2015年3月発行分 - 株式会社エヌテック

2015年3月2日
Ⅴ．地区別鋳物製品生産量推移（単位：千㌧）
第56号
地区別鋳物製品生産量推移
400
発行所：株式会社エヌテック
℡ 03-3553-6011
350
Ⅰ．国内経済動向
7
7
300
38
7
7
39 39
36
250
24 24
24
7
7
34
34
23
8
7
23
8
36
7
34
25
20
7
7
7
35
32 33
24
22
7
35
22
7
34
22
7
7
39
39
35 36 24
21 21
7
37
7
37
7
23
25
24
32
21 22
7
7
7
7
35 34 37
23 23 23
7
38
7
8
36
7
39
24
24
7
21
23 24
30
19
200
315
8
36 38
37
35
24 23
7
8
35
①内閣府　国内総生産額（年率換算値GDP（兆円））
7
133
125
117
150
136
122 124 116
109 114
122
135
126 129 125 123
115
600
16.0
580
14.0
35
560
23 22
520
兆
500
円
480
10.0
兆
円
126
127
121 125 126 128 125
121
139
6.0
460
135 134
6.1
4.0
2.0
420
400
122 122
7.3
8.0
440
138
13.4
12.0
540
19
133 135
②財務省　貿易統計（貿易・通関（兆円））
0.0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
H22
H23
H24
H25
H26
9
10 11
H25
12
1
2
3
4
5
6
7
H26
8
9
10
11
12
1
2
3
H27
109
名目GDP
100
77
72
・2014年10-12月期、一次速報の名目GDPは490兆2,235億円
・名目GDPの成長率は1.1% (年率1.7%)
77 76
62
50
68 70
67
67
62 59 60 64 67 64
73
60
72 75 70 67
64 65 69 68 64 70 70
54
69 70 64
61
4
5
6
7
8 9 10 11 12 1
H24
北海道・東北地区
中国・四国地区
2
3
4
5
6 7
H25
8
9 10 11 12 1
関東地区
九州地区
2
3
中部地区
鋳物製品生産量
4
5
6 7
H26
8
30
15
9 10 11 12 1
20
2 3
H27
10
5
10
0
近畿地区
単位：千トン
※生産企業が1or2企業しかない都道府県は生産実績とれず。
0
-5
-10
-10
-15
-20
-20
Ⅴ．総括
-25
(各連盟・協会・工業会ホームページ参照)
1Q
2Q 3Q
H22
4Q
1Q
2Q 3Q
H23
4Q
1Q
大企業
【経済動向】
・1月の世界粗鋼生産量（速報）は前年同月▼2.9%の1億3,310万トンとなった。世界最大の生産国である中国は前年同月比▼4.7%の6,550万トン。
・粗鋼生産は902.3万トンと、前月比2.4万トン・0.3％増加、前年同月比4.0％減少となり、前年同月比で5カ月連続の減少となった。
・炉別生産をみると、転炉鋼が710.0万トンと前月比2.4％増、前年同月比3.6％減、電炉鋼が192.3万トンと同6.9％減、同5.3％減となり、前年同月比でみると転炉鋼は5
カ月連続の減少、電炉鋼は2カ月連続の減少となった。
・鋼種別生産では、普通鋼が696.7万トンと前月比1.0％減、前年同月比4.8％減、特殊鋼が205.6万トンと同4.7％増、同1.0％
減となり、前年同月比では普通鋼は5カ月連続の減少、特殊鋼は2カ月連続の減少となった。(日本鉄鋼連盟)
【自動車】
・１月の国内新車販売台数は、前年同月比１９．１％減の４０万１３６６台だった。マイナスは２カ月ぶり。昨年１月に消費税増税前の駆け込み需要が大きかった反動が
出ている。
乗用車では、新型車などの販売が好調だったマツダとスバル（富士重工業）以外の７ブランドが前年割れ。トヨタ自動車が７カ月連続、日産自動車は１２カ月連続のマ
イナスになった。昨年１月に増税前の駆け込み需要があまり起きなかった大型車は、日野自動車など４ブランドともに前年を上回った。一方、軽自動車は１９．４％減の
１６万４１９６台。１月としては過去最高だった昨年１月に次ぐ水準になったが、２カ月ぶりに前年を下回った。(産経新聞)
2Q 3Q
H25
中堅企業
4Q
1Q
2Q 3Q
H26
-30
4Q
1Q
2Q 3Q
H22
4Q
1Q
2Q 3Q
H23
中小企業
4Q
1Q
2Q 3Q
H24
大企業
4Q
1Q
2Q 3Q
H25
中堅企業
4Q
1Q
2Q 3Q
H26
4Q
中小企業
Ⅱ．基礎素材関連
⑤労働雇用状況（失業率・求人倍率）　厚生労働省
5.5
1.14
4.5
①鉄鋼（粗鋼）生産量 (千㌧）　日本鉄鋼連盟
1.40
12,000
有
1.20 効
求
人
1.00 倍
率
0.80 倍
11,000
10,000
8,000
7,000
6,000
7,100
5,000
4.0
0.60
4,000
3.6
3.5
3.0
9,023
9,000
)
完
全
失
業
率
%
5.0
9
10 11 12
H25
1
2
3
4
5
6
7
H26
8
9
10 11 12
1
2 3
H27
1,923
3,000
0.40
完全失業率（左軸）
※各数値は3月2日発表分まで
1Q
(
【造船】
・11月の起工量（速報）は前年同月比3.1%減の108万G/Tと3ヵ月ぶりに減少した。
・12月の輸出船契約量は前年同月比37.2%減のの122万G/Tと6ヵ月連続で減少となった。
・12月末の手持工事量は前月末比3.2%増の2,827万G/T と6ヵ月ぶりに増加した。 (日本鉄鋼連盟)
4Q
・大企業は低下、中堅企業、中小企業はそれぞれ上昇。先行きDIは大企業、・大企業上昇、中堅企業横這い、中小企業低下。先行きDIは大企業、
中堅企業、中小企業で低下となっている。
中堅企業、中小企業それぞれ低下となっている。
(日本銀行)
(日本銀行)
)
【工作機械】
・１月の工作機械受注額（確報値）は、前年同月比20.4％増の1211億円だった。堅調な日米に加え、アジアでスマートフォン（スマホ）向け特需があり、前年同月を16カ
月連続で上回った。好調だった年末の反動減で前月比では減少したが、１月としては2008年を上回り過去最高となった。
・国内向けは12.2％増の384億円。大型展示会や補助金効果の反動減が出たが、設備更新需要が堅調だった。海外向けは15カ月連続で前年同月を上回る24.7％増
の826億円だった。花木義麿会長（オークマ社長）は、「欧州など不安な地域もあるが、総じて好調といえる」と指摘した。(日経新聞)
2Q 3Q
H24
(
【鉱工業生産】
・2015年１月の鉱工業生産指数（2010年＝100、季節調整値）速報値は前月比4.0％上昇と2カ月連続の増産となった。
・同月の伸びは東日本大震災後の11年6月（前月比4.2％上昇）以来の高さとなった。市場予測の中央値（3.0％上昇）も上回った。生産指数の水準は102.6となり、消費
増税前の14年１月に付けたピーク（103.9）に迫った。
・製造工業生産予測調査では、2月は前月比0.2％上昇、3月は3.2％低下の見通しだ。予測通りなら1～3月期の企業の生産は前期比3.4％上昇となる。ただ、3月に指
数が低下予測となるなど先行きに不透明感があるため、経産省は基調判断を「生産は緩やかな持ち直しの動き」で据え置いた。(日経新聞)
2,000
1,000
0.20
0
有効求人倍率（右軸）
9
10 11 12
H25
1
2
3
4
5
高炉
6 7
H26
8
9
電炉
10 11 12
1
2
3 4
H27
5
6
粗鋼合計
・粗鋼生産量は902.3万トン
・炉別生産では高炉▼3.6%、電炉▼5.3%（前年同月比）
・有効求人倍率は前月から▼0.01ポイント
・完全失業率は前月2ポイント上昇の3.6%
・完全失業者数は前年同月比▼7万人、231万人
（厚生労働省)
4
貿易総額
④日銀短観 <非製造業> (業況判断DI)
20
33 36 29 34 35 34 33 32 32 32 32 31 33 33 26 33 34 32 31
輸入
・輸入超過1兆1,774億円。以下、変化率上位。
・輸出：前年同月比+7.4%。鉱物性燃料（▼44.5%）、輸送用機器（+21.7%）。
・輸入：前年同月比▼9.0%。鉱物性燃料(▼24.4%)、その他（▼4.8%）。
(内閣府)
（財務省）
③日銀短観 <製造業> (業況判断DI=「良い」-「悪い」)
35 34 37 37 31 34 35 34 30 30 31 32 32 32
0
輸出
実質GDP
（日本鉄鋼連盟）
1
Ⅲ．国内需要動向
Ⅳ．鋳造業界動向
①鉱工業生産・出荷・在庫推移経済産業省
②機械受注額推移（億円）　内閣府
①鋳物製品生産量・鉄源使用量（千㌧）　日本鉄鋼連盟
35,000
120.0
115.0
111.0
110.0
105.0
103.9
102.6
100.0
400
600
30,000
350
500
25,000
400
250
4
15,000
85.0
80.0
70.0
9
10
11
12
1
2
3
4
5
6
H25
7
8
9
10
11
12
1
H26
生産
2
100
0
3
9
10
H27
出荷
11
12
1
2
3
4
5
6
H25
7
8
9
10
11
12
1
2
H26
在庫
3
100
50
168
H27
民需（船・電除外）
0
受注合計
0
・1月速報値は前月と比べ生産、出荷が上昇し、在庫が低下
・予測調査は2月は上昇を、3月は低下を予測、総じて生産は緩やかな持ち直し
の動きがみられる　(H25.4月まではH17=100、H25.5月以降は基準改定によりH22=100)
(経済産業省)
・受注総額は2兆1,960億円、前月比+8.6% (以下前月比)
・民需(船・電除外）は、全体で+8.3%の8,536億円。その内、製造業
は+24.1%の3,969億円、非製造業は+7.2%の4,770億円。
③自動車生産・国内販売・輸出台数（千台）日本自動車工業会
④建設機械出荷金額（億円）　日本建設機械工業会　1
2
3
4
5
FC
(内閣府)
3,000
1000
150
110
200
5,000
200
34
300
8,536
10,000
75.0
300
441
21,960
20,000
95.0
90.0
②銑鉄鋳物製品部門別生産実績（千㌧）　日本鉄鋼連盟
6
7
H26
8
FCD
9
10
11
鋳鉄管
12
1
2
3
可鍛鋳鉄
4
H27
5
9 10 11 12 1
6
2
3
4
5
6
7
8
9 10 11 12 1
2
3
4
5
H26
自動車用
輸送機械その他用
鋳物用鉄源合計
産業機械用
金属工作・加工機械用
6
H27
鋳鉄管
その他用
一般機械その他用
・鋳物製品生産量は32万トンとなり、前月比▼3.0%。
・原材料消費44万トン、前月比▼0.9%。
・一般機械用：産業機械用▼3.3%、金属工作・加工機械用+7.6%、一般機
械用その他▼7.9%。
・輸送機械用：自動車用▼1.4%、輸送機械用その他▼3.8%。
・鋳鉄管▼9.7%、その他▼1.1%　(全て前月比)
③鋳物用鉄源配合比率（%) 日本鉄鋼連盟
④鋳物用鉄源使用内訳（千㌧）　日本鉄鋼連盟
10%
80%
250
75%
900
800
2,500
778
70%
9%
700
65%
1,840
2,000
1,500
401
400
300
55%
8%
1,100
45%
7%
740
200
40%
500
0
9
10
11
12
1
2
3
4
5
6
H25
7
8
9
10
11
12
1
H26
生産
2
3
H27
国内販売
25%
9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
H25
H26
H27
国内
輸出
5%
合計
⑤工作機械受注金額（億円)　日本工作機械工業会
⑥金型生産金額・重量(億円・千トン)　日本金型工業会
500
1,400
450
600
200
0
5
6 7
H26
8
9 10 11 12 1
2 3
H27
輸出
合計
10
5
8
9
10
11
12
1
2
3
4
5
6
0
1
H27
銑鉄(左軸）
銑屑(左軸）
リターン（右軸）
製品歩留(右軸)
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
H26
鋼屑（右軸）
銑鉄
4
5
6
H27
銑屑
鋼屑
リターン
・原材料消費、以下内約(前月比）
銑鉄▼1.0%、銑屑▼2.7%、鋼屑▼1.1%、リターン▼0.3%。
⑤鉄鋼主要品種市況推移産業新聞
⑥輸入銑入着量　財務省「通関統計」
150
製
品
価
格
（
千
円
/
㌧
22,000
140
20,000
130
18,000
120
16,000
110
入14,000
着
数12,000
量
（10,000
㌧
） 8,000
100
90
80
6,000
9
10
11
12
1
2
3
4
5
H25
6
7
8
9
10
11
12
1
H26
2
3
4,000
60
重量（千㌧）（右軸）
301
2,000
H27
9
10 11
H25
12
冷延薄板（1mm)
H型鋼(200*100)
黒ガス管(50A)
・12月、価格変らず。
2
7
70
・重量+21.3%、金額+12.9%（前年同月比）
・ダイカスト型（重量+25.6%、金額+22.0%）、鋳造型（重量▼25.0%、金額▼38.7%）
（日本工作機械工業会)
6
0
金額（億円）（左軸）
・内需は+12.2%の385億円、外需は+24.7%の826億円
・合計で1,211億円は+20.4% (前年同月比)
5
・前月比、銑鉄変わらず。銑屑、鋼屑減少、リターン増。
製品歩留は低下。
50
国内
4
)
0
4
12.6
100
50
3
15
150
200
2
313
350
250
9 10 11 12 1
H25
20
300
385
3
H26
25
400
800
400
2
（日本建設機械工業会)
1,600
826
28.5
15%
1
・出荷金額合計は、前年同月比+2.5%（以下前年同月比）。
・内需は▼3.3%、外需は+6.8%となり、内需は2ヵ月連続の減少、外需は
7ヵ月連続の増加。
1,000
32.7
50
20%
・生産は前年同月比▼9.7%となり、7ヵ月連続で前年同月を下回った。
【車種別生産台数】（以下前年同月比）
・乗用車▼11.0%：普通車▼9.8%、小型四輪車▼13.4%、軽四輪車▼11.6%。
・トラック▼0.2%：普通車+5.0%、小型四輪車▼1.6%、軽四輪車▼5.9%。
・バス▼15.6%：大型+13.0%、小型▼17.4%。
（日本自動車工業会)
1,211
30%
6%
輸出
1,200
100
35%
100
0
150
50%
1,000
342
187.4
60%
600
500
192.8
200
1
2
3
4
5
6
7
H26
8
9
10
11
12
1
0
2
3
H27
厚板(19*5*10)
異形棒鋼(SD295D-25)
鋳物銑店売価格 F1B(FGD-2)相当
1
2
3
4
5
6
7
H26
ブラジル
8
南ア
9
10
ロシア
11
12
その他
・12月、入着はロシア（301ｔ）、ブラジル(1,013t)。
（日本金型工業会)
3 1,013
1
2
3
4
H27
5
6

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