平成28年3月25日 国 土 交 通 省 海 上 保 安 庁 「海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律 施行令の一部を改正する政令案」を閣議決定 海上保安官の職務遂行に協力援助した者等に対して給付する災害給付の うち、介護給付の金額を引き上げるため、標記の政令案が、本日、閣議 決定されました。 1.背景 海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律(昭和28年法律第33 号)に基づき、海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律施行令 (昭和28年政令第62号。以下「施行令」という。)において、海上保安官の職務 遂行に協力援助した者に対して給付すべき災害給付の金額等が定められている。 金額については、国家公務員災害補償法(昭和26年法律第191号。以下「補償 法」という。)の補償を踏まえて定められている。 2.改正の内容 第4条の2第2項関係(介護給付関係) 平成28年4月1日から補償法に基づいて定められている介護補償の月額が引き上 げられる予定であることから、施行令における介護給付の金額を引き上げること とする。 ① 常時介護を要する場合 ア 実費補填の限度額 : 104,570円(現行) → 104,950円 イ 親族介護の場合の定額 : 56,790円(現行) → 57,030円 ② 随時介護を要する場合 ア 実費補填の限度額 : 52,290円(現行) → 52,480円 イ 親族介護の場合の定額 : 28,400円(現行) → 28,520円 3.スケジュール 閣 議:平成28年3月25日(金) 公 布:平成28年3月30日(水) 施 行:平成28年4月1日(金) 一 二 海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律施行令の一部を改正する政令案要綱 常時介護を要する状態にあり実費を支出して介護を受けた日がある場合の介護給付の限度額を十万四千 九百五十円に、常時介護を要する状態にあり親族等による介護を受けた日がある場合の介護給付の額を五 万七千三十円に、随時介護を要する状態にあり実費を支出して介護を受けた日がある場合の介護給付の限 (附則関係) (第四条の二第二項関係) 度額を五万二千四百八十円に、随時介護を要する状態にあり親族等による介護を受けた日がある場合の介 護給付の額を二万八千五百二十円に、それぞれ引き上げる。 この政令は、平成二十八年四月一日から施行する。 政令第 号 海上保安官に協力援助した 者等 の災害給付に関する法律施行令の一部を改 正す る政令 内閣は、海上保安官に協 力援 助した者等の災害給付に関する法律(昭和 二十 八年法律第三十三号)第六条 の規定に基づき、この政令を制定する。 海上保安官に協力援助した者等の災害 給付 に関する法律施行令(昭和二十八年政令第 六十 二号)の一部を 次のように改正する。 第四 条の二第二項第一号中「十万四千五百七十円」 を「十万四千九百五十円」に改め、同項第二号 中「 五 万六千七百九 十円 」を「五万七千三十円」に改め、同項第三 号中 「五万二千二百九十円」を「五万二千四百 則 この政令は、平成二十八年四月一日から施行する。 (施行期日) 附 八十円」に改め、同 項第 四号中「二万八千四百円」を「二万八千五 百二 十円」に改める。 1 (経過措置) - 1 - 2 改正後の第四条 の二 第二項の規定は、この政令の施行の日以後に給 付の事由が生じた給付について適用 し、その他の給付については、なお従前の例による。 - 2 - 理 由 最近における社会経済情勢に鑑み、海上保安官に協力援助した者等に対する災害給付における介護給付の 金額の改定を行う必要があるから であ る。 - 3 - 海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律施行令の一部を改正する政令案 正 案 新旧対照条文 (傍線の部分は改正部分) 行 介 (護 給 付 ) 第 四 条の 二 ( 略) 2 介護給付は、月を単位として行うものとし、その額は、一月につき 、次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める額とする 。 一 介護給付に係る障害(障害の状態に変更があつた場合には、その 月における最初の変更の前の障害。第三号において同じ。)が常時 介護を要する程度の障害として国土交通省令で定めるものに該当す る場合(次号において「常時介護を要する場合」という。)におい て、その月に介護に要する費用を支出して介護を受けた日があると き(次号に掲げるときを除く。) その月における介護に要する費 用として支出された額(その額が十万四千五百七十円を超えるとき は、十万四千五百七十円) 二 常時介護を要する場合において、その月(新たに介護給付を支給 すべき事由が生じた月を除く。以下この号及び第四号において同じ 。)に親族又はこれに準ずる者による介護を受けた日があるとき( その月に介護に要する費用を支出して介護を受けた日がある場合に あつては、当該介護に要する費用として支出された額が五万六千七 百九十円以下である場合に限る。) 五万六千七百九十円 三 介護給付に係る障害が随時介護を要する程度の障害として国土交 通省令で定めるものに該当する場合(次号において「随時介護を要 する場合」という。)において、その月に介護に要する費用を支出 して介護を受けた日があるとき(同号に掲げるときを除く。) そ の月における介護に要する費用として支出された額(その額が五万 現 ○海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律施行令(昭和二十八年政令第六十二号)(抄) 改 介(護給付 ) 第 四 条の 二 ( 略) 2 介護給付は、月を単位として行うものとし、その額は、一月につき 、次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める額とする 。 一 介護給付に係る障害(障害の状態に変更があつた場合には、その 月における最初の変更の前の障害。第三号において同じ。)が常時 介護を要する程度の障害として国土交通省令で定めるものに該当す る場合(次号において「常時介護を要する場合」という。)におい て、その月に介護に要する費用を支出して介護を受けた日があると き(次号に掲げるときを除く。) その月における介護に要する費 用として支出された額(その額が十万四千九百五十円を超えるとき は、十万四千九百五十円) 二 常時介護を要する場合において、その月(新たに介護給付を支給 すべき事由が生じた月を除く。以下この号及び第四号において同じ 。)に親族又はこれに準ずる者による介護を受けた日があるとき( その月に介護に要する費用を支出して介護を受けた日がある場合に あつては、当該介護に要する費用として支出された額が五万七千三 十円以下である場合に限る。) 五万七千三十円 三 介護給付に係る障害が随時介護を要する程度の障害として国土交 通省令で定めるものに該当する場合(次号において「随時介護を要 する場合」という。)において、その月に介護に要する費用を支出 して介護を受けた日があるとき(同号に掲げるときを除く。) そ の月における介護に要する費用として支出された額(その額が五万 - 1 - 二千四百八十円を超えるときは、五万二千四百八十円) 四 随時介護を要する場合において、その月に親族又はこれに準ずる 者による介護を受けた日があるとき(その月に介護に要する費用を 支出して介護を受けた日がある場合にあつては、当該介護に要する 費用として支出された額が二万八千五百二十円以下である場合に限 る。) 二万八千五百二十円 二千二百九十円を超えるときは、五万二千二百九十円) 四 随時介護を要する場合において、その月に親族又はこれに準ずる 者による介護を受けた日があるとき(その月に介護に要する費用を 支出して介護を受けた日がある場合にあつては、当該介護に要する 費用として支出された額が二万八千四百円以下である場合に限る。 ) 二万八千四百円 - 2 - 海 上 保 安官 に 協 力援 助 し た者 等 の 災 害給 付 に 関す る 法 律施 行 令 の一 部 を 改 正す る 政 令案 参 照条 文 目次 ○ 海 上 保 安官 に 協 力援 助 し た者 等 の 災害 給 付 に 関す る 法 律( 昭 和 二十 八 年 法律 第 三 十 三号 ) ( 抄) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 ○海 上 保 安 官に 協 力 援助 し た 者等 の 災 害給 付 に 関す る 法 律 施行 令 ( 昭和 二 十 八年 政 令 第六 十 二 号 )( 抄 ) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 ○ 国家 公 務 員災 害 補 償 法( 昭 和 二十 六 年 法律 第 百 九十 一 号 )( 抄 ) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 ○ 職 員の 災 害 補償 ( 昭 和四 十 八 年 人事 院 規 則一 六 ― ○) ( 抄 ) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 ○ 労 働 者災 害 補 償保 険 法 (昭 和 二 十二 年 法 律 第五 十 号 )( 抄 ) ○ 労 働 者災 害 補 償 保険 法 施 行規 則 ( 昭和 三 十 年労 働 省 令 第二 十 二 号) ( 抄 ) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 海 上 保 安官 に 協 力援 助 し た者 等 の 災 害給 付 に 関す る 法 律施 行 令 の一 部 を 改 正す る 政 令案 参 照条 文 ○ 海 上 保 安官 に 協 力援 助 し た者 等 の 災害 給 付 に 関す る 法 律( 昭 和 二十 八 年 法律 第 三 十 三号 ) ( 抄) (給 付 の 種 類) 第 五条 こ の法 律 に より 行 う 給付 の 種 類 は、 次 に 掲げ る も のと す る 。 一 療 養 給 付( 協 力 援 助者 ( 第 三条 に 規 定す る 場 合に お い て海 難 救 助 又は 現 行 犯人 の 逮 捕若 し く は被 害 者 の 救助 に 当 たつ た 者 を含 む 。 以下 同 じ 。 ) が負 傷 し 又 は疾 病 に かか つ た 場合 に お ける 必 要 な 療養 又 は 当該 療 養 に要 す る 費用 の 給 付 ) 二 傷病 給 付 (協 力 援 助者 が 負 傷 し又 は 疾 病に か か り治 つ て いな い 場 合 にお い て 存す る 障 害に 対 す る給 付 ) 三 障害 給 付 ( 協力 援 助 者が 負 傷 し又 は 疾 病に か か り治 つ た 場 合に お い てな お 存 する 障 害 に対 す る 給 付) 四 介 護給 付 ( 協力 援 助 者が 傷 病 給付 又 は 障 害給 付 の 給付 の 事 由と な つ た障 害 に よ り必 要 な 介護 を 受 けて い る 場合 に お ける 給 付 ) 五 遺 族給 付 ( 協力 援 助 者 が死 亡 し た場 合 に おけ る そ の遺 族 に 対す る 給 付 ) 六 葬 祭給 付 ( 協 力援 助 者 が死 亡 し た場 合 に おけ る 葬 祭 を行 う 者 に対 す る 給付 ) 2 前 項 に掲 げ る 給付 の ほ か、 協 力 援 助者 が 負 傷し 、 又 は疾 病 に かか り 、 そ のた め 従 前得 て い た業 務 上 の収 入 を 得る こ と が でき な い 場合 に お いて 、 他に 収 入 のみ ち が な い等 特 に 必要 が あ ると き は 、休 業 給 付を 行 う こ とが で き る。 ( 給付 の 範 囲、 金 額 、支 給 方 法 等) 第 六条 前 条の 給 付 の 範囲 、 金 額、 支 給 方法 そ の 他給 付 に 関 し必 要 な 事項 は 、 国家 公 務 員災 害 補 償 法( 昭 和 二十 六 年 法律 第 百 九十 一 号 ) の規 定 を 参 し やく し て 政令 で 定 める 。 ○ 海 上保 安 官 に 協力 援 助 した 者 等 の災 害 給 付に 関 す る 法律 施 行 令( 昭 和 二十 八 年 政令 第 六 十 二号 ) ( 抄) ( 介 護 給付 ) 第 四 条 の 二 法 第 五条 第 一 項第 四 号 に規 定 す る 介護 給 付 は、 傷 病 給付 年 金 又は 障 害 給 付年 金 を 受け る 権 利を 有 す る者 が 、 当該 傷 病 給 付年 金 又 は障 害給 付 年 金の 給 付 の事 由 と な つた 障 害 であ つ て 国土 交 通 省令 で 定 める 障 害 に 該当 す る もの に よ り、 常 時 又は 随 時 介 護を 要 す る状 態 に あり 、 か つ、 常時 又 は 随時 介 護 を 受け て い る場 合 に おい て 、 当該 介 護 を 受け て い る期 間 、 次項 に 定 める 金 額 を 支給 し て 行う 。 た だし 、 次 に掲 げ る 場合 に は 、 そ の入 院 し 、又 は 入 所し て い る期 間 に つ いて は 、 介護 給 付 は、 行 わ ない 。 一 病 院 又 は診 療 所 に入 院 し て いる 場 合 二 障 害 者 の 日常 生 活 及び 社 会 生活 を 総 合的 に 支 援 する た め の法 律 ( 平成 十 七 年法 律 第 百 二十 三 号 )第 五 条 第十 二 項 第五 条 第 十一 項 に 規 定す る 障 害 者支 援 施 設( 次 号 にお い て 「 障害 者 支 援施 設 」 とい う 。 )に 入 所 して い る 場 合( 同 条 第七 項 に 規定 す る 生活 介 護 ( 次号 に お いて 「 生 活介 -1 - 護 」 と いう 。 ) を受 け て いる 場 合 に 限る 。 ) 三 障 害者 支 援 施 設( 生 活 介護 を 行 うも の に 限る 。 ) に準 ず る 施 設と し て 海上 保 安 庁長 官 が 定め る も の に入 所 し てい る 場 合 2 介 護 給付 は 、 月を 単 位 とし て 行 うも の と し 、そ の 額 は、 一 月 につ き 、 次の 各 号 に 掲げ る 区 分に 応 じ てそ れ ぞ れ当 該 各 号 に定 め る 額と す る 。 一 介 護 給付 に 係 る障 害 ( 障 害の 状 態 に変 更 が あつ た 場 合に は 、 そ の月 に お ける 最 初 の変 更 の 前の 障 害 。第 三 号 に おい て 同 じ。 ) が 常時 介 護 を 要す る 程 度 の障 害 と して 国 土 交通 省 令 で定 め る もの に 該 当 する 場 合 (次 号 に おい て 「 常時 介 護 を 要す る 場 合」 と い う。 ) に おい て 、 そ の月 に 介 護に 要 す る費 用 を 支出 し て 介護 を 受 け た日 が あ ると き ( 次号 に 掲 げる と き を 除く 。 ) そ の 月 にお け る 介護 に 要 する 費 用 と して 支 出 され た 額 (そ の 額 が十 万 四 千 五百 七 十 円を 超 え ると き は 、十 万 四 千五 百 七 十 円) 二 常 時 介 護 を要 す る 場合 に お いて 、 そ の月 ( 新 た に介 護 給 付を 支 給 すべ き 事 由が 生 じ た 月を 除 く 。以 下 こ の号 及 び 第四 号 に お いて 同 じ 。) に 親 族 又は こ れ に準 ず る 者に よ る 介 護を 受 け た日 が あ ると き ( その 月 に 介 護に 要 す る費 用 を 支出 し て 介護 を 受 けた 日 が あ る場 合 に あつ て は 、当 該 介 護に 要 す る 費用 と し て支 出 さ れた 額 が 五万 六 千 七百 九 十 円 以下 で あ る場 合 に 限る 。 ) 五 万 六 千 七百 九 十 円 三 介 護給 付 に 係る 障 害 が随 時 介 護を 要 す る 程度 の 障 害と し て 国土 交 通 省令 で 定 め るも の に 該当 す る 場合 ( 次 号に お い て「 随 時 介 護を 要 す る場 合 」 と いう 。 ) にお い て 、 その 月 に 介護 に 要 する 費 用 を支 出 し て介 護 を 受 けた 日 が ある と き (同 号 に 掲げ る と き を除 く 。 ) そ の 月に お け る 介 護 に 要す る 費 用 とし て 支 出さ れ た 額( そ の 額が 五 万 二 千二 百 九 十円 を 超 える と き は、 五 万 二 千二 百 九 十円 ) 四 随 時 介護 を 要 する 場 合 にお い て 、 その 月 に 親族 又 は これ に 準 ずる 者 に よ る介 護 を 受け た 日 があ る と き( そ の 月に 介 護 に 要す る 費 用を 支 出 し て介 護 を 受け た 日 が ある 場 合 にあ つ て は、 当 該 介護 に 要 する 費 用 と して 支 出 され た 額 が二 万 八 千四 百 円 以 下で あ る 場合 に 限 る。 ) 二万 八 千 四百 円 ○ 国家 公 務 員災 害 補 償 法( 昭 和 二十 六 年 法律 第 百 九十 一 号 ) (抄 ) 三 ( 介 護補 償 ) 第 十 四条 の 二 傷病 補 償 年金 又 は 障害 補 償 年金 を 受 け る権 利 を 有す る 者 が、 当 該 傷病 補 償 年 金又 は 障 害補 償 年 金を 支 給 すべ き 事 由と な つ た 障害 で あ つ て 人事 院 規 則で 定 め る程 度 の も のに よ り 、常 時 又 は随 時 介 護を 要 す る状 態 に あ り、 か つ 、常 時 又 は随 時 介 護を 受 け て いる 場 合 にお い て は、 国 は 、 当該 介 護 を受 け て い る期 間 、 介護 補 償 を支 給 す る。 た だ し 、次 に 掲 げる 場 合 には 、 そ の入 院 し 、 又は 入 所 して い る 期間 に つ いて は 、 介 護 補 償 の 支 給は 、 行 わな い 。 一 病 院 又は 診 療 所に 入 院 し てい る 場 合 二 障 害 者の 日 常 生 活及 び 社 会生 活 を 総合 的 に 支援 す る た めの 法 律 (平 成 十 七年 法 律 第百 二 十 三 号) 第 五 条第 十 一 項に 規 定 する 障 害 者支 援 施 設 ( 次号 に お いて 「 障 害者 支 援 施設 」 と い う。 ) に 入所 し て いる 場 合 (同 条 第 七項 に 規 定 する 生 活 介護 ( 次 号に お い て「 生 活 介 護」 と い う。 ) を 受け て い る場 合 に 限る 。 ) 障 害 者 支 援施 設 ( 生活 介 護 を行 う も のに 限 る 。 )に 準 ず る施 設 と して 人 事 院が 定 め る もの に 入 所し て い る場 合 介護 補 償 は、 月 を 単位 と し て 支給 す る もの と し 、そ の 月 額は 、 常 時又 は 随 時 介護 を 受 ける 場 合 に通 常 要 する 費 用 を 考慮 し て 人事 院 規 則で 定 め 2 -2 - る 額 と する 。 ○ 職 員 の 災害 補 償 (昭 和 四 十八 年 人 事院 規 則 一 六― ○ )( 抄 ) (介 護 補 償 の月 額 ) 第 二十 八 条 の三 介 護補 償 の 月額 は 、 前 条の 表 に 掲げ る 介 護を 要 す る状 態 の 区 分に 応 じ 、労 働 者 災害 補 償 保険 法 第 十九 条 の 二 の規 定 に より 厚 生 労 働 大臣 が 定 める 額 に 準 じて 人 事 院が 定 め る額 と す る。 ○ 労 働者 災 害 補償 保 険 法( 昭 和 二 十二 年 法 律第 五 十 号) ( 抄 ) 第 十 九 条の 二 介護 補 償 給付 は 、 月を 単 位 と して 支 給 する も の とし 、 そ の月 額 は 、 常時 又 は 随時 介 護 を受 け る 場合 に 通 常要 す る 費 用を 考 慮 して 厚 生 労 働 大臣 が 定 める 額 と す る。 ○労 働 者 災害 補 償 保険 法 施 行規 則 ( 昭 和三 十 年 労働 省 令 第二 十 二 号) ( 抄 ) (介 護 補 償 給付 の 額 ) 第 十八 条 の 三の 四 介護 補 償 給 付の 額 は 、労 働 者 が受 け る 権利 を 有 する 障 害 補 償年 金 又 は傷 病 補 償年 金 の 支給 事 由 と なる 障 害 (次 項 に おい て 「 特 定 障害 」 と いう 。 ) の 程度 が 別 表第 三 常 時介 護 を 要す る 状 態 の項 障 害 の程 度 の 欄各 号 の いず れ か に 該当 す る 場合 に あ つて は 、 次の 各 号 に 掲げ る 介 護 に要 す る 費用 の 支 出に 関 す る区 分 に 従 い、 当 該 各号 に 定 める 額 と する 。 一 その 月 に おい て 介 護 に要 す る 費用 を 支 出し て 介 護を 受 け た日 が あ る 場合 ( 次 号に 規 定 する 場 合 を除 く 。 ) その 月 に おい て 介 護に 要 す る費 用 と し て支 出 さ れ た費 用 の 額( そ の 額が 十 万 四千 五 百 七 十円 を 超 える と き は、 十 万 四千 五 百 七 十円 と す る。 ) 二 そ の月 に お いて 介 護 に要 す る 費 用を 支 出 して 介 護 を受 け た 日が あ る 場合 で あ つ て介 護 に 要す る 費 用と し て 支出 さ れ た 費用 の 額 が五 万 六 千七 百 九 十 円に 満 た ない と き 又 はそ の 月 にお い て 介護 に 要 する 費 用 を 支出 し て 介護 を 受 けた 日 が ない 場 合 で あつ て 、 親族 又 は これ に 準 ずる 者 に よ る 介 護 を 受け た 日 があ る と き。 五 万六 千 七 百 九十 円 ( 支給 す べ き事 由 が 生じ た 月 に おい て 介 護に 要 す る費 用 と して 支 出 され た 額 が 五万 六 千 七百 九 十 円に 満 た ない 場 合 に あつ て は 、当 該 介 護に 要 す る費 用 と して 支 出 さ れた 額 と する 。 ) 2 前 項 の規 定 は 、 特定 障 害 の程 度 が 別表 第 三 随時 介 護 を 要す る 状 態の 項 障 害の 程 度 の欄 各 号 の いず れ か に該 当 す る場 合 に おけ る 介 護補 償 給 付 の 額 につ い て 準用 す る 。こ の 場 合に お い て 、同 項 中 「十 万 四 千五 百 七 十円 」 と ある の は 「 五万 二 千 二百 九 十 円」 と 、 「五 万 六 千 七百 九 十 円」 と あ る のは 「 二 万八 千 四 百円 」 と 読 み替 え る もの と す る。 -3 -
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