イージーシャドーイングのマニュアル

1
バイリンガル講師チカラです。
イージーシャドーイングに
お申し込みいただきありがとうございました。
イージーシャドーイングで学習して
最大限の効果を引き出していただくためにも、
まずは、このマニュアルを一読して下さい。
このマニュアル通りに、イージーシャドーイングで
学習していただければ、
イージーシャドーイングの学習法は、王道の学習法なので
実践すれば、必ず効果が出ることを信じて、学習して下さい。
■バイリンガル講師チカラのプロフィール
22 歳まで英語を話せなかったが、留学先のオーストラリアで、
英語上達のメソッドを発見し、バイリンガルになるまで英語上達した。
オーストラリアに 9 ヶ月、アメリカに 1 年 7 ヶ月、留学した後、
25 歳に帰国し、某英会話スクールの英語講師を務めた。
その 2 年後、27 歳の時に、当時付き合っていたカナダ人女性と
カナダに移り住み、カナダでホストファミリーとなり、
短期ホームステイプログラムを運営しながら、英語を教えた。
現在、アメリカ人と結婚し日本で英語教育の指導、英語教材開発を
しながら、通訳者、翻訳者としても活動している。
2
購入者ページへのアクセスの仕方
購入者限定ページへのアクセスの仕方をご案内いたします。
下記の URL をクリックした後に、
ログインとパスワードを入力する必要があります。
購入者限定ページ
http://natural-english.biz/special-member/
ログイン
shadowmaster
パスワード
eikaiwa60
※最初は、パスワードを外しておきます。
3
イージーシャドーイングの学習の進め方
イージーシャドーイングは、3つのステップで構成されています。
ステップ1から順番に学習していくことで、ネイティブの子供が英語を習得し
ていくように、英語を学ぶことができます。
そして、ステップ順に進めていくことでシャドーイングもマスターできます。
それでは、ステップ1から順番に説明していきます。
ステップ1
ステップ1では、英語フレーズをシャドーイングしていきます。
この英語フレーズは、私が半年かけて、実際に、ネイティブが言った英語フレー
ズを、単語帳に書き出したものなので、全て、実際に、ネイティブが使ったフレ
ーズです。
英語フレーズは、全部で 800 個ほどあり、全て、
スーパースロースピード⇒ナチュラルスピード
の順になっています。
まずは、スーパースロースピードだけ、シャドーイングするようにして下さい。
ナチュラルスピードを聞く時には、頭の中で、
「この英語フレーズは、ナチュラ
ルスピードだと、こういう音になるんだ、と思いながら、フレーズがカタマリで
発音される時の音を聞くようにして下さい。
声は出さずに、頭の中で、音声をなぞるようにしてナチュラルスピードを聞いて
下さい。
ステップ1のスーパースロースピードは、ネイティブが、一語一語の単語をはっ
4
きりとゆっくり発音しながら英文を読みます。
テキストを見ないで、できるだけ、音声のすぐ後にくっついて、なるべくお手本
の音声と間をあけないようにして、ぴったりとくっついてシャドーイングして
いきます。
ナチュラルスピードをシャドーイングできる方は、ナチュラルスピードも、シャ
ドーイングして下さい。
できれば、シャドーイングをした音声を iPod や iPhone などに入れて、通勤途
中などに聞いて下さい。
通勤途中は、実際に、声を出さないでも、頭の中でつぶやくようにして聞くこと
で、サイレントシャドーイングをすることができます。
ステップ1は、あくまでも、シャドーイングをすることに慣れることと、ナチュ
ラルスピードのフレーズを聞き取れるようになるためのステップなので、ステ
ップ1に出てくるフレーズは、覚えようとしないでも大丈夫です。
シャドーイングをしている内に、覚えてしまうのは、もちろん、問題ありません。
ナチュラルスピードがなかなか聞き取れない場合、原因は、ナチュラルスピード
特有のリエゾンのせいだと思って下さい。
あなたが知っている単語でも、ネイティブがナチュラルスピードで英語を話す
時は、単語と単語がつながって発音され、単語のスペルとは全く違う音になるの
がリエゾンです。
ナチュラルスピードを聞き取れるようになるには、あなたも、ネイティブと同じ
早さで、英文を読むことです。
ステップ1の最初の方には、リエゾンが生じるフレーズに、カタカナ表記の発音
の仕方を掲載しました。カタカナ通りに発音するというより、カタカナのように
発音されるので、カタカナのイメージで、ネイティブと同時に、発音してみて下
さい。
5
あなたが、ネイティブと同じように、ナチュラルスピードで英語フレーズを言え
るようになれば、ネイティブのナチュラルスピードの英語を聞き取れるように
なります。
ステップ 1 は、あくまでも、シャドーイングをすることに慣れることが目的な
ので、ステップ1が問題なくできるようになれば、全部、終わらなくても、ステ
ップ2に進んでいただいて大丈夫です。
ステップ2
実践の会話で、英会話フレーズを使いこなせるようになるためには、英語フレー
ズをただ日本語訳と一緒に覚えても、会話で使えません。
英語フレーズの使い方を覚えるには、英語フレーズが入ったダイアログから、使
い方を学ぶようにします。
ステップ2では、あなたに覚えてもらいたい英語フレーズを 300 個用意し、そ
れぞれのフレーズを使った短い会話のダイアログを用意しました。
赤字になっているフレーズが、あなたに覚えて欲しいフレーズです。
短い会話のダイアログをシャドーイングする内に、英語フレーズの使い方を自
然に覚えるのは、もちろん、ネイティブが言ったことに、反射的に、答えられる
ようになります。
そして、300 場面での英会話の練習にもなります。
ただし、そうなるためには、できるだけ、ピッタリと、ネイティブの音声にくっ
ついてシャドーイングするようにします。
最初の 100 個のダイアログは、スロースピードとナチュラルスピードを完全に
別けました。
英語ビギナーの方は、最初は、スロースピードのみでシャドーイングをすること
をオススメします。
6
101 個目からのダイアログは、最初にスロースピードが流れて、続けて、ナチュ
ラルスピードが流れます。
ナチュラルスピードでシャドーイングをできない場合、ナチュラルスピードの
部分は、リスニングをするようにして下さい。
ステップ2のダイアログは、通勤途中などのリスニングに最適です。
「スロースピード⇒ナチュラルスピード」の音声ファイルを通勤途中などに聞
く場合は、頭の中で、シャドーイングをするようにして聞いて下さい。
シャドーイングには、2種類の方法があります。
1 つ目は、プロソディーシャドーイング、
2 つ目は、コンテンツシャドーイングです。
今まで説明してきたのが、プロソディーシャドーイングです。プロソディーシャ
ドーイングとは、簡単に言うと、ネイティブの英語の話し方を、限りなくそっく
りシャドーイングすることです。
最初は、とにかく、シャドーイングができるようになることが目的なので、プロ
ソディーシャドーイングだけでOKです。
ただし、ステップ2では、意味を理解することも重要となります。
意味を理解しながら、シャドーイングするのが、コンテンツシャドーイングです。
コンテンツシャドーイングは、必ずプロソディーシャドーイングができるよう
になってから、実践して下さい。
全部のダイアログで、プロソディーシャドーイングができるようになる必要は
りません。
コンテンツシャドーイングをするダイアログは、プロソディーシャドーイング
ができるようになっておく必要があります。
7
コンテンツシャドーイングの方法は、シャドーイングをする際に、意味を考えな
がら、シャドーイングすることです。
英語のまま意味を理解できるのが理想ですが、シャドーイングしながら、英語の
まま意味を意識するのが難しければ、コンテンツシャドーイングをする前に、日
本語訳を読んで理解し、それから意味を理解しながらシャドーイングをするよ
うにして下さい。
ステップ3
短い会話でシャドーイングができるようになったら、最後のステップ3では、ス
モールトークをシャドーイングします。
ステップ2では、短い会話をシャドーイングしましたが、ステップ3では、会話
が長くなります。
会話のやりとりが長いダイアログをシャドーイングすることで、会話のキャッ
チボールをできるようになります。
ステップ3のスモールトークのダイアログも、スロースピードとナチュラルス
ピードの 2 段階スピードを用意しました。
あなたのレベルに合ったスピードで、シャドーイングをして下さい。
シャドーイングをマスターする一つのコツは、同じダイアログを何度も繰り返
しシャドーイングすることです。
上手く言えない部分は、音読やリピーティングを何度か繰り返すとできるよう
になります。
どれか1つのスモールトークを何度も繰り返し、シャドーイングするのは、実は、
シャドーイングのマスターに凄く効果があります。
また、シャドーイングが上手くできない時には、テキストを見ながら、シャドー
イングをするのも、シャドーイング攻略の一つの方法です。
8
テキストを見ながらシャドーイングをする時は、一拍遅れて、ついていく必要は
ありません。
ネイティブと全く同時に、波長を合わせて、真似して音読して下さい。
この学習方法は、オーバーラッピングと言います。
このステップでも、既にシャドーイングをしたダイアログは、通勤時などに、頭
の中でシャドーイングをしながら、何度も繰り返し聞くようにして下さい。
シャドーイングをマスターするには、練習を重ねるのみです。最初は、難しくて
も、絶対にシャドーイングをできるようになるので、頑張って下さい。
9
シャドーイングマスター法
シャドーイングの仕方を一言で言うと、「オウム返し」です。
テキストを見ないで、ネイティブの音声をそっくり真似ながら、音声の後にぴっ
たりついて、自分でも英語を話していきます。
イメージ的には、一拍おいてくっついていく感じですが、ネイティブが言った後
の間が短ければ、短いほどいいです。
間が空きすぎると、シャドーイングではなくて、リピーティングになってしまい
ます。
シャドーイングができるようになるには、まず、あなたのレベルに合ったスピー
ドの音声でとにかくシャドーイングの数をこなすことが大事です。
シャドーイングができるようになるのに、レベルは関係ありません。
上級者でも、初めてシャドーイングをする時には、上手くシャドーイングができ
ません。
日本語のニュースをシャドーイングしてみて下さい。日本語でも、上手くシャド
ーイングができないはずです。
英語でも日本語でも、シャドーイングができないのは、シャドーイングをするこ
とに慣れていないからです。
この教材のスーパースロースピードは、英語初心者がシャドーイングをできる
スピードですが、シャドーイングをしていて、部分的に、シャドーイングができ
ないことがあると思います。
部分的にシャドーイングをできないところは、その部分をリピーティングした
り、何度か音読してみて下さい。
シャドーイングしようとしたダイアログが全体的にシャドーイングをするのが
10
難しい場合、テキストを見ながらシャドーイングをします。
テキストを見ながらのシャドーイングなので、一拍おいてシャドーイングをす
る必要はありません。
テキストを見ながらシャドーイングをする時には、お手本の音声と同時のスピ
ードで、シャドーイングします。
これは、オーバーラッピングという学習法ですが、シャドーイングが上手くでき
ない時には、音声と同時に何度かオーバーラッピングをすると、シャドーイング
ができるようになります。
これからお客様の声を反映し、もっとコンテンツを追加していきます。
11