が組 織 化 されており、防 災 に関 心 を寄 せている所
学 校 と地 域 合 同 の避 難 訓 練 について地 域 との
話 し合 いの場 設 定 等
が多 い。
・学 校 と地 域 とが連 携 して防 災 に取 組 んで いる所 も 、
・地 域 発 の防 災 訓 練 などに 学 校 、生 徒 の参 加 要 請
がある場 合 、それらを学 校 につなぐ。
【期 待 される効 果 】
実 態 を検 証 すると特 定 の役 員 に依 存 していたり、
教 員 の 入 替 り に よ り 連 携 が 途 絶 す るリ ス ク をは らん
でいる。(属 人 的 側 面 あり)
・防 災 教 育 の講 師 を部 分 的 に地 域 住 民 や自 主 防
・教 員 は防 災 教 育 プログラムの導 入 で、負 担 増 を感
災 会 組 織 に依 頼 する事 により、教 師 の負 担 軽 減 に
じ ると 共 に 、 地 域 の 相 談 相 手 を 見 いだ せ ず に 抱 え
つながると共 に、当 事 者 の話 、災 害 や防 災 の現 場
込 むケースがみられる。
の提 供 で質 的 向 上 が期 待 できる。
・ 地 域 防 災 に 生 徒 ・学 童 が参 加 し 易 く な り 、 地 域 生
コミセンが「学校の防災教育」と「地域防災活動」
とをつなぎ、防災教育をサポートする
学校防災教育
図 2-2-6 テーマ全 体 のコンセプト
地域防災訓練
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 034
(2) 提 案 2:
(3) 活 動 の振 り返 り
コミ ュニ ティ セン タ ーの防 災 活 動 全 般 を支 援 す
・ 仮 説 ( コミ セ ン が 学 校 と 地 域 と を 結 ぶ ) を 検 証 す る
るサポートセンターの設 置
た めに 、 メ ン バ ー 全 員 で 精 力 的 に 関 係 機 関 で あ る
【サポートセンターの役 割 】
学 校 、町 内 会 、そ して コミ セン に足 を運 び 、ヒ アリン
・コミセンではスキルが不 足 する学 校 や地 域 からの
グを行 った。
防 災 の相 談 に対 する支 援 。
・ 結 果 と し て地 域 、 コミセ ンとも 「 防 災 」 には 大 きな関
・学 校 における防 災 教 育 で、潜 在 している地 域 支 援
の必 要 性 の顕 在 化 。
心 を抱 いており、変 革 へのきっかけがあれば、長 岡
の防 災 の具 体 的 な推 進 力 が生 まれるはずだ、と確
・ 学 校 と 地 域 と が 共 同 で 取 り組 む 防 災 関 連 イ ベ ン ト
信 した。
の企 画 立 案 ならびに運 営 に関 する助 言 や指 導 。
・他 地 域 で展 開 されている防 災 教 育 に関 する情 報
提供。
(4) 最 後 に
多 くの関 係 者 、関 係 機 関 の温 かい御 指 導 、御 協
【期 待 される効 果 】
力 により、ほぼ計 画 日 程 に沿 って検 証 や検 討 ができ
・ 防 災 知 識 、経 験 が 不 足 して いるコミ セ ン ス タ ッ フ の
たこと、一 同 深 く感 謝 する次 第 で ある。
負 担 、不 安 が軽 減 される。
・サポート要 員 が学 校 側 に潜 在 する地 域 からの支 援
の 必 要 性 や 可 能 性 を発 掘 して く れ るこ と によ り 、質
※ コ ミ セ ン へ の ヒ ア リ ン グ の ま と め に つ い て は 、 P81
4-1.WG に よ る 調 査 結 果 資 料 等 参 照 。
の高 い防 災 教 育 が実 現 する。
・コミセンの防 災 分 野 における企 画 調 整 能 力 が比 較
的 短 期 間 に向 上 する。
【提 案 の背 景 】
・ コミ セ ン ス タ ッ フ の 多 く は 防 災 に 関 す る 知 識 や ス キ
ル、更 にはマンパワー(人 数 的 )も不 足 している場
合 が多 く、何 らかのサポートが必 要 となる。
・防 災 教 育 プログラム導 入 で 負 担 増 を感 じて いる教
員 は具 体 的 な相 談 先 を求 めている。
・サポートチームを構 成 する土 壌 が長 岡 に出 来 つつ
あ る。 ( 防 災 安 全 大 学 受 講 者 な ら び に 卒 業 生 か ら
構 成 され、地 域 で活 躍 している安 全 士 など)
サポートチームの必要性が確認された
仮説 コミセンが仲介
結果
コミセンが仲介
+サポートも必要
●主な研究内容
 地域並びに学校へのヒアリング
 コミセンへのヒアリングとアンケート
 地域NPOへのヒアリング
 行政・市民協働センターへのヒアリング
035 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
サポートチーム
図 2-2-7 サポートの必 要 性
【提 案 ⑥】
人 が語 る場 に 参 加 した子 ども たちには 、 どの ような こ
全 体 のコーディネート
と に 気 づ き、 そこ か らど の よ うに 行 動 に結 び つ く 力 が
育 まれるのだろうか。
(1) はじめに
上 述 した 2 例 は、防 災 教 育 ではなく、「防 災 教 」だ
新 潟 県 中 越 大 震 災 より 10 年 、そして未 曾 有 の大
ったのではないだろうか。子 どもたちへの教 育 という
災 害 となった東 日 本 大 震 災 から 3 年 が経 過 し、「地
言 葉 の持 つ意 味 は 、文 字 どお り教 え育 むことで ある。
域 防 災 力 の強 化 」と「学 校 における防 災 教 育 の推
それが教 えという名 を用 いた知 識 のみ、あるいはスキ
進 」は被 災 地 のみならず、日 本 全 国 だれもがより一
ルのみを習 得 する機 会 になってしまっていないだろう
層 の強 化 と推 進 の必 要 性 について認 識 しているの
か。本 来 、貴 重 な体 験 機 会 になり得 るのも、子 どもた
は言 うまでもない。では、なぜ同 じベクトルのはずの
ちをいかに成 長 させ るかと いう一 番 大 切 な視 点 を考
地 域 防 災 力 の強 化 と学 校 における防 災 教 育 の推
慮 し て いなけ れ ば、 本 来 、 貴 重 な 体 験 に な り得 る機
進 が手 を取 り合 い、加 速 していかないのか。まちづく
会 も 、そ の 効 果 は薄 まり 、結 果 、 教 育 効 果 も十 分 で
り 市 民 研 究 所 に お け る ワ ー キ ン グ グ ル ー プ 「 F.T.F
はなかったこともあったのではないだろうか。
(未 来 のた めに)」の 議 論 及 び教 育 現 場 と の連 携 実
(3) 取 組 に共 感 する機 会 の重 要 性
践 から、その 2 つを両 輪 とし、安 心 安 全 なまちづくり
の た めの 人 づ く り の 推 進 力 と な る可 能 性 に つ いて ま
では、子 どもたちによりよい教 育 効 果 を持 つ防 災
とめる。
教 育 と地 域 防 災 力 の向 上 を両 輪 とした安 心 安 全 な
まちづくりのための人 づくりとはどのようにすれば実
(2) 防 災 教 育 の認 識 のズレ
現 できるのか。
子 どもたちへの防 災 教 育 とはなんだろう。どのよう
図 2-2-8 は、「防 災 教 育 への学 校 と地 域 のニーズ」
なものを指 すのであろうか。その目 的 は。具 体 的 な
並 びに「防 災 教 育 の実 践 に至 らない実 態 」を示 した
活 動 内 容 は、例 えば、地 域 における防 災 訓 練 に、
ものである。
子 どもたちを半 ば強 制 的 に参 加 させ、訓 練 等 を体
学 校 が地 域 と連 携 し、防 災 教 育 に取 り組 む目 的 と
験 さ せ ること は防 災 教 育 だ ろう か 。 例 え ば 、 いざ と い
地 域 における課 題 整 理 がされていない現 状 から、
う 時 に 命 を 守 れ る子 ど も た ち に な っ て 欲 し いか らと 、
各 々のニーズに対 してのサポート依 頼 に留 まること
子 どもたちの興 味 や関 心 、発 達 段 階 を熟 慮 せず、
が多 く、連 携 して防 災 教 育 を 進 めたいが進 められな
理 解 も想 像 もできない災 害 知 識 に関 する講 話 を大
いのが実 態 といえる。
双方のニーズを満たせる「調整役」が存在しないため、
win×winの関係を見いだせない実態
学校
小・中学校の先生
「防災教育」で
子ども達の力を高めたい!
防災教育に
学校と地域の連携は
必要不可欠だが・・
学校の子ども達全員を
地域の防災訓練(休日)に
参加させてほしい。
学校の教育活動として位置付け
ていない。授業日にするのは難
しい。教育効果が不明。
県防災教育PG
市防災教育PG
【防災をテーマとした教育に
ついて知りたい。】
・与えられる知識だけではなく、子ども達へ
の「教育」効果は?
・防災を学習テーマにする場合、どのよ
うな教育活動があるのか知りたい。
ニーズが満たされない
強制はできない。
子ども達と家庭の自主性で。
地域活動で実施可能な
防災学習のメニューを知りたい。
地域の防災訓練に
参加させればいいのでは。
図 2-2-8
防 災 について学 校 と地 域 が相 反 する例
地域
自主防・町内会
「防災訓練」で地域住民
の意識を向上させたい!
【防災意識の向上から、安心
安全な地域づくりをしたい】
・災害が起きても亡くなる人を減らしたい。
・学校でも子ども達に防災の知識を!
・防災訓練への参加者の高齢化と固定化。
(訓練に小中学生や親世代にも参加して
ほしい。)
ニーズが満たされない
毎年、地域の防災訓練がある。
(応急手当、普通救命、
初期消火訓練等)
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 036
防 災 教 育 は、災 害 について知 るという知 識 ・スキル
を習 得 するだけ学 習 ではない。学 習 し得 たさまざま
コミニ ュテ ィセンター を核 と した機 能 す る防 災 組 織 を
保 有 する地 域 である。
な知 識 ・スキル・見 て聞 いて感 じたこと から 疑 問 を 持
平 成 25 年 度 に H 小 学 校 は、今 、自 校 における今
ち、その課 題 を解 決 するためにはどうすればよいの
後 の防 災 教 育 に関 する課 題 をかかえてきた。 そのこ
か 、誰 のた めに どの よ うに 活 か せ るのか を自 ら考 え 、
とを地 域 とのコーディネート役 を担 っている人 材 に相
行 動 ( 実 践 ) す るこ と を 、 防 災 を テ ー マ に し 、 学 ぶ 機
談 したことから、学 校 ・地 域 ・外 部 の防 災 教 育 コーデ
会 だと考 える。
ィネーターの三 者 での検 討 機 会 が実 施 された。当
それには、学 習 する子 どもたち、教 える側 の教 員
初 は図 2-2-8 に示 した状 況 と酷 似 していた。話 し合
自 身 が、自 分 のこととしてとらえることが望 まれている。
いを進 める中 で防 災 教 育 コーディネーターが双 方 の
そのためには自 分 たちの地 域 の特 徴 や過 去 の歴 史
ニ ー ズ を 整 理 し た こ と か ら、 そ の 実 現 に 向 け た 手 段
か ら 、 自 分 の 住 ん で いるこ の 場 所 に は ど の よ う な リ ス
を 三 者 で 検 討 し、実 践 す ること がで きた 。同 年 度 H
ク が 潜 伏 し て い る の か を 知 るこ と が 必 要 で あ ろ う 。 そ
小 学 校 の防 災 教 育 実 践 内 容 は以 下 のとおり。
の役 割 を担 うのは 、長 年 そ の 地 域 で生 活 を している
・地 震 体 験 車 にて揺 れを実 際 に体 験 し、中 越 地 震
方 々 を 置 いて 他 に な い。 地 域 住 民 の 持 つ 知 見 と 教
訓 、そして協 力 なくしては非 常 に難 しいことは明 らか
の被 災 体 験 を聞 く。
・学 校 内 外 における地 震 発 生 時 の危 険 箇 所 を予 測
である。
する。
つまり、学 校 と地 域 の連 携 を推 進 することで、災 害
いず れ も 地 域 の 協 力 を 得 て 実 践 し た 授 業 で あ り 、
をより自 分 ごととして考 え、自 分 自 身 が地 域 住 民 の
教 室 内 での座 学 のみではなく体 験 学 習 を取 り入 れ
一 人 として、出 来 ることを考 え、実 践 する意 欲 と地 域
た活 動 は子 ども の防 災 への 関 心 を高 めた。また、平
への貢 献 意 義 が生 まれると考 え、その実 現 のための
成 26 年 度 に同 地 区 で実 施 した防 災 訓 練 には、子
双 方 が共 感 するためのサポートが必 要 であることを
どもの視 点 を考 慮 した体 験 学 習 企 画 も盛 り込 まれ、
提 案 したい。(図 2-2-9)
そ の 結 果 、小 学 生 の自 主 的 な参 加 者 が前 年 度 よ り
この提 案 の必 要 性 を裏 づける事 例 として、さまざま
増 加 した。
な課 題 を抱 える学 校 ・地 域 も多 い中 、長 岡 市 内 に
他 の学 校 ・地 域 と異 なり、このような動 きを作 るきっ
おいて、学 校 ・地 域 が連 携 した防 災 教 育 を進 めてい
かけとなったものは何 か。それは以 下 の 3 点 ではな
る事 例 を紹 介 する。(図 2-2-10)
いかと考 えられる。
① 平 時 か ら学 校 を 訪 問 し 、 相 談 を 受 け る地 域 教 育
H 地 区 は、新 潟 県 中 越 地 震 の被 災 経 験 から、地
域 内 における災 害 時 の連 携 体 制 が整 備 されており、
コーディネーターの存 在
②双 方 のニーズを整 理 ・分 析 し、負 担 を軽 減 しつつ、
<ケーススタディー①>
図 2-2-9
学 校 ・地 域 が 連 携 した防 災 教 育 を推 進 させる
ための政 策 提 案
図市内H地域における学校・地域連携による防災教育の推進サポート例
2-2-10 長 岡 市 H 地 区 と H 小 学 校 の連 携 事 例
学校
H小学校の先生
・「調整役」が不在のため、各々のニーズ
が一方通行止まり。
・連携すれば相乗効果を発揮する機会も、
実践に至らない現実。
・相談窓口があれば・・・
・教育と防災を結びつけられるコーディネーターがいれば・・・
提言
学校・地域における防災教育のサポート
チームを設置する。
・総合的な相談窓口
・学校と地域の調整補助
・プログラム制作や実践のサポート ・メイン会場で
開催するながおか防災を考える日の事務局等を担う。
037 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
地域のコーディネーター
相談
県防災教育PG
相談
地域
相談
自主防・町内会
サポート
相談
中越防災安全推進機構
コミセン
市防災教育PG
県防災教育PG
【防災をテーマとした
教育について知りたい】
・与えられる防災の知識だけではなく、
子ども達への教育効果は?
・防災を学習テーマにする場合、どのような
教育活動があるのか知りたい。
地域住民の防災意識を
向上させたい!
安全士
消防団
市防災教育PG
【防災意識の向上から、安心
安全な地域づくりをしたい】
<コーディネートステップ>
① 双方のニーズ共有
② マインドの「共感」
③ 実践内容の提案・
コーデネート
・災害が起きても亡くなる人を減らしたい。
・学校でも子ども達に防災の知識を!
・防災訓練への参加者の高齢化と固定化。
(訓練に小中学生や親世代にも参加して
ほしい。)
子ども達の力が高まる
機会にしたい!
・地震体験談を聞き、地震体験車を使用した体験学習から、
地域と連携して学校内外の危険予測をする学習機会へ
・防災訓練への子ども達とその保護者の自主参加が増加
相 乗 効 果 を生 む調 整 と提 案
応 えるのではなく、実 現 による双 方 のメリットを明 確
③地 域 一 体 で取 り組 む目 的 への共 感 の機 会
にすることで、共 感 を 生 み出 すケースもあり、 防 災 に
ここで着 目 すべきは③のプロセスである。地 域 内 に
ついて学 校 と地 域 が相 反 する例 (図 2-2-8)を解 決
おける相 互 補 完 の可 能 性 が拡 大 したことから、今 後
する 1 つの方 法 としても考 えられる。このように双 方
も様 々な展 開 が期 待 される。結 果 、同 校 は今 年 度 も
のニーズを理 解 し、俯 瞰 的 に全 体 をとらえ、双 方 の
総 合 的 な学 習 の時 間 を活 用 し、2 つの学 年 で地 域
最 大 公 約 数 を提 案 するコーディネーターの効 果 は
と連 携 した防 災 教 育 を開 始 している。
非 常 に大 きい。地 域 内 に コー デ ィ ネー タ ーが いな い
つまり、学 校 ・地 域 のみで 課 題 を抱 えるのではなく、
場 合 には、外 部 のサポートを受 けるのも一 つである。
そこに第 三 者 が関 わることによって、防 災 をテーマに
地 域 と 学 校 が連 携 し た 防 災 教 育 や防 災 に 関 す る
双 方 の連 携 を推 進 させることは可 能 と考 える。
取 組 を進 めた いが、 どのよ うに すれ ばよ いのか 、これ
までも連 携 を依 頼 してきたが、なかなか進 まないなど、
(4) 調 整 役 を担 う人 材 の必 要 性
悩 み を 抱 え る地 域 ・ 学 校 は 非 常 に 多 く 、 こ れ ま で 進
H 地 区 のように、地 域 と学 校 のパイプ役 となるコー
まなかった 0 を1にするのはやはり難 しい。動 き出 す
ディネーターの存 在 は非 常 に大 きい。地 域 ・学 校 双
きっかけが必 要 であり、そのためデザイン・サポートを
方 の 状 況 を理 解 し、 ニ ーズに 応 じ て適 切 な コー デ ィ
するコーディネーターは非 常 に重 要 だと考 える。
ネ ー ト を 行 え る存 在 は 、 防 災 教 育 の み な らず 、 他 の
しかし、外 部 に依 存 しすぎてしまえば、地 域 内 の持
教 育 活 動 や 地 域 の 活 動 で も そ の 力 を 発 揮 す る。 た
続 可 能 な 取 組 と し て 定 着 に は 至 らな い。 そ の た め、
だ 、 こ の よ う な 人 材 が す べ て の 地 域 に 存 在 す る わけ
外 部 からサポートに入 るコーディネーターも、地 域 の
ではない。学 校 と地 域 のパイプ役 に求 められることは、
仕 組 み づ く り の た めに サ ポ ー ト を し て い るこ と を 忘 れ
常 日 頃 か ら 双 方 が気 軽 に相 談 で きる関 係 性 と 信 頼
ては いけな い。地 域 と 学 校 の窓 口 とな る人 材 、団 体
関係であり、その関係性の構築は容易ではない。
等 をエンパワーメン トし、地 域 に実 績 が蓄 積 して いく
防 災 教 育 の推 進 を目 的 とした学 校 ・地 域 (人 材 ・
ことが重 要 であ る。蓄 積 し た 実 績 が、地 域 内 の取 組
資 源 )のコーディネート例 について以 下 の図 2-2-11
として定 着 し、持 続 発 展 させるわけである。あくまでも
のように整 理 した。
主 役 は 地 域 の 人 材 ・ 団 体 ・ 学 校 で あ り 、 そ の た めの
きっかけをつくるのがコーディネーターである。
図 2-2-11 では、双 方 のニーズを満 たした企 画 提
(5) 長 岡 市 の新 たな 10 年 に向 けた提 案
案 を調 整 役 が行 い、連 携 した防 災 教 育 の第 一 歩 を
スタートさせた事 例 である。一 方 向 のニーズにのみ
前 節 で述 べたような調 整 役 を各 学 校 ・地 域 にサポ
図 2-2-11 学 校 と地 域 が連 携 し,防 災 教 育 を進 める際 のコーディネート例
市教委・
学校の先生
相談
「防災教育」に関する
総合的な相談窓口
県防災教育PG
県防災教育PG
市防災教育PG
市防災教育PG
【防災をテーマとした
教育について知りたい】
・与えられる防災の知識だけではなく、
子ども達への教育効果は?
・防災を学習テーマにする場合、どのよ
うな教育活動があるのか知りたい。
県防災教育PG
安全士会
市防災教育PG
子ども会
学校PTA
地域教育
コーディネーター
コミセン・
地域団体
コーディ
ネート
自主防・町内会
安全士
相談
連携
PGの企画・提案
地域人材
地域
相談
消防団
etc..
【防災意識の向上から、安心
安全な地域づくりをしたい】
・災害が起きても亡くなる人を減らしたい。
・学校でも子ども達に防災の知識を!
・防災訓練への参加者の高齢化と固定化。
(訓練に小中学生や親世代にも参加して
ほしい。)
地域資源
機構(メモリアル回廊)
社会教育施設
県防災教育PG
サークル
実践のサポート
防災意識を向上させたい!
子ども達の力を高めたい!
双方のニーズの実現!
学校・地域における「防災教育」の効果と価値を高め、定着へ!
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 038
ーターとして投 入 することができれば飛 躍 的 に学 校 ・
学 校 と 同 様 に 、 地 域 で 核 と な る コミ ュ ニ テ ィ ー セ ン
地 域 が 連 携 し た 防 災 教 育 の 推 進 が 見 込 ま れ るが 、
ターや地 域 団 体 が地 域 における防 災 教 育 の相 談
現 状 と し て 課 題 も あ る。 そ の 課 題 と 方 策 に つ いて 以
窓 口 として機 能 していくためには、仕 組 みと役 割 を
下 の図 2-2-12 のように整 理 した。
与 え るだけでは負 担 が大 きく、 その ノウハ ウを 持 っ た
また、図 2-2-11 のコーディネート例 は、学 校 (また
外 部 人 材 によるサポート体 制 が必 要 である。また、
は地 域 )がサポートチームに相 談 を持 ちかけることか
図 2-2-13 の理 想 像 を初 年 度 から導 入 するに、サポ
らスタートする。中 には相 談 したいが、誰 にどのように
ート体 制 も整 っておらず難 しい現 状 がある。
相 談 し て よ いか わか ら な いケー ス も あ り 、 ニ ーズ が 顕
そのため、初 年 度 については以 下 の図 2-2-15 の
在 化 していないケースも恐 らく多 い。では、その顕 在
よ う な実 施 内 容 と規 模 を縮 小 し 、試 験 的 に 実 施 し、
化 し て いな いニ ー ズ の 掘 り 起 こ し を ど の よ う に 進 め る
検 証 (図 2-2-16 参 照 )を行 い、改 善 を検 討 する形
のか。まちづくり市 民 研 究 所 にて議 論 を重 ねた結 果 、
が理 想 ではないかと考 える。
以 下 の図 2-2-13 の ような一 つの理 想 像 を提 案 した
い。
この実 践 を毎 年 検 証 していく中 で、新 潟 県 中 越 地
図 2-2-12 で示 した方 策 を取 り入 れたサポート体
震 で被 災 した長 岡 市 として、復 興 からその先 の新 た
制 案 である。では誰 が具 体 的 に学 校 と地 域 のサポ
な 10 年 に向 かい「市 民 協 働 による安 心 安 全 なまち
ートを担 うのか。(図 2-2-14)
づくり」のために必 要 な「人 づくり」に着 手 し、震 災 に
図 2-2-12 防 災 教 育 を取 り巻 く課 題 と方 策
課題と方策
① 相談窓口機能及び支援サポート体制に限界が
ある(マンパワー不足)
図 2-2-13 (仮 )学 校 ・地 域 協 働 型 「防 災 教 育 の推 進 」のための理 想 像
サポートチーム
市教委・学校
防災教育
(地域)の窓口
・防災玉手箱更新
・ヒアリング
・他校の取組を
情報発信
(ニーズ調査・情報発信)
→地域内にサポート可能な窓口及び人材が必要
→学校と地域とで共通のツール(防災玉手箱)を持ち、
提言
毎年更新する際に学校に訪問し、ヒアリングを行う
③ 防災と学校教育双方への理解とそれらの
コーディネート能力を持つ人材の不足
→現状実践可能な人材はごく少数(極めて属人的)
コミセン・
地域団体等
情報共有・相談
防災玉手箱
② 相談を待つのみでなく、ニーズ調査も必要。
訪問し、ヒアリングするきっかけがあれば
地域
・防災玉手箱更新
・ヒアリング
・他校の取組を
情報発信
まちのボーサイダー
防災玉手箱
相談・質問
相談・質問
「防災教育」に関する
総合的な相談窓口
県防災教育PG
伝達・提案
市防災教育PG
防災玉手箱
自主防・町内会
伝達・提案
県防災教育PG
消防団
安全士
市防災教育PG
機構
県防災教育PG
地域人材
安全士会
子ども会
市防災教育PG
学校PTA
防災玉手箱
サークル
防災意識と防災力を
向上させたい!
●学校と地域のニーズ・
特性に応じたコーディ
ネート
●防災教育PGの提案及び
実践サポート
地域資源
機構(メモリアル回廊)
社会教育施設
防災玉手箱
県防災教育PG
双方のニーズの実現!
「防災教育」の効果と価値から定着へ!
子ども達の生き抜く
力を高めたい!
生き抜く力を身につけたひとづくりから
市全域での「地域防災力の向上」「安心・安全なまちづくり」へ!
図 2-2-14 各 々をサポートする実 施 体 制
(仮)学校・地域協働型「防災教育の推進」実施体制
災害から生き抜く力を身につけた人づくりと地域防災力の向上から
「安心・安全なまちづくり」を目指して。
学校
②
サポートチーム
安全士会
研究所
OB
中越防災
安全士会
地域団体
(ボーサイダー
育成部)
・学校防災教育の
実践と定着
・学校と地域の
相談窓口
・地域人材・資源
コーディネート
・学校の防災教育
や訓練に関して
ヒアリング
・学校と地域協働
による防災教育
の推進サポート
・ながおか防災を
考える日事務局
・防災教育
ワンストップ
の相談窓口
・市民の防災意識
と地域防災力の
向上
地域性を
考慮した
防災教育
の自校化
地域の支
援ネット
ワーク作
り
学校と地
域に防災
玉手箱の
配布・更
新
プログラ
ム立案・
実践のサ
ポート
専門家
や語り
部等の
紹介・
派遣
地域防災
に関する
相談窓口
市教委
自分の命
は自分で
守る意識
の定着
プレイヤー
039 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
①
コミセン
地域人
材・資源
の発掘と
整理
訓練等に
防災玉手
箱の活用
を検討
③
学校・地
域のコー
ディネー
ト
市危管防
教材・
実践事
例紹介
防災訓練
防災教育
の実践サ
ポート
サポーター
よる知 見 と教 訓 を語 り継 ぐとともに、その知 見 と教 訓
考 える。まず、防 災 教 育 による学 校 及 び地 域 の負
を長 岡 市 の1つの文 化 であり、財 産 として、 10 年 先
担 軽 減 と推 進 、そ して地 域 防 災 力 の 向 上 を 目 指 す
の 未 来 を 創 る子 ど も た ち へ バ ト ン を 託 す ま ち 長 岡 を
ために、図 2-2-17 の中 長 期 的 ヴィジョンを掲 げるこ
目 指 し、今 後 10 年 の中 長 期 的 ヴィジョンを以 下 の
とである。そして、 その実 現 に向 けた始 動 時 には、 い
図 2-2-17 に整 理 した。
わゆ るエンジンとなり、全 体 を マネージメントするコー
このヴィジョンを実 現 するためには、制 度 的 な枠 組
デ ィ ネ ー タ ー や サ ポ ー ト チ ー ム が 存 在 す ると い う こ と
みと併 せ、 学 校 ・地 域 に寄 り添 いサポートをするコー
である。
ディネート役 が必 要 と考 える。この動 き出 しは属 人 性
の 高 いも の では あ ろ う が 、 コー デ ィ ネ ー タ ー が学 校 と
地 域 にノウハウを蓄 積 させていくことで、 以 下 の可 能
性 を確 信 する。まず、 中 長 期 的 に考 えれば、 学 校 と
地 域 に根 付 く と いう ことで あり 、 そこ か らさ らな る発 展
が 期 待 で きると いう こ と で あ る。 10 年 後 に は 防 災 教
育 に取 り組 むことが、長 岡 市 の教 育 文 化 になってい
くということである。
そのためには、以 下 のことが必 要 不 可 欠 であると
図 2-2-15 (仮 )学 校 ・地 域 協 働 型 「防 災 教 育 の推 進 」初 年 度 のイメージ
サポートチーム
学校
防災教育
(地域)の窓口
・防災玉手箱更新
・ヒアリング
・他校の取組を
情報発信
②
県防災教育PG
まちのボーサイダー
(ニーズ調査・情報発信)
・防災玉手箱更新
・ヒアリング
・他校の取組を
情報発信
①コミセン・
地域団体等
情報共有・相談
防災玉手箱
県防災教育PG
地域
市防災教育PG
防災玉手箱
防災玉手箱
相談・質問
相談・質問
「防災教育」に関する
総合的な相談窓口
市防災教育PG
伝達・提案
防災玉手箱
県防災教育PG
自主防・町内会
安全士
伝達・提案
消防団
市防災教育PG
子ども達の生き抜く
力を高めたい!
・現場の負担軽減
・教育の質的向上
③ ツールを活かしたPGの
提案及び実践サポート
防災意識と防災力を
向上させたい!
防災教育で学校・地域の連携・協働を促進
・ノウハウの蓄積
・持続可能な仕組
を検討
図 2-2-16 試 験 的 導 入 から実 践 後 の検 証 案
条件の異なるモデル校・地域にて、実践検証を。
・既に防災教育で地域との連携実績のある学校(A校)
・今後、地域と連携した防災教育の実施を検討している学校(B校)
→ 条件に合致する各1、2校程度にモデル校を依頼し、以下の項目を検証する。
【検証項目(案)】
① 学校の負担軽減につながる役割を果たしたか?質的向上は?
② ①に有効なサポート機能はどの活動だったか?
③ 子ども達への教育効果と防災意識の変化は?
④ 地域、家庭(子どもの保護者)の防災意識の変化は? 等
・①~④の実践検証するとともに、モデル校・地域の
実践に至るまでのプロセスと実践した事例について
取りまとめ、報告書を作成する。
・報告書は、次年度以降、各学校・地域での実践に
向けた参考資料として、全市の小中学校及び地域等
に配布する。
双方のニーズを実現!負担を軽減しつつ、
「防災教育」の効果と質を高め、学校・地域に定着!
図 2-2-17 まちづくり市 民 研 究 所 の目 指 す、ながおかの未 来
市民研究所の目指す、ながおかの未来
尊「どま自四
さ自こち然季
を分にぐと折
新たな10年
中越地震からの10年間
理の住る向々
解命むみきの
H23~H25年度
H26年度
H27~36年度
しはこで合災
10年後
、自と防い害
な 1年目
小
東 パ
が
中
後分に災、の
中
県
日 ン市
考お
越
を学
世でな教こ危
学校
地域
防
本 フ防
え
か
地
本
学校
に守ろ育の険
校
コミセン
災
大 レ災
る防 家
震
格
語るうを地性
+
震 ッ 教 PG
日 災 庭 サポート
10
始防
り」と受にが
地域
災 ト育
完
をを
動災
周
(コミセン
家庭
継「、け住あ
チーム
発 完
含)
始
教
成
年
ぐ他身たみる
生 成
動
育
」人に子続長
学校負担軽減と地域のエンパワーメント
安をつどけ岡
心思けもるを
防災訓練に
安いた達たど
防災訓練参
参加するの
全や「がめう
子ども達と
自然の2面性
加しない
負担増
なり災、にと
は当たり前
その保護者
を重視した
不安増
ま、害次、ら
の地域離れ
防災教育
ち地か世全え
づ域ら代市る
日々享受している
・学校現場における負担軽減
防
高
自然の恩恵
くに生の民か
災 10才
・市民の防災意識の向上
い 20才
り貢き防が。
教
防
の献抜災防
支援策が必要!
育 子ども
災 子どもから た す く リ 災
10年後
の
意 大人に
める力ーを
ながおか防災を考える日の実現に向けて 推
識
の。」ダ自
進
の
人」をー分
・コミセン等地域の窓口と連携した防災教育に
定
時に大いなる
づ「発に事
30才
関する総合的な窓口の設置
着 40才
自然の営みとして
く命揮。に
発生する災害
・学校、地域のコーディネート及び実践サポート
りのし 。
保護者
保護者
、
・1日で実践できる質の高いPGの提案
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 040
2-3. 提 案 を 実 現 することに よるメリ ッ ト の
るこ と を 想 定 す る必 要 が あ る 。 あ る学 校 で 防 災 教 育
検討
の取 組 を精 力 的 に行 ったとしても、それが教 員 個 人
の熱 意 によって支 えられているような場 合 は、転 勤
に 伴 いそ の 後 の 取 組 が 徐 々 に 衰 退 し て い く こ と も あ
(1) 小 学 校 ・ 中 学 校
り う るこ と で あ る 。 地 域 と 学 校 を つ な ぎ 、 実 践 的 な 防
① 新 潟 県 防 災 教 育 プログラム実 施 の負 担 軽 減
災 教 育 活 動 を展 開 するうえでコミュニティセンターや
「ながおか防 災 を考 える日 」が制 定 され、その日 に
地 域 型 NPO を介 在 させたり、コーディネーターに継
各 地 で防 災 に関 する行 事 が実 施 されたり、地 域 が
続 的 に関 与 してもらうことで、その地 域 にあった防 災
主 体 となった防 災 訓 練 が実 施 されたりすることで、
教 育 の 取 組 を 、 継 続 的 か つ 改 善 的 に 運 用 す るこ と
県 の防 災 教 育 プログラムが要 請 している年 間 10 コ
が で きる。これに よって 教 員 とし ての 負 担 も軽 減 され
マ の 防 災 教 育 プ ロ グ ラム の実 施 を一 日 で終 え るこ と
ることになる。
ができるようになる。この日 に実 施 される各 種 行 事 に
対 しては、教 員 はほぼ対 応 が不 要 となるため、プロ
(2) 児 童 ・生 徒
グラム実 施 の実 質 的 負 担 を軽 減 しながら、防 災 教
① より実 践 的 な内 容 を学 ぶことができる
育 効 果 は担 保 で きる環 境 を構 築 す ること に な る。 波
防 災 に 日 頃 か ら関 わる 各 セ ク タ ー が 連 携 し て プ ロ
及 効 果 として、他 の学 習 、科 目 教 科 等 の充 実 へと
グラムの実 施 を推 進 することで、より実 践 的 かつ内
教 員 の労 力 を差 し向 けることもできるようになる。
容 の濃 い学 習 内 容 が提 供 される。
② 補 助 教 材 ・副 教 材 等 が年 に一 回 更 新 される
② 多 様 な 災 害 と その 備 え に ついての 理 解 を深 め
ることができる
防 災 教 育 プログラムの各 コンテンツはすでに各 小
中 学 校 に 配 布 さ れ て い るが 、 そ こ に 添 付 さ れ て いる
「ながおか防 災 を考 える日 」では各 地 域 で想 定 さ
補 助 教 材 や資 料 のほかに、ボーサイダーが年 に一
れる災 害 についての学 習 機 会 が提 供 されることにな
回 、各 学 校 に設 置 した防 災 玉 手 箱 のコンテンツを
るが、年 次 によっては自 分 たちの学 校 、学 区 での取
更 新 することで、より利 用 しやすい教 材 が提 供 される。
組 だけでなく、他 地 域 で展 開 されるプログラムに参
ま た、教 材 を 使 用 してみ た感 想 等 を ボー サイ ダー が
加 することも想 定 される。その場 合 、多 様 な風 土 、地
教 材 の改 善 等 に生 かすことで、さらに利 用 価 値 の高
域 文 化 を持 っている長 岡 市 においては、まさに多 様
い教 材 を作 成 することができる。
な災 害 に対 す る経 験 、それから得 られた教 訓 などが
プロ グ ラムに 組 み込 ま れており 、それ らに参 加 す るこ
③ コミュニティセンター等 に経 験 が蓄 積 される
公 立 小 学 校 、 中 学 校 の 場 合 、 教 員 の 転 勤 が起 こ
041 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
と で 多 様 な 災 害 へ の 理 解 と 備 え を 進 め るこ と が で き
る。
③ 地 域 住 民 との接 点 が多 様 になる
(4)長 岡 市 (行 政 )
地 域 が 積 極 的 に 防 災 教 育 の 実 施 に 関 与 す るこ と
① 中 越 地 震 から 10 年 の節 目 に、復 興 だけでなく
になれば、結 果 としてプログラムの実 施 を地 域 で実
防 災 の取 組 を全 市 的 に取 り組 んでいることを
施 し た り 、 地 域 住 民 な ど が 直 接 プ ロ グ ラ ム実 施 に 携
全 国 に発 信 できる
わ る ケ ー ス が 多 く な る。 そ の 中 で 地 域 住 民 と の 接 点
中 越 地 震 から10年 、全 国 からの支 援 を受 けながら
が増 加 し、それは平 常 時 の防 犯 、安 全 対 策 にも有
特 に 中 山 間 地 域 の 復 興 を 進 めて き た 。 活 力 あ る 集
効 となる。
落 が増 え、合 併 前 の自 治 体 単 位 では地 域 NPO が
立 ち 上 が り 、 地 域 がよ り 自 律 的 に 生 活 し て いく 環 境
(3) 地 域 (自 主 防 災 組 織 等 も含 む)
を 整 えよ うと いう動 きも始 ま って いる。人 口 減 少 社 会
① 地 域 をまきこんだ防 災 訓 練 が実 施 できる
の 復 興 の あ り 方 に つ いて は 一 つ の あ り 方 を 示 し て き
「ながおか防 災 を考 える日 」を設 定 することで、多 く
ているが、その経 験 を踏 まえ、より安 全 で安 心 なまち
の 地 域 住 民 も そ の日 は 防 災 に 関 す る活 動 に関 わる
づくりは、まだ全 市 的 な取 組 は始 まっていない。県 の
こ と が で き、 多 様 な 世 代 、 多 様 な 人 材 とと も に よ り実
防 災 教 育 プログラムの実 施 を端 緒 としつつ、学 校 現
践 的 な活 動 を進 めることができるよう になる。また、こ
場 にとどまらずそれを地 域 全 体 で受 け止 め、より実
の日 の企 画 を通 じて、防 災 活 動 だけでなく、他 の地
効 性 の高 い取 組 にしていこうとするこのプロジェクト
域 活 動 への波 及 効 果 も想 定 できる。
が推 進 されることで、復 興 だけでなく、防 災 の取 組 と
しても全 国 のモデルケースになるような取 組 が市 民
② 学 校 とのつながりができる
地 域 としては、学 校 との連 携 がさまざまな場 面 でで
主 体 で進 みつつあることは、非 常 に訴 求 力 のある取
組 となる。
きるようになることを希 望 している。しかしながら、昨
今 は防 犯 面 の配 慮 などもあり、なかなか簡 単 に学 校
② 地 域 の様 々な資 源 を有 効 に活 用 できる
と 地 域 が関 わり を持 て る状 況 では な くな って いる。 ま
人 口 減 少 社 会 が到 来 し た現 在 、 また は 地 方 財 政
た 、 学 校 現 場 は 多 忙 を 極 めて お り 、 そ の 点 か らも 地
にも余 力 がなくなっている現 在 、地 域 資 源 の有 効 活
域 の要 望 に十 二 分 に応 えるだけの余 裕 がなくなって
用 をより一 層 図 り、効 率 的 に地 域 運 営 をしていくこと
いる。し かしこれ ら の提 案 を 進 めて いく 中 で、地 域 に
が求 められている現 状 において、地 域 住 民 や学 校
ま か せ るこ と で お 互 いに メ リ ッ ト の あ る状 況 が 生 み 出
現 場 が連 携 し、地 域 資 源 を有 効 活 用 してより大 きな
されることで、地 域 と学 校 の連 携 が強 化 されることに
効 果 を上 げるような取 組 は、防 災 に限 らず、さまざま
なる。
な 点 で 応 用 可 能 に な る。 そ れ を 防 災 を 切 り 口 と し な
がら先 行 的 に取 り組 むことができる。
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 042
3
まとめ
3-1. 活 動 の記 録
3-1-1. 全 体 会 議 の記 録
全 体 会 議 の開 催 日 時 ・会 場 及 び概 要 は以 下 のとおり。
回
月日
1
平 成 25 年
9 月 28 日 (土 )
10:00-12:00
会場
概要
(まちづくり市 民 研 究 所 開 所 式 )
・羽 賀 所 長 あいさつ、辞 令 交 付 、澤 田 ディレクターあいさつ
501 会 議 室
(第 1 回 全 体 会 議 )
・自 己 紹 介 、第 1 期 のテーマ、ねらい、防 災 教 育 を取 り巻 く状 況 や課 題 、これか
らのスケジュール等 の概 要 説 明
・新 潟 県 防 災 教 育 プログラムの概 要 について説 明
選 択 学 習 指 導 (案 )のなかでも、地 域 の人 が関 わった方 がうまくいくカリキュラム
2
10 月 19 日 (土 )
10:00-12:00
がある。
きおくみらい
・長 岡 市 の学 校 での防 災 教 育 の現 状 について、指 導 方 針 や、各 学 年 でのねら
い、各 学 校 への指 示 や課 題 を共 有 。
・大 島 中 学 校 を例 に、学 校 現 場 の実 態 について説 明
・その他 意 見 交 換
・中 越 防 災 安 全 大 学 の紹 介 。それに対 する意 見 交 換 。
3
11 月 16 日 (土 )
10:00-12:00
501 会 議 室
→安 全 士 のワーキングをつくり検 討 してはどうか
・研 究 員 からの課 題 の報 告 :防 災 教 育 に関 して、地 域 で手 伝 えること、関 与 する
よい人 、地 域 で引 き継 げることなどのアイディア
・課 題 :このようなことができそう、できると面 白 いアイディア・意 見 について、ディ
4
12 月 21 日 (土 )
14:00-17:00
302 会 議 室
レクターが集 約 。考 え方 の整 理 を行 い、今 後 深 めていくべきテーマを抽 出 。そ
こから 4 つのワーキンググループ(以 下 WG)を編 成
これ以 降 、WG ごとに活 動 開 始 。
5
平 成 26 年
1 月 11 日 (土 )
10:00-12:00
・各 WG で、現 在 検 討 している内 容 ・事 項 について報 告 。それに対 して、ディレ
302 会 議 室
クター、研 究 員 とで意 見 交 換 。
・全 体 会 議 後 、個 別 に WG で検 討 。
・各 WG の名 称 決 定 にともない報 告
6
2 月 8 日 (土 )
10:00-12:00
501 会 議 室
・各 WG で、検 討 している内 容 ・事 項 について報 告 。それに対 して、ディレクタ
ー、研 究 員 とで意 見 交 換 。
・全 体 会 議 後 、個 別 に WG で検 討 。
・各 WG の名 称 決 定 にともない報 告
7
3 月 9 日 (日 )
10:00-12:30
501 会 議 室
・各 WG で、検 討 している内 容 ・事 項 について報 告 。それに対 して、ディレクタ
ー、研 究 員 とで意 見 交 換 。
・全 体 会 議 後 、個 別 に WG で検 討 。
8
3 月 30 日 (日 )
15:00-17:00
9
4 月 21 日 (土 )
9:30-12:00
交流広場
・これまでの各 WG での活 動 及 び調 査 、研 究 の成 果 について、報 告 会 を開 催 。
・報 告 内 容 については、P10 1-3(2)中 間 報 告 会 を参 照 。
・前 回 の中 間 報 告 会 の振 り返 り、意 見 等 を共 有 。
501 会 議 室
・今 後 の方 向 性 として「長 岡 防 災 の日 (仮 称 )」を大 きなテーマとする。この日 を
動 かす仕 組 みづくりに、各 WG で検 討 していることを反 映 させる。
・全 体 会 議 後 、個 別 に WG で検 討 。
043 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
回
月日
会場
概要
・各 WG での検 討 内 容 等 について報 告 、協 議
(Win-Win)
コミセンへのアンケート結 果 について報 告 。今 後 は日 越 、山 通 、福 戸 等 のコ
ミセンやコミセンのない地 域 に対 し、ヒアリングを行 う予 定 。
(F.T.F)
合 同 防 災 訓 練 と、長 岡 市 防 災 訓 練 の差 別 化 (合 同 防 災 訓 練 は、公 助 では
なく自 助 と共 助 )
防 災 資 源 を活 用 して、何 ができるか、プログラム等 を検 討 。
10
5 月 18 日 (土 )
13:00-11:40
きおくみらい
「長 岡 防 災 の日 」に持 つイメージの確 認
→これまでないのは、7.13、10.23 ともに市 民 に災 害 の日 としての認 識 がある
ためと思 われる。また、小 中 学 校 なら「長 岡 防 災 教 育 の日 」などがよいので
は。
(わくわくユニット)
コンテンツを、分 類 して整 理 した。学 校 現 場 で必 要 なコンテンツを選 べるよう
にインデックス化 を検 討
(安 全 大 学 )
教 員 や中 学 生 が受 講 できるよう、検 討 。
・全 体 会 議 後 、個 別 に WG で検 討 。
・各 WG での検 討 内 容 等 について報 告 、協 議
(Win-Win)
個 別 のコミセンへのヒアリング結 果 について報 告 。
(F.T.F)
11
6 月 7 日 (土 )
9:30-11:50
501 会 議 室
アオーレ長 岡 を会 場 としてプログラム、モデルとして川 口 地 域 での訓 練 や共
通 のプログラムの検 討 。
(わくわくユニット)
コンテンツについては、富 山 の薬 箱 式 (ケース収 納 、メンテメンスに訪 問 等 )
にする。レシピ案 の例 示 。
・全 体 会 議 後 、個 別 に WG で検 討 。
・各 WG での検 討 内 容 等 について報 告 、協 議
(Win-Win)
コミセン等 へのヒアリング結 果 について総 括 。仮 結 論 の提 示 。
(F.T.F)
12
6 月 21 日 (土 )
9:30-11:10
302 会 議 室
アオーレ長 岡 を会 場 とした「ながおか防 災 (教 育 )の日 」のプログラム案 の提
示、
(わくわくユニット)
コンテンツを増 やす方 法 として、グッズコンテントの開 催 を提 案 。また、薬 売 り
システムの役 割 や効 果 についての検 討 結 果 について報 告
・全 体 会 議 後 、個 別 に WG で検 討 。
続 き >>P047
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 044
開
所
式
、
第
1
回
全
体
会
議
2013.9.28
第
2
~
7
回
全
体
会
議
第 2~7回 全 体 会 議 の様 子
045 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
この1年 間 を
写 真 で振 り返 る!
中
間
報
告
会
2014.3.30
第
9
~
15
回
全
体
会
議
成
果
報
告
会
2014.8.23
成果報告会
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 046
回
月日
会場
概要
・各 WG での検 討 内 容 等 について報 告 、協 議
(Win-Win)
コミセン等 へのヒアリング結 果 について、コミセン未 設 置 地 区 では、支 所 地
域 は、支 所 地 域 振 興 防 災 係 等 が調 整 役 として、位 置 付 けられるか検 証 。
(F.T.F)
ながおか「防 災 を考 える日 」(仮 称 )のプロ グラム案 について、シェイクアウト
13
7 月 5 日 (土 )
9:30-12:00
きおくみらい
訓 練 、標 準 的 な小 中 学 校 単 位 の取 組 案 、合 同 防 災 訓 練 、指 定 避 難 所 生
活 体 験 プラン、アオーレ長 岡 を会 場 としたプログラム案 、川 口 地 域 での訓 練
案 などの案 を例 示 、協 議 。
(わくわくユニット)
薬 箱 に入 れるレシピの体 系 図 について報 告 。また、防 災 グッズコンテストを
提 案 、防 災 薬 売 り概 念 図 の提 示 。
・全 体 会 議 後 、個 別 に WG で検 討 。
・各 WG での検 討 内 容 等 について報 告 、協 議
(Win-Win)
コミセン等 へのヒアリング結 果 をもとに、コミセンの役 割 の提 案 (防 災 教 育 と
地 域 防 災 のパイプ約 )とその活 動 支 援 するサポートセンターの設 置 の提 案
(F.T.F)
14
7 月 19 日 (土 )
15:00-17:00
前 回 の提 案 内 容 を精 査 、報 告
501 会 議 室
(わくわくユニット)
名 称 を、薬 箱 は「防 災 玉 手 箱 」に、薬 売 りは「あなたのまちのボーサイダー」
に決 定 等 、レシピの内 容 、インデックスの整 理
(You got it)
「市 民 研 究 所 の目 指 す、ながおかの未 来 」像 から、コーディネーターの必 要
性 を提 示 。
・全 体 会 議 後 、個 別 に WG で検 討 。
・4 月 12 日 第 9 回 の全 体 会 議 で示 された「長 岡 防 災 の日 (仮 称 )」の名 称 つい
15
8 月 9 日 (土 )
9:30-12:00
501 会 議 室
て、「ながおか防 災 を考 える日 」に決 定 。
・ディレクターより、報 告 書 の目 次 案 等 が示 された。
・各 WG での提 案 事 項 について調 整 。
(成 果 報 告 会 )
・背 景 、概 要 説 明 (ディレクター)
・提 案 :各 WG の提 案 内 容 の報 告
①ながおか防 災 を考 える日 の提 案
② 防 災 教 育 実 施 時 のサ ポー ト( 防 災 薬 売 り シス テム と グ ッ ズコン テン トの 実
16
8 月 23 日 (土 )
15:00-17:30
施)
交流広場
③多 様 な学 習 機 会 の提 供 (教 員 、中 学 生 の安 全 大 学 の受 講 検 討 )
④プログラム企 画
⑤連 携 の仲 介 (コミセンをパイプ役 に。サポートセンター設 置 )
⑥全 体 のコーディネーター
※提 案 内 容 については、P15 2.提 案 を参 照 。
・報 告 書 を金 子 原 子 力 ・防 災 統 括 監 へ提 出
・市 民 研 究 員 証 明 書 の交 付
047 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
3-1-2. 各 ワーキンググループの記 録
WG1/Win-Win チーム
(1) 前 半 のゼミを終 え、WG の進 め方 を考 察 する
回
1
月日
H25 年
12 月 21 日 (土 )
作業名
ゼミを踏 まえての感 想 共
有 と今 後 の方 向 付 け
作業内容
ポイント
・組 織 化 の重 要 性
学 校 と地 域 との仲 介 役
・コミセンか連 合 防 災 組 織 が仲 介 役 候 補
としてのコミセンの可 能
・消 防 含 め話 を聞 く
性 が選 択 肢 として取 り
・ヒアリングを主 体 に現 実 を探 る
上 げられた。
(2) 中 学 校 から防 災 教 育 の取 組 を聞 く (①現 在 の取 組 ②地 域 への要 望 ③地 域 との実 績 )
回
月日
2
H26 年
1 月 28 日 (火 )
作業名
作業内容
ポイント
①家 庭 、通 学 路 での危 険 個 所 点 検
宮 内 中 学 校 ヒアリング
②小 学 校 との合 同 訓 練 手 探 り。地 域 の情 報
も不 足
モデル校 として複 合 的
防 災 教 育 実 施 。あくまで
も自 己 完 結
③現 在 はほとんどノータッチ
①地 震 、火 災 に加 え、洪 水 からの避 難 訓 練
実施
3
1 月 29 日 (水 )
中 之 島 中 学 ヒアリング
②学 区 が広 く、地 域 との連 携 は困 難 と判 断
地 域 連 携 の糸 口 模 索
③防 災 ではない。地 域 の文 化 (凧 )などあ
り。
①地 震 、火 災 、不 審 者 からの避 難 。引 き渡
しも。
4
1 月 29 日 (水 )
東 北 中 学 校 ヒアリング
②地 域 防 災 訓 練 に参 加 、総 合 学 習 で避 難
所体験等
③伝 統 的 に地 域 、PTA で話 あう機 会 が設 定
地 域 のリーダーとのコミ
ュニケーション良 。学 区
広 く全 体 網 羅 は不 可
あり。
(3) 地 域 の自 主 防 災 会 から話 を聞 く
(①防災活動実態
回
月日
②学校との連携実績
作業名
③地域と学校との調整役は?)
作業内容
ポイント
① 基 本 は 町 内 単 位 。部 分 的 に隣 接 町 内 と
乗 合 で避 難 訓 練
5
2 月 12 日 (水 )
宮内 5 丁目
町 内 会 長 ヒアリング
②学 校 との接 点 なし。宮 内 連 協 も防 災 の話
題 は一 切 出 ず。
③避 難 先 であるコミセンが核 になり、避 難 所
地 区 の避 難 所 は自 主 開
発 (神 社 やスーパー)。
学 校 とは没 交 渉 。
運 営 を率 先 すべき
①自 主 防 災 は町 内 単 位 、中 学 生 参 加 得 な
がら避 難 訓 練 。
6
2 月 18 日 (火 )
川 崎 5 丁 目 、6 丁 目 、
東 神 田 1丁 目 の各 自 主
防 災 会 長 ヒアリング
②全 体 ではないが、部 分 的 に連 携 し、避 難
訓練実施
③ 毎 年 中 学 で 町 内 会 長 らが 教 師 と 防 災 で
熱 心 な地 域 のリーダー
に支 えられている実 態 あ
り。
話 合 いできる
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 048
(4) コミセンからのヒアリングの段 取 り
回
月日
作業名
作業内容
7
3 月 5 日 (水 )
市民活動推進課
渡邊課長補佐訪問
コミセンの実 態 をお聞 きし、当 方 の仮 説 を説 明 、おおむね了 解 。西 岡 さ
8
3 月 18 日 (火 )
表 町 、西 岡 会 長 訪 問
9
4 月 15 日
コミセン役 員 会
んを紹 介 される。
当 方 の仮 説 を説 明 し、ご理 解 を得 た。表 町 コミセンでも防 災 本 格 取 組
の話 あり。
役 員 の方 々に経 緯 、狙 いを報 告 、アンケート実 施 の了 解 を得 る。
(5) どの程 度 防 災 を取 り上 げていますか?
全 コミセンに、アンケートを依 頼 。27 のコミセン、1 つの分 館 からの回 答 (平 成 26 年 5 月 に実 施 )
設問
回答
A
地 域 ・学 校 と連 携 しての防 災 訓 練 を実 施 し
ている。
日 越 、表 町 、山 通
B
地 域 の防 災 訓 練 に一 緒 に参 加 してる。
福 戸 、十 日 町 、四 郎 丸 、六 日 市
C
防 災 を扱 う部 会 がありますか?
D
地 域 の小 学 校 を巻 込 み今 後 やりたいこと
は?
日 越 、山 通 、福 戸 、十 日 町 、四 郎 丸 、六 日 市 、富 曽 亀 、関 原 、
上 川 西 、川 崎
・中 越 地 震 の反 省 に基 づき、小 中 学 校 との避 難 訓 練 実 現 希 望 (大 島 )
・小 中 学 校 児 童 ・生 徒 と地 域 防 災 マップの作 成 を希 望 (上 川 西 )
・地 域 全 体 の避 難 訓 練 に生 徒 と参 加
・中 学 校 とも連 携
など
・連 合 自 主 防 災 組 織 を作 る手 伝 い
E
コミセンに寄 せられる要 望
・小 学 校 の避 難 訓 練 にも参 加 を
・安 全 士 など地 域 の防 災 リーダーを紹 介 したり、活 用 を。
・学 校 、地 域 とが一 緒 になる機 会 、会 議 体 が必 要
F
小 中 学 校 との防 災 連 携 を実 施 するための
支 援 は?
・災 害 時 に避 難 所 となるコミセンの防 災 備 品 の充 実
・地 域 が連 合 化 した防 災 会 に変 身 してほしい。
・なんと言 ってもその為 の人 材 確 保
・他 地 域 事 例 の紹 介 など
(6) いくつかのコミセンからのヒアリング
(①防 災 活 動 における地 域 との連 携 の状 況 、②コミセン外 のどういう組 織 と防 災 を協 力 しあっていますか?
③課 題 と今 後 )
月日
対象
回答内容
①連 合 防 災 活 動 活 発 ・地 域 防 災 訓 練 に児 童 生 徒 も参 加 する仕 組 みに。 コ
ミセンも推 進 役
①
5 月 26 日 (月 )
日 越 コミセン
②地 域 安 全 部 には消 防 メンバー、安 全 士 など加 入 。 「すこやかな~会 」には地
域全体参加
③高 校 との連 携 なし
コミセン人 材 の世 代 交 代 必 要 か?
①地 域 防 災 訓 練 をコミセンが核 になり企 画 推 進 。他 の交 流 事 業 も コミセン立 案
し町 内 に提 案 。
②
5 月 26 日 (月 )
福 戸 コミセン
②上 記 防 災 訓 練 には子 供 会 、老 人 会 、町 内 会 、消 防 団 が結 束 して推 進 &参
加。
③人 口 減 少 昨 年 度 は小 学 校 卒 業 5 名 。 災 害 意 識 は高 くない~土 地 柄
049 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
月日
対象
回答内容
①防 災 を除 いてコミセン事 業 活 発 。 コミセンに防 災 担 当 部 あるも講 話 などソフ
トな領 域 に留 まる。
③
6 月 3 日 (火 )
山 通 コミセン
②地 域 の防 災 活 動 は町 内 単 位 に実 施 されている。(コミセンからまず)
高 町 など先 の震 災 で被 害 を受 け、その後 熱 心 に防 災 活 動 展 開 する町 内 もあ
るが限 定 。
③地 域 をあげての防 災 活 動 に「火 を付 ける」人 材 or 組 織 の出 現 が待 たれる。
①給 食 配 食 、環 境 保 護 など多 彩 な事 業 をコミセン展 開 しているが防 災 活 動 は
行 政 指 示 事 項 に留 まる。
④
6 月 3 日 (火 )
大 島 コミセン
②地 域 における防 災 活 動 も町 内 単 位 が基 本 で連 合 化 してない。
③コミセン自 身 は防 災 活 動 に対 して人 的 、物 的 いずれも準 備 ができていない。
~地 域 /学 校 /コミセンの 3 者 で構 成 する「サポート委 員 会 」組 織 あり、きっかけ
あれば前 進 する。
①連 合 町 内 会 主 催 の地 域 防 災 訓 練 に小 学 校 判 断 で全 児 童 が参 加 。 (学 校 と
地 域 の連 携 )
⑤
6 月 3 日 (火 )
上 川 西 コミセン
②上 記 合 同 訓 練 は連 合 の「準 備 委 員 会 」で計 画 されており経 験 もある。
③コミセンが地 域 防 災 にどう関 わるか、方 向 模 索 中 に見 えた。人 、モノ、組 織 の
整備。
上 記 5 か所 のコミセンと表 町 コミセンのヒアリングを終え、感じたこと
①コミセンが地 域 防 災 活 動 の中 心 にあり、推 進 しているケースは少 なく、大 半 のコミセンは行 政 上 必 要 な単 独 の
避 難 訓 練 等 に留 まっている。
②「コミセンが防 災 にかかわりを持 つ」地 域 では防 災 組 織 が連 合 化 している、安 全 士 会 や消 防 が一 緒 に取 り組 む
などの特 色 あり。
③現 時 点 、地 域 防 災 に未 着 手 のコミセンにあっても、地 域 や学 校 との密 接 な 関 係 あるので、防 災 取 組 のきっか
けがあれば変 身 可 能 。
学 校 、コミセンのヒアリングなど、ワーキングの活 動 の様 子
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 050
WG2/F.T.F チーム
ワーキングの活 動 概 要 は、以 下 のとおり。
回
月日
内容
地 域 と連 携 した防 災 訓 練 等 の企 画 について、研 究 員 の想 いをヒアリング。
1
平 成 25 年
12 月 21 日 (土 )
・プログラムの企 画 と実 現 可 能 性 の検 討
・必 要 なコンテンツ・・・防 災 訓 練 グッズの詳 細 はWG 3 で詳 細 検 討 。
・学 校 教 育 (児 童 生 徒 ・教 職 員 ・PTA・後 援 会 の立 場 、見 方 など)現 状 認 識 。
・提 案 1「長 岡 防 災 の日 」の設 定 :意 義 目 的 、実 施 プログラム、NCT の活 用 等 検 討
・A:総 合 的 なプログラムの構 築
「合 同 防 災 訓 練 」…ステップ 1 ⇒ 小 中 学 校 合 同 防 災 訓 練
2
…ステップ 2 ⇒ 学 区 域 住 民 合 同 防 災 訓 練
平 成 26 年
1 月 11 日 (土 )
…ステップ 3 ⇒ 長 岡 市 一 斉 の合 同 防 災 訓 練
・B:地 域 が提 供 するべきプログラム
「体 験 学 習 」…「体 験 」の提 供 による知 識 の定 着 (他 の WG と共 同 対 応 )
上 記 について 3 年 後 、5 年 後 をイメージして、「地 域 と連 携 した合 同 防 災 訓 練 」プログラムに向 け実
施 可 能 なのか、または障 壁 となる要 因 とその対 応 策 について討 議 をした。
・ワーキンググループ名 (F.T.F.)に決 定
・プログラム全 体 と個 別 コンテンツのイメージについて
3
1 月 26 日 (日 )
・学 校 教 育 への認 識 のズレについて
・学 校 の地 域 活 動 とは…
・学 校 における防 災 教 育 実 践 のサポーターについて
・「合 同 防 災 訓 練 」プログラム検 討
小 中 学 校 合 同 訓 練 のイメージ … 市 内 地 図 参 考 に検 討 。
4
2 月 8 日 (土 )
アジェンダ Ver2 より目 的 ~訓 練 内 容 の所 まで検 討 。
・「体 験 学 習 」プログラム検 討
検 討 資 料 として、①「防 災 キャンプ in みつけ」実 施 報 告 書 、②新 潟 県 防 災 キャンプ推 進 事 業 (新
潟 県 教 育 委 員 会 発 行 )を基 に、体 験 学 習 (屋 内 外 )の種 別 抽 出 。
・「合 同 防 災 訓 練 」…引 渡 し訓 練 時 、小 学 生 の保 護 者 が来 られないときは、中 学 生 と一 緒 に帰 るこ
とで、中 学 生 のリーダーシップを育 む。
5
2 月 23 日 (日 )
実 施 体 制 ・方 法 は、地 域 連 携 が不 可 欠 なので、WG1 と共 に 4 月 以 降 の検 討 課 題 へ。
・「体 験 学 習 」…宿 泊 を通 して子 どもたちの記 憶 に残 るものが大 切 。
・3 月 30 日 中 間 報 告 に向 けた各 検 討 事 項 案 について、整 理 とまとめ。
6
3 月 9 日 (日 )
・中 間 報 告 までの積 み残 し課 題 への対 応 検 討
・適 宜 、DropBox を活 用 して、情 報 共 有 及 び意 見 交 換 に活 用 を確 認 。
中 間 報 告 案 の見 直 しなどを検 討 。
7
3 月 23 日 (日 )
051 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
回
月日
内容
・長 岡 防 災 の日 /防 災 訓 練 についての企 画 提 案 のアジェンダについて検 討 。
・最 終 報 告 までの流 れを受 けて、今 後 の日 程 確 認 。
・「体 験 学 習 」 ⇒ これまでの所 で総 括 。取 りまとめ方 ⇒ 検 討 要 す。
下 記 の検 討 内 容 で進 める
主な問題点
①小中学校合同防災訓練
複数校の集合体となるので、小学生の移動要す。
徒歩・バス等移動手段及び実施場所の隔年変更等検討
小学生移動における安全面での地域協力の有無etc
8
②学区域住民合同防災訓練
後半Agendaの基本となる検討事項
町内自主防災会の協力有り⇒最低限の協力事項抽出
WG③Win-Win teamのコミセン連携の仕組み検討注視
4 月 12 日 (土 )
③長岡市一斉防災訓練
後半のAgendaであるが、多様な仕組みが考察される
*日程の検討・・・1日の場合、3日間の場合
(災害時72時間の対応で生存率UP)
*エリア別(各支所・コミセン単位?)調査と問題点抽出
*集合手段と防災訓練内容⇒地域特性重視
*費用負担及び授業コマ数⇒長岡市/教育委員会承認
・課 題 として、地 域 との関 わり方 及 びサポートの仕 組 み
…WG1 の課 題 であるが、ざっくりとした方 向 性 を検 討 する。
・防 災 に関 する背 景 …最 終 報 告 まで文 書 化
・「長 岡 防 災 の日 」設 定 の経 緯 と目 的 (ねらい)
9
5 月 11 日 (日 )
・「防 災 訓 練 」内 容 の検 討 …役 割 分 担
(長 岡 メイン会 場 地 域 ・川 口 地 域 ・水 害 、津 波 災 害 地 区 ・全 般 )
・WG1 及 び WG3 との情 報 共 有 と企 画 検 討 。
・長 岡 市 内 の小 中 学 校 において、防 災 教 育 プログラムを基 にした防 災 訓 練 を実 施 する。
・実 施 分 は、必 要 とされる防 災 教 育 プログラムのコマ数 に対 応 させる。1 回 で終 了 。
・防 災 訓 練 の実 施 が難 しい学 校 は、防 災 訓 練 メイン会 場 で対 応 する。
・学 外 会 場 実 施 では、施 設 の対 応 ・人 数 及 び時 間 が制 約 されるもで、午 前 の部 、午 後 の部 、隔 年 、
地 域 指 定 など数 年 スパンでの実 施 を考 慮 する。
・防 災 訓 練 内 容 ⇒地 区 (町 内 会 等 )の協 働 できるプログラムが BEST。
10
5 月 18 日 (土 )
・6 災 害 (地 震 ・洪 水 ・土 砂 ・雪 害 ・津 波 ・原 子 力 )からテーマを選 び、共 通 な防 災 訓 練 も検 討 する。
・情 報 機 関 を活 用 して、一 般 市 民 も参 加 できる企 画 も考 察 する。
*モデル対 応 で企 画 イメージ
a.長 岡 中 心 部 …アオーレ会 場 等 の公 共 施 設 活 用 及 び取 り組 み情 報 提 供 など
これまでの防 災 フェアではなく、視 点 を変 えた新 企 画 (差 別 化 )
b.川 口 地 域
c.その他 (共 通 なプログラム・学 校 単 位 ・マスメディアの LIVE 中 継 など)
11
6 月 7 日 (土 )
12
6 月 21 日 (土 )
・モデル対 応 への検 討
・積 み残 し課 題 への対 応 検 討
・企 画 案 の見 直 し
・「防 災 を考 える日 」企 画 における F.T.F TEAM としての理 念 ・目 標 (夢 ・未 来 のためになど)の再 確
13
6 月 30 日 (月 )
認 と今 後 の進 め方 について検 討 。
・F.T.F.としての企 画 提 案 (概 要 案 )として、7 月 5 日 全 体 会 議 で資 料 を配 布 して意 見 ・質 問 を受 け
て検 討 することで事 務 局 へ申 し入 れる。
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 052
回
月日
14
7 月 5 日 (土 )
内容
・「防 災 を考 える日 」における企 画 提 案 の検 討 (全 体 会 議 含 む)
・企 画 構 成 における地 区 区 分 を震 災 関 連 施 設 活 用 区 分 に変 更 及 び地 域 連 携 事 例 を組 込 むよう
検 討 要 請 があった。
15
7 月 19 日 (土 )
16
8 月 9 日 (土 )
「防 災 を考 える日 」における企 画 提 案
企 画 プログラムの見 直 し等 の報 告 検 討
8 月 23 日 最 終 プレゼンに向 けての検 討 及 び企 画 提 案 の見 直 し。
ワーキングの活 動 の様 子
053 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
WG3/わくわくユニット
ワーキングの活 動 概 要 は、以 下 のとおり。
回
月日
作業内容
内容のポイント、方向性
ワーキンググループ「コンテンツ開 発 」
1
平 成 25 年
12 月 21 日 (土 )
コンテンツ ①災 害 発 生 メカニズムを知 る
コンテンツ開 発 WG のコ
②語 り部 、エピソード
ンテンツの方 向 性 を決
③サバイバル手 法
定。
④身 近 なもので作 る「防 災 グッズ」
2
平 成 26 年
1 月 11 日 (土 )
各 コンテンツのメニュー、内 容 の確 認 作 業
メニュー、材 料 出 し
コンテンツ開 発 グループの名 前 「わくわくユニット」と命 名 及 びカテゴリー
「知 る」「考 える」「体 験 する」に分 け、各 項 目 別 にイメージをまとめる。
3
各 コ ン テン ツ の シチ ュ エ
2 月 1 日 (土 )
ーションを考 える。
各 コンテンツのメニューの洗 い出 し、項 目 別 に具 体 的 な内 容 を決 める。
例 ;『体 験 する』→サバイバル体 験 →居 住 スペースの確 保
4
いろいろと出 し合 い後 で
2 月 8 日 (月 )
整 理 することに
「 災 害 に つい て体 験 す る 。」 で は、「 居
住 スペースの確 保 等 」は、災 害 発 生
時 、何 が大 変 か? 何 に困 るのか?
5
2 月 22 日 (土 )
どんな工 夫 が考 えられるのか、できるの
か? 想 定 さ れ る 状 況 で ど んなこと が で
きるのか、工 夫 をまとめ 中 間 発 表 で発
サバイバルを想 定 し決
める。また、コンテンツ毎
に具 体 的 な取 り組 み方
法 を決 定 。
表 することにした。
6
3 月 15 日(土)
中間発表会へのメニュー、項目の洗い出し及び発表形式の決定
発表内容・方法の決定
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 054
回
月日
作業内容
内容のポイント、方向性
今 ま で の コ ン テン ツ を「 コ ン テンツ 整 理 表 」 に まと め たこ と と 、分 類 整 理
し、Excel による検 索 方 法 を提 案 。
7
コンテンツ活 用 方 法 の
5 月 17 日 (土 )
一提案。
目 次 の設 定 。防 災 教 育 PG 関 連 タグの設 定 。薬 箱 みたいな収 納 方 法 の
検討。
8
5 月 18 日 (日 )
9
5 月 30 日 (金 )
10
6 月 7 日 (土 )
まとめ方 の方 向 性
薬 箱 、目 次 、レシピ、防 災 教 育 PG のタグ添 付 のイメージを提 案 。
コンテンツを増 やす手 法 としてのコンテストの企 画 面 の打 合 せ。薬 箱 の
バージョンアップする方 法 の検 討 。
薬 売 り手 法 を提 案
コンテストの新 たな取 り
組 み方 、薬 箱 に対 する
取 り組 み方 法 の検 討 。
コンテンツコンテストの企 画 (案 )、薬 箱 の使 い方 で学 校 側 、薬 売 り側 の
メリットの提 案 。
11
6 月 18 日 (水 )
アイデアの提 案
12
6 月 21 日 (土 )
13
6 月 27 日 (金 )
14
7 月 2 日 (水 )
薬 売 りの概 念 図 、防 災 コンテストの企 画 案 、目 次 修 正 版 の検 討 及 びコ
ンテンツ開 発 の今 までの議 論 の整 理 。
15
7 月 5 日 (土 )
全 体 会 議 での提 案 に対 する検 討 。
薬 売 りの概 念 図 、防 災 コンテストの企 画 案 、動 画 の作 成 などコンテンツ
防災コンテストの提言と薬
開 発 の今 までの議 論 の整 理 との提 案 。
箱の使い方の提案。
〃
薬売りの概念を提案。
7 月 5 日 の提 案 に対 する集 約 。防 災 薬 売 りの概 念 図 、目 次 編 集 の検 討
16
7 月 9 日 (水 )
結 果 、薬 箱 (玉 手 箱 )・薬 売 り(ボーサイダー)などのネーミング決 定 。
広 報 ラジオ番 組 「旬 ラジながおか」収 録 。石 黒 研 究 員 、盛 澤 研 究 員 出
演。
17
7 月 19 日 (土 )
提 案 内 容 の決 定
055 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
具体的なわくわくユニット
の方向性を検討。
回
月日
作業内容
18
7 月 30 日 (水 )
19
8 月 4 日 (月 )
わくわくユニットの活 動 概 要 の検 討
20
8 月 8 日 (金 )
提 案 内 容 の決 定
内容のポイント、方向性
概 念 図 の説 明 と効 果 、概 念 図 ・目 次 の修 正 、コンテストの効 果 説 明 など
の検 討 整 理 。
最終まとめ段階への検討
1 年間の活動結果のまとめ
ワーキングの活 動 の様 子
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 056
WG4/中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 ワーキング
ワーキングの活 動 概 要 は、以 下 のとおり。
回
月日
内容
中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 の中 学 生 受 講 の可 能 性 を探 るために、事 前 に昨 年 度 の安 全 大 学 の資
料 を研 究 員 に検 討 してもらい議 論 を行 った。
中 学 生 の受 講 可 否 については、用 語 解 説 等 の必 要 性 等 はチェックする必 要 があるものの、概 ね
問 題 ないとの判 断 がなされた。
中 学 生 が安 全 大 学 を受 講 する目 的 については、「中 学 生 の地 域 防 災 ・貢 献 に対 する意 識 啓
1
平 成 25 年
12 月 19 日 (土 )
発 」、「中 学 生 の地 域 防 災 ・貢 献 活 動 への関 与 のきっかけとして」、「中 学 生 から親 へ(→家 庭 の防
災 力 の強 化 )」、「中 学 生 が学 校 で防 災 の知 識 を活 かせるように(→リトルティーチャー(防 災 訓 練
のリーダーなど)としての活 躍 を期 待 して)」などのためということがあげられたが、生 徒 募 集 や周 知
を図 る際 に、学 校 に対 して説 得 力 を得 るためにも目 的 は明 確 にしておくことが必 要 との意 見 も出 さ
れた。
中 学 生 が受 講 しやすいように安 全 大 学 の制 度 面 についても検 討 がなさ れ、一 般 の半 分 の単 位 で
取 得 が出 来 るジュニア安 全 士 や複 数 年 受 講 についても検 討 が必 要 であることが議 論 された ほか、
授 業 日 自 体 もテスト期 間 などを考 慮 した方 が良 いとの意 見 があげられた。
2
平 成 26 年
1 月 11 日 (土 )
第 2 回 ワーキンググループでは、中 学 校 への安 全 大 学 受 講 の提 案 へ向 けて、教 職 員 や生 徒 に安
全 大 学 の内 容 について理 解 しやすくするために、新 潟 県 防 災 教 育 プログラムとの関 連 付 けの明 確
化 を行 った。
第 1 回 、第 2 回 の議 論 を取 りまとめたほか、中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 の実 施 機 関 である(公 社 )中
越 防 災 安 全 推 進 機 構 への提 案 内 容 を取 りまとめた。主 な提 言 の内 容 は以 下 のとおり。
中 学 生 の安 全 大 学 受 講 の提 案
① 安 全 大 学 の募 集 要 項 を変 更 し、中 学 生 から受 講 可 能 とする。(費 用 等 については検 討 を要 す
3
3 月 26 日 (水 )
る。有 料 ・無 料 、単 位 制 など)
② 科 目 履 修 を認 め、興 味 のある科 目 だけでも受 講 可 能 にする。(有 料 ・無 料 )
③ ①と②の組 み合 わせパターン(有 料 ・無 料 ・科 目 履 修 の場 合 に単 位 を認 めるかどうかについて
は要 検 討 )
防 災 教 育 の理 解 を深 め、中 学 生 の受 講 を促 進 するためにも、教 職 員 にも門 戸 を開 く。
① 教 職 員 の安 全 大 学 ・科 目 履 修 など
-
3 月 30 日 (日 )
[中 間 報 告 会 ]
中 学 生 ならびに教 職 員 の中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 の受 講 の提 言 を行 い、(公 社 )中 越 防 災 安 全
推 進 機 構 へ検 討 を依 頼 した。
057 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
3-2. 市 民 研 究 員 等 による感 想
が素 敵 な方 々で、この仲 間 との重 なるミーティングが
楽 しみとなっていた。チームでの取 組 は、模 型 を使
01
っ た土 砂 崩 れ のメカ ニズム を知 ること が出 来 る。また 、
防 災 教 育 を楽 しく学 べたら嬉 しいなァ
建 物 火 災 では煙 の流 れを模 型 で見 て知 ることで、
避 難 方 法 を考 えることが出 来 る。語 り部 によって、当
私 はこの研 究 員 募 集 を知 り 、是 非 参 加 し た いと心
から願 った。
時 の 出 来 事 をリ アル に耳 学 問 で体 験 す るこ とに よ っ
て 、 災 害 時 、 何 が 想 定 で き るか 、 そ れ らの 対 処 法 を
何 故 な ら ば、 10 年 前 生 きて 行 けな いと 思 うほ ど の
考 え、予 知 能 力 も養 うことが出 来 る。 まさに活 きた防
大 きな 災 害 に遇 い、身 も心 も砕 け る思 いを経 験 し た
災 教 育 となる。更 には、災 害 時 恐 怖 に陥 った時 、身
からだ。こ の辛 か った経 験 が 少 しでも教 育 現 場 で生
近 にあるもので、身 の安 全 確 保 や代 用 品 として利 用
かされ、次 代 を担 う子 どもたちの役 に立 てればと考
で きる 防 災 グ ッ ズ の 提 供 に よ り 、 応 急 手 当 も 可 能 で
え応 募 した。
有 り 、 辛 い中 で も 作 る楽 し さを 親 子 で 共 有 す る心 の
ゆとりが期 待 できるのではないだろうか。
平 成 26 年 度 から全 県 下 小 中 学 校 で防 災 教 育 が
始 まった。教 育 現 場 の教 師 の中 には、中 越 地 震 を
ユニット名 が決 まり、提 供 する内 容 も形 として、ほぼ
体 験 してない方 々もいる中 で、子 どもも 10 年 前 は幼
確 定 して か らのグ ルー プ活 動 はとて も楽 し い期 間 だ
子 にて覚 えてない子 供 たちであろう。体 験 した子 ども
った。妄 想 も膨 らみ子 どもたちが楽 しみながら学 ぶ
の 中 でも 、記 憶 に残 ってな い子 も いると考 え られ る。
姿 を思 い浮 か ばせ なが ら、 ミー ティ ング も回 を重 ね、
その未 経 験 な教 師 や子 どもたちの支 援 ができたら嬉
白 熱 した議 論 が続 く。
しい。
何 よりもこの研 究 会 が澤 田 先 生 のご指 導 のもと的
それから約 1 年 間 15 人 の仲 間 と一 緒 に考 え、研
究 し 討 論 を 重 ね て きま し た 。 今 収 束 に 向 か っ て 走 り
込 ん で い る。 一 人 で は 良 い知 恵 も 出 な か っ た り 、 壁
に ぶ つ か り 四 方 八 方 先 が 見 え な い… 答 え が 見 つ か
確 なアドバイス・道 付 けによって、楽 しく研 究 ができ
たことの喜 びが今 満 ち溢 れている。
更 には素 敵 な澤 田 先 生 とこの研 究 所 を通 して、親
しくさせていただけたことも「大 」であります。
らない。
しかし、仲 間 がいた。
わくわくユニットの素 敵 な仲 間 たち。
この素 敵 な仲 間 たちに支 えられ、楽 しくワクワク し
率 直 な意 見 を出 し合 ったものを集 約 してくださるま
な が ら研 究 と G W を重 ね、一 応 成 果 らし きも のが 見
と め上 手 な 関 谷 さん。 控 え めに 小 さな声 で考 え を述
えてきた。
べてくださり、デザインを助 言 くださった小 此 鬼 さん。
私 た ち の 検 討 チ ー ム 「 わく わく ユ ニ ッ ト 」 の メ ン バ ー
アウトドア隊 長 ならではの発 想 の持 ち主 神 保 さん。
01
市民研究員
( 左 ) 風 呂 敷 で 作 るリュ ック サ ック
石 黒 みち子 /わくわくユニット
( 左 下 ) キッチ ンペ ー パ ー マスク
( 下 ) 新 聞 紙 で スリッパ
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 058
モ ノ づ く り 模 型 作 り の 天 才 肌 盛 澤 さ ん 。 いつ の 間 に
中 学 校 とのミーティング内 で感 じたこと、地 域 と連
か提 案 材 料 を形 にして持 参 くださる羽 入 さん。語 り
携 はしたいのだが、近 隣 と話 し合 いをすると近 隣 の
部 担 当 の宮 川 さん。私 石 黒 を加 えた、グループの居
防 災 力 、理 解 度 が低 すぎ連 携 できない。
心 地 良 さが終 盤 を迎 え、寂 しさに変 わってきた。
例 、 合 同 の 避 難 訓 練 を やろ う と し た 場 合 、 学 校 側
が 、 住 民 側 を 指 導 、誘 導 するよ う では、 学 校 側 に過
仲 間 と作 り上 げる楽 しい期 間 をいただいたが、更
度 の負 担 がかか るケースが 多 々あり、住 民 側 が子 ど
に「防 災 玉 手 箱 」を学 校 へ届 けられたらうれしい。生
もたちを引 っ張 って行 くようでなければ連 携 は無 理 と
徒 及 び震 災 未 経 験 の教 員 と共 に防 災 教 育 を考 え、
の印 象 を受 けました。
それらが、教 員 へのアドバイスや教 員 の負 担 減 とな
れば、更 に当 初 の目 的 となって思 いがかなう。
またチームで考 え、詰 め込 んだ「防 災 玉 手 箱 」
を使 って貰 えたなら、想 像 しただけでわくわくする。
したがって、地 域 (町 内 会 、自 主 防 災 会 )等 の防
災 力 、理 解 度 を学 校 側 のレベルまでまず引 き揚 げる
ことが先 決 でそうでなければ Win-Win とはなりえな
い。
仲 間 同 士 互 を 認 め合 い共 感 し 、 モ ノ づ く り を 今 後
も続 けていきたい。
※ コミ ュニティーセ ンタ ーにおいても、本 来 の姿 に戻
ってもらいたい。
ボーサイダーになって学 校 に玉 手 箱 売 りにメンバ
ー全 員 で行 きませんか。
本 来 コミ ュニ テ ィー セ ンタ ーと は 、旧 公 民 館 、 旧 児
童 館 等 機 能 を持 った施 設 のはずであり、場 所 を提
供 したり、老 人 福 祉 事 業 を実 施 する施 設 ではな
ボーサイダーセブン(7)に変 身 して。
いは ず で あ り 、 住 民 間 、 住 民 と 子 ど も 等 の コミ ュニ テ
ィーを図 る施 設 のはずです。コミセン創 立 10 年 でも
02
あ り 、本 年 新 設 さ れた コミ セン もあ りま す ので コミセ ン
まちづくり市 民 研 究 員 を遂 行 して思 うこと
原 点 に帰 っていただきたい。
また、コミセンは市 の出 先 機 関 であり、必 要 経 費 は
まずは、今 回 研 究 員 (学 校 と住 民 を結 ぶ防 災 )とし
ての作 業 にあたり大 変 勉 強 になりました。また、自 分
市 が 負 担 し て いる以 上 、 行 政 指 導 で 可 能 の は ずで
す。
自 身 の防 災 力 、理 解 力 の低 さも痛 感 させられ今 後
例 、栃 尾 、川 口 地 区 において、なぜコミセン設 立
も 勉 強 し なけ れ ば な らな いこと も 改 めて 感 じさ せ られ
の 話 が出 な いか住 民 等 に問 う と、ど うせ コミセン を 作
ました。
っても、また老 人 会 の寄 ったかりの場 所 しかならない
ので必 要 ないとの声 が聞 こえてきます。
※一 般 住 民 の防 災 力 の低 さを痛 感 させられました。
02
市民研究員
大 港 要 一 /Win-Win
059 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
最 後 に、現 在 私 は日 本 防 災 士 として、研 修 会 、総
会 等 に出 席 し、知 識 吸 収 に努 めていますが、その
の中 で「安 全 大 学 ワーキング」と「学 区 Win-Win チ
日 本 防 災 士 の活 動 指 針 の 中 に“将 来 を担 う子 供 た
ーム」の二 つのワーキンググループで活 動 をさせて
ちと、今 までも将 来 も愛 情 をもって育 ててくれる母 親
頂 いたのですが、ワーキングの中 でもその素 晴 らしさ
(女 性 )を第 一 の救 済 対 象 とする”がありますが、これ
を感 じさせられることが多 々ありました。
からもこの理 念 にしたがい各 種 活 動 をしていきたいと
思 っております。
安 全 大 学 ワ ー キ ン グ で は 、中 越 市 民 防 災 安 全 大
学 に中 学 生 が受 講 できないのかを検 討 したわけで
すが、そもそも私 自 身 がこれまで中 越 防 災 安 全 推
進 機 構 の 職 員 と し て 安 全 大 学 の 運 営 に 関 わり を 持
03
市 民 研 究 所 の可 能 性
ってきた中 で、正 直 、そんな発 想 自 体 持 ったことが
一 年 間 の市 民 研 究 所 での研 究 を終 えて
ありませんでした。「学 校 で防 災 教 育 を学 んだ生 徒
が、さらに学 習 を深 める場 が あってもよいのではない
昨 年 9月 から一 年 間 に渡 って、市 民 研 究 所 の第
か」「安 全 大 学 って中 学 生 は受 講 できないの?」そ
一 期 の研 究 員 として活 動 をさせていただきました。
んな つぶ や き自 体 、研 究 員 に 一 般 市 民 や 教 員 、 消
正 直 なと ころ 、 最 初 は ど のよう な 形 で「 政 策 提 案 」 に
防 団 な ど様 々な立 場 の方 がいたか らこ そ出 来 たこ と
つ な げ るの か ? われ われ の よ う な 市 民 が 集 ま っ て 本
だと思 いますし、素 朴 な疑 問 やさまざまな異 なる視
当 にしっかりとした「政 策 提 案 」なんて出 来 るのだろう
点 から物 事 のあり方 を考 え協 議 する。そんな当 たり
か ? と 期 待 と 不 安 半 々で 臨 ん だ 市 民 研 究 所 で し た 。
前 の よ う で 普 段 意 外 と 出 来 て いな いこ と を 出 来 た の
しかし、一 年 間 研 究 員 として関 わらせていただいた
がこの市 民 研 究 所 なのだったと思 います。
今 、 市 民 が 一 つ の テ ー マ につ いて し っ か り と 課 題 や
ち なみ に、最 終 的 に中 学 生 の安 全 大 学 受 講 を 中
現 状 を調 査 し、実 現 可 能 性 も考 慮 し、そして議 論 も
越 防 災 安 全 推 進 機 構 に提 案 した結 果 、残 念 ながら
十 分 に 重 ね た た う え で「 政 策 提 案 」 を 行 う 市 民 研 究
今 年 度 の実 現 には至 りませんでしたが、検 討 過 程
所 のかたちは、市 民 協 働 や市 民 が政 治 へ関 与 する
の中 で出 た「防 災 教 育 を行 う学 校 の教 職 員 がもっと
新 しいモデルになるのではないかと思 っていますし、
気 軽 に防 災 について学 べる場 があっても良 いので
そのような第 一 期 の市 民 研 究 所 に関 わらせていただ
はないか」という声 を受 け、提 案 した、安 全 大 学 にお
いたことを誇 らしく思 っています。
ける教 職 員 の科 目 履 修 制 度 については実 際 に実
こ の 市 民 研 究 所 の 素 晴 ら し いと こ ろ は 、 さま ざ ま な
現 させることが出 来 ました。 8 月 初 旬 現 在 で既 に一
職 種 の 方 々 が 関 与 さ れ て いる研 究 員 の 多 様 性 、 そ
名 の教 員 の方 から申 し込 みをいただくなど、小 さくて
の中 で自 主 ・自 発 的 な発 言 や議 論 が出 来 ること、そ
も着 実 な成 果 につながってきています。このように市
して、上 から目 線 ではなく市 民 目 線 で調 査 や研 究
民 研 究 所 で実 際 に検 討 したことが形 として実 行 に
が 出 来 るこ と、 な どな どで し ょう か 。 私 は 市 民 研 究 所
移 されていくと いうことは、研 究 に携 わったものと して
03
市民研究員
河 内 毅 /Win-Win、安 全 大 学
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 060
は本 当 に嬉 しいことですし、それが次 なるモチベー
いがあるからこそ出 るさまざまな発 想 や意 見 、時 にぶ
ションにつながっていくことだと思 います。
つ か り 合 うこと はあ れ 、総 じてプ ラス方 向 に作 用 す る
ま た 、 参 加 さ せ て い た だ いた も う 一 つ の ワ ー キ ン グ
こ と の 方 が 大 き か っ た と 思 いま す 。 ま た 、 そ の 中 で も
グループである「学 区 Win-Win チーム」では、防 災
多 様 な 個 を 否 定 せ ず に 一 つ の 方 向 に ま と め上 げ て
教 育 を実 施 している小 ・中 学 校 と、子 ども達 も含 め
頂 いた デ ィ レ ク タ ー の 澤 田 先 生 の 存 在 が と て も 大 き
て幅 広 く地 域 防 災 活 動 を実 施 したい自 主 防 災 会 を
かったと思 います。どれ一 つが欠 けても今 回 のような
上 手 く結 びつけ られな いかというこ とで調 査 ・研 究 を
独 創 的 な政 策 提 案 にはつながらなかったのではな
進 めてきました。その中 で、小 中 学 校 や自 主 防 災 会
いか と 思 いま す 。 本 当 に 自 分 に と っ て も 良 い勉 強 を
の 他 、 関 係 す る コミ ュ ニ テ ィ セ ン タ ー 、 NPO 、 行 政 な
させていただきました。ありがとうございました。
ど、実 にさまざまな立 場 の方 々から現 状 や意 見 ・アド
市 民 研 究 所 による政 策 提 案 ということでは、今 回
バイスなどを伺 った訳 ですが、多 くの方 々から比 較
の 提 案 を 持 っ て 一 区 切 り と な る訳 で す が 、 今 後 は こ
的 フラットな意 見 や建 設 的 な提 案 ・アドバイスもらうこ
れ を 絵 に 描 いた 餅 に す るこ と な く 、 ど の よ う に 実 現 し
と が 出 来 ま し た。 政 策 提 言 のた めの 調 査 ・ ヒ アリン グ
て いく のか が重 要 にな って くると 思 います 。 われ わ れ
と い う と 若 干 、 利 害 な ど も 絡 ん だ 発 言 も 出 て きた り 、
としても提 言 しっぱなしにするのではなく、少 しでもそ
煙 たがられたりする向 きもあるかと思 うのですが、今
の実 現 にも協 力 させていただくことで、本 当 に意 味
回 はそのようなことは全 くありませんでした。これは市
のある市 民 研 究 所 にしていくお手 伝 いが出 来 ればと
民 研 究 所 というほとんど政 治 色 がない市 民 が市 民
思 います。
目 線 で研 究 を行 う市 民 研 究 所 だからこそ出 来 たの
研 究 員 一 人 ひとりが誰 に責 任 を押 し付 ける訳 では
ではないかと思 いますし、われわれ研 究 員 もどちらか
なく、自 分 事 として問 題 意 識 を持 ち、調 査 ・研 究 を
と言 えば「理 念 」や「想 い」先 行 で動 いていたことも要
進 め、建 設 的 な政 策 提 案 を行 う市 民 研 究 所 のあり
因 の一 つなのかもしれません。だからこそ良 い政 策
方 は、市 民 参 加 という面 でひょっとしたら今 後 の新 し
提 案 につなげられたのではないかとも思 います。
い民 主 主 義 のかたちの一 つなのではないかと思 いま
市 民 研 究 所 のメンバーが集 まる全 体 会 では、全 体
の方 向 性 の整 合 や各 ワーキングの活 動 状 況 の共 有
すし、全 国 に誇 って良 いものではないかと感 じていま
す。
等 を行 っていましたが、その場 は私 自 身 にとっては、
最 後 に、1 年 間 様 々な形 でお世 話 になった澤 田
ある意 味 、市 民 研 究 所 の中 で最 もダイナミックな場
先 生 、 研 究 員 の 皆 さん 、オブ ザ ー バ ー・アシス タン ト
だ っ た と 言 って も 良 いかも し れ ま せ ん。 そ れ ぞ れ の ワ
の皆 さん、まちキャンのスタッフの皆 さん、そして調 査
ーキンググループから出 される報 告 や提 案 も独 創 的
にお付 き合 いいただきました 、小 中 学 校 、地 域 、コミ
で 面 白 いも の が 多 か っ た で す し 、 そ の 場 で 取 り 交 わ
ュニティセンター、行 政 、NPO などの皆 様 、本 当 にど
される意 見 や議 論 も興 味 深 いものばかりでした。違
う も あ り が と う ご ざ いま し た 。 こ の 場 を 借 り て 御 礼 申 し
061 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
上 げます。
本 となるプログラムがどれなのか、は大 切 な確 認 事
項 であり、前 提 であるはず。
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可 能 性 を秘 めた長 岡 市 のコミセン
②私 たちのグループの作 業 の背 景 にあるシナリオは
「 学 校 側 は 新 し いプ ロ グ ラム の 実 施 に 際 し 、 工 数 不
私 がこの市 民 研 究 所 の活 動 に応 募 したのは、防
足 が発 生 するはずなので、地 域 がそれらを解 消 する
災 安 全 大 学 で の 学 び を 契 機 と し て 進 め て きた 地 域
ために支 援 できる仕 組 みを作 る」であり、学 校 側 ある
防 災 力 強 化 がどの程 度 実 践 力 に結 びついているか
いは 市 教 育 委 員 会 か ら「こ ういう 支 援 が あ ると あ り が
確 認 し、不 足 不 備 があれ ば、 そのことを事 由 に取 組
たい」という声 が聞 こえて来 るものと考 えていたが、部
の 更 な る強 化 に つな げ た いと考 え た か らだ 。つ まり 、
分 的 な ヒ ア リン グ か らは そ う し た 声 は 確 認 で きな っ か
研 究 への取 組 を介 して他 の地 域 の防 災 取 組 の実
っ た 。 ま た 、 類 似 の こ と で あ るが 、 全 県 に 下 ろ さ れ た
態 を知 ることができると思 ったのだ。
新 しいプログラムがどの程 度 学 校 の教 育 現 場 に強
制 力 を以 て浸 透 しようとしているのかを長 岡 市 のみ
ま ず 最 初 に 、「 市 民 支 援 型 防 災 教 育 プ ロ グ ラム の
ならず、新 潟 県 全 体 の話 とし て確 認 したが、断 片 的
構 築 」というテーマ・コンセプトについて、取 組 の終
な回 答 を得 るに留 まった。「本 当 に学 校 側 に支 援 の
盤 の今 の段 階 においても、実 は私 が理 解 できないで
ニ ーズ は存 在 して いるの だろう か ?」と いう疑 念 が 時
いる基 本 的 なことが いくつか あるので、それ らを紹 介
折 頭 をもたげた。
したい。これは、1 年 間 という短 期 に一 定 の成 果 を求
めら れ るプ ロ ジ ェク ト に あ り がち な、 情 報 共 有 の 困 難
③最 後 のモヤモヤ感 は、検 討 が終 了 し、既 に学 校
さを示 すものでもある。
に配 布 された防 災 教 育 プログラムを開 発 する段 階 で、
地 域 が行 う 支 援 の在 り方 や、 学 校 側 の工 数 不 足 に
①平 成 26 年 度 から全 県 下 小 中 学 校 に紹 介 されて
対 応 する方 法 などの検 討 が行 われなかったのだろう
いる「 防 災 教 育 プ ロ グ ラ ム 」 で あ るが 、 県 の 意 向 、 各
か?という疑 念 であり、検 討 した経 緯 があるのであれ
市 の意 向 、更 には各 学 校 の方 針 などがどのように調
ば、答 え合 わせの意 味 でその内 容 を知 りたい気 持
整 が 図 ら れ て いるの か ?例 え ば 長 岡 市 の よ う に、 長
ち が あ る。 まとま った 費 用 を掛 けて作 成 され たプロ グ
岡 市 独 自 の防 災 教 育 プログラムを先 行 運 用 してい
ラム で あ り 、 や れ るか ど う か の 検 討 は 別 、と いう こ と は
るところでは、県 が主 導 する新 しいプログラムは強 引
ないはず、との思 いがある。
に 割 り 込 む こ と にな るの か 、そ れ と も あ る程 度 無 視 さ
れる事 になるのか?その扱 いに地 域 差 は無 いのか。
以 上 3項 目 のスッキリしない項 目 を挙 げたが、それ
この先 の実 践 活 動 の現 場 である学 校 において、基
は と り も 直 さ ず 「 われ われ の 研 究 成 果 は 日 の 目 を 見
04
市民研究員
岸 和 義 /Win-Win
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 062
る こ と が 出 来 るの だ ろ う か ? 」 と い う 先 行 きの 不 透 明
にその周 辺 町 内 からヒアリングした際 にその思 いを
感 を 時 折 感 じ た か らで 、上 記 に 関 す る事 項 を ミー テ
強 くした。モデル校 だけあって、校 内 では素 晴 らしい
ィングの際 に質 問 して来 たつもりだが、いずれも「ケ
防 災 教 育 が 実 施 さ れ て い るの だ が 、 防 災 教 育 を 統
ース・バイ・ケースです」的 な回 答 が多 く、また、そうし
括 す る教 頭 の 「 災 害 の 時 に ど こ の 方 が こ こ に 避 難 さ
たことに関 する議 論 が深 まることもなかった。
れて来 るのでしょうかね?」に象 徴 されるように、避 難
全 県 に配 布 された、といっても未 だ日 が浅 く、扱 い
所 を利 用 する側 (住 民 )と提 供 する側 (学 校 や市 )と
の徹 底 や課 題 の打 ち上 げに至 っていない、という
のコンセンサス作 りが遅 れている地 域 が多 いように思
「早 すぎる段 階 」での心 配 事 項 として心 に収 め、作
えた。学 校 は地 域 の窓 口 が 分 からな い、地 域 は「自
業 を進 めた。
主 防 災 会 」 と して の 組 織 化 が 遅 れて お り、 避 難 所 を
管 理 する学 校 と相 談 する段 階 に無 い、というところが
私 た ちの 作 業 チ ー ム「 学 区 Win-win 」 チー ムは 学
現 実 ではないだろうか?
校 における防 災 教 育 を地 域 が部 分 支 援 する仕 組 み
避 難 所 には避 難 所 運 営 委 員 会 が必 要 とする長 岡
の中 心 にコミセンを持 って来 て、コミセンが両 者 の間
市 の地 域 防 災 の基 本 をスローガンに留 めず、学 校 、
に立 ち調 整 役 を演 ずるというシナリオを、それぞれの
地 域 、ならびに防 災 センター長 に任 ぜられた市 職 員
関 係 組 織 ・機 関 からのヒアリングによりその可 能 性 を
に、ある程 度 強 制 力 をもって避 難 所 運 営 の協 議 を
検 証 するというものであった。学 校 、地 域 、コミセンへ
開 始 させる段 階 に来 ていると感 じた。
のヒアリングの結 果 から導 き出 された結 論 は、仮 説 シ
(2) コミセンの更 なる可 能 性
ナリオ同 様 コミセンが両 者 の調 整 を行 うことを期 待 し
長 岡 市 のコミセンが発 足 して 10 年 と聞 く。夫 々の
ながらも、コミセンにおける工 数 や技 量 の不 足 に対
地 域 の 歴 史 の 違 い、 規 模 の大 小 、 そ し て 何 よ り もそ
応 する為 の支 援 部 隊 を設 置 するというものだ。
の運 営 方 法 の違 いにより多 様 な個 性 を発 揮 しなが
ら、コミセンは地 域 に根 付 いている。無 論 、人 ・モノ・
ここでは、ヒアリングを介 して感 じたいくつかのことを
述 べ、これからの自 主 防 災 活 動 の展 開 の一 助 にで
きればと思 う。
金 の制 約 がある中 であり、あ れもこれも上 手 く行 って
いる訳 ではないが。
今 回 の作 業 でいくつかのコミセンのヒアリングなら
びに全 コミセンへのアンケートを行 ったが、地 域 の防
(1) 曖 昧 な指 定 避 難 所 の位 置 づけ
せっかくの避 難 所 が、果 たして有 効 に使 ってもらえ
るのか、更 に避 難 所 がうまく運 営 できるのだろうか、と
いう 2 つの疑 念 を随 所 で覚 えた。
特 に、防 災 モデル校 でもある市 内 の中 学 校 ならび
063 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
災 に深 い関 わりを持 っているコミセンがいくつかあり、
多 く の コミセ ン が防 災 を司 る部 会 を設 け るな ど して 、
防 災 に関 わりを持 とうとしていることが分 かった。
昨 今 は新 聞 紙 面 に防 災 関 連 の記 事 が毎 日 掲 載
されるほど防 災 に対 する市 民 の意 識 が高 まっている
が、10 年 前 のコミセンスタート時 はそれほどではなか
ます。何 よりも多 くの方 々と出 会 い、真 剣 に議 論 した
ったのではないだろうか。つまり、今 は移 行 期 であり、
こ と が 印 象 に 残 っ て いま す。そ の 中 で 感 じ たこ とは 、
これから全 コミセンに地 域 防 災 に関 わりを持 ってもら
ど な た も 地 域 に 貢 献 し て きた経 験 が あ り 、防 災 教 育
うことは比 較 的 容 易 なのではないだろうかと考 える。
の 手 助 け になれ ばと考 え られて いることで した。 当 た
今 の コミ セ ン が 地 域 色 を 発 揮 し 、 個 性 が 豊 か な の
り 前 か も し れ ま せ ん が 、 ど な た も 「 す ご い人 」 で す 。 ご
はその運 営 の多 くが地 域 に委 ねられているゆえんで
意 見 を聴 く中 で、防 災 に関 するさまざまな組 織 や取
あると思 うが、そのことは、地 域 に防 災 に対 する認 識
組 があることも知 りました。
の 高 ま り が あ れ ば 、 自 ずか ら コミ セ ン の 機 能 と し て 防
災 の関 係 が加 えられると言 うことではないだろうか?
私 が研 究 員 として最 も大 切 にしたことは、この取 組
が 児 童 生 徒 に と っ て 有 効 な教 育 活 動 に す るこ と と、
学 校 側 が望 む支 援 体 制 にすることです。それらを踏
今 回 の 研 究 は 、 コン セプ ト の 提 示 に 留 ま り 、 ど の よ
まえ、活 動 してきました。
うに、という面 での検 討 はこれからである。この研 究
私 は主 にWG「F.T.F」「安 全 大 学 」「ながおか防
結 果 に 対 す る長 岡 市 の 評 価 を い た だ き、 必 要 に 応
災 教 育 を考 える日 」に関 わらせていただきました。
じテーマの具 現 化 に向 けた作 業 に携 わりたいと思 っ
『新 潟 県 防 災 教 育 プログラム』『防 災 教 育 パンフレッ
ている。最 後 に毎 回 の作 業 の段 取 り、フォロー、並
ト(長 岡 市 教 育 委 員 会 )』などを活 用 し、体 験 活 動
びに情 報 を提 示 いただいた歴 代 のまちキャン関 係
や長 岡 らしさを加 味 した防 災 教 育 の充 実 について
者 、そして各 チームの自 由 闊 達 な議 論 を尊 重 ・推
模 索 しました。「F.T.F」「ながおか防 災 教 育 を考 え
奨 しながらも適 宜 要 所 を締 め、全 体 をリードいただ
る日 」 の 検 討 で は 、 小 中 合 同 防 災 訓 練 、 体 験 学 習
いた澤 田 先 生 に感 謝 を申 し上 げる。
プ ロ グ ラム 、 防 災 教 育 施 設 の 活 用 方 法 等 に つ いて
考 えました。「安 全 大 学 」では、中 学 生 受 講 の可 能
05
性 を考 えることからスタートしたと思 います。私 は受
研 究 員 の活 動 を通 して得 られたこと
講 経 験 がないので、資 料 説 明 を受 けながら「安 全 大
学 」の取 組 を理 解 し、可 能 性 を探 りました。課 題 とし
9 月 28 日 の開 所 式 から全 体 会 議 やWG内 での検
て は 、 多 忙 な 中 学 生 が 開 設 さ れ て いる講 座 内 容 や
討 会 を重 ねてきました。職 場 や家 族 等 の理 解 を得
日 程 に対 応 できるかどうかということでした。途 中 から
な が ら 微 力 な が ら 務 め さ せ て い た だ く こ と が で きま し
教 職 員 への支 援 にシフトしていきましたが、もう少 し、
た 。 検 討 や 調 査 を 重 ね る こ と は 好 きな の で す が 、 原
中 学 生 の参 加 対 応 について協 議 する必 要 があった
稿 等 にまとめることも嫌 いでないのですが、作 業 が遅
と感 じます。
れてしまったことが反 省 点 です。
研 究 員 の活 動 を通 し て 得 ら れ た こと は た くさ ん あ り
全 体 会 議 で他 のWGの取 組 を聴 き、意 見 を交 わ
すことも勉 強 になりました。「 win―win」「わくわくユニ
05
市民研究員
佐 藤 優 一 /F.T.F、安 全 大 学
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 064
ット」の取 組 も大 変 興 味 深 かったです。可 能 であれ
ば、どちらにも顔 を出 したかったのですが、時 間 的 制
約 によりかないませんでした。
す。
平 均 寿 命 が約 80 年 だとするなら、人 生 の折 り返 し
を過 ぎた自 分 自 身 が「市 民 協 働 型 社 会 」を目 標 の
実 は、個 人 として取 り組 みたかっ たことがあります。
一 つ と し て い る長 岡 市 に お いて 、 ど の よ う な こ と を 考
それは、どの小 中 学 校 でも使 える地 域 素 材 を活 用 し
え、生 きていったらよいのか、そんなことを考 えている
たワークシートの作 成 です。その意 味 も含 めて、現
こ ろ 、 説 明 会 に 参 加 し ま し た。 ほ と ん ど の 方 が 、 私 よ
長 岡 市 域 の旧 市 町 村 史 通 史 編 や全 国 、県 内 にお
りも年 齢 が上 で、さまざまな経 験 をされた方 でした。
ける災 害 の歴 史 を追 いました。ワークシートを完 成 す
さらに、今 までに私 が市 民 として参 加 した会 やイベン
ることはできませんでしたので、例 示 にとどめました。
ト等 と大 きく異 なる点 が 1 つありました。それは、説 明
今 後 の私 的 実 践 にしたいと思 います。
会 への参 加 者 のほとんどが男 性 だったことです。
最 後 に、ご指 導 くださった澤 田 先 生 、長 岡 市 危 機
説 明 会 後 にまちキャンの入 口 で参 加 された方 々と
管 理 防 災 本 部 、長 岡 市 教 育 委 員 会 の皆 さま、あり
立 ち話 をしました。そこで、また、さまざまなことをお
がとうございました。そして、職 場 、家 族 に感 謝 した
聞 きすることができました
いと思 います。
そして、ディレクター澤 田 雅 浩 先 生 のもと、さまざま
な 経 験 や 年 齢 の皆 様 と「長 岡 のま ちづ く り」を 考 え、
06
「みんなでつくる防 災 教 育 体 制 」に関 わってみたいと
この 1 年 で学 んだこと・考 えたこと
考 えていました。
ここから応 募 までの期 間 、私 自 身 が、この活 動 で
「 多 様 性 っ て いいな 」 、 「 お じ さ ん お ば さ ん 」 を 目 指
何 ができるのか・すべきなのか・したいのかを、考 えて
したい。そう思 った 1 年 でした。ちまたでは、「女 子 力 」
いました。その中 の一 つは、私 より上 の世 代 の方 々
などという言 葉 を見 聞 きしますが、私 が目 指 したいの
の 知 識 ・経 験 ・思 いを 次 の 世 代 につな ぐと いうこと で
は「おじさんおばさん」、「オジサン的 オバサン」なの
した。
だということを感 じました。
それから 1 年 がたちました。ともすると「大 人 たち」
平 成 25 年 7 月 のはじめに長 岡 駅 前 のとある店 先
「 オ ジ サン 」 「 オ バ サン 」 は 批 判 的 に 捉 え ら れ るこ と も
にあった「まちキャン通 信 」とその中 の「まちづくり市
あるように感 じているのですが、それは「オジサン」
民 研 究 所 」の文 字 を偶 然 目 にしたこと が志 望 のきっ
「オバサン」を分 かっていないからではと最 近 思 うの
かけです。
です。
今 まで住 まい・暮 らしてきた長 岡 のまち、これからも
「オジ サン」「 オ バ サン 」の それ まで の 時 間 が 、一 つ
住 ま い・ 暮 ら し て い く 長 岡 の ま ち の 一 市 民 と し て 、 ま
ひ と つ の こ と が ら に 活 か さ れ て い るそ の こ と に 感 動 し
ちづくりを考 えてみたいと思 ったことが志 望 の動 機 で
ました。こまやかなつながりを持 ち続 けている「オジサ
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市民研究員
佐 藤 ゆかり/F.T.F、安 全 大 学 、防 災 教 育 の日
065 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
ン」「オバサン」。どんなときでも身 だしなみが整 って
そんなことが子 ども達 の間 で、学 校 の中 で、地 域 で
いて、所 作 が優 雅 な「オジサン」「オバサン」、緻 密 な
広 まればいいなと思 ってと走 り出 したが、防 災 訓 練
プロジェクト遂 行 能 力 とプレゼン力 、つくりだす力 の
参 加 について現 在 、壁 に突 き当 たっている。“防 災 ・
「 オ ジ サン」 「オ バ サン 」 、地 域 を ず っ と み つ め、 地 域
体 験 ”という言 葉 が小 学 生 にはきついのかもしれな
を 考 え 、 一 つ ひ と つ の 言 葉 が 深 い「 オ ジ サン 」 「 オ バ
い。遊 び の中 で経 験 と いう もの を 感 じ ること が出 来 る
サン」 。一 人 ひ とり のさ まざ まな 人 生 を生 きて きて、 さ
ような、コンディションをつくれないものだろうか?実
まざまなものの見 方 と考 え方 を共 有 し、多 様 なメンバ
動 してみて、経 過 をみて、アイデアを出 さなければな
ーと考 えた 1 年 は、本 当 にでした。
らない。地 域 でや ってあげな ければ、先 生 は防 災 教
1 年 が過 ぎてみて、宿 題 はまだ途 中 なのですが、た
くさんのことを学 んだ 1 年 だったと感 じています。宿
育 が 重 く の し か か るこ と を 案 じ ま す 。 し いて 言 え ば 子
どもたちのために…。
題 は、残 りの日 々で仕 上 げます。そして、「おじさん
お ばさん」と して、まちで暮 らし て いきた いと考 えて い
08
ます。
まちづくり市 民 研 究 所 研 究 員 として
1 年 間 、ありがとうございました。そして、これからも
1 年 を振 りかえって
どうぞよろしくお願 いします。
「みんなでつくる防 災 教 育 体 制 」をテーマに、昨 年
07
9 月 にスタートした「まちづくり市 民 研 究 所 」(ディレク
子 どもたち・自 分 たちのために
ター・澤 田 雅 浩 長 岡 造 形 大 学 准 教 授 )。15 人 の市
民 研 究 員 が、Passion と Belief を持 って取 り組 んだ
研 究 所 の自 己 紹 介 ス ピーチ で現 役 先 生 が言 った 。
長 い道 のりの一 年 でした。
今 の子 ども は素 直 で 、言 えば 何 でも 嫌 が らずや って
12 月 末 に WG②として立 ち上 げた検 討 チームに参
くれること!はたしてそうだろうか?経 験 を積 ませて
加 し、今 年 1 月 から月 に 2 回 の検 討 会 資 料 作 成 ・
“記 憶 創 出 ”させなければと自 分 に拍 車 をかけること
情 報 収 集 等 「疲 れたの一 言 」です。F.T.F 研 究 員 の
に な る。 また、 研 究 所 の 仲 間 と も真 剣 に課 題 に 向 か
方 々には、参 考 資 料 が多 くて検 証 し活 用 (発 想 の
って(先 生 のヒントを得 ながら)長 岡 独 自 の防 災 教 育
転 換 )まで行 えず心 苦 しいばかりです。
を 妄 想 し て い る自 分 が い る。 い ろ いろ な ト ー ク を し な
3 月 末 の中 間 報 告 で「 避 難 所 生 活 体 験 学 習 」 の
が ら 自 分 の 地 域 の 防 災 や そ の た めの 訓 練 の 場 造 り
考 察 までだったが、神 保 研 究 員 の町 内 で7月 26 日
を想 像 している、もう一 人 の自 分 がいる。“そうだ、学
午 後 から鉢 伏 1丁 目 自 主 防 災 会 ・こ ども会 におけ る
校 の負 担 にならない防 災 教 育 をシミレーションして
避 難 所 生 活 訓 練 プログラムに参 加 した。当 日 は猛
みよう”
暑 で室 温 が 35 度 以 上 あったため、ダンボール等 を
07
08
市民研究員
市民研究員
神 保 道 夫 /わくわくユニット
中 津 隆 博 /F.T.F、安 全 大 学
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 066
活 用 した宿 泊 体 験 が 出 来 な かった。「企 画 の努 力 」
一 層 の 強 化 と 推 進 の 必 要 性 に つ いて 認 識 し て いる
と 「 実 施 の 成 果 」は な か な か難 し いと こ ろ だ が 、 参 加
のは言 うまでもありません。では、なぜ安 心 安 全 な地
した小 学 生 の子 どもたちとその家 族 の方 が有 意 義 な
域 づくり・まちづくりという同 じ ベクトルの地 域 防 災 力
時 間 を過 ごし、「災 害 時 になにが大 切 なのか」を気
の強 化 と学 校 における防 災 教 育 の推 進 が互 いに手
付 かせたのでは思 う。
を取 り合 い、加 速 していかないのでしょうか。
今 後 の課 題
私 は、平 成 26 年 2 月 に発 行 された新 潟 県 防 災 教
(1) 無 料 の Web サイトを活 用 して情 報 共 有 できる環
育 プ ロ グ ラム 制 作 事 業 の 全 体 事 務 局 と し て 、 さ ま ざ
境 を 可 能 な 限 り研 究 員 全 員 が 整 え て 、 忌 憚 の 無 い
まな先 生 方 、そして防 災 部 局 の方 と数 え きれな いほ
意 見 交 換 を行 って全 体 会 議 の検 討 時 間 短 縮 と有
どの議 論 を重 ねてきました。本 プログラムは、災 害 編
効 活 用 を図 る。
ご とにモ デル市 町 村 内 を決 め、モ デル校 を選 定 し 、
(2) 個 人 の 自 由 な 妄 想 は 大 変 結 構 だ が 、 自 己 完
2 年 間 に わた り 、 学 校 の 先 生 方 ・ 市 教 育 委 員 会 の
結 でレポートを示 してくれないと制 約 のある時 間 枠 で
指 導 主 事 ・市 や県 の防 災 部 局 からなるワーキンググ
は対 応 に苦 慮 し、成 果 は難 しい。
ループで検 討 された内 容 を取 りまとめたものです。
(3) WG で検 討 するにしても、事 務 局 の役 回 りを研 究
完 成 し た プ ロ グ ラム は 、 ど の 災 害 編 も 検 討 を 重 ね て
員 が負 担 しないような体 制 を望 む。
きたメンバーたちの熱 い思 いと願 いが込 められている
ものに仕 上 がりました。
最 後 に、研 究 員 のみなさんには忌 憚 のない意 見 を
出 していただき、大 変 参 考 になりました。みんなで作
り上 げる大 切 さを痛 感 してます。ありがとうござ いまし
た。
ただ、完 成 に至 るまでのプロセスは、決 して楽 な道
のりではありませんでした。
特 に悩 んだ点 を 1 点 あげさせていただくと、それは
防 災 教 育 と いう言 葉 へ の認 識 のズ レです 。子 ども た
ち へ の 防 災 教 育 とは ど の よ うな も の を指 す ので し ょ う。
09
その目 的 は ?具 体 的 な活 動 内 容 は ?例 えば、 いざ
「共 感 から生 まれる、協 働 による防 災 教 育
という時 に命 を守 れる子 どもたちになってほしい 強 い
の推進」
思 いか ら、 地 域 に お け る 防 災 訓 練 に 、 子 ど も た ち を
半 ば強 制 的 に参 加 させ、体 験 させることは防 災 教
「地 域 防 災 力 の強 化 」と「学 校 における防 災 教 育 の
育 でしょうか。子 どもたちの興 味 や関 心 、発 達 段 階
推進」
を 考 慮 せ ず、難 し い言 葉 で災 害 知 識 に関 す る講 話
新 潟 県 中 越 大 震 災 より 10 年 、そして未 曾 有 の大
を 大 人 が と う と う と 語 る場 に 参 加 し た 子 ど も た ち に は 、
災 害 となった東 日 本 大 震 災 から 3 年 が経 過 し、上
どのような気 づきを与 え、行 動 に結 びつく力 が育 ま
記 2 点 は被 災 地 のみならず、日 本 全 国 だれもがより
れ るのでしょ うか 。子 どもたちに そ の必 要 性 を理 解 さ
09
市民研究員
中 野 雅 嗣 /F.T.F、防 災 教 育 の日
067 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
せ、力 となる機 会 にするのは難 しいと私 は思 います。
げ、中 越 大 震 災 による被 災 から 10 年 を迎 えた長 岡
上 述 した 2 例 は、私 が思 うに防 災 教 育 ではなく、
市 が、新 たな 10 年 に向 かう次 のステップとして、今
「防 災 教 」だったのではないでしょうか。子 どもたちへ
回 提 案 させていただいた内 容 が政 策 に反 映 されるこ
の教 育 という言 葉 の持 つ意 味 は、文 字 どおり教 え
とを一 長 岡 市 民 として、切 に願 います。
「育 む」ことです。教 えという名 を用 いた知 識 のみ、あ
一 年 間 大 変 お 世 話 にな り まし た 。 あ り が と う ご ざ いま
るいはスキルのみを習 得 する機 会 になってしまって
した。
は、本 来 、誰 もが体 験 すべき貴 重 な学 習 の機 会 も、
そ の 効 果 は 薄 ま り 、 結 果 、 教 育 的 効 果 の 低 い機 会
10
に留 まってしま うこともあった のではないかと思 う ので
身 近 な物 でアイデア防 災 グッズ
す。
知 識 ・スキルを習 得 させれば、マニュアル的 な行 動
新 潟 地 震 から 50 年 、中 越 地 震 から 10 年 、その前
は起 こせるかもしれません。し かし、いざ想 定 外 の災
後 には、第 2 室 戸 台 風 、雪 害 、水 害 と数 々の自 然
害 に直 面 した状 況 を生 き抜 くためには、自 分 の命 は
災 害 に 見 舞 わ れ て いま す 。 私 自 身 、 「 喉 も と 過 ぎ れ
自 分 で守 るという意 識 をわがこととしてしっかりと受 け
ば熱 さを忘 れる」のごとしで、何 らの備 えも意 識 もして
止 め、 その ためには どう した らよ いのか、自 分 に何 が
いなかったが、今 回 の東 日 本 大 震 災 からやっと目 覚
出 来 るのかを考 えること が出 来 なければなりません。
めた感 がします。
友 人 や時 にはさまざまな世 代 から多 様 な視 点 の意
過 去 の災 害 もだんだんと経 験 者 が少 なくなり、忘
見 を 聞 き 、 気 づ きを 得 て 、 ま た 新 た な 考 え を 生 み 出
れ られて きた中 で、ここで今 の 子 どもたち に何 らか の
し、その考 えを実 際 に行 動 に移 し、自 ら表 現 ができ
予 備 知 識 を 備 えさ せ るこ と が私 た ち の 責 務 と 思 っ て
る学 習 ・体 験 こそが、防 災 をテーマにした教 育 では
おります。
ないかと私 は思 います。
まちづくり市 民 研 究 所 は、防 災 を専 門 として活 動
する団 体 、教 育 現 場 で活 躍 する現 役 の先 生 、そし
学 校 で、家 庭 で、地 域 でそれぞれの立 場 で連 携 を
密 にし、体 験 も通 しながら知 識 を得 てもらいたいもの
と思 います。
てその中 間 に位 置 する私 たちが、教 育 現 場 におけ
そこで 、今 回 生 きるた めの衣 食 住 の基 本 に 基 づ き
る負 担 軽 減 と防 災 教 育 の推 進 、 そ して地 域 防 災 力
万 一 の災 害 に備 えて、避 難 所 、野 外 などでの生 活
の向 上 について、市 民 全 員 でエンパワーメントする
に備 えた「身 近 にあるもので簡 単 に作 れて役 立 つ防
仕 組 み と 、 そ の た め に 必 要 な マ イ ン ド を 共 感 す る大
災 グッズ」を日 赤 県 支 部 、消 防 署 (与 板 )、参 考 書
変 貴 重 な場 でした。共 感 なくして協 働 はあり得 ませ
などで調 べました。
ん 。この一 年 間 で共 感 し合 え た大 切 に すべ きマ イン
ド を、 今 後 は研 究 員 それ ぞれ がさま ざまな 機 会 で 広
ここでは、「衣 、食 」について自 分 で実 際 に作 って
見 て驚 きもありました。
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市民研究員
羽 入 美 子 /わくわくユニット
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 068
ま ず は 、「 衣 」 に つ いて 、 いく つ か の グ ッ ズ の 中 で も
今 回 のまちづくり市 民 研 究 所 の一 員 として参 加 さ
ビニール袋 、レジ袋 の「防 寒 着 、雨 具 」が近 所 の子
せていただき私 自 身 も防 災 に対 する多 くの知 識 を
どもたちに作 って絵 を描 いてもらって楽 しみながら作
得 ることができました。
れて人 気 でしたし、風 呂 敷 の帽 子 や常 備 薬 など重
デ レク タ ー の 澤 田 先 生 、 オブ ザ ー バ ー の 関 谷 様 、
要 な物 を入 れて避 難 するリュックサック、ヘルメットは、
ア シ ス タ ン ト の 小 此 鬼 様 の 貴 重 な ご 指 導 を いた だ き
お母 さんの驚 きでもありました。
厚 くお礼 申 し上 げます。盛 澤 代 表 、ユニットの皆 様
また、古 新 聞 紙 、 チ ラシの スリッパは、子 供 や 大 人
にも大 変 好 評 です。空 き缶 とサラダ油 、テッシュペー
からさまざまな学 びを教 わりました。
ありがとうございました。
パーのコヨリの明 かりは暗 闇 での救 いになる明 かりだ
と思 われます。
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「食 」の災 害 食 もアイデア次 第 でたくさんの重 宝 にな
未 来 の防 災 リーダー
る食 がありました。
まちづくり市 民 研 究 所 に参加して
これらを教 育 の現 場 で教 えるとしたら、現 場 の状 況 、
雰 囲 気 が全 然 知 らない中 で教 える側 、子 どもの側 に
なってみたらと自 分 なりに考 えてみたりして、子 どもた
防 災 は間 口 は広 く、奥 行 きはどこまでも深 い。これ
で極 めたりとはならない。
ちがここでこの防 災 グッズレシピで学 んだことを 5 年
議 論 はすれどもすれども尽 きない。でもどんなに議
後 、10 年 後 にはそれぞれがそれぞれの立 場 におい
論 し て も無 駄 は な い。 資 料 だけ で 3.5 kg あ っ た。 広
て後 世 に伝 え、「 いざ」の 時 の一 助 として役 立 てても
が り に広 がっ た大 風 呂 敷 をよく ぞ まと めて くれたユ ニ
らえ るこ と と 、 今 こ こ に 子 ど も た ち が 防 災 意 識 を 高 め
ットリーダーに敬 意 を表 します。
られることを切 に期 待 します。
10 を知 って 10 を発 言 しなくても、もう少 し積 極 的 で
あっても良 かったのではないかと反 省 している爺 であ
る。
防 災 教 育 は知 的 学 問 と位 置 づけるのではなく、災
害 時 、何 が問 題 で、何 をすれば良 いのか自 ら考 え
行 動 する自 主 性 、思 考 力 を育 む児 童 、生 徒 同 士 で
話 し 合 い意 識 をも って 解 決 に 向 かう サポ ート が 出 来
たら良 いのではないか。
そ れ に は 何 と いっ て も 継 続 が 大 切 で あ る。 防 災 教
育 は継 続 なくして成 果 は上 がらない。
防 災 大 好 きという子 供 の話 を聞 いた。
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市民研究員
藤 田 栄 六 /F.T.F
069 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
自 分 の命 を大 切 にし、他 人 を思 う思 いやりの心 、
向 こう 3 軒 両 隣 、いつもお互 いさまの関 係 を大 切 に
Win-Win チームのメンバーを始 め、研 究 員 の皆 様 、
大 変 お疲 れさまでした。
したら素 晴 らしい長 岡 の街 が出 来 ると思 う。
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まちづくり市 民 研 究 所 に参 加 して
この一 年 間 、まちづくり市 民 研 究 所 研 究 員 をさせ
ていただき、みなさんの防 災 に対 する意 識 、そして
思 えば昨 年 の 8 月 から参 加 したこの市 民 研 究 所 も、
もうすぐ終 わろうとしている。
長 岡 をもっと住 み良 い安 全 安 心 なまちにしていこうと
いう強 い気 持 ちをとても感 じることができました。
開 始 当 初 に思 ったことは「自 分 以 外 の研 究 員 の防
私 は 今 ま で あ ま り 災 害 に ついて 、 原 因 や 対 策 な ど
災 意 識 が高 い」ことと、「これか ら何 が始 ま るの だろ う
を考 えたことがなかったのですが、近 年 毎 年 のように
か」ということ。
「異 常 気 象 」や「前 例 のない~」 などとさまざまな天 災
会 議 を重 ねて行 く中 で小 中 学 校 の防 災 教 育 プロ
グ ラ ム の 一 助 とな ること 、 そ れを と お し て 地 域 防 災 の
活 性 化 を図 る方 策 を考 えること等 、一 般 市 民 の立
場 で考 える機 会 を与 え られ たことは、非 常 に有 意 義
であったと思 う。
が起 こっています。
そ して、 それ らは起 って しまっ てか ら後 悔 しても ど う
にもならない大 切 な命 を奪 ってしまいます。
そうならないためにも、やはりこれからは自 分 やその
周 りの人 々を自 分 達 で守 っ ていかなければならない
学 校 における防 災 教 育 の円 滑 な実 施 のために、
ということを感 じました。
地 域 が 学 校 を 支 援 す る仕 組 み を 開 発 し 提 案 す る こ
私 た ち が こ の 度 や っ て きた こ と が 、 こ れ か ら、 も っ と
とが、われわれ Win-Win チームの命 題 であった。活
起 こるであろう大 きな天 災 から、まずはどうやってわ
動 報 告 にもあるように、机 上 の空 論 にならないよう当
が身 を守 るかという一 番 原 点 に近 いところから、対 策 、
事 者 、 各 関 係 機 関 へ の 聞 き取 り と ア ン ケ ー ト を 行 い、
予 防 という、これから大 切 に なっていく知 識 を少 しで
「こ れな らで きるの ではな いか」「 受 け る学 校 側 と して
も多 くの市 民 に持 っていただくお力 添 えになったら
はどうか」「もう少 し具 体 的 な方 策 を」「いやいや、あく
いいなと思 います。
までも体 制 の構 築 であり、今 後 の具 体 的 な動 きは活
至 らないばかりで、皆 様 に大 変 ご迷 惑 をお掛 けし
動 報 告 後 で」等 々、さまざまな議 論 を重 ね今 回 の提
たかと思 いますが、お世 話 に なり、ありがとうご ざいま
案 につながったと考 えている。
した。
最 後 に澤 田 先 生 はじめスタッフの皆 様 には大 変 お
世 話 になりました。
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市民研究員
市民研究員
星 野 一 郎 /Win-Win
宮 川 由 紀 子 /わくわくユニット
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 070
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第 一 期 まち づく り 市 民 研 究 所 研 究 員 とし て
営 体 制 の構 築 」にふさ わし い「 コンテンツ開 発 」 に 所
感 じたこと
属 す ること にな っ た。メ ンバ ーは 防 災 に関 して ベテ ラ
ン の 方 が 多 く 、 得 意 分 野 を お 持 ち の 方 も お られ た 。
今 回 、私 たちメンバーはまちキャンの大 きな使 命 で
そんな中 、 WG のリーダーを仰 せつかり、より一 層 苦
あ るひと づ くり に対 し 、まち づく り 市 民 研 究 所 が発 足
悩 の 道 が始 ま っ た。 ど うメ ンバ ー を まと め、ど の よ う に
し、ひとづくりと市 が進 める市 民 協 働 の実 践 の場 とし
してコンテンツを開 発 するのか、何 から手 をつければ
て、第 一 期 のテーマ「 みんな でつく る防 災 教 育 体 制 」
いいのか等 など不 安 の中 で WG「コンテンツ開 発 」が
の 研 究 員 と し て 学 校 の 防 災 教 育 を 考 え るこ と に な り
船 出 した。第 一 回 目 の打 合 せで議 論 を行 い、「児 童
ました。
生 徒 の目 線 で防 災 教 育 (プログラム)を考 え、知 識
研 究 員 として応 募 した動 機 は、最 近 、各 地 での
の定 着 と継 続 的 な活 動 にするための仕 組 み・仕 掛
甚 大 な災 害 が発 生 し多 数 の方 が被 災 されていること
けづくりをする。」「われわれ WG のわくわくユニットの
に考 えさせられ、本 当 に地 球 がおかしくなったので
名 前 ど お り に児 童 生 徒 が わく わく す るよ う な コン テン
はな いかと 思 わせ る事 象 が発 生 して いる。 災 害 は い
ツ開 発 を行 う。」と云 うことで、各 コンテンツ別 に担 当
つ 発 生 す るか 分 か ら な い。 ど ん な 場 面 で も 命 を 守 る
者 を決 め、模 型 、語 り部 、サバイバル、防 災 グッズな
た めの 備 え が必 要 で あ る。また 、 児 童 生 徒 に対 す る
どをメニューとして取 り組 むことを決 めた。
防 災 教 育 の現 状 で防 災 意 識 の弱 体 があるのではな
WG としての打 ち合 わせ回 数 も 20 回 を数 え、議 論
いかと考 える。防 災 教 育 への関 わり不 足 、防 災 学 習
を 繰 り 返 し た な か で 十 分 と は い え な い が 「 コン テ ン ツ
に工 夫 、学 校 ・先 生 単 位 で差 、自 立 ・意 欲 向 上 策
開 発 WG」としての最 終 的 な資 料 をまとめあげ、全 体
など児 童 生 徒 への関 わりに問 題 があるのではないか
会 議 へ持 ち込 んだ。ただ残 念 なこと反 省 点 は、中 間
と考 え、他 研 究 員 と一 緒 に勉 強 し最 善 の方 策 を考
報 告 会 までは各 メンバーの考 え、メニューに沿 って
え出 してみたいと応 募 した。
打 合 せ・ 行 動 が で きた が、 その 後 「中 た おれ 」 した の
昨 年 の 9 月 から研 究 員 として、研 究 テーマ「み
か、全 員 参 加 型 で WG を進 めようとしたのにもかかわ
んなでつくる防 災 教 育 体 制 」に取 り組 むこととなり、
らず 、 打 ち 合 わせ 会 議 を 欠 席 す る方 が 現 れ 、メ ン バ
不 安 の中 、全 体 会 議 に参 加 させていただいた。全
ー全 員 をまとめることの難 しさを感 じた。
体 会 議 では皆 さん知 識 豊 富 で立 派 な意 見 ・発 言 が
また、1 年 間 の活 動 時 間 が少 し長 く感 じたこと、テ
飛 び交 い本 当 に驚 き、「よく、こんなところに参 加 した
ーマが難 しく感 じられ、行 き着 くところが見 えなく 、分
な。自 分 の来 るところじゃなかったな。」と本 当 に思 っ
からない部 分 もあり、本 当 に意 見 をまとめ、資 料 作 り
た。
することにしん どさを感 じた。 しかし、関 谷 さん、小 此
会 議 も数 回 と進 む中 で WG 別 となり、研 究 内 容 の
最 終 目 的 の一 つである「実 践 的 な防 災 プログラム運
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市民研究員
盛 澤 文 雄 /わくわくユニット
071 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
鬼 さんのアドバイス・応 援 を受 けたことはリーダーとし
て本 当 に助 かった。お礼 を述 べたい。
最 後 に、市 へ の提 案 資 料 をまとめること ができたこ
時 にはこうした方 が いいよ」と 、災 害 時 の対 応 を子 ど
とは、わくわくユニット WG メンバー全 員 の努 力 と根
も た ち に 充 分 伝 え て きた の か、 と の 振 り返 り の 際 に 、
性 の賜 物 で本 当 に頑 張 っていただいたおかげであ
幾 度 か思 い出 していたことからです。
る。皆 様 に感 謝 、感 謝 です。また、澤 田 先 生 ありがと
「その時 には、子 どもも対 応 できる」「でも、もっと事
うございました。またご指 導 をお願 いしたいと思 って
前 の準 備 があれば、より安 全 に避 難 できる」。あの震
いま す 。 そ し て こ の よ うな 「まち づ く り 市 民 研 究 所 」で 、
災 以 降 、 各 方 面 で 振 り 返 りが 行 われ て いるこ と の 大
再 度 、防 災 がテーマとなれ ば 、もう一 度 積 極 的 に参
切 さを感 じています。こうした思 いを持 った中 、10 年
加 したいと思 っています。今 回 まちづくり市 民 研 究
を前 にした昨 年 、この研 究 プログラムに参 加 させて
所 に関 わって頂 いた関 係 者 の方 々、 1 年 間 ありがと
いた だ くこと にな りま し た。参 加 さ れた 研 究 員 の方 々
うございました。
と共 に、それぞれの震 災 体 験 、被 災 地 支 援 などの
経 験 を踏 まえ、地 域 の児 童 、生 徒 を思 って防 災 教
育 を話 し合 った一 年 でした。
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防 災 教 育 を共 に 考 える仲 間 は長 岡 が大 好
きな方 々でした。
防 災 への取 組 は多 種 多 様 ですが、ここにまとまっ
たプログラムには、子 どもたちと地 域 の将 来 を思 う気
持 ち が数 多 く詰 め込 まれ たもの と感 じて いま す。ま と
10 年 前 の 震 災 発 災 後 から 数 日 間 、 川 口 町 役 場
め られ た 意 見 や 提 案 が 、 今 後 の 展 開 の 中 で 、 児 童 、
(現 長 岡 市 川 口 支 所 )の庁 舎 前 広 場 に避 難 してい
生 徒 にとって、 また、教 える先 生 方 、さらには地 域 の
ました。
一 助 となることを願 っています。
余 震 の続 く中 、一 人 ひとり必 死 に家 族 の安 全 確
保 や、地 域 内 の安 否 確 認 に取 り組 んでいました。
その時 の忘 れられない一 場 面 です。小 学 校 高 学
研 究 員 それぞれの経 験 談 を聞 き、意 見 を持 ち寄 り、
検 討 を行 った日 々は、忘 れられない時 間 となりまし
た。
年 の児 童 と中 学 生 が、忙 しく動 き回 る若 い親 に代 わ
って、小 さな子 どもたちの相 手 をしているコーナーが
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出 来 て いま し た 。 そ れ は 、 野 外 臨 時 保 育 園 を イ メ ー
個 性 的 なメンバーに囲 まれて
ジするような空 間 でした。
余 震 が 続 き、 落 ち 着 きの ない人 々 の 動 きの 続 く 駐
仕 事 柄 、 防 災 教 育 に 携 わる こ と が 多 く 、 ま た 個 人
車 場 の一 角 で、子 どもたちの相 手 をしてくれていた
的 に も「 防 災 教 育 」 をテ ー マに し た ま ち づ くり 研 究 に、
の で す 。 す ご いとま では いかな いが 、 な かな か の も の
かねてから興 味 があり、同 僚 の 2 名 が先 に市 民 研 究
と感 じ、今 でも記 憶 に残 っています。
所 の研 究 員 として活 動 していたこともあって、ディレ
こ の 場 面 が 忘 れ ら れ な い理 由 は 、大 人 は 「災 害 の
クターの澤 田 先 生 にわがままを言 い、無 理 を承 知 で
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市民研究員
オブザーバー
吉 原 昌 隆 /F.T.F
関 谷 央 子 (中 越 防 災 安 全 推 進 機 構 )
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 072
途 中 から参 加 させてもらいました。
験 、そして人 とのつながりは、何 ものにも代 えがたい
思 えば、突 然 の中 途 入 社 (?)であったにもかかわ
貴 重 な財 産 になりました。市 民 研 究 所 の活 動 に携
らず 、 澤 田 先 生 始 め、研 究 員 の 方 々 にとて も 温 か く
われたことで、業 務 に対 する視 野 が格 段 に広 がった
迎 え 入 れ て いた だ き、 そ し て 防 災 学 習 コン テ ン ツ 開
ように思 います。
発 ・活 用 について考 える「わくわくユニット」の一 員 に
させていただくことができました。
こ の 「 わく わく ユ ニ ッ ト 」 で は 、 ワ ー キ ン グ メ ン バ ー の
皆 さ ん と 、 楽 し く わ きあ いあ い と し た 雰 囲 気 で 、 文 字
澤 田 先 生 、研 究 員 やスタッフの皆 さん、そして毎
回 “わくわく”させてもらったワーキングメンバーの皆
様 に、心 より感 謝 を申 し上 げたいと思 います。本 当
にありがとうございました。
通 り“わくわく”しながら、活 動 に取 り組 むことができま
した。
このワーキングのメンバーは、個 性 的 な方 々が多 く、
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皆 さんに助 けられて
時 に楽 しく、時 には白 熱 しながら、議 論 を進 めていき
ました。特 にグループリーダーの盛 澤 さんには、いつ
澤 田 先 生 の研 究 室 に決 まった時 点 でいただいた
も綿 密 な段 取 りをしていただき、ムードメーカーのごと
市 民 研 究 所 アシスタントのお話 。私 はよく分 からぬま
く 、 場 の 雰 囲 気 を 明 るく し 、 和 や か に し て いた だ きま
ま 引 き受 け る返 事 を しま したが 、研 究 所 の 会 議 が始
した。また市 民 研 究 所 のみならず、私 の本 来 業 務 の
ま ると す ぐ に 引 き受 け た こ と を後 悔 し ま し た 。 議 事 録
ヘルプもしていただき、中 学 生 向 け講 座 のゲストスピ
の作 成 方 法 も分 からなければ、防 災 組 織 などの専
ー カ ーにな って い た だ きま した 。本 当 にさ まざ まな 場
門 的 な知 識 がなかったために、最 初 は皆 さんについ
面 でお世 話 になりました。ありがとうございました。
て いく の が 精 いっ ぱ いで し た。 そ れでも 、回 を 重 ね る
本 来 ならば、中 途 入 社 の身 であり、オブザーバーと
いう立 場 でしたので、研 究 員 の皆 さんを影 ながら支
ごとに、段 々と研 究 所 の雰 囲 気 にも慣 れ、研 究 所 の
皆 さんと楽 しく活 動 させて頂 きました。
え る役 割 を担 わなければ いけな いので すが 、立 場 を
グ ル ープ 会 議 の時 、 ウロ ウロ し て いる私 を 捕 ま えて
わきまえず、ワーキングでは前 にしゃしゃり出 て、生
「小 此 鬼 さん!うちのグループの名 前 考 えてくださ
意 気 な こ と ば か り 申 し 上 げ てし ま っ た よ う に 記 憶 し て
い!」と、仲 間 に入 れて下 さった“わくわくユニット”の
おります。
皆 さん。楽 しく防 災 教 育 を学 ぶことを目 的 として、毎
しかし、振 り返 ってみると、個 性 的 なメンバーのお
回 ワーキンググループの会 議 は笑 いが絶 えない楽 し
かげもあって、大 変 充 実 した時 間 を過 ごすことができ
いグループでした。役 立 たずの私 にお仕 事 をくださり、
ました。ワーキングも全 体 会 議 も、とても楽 しく有 意
対 等 に話 し合 いに混 ぜていただきました。私 よりも遥
義 で、時 間 が経 つのがあっという間 でした 。
に 知 識 の多 い皆 さん に意 見 を 述 べさ せて いた だく こ
一 区 切 りではありますが、ここで得 られた知 識 や経
とは、おこがましい限 りでしたが、やりがいも感 じること
17
アシスタント
小 此 鬼 麻 未 (長 岡 造 形 大 学 )
073 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
ができました。
める「まちなか大 学 院 」を基 本 として、毎 年 さまざまな
頼 りない私 を頼 ってくださり、毎 回 の会 議 に完 璧 な
講 座 を行 って きま した。 その先 の“学 び の集 大 成 ”と
資 料 を持 ってこられた盛 澤 さん、オブザーバーを通
いえるのがこの「まちづくり市 民 研 究 所 」です。学 ん
り越 して戦 力 になり綺 麗 にまとめ上 げてくださった関
だ こ と を 生 か し 、 地 域 の た め に な るこ と を 提 案 す るま
谷 さ ん 、 知 識 が 豊 富 で 話 始 めた ら 止 ま ら な いム ー ド
ちづ く り市 民 研 究 所 の 開 設 は、私 たち事 務 局 スタ ッ
メーカーの石 黒 さん、とても温 厚 で的 確 な意 見 をくだ
フにと っても、まちなかキャン パス長 岡 の画 竜 点 睛 と
さる羽 入 さん、強 い想 いで熱 く語 られるクールな神
いえるものでした。
保 さん 、子 育 てを し なが ら も参 加 して く ださ った 元 気
市 民 研 究 所 の開 設 に向 けて、準 備 委 員 会 の立 ち
な宮 川 さん、この皆 さんに囲 まれて、私 は楽 しく活 動
上 げ、 デ ィ レク ター やテ ー マの 選 定 、 市 民 研 究 員 の
することができました。
募 集 等 、試 行 錯 誤 を 経 てようやく昨 年 9 月 に開 所
また、他 のワーキンググループの皆 さんにも大 変 お
式 を迎 えました。あれから 1 年 間 、市 民 研 究 員 の皆
世 話 になりました。 Win-Win グループのヒアリングに
さ ん の活 動 を 間 近 で見 さ せて も らったこ とは 、私 に と
何 度 かお邪 魔 させていただき、中 学 校 やコミセンを
っても貴 重 な体 験 となりました。また、皆 さんが全 力
訪 れ、防 災 教 育 の現 状 を知 ることができました。
で取 り組 む姿 を頼 もしく思 うとともに、事 務 局 としての
一 年 間 、 ア シ ス タ ン ト を 名 乗 り 、 皆 さ ん か ら沢 山 の
責 任 を感 じ続 けた 1 年 でもありました。月 に 1 回 の全
こ と を 学 ば せて いた だ いて 有 意 義 な 時 間 で し た 。 至
体 会 議 を始 め、ワーキンググループに分 かれての調
ら な い点 ば か り で し た が 、 研 究 所 の 皆 さ ん に ご 指 摘
査 や 打 ち合 わせ な どに 活 躍 さ れて いる様 子 は、 まさ
を いた だ きな が ら助 け られ 、ここまで アシスタ ント を 務
に“現 代 版 米 百 俵 ”であるまちなかキャンパス長 岡 が
めることができました。この経 験 を糧 に、これからの仕
目 指 すものであったように思 います。
事 に活 かしていけたらと思 っております。
さまざまな経 歴 を持 つ 15 人 の市 民 研 究 員 が、同 じ
私 にこの機 会 を与 えてくださった澤 田 先 生 、研 究
目 標 のもと 1 年 間 の任 期 を全 うし、学 校 で行 う防 災
所 の皆 さん、まちキャンの皆 さん、本 当 にありがとうご
教 育 に つ いて有 意 義 な提 案 と いう成 果 を出 し たこと
ざいました。感 謝 申 し上 げます。
は大 変 素 晴 らしかったと思 います。今 回 の提 案 を元
に、学 校 現 場 の防 災 教 育 がますます充 実 し、子 ども
18
た ち が 生 き生 き と 防 災 を 学 ぶ 姿 が 見 ら れ るこ と が 楽
まちづくり市 民 研 究 所 第 1期 を終 えて
しみでなりません。
最 後 に、市 民 研 究 員 の皆 さんの更 なる御 活 躍 を
まちなかキャンパス長 岡 は、今 年 9 月 にオープンか
期 待 します。
ら 3 年 を迎 えました。気 軽 に学 べる「まちなかカフェ」、
じ っ く り 学 べ る「 ま ち な か 大 学 」 、 少 人 数 で 学 び を 深
18
事務局
青柳昌美
(まちなかキャンパス長 岡 運 営 協 議 会 )
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 074
19
これからに期 待 して
作 業 や課 題 等 が山 積 みです。市 民 研 究 員 の皆 さん
のような知 識 と実 行 力 が欲 しいものです。
まちなかキャンパス長 岡 がオープンして 2 年 を迎 え
た昨 年 9 月 、この「まちづくり市 民 研 究 所 」が開 設 さ
20
れ、第 1 期 がスタートとなりました。
まちづくり市 民 研 究 所 第 1 期 研 究 報 告 書 の
まちなかカフェ、まちなか大 学 、まちなか大 学 院 と
刊 行 に寄 せて
ステップアップする事 業 体 系 のなか、その集 大 成 と
なるのが、まちづくり市 民 研 究 所 です。
「まちづくり市 民 研 究 所 」の母 体 の「まちなかキャン
「学 んだ成 果 を活 かして、市 民 協 働 により、地 域 社
パス長 岡 」は、平 成 19 年 から平 成 23 年 にオープン
会 における具 体 的 な課 題 可 決 に取 り組 む」…なんて
するまでの 4 年 程 の間 に、基 本 構 想 ・基 本 計 画 の
いうと、少 し大 げさに聞 こえるかも知 れません。しかし、
検 討 ・策 定 を行 い、そして、具 体 的 な事 業 や運 営 形
この 1 年 間 の市 民 研 究 員 の皆 さんの活 躍 と先 日 の
態 などについて検 討 してきました。その中 で、学 びの
成 果 報 告 会 での提 案 は、まさにその言 葉 ・内 容 にふ
入 り口 としての「まちなかカフェ」、系 統 だった知 識 を
さわしいものだったのではないでしょうか。
得 られ る「 ま ち な か 大 学 」 、 まち な か 大 学 の 内 容 を さ
途 中 からではありましたが、このまちづくり市 民 研
らに深 めて学 ぶ「まちなか大 学 院 」という講 座 を開 講
究 所 に 関 わ ら せ て いた だ き、 微 力 な が ら も 、 市 民 研
すること、そして、学 びの集 大 成 の場 としての「まちづ
究 員 の皆 さんのお手 伝 いが出 来 たことを大 変 光 栄
くり市 民 研 究 所 」についても、「まちなかキャンパス長
に思 っています(至 らないサポートであったことは、ご
岡 」オープン時 から想 定 していたものでした。
容 赦 く だ さ い。 ま た 、 私 も だ い ぶ 助 け て いた だ きま し
そのために、平 成 24 年 度 を準 備 期 間 とし、まちな
た…)。そして、 個 性 にあふれ、行 動 力 と強 い想 いを
かキャンパス長 岡 運 営 協 議 会 委 員 等 、行 政 関 係 部
持 った皆 さんとこうして知 り合 えたことは 、私 とって財
署 、そして市 民 協 働 センター関 係 者 から成 る「まち
産 となりました。
づ く り市 民 研 究 所 準 備 委 員 会 」 を 設 立 し、 そ の めざ
改 めて、市 民 研 究 員 の皆 さんが、1 年 という長 きに
す姿 、位 置 づけ、運 営 組 織 の在 り方 、構 成 メンバー
わた っ て 、 調 査 ・研 究 に 打 ち込 ま れ た 姿 勢 と そ の 努
などを検 討 しました。そのアドバイザーとして、金 沢 ま
力 に 敬 服 す ると と も に 、 こ れ か ら の 学 校 現 場 で 、 コミ
ちづくり市 民 研 究 機 構 のメンバーであり、長 岡 市 出
センが地 域 とのパイプ役 になったり、防 災 玉 手 箱 の
身 でもある金 沢 大 学 八 重 澤 美 知 子 教 授 に助 言 をい
コンテンツで先 生 が授 業 したり、アオーレ長 岡 で訓
ただくことにしました。
練 が実 施 されてたり…と、この提 案 が未 来 の子 ども
たちのために役 立 っていくことを期 待 しています。
さて。私 の前 には、まだまだ、やらなければならない
最 終 的 に、まちキャンの学 びの集 大 成 としての「ひ
とづくり」と、大 学 や大 学 院 などの個 の「学 び」の成
果 を、地 域 課 題 の解 決 やまちづくりに活 かす市 民
19
20
事務局
事務局長
星野康也
多田博則
(まちなかキャンパス長 岡 運 営 協 議 会 )
(まちなかキャンパス長 岡 運 営 協 議 会 )
075 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
協 働 の実 践 の場 とすることを目 的 として、平 成 25 年
方 々、 多 く の長 岡 市 の関 係 部 局 等 の職 員 の皆 さ ん
9 月 28 日 に「まちづくり市 民 研 究 所 」の開 所 式 を行
からご協 力 をいただきましたことに深 く感 謝 申 し上 げ
いスタートしました。
ます。
第 1 期 のテーマ「防 災 」の設 定 については、平 成
本 報 告 書 が、長 岡 市 の防 災 政 策 の一 助 となるとと
24 年 度 に開 設 したまち なか大 学 院 のテー マの ひと
も に 、 学 校 の 防 災 教 育 に 活 用 さ れ るこ と を 期 待 し て
つ で あ り 、 学 び の 延 長 を ま ちづ く り に 反 映 さ せ ると い
おります。
うこと、更 に長 岡 は防 災 に関 する人 、設 備 、組 織 、
経 験 が豊 富 であるということ、平 成 26 年 度 から、県
下 の 小 ・ 中 学 校 に防 災 教 育 が 導 入 さ れ、 学 校 の 先
生 の負 担 増 が考 えられること、平 成 26 年 は、中 越
大 震 災 から 10 年 目 にあたり、震 災 経 験 を次 世 代 に
つ な ぎ 、 改 め て 防 災 に つ いて 考 え る 機 会 と し た い と
いう理 由 で決 定 しました。
市 民 研 究 員 の選 考 にあたっては、多 数 の意 欲 ある
市 民 の皆 さんから応 募 していただき感 謝 申 し上 げま
す。また、中 越 防 災 安 全 推 進 機 構 、消 防 団 、自 主
防 災 会 からも推 薦 をいただきました。
研 究 は、ディレクターの長 岡 造 形 大 学 澤 田 雅 浩
准 教 授 のもと、15 名 の市 民 研 究 員 と、オブザーバー
として危 機 管 理 防 災 本 部 、学 校 教 育 課 、中 越 防 災
安 全 推 進 機 構 から参 加 していただきました。また、ア
シスタントに長 岡 造 形 大 学 学 生 、まちキャンボランテ
ィアの方 からもお手 伝 いいただきました。そして、1 人
も 脱 落 す るこ と な く 最 後 ま で熱 心 な 研 究 へ の 取 り 組
みをしていただきました。忘 年 会 や中 間 発 表 会 後 の
懇 親 会 でも議 論 が尽 きることなく、大 変 盛 りあがった
こと を 記 憶 して いま す。 デ ィ レク タ ーの 澤 田 先 生 、 研
究 員 の皆 様 、アシスタントを務 めていただいた小 此
鬼 さんをはじめ、沢 山 の方 々からご努 力 いただきまし
た。また、学 校 関 係 者 、コミュニティーセンターの
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 076
3-3. プロジェクトの総 括
る立 場 )からは、たとえ内 容 が良 いものであっても、
教 育 現 場 の 実 情 を 勘 案 し、現 場 負 担 の 少 な いも の
でなくては、教 育 効 果 を向 上 させにくいという意 見 を
平 成 25 年 9 月 にスタートしたまちづくり市 民 研 究
いただいていたこともあり、「防 災 」ではなく「防 災 教
所 の第 1 期 が終 了 した。実 質 的 な活 動 開 始 の約 1
育 」に範 囲 を限 定 することで、発 散 するばかりではな
年 前 から少 しずつ準 備 を始 めてきた「みんなでつくる
い議 論 の 場 と す ること がで きるの で はな いか と考 え 、
防 災 教 育 体 制 」 を テ ーマ と した 取 組 に つ いて 、 デ ィ
さ ら に 中 越 地 震 以 降 各 地 で 進 め られ て い る防 災 の
レクターの立 場 から総 括 をしてみたい。
取 組 の深 化 や防 災 体 制 の強 化 といった地 域 の実
情 も踏 まえ、「みんなでつくる防 災 教 育 体 制 」と設 定
(1) テ ー マ の 設 定
した。
当 初 、まちなかカフェ、まちなか大 学 、まちなか大
結 果 として、テーマをあまり大 きなものとせず、具 体
学 院 とつながってきたまちなかキャンパス長 岡 におけ
性 のあ るも のを設 定 す ること が、限 り あ る時 間 と機 会
る各 種 講 座 の展 開 の集 大 成 としてまちづくり市 民 研
の中 で実 現 可 能 な政 策 提 案 をつくりあげるために必
究 所 が位 置 付 けられ、さらにはその成 果 は政 策 提
要 な検 討 事 項 であることが確 認 できた。これは、研
案 と し て 長 岡 市 の 各 種 施 策 に も 反 映 さ れ る可 能 性
究 員 の公 募 時 における混 乱 を防 ぐこと、議 論 が発
があ るという全 体 の枠 組 み が 示 され、その うえで どの
散 した際 に戻 るべ き場 所 を 設 定 することで収 斂 のプ
よ う な テ ー マ を 設 定 す るか と い う と こ ろ か ら 議 論 が 始
ロセスへと進 路 を変 えることができるという点 からも重
まった。
要 である。
これまで防 災 に関 するテーマや災 害 復 興 に関 する
テ ー マ で 各 種 講 座 に か か わっ た 経 験 の あ る 私 に 相
(2) 研 究 員 の 人 選
談 があったということは、もちろん「防 災 」をテーマとし
原 則 として研 究 員 の過 半 はテーマを提 示 し、説 明
て第 1 期 を運 営 しようというまちなかキャンパス長 岡
会 を開 催 した上 で応 募 してきた市 民 によって構 成 さ
としての意 向 があってのことである。しかし、その提 案
れることはまちづくり市 民 研 究 所 の趣 旨 からいって
を受 けた際 、「防 災 」が包 含 する分 野 が、ひとつの政
当 然 のことである。第 1 期 の場 合 は、まちなかキャン
策 提 案 を 1 年 間 でまとめるというミッションにかんがみ
パス長 岡 でも防 災 関 連 の講 座 が多 く開 催 されてい
て、広 範 すぎると感 じた。当 時 、新 潟 県 教 育 庁 が中
たり、中 越 市 民 防 災 安 全 士 が多 数 輩 出 され、現 場
越 防 災 安 全 推 進 機 構 を全 体 事 務 局 として作 成 を
で活 躍 して いるなど の背 景 もあったことで、 それぞれ
進 めていた新 潟 県 防 災 教 育 プ ロ グラ ムの 地 震 防 災
実 践 の積 み重 ねによる問 題 意 識 の醸 成 が高 いレベ
編 の取 りまと めを して いた際 、参 画 し ていた教 員 ( い
ルで行 われていたため、議 論 のマネジメントは比 較
ずれ作 成 したプログラムを児 童 生 徒 相 手 に指 導 す
的 容 易 であった。一 方 、「防 災 」が取 り扱 う広 範 な事
01
ディ レクター
澤 田 雅 浩 (長 岡 造 形 大 学 准 教 授 )
077 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
象 についてではなく、「防 災 教 育 」に対 して地 域 がで
(3) 提 出 された政 策 提 案 について
きることなどを議 論 していくうえで、テーマとしてのギ
1 年 間 の議 論 プロセスについてはすでに整 理 をし
ャ ッ プ を う ま く 整 理 で きず に 議 論 が 行 われ 、 「 防 災 と
てあるが、全 体 会 議 での意 見 を踏 まえ、研 究 所 開
いう のはか くあ るべき」「 ~すべ き」と いっ たスタンス か
始 から 3 か月 経 過 した時 点 で 4 つのワーキンググル
らなかなか変 化 できない状 況 も当 初 は多 少 生 じてい
ープを作 り、問 題 意 識 が近 い研 究 員 同 士 が現 状 調
た。ただし、防 災 に一 家 言 あ る人 ばかりではなく、現
査 なども適 時 実 施 しながらワーキングとしての提 案 を
職 の 教 員 な ど 、防 災 に関 して の 意 識 はさ ほ どで もな
作 り 上 げて いっ た 。 た だ し、そ れ ぞ れ の ワ ー キン グ か
い研 究 員 も存 在 していたことから、その方 々からの
ら出 された提 案 をそのまま並 列 に取 り扱 うのではなく、
発 言 や視 点 があったことで、より建 設 的 、生 産 的 な
政 策 提 案 として実 現 の容 易 性 、有 効 性 、そして総
議 論 へと展 開 していくことができたように思 う。その点
合 性 を向 上 させるためにそれぞれの提 案 をつなぐキ
で、公 募 研 究 員 の多 様 性 が確 保 されたことは 1 年
ーとなる提 案 を、全 体 を包 摂 する形 で提 案 する必 要
間 の議 論 をより実 りの多 いものにしたといえる。さらに、
があった。そこでワーキングの提 案 が一 区 切 りついた
専 門 的 な視 点 を 組 み 込 む意 味 で 中 越 防 災 安 全 推
後 、 全 体 を 束 ね る コ ン セ プ ト の 議 論 を 進 めた 。 結 果
進 機 構 、長 岡 市 消 防 団 、自 主 防 災 会 へ依 頼 し、機
として「ながおか防 災 を考 える日 」の制 定 に落 ち着 い
関 から研 究 員 を推 薦 してもらったことも有 効 であった。
たが、この提 案 を実 現 することで当 初 目 的 の学 校 現
それらの機 関 から派 遣 された研 究 員 が専 門 的 な見
場 の負 担 を低 減 しつつ、実 質 的 な防 災 力 向 上 の機
地 から意 見 を述 べてくれるだけでなく、それらの研 究
会 とすることができ、また実 施 に際 しては地 域 資 源
員 も 議 論 に よ っ て 今 後 の 取 組 に 対 す る新 た な 視 座
の有 効 活 用 が図 れるという構 図 が整 った。
を獲 得 していった様 子 が議 論 を続 けていく中 で散 見
された。いわゆる相 乗 効 果 もあったように思 う。
実 際 に政 策 として検 討 をする場 合 には、十 分 に議
論 が深 まっていない部 分 も多 く、すぐそのまま活 用
加 えて、政 策 提 案 を一 つのミッションに掲 げている
できるレベルまで到 達 していないのは事 実 であるが、
こともあって、長 岡 市 当 局 から関 連 部 局 の職 員 をオ
デ ィ レク タ ー と し て は こ れ く らい の 完 成 度 を 目 指 し て
ブザーバとして派 遣 してもらったことも議 論 の場 をより
最 終 的 な と り ま と めを し た い と 当 初 か ら考 え て いた 。
実 践 的 な場 にするために有 効 であった。休 日 にもか
あまりに精 緻 な提 案 として作 り上 げることで、むしろ
か わら ず、 ほぼ すべて の日 程 で 長 岡 市 危 機 管 理 防
政 策 として市 当 局 が各 種 事 業 を考 えるときに調 整 が
災 本 部 、および教 育 委 員 会 から派 遣 してもらった
必 要 な部 分 が増 えることを想 定 したためである。あま
方 々に出 席 いただき、適 宜 アドバイスをいただけたこ
り に実 現 可 能 性 の薄 い、妄 想 のよ うな提 案 ではま っ
とは、机 上 の空 論 に終 わらず、アイディアを市 政 に
た く 意 味 が な いの は もち ろ ん、 作 り す ぎ るこ とで 利 用
実 装 するという目 的 のためにも重 要 であった。
しづらいものになる可 能 性 もある。その点 で、研 究 員
の 中 に は 完 成 度 の 低 さ を 危 惧 す る向 きも あ っ た が 、
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 078
これ を終 わりと せず 、継 続 的 な 関 与 を促 す 意 味 で も、
完 成 度 をある程 度 コントロールすることも重 要 であ
る。
(4) 一 年 間 を通 じて
非 常 に積 極 的 な研 究 員 各 位 の活 動 により、議 論
は想 像 をはるかに超 える深 ま りをみせ、そ して広 がり
を見 せた。まちなか大 学 院 までは、場 を共 有 しても、
作 業 は原 則 個 人 で行 うものであった。まちづくり市
民 研 究 所 で は 思 いが 多 少 異 な るメ ン バ ー が 議 論 を
戦 わせ、そして最 終 的 には市 の政 策 に取 り込 んでも
らう と こ ろ ま で 昇 華 さ せ た と い う プ ロ セ ス そ の も の に も
大 きな意 味 があったと思 う。円 滑 な運 営 ができたの
はなによりもまちなかキャンパス長 岡 の職 員 各 位 の
サポートによるものであるし、長 岡 市 各 部 局 の理 解
に よ るも の で あ る。 こ の 場 が 市 民 の 意 見 を 本 来 的 な
意 味 で集 約 し、市 政 に反 映 させる場 として十 分 な意
味 を持 つことが明 らかになったことは大 変 有 益 であ
ったと思 う。
079 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
ま ちづく り 市民研究所 第 1 期 報告書
資料編
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 080
4
関係資料
4-1. WG による調 査 結 果 資 料 等
WG1/Win-Win|コミセンヒアリングまとめ
今 年 5 月 に行 った市 内 全 コミセンへのアンケート結 果 から、参 考 にできる活 動 を展 開 していると思 われる 5 か所 の
コミセンへのヒアリングの結 果 から、「学 校 」「コミセン」そして「地 域 」の関 わり方 についていくつかのタイプに区 分
し、それぞれの今 後 の改 善 の方 向 性 を考 察 した。
タイプ
構
成
図
各 タイプの特 性
<日 越 、福 戸 タイプ>
コ ミ セン関 与 し 、地 域
の防 災 訓 練 実 。児
童 生 徒 も参 画 。
・連 合 防 災 組 織 が活 発
町内 A
小学校
コミセン
中学校
町内 B
連合組織
町内 C
町内 D
・学 校 、コミセン、地 域 の相 談 機 会 あり。
・学 校 は生 徒 を地 域 活 動 に参 加 後 押 し
・コミセンに防 災 担 当 部 会 あり、活 動 してる。
・地 域 で合 同 防 災 訓 練 実 施
<上 川 西 タイプ>
コ ミ セン 介 さ ず 、 学 校
と地 域 で防 災 連 携 。
町内 A
小学校
コミセン
町内 B
連合組織
中学校
町内 C
町内 D
小学校
町内 A
町内 B
<山 通 、大 島 タイプ>
3 者 連 携 あるも防 災
はまだ。
神 田 、下 川 西 、宮 内 、坂 之
上 、千 手 、中 島 、与 板 、新 町 、
宮 本 、青 葉 台 など多 数 (大 半
がこのタイプ)
・コミセンは学 校 、地 域 と太 いパイプあり
・コミセン自 体 は防 災 取 組 弱 い。
・学 校 と地 域 が必 要 に応 じ連 携 してる
・環 境 、ボラなどで 3 者 の交 流 盛 ん
コミセン
中学校
連合組織
町内 C
町内 D
(コミセンは立 派 に機 能 している)
・コミセンではまだ防 災 取 組 弱 い
・地 域 防 災 活 動 は町 内 単 位 が多 い
・防 災 取 組 のきっかけ待 ち?
<川 口 、栃 尾 タイプ>
コミセンの代 替 組 織
として支 所 の防 災 係
か NPO が 考 え ら れ
る。
・連 合 町 内 会 組 織 が機 能 。
・コミセン未 組 織 で当 面 設 置 予 定 なし
小学校
支所
町内 A
町内 B
連合組織
中学校
NPO
町内 C
町内 D
・支 所 には防 災 係 、教 育 係 などがある
・地 域 は連 合 組 織 ある場 合 、無 い場 合 あり
・地 域 の NPO に財 政 的 裏 付 けを与 え、NPO
を準 コミセンと位 置 付 ける事 も選 択 肢 か。
ヒアリングメモ
日 越 コミセン
福 戸 コミセン
山 通 コミセン
①地 区 の小 中 学 校 は学 校 だけで行 う
①地 域 の防 災 訓 練 が、コミセンのリー
①コミセン「やまなみ部 会 」で防 災 を
避 難 訓 練 を行 う傍 ら、地 域 の連 合
ダーシッ プの元 、実 施 されてい る 。
預 かるも、実 施 内 容 は、講 話 など
防 災 訓 練 には児 童 ・生 徒 も参 加 す
(子 供 会 、町 内 会 、老 人 会 、消 防 団 )
主 体 で合 同 防 災 訓 練 ではない。
る内 容 である。
②コミセンの地 域 安 全 部 会 には消
防 ・防 災 の班 があり、安 全 士 や消
防 団 員 で構 成 され、防 災 訓 練 の企
画 、アドバイスしてる。
③ 西 中 に は 「 健 や か な 子 供 を育 て る
②町 民 運 動 会 、納 涼 会 など他 地 域 よ
りも多 様 な活 動 をコミセンが企 画 運
営 している。
③コミセンは連 合 町 内 会 の頭 脳 の機
能 を担 っている 。地 域 行 事 の企 画
をコミセン立 案 。
防 災 訓 練 は町 内 案 件 。
②地 域 も連 合 町 内 会 機 能 している
が、こと防 災 に関 しては町 内 に委
ねている。
③コミセンは小 学 校 に隣 接 し、地 域 も
含 め普 段 の連 携 は素 晴 らしい。
会 」があり、多 くの教 諭 、町 内 役
④ 地 域 の 消 防 団 は 地 域 、 コ ミ セン の
④避 難 先 としてのコミセンの運 営 はOK.
員 、民 生 委 員 、小 学 校 長 など複 層
要 請 を積 極 的 に受 け止 め、対 応 し
⑤コミセン福 祉 部 会 で中 学 生 対 象 の
的 な活 動 サポート可 能 。
ている。
081 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
活動活発。
結論
①コミセンを地 域 全 体 の防 災 活 動 の調 整 役 として位 置 付 ける。
②コミセンによっては人 的 不 足 (人 数 ならびに防 災 活 動 の知 識 )が見 られ、支 援 する外 部 チーム必 要 。
③サポートチーム(センター)の構 成 は地 域 特 性 ・事 情 に合 わせるが、安 全 士 、消 防 、安 全 推 進 機 構 などが考 えられる。
④コミセン未 設 置 地 区 では、支 所 の防 災 係 りなどを調 整 役 として位 置 付 けることの可 否 を検 証 したい。
対 応 形 態 案
対応形態①
<現 行 の3者 (学 校 /コミセン/地 域 )の連 携 で学 校 における防 災 教 育 は問 題 なく運 営 される>
対応形態②
<現 行 のコミセンに防 災 全 般 をサポートしてもらう為 に外 部 サポートチームをあてがう>
町内 A
小学校
コミセン
中学校
町内 B
連合組織
町内 C
町内 D
サポートチーム
・全 体 像 を描 く(目 的 、しくみ、ルール、あがりの形 など)
・学 校 での防 災 教 育 における地 域 サポートニーズの顕 在 化
・地 域 によるサポートニーズを顕 在 化 するために防 災 活 動 メニュー(富 山 の薬 箱 )を学 校 に提 供
・コミセンに防 災 イベントコーディネートのハウツーを指 導 し、リーダーシップを取 れるように育 成
・学 校 ニーズに対 応 できる地 域 防 災 活 動 を始 動 させるための地 域 調 整 …など(これは将 来 )
サポートチーム
小学校
支所
町内 A
町内 B
連合組織
中学校
NPO
町内 C
町内 D
対応形態③
<タイプ B と類 似 であるが、サポートチームは支 所 の調 整 機 能 強 化 を目 的 に 3 者 をフォローする>
福 戸 コミセン
①地 域 1 小 学 校 、1 中 学 校 でコミセン
を核 にした活 動 は盛 ん。
②しかし 、地 域 の連 合 防 災 訓 練 がな
山 通 コミセン
① 小 学 校 主 導 で 、地 域 ( 連 合 ) の 防
災 訓 練 には児 童 全 員 が参 加 して
いる。
い、コミセンに防 災 を所 轄 する部 が
②地 域 も 10 年 以 上 の経 験 の積 み重
無 い等 、防 災 についてはコミセンで
ねのもと、連 合 町 内 としての防 災 組
取 り扱 うには至 っていない。
織 :「実 行 委 員 会 」が機 能 してお
③が、コミセン、地 域 、学 校 の 3 者 で
構 成 される「サポート委 員 会 」なるも
のがあり、議 論 素 地 あり。
り、住 民 主 体 で活 動 している。
③コミセンは上 記 の防 災 訓 練 に は基
本 タ ッチ せ ず 、コミ センのた めの避
難 訓 練 実 施 。コ ミ セン は 避 難 所 に
指 定 あるも、防 災 備 品 など不 足 。
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 082
WG2/F.T.F|補 足 資 料
中 で、県 内 の事 例 としては、越 後 高 田 の地 震 ( 1666
年 ・ M 6.75 ) 、 越 後 の 地 震 ( 1751 年 ・ M 7.4 ) 、 越 後
市 町 村 史 にみる災 害 の歴 史 と 地 域 資 源 の活
三 条 の地 震 (1828 年 ・M6.9)、新 潟 地 震 (1964 年 ・
用 の例 示
M 7.5 )、 新 潟 県 中 越 地 震 ( 2004 年 ・ M 6.8 ) 、 新 潟
県 中 越 沖 地 震 (2007 年 ・M6.8)が挙 げられている。
1
はじめに
新 潟 県 における災 害 の歴 史 は、『新 潟 県 防 災 教
いず れ も 気 候 ・ 地 理 条 件 によ り 、 降 雪 に よ る家 屋 倒
壊 、地 盤 の液 状 化 、地 滑 り、津 波 などの現 象 が被
育 プ ロ グ ラ ム 』 に お け る6 つ の 災 害 ( 地 震 、 津 波 、 洪
害 を増 幅 させた。『新 潟 県 防 災 教 育 プロ グラム』では、
水 、土 砂 、雪 、原 子 力 )のうち、主 に洪 水 、雪 、土 砂 、
1802 年 に発 生 した小 木 地 震 よる津 波 災 害 の事 例 も
地 震 に代 表 される。特 に、洪 水 、土 砂 、雪 の災 害 事
報 告 さ れて いる。 焼 山 噴 火 の 事 例 も 見 られ る( 1949
例 が多 い。原 子 力 については、幸 い事 例 がない。近
年 、1974 年 )。焼 山 噴 火 における 1974 年 の事 例 で
年 では、2004 年 に新 潟 県 中 越 地 震 、2007 年 に新
は、3名 の死 亡 者 を出 している。
潟 県 中 越 沖 地 震 が 発 生 し ている。 そ し て、 2011 年
現 長 岡 市 域 ではどうであろうか。『環 東 アジア地 域
には長 野 北 部 地 震 そして東 日 本 大 震 災 が発 生 し、
における社 会 的 結 合 と災 害 』において、芳 井 研 一
県 内 も 大 きな 揺 れ を 感 じ た 。 現 長 岡 市 は 新 潟 県 中
氏 は、「新 潟 は、信 濃 川 や阿 賀 野 川 などの大 河 川 と、
越 地 震 の 被 災 地 そのも のであ り、多 く の犠 牲 者 、被
そ れ らに 合 流 す る中 小 河 川 が 織 り な す 水 系 の 網 の
害 を出 した。このように地 震 災 害 は、甚 大 な被 害 を
目 にお おわれてお り、まさ に水 害 常 習 地 帯 で あ った。
発 生 させる破 壊 力 があ る。 し かし、地 震 だけで あろう
(中 略 )信 濃 川 の水 運 ととともに発 展 してきた長 岡 で
か 、 今 後 起 こ り 得 る災 害 を 想 定 し 、 防 災 ・ 減 災 に 向
はあったが、反 面 洪 水 にも悩 まされ続 け た。」とある。
け、防 災 教 育 を進 めていく必 要 性 が大 きい。誰 かが
現 長 岡 市 域 を形 成 する旧 市 町 村 史 を見 ると、どの
救 っ てく れ るわけ ではな い、自 ら はも ちろん 、共 に 助
文 献 も 数 多 く の 洪 水 災 害 の 歴 史 を 綴 る。 特 に 記 録
け合 う望 ましい避 難 体 制 が必 要 である。
が 残 り や す い近 世 以 降 に お い て は 、 特 に 近 世 に お
全 国 的 に見 た場 合 、内 閣 府 災 害 予 防 担 当 発 行
いて多 くの事 例 が見 られる。越 後 平 野 は周 知 の通 り、
の『災 害 史 に学 ぶ』によると、近 世 以 降 に発 生 した
信 濃 川 が形 成 した沖 積 平 野 である。史 跡 発 掘 調 査
数 多 くの災 害 が記 録 されている。地 震 ・津 波 災 害 で
を行 えば、多 数 の旧 河 川 が 見 られ、繰 り返 し氾 濫 を
は、宝 永 地 震 (1707 年 ・M8.6)、安 政 東 海 地 震 ・安
起 こ し 形 成 さ れ た 地 形 で あ る こ と が わか る。 ま た 、 今
政 南 海 地 震 (1854 年 ・M8.4)、明 治 三 陸 津 波 地 震
日 のように治 水 対 策 や建 築 技 術 が高 度 でない点 に
(1896 年 ・M8.125)、関 東 地 震 (1923 年 ・M7.9)な
お い て 、 近 世 に お け る洪 水 災 害 の 多 さ が 容 易 に 想
ど 数 多 く の 事 例 が 紹 介 されて いる。 ほ か に 噴 火 、 風
像 できる。明 治 以 降 も被 災 事 例 は減 少 するものの、
水 害 、 大 火 に つ いて も 事 例 が 挙 げ ら れ て いる。 そ の
被 災 家 屋 の 詳 細 な 記 録 が 災 害 の 大 きさ を 物 語 る。
083 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
特 に平 野 部 を含 む地 域 では同 様 に多 くの被 害 が出
く出 ている。
ている。山 間 地 で構 成 される地 域 では、洪 水 災 害 は
『新 潟 県 防 災 教 育 プログラム(土 砂 災 害 編 )』にお
少 なく、雪 災 害 の記 載 が主 となる。また、豪 雨 や地
いても、新 潟 県 は日 本 で最 も土 砂 災 害 が発 生 して
震 は 山 崩 れ 等 の土 砂 災 害 を発 生 させ て いる。 旧 寺
おり、平 成 23 年 の豪 雪 での人 的 ・住 宅 被 害 も報 告
泊 町 においては、高 波 (1792 年 発 生 )や津 波 (1964
されている。
年 発 生 )による災 害 事 例 も見 られる。( 図 4-1-1 参
照)
地 震 災 害 は、近 年 発 生 し た新 潟 県 中 越 地 震 、新
潟 県 中 越 沖 地 震 以 外 にも、近 世 に発 生 した三 条 地
『新 潟 県 防 災 教 育 プログラム(土 砂 災 害 編 )』にお
震 (1828 年 発 生 )、昭 和 に発 生 した長 岡 地 震 (1961
いても、新 潟 県 は日 本 で最 も土 砂 災 害 が発 生 して
年 )、新 潟 地 震 ( 1964 年 )があげられ る。いずれも、
お り 、 平 成 23 年 の豪 雪 で の人 的 ・住 宅 被 害 も報 告
現 長 岡 市 域 においても被 害 者 が多 く出 ている。
されている。地 震 災 害 は、近 年 発 生 した新 潟 県 中
越 地 震 、新 潟 県 中 越 沖 地 震 以 外 にも、近 世 に発
いず れ に せよ 、災 害 史 を たど り 、 考 察 す るこ と の 重
要 性 は、多 くの研 究 者 が説 いているところである。
生 し た 三 条 地 震 ( 1828 年 発 生 ) 、 昭 和 に 発 生 し た
隣 接 す る刈 羽 村 で は 、 原 子 力 発 電 所 が 立 地 し て
長 岡 地 震 (1961 年 )、新 潟 地 震 (1964 年 )があげら
いる。つまり、現 長 岡 市 域 全 域 では、上 記 の6つの
れる。いずれも、現 長 岡 市 域 においても被 害 者 が多
災 害 事 例 に対 応 した取 組 が必 要 となる。このこ とか
図 4-1-1 「旧 市 町 村 史 」にみる災 害 事 例
市町村史名
近世
明 治 ・大 正
昭和
長岡市史
・洪水災害事例が多い(46 事例)
1721,1731、1736、1781 は 10
名以上の死亡者。
・高 田 地 震 ,三 条 地 震 に伴 う被 害
あり。
・土砂災害。
・大火も多い。強風による船転覆。
・洪水災害が多い。
・明治 29 年の洪水では、死者 5
名、全壊 5 戸、床上浸水 2800
戸。
・洪水災害が多い
・36 年の関原地震(長岡地震)に
より死者 5 名、全壊 250 戸。
・雪災害による犠牲者の記録あり。
寺泊町史
・洪 水 災 害 が多 い。
・高 波 による被 害 あり。
三島町史
・洪 水 、台 風 による災 害 記 録 が多
い。
・地 震 の記 録 も 4 回 。
・津 波 あり。
・洪 水 災 害 が多 い。
・地 震 あり。
栃尾市史
・洪 水 災 害 が多 い。
・大 正 15 年 、洪 水 により大 きな被
害 。死 者 87 名 。
山古志村史
・土 砂 災 害 あり。
川口町史
・洪 水 、がけ崩 れにより死 者 5名 。
全 壊 50 戸 。新 潟 地 震 による津
波 1.5m。
・雪 災 害 により死 者 あり。
・洪 水 災 害 が多 い。
・洪 水 災 害 が多 い。100 の事 例 。
・文 化 文 政 地 震 (三 条 地 震 )によ
り死 者 22 名 。
中之島村史
越路町史
・洪 水 災 害 が多 い。
小国町史
・洪 水 災 害 あり。
参考文献
・洪 水 、台 風 による災 害 。牛 ケ首
地震。
・洪 水 災 害 が多 い。
・土 砂 災 害 、雪 災 害 。
和島村史
与板町史
・洪 水 災 害 が多 い
・長 岡 地 震 、新 潟 地 震 による被
害 あり。
・蓮 華 寺 下 はずれの地 滑 り。
・洪 水 災 害 が多 い。
・洪 水 災 害 が多 い。
・新 潟 地 震 による被 害 。
・洪 水 災 害 。
・新 潟 地 震 による被 害 。
・洪 水 災 害 が多 い。
・洪 水 災 害 が多 い。
・洪 水 災 害 が多 い。
・36 年 は死 者 あり。
『長 岡 市 史 通 史 編 上 巻 』『長 岡 市 史 通 史 編 下 巻 』『関 原 町 史 』『寺 泊 町 史 通 史 編 上 巻 』『寺 泊 町 史 通 史 編 下 巻 』『三 島 町 史 上 巻 』『三 島 町 史 下 巻 』
『三 島 町 史 続 編 』『山 古 志 村 史 通 史 』『与 板 町 史 通 史 編 上 巻 』『与 板 町 史 通 史 編 下 巻 』『栃 尾 市 史 上 巻 』『栃 尾 市 史 中 巻 』『川 口 町 史 』『中 之 島 村
史 上 巻 』『中 之 島 村 史 下 巻 』『小 国 町 史 通 史 編 』『越 路 町 史 通 史 編 上 巻 』『越 路 町 史 通 史 編 下 巻 』より作 成
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 084
ら、 す べ て の 災 害 に 対 応 す べ き防 災 教 育 の 充 実 が
求 められる。
日 常 の備 えや的 確 な判 断 のもと主 体 的 に行 動
するとともに、地 域 の防 災 活 動 や災 害 時 の助 け
合 いの大 切 さを理 解 し、すすんで活 動 できる生
2 長 岡 市 における防 災 教 育 の可 能 性 について
『「 生 きる力 」 を育 む 防 災 教 育 の 展 開 』( 文 部 科 学
省 ) に お いて 、 防 災 教 育 の ね ら いが 次 の よ う に 記 載
されている。
「防 災 教 育 は様 々な危 険 から児 童 生 徒 等 の安
全 を確 保 するために行 われ る安 全 教 育 の一 部 を
なすのである。したがって、防 災 教 育 のねらいは
徒
ア 知 識 、思 考 ・判 断
・災 害 発 生 のメカニズムの基 礎 や諸 地 域 の災
害 例 から危 険 を理 解 するとともに、備 えの必 要
性 や情 報 の活 用 について考 え、安 全 な行 動
をとるための判 断 に生 かすことができる。
イ 危 険 予 測 ・主 体 的 な行 動
「『 生 きる力 』 をは ぐ く む 学 校 で の 安 全 教 育 」 に示
・日 常 生 活 において、知 識 を基 に正 しく判 断
した安 全 教 育 の目 標 に準 じて、次 のような 3 つに
し、主 体 的 に安 全 な行 動 をとることができる。
まとめられている。
ア 自 然 災 害 等 の現 状 、原 因 及 び減 災 等 につい
て 理 解 を 深 め、 現 在 及 び 将 来 に 直 面 す る災
害 に対 して、的 確 な思 考 ・判 断 に基 づく適 切
な意 志 決 定 や行 動 選 択 ができるようにする。
イ 地 震 、台 風 の発 生 等 に伴 う危 険 を理 解 ・予
測 し、自 らの安 全 を確 保 す るための行 動 がで
・被 害 の 軽 減 、災 害 後 の生 活 を 考 え 備 え るこ と
ができる。
・災 害 時 には危 険 を予 測 し、率 先 して避 難 行
動 を確 保 することができる。
ウ 社 会 貢 献 、支 援 者 の基 盤
・ 地 域 の防 災 や災 害 時 の助 け 合 いの 重 要 性 を
理 解 し、主 体 的 に活 動 に参 加 する。
きるようにするとともに、日 常 的 な備 えができる
ようにする。
ウ 自 他 の生 命 を尊 重 し、安 全 で安 心 な社 会 づ
く り の 重 要 性 を認 識 し て、 学 校 、 家 庭 及 び 地
域 社 会 の安 全 活 動 に進 んで参 加 ・協 力 し、
貢 献 できるようにする。
このように災 害 に関 してまず知 ること、そして備 える
こ と か ら取 り 組 み、 自 ら考 え、行 動 し 、 助 け 合 う姿 勢
が求 められている。
長 岡 市 教 育 委 員 会 が発 行 する『防 災 教 育 パンフ
レット』や新 潟 県 教 育 委 員 会 が発 行 する『新 潟 県 防
災 教 育 プログラム』を用 いた学 習 を実 施 することによ
っ て 、 体 験 活 動 等 を 加 え るこ と で 学 習 の 充 実 が さ ら
発 達 の段 階 に応 じた防 災 教 育 の目 標 としては、中
学 校 段 階 の場 合 、次 のように記 載 されている。
に図 れるものと考 える。例 えば、長 岡 市 立 宮 内 中 学
校 のように防 災 施 設 が整 っている小 中 学 校 であれ
ば 実 践 し や す い。 そ う で な い場 合 で あ っ て も近 隣 市
085 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
町 村 を含 めれ ば、充 実 した防 災 教 育 施 設 が点 在 し
て いる。 そ こ で 、 核 と な る防 災 教 育 施 設 を 中 心 に 調
査 活 動 や体 験 活 動 の可 能 性 を下 記 に示 す。(表
4-2-2 参 照 )
次 に『新 潟 県 防 災 教 育 プログラム(洪 水 災 害 編 )』
において、地 域 の素 材 、資 料 の収 集 (自 校 化 の推
奨 ) を 記 し て いる。 市 民 研 究 所 と し て は 、 「 ど の 小 中
学 校 でも使 え る地 域 素 材 ( 災 害 の歴 史 )を 用 いたワ
ークシート」を期 間 内 に作 成 することが困 難 な ため、
例 として示 す。
[例 1] 全 中 学 校 区
地 名 の由 来 を題 材 として
[例 2] 越 路 中 学 校 区
「昭 和 9年 の雪 しろ水 」を題 材 として
[例 3] 関 原 中 学 校 区
「関 原 地 震 」を題 材 として
[例 4] 秋 葉 、刈 谷 田 中 学 校 区
大 正 17年 7月 集 中 豪 雨 に 伴 う 洪 水 災 害 を題 材
として
表 4-2-2 防 災 学 習 施 設 の活 用 例
施 設 名 /住 所
アオーレ長 岡
長 岡 市 大 手 通 1-4-10
きおくみらい
長 岡 市 大 手 通 2-6
対象中学校区
東 、南 、北 、栖
吉 、宮 内 、東 北 、
西 、江 陽 、堤 岡 、
山 本 、関 原 、大
島 、青 葉 台 、旭
岡 、三 島 、与 板
ほか市 内 全 域
講演
パネル
展示
映像
資料
文献
調査
体験
ルーム
①防 災 学 習 コーナー(体 験 学 習 )
②アオーレビジョン放 映
◎
○
◎
×
◎
①図 書 スペース(書 籍 1000 点 )
②震 災 マップ(iPadで被 害 状 況 等
検 索 ) ③シアター(映 像 視 聴 )
④ホール(講 演 )
◎
○
◎
◎
×
主 な学 習 素 材
川 口 きずな館
長 岡 市 川 口 中 山 1441
川 口 ほか市 内 全
域
①中 越 大 震 災 の年 表 (復 興 の歩
み) ②川 口 5000 人 の絆 (iPadで
閲 覧 ) ③ホール(映 像 視 聴 、講
演)
◎
◎
◎
×
×
おぢや震 災 ミュージアム
そなえ館
小 千 谷 市 上 ノ山 4-4-2
小 国 、越 路 ほか
市内全域
①17:56 シアター ②展 示 スペー
ス ③地 震 動 シュミレータ ④防 災
レクチャールーム ⑤体 験 スペース
◎
◎
×
×
◎
やまこし復 興 交 流 館 おらたる
長 岡 市 山 古 志 竹 沢 甲 2835
山 古 志 、太 田 、岡
南 ほか市 内 全 域
①地 形 模 型 シアター
②展 示 スペース ③ホール
◎
◎
○
×
◎
信濃川大河津資料館
燕市五千石
寺 泊 、北 辰 ほか
市内全域
①シアター ②展 示 スペース(自
然 、歴 史 、役 割 ) ③洪 水 シミュレ
ーション
○
◎
◎
○
◎
道 の駅 パティオ
新 潟 防 災 アーカイブ
見 附 市 今 町 1丁 目 3358
中 之 島 、刈 谷 田 、
秋 葉 ほか市 内 全
域
①展 示 スペース
②体 験 広 場
×
◎
×
×
○
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 086
WG3/わくわくユニット|防災玉手箱レシピ案
Ⅰ 野外 での防災 訓 練等 で行うレシピ
No
項目
対 応 する防 災 教 育 プログラム
1
ブルーシートで居 住 スペース
地 震 選 択 2 地 震 への備 えを知 る
地 震 選 択 6 地 震 の被 害 から生 活 への影 響 を考 える
2
ブルーシートでキャンディ寝 袋
地 震 選 択 2 地 震 への備 えを知 る
地 震 選 択 6 地 震 の被 害 から生 活 への影 響 を考 える
3
焚 火 おこし
地 震 選 択 2 地 震 への備 えを知 る
地 震 選 択 6 地 震 の被 害 から生 活 への影 響 を考 える
4
屋 外 トイレ
地 震 選 択 2 地 震 への備 えを知 る
地 震 選 択 6 地 震 の被 害 から生 活 への影 響 を考 える
5
災 害 食 を作 る
地 震 選 択 2 地 震 への備 えを知 る
地 震 選 択 6 地 震 の被 害 から生 活 への影 響 を考 える
Ⅱ 学 校の授 業で行うレシピ
No
1
(40~50 分 程 度 )
項目
対 応 する防 災 教 育 プログラム
体 験 談 を聞 く(語 り部 )
地 震 選 択 9 地 震 災 害 について話 を聞 く
例 :「震 災 後 、集 落 住 民 で作 り上 げた震 災 記 録 」「災 害 時 の避 難 所 運 営 」「母 として女 性 としての視 点 から」 など
2
災 害 発 生 のメカニズムを知 る
(1) 土 砂 崩 壊 の模 型 作 り
土 砂 災 害 必 須 3 土 砂 災 害 の発 生 要 因 を考 える
(2) ビル火 災 における煙 の流 れ
3
災 害 時 について考 えてみよう
(1) 簡 易 版 避 難 所 運 営 ゲーム
地 震 必 須 5 避 難 所 と避 難 者 について考 える
地 震 選 択 8 避 難 所 運 営 計 画 を作 成 する
(2) 空 腹 時 の災 害 食 について
地 震 選 択 2 地 震 への備 えを知 る
地 震 選 択 6 地 震 の被 害 から生 活 への影 響 を考 える
Ⅲ 学校 授 業で身近 なもので作る防 災 グッズレシピ
No
(40~50 分 程 度 の授 業 で 2 品 目 を組 合 せる)
項目
対 応 する防 災 教 育 プログラム
1
新 聞 紙 によるスリッパ
地 震 選 択 2 地 震 への備 えを知 る
地 震 選 択 6 地 震 の被 害 から生 活 への影 響 を考 える
2
ビニールで雨 がっぱ
地 震 選 択 2 地 震 への備 えを知 る
地 震 選 択 6 地 震 の被 害 から生 活 への影 響 を考 える
3
風 呂 敷 で帽 子
地 震 選 択 2 地 震 への備 えを知 る
地 震 選 択 6 地 震 の被 害 から生 活 への影 響 を考 える
4
キッチンペーパーで紙 マスク
地 震 選 択 2 地 震 への備 えを知 る
地 震 選 択 6 地 震 の被 害 から生 活 への影 響 を考 える
5
針 金 ハンガーでフライパン
地 震 選 択 2 地 震 への備 えを知 る
地 震 選 択 6 地 震 の被 害 から生 活 への影 響 を考 える
6
ペットボトルでろ過
地 震 選 択 2 地 震 への備 えを知 る
地 震 選 択 6 地 震 の被 害 から生 活 への影 響 を考 える
7
ツナ缶 でランプ
地 震 選 択 2 地 震 への備 えを知 る
地 震 選 択 6 地 震 の被 害 から生 活 への影 響 を考 える
087 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
Ⅳ 参考 『実 践 例(動 画)』
避 難 所 生 活 訓 練 プログラム
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 088
089 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
■
1、WGのコンセプト作り(2)
Win-win
3
仮説(2) 地域の人材、組織
は学校と連携するだけの形には
現在整備できていない。
仮説(1) 地域には学校の防
災に対する要望を満たす人材や
組織が存在している。
学校と連携でき
る組織を編成す
ることが解決策
となる。
学校が求める「地域発」の防災教育素材を提供したり、
防災教育の一部を地域が担う仕組を作る。 具体的には
地域に学校と連携できる防災知識を有する地域の人々の
組織、集団を発足させる。
あがりの姿
学区
平成26年3月30日
中間報告
1、コンセプトつくり
2、学校ヒアリング
3、地域ヒアリング
4、コミセンの可能性を探る
5、今後の進め方
学校防災教育に地域が協
力する仕組みつくり
1
3
1
Win-win なのだ
自主防災会
連合
学
校 地域へのニーズ
街作り部会
コミセン
2案:コミセンに一役買ってもらう
学 地域へのニーズ
校
1案:学区の自主防災会に連携してもらう
4
■●防災会
○▽町自主防災会
◇△自主防災会
■●防災会
○▽町自主防災会
◇△自主防災会
1、WGのコンセプト作り(3)
だから
地域も学校の防災教
育に関わる事で防災
力が高まる
地域が学校の防災教
育を恒常的にサポー
トする形をつくる
実は地域の総合防災
力が問われている!
地域のメリット
行政力
地域力
家庭力
2
学校のメリット
学校力
地域総合防災力
1、WGのコンセプト作り
4
2
4-2. 中 間 報 告 会 発 表 資 料
組 織 のあり方 検 討 ワーキング
WG1/Win-Win チーム
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 090
7
5
★中学校校区に62町内あり、町内会長の連合組織
あるが、防災についての話し合いは皆無。
コミセンでも同様、話題にも上がらない。
★自主防災会活動の町内間格差大きい。
連携させる事は至難の業?
★地域は小中学校の避難所(体育館)を殆ど視野
にいれていない。
宮内5丁目 H26 2月12日
3、地域ヒアリング結果
★地域とどの様に関わるべきか、コンタクト先
が不明など、糸口を見いだせていない。
★しかし、内容的には学校内完結型であり、外
部、地域との連携までには至っていない。
★モデル校だけあり、既に防災に関するカリキュラム
が展開されており、生徒も体験型授業などを
通じて防災に興味を持ち、知識も豊富。
宮内中学校 H26 1月28日
2、学校ヒアリング結果
7
5
H26 1月29日
6
8
★コミセン分館のリーダーの肝いりで初めての
合同避難訓練が昨年実施された。 興味ある話。
★小学校の校区と中学校校区の相違や、必ずしも
連合していない町内会の組織など、学校から地
域を見た場合、地域全体との接触は殆ど不可能。
★必ずしも学校と地域との防災連携の仕組みが
できている訳ではなかった。一生懸命な町内
役員により協働作業が実施されている。
川崎、東神田地区 H26 2月18日
3、地域ヒアリング結果(2)
★モデル校、モデル地区になり得るか?
地域側の話を聞こう・・・・
★地域とは様々な接点あり、連携できている。
・防災センターの方との協力
・地域防災訓練日には部活停止し、訓練優先
・地域PTAで防災の事も話し合う
★防災訓練は年3回(地震、火災、不審者)。
引き渡し訓練、ハザードM作り等も行い取組活発。
東北中学校
2、学校ヒアリング結果(2)
8
6
H26 3月5日
091 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
コミセンセンター長とのコミュニティ運営研究会で
じっくり相談し、いくつかのケースを
創造する。
・・・ベースは地域防災力 ⇔ 実力いろいろ
・・・最低限ここまで、のガイドライン必要
2、コミセンの果たす役割は地域で異なる
・・・学校と地域とのハブとして機能させたい
・・・自主防災会を連合させる案は保留とする
1、進める路線は「コミセン」活用
5、今後の進め方
★表町コミセンの西岡センター長に相談を。
11
★今のコミセンは高齢者向事業の比率が高く、子供・
生徒が遠ざかっている。 大震災10周年でもあ
り、防災を前面に出すチャンスですね!
★コミセンセンター長会議が年数回あり、WSが開かれて
いる。コミセンにおける防災取組を検討させたら?
市民協働ネットワーク長岡
4、コミセンの可能性を探る
9
11
9
H26 3月18日
本人の思いは?
地域特性の容認とコミセン設立の理念点検
③行政が期待するコミセン像
地域での期待と実力は?
②安全士会メンバー
現状の機能点検のみならず、新たな期待も
提示。
①地域消防団
コミセン以外に点検、研究すべき事項
5、今後の進め方(2)
12
★表町では学校と地域とのつなぎ役をコミセンが果た
している。 学校内にコミセンがあり、緊密である。
★表町コミセンとしては、今年4月から「地域部会」に
防災班を設置し、これから取組む。推進者は
安全士会メンバー。(ありたい姿の先取り!)
★4月にコミュニティ運営研究会が開かれ、センター長が
集まり、議論する。その会で防災の事を提案
されたし。
表町コミセン
4、コミセンの可能性を探る(2)
10
12
10
組 織 の あ り 方 検 討 ワ ー キング
WG 1 / Wi n - Wi n チ ー ム
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 092
参照すべき事項
を集める
ング結果を整理
今までのヒアリ
・・宮内地区
・・日越地区
使える事例
課題対策
4、コミセンが未設置 ・・栃尾地区
3、災害多いが連携弱い地域 ・・中之島地区
2、自主防自体が弱い地域
1、課題を乗越えコミセンが旗振り
今後の調査
「コミセンと防災」 ケーススタディを重ねる
5、今後の進め方(3)
13
11
13
おわり
・極力分担し行動。(複数人が望ましい)
・それだけに、情報持寄り、共有・創造
する会合が重要に。
・集合時間に制約ありそう。
➡D.Boxやメール活用し、電子会議的に。
メンバーの役割分担と共同作業点検
5、今後の進め方(4)
14
12
14
093 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
小中学生
2014(平成26)年
内容▼
自然災害編
(映像・画像資料等)
目的▼
災害から
命を守る力の育成
防災教育プログラム
新潟県
対象▼
開始年▼
背景(2)
市民研究所 研究員
河内毅・中津隆博・佐藤優一
佐藤ゆかり
市民研究所
安全大学ワーキンググループ
3
1
高校生以上
2010(平成22)年
防災講座
防災リーダー育成
つながり有
地域(校区)との
ジュニアリーダーとし
ての可能性報告有
地域の
つながり有
小学校(生)との
中学生
義務教育のまとめ期
背景(3)
内容▼
目的▼
安全大学
長岡市中越市民
対象▼
開始年▼
背景(1)
4
2
中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 ワーキング
WG4
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 094
安全大学26コマとのかかわりは?
中学生にとっての目的は?
• 学校における防災に関する知識等の活用
(例えば、防災訓練時等)
②目的
• 安全大学各講座の楽集のねらいの明確化
⇒<防災教育プログラム>と<安全大学>の
講義内容をリンク
①内容
検討(2)防災教育プログラムとのかかわり
(2)防災教育プログラムとのかかわり
(1)安全大学受講について
安全大学受講の可能性の検討
中学生における
目的
7
5
中学生が受講できる内容か?
中学生にとっての目的は?
9.我が国の防災最前線(地震対策最前線)
19.避難所運営(避難所の運営と役割)
安全大学
余震や二次災害の危険性と身の守り方を学ぶ
小学校高学年
地震の発生時期に応じた身の守り方を学ぶ
避難所での行動について学ぶ
地震の危険性と身を守る方法を学ぶ(学校外)
小学校中学年
中学校
地震の危険性と身を守る方法を学ぶ(学校内)
内容(地震・必須プログラム)
小学校低学年
学 年
小中学校の防災教育プログラムと
安全大学カリキュラムの関係
• 地域防災・貢献に対する意識啓発
• 地域防災・貢献活動への関与のきっかけ
• 中学生から親へ→家庭の防災力の強化
②目的
• 基本的には問題なし。(昨年度の講義資料)
⇒実施時には用語等の中身について要吟味。
①内容
検討(1)安全大学受講について
8
6
095 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
授業日 複数年
の設定 受講
科目履修
制度
単位制
11
(無料?半額?中間?)
受講料は要検討!
費用
時間
9
得るためにも必要
課題(3)
PR
費用
学校に対して説得力を
募集や周知を図る際に、
効果
課題(1)
課題(2)
時間
効果
課題
12
10
中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 ワ ー キング
WG 4
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 096
案(2)
防災教育プログラムの
中での告知?
– 教員枠の設置?
– 各校に受講用のクーポンを配布?
防災教育の理解を深め、中学生の受講を促進
するためにも、教員にも門戸を開く。
• 教員の安全大学・科目履修
提
ポスター・パンフレット
の作成
中学生向け
PR
課題(4)
15
13
案(1)
中学生の安全大学受講のパターン
①安全大学の募集要項を変更し、中学生から
受講可能とする。(有料or無料・単位制などは
要検討)
②科目履修を認め、興味のある科目だけでも
受講可能にする。(有料or無料)
③①と②の組み合わせパターン(有料or無料・
科目履修の場合に単位を認めるかどうかにつ
いては要検討)
提
16
14
097 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
●第1回:H25年12月21日
●第2回:H26年 1月11日
●第3回:H26年 1月26日
●第4回:H26年 2月 8日
WG開催実績
F.T.F(For The Future ~未来のために)TEAM
●第5回:H26年 2月23日
●第6回:H26年 3月 9日
●第7回:H26年 3月23日
◇佐藤 ゆかり ◇中津 隆博
◇佐藤 優一
◇中野 雅嗣
◇吉原 昌隆
◇藤田 栄六
構成メンバー
共に育むパートナー・・・For The Future
• 今日、その日から、その先の未来を生き抜く力を
チーム名への思い
( For The Future ~未来のために )
F.T.F TEAM
平成26年3月30日(日)
Ver4.2
まちづくり市民研究所
WG② 企画提案 中間報告
2
3
1
的 ・ね ら い
生徒
指定避難所生活体験
サバイバル体験
etc (ワクワクユニットTEAMより)
■
■
■
小中学校合同防災訓練
学区域住民合同防災訓練
長岡市一斉防災訓練
■
■
F.T.F(For The Future ~未来のために)TEAM
1
3
楽しく体験することで、
「生き抜く力」を培う。
また、地域との連携も図り、
防災力向上につなげる。
目的・ねらい
体験学習
(教職員)
■
災害発生時、危険回避し「自らの命
を守る」知識と行動を訓練や疑似体
験を通して培う。また、地域の防災
要員としての自覚及び年少者のリー
ダーとしての役割を会得し冷静な対
応ができる児童生徒を育む
目
合同防災訓練
F.T.F(For The Future ~未来のために)TEAM
家庭
地域
次世代を担う子どもたちが自ら災害に対応できる
「生き抜く力と姿勢」を育むために・・・
4
2
地 域 と連 携 した防 災 訓 練 企 画 ワーキング
WG2/F.T.F チーム
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 098
日
程
防
災
訓
練
7
6
5
4
3
2
1
№
合同児童生徒数
293
合同児童生徒数
72
合同児童生徒数
360
合同児童生徒数
449
合同児童生徒数
859
合同児童生徒数
219
合同児童生徒数
432
生徒数
備考
422 東北中へ分散
434 東中へ分散
豊田小
柿小
浦瀬小
桂小
新組小
黒条小
千手小
四郎丸小
318
川崎東小
372
128
87
36
125
650
366
436
793
195
1,135
1,251
1,828~2,500
651
422 東中へ分散
301 東北中へ分散
500~600
富曽亀小
川崎小
阪之上小
新町小
434 北中へ分散
川崎小
956~2,100
119
新町小
181
神田小
224
表町小
180
593
1,051
38
690
81
67
551
1,218
792
1,717~1,774
419
515
169
◎
◎
○
○
△
△
△
△
②消火訓練
③救助訓練
-
○
×
○
○
△
◎
○
△
△
○
△
△
⑥語り部
②1日
凡例・・・ ◎:最適 ○:良 △:可 ×:不可
○
-
-
-
○
○
⑤児童引き渡し訓練
①半日
-
○
○
△
△
食物アレルギーによるアナフィラキシーショックを起こす場合があり、
十分な配慮を要す。(個別対応:実施成果との評価検討要す)
◎
○
○
△
○
6
4
57 越路中へ分散
699
9
373~431
79
108
51
58 宮内中へ分散
①避難訓練
④非常食体験
1/2
58 岡南中へ分散
493
500
79
413
備考
1,692~1,750
児童数
安全士
消防本部
会・NPO等
○
○
上川西小
下川小
福戸小
関原小
希望が丘小
日越小
才津小
深沢小
大島小
太田小
十日町小
山谷沢小
六日市小
石坂小
石坂小
上組小
宮内小
前川小
栖吉小
小学校
地域
合同児童生徒数
380
合同児童生徒数
241
合同児童生徒数
614
合同児童生徒数
352
合同児童生徒数
29
合同児童生徒数
135
合同児童生徒数
620
合同児童生徒数
生徒数
保護者/PTA
江陽中
関原中
西中
大島中
太田中
岡南中
宮内中
栖吉中
中学校
教職員
15
14
13
12
11
10
9
8
№
(平成26年5月1日現在抜粋)
301 東北中へ分散
児童数
中島小
阪之上小
小学校
防災訓練における地域連携対応
旭岡中
山本中
堤岡中
南中
東北中
北中
東中
中学校
小中学校域通学児童生徒数の把握
7
5
課
題
及
び
あ
る
べ
き
姿
多様な学校行事への
協力の中、家庭での
防災含めて支援方法
等検討要す。
保護者
△
△
○
◎
5
普及員15名で20名
対応でき約300名
×2セットとして
600名実施可能
窓口:毎週金曜日
自主防災活動で地域の
温度差があり、支援の
体制の整備要す
中越市民防災安全士会 地域(町内自主防災会)
あるべき姿をイメージして考察
教職員と打ち合わせ
に参加し、サポート
体制を補助
7
地域の備蓄品提供できるか?
児童生徒に地域のハ
ザードマップ作成依頼
し、地域主導の防災力
向上を目指す。
支援の在り方検討要
す。例えば、担当役員
が能動的に学校に出向
き、何をやるべきかを
把握する。
支援のしくみ・・・学区Win-Win TEAM 考察活用
年間行事における支
援体制を整える
年間計画・詳細協議
関係機関との調整協議 等の企画立案要す
(他校・消防・警察・地域)
(別途計画工程参照)
市補助申請/支援なし 各家庭の備蓄品対応
(水・非常食:負担増)
引き渡し訓練と絡め
て各家庭での経路確
認
etc
△
○
◎
○
食物アレルギーによるアナフィラキシーショックを起こす場合があり、
十分な配慮を要す。(個別対応:実施成果との評価検討要す)
消防署との詳細対応
等申請打ち合わせを
代わってやれる機関
部署要す。
各種訓練の負担低減
担任
児童生徒にハザード
マップ作成で、危険
個所の理解促す。
避難経路等安全管理
有効な時間活用とし
て、非常食体験
応急手当
補助・支援
×
△
◎
◎
○
△
大規模
凡例・・・ ◎:最適 ○:良 △:可 ×:不可
◎
○
○
◎
②1日
スタッフ
△
△
◎
○
○
△
中規模
食物アレルギーによるアナフィラキシーショックを
起こす場合があり、食に対する十分な配慮を要す
①半日
⑥語り部
⑤児童引き渡し訓練
④非常食体験
◎
◎
②消火訓練
③救助訓練
◎
①避難訓練
-
○
②中学校(グランド)
③公共施設
◎
小規模
①小学校(グランド)
今後の検討課題
日
程
防
災
訓
練
避
難
場
所
合同防災訓練プラン(案)
1)「合同防災訓練」企画の検討
F.T.F(For The Future ~未来のために)TEAM
8
6
099 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
◎
①避難所宿泊体験(停電・断水)
レジ袋・新聞紙
・風呂敷、タオル・ペットボトル
△
保護者/PTA
○
○
△
○
◎
△
△
△
△
◎
○
◎
◎
ワクワクユニットTEAM考案を活用/Web記載事例参照
△
ワクワクユニットTEAM考案を活用/Web記載事例参照
○
教職員
安全士会・
NPO等
○
◎
◎
○
⑥児童引き渡し訓練
①1泊2日(15:00集合~翌日10:00解散)
②日帰り
△
○
○
△
△
○
-
◎
○
-
○
-
-
-
-
*非常時持ち出し品の確認
*et cetera
(空き缶でゴハン・ハンガーで目玉焼き等)
*一泊避難生活
*非常食体験 (炊き出し)
• 体験内容(ワクワクユニットTEAM)
10
• 15:00避難指示が出され、指定避難所である□□□小学校体育館に避難する。
• とりあえず、「一晩学校に避難し、回復を待つ」というシュミレーションプログラム
や電柱の倒壊、地割れ、陥没による道路寸断等により、ライフライン(ガス・水道・
電気)が遮断した。
• 「10月23日13:00長岡市××地区で震度6強の大地震が発生し、一部の家屋
地域・関係機関等への
パンフイメージ
凡例・・・ ◎:最適 ○:良 △:可 ×:不可
○
○
△
8
非常食
提供補助
-
-
毛布提供
長岡市
食物アレルギーによるアナフィラキシーショックを起こす場合があり、
十分な配慮を要す。(個別対応:楽しみ効果をどう活かすか!)
◎
◎
⑤語り部
空き缶でご飯・ハンガーで目玉焼き
乾パン・缶詰・ビスケット等
④非常食体験
ブルーシート・段ボール・木材
③サバイバル体験(火熾し等)
◎
○
②公共施設(指定避難所等)
②避難所生活グッズ活用体験
◎
小学高学年生
①小学校(体育館・教室)
避難所生活体験学習プログラム(案)
日
程
体
験
学
習
内
容
場
所
地域/自主
防災会
F.T.F(For The Future ~未来のために)TEAM
指定避難所生活体験学習プラン(案)
2)「体験学習」企画の検討
11
9
学習の一環として活用する「かんぱん・水」の支給
支援・補助の範囲(ルール化)
(文書配布で済ませたいが・・・・・)
避難所生活体験計画の説明 (パンフ配布/説明会)
宿泊の同意
非常時持ち出し品の理解と準備(各自)
避難所生活プラン立案・・・総合学習/防災教育課程で対応
対象学年の検討 (修学旅行等との絡み)
(火気を使用するので制約要す)
実施前年度2月中旬⇒年間計画報告・承認
年間活動計画への実施予定検討 (実施工程表)
実施準備・・・利用備品及び購入品等の確認
(火気使用するので、安全管理担当要す)
空き缶・ハンガーフライパン等の指導依頼
費用補助等支援有無
町内会
安全士会
時期
最終1か月前
適宜対応
2か月前
1か月前
1か月前
随時
1年前準備
・機能的なサポート体制の確立・・・・etc
・各学校における防災教育の位置づけを確認し、学校側「簡単に取り組める防災教
育」と「本気で防災教育を取り組む」を選択できると良いのでは・・・。
11
・「震災体験を活かすこと」「いかに子どもを守れるか」について考え、取り組むことは、
学校の授業に限らず、地域活動や既存行事といった地域との交流機会を活用する
ことで、学校外であってもサポートができるのではないか・・・。
・やれる学校はやれるだろう。やれない学校をやれるような仕組みづくりとサポートが
重要。
*防災教育実践のサポート
・子どもたちと地域、家庭で、共通の課題・目的をもち、問題解決・目的達成のた
めに共に取り組むことで、地域が一体となる活動が実現できるのでは・・・
9
12
10
町内報の活用
事前協議要
備考
・子どもたちが自分の生活する地域をフィールドに、主体的に学習に取り組む機会
のづくり。(楽しんで体験できるのが良いのでは・・・)
*学校・地域活動・・・(学区Win-Win TEAMと情報共有)
(全体)課題・・・こんな感じの意見かな?
地域・安全士会等
担任
担任
担任
担当
学校行事 / 町内会行事(子ども会)対応区分検討要す
働きかけの内容/申請手続き
長岡市及び教育委員会 長岡市危機管理防災本部との依頼調整
保護者・PTA
対象児童
(□□□小学校)
避難所対象小学校
関係機関等
*実践における懸案事項 (案)
地 域 と連 携 し た 防 災 訓 練 企 画 ワ ー キ ング
WG 2 / F. T . F チ ー ム
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 100
(市内の学校が同じプログラムを一斉に実施)
・「学校現場」がやり易い環境づくりになるので・・・
「自分の命は自分で守る」を考えるため
・生涯に亘って、それぞれの立場で
7
13
12
(地域と一体となった活動のために必要な「きっかけ」に!)
①意義・目的
提言1:「長岡防災の日」の設定について
F.T.F(For The Future ~未来のために)TEAM
以上
附帯提言事項として全体会議に付議する。
例えば、Webのようなネットでの対応も考えられる。
申込は、随時対応とするが定員を設定し締め切る。
頻度:1ヶ月1~2テーマまたは、週に2テーマ・・・午前午後2回程度
アオーレナカドマを利用し、防災に関する常設ワークショップ(まちキャンも可)
③「アオーレ ナカドマ」の活用
長岡市内の防災に関するデジタルコンテンツを用意し、学校毎に適宜活用。
②「YouTubeまたは、Ustream開設」
13
ひとつのテーマに関して、①小学校低学年版、②小学校中学年版③小学校高学年版、
④中学生版を制作する。番組としては20分程度を想定で、見終わって後でそのテー
マについて話し合いができるようにする。
①TV「長岡市防災」の開局
堤言2:防災啓発活動
F.T.F(For The Future ~未来のために)TEAM
8
14
101 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
「災害について知る」
コンテンツ1
わくわくユニット
2014.3.30(日)
3
1
体験する
考える
知る
コンテンツ
谷)
○トイレ造り
○火お越し
困るのか?どんな工夫が考えら
れるのか?想定される状況で身
の回りにある品物で工夫を凝ら
等)
○新聞紙によるスリッパ
ことを体験する。
斜面が滑る状態
○ペーパーマスク
○風呂敷帽子(ヘルメット等)
○買い物袋で水を運ぶ
の品物で工夫を凝らし創り上げる
品)
○新聞紙で枕
・災害発生時、困ることを身の回り
○防災グッズ(日用
し創り上げることを体験する。
ト
○ブルーシートでキャンディ寝袋
・災害発生時、何が大変か? 何に
○ブルーシートで屋根張り
○家庭備蓄品での工夫
○避難所運営について
中越地震の概要ビデオ
(居住スペース整備
法を考える。
品で工夫して3日間乗りきる方
イン寸断を想定し、各家庭備蓄
・家庭科授業と関連させ、ライフラ
で避難所運営について考える。
・中学生+地域の方々とグループ
ス
各機関の語り部による紹介(防災サポート小千
・きおくみらいシアター
○サバイバル体験
○災害食
○HUGゲーム
・それぞれの分野
さを知る。
○災害発生時の体験
○ビル火災
り災害時の怖さ生き延びる力強
リ
・災害発生時の状況を聞くことによ
○土砂崩壊
○語り部
ポイント
・災害発生メカニズムを知る。
目
○模型
項
◎WGわくわくユニット(コンテンツ一覧)
編集状況
・動画
・動画
・PP
・PP
・PP
・模型
4
2
コンテンツ開 発 ワーキング
※ 中 間 報 告 会 の 資 料 か ら 一 部 抜 粋 、 再 構 成 し てい ま す 。
WG3/わくわくユニット
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 102
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
もし大きな地震が
起きたら?
「災害について考える」
コンテンツ2
7
5
簡易版
家屋の倒壊・損壊
停電
断水
そして不安感・・・
なぜ避難所へ行くのか?
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
地域防災力センター
公益社団法人 中越防災安全推進機構
避難所運営ゲーム
(HUG)
考えるコンテンツ①
8
6
103 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
① 約 15,000人
② 約 10,000人
③ 約 7,500人
新潟市の人口は803,072人
(平成23年4月現在)
その内、新潟市職員の人数は?
問題
安否確認情報
たくさんの物資
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
段ボールでの様々な工夫
約1か月後
11
9
行政職員
施設管理者
7,450人
新潟市職員の人数は
③
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
→ できるわけない。
1人で、100人を助けることができるでしょうか?
新潟市人口の0.9%(100人に1人未満)
答え
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
地域の人
地域・被災者をよく知っている人
+
施設(避難所)をよく知っている人
+
情報・物・支援策を持っている人
避難所って誰が運営するの?
12
10
コ ンテ ンツ 開 発 ワ ー キ ング
WG 3 / わ く わ く ユ ニ ット
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 104
地域の人
施設管理者
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
中学生
中学生
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
 次々と避難者がやってくる状況で、生徒の
協力が必要となっている。
 先生は避難所の準備に追われて忙しい。
 約350世帯(約1,000人)の避難者が来る。
 中学校の授業は中止。
 電話はつながらない。
 ライフライン(電気・ガス・水道)はストップ。
避難所での想定
+
13
15
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
(各問5分で答えを考えてください)
ここで問題発生です
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
 新潟市の震度は 6強
定
地域・被災者をよく知っている人
想
 ある冬の平日、昼過ぎに
大地震発生。
行政職員
災 害
施設(避難所)をよく知っている人
+
情報・物・支援策を持っている人
避難所って誰が運営するの?
16
14
105 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
さて、皆さんならどうしますか?
中学校に家族や知人の安否を確認を
する人が10人来ました。探している
人の名前、住所、年齢を示し、中学校
の体育館にいるかどうかを尋ねてい
ます。このような安否確認は今後ま
すます増える模様。
問題③
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
さて、皆さんならどうしますか?
被災者の中に、高齢で体力のな
い人と足腰が不自由な人が数人
います。気分の悪い、トイレに行
きたいと訴え始めています。
問題①
19
17
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
さて、皆さんならどうしますか?
避難所内で、空腹やのどの渇きを訴
える人が増えてきました。そんな中、
ようやく災害対策本部からおにぎりと
菓子パン800人分が届きました。
問題④
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
さて、皆さんならどうしますか?
ペットの犬を連れた高齢女性が体育
館に避難してきました。しかし、ペット
連れでの入館を断られ、入り口で押
し問答をしています。その女性の話
では、さらに猫やウサギを連れた高
齢者が何人か来るとのこと。
問題②
20
18
コ ンテ ンツ 開 発 ワ ー キ ング
WG 3 / わ く わ く ユ ニ ット
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 106
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
各問題に対して、どのよう
な話し合いをしたのか、他
のグループの対応策を聞
いてみましょう。
発表
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
さて、皆さんならどうしますか?
避難所の中で、「市役所はいったい何をし
ているのか、自分たちのことがわかってい
るのか」と非難する声が出ています。また、
「トイレの水が詰まってきた。どうにかして
くれ」という要望も強くなっていますが、断
水は依然続いています。
問題⑤
23
21
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
さて、皆さんならどうしますか?
被災者の中から、「この地震による災
害はどこがひどいのか。情報がほし
い!」という要求が出てきました。
問題⑥
24
22
107 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
(小学校高学年以上向け)
災害時の食につ
いて考えよう!
考えるコンテンツ②
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
・電話の呼び出し放送
・トイレ清掃
・避難所や地域の清掃
・バケツリレー
・お年寄りや身体の不自由な人の介助
・お年寄りの話し相手
・子どもの遊び相手
・外国人へ「やさしい日本語」での案内 など
避難所で 他にもできること
27
25
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
・自分の家族や身の周りには
どんな人がいるかな?
・避難所がどこか知っている?
・避難所には食べ物があると
思う?
・(ある)⇒どんな食べ物があると思う?
【導入】避難所には常に食べ物があるわ
けではないことを確認する。
考えてみよう!-災害時の食-
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
② 避難所で自分が積極
的に取り組みたいこと
① 今日のHUGを通して、
印象に残ったこと
ふりかえり
28
26
コ ンテ ンツ 開 発 ワ ー キ ング
WG 3 / わ く わ く ユ ニ ット
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 108
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
■想定される食事
・カップラーメン、レトルト食品、カップスープ、ごはん
(ポリ袋で調理)
⇒試食し、温かい食事の大切さを体感する
■問いかけの例
・食べ物以外であると役に立つものは?
・次の食事は何を食べる?
・毎日カップラーメンやレ トルト食品が続くとどう思
う?
⇒食事は単発ではなく、連続して続くことに気づく
【展開】お湯を入れることで食べられる食事を体
験する。
考えてみよう!-災害時の食-
31
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
(災害により電気・ガス・水道が止まって
いるとしたら)
・カセットコンロを使用してお湯を沸かし
てみよう!
⇒お湯が沸かせることで食べることがで
きるものがあることを知る。
・避難所に行くとき何を持って逃げる?
・(加熱できないと食べられないものを
持ってきた場合)どうやって食べ
る?
・お年寄りや赤ちゃんがいたら食べられる
ものはある?
29
【展開】お湯が沸かせることで、災害時で
も様々な食事ができることを学ぶ。
【展開】災害が発生時、避難所でどのよう
に食べ物を確保するかを学ぶ。
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
考えてみよう!-災害時の食-
考えてみよう!-災害時の食-
32
30
109 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
体験後マニュアル作成
(何に気づいたかを討論する)
学校へ提出
町内では、ここ3年間自主防災訓練はやっているが指導的に押し付けたものである
できるだけ実態に合ったものを、試してみたい
ステップ4
ステップ3
マニュアル無し
町内指定避難所公民館に避難する
ルート危険箇所確認
家より避難所へ
避難所にてやらなければならない事を想定
1、名簿作成
トイレ 他
2、注意事項作成
3、区割り
ダンボール テープ
4、居住 暖房など
火 水 鍋 他
5、食事 確保
その他町民
小中学生or家族
災害の為 家が倒壊 ライフライン壊滅
間後ライフライン復帰予定
2.3日~1週
東北中学とのインタビューでは?
2014/2/6 michio zinbo
ステップ1
ステップ2
対象
設定
*必須課題は、机上にて十分可能
*実地・実施訓練は地域とのコラボにて
*学校は、何を地域に望んでいるか
・1町内編
・町内からの働きかけ
・自主防災会との作成
・学校の防災教育の一環としてどうか(プログラムとして考えられるか?)
町内避難所体験コース
〝こんな事やってみたい〟小・中学生・町内とのコラボ
Community Empowerment Center for Disaster Risk Reduction
①授業を通じて気づいたことを発表
する。
②家ではどんなものを備えたらいい
かを改めて確認する。
③家の人と話し合うように進める。
【まとめ】災害にあっても食べ物があることの大切
さ、確保の重要性に気づく。
考えてみよう!-災害時の食-
35
33
~防災グッズ・食事づくり~
「災害について体験する」
コンテンツ3
~居住スペースの確保~
「災害について体験する」
コンテンツ3
36
34
コ ンテ ンツ 開 発 ワ ー キ ング
WG 3 / わ く わ く ユ ニ ット
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 110
•車での長距離移動時や飛行機の中でも使え、便
利です。
二分で作れる新聞紙スリッパ、旅行や掃除、
また大地震発生時にガラスやがれきが散乱し、
室内が危険な状況などの簡易用として活躍します。
ぜひ手順を覚えておきましょう。
新聞紙を折るだけ、新聞スリッパの作り方
• 折り方を変えるだけで大人用になります。
材料(マスク1個辺り)
キッチンペーパーやペーパータオル:1枚
輪ゴム:4個
災害時の防塵、のどの保護、防寒に使える、
簡易マスクの作り方を詳しくご紹介。
キッチンペーパーやペーパータオルと輪ゴム
を使って、使いやすいマスクがすぐ作れます。
キッチンペーパーを折るだけ、紙マスクの作り方
39
37
・水を入れたペットボトルを押し、少しへこませる
・まく屈折させて光を集めます
このとき、光源が一番明るくなるように調節
根気よく焦点を合わせるようにすると、
約20分ぐらいで発火します
・ペットボトルの底を切り取る
・ぬいぐるみなどに使われている綿などを詰める
・石をつめる
・砂をつめる
・炭をつめる
・小石をつめる
・綿をつめる
・布をかぶせる
地域や学校の実情、プログラムの目
的・内容によって提供しうるコン
テンツも変わってくる
コンテンツをどのような場面で体験
するかが重要
わくわくユニット まとめ
ペットボトルで火起こし
ペットボトルろ過器
40
38
111 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
• まちなかキャンパスでも防災関連の取り組みが進む
• H24年度には防災をテーマに「まちなか大学院」も開講
• 中越市民防災安全大学修了生が続々誕生している
• 市民防災安全士の皆さんが地域に根づきはじめている
• 新潟県教育庁が「新潟県防災教育プログラム」を作成
• H26年度(つまりプロジェクト実施中)には学校現場へ
• 7.13水害、中越大震災からまもなく10年が経過する
• 災害対応の経験をきちんと将来の防災・減災対策に活かしたい
3
1
2005
2006
2008
中越沖地震
2007
2009
2010
県内の大災害に関する実体験・記憶がない(少ない)
(H17豪雪) H18豪雪
中越大震災
7.13水害
2004
2012
2013
新潟・福島豪雨
東日本大震災
長野県北部地震
2011
災害を知らない子どもたち
中3
中2
中1
小6
小5
小4
小3
小2
小1
2014
災害を知らない子どもたちへ
経験をつなぐための
市民参加型防災教育プログラムを構築し、
地域の防災力も向上させよう
4
2
提 案 の全 体 像
プロジェクト立案の背景
(長岡造形大学 建築・環境デザイン学科)
ディレクター 澤 田 雅 浩
2013-14 プロジェクト最終報告会
まちづくり市民研究所
テーマ
:みんなで取り組む、防災教育体制の構築
4-3. 成 果 報 告 会 発 表 資 料
担当
澤 田 ディ レクター
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 112
せっかくの教育プログラムが
現場に負担を与えた挙句
効果をもたらさないこともありえる
• H26年度からは県内公立小中学校で実践が始まる
• 年間10時間(コマ)を教育庁としては要請
• 災害種別ごとにそれに対応したカリキュラムを作成
• 津波災害編はH24年度に完成、それ以外はH25年度中に作成
• 地震災害編は長岡市内の小中学校と検討が進められる
• 津波災害編/地震災害編/洪水災害編/土砂災害編/雪災害編
• H23年度から中越大震災義援金事業の一環として作成
• 全体の座長は「釜石の奇跡」片田敏孝群馬大教授
• これまで5つの災害種別ごとに指導要領、教材等を作成
新潟県防災教育プログラムの作成
7
5
• 長岡およびその周辺には多くの資源があるはず
• 中越市民防災安全大学と中越市民防災安全士会
• 中越防災安全推進機構
• まちなかキャンパス長岡
• 中越メモリアル回廊(きおくみらい・そなえ館・きずな館・復興
交流館)
• 自主防災組織や消防団
• コミュニティセンター などなど
• 防災教育プログラムは新たな教育プログラム
• 検討を重ねてきた先生方には理解できても、初めての先生方には
授業の組み立てを検討することが難しい
• 先生の負荷を増大することは米百俵のまち長岡としても本意では
無いはず
防災教育プログラムを効果的なものに
するためには市民の力も必要なのでは?
8
6
kyo
113 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
11
9
政策提案に際しては、現状を十分した上で、実現可能なマ
ネジメント手法の検討と提案も併せて行う。
新潟県防災教育プログラムの実践に際し、
長岡市内外のさまざまな資源を活用し、
教育現場の負担を軽減しながら、
次世代を担う若者の防災・減災意識の向上を図り、
関与する市民の防災・減災意識の更なる向上にも寄与する
政策立案を目指す。
具体的なプロジェクトのミッション
12
10
提 案 の全 体 像
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 114
(河内・佐藤(優)・中津)
• 中越市民防災安全大学WG
• 各組織のヒアリング
• 連携の場づくり
(岸・星野・河内・大港)
(佐藤(ゆ)・中野)
+ながおか防災を考える日
(政策提言)WG
• 組織のあり方検討WG【Win-Win】
• 必要なコンテンツ
• 学校現場(児童生徒・先生・PTAの立場・見方)
• プログラムの企画と実現可能性検討
(中津・佐藤(優・ゆ)・吉原・藤田・中野)
• 地域と連携した防災訓練企画WG【F.T.F】
• 模型やエピソード、サバイバル手法など
(盛澤・石黒・宮川・神保・羽入・関谷)
• コンテンツ開発WG【WakuWaku ユニット】
ワーキングの構成
の調整
• 提案の実現可能性に関する議論
• 「ながおか防災を考える日」の提案とそれに準じた各WG作業成果
• 各WGの提案を取りまとめる作業(WGを+1)
• 政策提言に向けた議論
• 2014年1月からはワーキングによる議論を中心に実施
• 全体討議から3+1のテーマを設定
• ワーキングによる検討
15
13
• 防災教育プログラムの対象となる児童生徒の考え方を理
• 研究員全体によるディスカッション
• 月1回の定例全体ミーティングの実施
• 前半では研究員全体で討議
• 後半は各WGによる検討事項共有の場
提案②
防災教育
実施時の
サポート
提案③
多様な学
習機会の
提供
小学校・中学校に
おける防災教育
防災教育PGの負荷軽減
実践的な防災教育効果
提案①
連携
仲介
提案⑤
提案⑥
提案④
プログ
ラムの
企画
全体のコーディネート
地域における防災
の取組み
学校との連携強化
コミセン・地域NPOとの
防災の取組強化
「ながおか防災を考える日」の制定
プロジェクトとしての提案
• 人材育成・運営組織の検討
• 実施体制の検討
• イベントの企画(防災訓練、防災教育を考える日)
ラムとしての実現性検討
• 防災訓練をはじめとしたイベントの企画(運営)プログ
• 教育効果を高める副教材を作る・検討する
• これまでにつくられたものを収集、整理する
• 新たな副教材を収集できるような仕組みを考える
• 防災教育に継続的かつ現場負担を小さくできるような関与方法
解する → 未検討
• 地域の様々な組織の現状を把握・整理して横につなぐ
全体討議で整理された個別テーマ
プロジェクト全体の流れ
16
14
115 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
18
4
3
• 地域のさまざまな資源を効率的に活用できる【提案②③⑤⑥】
• 地域住民との接点が多様になる【提案①⑤⑥】
17
• 総合防災訓練への地域の関与を深められる【提案①⑥】
みが進められていることをアピールできる【提案全体】
• 中越地震から10年、復興から次の安全安心のために新たな取り組
長岡市(支所も含む)
• PTAとのつながりができる【波及効果】
• 学校とのつながりができる【提案①⑤⑥】
• 多様な災害とその備えに触れられる【提案①⑥】
• 実践的な防災教育が展開される【提案①③】
児童・生徒
• コミセン等にこれまでの取組みが蓄積される【提案⑤】
• 副教材が年に一回更新される【提案②】
• 実践的な防災訓練等の取組みが実施できる【提案①⑥】
地域(自主防災組織も含む)
小学校・中学校の現場(特に先生方)
• 防災教育プログラム実施の負荷が減る【提案①②④⑤】
提案を実現することによるメリット
提案を実現することによるメリット
提 案 の全 体 像
「次から次へと」「あわただしい」
学校・先生・子ども
「わたし」は多様な「わたし」として
くらしている
まちがまちになるために
背景1
背景2
背景3
3
1
背景1
「授業準備に十分時間が取れていない
と感じる」 小・中学校教員7割以上
・厚生労働省調査
民間:10.7~
16.5時間
教員の1ヵ月の残業時間
2006年:約42時間
(持ち帰り業務を除く)
1966年:約8時間
文部科学省2006年度
教員勤務実態調査
「次から次へと」「あわただしい」
学校・先生・子ども
3.ながおか防災を考える日が動き始めたら?
(効果)
2.ながおか防災を考える日とは?(目的)
4
2
「ながおか防 災 を考 える日 」の提 案
1.なぜ、ながおか防災を考える日を提案したいと
考えたのか
佐藤(ゆ)・中野
ながおか防災教育を考える日
(政策提言)WG
1.なぜ、ながおか防災を考える日をつくりたい
と考えたのか(背景)
本日お伝えしたいこと
【提 案 ①】
担当
WG5 防 災 教 育 の日
You got it
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 116
117 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
背景2
「わたし」は多様な「わたし」としてくらしている
7
3回
1回
職業人として
市民として
6回
回数そのものを少なくするには???
2回
小学生の親として
・何も書き込まれていない日の方ほうが少ない ・避難訓練年3回
・何も書き込まれていない日の方ほうが少ない ・「防災の日」年2回
5
長岡市内B中学校の年間行事
長岡市内A小学校の年間行事
8
6
【提 案 ①】
「 なが お か防 災 を考 え る日 」 の 提 案
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 118
総合的な
学習の
時間
美術
保健
体育
国語
音楽
中学校
教育
中学校教育における教科等の関係
英語
防災
教育
ESD
教育
人権
教育
• 2013年12月現在34都道府県96市60町7村1区
「教育の日」
• 全国21都道府県 うち6つは休日
「県民の日」
理科
数学
道徳
特別活動
社会
• 9月1日を中心として防災思想の普及
「防災の日」
例えば
図
消費者
教育
国際
理解教育
環境
教育
食育
技術・
家庭
11
9
まちがまちであること
• いままで、それぞれが行っていた「防災につ
いて考える」取り組みを共通の日を1日設定
して行う
2.ながおか防災を考える日の目的
• 市民が地域課題の解決策をつくり出す。
まちづくり市民研究所
• 「学びと交流の拠点」
まちなかキャンパス長岡
背景3
12
10
119 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
• 総合防災訓練への地域の関与を深められる
長岡市(支所も含む)
• 実践的な防災訓練等の取り組みが実施できる
• 学校とのつながりができる
地域(自主防災組織も含む)
• 実践的な防災教育が展開される
• 多様な災害とその備えに触れられる
• 地域住民との接点が多様になる
児童・生徒
• 防災教育プログラム実施の負担が減る
小学校・中学校の現場(特に先生方)
3.ながおか防災を考える日が
動き出すことによるメリット
3
17
新たな10年
尊「どま自四
さ自こち然季
を分にぐと折
理の住る向々
解命むみきの
H23~H25年度
H26年度
H27~36年度
しはこで合災
10年後 、 自 と 防 い 害
な 1年目
小
東 パ
が
後分に災、の
中
中
県
学
日 ン市
考お
世でな教こ危
越
を学
地域
本 フ防 防
校
えか
地
本校
学校
に守ろ育の険
コミセン
災
大 レ災
る防 家
震
格
語るうを地性
+
震 ッ 教 PG 始 防
日 災 庭 サポート
10
り」と受にが
地域
ト
災
をを
完
動災
育
周
(コミセン
家庭
継「、け住あ
チーム
発 完
含)
始
教
年
成
ぐ他身たみる
生 成
動
育
」人に子続長
学校負担軽減と地域のエンパワーメント
安をつどけ岡
心思けもるを
防災訓練に
安いた達たど
防災訓練
参加するの
全や「がめう
子ども達と
自然の2面性
参加しない
負担増
なり災、にと
は当たり前
その保護者
を重視した
不安増
ま、害次、ら
の地域離れ
防災教育
ち地か世全え
づ域ら代市る
日々享受してい
・学校現場における負担軽減
防
高
る自然の恩恵
くに生の民か
・市民の防災意識の向上
災 10才
い 20才 り 貢 き 防 が 。
教
防
の献抜災防
支援策が必要!
育 子ども
災 子どもから た す く リ 災
10年後
の
意 大人に め る 力 ー を
ながおか防災を考える日の実現に向けて
推
識
の。」ダ自
進
の
人」をー分
・コミセン等地域の窓口と連携した防災教育に
定
時に大いなる
づ「発に事
30才 自然の営みとして
関する総合的な窓口の設置
着 40才
く命揮。に
発生する災害
・学校、地域のコーディネート及び実践サポート
りのし 。
保護者
保護者
、
・1日で実践できる質の高いPGの提案
中越地震からの10年間
市民研究所の目指す、ながおかの未来
4
18
【提 案 ①】
「 なが お か防 災 を考 え る日 」 の 提 案
3.防災グッズアイデアコンテストの開催
2.御用聞き(ボーサイダー)の役割
1.防災玉手箱(仮)の設置
3
1
③学校での授業や地域での防災訓練など、様々な場面
での展開可能
②授業時間や学びたい内容に応じて、コンテンツを選択
し、単体、もしくは複数を自由に組み合わせて実施可能
①児童生徒が楽しく防災について学べるコンテンツ集
防災玉手箱(仮)とは・・・・
1.防災玉手箱(仮)の設置
防災教育実施時のサポート(提案)
4.子ども達が主体的に防災について考える場が少な
い。
3.学校と地域を結ぶパイプ役が必要とされているが、
システム化されていない。
2.児童生徒が分かりやすく楽しく防災について学べる
コンテンツ集が少ない。
4
2
防 災 教 育 実 施 のサポート
防災教育実施時のサポート(提案)
盛澤・神保・関谷・石黒・羽入・宮川・小此鬼
防災教育実施時のサポート(提案)
提案の背景
1.小中学生に防災学習を進めるうえで、教職員にか
かる負担が大きい。

防災教育
【提 案 ②】
担当
WG3 コンテンツ開 発 ワーキング
わくわくユニット
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 120
121 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
5
④学校や地域の状況に合致した防災教育の実施につな
がる(自校化への展開)
⑤防災教育を実施するうえでの課題や問題点を見つけ、
コンテンツの見直しや追加をすることができる
⑥学校や地域の状況を把握し、各地域もボーサイダーと
情報交換・共有することで地域に特有の課題や問題点
を見つけることができる
①定期的な訪問・メンテナンスにより、各学校の防災
教育に関する実施状況を把握できる(情報収集)
②教職員や児童生徒の防災意識の啓発または向上
が図れる
③各学校の状況に応じ、玉手箱の中身を適宜入れ
替えることで、学校や地域に適したコンテンツを玉手
箱に配備できる
7
御用聞き(ボーサイダー)に期待される効果
防災教育実施時のサポート(提案)
④即存コンテンツの修正、新たなコンテンツ開発を実
施する
③他地域担当のボーサイダー同士で学校や地域の取
り組みについて情報交換する
御用聞き(ボーサイダー)に期待される効果
御用聞き(ボーサイダー)の役割
防災教育実施時のサポート(提案)
②教職員の防災教育指導における負担軽減が可能
②防災玉手箱(仮)を年1回訪問しメンテナンスする
①防災玉手箱(仮)を持って学校を訪問する(新規)
御用聞き(ボーサイダー)とは・・・
防災玉手箱(仮)に期待される効果
①防災玉手箱に入っているコンテンツを活用してすぐ
さま防災学習が可能
2.御用聞き(ボーサイダー)の役割
防災教育実施時のサポート(提案)
1.防災玉手箱(仮)の設置
防災教育実施時のサポート(提案)
8
6
【提 案 ②】
防 災 教 育 実 施 の サ ポー ト
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 122
学
校
間
で
情
報
交
換
C 中学校
学
校
と
地
域
を
繋
ぐ
地 域
学
校
と
地
域
を
繋
ぐ
A 小学校
自主防災会
安全士会
町内会
薬 売 り を 担 う 人
学校と地域を繋ぐ
D 中学校
学
校
と
地
域
を
繋
ぐ
地 域
学
校
と
地
域
を
繋
ぐ
B 小学校
学
校
間
で
情
報
交
換
1) 作り方
首
顔
紐
紐
・太線で切る。
・子供に絵を描いてもらう
輪
頭、
紐
・前もって、ビニール袋にマジックで切断部分を書き入れる。
また、マジックで塗り絵をすることにより、かわいらしさを表現
する。
・ビニール袋の大きさは大人・子供用に分けて大きさを決め
る。
コツ・ポイント
突然襲う災害時、着の身着のまま避難することによ
り、身を守る着衣がない。家にあるゴミ袋など、ビ
ニール袋を使って作るレーンコート。雨や寒い時の
寒さから体を保護することにより、異常時をしのぐ大
変活躍する画期的なレシピです。
このレシピの目的と効果
雨衣(防寒着)
雨降り、寒い時の防寒
ブニール袋、ハサミ、マジック
屋内外の避難所など
1.ビニール袋(体に合わせサイズを決
める)
2.ハサミ
3.マジック
材 料
種 目
目 的
材 料
場 所
レインコートの作り方
要望
地域と情報交換
要望
年1回訪問
情報提供・収集
メンテナンス
メンテナンス
年1回訪問
情報提供・収集
学校と地域を繋ぐ
安全士会・自主防災会組織などの防災資源の活用と、安全士会に
ボーサイダー育成部を設置し、ボーサイダーの育成を図る 。
学校と地域を繋ぐ
地
域
と
情
報
交
換
地
域
と
情
報
交
換
地 域
学校間で情報交換
メンテナンス
メンテナンス
年1回訪問
情報提供・収集
要望
地域と情報交換
要望
年1回訪問
情報提供・収集
学校と地域を繋ぐ
学校間で情報交換
防災薬売りの概念図
11
9
地震への備えを知る
地震災害について話を聞く
P5
P4
P3
P2
P1
材料費
防災教育 PG 地震選択6
防災教育 PG 地震選択2
防災教育 PG 地震選択8
一式
2,500円
地震の被害から生活への影響を考える
地震への備えを知る
避難所運営計画を作成する
防災教育 PG 地震選択2 地震への備えを知る
このレシピの目的と効果
地震への備えを知る
7.ツナ缶でランプ
地震への備えを知る
地震の被害から生活への影響を考える
防災教育 PG 地震選択2
防災教育 PG 地震選択6
2) 模型の活用方法
・ 1 時間程度の学校授業では、生徒自ら製作し得ること
は若干難しい面がある。このため、事前に教職員等で作
成して置き、生徒に説明する必要であると考える。
5. 厚紙及び爪楊枝でナッ ト抑え用のアンカーを作る。
4. 絵の具により発砲スチロール及び額の表面を塗色す
る。
3. 発砲スチロールを額の大きさに合わせ、 ナッ トが堆積
する窪みを専用のせん断機を使用しせん断する。
・避難所生活訓練プログラム
2.
額はA4 サイズ のものを使用する。
Ⅳ
参考 『実践例(動画)』
する。
1. 今回は市販されている額、 発砲スチロールなどを使用
1) 模型の作 り 方
P16
力が少なくなることにより窪みからナットが落ちるように発砲
スチロールをカットすることが重要である。
P15発砲スチロールのせん断に対し、ナットが窪みに堆積し、重
防災教育 PG 地震選択6 地震の被害から生活への影響を考える
防災教育 PG 地震選択2
防災教育 PG 地震選択6 地震の被害から生活への影響を考える
保水力が無くなる。さらに雨が降り続くことによ
り地盤が緩み土砂崩壊が発生する。この土砂
防災教育 PG 地震選択2 地震への備えを知る
4.キッチンペーパーで紙マスク
崩壊の災害発生メカニズムを知るために、市
防災教育 PG 地震選択6 地震の被害から生活への影響を考える
販されている額、発砲スチロール、小さめの
ナットなどを使用し、安価で簡単に製作できる
防災教育 PG 地震選択2 地震への備えを知る
画期的なものであることと、発生予防と異常時
5.針金ハンガーでフライパン
防災教育 PG 地震選択6 地震の被害から生活への影響を考える
に速やかに避難所などへの行動に対処する
必要性を学ぶレシピである。
3.豪雨になると地下水位が上昇し、地盤が緩み
風呂敷で帽子
6.ペットボトルでろ過
コツ・ポイント
P14
P13
P12
・追加された防災レシピは薬売りの訪問時に新たなコ
ンテンツとして組み入れる
・防災グッズアイデアコンテストを実施することにより、
コンテンツ開発事項として防災レシピに追加する
・地域や学校を巻き込み連携を図ることにより防災意
識の向上と安全体制を推進する

防災グッズコンテストの目的
・子供たちに身近なもので作れる防災グッズを考る
防災グッズアイデアコンテストの目的と効果
防災教育実施時のサポート(提案)
P9
額
発砲スチロール(50Cm四方のもの)
P7
防災教育 PG 土砂災害必須3 土砂災害の発生要因を考える
発砲スチロールせん断機
1個
ナット(M3~4mm位)
30個
厚めの紙
少々
防災教育 PG 地震必須5 避難所と避難者について考える
爪楊枝
3本
P8
P6
Ⅲ 学校授業で身近なもので作る防災グッズレシピ(4~50 分程度の授業で 2 品目を組合せる)
(2) 空腹時の災害食について
3.災害時について考えてみよう
(1) 簡易版避難所運営ゲーム
・土砂崩壊の模型作り
・ビル火災における煙の流れ
2.災害発生のメカニズムを知る
・震災後、集落住民で作り上げた震災記録・・・水落優
・災害時の避難所運営・・・畔上純一郎
材料:(1個分)
・母として女性としての視点から・・・佐竹直子 等など
地震選択9
地震の被害から生活への影響を考える
地震の被害から生活への影響を考える
防災教育 PG 地震選択2
防災教育 PG 地震選択6
地震への備えを知る
地震の被害から生活への影響を考える
防災教育 PG 地震選択6
防災教育 PG 地震選択6
地震への備えを知る
防災教育 PG 地震選択2
地震の被害から生活への影響を考える
防災教育 PG 地震選択2
地震への備えを知る
地震の被害から生活への影響を考
地震への備えを知る
身を守る行動を起こす
発砲スチロール、額、ナット
指定はない
防災教育 PG 地震選択6
防災教育 PG 地震選択2
Ⅱ 学校の授業で行うレシピ(40~50 分程度)
防災教育 PG
1. 体験談を聞く(語り部)
5.災害食を作る
4.屋外トイレ
3.焚火おこし
2.ブルーシートでキャンディ寝袋
地震選択6
防災教育 PG
える
地震選択2
Ⅰ 野外での防災訓練等で行うレシピ
防災教育 PG
1.ブルーシートで居住スペース
目 的
材 料
場 所
◎ 災害時に役立つ防災レシピ
防災教育実施時のサポート(提案)
12
10
防災グッズアイデアコンテストの効果
123 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
◎学校安全を推進
曜日
事前の選考結果に基づき1ヶ月前までに、本大会出場者へは御連絡する。
応募する。
(4) 本大会への参加者
て応募する。また、動画による応募も可とする。
(3) 応募時期
3ヶ月前(7月末日)までに所定のところ(長岡市まちなかキャンパス)までに
事前にご自身で考案した防災グッズ作成方法(略図)と完成品の写真を添え
(1) 参加資格
小学生以上とする。
(2) 応募方法
4.コンテストの内容
長岡市
催
日
3.主
月
長岡アオ―レナカドマ
年
所
平成
長岡市防災グッズコンテスト企画(案)
2.場
1.開 催 日
・長岡市防災教育を考える日(仮称)に合わせ実施する。
○防災グッズアイデアコンテストの実施時期
・家庭との連携
防災教育実施時のサポート(提案)
・地域社会との連携
・地域の防災力向上につながる。
・新たなコンテンツを創意工夫することで、児童生徒の表現力を養う。
・コンテスト実施によって、児童生徒の防災意識向上につながる。
○防災グッズアイデアコンテストの効果
・追加された防災レシピは薬売りの訪問時に新たなコンテンツとして組み入れる。
・地域の防災力向上につながる
レシピに追加する。
・防災グッズアイデアコンテストを実施することにより、コンテンツ開発事項として防災
・地域や家庭を巻き込み連携を図ることにより防災意識の向上と安全体制を推進する。
・新なコンテンツを創意工夫することで、児童生徒の表
○防災グッズアイデアコンテストの目的
現力を養う
・子供達に身近なもので作れる防災グッズを考えてもらう。
防災グッズアイデアコンテストの目的と効果について
・コンテストの実施によって、児童生徒の防止あ意識
向上につながる

防災グッズアイデアコンテストの目的と効果
防災教育実施時のサポート(提案)
15
13
防災グッズアイデアコンテストの実施時期
避難所生活訓練
長岡市防災教育を考える日(仮称)に合わせ実施する

防災グッズアイデアコンテストの目的と効果
防災教育実施時のサポート(提案)
16
14
【提 案 ①】
「 なが お か防 災 を考 え る日 」 の 提 案
中津隆博
佐藤ゆかり
長岡市において地域の防災リーダーを育成することを目
的として開校している市民大学
開校年;平成18年~
運営主体;(公社)中越防災安全推進機構
受講資格;高校生以上
講座内容;災害のメカニズム
自助・共助・公助に関する防災知識
救命講習やロープワーク等の実技
etc…
中越市民防災安全大学
研究の背景
河内毅
佐藤優一
中越市民防災安全大学
ワーキンググループ
• 中学生の防災教育の発展段階の受け
皿としての安全大学のカリキュラム
• 中越市民防災安全大学への学校教職
員の参加を容易にする仕組み
研究テーマ
3
1
現状、一般の受講生として参加は可。
しかしながら、
• 科目受講は不可
• 卒業するには、13回26コマ(90分/コマ、 6~
11月の土曜日)の授業の7割を受講しなけれ
ばならない。
• 受講料15,000円
防災について知識を身に着けたい
教職員は受講できない?
中越市民防災安全大学への学校教
職員の参加を容易にする仕組み
4
2
【提 案 ③】
担当
多 様 な学 習 機 会 の提 供
WG4 中 越 市 民 防 災 安 全 大 学 ワーキング
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 124
125 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
中学生の防災教育の発展段階の受け
皿としての安全大学のカリキュラム
受講対象;小中学校の教職員
受講可能講座;安全大学の全講座(90分×22講座、
開始日と最終日を除く)
受講可能講座数;1人当たり4講座まで
受講可能人数;1講座あたり5名まで(先着順)
申し込み期限;希望講座の前週の金曜日まで
費用;無料
その他;受講後のアンケート記入
5
7
長岡市において地域の防災リーダーを育成することを目
的として開校している市民大学
開校年;平成18年~
運営主体;(公社)中越防災安全推進機構
受講資格;高校生以上
講座内容;災害のメカニズム
自助・共助・公助に関する防災知識
救命講習やロープワーク等の実技
etc…
中越市民防災安全大学
研究の背景
感想
「クロスロードは、生徒の防災教育に役立つと
思いました。研修を積んで実践してみたいと思
いました。自ら考え、行動することがとても大切
だと思うからです。」
これまでに1名の中学校教員が科目履修制度
を利用
3月の中間報告会で中越防災安全推進機構に
教職員の科目履修制度の実施を提案
平成26年度より実施
導入結果(途中報告)
科目履修制度の提案と導入
8
6
【提 案 ③】
多 様 な学 習 機 会 の 提 供
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 126
教職員の意見を参考に
次年度改めて検討していただきたい。
内容は中学校の意識の高い生徒は理解できる
と思いました。
クロスロードを受けることは、よい訓練(学習)に
なると思います。
参考;安全大学を受講した教員の意見
中学生の防災教育の発展段階の受け皿となり得る
検討結果
1. 中学生の受講に適した内容かどうか。
2. 中学生が安全大学を受講する意義は何か。
3. 安全大学開設講座と新潟県防災教育プログラ
ムとの関連
4. 中学生受講のために配慮すべき安全大学受講
制度
5. 中学生に対する安全大学PR方法について
検討項目
中学生の防災教育の発展段階の受け皿
としての安全大学のカリキュラム
11
9
今年度受講した先生方の意見を聞いた上で改めて判断
提案見送り
中越防災安全推進機構にて検討
提案2;科目履修を認め、興味のある科目だけ
でも受講可能にする。(有料・無料)
提案3;提案1と2の組み合わせパターン
提案1;安全大学の募集要項を変更し、中学生
も受講可能とする。(費用等については要検
討)
提案内容
中越防災安全推進機構への提案
16
10
127 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
地域の特性・災害を
深く学ぶプログラムの提案
複数校が参加できる
プログラムの提案
1日で実践する
プログラム等の提案
1分間で出来る
防災意識の啓発
【午後】
体験学習
を実施
【午前】
防災教育
プログラ
ムを実施
• 避難訓練
• 訓練グッズ作
成・活用
• 引渡し訓練
• その他
•各学年ごとに「心構
え」など
•6災害から(例えば1
つのテーマを全学年
で共有・・・)
•「シェイクアウト」実施
地域からの支援
町内会・コミセン・
NPO等
出典:新潟県防災教育プログラム「地震災害編」より抜粋
1
3
3
1
午前×時××分 震度7地震発生
*例えば、「合同防災訓練」企画の検討
××時××分になれば、みんなで
「3つの安全行動」を行いましょう。
一斉に行動しましょう!!
××時××分になったら・・・
平成■■年▲▲月▲▲日(●曜日)
(長岡市防災教育一斉行動訓練)
1-1) ながおかシェイクアウト訓練
4
2
4
2
プログラムの提 案
1-2) 小中学校単位のプラン
F.T.F(For The Future ~未来のために)TEAM
川口きずな館を例に
4) 震災関連施設等の活用プラン
実施プラン
3) アオーレ長岡(メイン会場)の
(地域と連携合同訓練事例含む)
2) 小中学校単位のプラン
1) ながおかシェイクアウト訓練
1 プログラムの提案について
提言:ながおか防災を考える日の実践プラン
【提 案 ④】
担当
WG2 地 域 と連 携 した防 災 訓 練 企 画 ワーキング
F.T.F チーム
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 128
会場:小学校の体育館
時数:6時間(45分×6コマ)
7
・身近なもので作れる防災グッズコンテストの開催 等
・各校、各地域の取組等をアオーレビジョンで放映
自然災害に関する体験学習が可能
・市民参加型の体験学習ブースで様々な防災と
実施していて、複数校が同時に受講可能
・座学は複数の県・市防災教育プログラムを
座学と体験学習を実施する。
メイン会場では防災教育に関する
1-3)アオーレ長岡の活用プラン
実施内容:
① 避難所はどんな場所か、また、避難所生活ではどのような事に困るのかを知る。【2時間】
・中越地震の事例から写真等で避難所のイメージを膨らませる。
・当時の体験談を聞き、避難して良かったこと、困ったことを聞く。 等
② 避難所での課題を解決する方法を考え、実践する。 【2時間】
・床で寝るのは体が痛い。冬は寒い。足が冷たい。
→ 段ボールや毛布を床に敷く。新聞紙でスリッパを作る。
・プライバシーを守る空間が無い。(隣の人から丸見えで恥ずかしい)
→ 体育館倉庫の用具を使う。段ボールでパーテーションを作る。
・支援物資が沢山届いたけど、大人たちは中身を確認する余裕が無い。
→ 支援物資の中身と数量を確認し、リストを作る。
乾パンや缶詰を皆で分け合う。
・水が流れずトイレが使えない。避難所にごみが散乱している。
→ プールの水を汲んでくる。簡易トイレを作る。
避難所のゴミ捨て場を作る。分担して清掃をする。
③ 様々な体験を通じ、たくましく生きる術を身につける。【1.5時間】
・ 火おこし。空き缶でご飯を炊く。ハンガーを加工し、目玉焼きを焼く。
・ 身近なものを活用した防災グッズづくりや応急手当術を体験する。
④ 今日の学習のふりかえり 【0.5時間】
対象:小学校高学年
指定避難所生活体験学習プラン
5
7
5
アオーレヴァージョンで放映
・身近なもので作れる防災グッ
ズコーナー
・災害メカニズムキットで学習する自
然現象(液状化現象・地すべり
など)
・マイ非常時持ち出し袋づくり
・非常食体験コーナーなど
「参加型かつ体験型」
わくわく防災学習コーナー
・市内の学校や地域での活動
・防災をテーマに作成した映像
・語り部による被災体験談
・など
6
「ながおか防災を考える日」のぼり旗・・・アオーレ誕生祭
と同規模で、市内小中学校にも配布して掲示
8
・メイン会場の様子や各学校及び地域で
の取り組みを、NCT・FMながおか等と連
携し中継する 等
メディアと連携し、市域全体への
情報発信から防災意識の向上
子どもたちが地域、家庭と参加するコンテスト
*学校単位でも参加可能
いい作品は「防災レシピ」に追加し、翌年度配
布する。
「身近なもので作れる防災グッズ
アイディアコンテスト」
・小学生~大学生、町内会、一般などの部門別で
公募し、作品の掲示
*「テーマ」は毎年設定(自然の恵みと防災)
壁新聞・防災マップ・防災や防犯に関する川
柳やポスター展
*アオーレ長岡(メイン会場総合型)の企画イメージ
*鉢伏1町内自主防災会主催の合同防災訓練⇒DVD参照
③地震体験・・・起震車による各震度を体験
②初期消火訓練
①AED及び応急手当・・・消防署、安全士会
・主な防災訓練
・18町内会が連携して実施
日越地区合同訓練の事例・・・児童、生徒の参加
地域との連携事例
8
6
129 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
F.T.F(For The Future ~未来のために)TEAM
・将来的には、「防災意識の向上から、安全安心な地域づくり」へ
どのように繋いで行けるかが重要なポイントである。(郷土愛)
• しくみというか・・・「担い手」⇒「地域の連携チャンネル」
地域と連携した「防災教育」の総合的な窓口(団体・組織等)要す!
(コミセンの他にもやれる組織や団体のイメージ・・・)
• 施設会場移動におけるバスの確保と費用負担(予算措置・意義重要)
市内現況⇒小学校:61校約14,400名・中学校:28校約7,700名
• 教職員の負担軽減に向けた地域力(コミセンなど)の有効活用。
2、今後の検討課題
・川口地域の特徴
①中越地震の震央
②中越メモリアル回廊施設がある。
(川口きずな館)
③水害による被災施設がある。
(特養福祉施設「あおりの里」)
④コミセンが存在しない。
⑤地域NPOが存在する。
(NPO法人 くらしサポート越後川口)
⑥過疎高齢化地域で、学校も広く点在している。
⑦中山間地で様々な自然災害が発生する可能性がある。 等
被災経験を持つ人とモノを生かした学習の実施
地域の歴史と災害関連施設を活用する。
川口きずな館の活用を例に、特徴ある地域の実践及び活用例
1-4)震災関連施設等の活用プラン
11
9
11
9
午後
昼
午前
朝
【小学校】
・特養老人ホーム「あおりの里」の訪問
・ 「川口きずな館」「震央メモリアルパーク」
見学
・防災玉手箱(体験学習のコンテンツ集)を
活用した体験学習
10
【中学校】
・「川口きずな館」を見学し、地震発
生から復興までの中越地震の歴史
を知る等施設を活用した学習を実
施(NPO法人くらしサポート越後川
口の支援)
• 体験型の防災教育(学習)の実施
• 災害時の食事(災害を想定した食事の在り方)
県防災教育PG活用例
【地震災害編】
必須-2 「地震から身を守り方(学校外)を学ぶ」
必須-3 「揺れがおさまった後の身の守り方を学ぶ」
選択-9「地震災害について話を聞く」
【洪水災害編】
必須-6 「川からの恵みと災いについて考える」 等
• 防災教育プログラムの実施(座学)
• 午前7時 自宅でシェイクアウトの実施
8
10
川口きずな館を活用した、ながおか防災を考える日のプログラム
【提 案 ④】
プ ロ グラ ム の 提 案
Win-win
地域防災力
チーム Win-win
平成26年8月23日
結果
 地域並びに学校へのヒアリング
 コミセンへのヒアリングとアンケート
 地域NPOへのヒアリング
 行政・市民協働センターへのヒアリング
●主な研究内容
仮説 コミセンが仲介
サポートチーム
コミセンが仲介
+サポートも必要
3
1
地域防災訓練
③主な研究作業の経過
学校防災教育
①仮説: コミセンが学校の防災教育と地域防災活動
とをつなぎ、防災教育をサポートする
4
2
連携仲介
②仮説に対する結果=仮説の立証とサポートチーム
の必要性が確認された
大港 要一
岸 和義
星野 一郎
河内 毅
アシスタント :小此鬼 麻未
コミセンの
活用を研究
防災教育を地域連携で実施する枠組み作り
チームテーマ
研究所テーマ:みんなで取り組む防災教育体制の構築
【提 案 ⑤】
担当
WG1 組 織 のあり方 検 討 ワーキング
Win-Win チーム
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 130
131 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
・他地域の防災教育に関する情報提供
・防災訓練などのイベント企画、運営支援
・学校での防災に関する支援ニーズを発掘。
・防災活動のスキル、知識面をサポート。
サポートチームの役割
7
①多くのコミセンスタッフは防災知識が不十分
②学校、地域とも相談相手を必要としている
③サポートチーム構成の土壌が出来つつある
提案2を上程する背景
①コミセンスタッフの負担軽減、防災を学べる
②教員の防災教育の段取り・調整負担軽減
③学校を含む地域全体の防災力向上
提案2により期待される効果
⑦ 提案2の効果と背景
地域発の防災訓練に学校生徒の参加要
請がある場合、それらを学校につなぐ。
⑥ 提案2:コミセンの防災取組を支援する
提案2 「防災サポートチーム」を編成し、
コミセンスタッフの防災知識・技能
の不足をカバーする
①幾つかのコミセンは既に防災活動の中心
②多くのコミセンには防災を扱う「部」が存在
③全てのコミセンが地域に根ざした活動を
展開中で信頼を得ている
5
提案1を上程する背景
①教師の負担軽減(防災教育執行にあたり)
②地域の防災力が高まる(win-win)
③長岡市全域の防災力の底上げにつながる
提案1の期待される効果
⑤ 提案1の効果と背景
防災に関する学校からの依頼を地域に
つなぎ、地域の人材紹介などを行う。
コミセンの役割
して位置付ける
提案1 (地域防災活動)を結ぶパイプ役と
④ 提案1 :コミセンを学校(防災教育)と地域
8
6
【提 案 ⑤】
連 携 の仲 介
・学校と地域の調整補助
・総合的な相談窓口
・プログラム制作や実践のサポート ・メイン会場で
開催するながおか防災を考える日の事務局等を担う。
提言
学校・地域における防災教育のサポート
チームを設置する。
・相談窓口があれば・・・
・教育と防災を結びつけられるコーディネーターがいれば・・・
3
1
学校
市防災教育PG
地域の防災訓練に
参加させればいいのでは。
地域活動で実施可能な
防災学習のメニューを知りたい。
強制はできない。
子ども達と家庭の自主性で。
学校の子ども達全員を
地域の防災訓練(休日)に
参加させてほしい。
防災教育に
学校と地域の連携は
必要不可欠だが・・
地域
毎年、地域の防災訓練がある。
(応急手当、普通救命、
初期消火訓練等)
ニーズが満たされない
・災害が起きても亡くなる人を減らしたい。
・学校でも子ども達に防災の知識を!
・防災訓練への参加者の高齢化と固定化。
(訓練に小中学生や親世代にも参加して
ほしい。)
【防災意識の向上から、安心
安全な地域づくりをしたい】
「防災訓練」で地域住民
の意識を向上させたい!
自主防・町内会
相談
サポート
市防災教育PG
① 双方のニーズ共有
② マインドの「共感」
③ 実践内容の提案・
コーデネート
<コーディネートステップ>
県防災教育PG
中越防災安全推進機構
相談
地域のコーディネーター
地域
コミセン
消防団
安全士
自主防・町内会
子ども達の力が高まる
機会にしたい!
・災害が起きても亡くなる人を減らしたい。
・学校でも子ども達に防災の知識を!
・防災訓練への参加者の高齢化と固定化。
(訓練に小中学生や親世代にも参加して
ほしい。)
【防災意識の向上から、安心
安全な地域づくりをしたい】
相談
相談
・地震体験談を聞き、地震体験車を使用した体験学習から、
地域と連携して学校内外の危険予測をする学習機会へ
・防災訓練への子ども達とその保護者の自主参加が増加
地域住民の防災意識を
向上させたい!
・与えられる防災の知識だけではなく、
子ども達への教育効果は?
・防災を学習テーマにする場合、どのような
教育活動があるのか知りたい。
【防災をテーマとした
教育について知りたい】
市防災教育PG
県防災教育PG
H小学校の先生
学校
市内H地域における学校・地域連携による防災教育の推進サポート例
<ケーススタディー①>
ニーズが満たされない
・与えられる知識だけではなく、子ども達へ
の「教育」効果は?
・防災を学習テーマにする場合、どのよ
うな教育活動があるのか知りたい。
【防災をテーマとした教育に
ついて知りたい。】
県防災教育PG
学校の教育活動として位置付け
ていない。授業日にするのは難
しい。教育効果が不明。
「防災教育」で
子ども達の力を高めたい!
小・中学校の先生
4
2
全 体 のコーディネート
・「調整役」が不在のため、各々のニーズ
が一方通行止まり。
・連携すれば相乗効果を発揮する機会も、
実践に至らない現実。
研究員 中野 雅嗣
まちづくり市民研究所
全体のコーディネート役となる
「コーディネーターの必要性」について
ながおか防災を考える日を
実現するための
仕組みと仕掛けに関する提案
双方のニーズを満たせる「調整役」が存在せず、
「防災」をテーマに学校と地域の連携が実現しにくい実態
【提 案 ⑥】
担当
WG5 長 岡 防 災 の日 ワーキング
You got it
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 132
子ども会
市防災教育PG
133 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
地域人材
実践のサポート
コーディ
ネート
PGの企画・提案
コミセン・
地域団体
相談
連携
消防団
安全士
etc..
自主防・町内会
県防災教育PG
社会教育施設
機構(メモリアル回廊)
子ども達の力を高めたい!
地域資源
・災害が起きても亡くなる人を減らしたい。
・学校でも子ども達に防災の知識を!
・防災訓練への参加者の高齢化と固定化。
(訓練に小中学生や親世代にも参加して
ほしい。)
【防災意識の向上から、安心
安全な地域づくりをしたい】
相談
自分の命
は自分で
守る意識
の定着
プレイヤー
地域性を
考慮した
防災教育
の自校化
・学校防災教育の
実践と定着
市教委
学校
②
地域人
材・資源
の発掘と
整理
学校と地
域に防災
玉手箱の
配布・更
新
訓練等に
防災玉手
箱の活用
を検討
・学校と地域の
相談窓口
・地域人材・資源
コーディネート
地域の支
援ネット
ワーク作
り
・学校の防災教育
や訓練に関して
ヒアリング
地域団体
安全士会
(ボーサイダー
育成部)
コミセン
①
プログラ
ム立案・
実践のサ
ポート
学校・地
域のコー
ディネー
ト
・学校と地域協働
による防災教育
の推進サポート
・ながおか防災を
考える日事務局
③ 研究所
OB
専門家
や語り
部等の
紹介・
派遣
教材・
実践事
例紹介
・防災教育
ワンストップ
の相談窓口
サポートチーム
防災訓練
防災教育
の実践サ
ポート
サポーター
地域防災
に関する
相談窓口
・市民の防災意識
と地域防災力の
向上
市危管防
中越防災
安全士会
「安心・安全なまちづくり」を目指して。
災害から生き抜く力を身につけた人づくりと地域防災力の向上から
(仮)学校・地域協働型「防災教育の推進」実施体制
双方のニーズの実現!
学校・地域における「防災教育」の効果と価値を高め、定着へ!
防災意識を向上させたい!
サークル
学校PTA
安全士会
県防災教育PG
・与えられる防災の知識だけではなく、
子ども達への教育効果は?
・防災を学習テーマにする場合、どのよ
うな教育活動があるのか知りたい。
地域教育
コーディネーター
市防災教育PG
市防災教育PG
【防災をテーマとした
教育について知りたい】
県防災教育PG
相談
地域
地域人材・資源のコーディネート例
「防災教育」に関する
総合的な相談窓口
県防災教育PG
市教委・
学校の先生
「防災教育」学校と地域の連携
<ケーススタディー②>
7
5
ツールを活かしたPGの
提案及び実践サポート
伝達・提案
相談・質問
安全士
消防団
自主防・町内会
防災玉手箱
①コミセン・
地域団体等
地域
・ノウハウの蓄積
・持続可能な仕組
を検討
防災意識と防災力を
向上させたい!
・防災玉手箱更新
・ヒアリング
・他校の取組を
情報発信
双方のニーズを実現!負担を軽減しつつ、
「防災教育」の効果と質を高め、学校・地域に定着!
・現場の負担軽減
・教育の質的向上
③
県防災教育PG
市防災教育PG
防災玉手箱
「防災教育」に関する
総合的な相談窓口
情報共有・相談
(ニーズ調査・情報発信)
② まちのボーサイダー
県防災教育PG
市防災教育PG
防災玉手箱
防災教育で学校・地域の連携・協働を促進
伝達・提案
相談・質問
・防災玉手箱更新
・ヒアリング
・他校の取組を
情報発信
子ども達の生き抜く
力を高めたい!
市防災教育PG
県防災教育PG
防災玉手箱
防災教育
(地域)の窓口
学校
サポートチーム
(仮)学校・地域協働型「防災教育の推進」(初年度の活動イメージ)
→現状実践可能な人材はごく少数(極めて属人的)
③ 防災と学校教育双方への理解とそれらの
コーディネート能力を持つ人材の不足
→学校と地域とで共通のツール(防災玉手箱)を持ち、
提言
毎年更新する際に学校に訪問し、ヒアリングを行う
② 相談を待つのみでなく、ニーズ調査も必要。
訪問し、ヒアリングするきっかけがあれば
→地域内にサポート可能な窓口及び人材が必要
① 相談窓口機能及び支援サポート体制に限界が
ある(マンパワー不足)
課題と方策
8
6
【提 案 ⑥】
全 体 の コ ー ディネ ー タ ー
ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書 | 134
中越地震からの10年間
新たな10年
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解命むみきの
H23~H25年度
H26年度
H27~36年度
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学校負担軽減と地域のエンパワーメント
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防災訓練に
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子ども達と
自然の2面性
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負担増
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を重視した
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の地域離れ
防災教育
ち地か世全え
づ域ら代市る
日々享受している
・学校現場における負担軽減
防
高
自然の恩恵
くに生の民か
災 10才
・市民の防災意識の向上
い 20才
り貢き防が。
教
防
の献抜災防
支援策が必要!
育 子ども
災 子どもから た す く リ 災
10年後
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意 大人に
める力ーを
ながおか防災を考える日の実現に向けて 推
識
の。」ダ自
進
の
人」をー分
・コミセン等地域の窓口と連携した防災教育に
定
時に大いなる
づ「発に事
30才
関する総合的な窓口の設置
着 40才
自然の営みとして
く命揮。に
発生する災害
・学校、地域のコーディネート及び実践サポート
りのし 。
保護者
保護者
、
・1日で実践できる質の高いPGの提案
市民研究所の目指す、ながおかの未来
・①~④の実践検証するとともに、モデル校・地域の
実践に至るまでのプロセスと実践した事例について
取りまとめ、報告書を作成する。
・報告書は、次年度以降、各学校・地域での実践に
向けた参考資料として、全市の小中学校及び地域等
に配布する。
【検証項目(案)】
① 学校の負担軽減につながる役割を果たしたか?質的向上は?
② ①に有効なサポート機能はどの活動だったか?
③ 子ども達への教育効果と防災意識の変化は?
④ 地域、家庭(子どもの保護者)の防災意識の変化は? 等
→ 条件に合致する各1、2校程度にモデル校を依頼し、以下の項目を検証する。
・既に防災教育で地域との連携実績のある学校(A校)
・今後、地域と連携した防災教育の実施を検討している学校(B校)
条件の異なるモデル校・地域にて、実践検証を。
11
9
機構
サークル
学校PTA
子ども会
安全士会
サポートチーム
県防災教育PG
●学校と地域のニーズ・
特性に応じたコーディ
ネート
●防災教育PGの提案及び
実践サポート
市防災教育PG
防災玉手箱
「防災教育」に関する
総合的な相談窓口
情報共有・相談
(ニーズ調査・情報発信)
まちのボーサイダー
地域資源
伝達・提案
相談・質問
地域
安全士
消防団
自主防・町内会
防災玉手箱
コミセン・
地域団体等
防災玉手箱
生き抜く力を身につけたひとづくりから
市全域での「地域防災力の向上」「安心・安全なまちづくり」へ!
子ども達の生き抜く
力を高めたい!
県防災教育PG
社会教育施設
機構(メモリアル回廊)
・防災玉手箱更新
・ヒアリング
・他校の取組を
情報発信
双方のニーズの実現!
「防災教育」の効果と価値から定着へ!
地域人材
伝達・提案
相談・質問
・防災玉手箱更新
・ヒアリング
・他校の取組を
情報発信
防災意識と防災力を
向上させたい!
防災玉手箱
市防災教育PG
県防災教育PG
市防災教育PG
県防災教育PG
防災玉手箱
防災教育
(地域)の窓口
市教委・学校
(仮)学校・地域協働型「防災教育の推進」(サポートチームの目指す姿)
4
10
まちづ く り 市 民 研 究 所 第 1 期
テーマ
みんなでつくる防 災 教 育 体 制
研究期間
平 成 2 5 年 9 月 2 8 日 から平 成 2 6 年 8 月 2 3 日
所長
羽 賀 友 信 (まちなかキャンパス長 岡 学 長 )
ディ レクター
澤 田 雅 浩 (長 岡 造 形 大 学 准 教 授 )
市民研究員
石 黒 みち子
(50 音 順 )
大港 要一
河内 毅
岸 和義
佐藤 優一
佐 藤 ゆかり
神保 道夫
中津 隆博
中野 雅嗣
羽入 美子
藤田 栄六
星野 一郎
宮川 由紀子
盛澤 文雄
吉原 昌隆
オブザーバー
まちづ く り 市 民 研 究 所 第 1 期 報 告 書
平 成 2 6 年 1 0 月2 3 日 初 版 発 行
中 村 英 樹 (H25 長 岡 市 危 機 管 理 防 災 本 部 )
編 集 ま ちづ くり市 民 研 究 所
高 野 徹 也 (H26 長 岡 市 危 機 管 理 防 災 本 部 )
〒940-0062 新 潟 県 長 岡 市 大 手 通 2-6
金 澤 俊 道 (H25 長 岡 市 教 育 委 員 会 学 校 教 育 課 )
フ ェ ニ ッ クス 大 手 イ ー ス ト
発 行 ま ちなか キャ ン パ ス 長 岡 運 営 協 議 会
tel . 0 2 5 8 - 3 9 - 3 3 0 0
八 木 義 克 (H26 長 岡 市 教 育 委 員 会 学 校 教 育 課 )
関 谷 央 子 ((公 社 )中 越 防 災 安 全 推 進 機 構 )
f ax. 0 2 5 8 - 3 9- 3 3 0 1
E - m ai l . m ac h i - l ab @ c i ty . n agao k a. lg. j p
m ac h i c am @ c i ty . n agao k a. l g. j p
h ttp : / / w w w . m ac h i c am . j p
アシスタント
小 此 鬼 麻 未 (長 岡 造 形 大 学 )
事務局
多 田 博 則 (まちなかキャンパス長 岡 運 営 協 議 会 )
渡 邉 一 浩 (H25 まちなかキャンパス長 岡 運 営 協 議 会 )
星 野 康 也 (まちなかキャンパス長 岡 運 営 協 議 会 )
青 柳 昌 美 (まちなかキャンパス長 岡 運 営 協 議 会 )
135 | ま ち づ く り 市民研究所 第 1 期 報告書
©まちなかキャンパス長 岡 運 営 協 議 会
無断転載禁止
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