2016 年 3 月 24 日 東京海上日動火災保険株式会社 新商品「D&O

2016 年 3 月 24 日
東京海上日動火災保険株式会社
新商品「
商品「D&O マネジメントパッケージ」の販売開始
マネジメントパッケージ」の販売開始について
」の販売開始について
東京海上日動火災保険(取締役社長 永野 毅、以下「当社」)は、近年の企業経営におけるコ
ーポレートガバナンス強化、グローバル化等の環境変化や、役員の責任を問う高額な賠償判決
事案の増加等を受け、会社役員賠償責任保険(以下 D&O 保険)の新商品「D&O マネジメントパッ
ケージ」を新たに開発し、2016 年 4 月 1 日から販売開始することといたしました。
本商品は従来の D&O 保険の補償内容を大幅に拡充し、役員・経営陣の皆様のリスクを包括的
に補償する内容となっております。
1.商品開発の
1.商品開発の背景
商品開発の背景
近年、コーポレートガバナンス強化やグローバル化の進展により、役員の皆さまには、透明性
や公正性が求められております。また、株主代表訴訟や第三者訴訟による賠償額の高額化を受
け、役員個人のリスクも増しており、適切なリスクテイクとリスクコントロールの重要性が高まって
います。
2015 年 7 月には、経済産業省が会社法の新たな解釈指針および D&O 保険検討時のポイント
を発表し、2016 年 2 月には国税庁から、役員個人が負担していた保険料を会社が全額負担可能
とするための手続きが示されたことで、D&O 保険の補償見直しの動きも広がっています。
このような環境を踏まえ、当社は、従来の D&O 保険の補償を大幅に拡大し、経営者のリスクを
包括的に補償する「D&O マネジメントパッケージ」を開発いたしました。
2.新
2.新商品「D&O
商品「D&O マネジメントパッケージ」の
マネジメントパッケージ」の主な
」の主な特徴
主な特徴
株主代表訴訟・第三者訴訟に加え、会社訴訟(会社から役員への賠償請求)も補償します。
ハラスメント・不当解雇のほか、過労死・過労自殺により、従業員から役員に訴訟が提起され
た場合にも、役員が負担する損害賠償金・争訟費用を補償します。
社外役員(社外取締役・社外監査役)と役員のご家族(相続人)に対しては、追加支払限度額
(1名1億円限度、全体で3億円限度)を提供します。
役員個人が負担する費用の拡充に加え、会社が負担する費用(第三者委員会設置費用や
社内調査費用等)も幅広く補償します。
3.今後の展開
当社グループは、2015 年 10 月に欧米において D&O 保険の引受実績が豊富な HCC 社を買収
したほか、アジア地域においても当社現法による D&O 保険の引受態勢を整備・拡大し、全世界の
80 か国・地域において現地で D&O 証券の発行が可能です。
当社は今後も、充実したグローバルネットワークを通じて、お客様の「グローバルベースでの危
機管理体制・リスクマネジメントの確立・実践」を目的とするグローバルプログラムの構築、現地で
のクレーム対応など、海外に事業展開する企業の役員・経営者の皆さまにも、安心して経営に専
念いただける商品・サービスを開発し、提供してまいります。
以上