特 許 公 報 特許第5770072号

〔実 9 頁〕
特 許 公 報(B2)
(19)日本国特許庁(JP)
(12)
(11)特許番号
特許第5770072号
(45)発行日
(P5770072)
(24)登録日 平成27年7月3日(2015.7.3)
平成27年8月26日(2015.8.26)
(51)Int.Cl.
FI
A01N 47/36
(2006.01)
A01N
47/36
101E
A01P 13/00
(2006.01)
A01P
13/00
請求項の数10 (全13頁)
(21)出願番号
特願2011-251153(P2011-251153)
(22)出願日
平成23年11月16日(2011.11.16)
石原産業株式会社
(65)公開番号
特開2012-126710(P2012-126710A)
大阪府大阪市西区江戸堀一丁目3番15号
(43)公開日
平成24年7月5日(2012.7.5)
審査請求日
平成26年10月27日(2014.10.27)
(31)優先権主張番号
特願2010-263748(P2010-263748)
(32)優先日
平成22年11月26日(2010.11.26)
(33)優先権主張国
日本国(JP)
(73)特許権者 000000354
(72)発明者 菊川
弘司
滋賀県草津市西渋川二丁目3番1号
産業株式会社
(72)発明者 山田
中央研究所内
龍
滋賀県草津市西渋川二丁目3番1号
産業株式会社
(72)発明者 岡本
石原
中央研究所内
啓之
滋賀県草津市西渋川二丁目3番1号
産業株式会社
(72)発明者 寺田
石原
石原
中央研究所内
隆志
滋賀県草津市西渋川二丁目3番1号
産業株式会社
石原
中央研究所内
最終頁に続く
(54)【発明の名称】除草組成物
1
2
(57)【特許請求の範囲】
求項3又は請求項4に記載の方法。
【請求項1】
【請求項6】
(A)フラザスルフロン又はその塩と(B)ニコスルフ
望ましくない植物が5葉期∼出穂期の雑草である請求項
ロン又はその塩とを含有する除草組成物。
3又は請求項4に記載の方法。
【請求項2】
【請求項7】
(A)と(B)との混合比率が重量比で40:1∼1:40で
雑草がイネ科雑草である請求項6に記載の方法。
ある、請求項1に記載の組成物。
【請求項8】
【請求項3】
イネ科雑草がシバムギ、カモジグサ、コヌカグサ、カモ
(A)フラザスルフロン又はその塩と(B)ニコスルフ
ガヤ、ホソムギ、ススキ、キシュウスズメノヒエ、アメ
ロン又はその塩とを含有する除草組成物の除草有効量を 10
リカスズメノヒエ、カラスムギ、スズメノテッポウ、カ
望ましくない植物又はそれらが生育する場所に施用し、
ズノコグサ、ウマノチャヒキ、ネズミムギ、ギネアキビ
望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
、クサヨシ、ヨシ、イヌビエ、メヒシバ、エノコログサ
【請求項4】
、オヒシバ、セイバンモロコシ、ギョウギシバ、チガヤ
(A)フラザスルフロン又はその塩の除草有効量と(B
、スズメノヒエ、シマスズメノヒエ、スズメノカタビラ
)ニコスルフロン又はその塩の除草有効量とを望ましく
、キビ、ブラキャリア及びツノアイアシからなる群より
ない植物又はそれらが生育する場所に施用し、望ましく
選ばれる少なくとも1種である請求項7に記載の方法。
ない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
【請求項9】
【請求項5】
望ましくない植物が多年生イネ科雑草である請求項3又
(A)を5∼200g/ha、(B)を5∼200g/ha施用する、請
は請求項4に記載の方法。
( 2 )
JP
3
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4
【請求項10】
E=α+β−(α×β÷100)
多年生イネ科雑草がシバムギ、カモジグサ、コヌカグサ
α;除草剤Xをxg/haの量で処理した時の生育抑制率
、カモガヤ、ホソムギ、ススキ、キシュウスズメノヒエ
β;除草剤Yをyg/haの量で処理した時の生育抑制率
、アメリカスズメノヒエ、セイバンモロコシ、ギョウギ
E;除草剤Xをxg/ha及び除草剤Yをyg/haの量で
シバ、シマスズメノヒエ、チガヤ及びスズメノヒエから
処理した時に期待される生育抑制率
なる群より選ばれる少なくとも1種である請求項8に記
すなわち、実際の生育抑制率(実測値)が上記計算によ
載の方法。
る生育抑制率(計算値)より大きい場合には、組合せによ
【発明の詳細な説明】
る活性は相乗作用を示すということができる。本発明の
【技術分野】
【0001】
除草組成物は、上記式で計算した場合、相乗作用を示す
10
。
本発明は、(A)フラザスルフロン(flazasulfuron)
【発明を実施するための形態】
又はその塩(以下化合物Aと略す)と(B)ニコスルフ
【0007】
ロン(nicosulfuron)又はその塩(以下化合物Bと略す
化合物A中、フラザスルフロン(一般名)は1−(4,
)とを含有する除草組成物に関する。
6−ジメトキシピリミジン−2−イル)−3−(3−ト
【背景技術】
リフルオロメチル−2−ピリジルスルホニル)ウレアで
【0002】
ある。
特許文献1には、フラザスルフロン又はその塩、安定化
【0008】
剤及び担体を含有する粒状除草組成物が開示されている
化合物B中、ニコスルフロン(一般名)は2−(4,6-
。また、特許文献2には、スルホニルウレア系化合物又
ジメトキシピリミジン−2−イルカルバモイルスルファ
はその塩と、アルコキシル化グリセライドを含有する除 20
モイル)−N,N−ジメチルニコチンアミドである。
草組成物が開示されている。しかしながら特許文献1及
【0009】
び特許文献2には、化合物Aと化合物Bとの具体的組合
化合物A又は化合物Bに含まれる塩としては、農業上許
せや、それらを組み合わせたときに相乗効果を奏するこ
容されるものであればいずれのものでもよいが、例えば
とにつき具体的な記載はされていない。
ナトリウム塩、カリウム塩のようなアルカリ金属塩;マ
【先行技術文献】
グネシウム塩、カルシウム塩のようなアルカリ土類金属
【特許文献】
塩;モノメチルアンモニウム塩、ジメチルアンモニウム
【0003】
塩、トリエチルアンモニウム塩のようなアンモニウム塩
【特許文献1】特開平9−143015
;塩酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、硝酸塩のような無機酸
【特許文献2】特開2005−60369
塩;酢酸塩、メタンスルホン酸塩のような有機酸塩など
【発明の概要】
30
が挙げられる。
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
【0004】
化合物Aと化合物Bの混合比率は、製剤形態、気象条件
現在、数多くの除草組成物が開発され使用されているが
、望ましくない植物の種類や生育状況などに応じ適宜調
、防除の対象となる雑草を初めとする望ましくない植物
整する必要があり一概に定めることはできないが、例え
を防除するには必ずしも十分でない場合があり、高活性
ば重量比で40:1∼1:40であり、望ましくは20:1∼1:
な除草組成物の出現が望まれている。
15である。
【課題を解決するための手段】
【0011】
【0005】
化合物Aと化合物Bの除草有効量は、化合物Aと化合物
化合物Aと化合物Bとを組合せることにより、高活性な
除草組成物を提供することができる。
Bの混合比率、製剤形態、気象条件、望ましくない植物
40
の種類や生育状況などに応じ適宜調整する必要があり一
【発明の効果】
概に定めることはできないが、例えば化合物Aは5∼200
【0006】
g/ha、望ましくは10∼200g/haであり、化合物Bは5∼20
本発明により、高活性な除草組成物を提供することがで
0g/ha、望ましくは10∼150g/haである。
きる。
【0012】
2種の有効成分を組み合わせた場合の除草活性が、その
本発明の除草組成物の施用は、望ましくない植物への施
2種の有効成分各々の除草活性の単純な合計(期待され
用又はそれらが生育する場所への施用のいずれでもよい
る活性)よりも大きくなる場合、これを相乗作用という
。また、望ましくない植物の発生前後いずれの時期に施
。2種の有効成分の組合せにより期待される活性は、次
用してもよい。そして、土壌処理、茎葉処理、灌水処理
のようにして計算することができる(Colby S.R.、「We
、湛水処理のような種々の散布形態を選択することがで
ed」15巻、20∼22頁、1967年を参照)。
50
き、畑地、果樹園、水田等の農耕地、或いは畦畔、休耕
( 3 )
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田、運動場、ゴルフ場、空き地、森林、工場敷地、線路
草効果を奏する。
脇、道路脇等の非農耕地への適用が可能である。
【0015】
【0013】
本発明の目的に適合するかぎり、前記した有効成分以外
本発明の除草組成物は、一年生雑草や多年生雑草などの
に更に他の除草有効成分を含有することができ、これに
広範囲の望ましくない植物を防除することができる。具
より適用草種の範囲、薬剤処理の時期、除草活性等を、
体的には、例えばヒメクグ、ハマスゲ、カヤツリグサの
より好ましい方向へ改良できる場合がある。当該他の除
ようなカヤツリグサ科雑草;シバムギ、カモジグサ、コ
草有効成分としては、例えば、以下に記した化合物(一
ヌカグサ、カモガヤ、ホソムギ、ススキ、キシュウスズ
般名:一部ISO申請中を含む、又は開発コード。なおISO
メノヒエ、アメリカスズメノヒエ、カラスムギ、スズメ
申請中とは、ISO(国際標準化機構)で承認される前の
ノテッポウ、カズノコグサ、ウマノチャヒキ、ネズミム 10
一般名のことを意味する。)から選択される少なくとも
ギ、ギネアキビ、クサヨシ、ヨシ、イヌビエ、メヒシバ
1種の化合物が挙げられるが、特に記載がない場合であ
、エノコログサ、オヒシバ、セイバンモロコシ、ギョウ
ってもこれら化合物に塩、アルキルエステル、水和物、
ギシバ、チガヤ、スズメノヒエ、シマスズメノヒエ、ス
異なる結晶形態、各種構造異性体等が存在する場合は、
ズメノカタビラ、キビ、ブラキャリア、ツノアイアシの
当然それらも含まれる。
ようなイネ科雑草;オオイヌノフグリ、タチイヌノフグ
(1)2,4−D、2,4−Dブトチル(2,4-D-butoty
リのようなゴマノハグサ科雑草;センダングサ、アレチ
l)、2,4−Dブチル(2,4-D-butyl)、2,4−Dジ
ノギク、ヒメムカシヨモギ、セイヨウタンポポ、オナモ
メチルアンモニウム(2,4-D-dimethylammonimum)、2
ミのようなキク科雑草;シロツメクサのようなマメ科雑
,4−Dジオールアミン(2,4-D-diolamine)、2,4
草;オランダミミナグサ、ハコベのようなナデシコ科雑
−Dエチル(2,4-D-ethyl)、2,4−D−2−エチル
草;シマニシキソウ、エノキグサのようなトウダイグサ 20
ヘキシル(2,4-D-2-ethylhexyl)、2,4−Dイソブチ
科雑草;オオバコのようなオオバコ科雑草;カタバミの
ル(2,4-D-isobutyl)、2,4−Dイソオクチル(2,4-
ようなカタバミ科雑草;チドメグサのようなセリ科雑草;
D-isoctyl)、2,4−Dイソプロピル(2,4-D-isoprop
スミレのようなスミレ科雑草;ニワゼキショウのような
yl)、2,4−Dイソプロピルアンモニウム(2,4-D-is
アヤメ科雑草;アメリカフウロのようなフウロソウ科雑
opropylammonium)、2,4−Dナトリウム(2,4-D-sod
草;ヒメオドリコソウ、ホトケノザのようなシソ科雑草
ium)、2,4−Dイソプロパノールアンモニウム(2,4
;イチビ、アメリカキンゴジカのようなアオイ科雑草;
-D-isopropanolammonium)、2,4−Dトロールアミン
マルバアサガオ、セイヨウヒルガオのようなヒルガオ科
(2,4-D-trolamine)、2,4−DB、2,4−DBブ
雑草;シロザのようなアカザ科雑草;スベリヒユのよう
チル(2,4-DB-butyl)、2,4−DBジメチルアンモニ
なスベリヒユ科雑草;アオゲイトウのようなヒユ科雑草
ウム(2,4-DB-dimethylammonium)、2,4−DBイソ
;イヌホオズキのようなナス科雑草;オオイヌタデ、サ 30
オクチル(2,4-DB-isoctyl)、2,4−DBカリウム(
ナエタデのようなタデ科雑草;タネツケバナのようなア
2,4-DB-potassium)、2,4−DBナトリウム(2,4-DB
ブラナ科雑草;アレチウリのようなウリ科雑草、ツユク
-sodium)、ジクロロプロップ(dichlorprop)、ジクロ
サのようなツユクサ科雑草などが挙げられる。
ロプロップブトチル(dichlorprop-butotyl)、ジクロ
【0014】
ロプロップジメチルアンモニウム(dichlorprop-dimeth
本発明の除草組成物は実用場面で非常に有用なものであ
ylammonium)、ジクロロプロップイソオクチル(dichlo
る。例えば、本発明の除草組成物は顕著な相乗効果を奏
rprop-isoctyl)、ジクロロプロップカリウム(dichlor
し、化合物A及び化合物B双方の施用量が少量であって
prop-potassium)、ジクロロプロップ−P(dichlorpro
も良好な除草効果を奏することから、周辺環境に与える
p-P)、ジクロロプロップ−Pジメチルアンモニウム(d
影響が抑えられる。また、本発明の除草組成物は果樹園
ichlorprop-P-dimethylammonium)、ジクロロプロップ
等の農耕地、或いはゴルフ場、線路脇、道路脇等の非農 40
−Pカリウム(dichlorprop-P-potassium)、ジクロロ
耕地において強害雑草として問題となっているシバムギ
プロップ−Pナトリウム(dichlorprop-P-sodium)、M
、カモジグサ、コヌカグサ、カモガヤ、ホソムギ、スス
CPA、MCPAブトチル(MCPA-butotyl)、MCPA
キ、キシュウスズメノヒエ、アメリカスズメノヒエ、セ
ジメチルアンモニウム(MCPA-dimethylammonium)、M
イバンモロコシ、ギョウギシバ、シマスズメノヒエ、チ
CPA−2−エチルヘキシル(MCPA-2-ethylhexyl)、
ガヤ、スズメノヒエなどのような多年生イネ科雑草を防
MCPAカリウム(MCPA-potassium)、MCPAナトリ
除できる。また、本発明の除草組成物は高葉令の雑草、
ウム(MCPA-sodium)、MCPAチオエチル(MCPA-thio
例えば5葉期∼出穂期の雑草に対しても高い除草活性を
ethyl)、MCPB、MCPBエチル(MCPB-ethyl)、
示し、これは特にイネ科雑草において顕著である。また
MCPBナトリウム(MCPB-sodium)、メコプロップ(m
、本発明の除草組成物はイネ科雑草や各種広葉雑草に対
ecoprop)、メコプロップブトチル(mecoprop-butotyl
し、茎葉処理と土壌処理のいずれであっても、良好な除 50
)、メコプロップナトリウム(mecoprop-sodium)、メ
( 4 )
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コプロップ−P(mecoprop-P)、メコプロップ−Pブト
nuron)、イソプロチュロン(isoproturon)、メトベン
チル(mecoprop-P-butotyl)、メコプロップ−Pジメチ
ズロン(metobenzuron)、テブチウロン(tebuthiuron)
ルアンモニウム(mecoprop-P-dimethylammonium)、メ
、ジメフロン(dimefuron)、イソウロン(isouron)、
コプロップ−P−2−エチルヘキシル(mecoprop-P-2-e
カルブチレート(karbutilate)、メタベンズチアズロ
thylhexyl)、メコプロップ−Pカリウム(mecoprop-P-
ン(methabenzthiazuron)、メトクスロン(metoxuron
potassium)、ナプロアニリド(naproanilide)、クロ
)、モノリニュロン(monolinuron)、ネブロン(nebur
メプロップ(clomeprop)のようなフェノキシ系;2,
on)、シデュロン(siduron)、ターブメトン(terbume
3,6−TBA、ジカンバ(dicamba)、ジカンバブト
ton)、トリエタジン(trietazine)、メトブロムロン(
チル(dicamba-butotyl)、ジカンバジグリコールアミ
ン(dicamba-diglycolamine)、ジカンバジメチルアン
metobromuron)のような尿素系;シマジン(simazine)
10
、アトラジン(atrazine)、アトラトン(atratone)、
モニウム(dicamba-dimethylammonium)、ジカンバジオ
シメトリン(simetryn)、プロメトリン(prometryn)
ールアミン(dicamba-diolamine)、ジカンバイソプロ
、ジメタメトリン(dimethametryn)、ヘキサジノン(he
ピルアンモニウム(dicamba-isopropylammonium)、ジ
xazinone)、メトリブジン(metribuzin)、ターブチラ
カンバカリウム(dicamba-potassium)、ジカンバナト
ジン(terbuthylazine)、シアナジン(cyanazine)、
リウム(dicamba-sodium)、ジクロベニル(dichlobeni
アメトリン(ametryn)、シブトリン(cybutryne)、ト
l)、ピクロラム(picloram)、ピクロラムジメチルア
リアジフラム(triaziflam)、インダジフラム(indazi
ンモニウム(picloram-dimethylammonium)、ピクロラ
flam)、ターブトリン(terbutryn)、プロパジン(propa
ムイソオクチル(picloram-isoctyl)、ピクロラムカリ
zine)、メタミトロン(metamitron)、プロメトン(pr
ウム(picloram-potassium)、ピクロラムトリイソプロ
ometon)のようなトリアジン系;ブロマシル(bromacil
パノールアンモニウム(picloram-triisopropanolammon 20
)、ブロマシルリチウム(bromacyl-lithium)、レナシ
ium)、ピクロラムトリイソプロピルアンモニウム(pic
ル(lenacil)、ターバシル(terbacil)のようなウラシ
loram-triisopropylammonium)、ピクロラムトロールア
ル系;プロパニル(propanil)、シプロミッド(cyprom
ミン(picloram-trolamine)、トリクロピル(triclopy
id)のようなアニリド系;スエップ(swep)、デスメデ
r)、トリクロピルブトチル(triclopyr-butotyl)、ト
ィファム(desmedipham)、フェンメディファム(phenmed
リクロピルトリエチルアンモニウム(triclopyr-trieth
ipham)のようなカーバメート系;ブロモキシニル(bro
ylammonium)、クロピラリド(clopyralid)、クロピラ
moxynil)、ブロモキシニルオクタノエート(bromoxyni
リドオールアミン(clopyralid-olamine)、クロピラリ
l-octanoate)、ブロモキシニルヘプタノエート(bromo
ドカリウム(clopyralid-potassium)、クロピラリドト
xynil-heptanoate)、アイオキシニル(ioxynil)、ア
リイソプロパノールアンモニウム(clopyralid-triisop
イオキシニルオクタノエート(ioxynil-octanoate)、
ropanolammonium)、アミノピラリド(aminopyralid)
30
アイオキシニルカリウム(ioxynil-potassium)、アイ
のような芳香族カルボン酸系;その他ナプタラム(napt
オキシニルナトリウム(ioxynil-sodium)のようなヒド
alam)、ナプタラムナトリウム(naptalam-sodium)、
ロキシベンゾニトリル系;その他ピリデート(pyridate
ベナゾリン(benazolin)、ベナゾリンエチル(benazol
)、ベンタゾン(bentazone)、ベンタゾンナトリウム
in-ethyl)、キンクロラック(quinclorac)、キンメラ
(bentazone-sodium)、アミカルバゾン(amicarbazone
ック(quinmerac)、ダイフルフェンゾピル(diflufenz
)、メタゾール(methazole)、ペンタノクロール(pen
opyr)、ダイフルフェンゾピルナトリウム(diflufenzo
tanochlor)などのように植物の光合成を阻害すること
pyr-sodium)、フルロキシピル(fluroxypyr)、フルロ
で除草効力を示すとされているもの。
キシピル−2−ブトキシ−1−メチルエチル(fluroxyp
【0017】
yr-2-butoxy-1-methylethyl)、フルロキシピルメプチ
(3)それ自身が植物体中でフリーラジカルとなり、活
ル(fluroxypyr-meptyl)、クロロフルレノール(chlor 40
性酸素を生成させて速効的な除草効力を示すとされてい
flurenol)、クロロフルレノールメチル(chlorflureno
るパラコート(paraquat)、ジクワット(diquat)のよ
l-methyl)、アミノシクロピラクロール(aminocyclopy
うな4級アンモニウム塩系。
rachlor)、アミノシクロピラクロールメチル(aminocy
【0018】
clopyrachlor-methyl)、アミノシクロピラクロールカ
(4)ニトロフェン(nitrofen)、クロメトキシフェン
リウム(aminocyclopyrachlor-potassium)などのよう
(chlomethoxyfen)、ビフェノックス(bifenox)、ア
に植物のホルモン作用を攪乱することで除草効力を示す
シフルオルフェン(acifluorfen)、アシフルオルフェ
とされているもの。
ンナトリウム(acifluorfen-sodium)、ホメサフェン(
【0016】
fomesafen)、ホメサフェンナトリウム(fomesafen-sod
(2)クロロトルロン(chlorotoluron)、ジウロン(diu
ium)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、ラクト
ron)、フルオメツロン(fluometuron)、リニュロン(li 50
フェン(lactofen)、アクロニフェン(aclonifen)、
( 5 )
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エトキシフェンエチル(ethoxyfen-ethyl、HC−25
(6)ジクロホップメチル(diclofop-methyl)、ジク
2)、フルオログリコフェンエチル(fluoroglycofen-e
ロホップ(diclofop)、ピリフェノップナトリウム(py
thyl)、フルオログリコフェン(fluoroglycofen)のよ
riphenop-sodium)、フルアジホップブチル(fluazifop
うなジフェニルエーテル系;クロルフタリム(chlorpht
-butyl)、フルアジホップ(fluazifop)、フルアジホ
halim)、フルミオキサジン(flumioxazin)、フルミク
ップ-P(fluazifop-P)、フルアジホップ−P−ブチル
ロラック(flumiclorac)、フルミクロラックペンチル
(fluazifop-P-butyl)、ハロキシホップメチル(halox
(flumiclorac-pentyl)、シニドンエチル(cinidon-et
yfop-methyl)、ハロキシホップ(haloxyfop)、ハロキ
hyl)、フルチアセット(fluthiacet)、フルチアセッ
シホップエトチル(haloxyfop-etotyl)、ハロキシホッ
トメチル(fluthiacet-methyl)のような環状イミド系
プ−P(haloxyfop-P)、ハロキシホップ−P−メチル
;その他オキサジアルギル(oxadiargyl)、オキサジア 10
(haloxyfop-P-methyl)、キザロホップエチル(quizal
ゾン(oxadiazon)、スルフェントラゾン(sulfentrazo
ofop-ethyl)、キザロホップ−P(quizalofop-P)、キ
ne)、カルフェントラゾンエチル(carfentrazone-ethy
ザロホップ−P−エチル(quizalofop-P-ethyl)、キザ
l)、チジアジミン(thidiazimin)、ペントキサゾン(
ロホップ−P−テフリル(quizalofop-P-tefuryl)、シ
pentoxazone)、アザフェニジン(azafenidin)、イソ
ハロホップブチル(cyhalofop-butyl)、フェノキサプ
プロパゾール(isopropazole)、ピラフルフェンエチル
ロップエチル(fenoxaprop-ethyl)、フェノキサプロッ
(pyraflufen-ethyl)、ベンズフェンジゾン(benzfend
プ−P(fenoxaprop-P)、フェノキサプロップ−P−エ
izone)、ブタフェナシル(butafenacil)、サフルフェ
チル(fenoxaprop-P-ethyl)、メタミホッププロピル(
ナシル(saflufenacil)、フルポキサム(flupoxam)、
metamifop-propyl)、メタミホップ(metamifop)、ク
フルアゾレート(fluazolate)、プロフルアゾール(pr
ロジナホッププロパルギル(clodinafop-propargyl)、
ofluazol)、ピラクロニル(pyraclonil)、フルフェン 20
クロジナホップ(clodinafop)、プロパキザホップ(pr
ピルエチル(flufenpyr-ethyl)、ベンカルバゾン(ben
opaquizafop)のようなアリールオキシフェノキシプロ
carbazone)、[3-(2-クロロ-4-フルオロ-5-(3-メチル-2
ピオン酸系;アロキシジムナトリウム(alloxydim-sodi
,6-ジオキソ-4-トリフルオロメチル-3,6-ジヒドロ-2H-
um)、アロキシジウム(alloxydim)、クレソジム(cle
ピリミジン-1-イル)フェノキシ)ピリジン-2-イルオキシ
thodim)、セトキシジム(sethoxydim)、トラルコキシ
]酢酸エチル(SYN-523)などのように植物のクロロフィ
ジム(tralkoxydim)、ブトロキシジム(butroxydim)
ル生合成を阻害し、光増感過酸化物質を植物体中に異常
、テプラロキシジム(tepraloxydim)、プロホキシジム
蓄積させることで除草効力を示すとされているもの。
(profoxydim)、シクロキシジム(cycloxydim)のよう
【0019】
なシクロヘキサンジオン系;その他、フラムプロップ−
(5)ノルフルラゾン(norflurazon)、クロリダゾン
M−メチル(flamprop-M-methyl)、フラムプロップ−
(chloridazon)、メトフルラゾン(metflurazon)のよ 30
M(flamprop-M)、フラムプロップ−M−イソプロピル
うなピリダジノン系;ピラゾリネート(pyrazolynate)
(flamprop-M-isopropyl)などのようにイネ科植物に特
、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、ベンゾフェナッ
異的に除草効力が強く認められるもの。
プ(benzofenap)、トプラメゾン(topramezone)、ピラ
【0021】
スルフォトール(pyrasulfotole)のようなピラゾール
(7)クロリムロンエチル(chlorimuron-ethyl)、ク
系;その他アミトロール(amitrole)、フルリドン(flur
ロリムロン(chlorimuron)、スルホメツロンメチル(s
idone)、フルルタモン(flurtamone)、ジフルフェニ
ulfometuron-methyl)、スルホメツロン(sulfometuron
カン(diflufenican)、メトキシフェノン(methoxyphe
)、プリミスルフロンメチル(primisulfuron-methyl)
none)、クロマゾン(clomazone)、スルコトリオン(s
、プリミスルフロン(primisulfuron)、ベンスルフロ
ulcotrione)、メソトリオン(mesotrione)、テンボト
ンメチル(bensulfuron-methyl)、ベンスルフロン(be
リオン(tembotrione)、テフリルトリオン(tefuryltr 40
nsulfuron)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、メ
ione, AVH−301)、ビシクロピロン(bicyclopyr
トスルフロンメチル(metsulfuron-methyl)、メトスル
one)、イソキサフルトール(isoxaflutole)、ジフェ
フロン(metsulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuro
ンゾコート(difenzoquat)、ジフェンゾコートメチル
n)、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron-ethyl
サルフェート(difenzoquat-metilsulfate)、イソキサ
)、ピラゾスルフロン(pyrazosulfuron)、アジムスル
クロロトール(isoxachlortole)、ベンゾビシクロン(
フロン(azimsulfuron)、リムスルフロン(rimsulfuro
benzobicyclon)、ピコリナフェン(picolinafen)、ビ
n)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、シクロスル
フルブタミド(beflubutamid)などのようにカロチノイ
ファムロン(cyclosulfamuron)、プロスルフロン(pro
ドなどの植物の色素生合成を阻害し、白化作用を特徴と
sulfuron)、フルピルスルフロンメチルナトリウム(fl
する除草効力を示すとされているもの。
upyrsulfuron-methyl-sodium)、フルピルスルフロン(
【0020】
50
flupyrsulfuron)、トリフルスルフロンメチル(triflu
( 6 )
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sulfuron-methyl)、トリフルスルフロン(triflusulfu
m)、グリホサートカリウム(glyphosate-potassium)
ron)、ハロスルフロンメチル(halosulfuron-methyl)
、グリホサートアンモニウム(glyphosate-ammonium)
、ハロスルフロン(halosulfuron)、チフェンスルフロ
、グリホサートジアンモニウム(glyphosate-diammoniu
ンメチル(thifensulfuron-methyl)、チフェンスルフ
m)、グリホサートイソプロピルアンモニウム(glyphos
ロン(thifensulfuron)、エトキシスルフロン(ethoxy
ate-isopropylammonium)、グリホサートトリメシウム
sulfuron)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、エタ
(glyphosate-trimesium)、グリホサートセスキナトリ
メトスルフロン(ethametsulfuron)、エタメトスルフ
ウム(glyphosate-sesquisodium)、グルホシネート(g
ロンメチル(ethametsulfuron-methyl)、イオドスルフ
lufosinate)、グルホシネートアンモニウム(glufosin
ロン(iodosulfuron)、イオドスルフロンメチルナトリ
ate-ammonium)、グルホシネート-P(glufosinate-P
ウム(iodosulfuron-methyl-sodium)、スルフォスルフ 10
)、グルホシネート-Pアンモニウム(glufosinate-P-
ロン(sulfosulfuron)、トリアスルフロン(triasulfu
ammonium)、グルホシネート-Pナトリウム(glufosina
ron)、トリベヌロンメチル(tribenuron-methyl)、ト
te-P-sodium)、ビラナホス(bilanafos)、ビラナホ
リベヌロン(tribenuron)、トリトスルフロン(tritos
スナトリウム(bilanafos-sodium)、シンメチリン(ci
ulfuron)、フォーラムスルフロン(foramsulfuron)、
nmethylin)などのように植物のアミノ酸生合成を阻害
トリフルオキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリ
することで除草効力を示すとされているもの。
フルオキシスルフロンナトリウム(trifloxysulfuron-s
【0022】
odium)、メソスルフロンメチル(mesosulfuron-methyl
(8)トリフルラリン(trifluralin)、オリザリン(o
)、メソスルフロン(mesosulfuron)、オルソスルファ
ryzalin)、ニトラリン(nitralin)、ペンディメタリ
ムロン(orthosulfamuron)、フルセトスルフロン(flu
ン(pendimethalin)、エタルフルラリン(ethalflural
cetosulfuron)、アミドスルフロン(amidosulfuron)
20
in)、ベンフルラリン(benfluralin)、プロジアミン
、プロピリスルフロン(propyrisulfuron, TH−54
(prodiamine)、ブトラリン(butralin)、ジニトラミ
7)、メタゾスルフロン(metazosulfuron)、国際公開
ン(dinitramine)のようなジニトロアニリン系;ベン
公報WO2005092104の請求項に記載されている化合物のよ
スリド(bensulide)、ナプロパミド(napropamide)、
うなスルホニルウレア系;フルメツラム(flumetsulam
プロピザミド(propyzamide、プロナミド(pronamide)
)、メトスラム(metosulam)、ジクロスラム(diclosu
)のようなアミド系;アミプロホスメチル(amiprofos-
lam)、クロランスラムメチル(cloransulam-methyl)
methyl)、ブタミホス(butamifos)、アニロホス(ani
、フロラスラム(florasulam)、ペノクススラム(penox
lofos)、ピペロホス(piperophos)のような有機リン
sulam)、ピロクススラム(pyroxsulam)のようなトリア
系;プロファム(propham)、クロルプロファム(chlor
ゾロピリミジンスルホンアミド系;イマザピル(imazap
propham)、バーバン(barban)、カルベタミド(carbe
yr)、イマザピルイソプロピルアンモニウム(imazapyr 30
tamide)のようなフェニルカーバメート系;ダイムロン
-isopropylammonium)、イマゼタピル(imazethapyr)
(daimuron)、クミルロン(cumyluron)、ブロモブチ
、イマゼタピルアンモニウム(imazethapyr-ammonium)
ド(bromobutide)、メチルダイムロン(methyldymron
、イマザキン(imazaquin)、イマザキンアンモニウム
)のようなクミルアミン系;その他アシュラム(asulam
(imazaquin-ammonium)、イマザモックス(imazamox)
)、アシュラムナトリウム(asulam-sodium)、ジチオ
、イマザモックスアンモニウム(imazamox-ammonium)
ピル(dithiopyr)、チアゾピル(thiazopyr)、クロル
、イマザメタベンズ(imazamethabenz)、イマザメタベ
タールジメチル(chlorthal-dimethyl)、クロルタール
ンズメチル(imazamethabenz-methyl)、イマザピック
(chlorthal)、ジフェナミド(diphenamid)などのよ
(imazapic)のようなイミダゾリノン系;ピリチオバッ
うに植物の細胞有糸分裂を阻害することで除草効力を示
クナトリウム(pyrithiobac-sodium)、ビスピリバック
ナトリウム(bispyribac-sodium)、ピリミノバックメ
すとされているもの。
40
【0023】
チル(pyriminobac-methyl)、ピリベンゾキシム(pyri
(9)アラクロール(alachlor)、メタザクロール(me
benzoxim)、ピリフタリド(pyriftalid)、ピリミスル
tazachlor)、ブタクロール(butachlor)、プレチラク
ファン(pyrimisulfan)のようなピリミジニルサリチル
ロール(pretilachlor)、メトラクロール(metolachlo
酸系;フルカルバゾン(flucarbazone)、フルカルバゾ
r)、S−メトラクロール(S-metolachlor)、テニルク
ンナトリウム(flucarbazone-sodium)、プロポキシカ
ロール(thenylchlor)、ペトキサマイド(pethoxamid)
ルバゾンナトリウム(propoxycarbazone-sodium)、プ
、アセトクロール(acetochlor)、プロパクロール(pr
ロポキシカルバゾン(propoxycarbazone)、チエンカル
opachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナ
バゾン(thiencarbazone)のようなスルホニルアミノカ
ミド−P(dimethenamid−P)、プロピソクロール(pr
ルボニルトリアゾリノン系;その他グリホサート(glyp
opisochlor)、ジメタクロール(dimethachlor)のよう
hosate)、グリホサートナトリウム(glyphosate-sodiu 50
なクロロアセトアミド系;モリネート(molinate)、ジ
( 7 )
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メピペレート(dimepiperate)、ピリブチカルブ(pyri
、ペンタクロロフェノール(pentachlorophenol)、ペ
buticarb)、EPTC、ブチレート(butylate)、ベル
ンタクロロフェノールナトリウム(sodium pentachloro
ノレート(vernolate)、ペブレート(pebulate)、シ
phenoxide)、ペンタクロロフェノールラウレート(pen
クロエート(cycloate)、プロスルホカルブ(prosulfo
tachlorophenol laurate)、キノクラミン(quinoclami
carb)、エスプロカルブ(esprocarb)、チオベンカル
ne)、硫酸(sulfuric acid)、ウレアサルフェート(u
ブ(thiobencarb)、ジアレート(diallate)、トリア
rea sulfate)、メチオゾリン(methiozolin、MRC-01)
レート(tri-allate)、オルベンカルブ(orbencarb)
など。
のようなチオカーバメート系;その他エトベンザニド(
【0025】
etobenzanid)、メフェナセット(mefenacet)、フルフ
(11)ザントモナス
ェナセット(flufenacet)、トリディファン(tridipha 10
scampestris)、エピココロシルス
ne)、カフェンストロール(cafenstrole)、フェント
coccosirusnematosorus)、エピココロシルス
ラザミド(fentrazamide)、オキサジクロメフォン(ox
スペラス(Epicoccosirusnematosperus)、エキセロヒ
aziclomefone)、インダノファン(indanofan)、ベン
ラム
モノセラス(Exserohilummonoseras)、ドレクス
フレセート(benfuresate)、ピロキサスルフォン(pyr
レラ
モノセラス(Drechsrelamonoceras)などのよう
oxasulfone)、フェノキサスルフォン(fenoxasulfone
に植物に寄生することで除草効力を示すとされているも
)、ダラポン(dalapon)、ダラポンナトリウム(dalap
の。
on-sodium)、TCAナトリウム(TCA-sodium)、トリ
【0026】
クロロ酢酸(trichloroacetic acid)などのように植物
本発明の除草組成物は、有効成分である化合物A又は化
のタンパク質生合成あるいは脂質生合成を阻害すること
合物Bを、通常の農薬の製剤方法に準じて各種補助剤と
で除草効力を示すとされているもの。
20
キャンペストリス(Xanthomona
ネマトソルス(Epi
ネマト
配合し、粉剤、粒剤、顆粒水和剤、水和剤、錠剤、丸剤
【0024】
、カプセル剤(水溶性フィルムで包装する形態を含む)
(10)MSMA、DSMA、CMA、エンドタール(
、水性懸濁剤、油性懸濁剤、マイクロエマルジョン製剤
endothall)、エンドタールジカリウム(endothall-dip
、サスポエマルジョン製剤、水溶剤、乳剤、液剤、ペー
otassium)、エンドタールナトリウム(endothall-sodi
スト剤などの種々の形態に製剤調製し、施用することが
um)、エンドタールモノ(N,N−ジメチルアルキルア
できるが、本発明の目的に適合するかぎり、通常の当該
ンモニウム)(endothall-mono(N,N-dimethylalkylammon
分野で用いられているあらゆる製剤形態にすることがで
ium))、エトフメセート(ethofumesate)、ソディウム
きる。
クロレート(sodium chlorate)、ペラルゴン酸(pelar
【0027】
gonic acid、ノナン酸(nonanoic acid))、ホスアミ
製剤調製に際しては、化合物Aと化合物Bとを一緒に混
ン(fosamine)、ホスアミンアンモニウム(fosamine-a 30
合し製剤調製しても、或はそれらを別々に製剤調製し施
mmonium)、ピノキサデン(pinoxaden)、イプフェンカ
用時に混合してもよい。
ルバゾン(ipfencarbazone, HOK−201)、アクロレ
【0028】
イン(aclolein)、スルファミン酸アンモニウム(ammo
製剤に使用する補助剤としては、カオリナイト、セリサ
nium sulfamate)、ボラックス(borax)、クロロ酢酸
イト、珪藻土、消石灰、炭酸カルシウム、タルク、ホワ
(chloroacetic acid)、クロロ酢酸ナトリウム(sodiu
イトカーボン、カオリン、ベントナイト、クレー、炭酸
m chloroacete)、シアナミド(cyanamide)、メチルア
ナトリウム、重曹、芒硝、ゼオライト、澱粉のような固
ルソン酸(methylarsonic acid)、ジメチルアルソン酸
形担体;水、トルエン、キシレン、ソルベントナフサ、
(dimethylarsinic acid)、ジメチルアルソン酸ナトリ
ジオキサン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチル
ウム(sodium dimethylarsinate)、ジノターブ(dinot
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチル−2
erb)、ジノターブアンモニウム(dinoterb-ammonium) 40
−ピロリドン、アルコールのような溶剤;脂肪酸塩、安
、ジノターブジオールアミン(dinoterb-diolamine)、
息香酸塩、ポリカルボン酸塩、アルキル硫酸エステル塩
ジノターブアセテート(dinoterb-acetate)、DNOC
、アルキル硫酸塩、アルキルアリール硫酸塩、アルキル
、硫酸第一鉄(ferrous sulfate)、フルプロパネート
ジグリコールエーテル硫酸塩、アルコール硫酸エステル
(flupropanate)、フルプロパネートナトリウム(flup
塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン
ropanate-sodium)、イソキサベン(isoxaben)、メフ
酸塩、アリールスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、
ルイジド(mefluidide)、メフルイジドジオールアミン
アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、ポリスチ
(mefluidide-diolamine)、メタム(metam)、メタム
レンスルホン酸塩、アルキルリン酸エステル塩、アルキ
アンモニウム(metam-ammonium)、メタムカリウム(me
ルアリールリン酸塩、スチリルアリールリン酸塩、ポリ
tam-potassium)、メタムナトリウム(metam-sodium)
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリ
、イソチオシアン酸メチル(methyl isothiocyanate)
50
オキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸塩、ポリ
( 8 )
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オキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸エステル
5.化合物Aと化合物Bとを別々に製剤調製したものを
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポ
水等で所定濃度に希釈する時に混合し、必要に応じて各
リオキシエチレンアルキルアリールリン酸エステル塩、
種展着剤(界面活性剤、植物油、鉱物油など)を添加し
ポリオキシエチレンアリールエーテルリン酸エステル塩
て施用する。
、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、アルキルナ
【0030】
フタレンスルホン酸ホルマリン縮合物の塩のような陰イ
以下に本発明における望ましい態様の一例を記載するが
オン系の界面活性剤;ソルビタン脂肪酸エステル、グリ
、本発明はこれらに限定して解釈されるものではない。
セリン脂肪酸エステル、脂肪酸ポリグリセライド、脂肪
(1)(A)フラザスルフロン又はその塩と(B)ニコ
酸アルコールポリグリコールエーテル、アセチレングリ
スルフロン又はその塩とを重量比40:1∼1:40の混合比
コール、アセチレンアルコール、オキシアルキレンブロ 10
率で含有する除草組成物。
ックポリマー、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
(2)(A)フラザスルフロン又はその塩を5∼200g/ha
ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオ
、(B)ニコスルフロン又はその塩を5∼200g/haの割合
キシエチレンスチリルアリールエーテル、ポリオキシエ
で含有する除草組成物を望ましくない植物又はそれらが
チレングリコールアルキルエーテル、ポリエチレングリ
生育する場所に施用し、望ましくない植物を防除又はそ
コール、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキ
の生育を抑制する方法。
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
(3)(A)フラザスルフロン又はその塩を5∼200g/ha
レングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬
、(B)ニコスルフロン又はその塩を5∼200g/haの割合
化ヒマシ油、ポリオキシプロピレン脂肪酸エステルのよ
で望ましくない植物又はそれらが生育する場所に施用し
うな非イオン系の界面活性剤;オリーブ油、カポック油
、望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法
、ひまし油、シュロ油、椿油、ヤシ油、ごま油、トウモ 20
。
ロコシ油、米ぬか油、落花生油、綿実油、大豆油、菜種
(4)望ましくない植物が5葉期∼出穂期の雑草である
油、亜麻仁油、きり油、液状パラフィンのような植物油
前記(2)又は(3)に記載の方法。
や鉱物油などが挙げられる。これら補助剤の各成分は、
(5)雑草がイネ科雑草である前記(4)に記載の方法
本発明の目的から逸脱しないかぎり、1種又は2種以上
。
を適宜選択して使用することができる。また、前記した
(6)イネ科雑草がシバムギ、カモジグサ、コヌカグサ
補助剤以外にも当該分野で知られたものの中から適宜選
、カモガヤ、ホソムギ、ススキ、キシュウスズメノヒエ
んで使用することもできる。例えば、増量剤、増粘剤、
、アメリカスズメノヒエ、カラスムギ、スズメノテッポ
沈降防止剤、凍結防止剤、分散安定剤、薬害軽減剤、防
ウ、カズノコグサ、ウマノチャヒキ、ネズミムギ、ギネ
黴剤、発泡剤、崩壊剤、結合剤など通常使用される各種
アキビ、クサヨシ、ヨシ、イヌビエ、メヒシバ、エノコ
補助剤も使用することができる。本発明の除草組成物に 30
ログサ、オヒシバ、セイバンモロコシ、ギョウギシバ、
おける有効成分と各種補助剤との配合割合は重量%比で
チガヤ、スズメノヒエ、シマスズメノヒエ、スズメノカ
0.001:99.999∼95:5、望ましくは0.005:99.995∼90
タビラ、キビ、ブラキャリア及びツノアイアシからなる
:10程度とすることができる。
群より選ばれる少なくとも1種である前記(5)に記載
【0029】
の方法。
本発明の除草組成物の施用方法は、種々の方法を採用で
(7)望ましくない植物が多年生イネ科雑草である前記
き、施用場所、製剤形態、望ましくない植物の種類や生
(2)又は(3)に記載の方法。
育状況などの各種条件に応じて適宜使い分けることがで
(8)多年生イネ科雑草がシバムギ、カモジグサ、コヌ
きるが、例えば以下のような方法が挙げられる。
カグサ、カモガヤ、ホソムギ、ススキ、キシュウスズメ
1.化合物Aと化合物Bとを一緒に混合し、製剤調製し
たものをそのまま施用する。
ノヒエ、アメリカスズメノヒエ、セイバンモロコシ、ギ
40
ョウギシバ、シマスズメノヒエ、チガヤ及びスズメノヒ
2.化合物Aと化合物Bとを一緒に混合し、製剤調製し
エからなる群より選ばれる少なくとも1種である前記(
たものを水等で所定濃度に希釈し、必要に応じて各種展
7)に記載の方法。
着剤(界面活性剤、植物油、鉱物油など)を添加して施
【実施例】
用する。
【0031】
3.化合物Aと化合物Bとを別々に製剤調製し、各々を
本発明をより詳しく述べるために、以下に実施例を記載
そのまま施用する。
するが、本発明はこれらに限定して解釈されるものでは
4.化合物Aと化合物Bとを別々に製剤調製し、必要に
ない。
応じて各々を水等で所定濃度に希釈し、必要に応じて各
試験例1
種展着剤(界面活性剤、植物油、鉱物油など)を添加し
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、植物(メヒシ
て、各々施用する。
50
バ Digitariasanguinalis.)の種子を播種した。メヒシ
( 9 )
JP
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バが3.8-4.0葉期に達したとき、フラザスルフロンを有
ルフロンを有効成分とする顆粒水和剤(商品名:シバゲ
効成分とする顆粒水和剤(商品名:シバゲンDF、石原産
ンDF)、及びニコスルフロンを有効成分とする乳剤(商
業(株)製)、及びニコスルフロンを有効成分とする乳剤
品名:ワンホープ乳剤)の所定量を農業用展着剤(商品
(商品名:ワンホープ乳剤、石原産業(株)製)の所定量
名:クサリノー)を0.05容量%含む水(1000L/ha相当)
を農業用展着剤(商品名:クサリノー、日本農薬(株)製
で希釈し、小型スプレーで茎葉処理した。
)を0.1容量%含む水(300L/ha相当)で希釈し、小型ス
薬剤処理後、21日目にギョウギシバの生育状態を肉眼で
プレーで茎葉処理した。
観察調査し、前記試験例1と同様に算出した生育抑制率
薬剤処理後、28日目にメヒシバの生育状態を肉眼で観察
(%)を第2表に示す。
調査し、下記評価基準に従って評価した。生育抑制率(
%)〔実測値〕及びコルビー(Colby)の方法により算
【0034】
10
【表2】
出した生育抑制率(%)〔計算値〕を第1表に示す。
生育抑制率(%)=0(無処理区同等)∼100(完全枯殺
)の抑草率(%)
【0032】
【表1】
【産業上の利用可能性】
20
【0035】
本発明により、幅広い殺草スペクトルを持ち、高活性で
且つ持続効果の長い除草組成物を提供することができる
【0033】
。また、本発明により、特にイネ科草種に対する殺草ス
試験例2
ペクトラムの拡大及びALS阻害剤に耐性を持つ遺伝子組
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、植物(ギョウ
み換え作物への適用も可能となり、適用場面の拡大が期
ギシバ Cynodondactylon(L.) Pers.)の種子を播種した
待される。
。ギョウギシバが5.0-7.0葉期に達したとき、フラザス
────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
審査官
(56)参考文献
三上
晶子
特開2005−272442(JP,A)
特開2007−262052(JP,A)
特開平09−143015(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.,DB名)
A01N
1/00−65/48
A01P
1/00−23/00
CAplus/REGISTRY(STN)