清掃、警備業務委託契約書(案) 沖縄県中央卸売市場長 場長 (以下「甲」という。)と 受 注 者 名 (以下「乙」という。)とは、沖縄県中央卸売市場の清掃、警備業務について次のとおり契約を締結する。 (総則) 第1条 乙は、契約書に定めるもののほか、頭書の業務(以下「業務」という。)を別紙【仕様書】に基づ き、信義を守り誠実かつ良心的に行うものとする。 2 前項の仕様書に明記されていない事項があるときは、甲乙協議の上これを定める。ただし、軽 微な事項については、甲の指示に従うものとする。 (善管注意義務と損害賠償義務) 第2条 乙は、善良なる管理者の注意をもって、当該委託業務を履行しなければならない。 2 乙は、業務の履行に際し、甲又は第三者に損害を及ぼしたときは、その責任を負わなければな らない。ただし、その損害の発生が甲の責に帰すべき理由による場合は、この限りではない。 3 前項の賠償は、客観的に容認される金額若しくは関係機関による証明書等に基づいて確認さ れる相当額とする。 (労働関係法の遵守) 第3条 乙は、労働基準法や最低賃金法等労働関係法を遵守しなければならない。 2 甲は、受託契約の履行について必要があると認めるときは、乙に対して受託業務の処理状況に ついて調査し、又は、報告を求めることができる。 3 乙は、受託業務に係る経費について、帳簿を備え、収入支出の額を記載したその出納を明らか にしておかなければならない。 (契約期間) 第4条 この契約の期間は、平成28年4月1日から平成29年3月31日までとする。 (契約金額) 第5条 この契約の契約金額(以下「委託料」という。)は、 円 (月額 円) (うち取引に係る消費税及び地方消費税額は 円) とする。 2 前項の消費税額及び地方消費税額は、消費税法第28条第1項及び第29条の規定並びに地 方消費税法第72条の82及び第72条の83の規定に基づき算出したもので、契約金額に108分8を 乗じて得た金額である。 (委託料の支払い) 第6条 委託料は月払いとし、乙は委託料の支払いを受けるため、その月の経過後速やかに適法な請 求書を甲に提出し、甲は請求書を受理した日から30日以内に乙に対し支払うものとする。 (業務の調査等) 第7条 甲は本契約の履行について必要と認めるときは、乙に対して業務の処理状況について調査 し、又は報告を求めることができる。 (従業員の規律維持) 第8条 乙は、従業員の身上、風紀、衛生及び規律の維持に関して一切の責任を負い、従業員に対す る雇用者及び使用者として法令上のすべての責任を負うものとする。 (守秘義務) 第9条 甲乙ともに、本契約実施に当たって知りうることができる相手方の秘密を第三者に漏らしてはな らない。この契約が終了し、又は解約された後においても同様とする。 (権利義務の譲渡等の禁止) 第10条 乙は、この契約により生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し又は承継させてはならない。担保 の目的物とすることも同様とする。ただし、あらかじめ甲の書面による承諾を得た場合は、この限り ではない。 (再委託の禁止) 第11条 乙は、委託業務の全部又は一部を第三者に委託し又は請け負わせてはならない 2 乙は、甲が仕様書で指定した契約の主たる部分の履行を第三者に委任し、または請負わせて はならない。 3 乙は、本契約の競争入札参加者であった者、指名停止措置を受けている者、暴力団員または 暴力団と密接な関係を有する者に契約の履行を委任し、または請負わせてはならない。 4 乙は、契約の一部を第三者に委任し、または請負わせようとするときは、再委託承認申請書を 甲に提出するとともに、事前に書面による県の承認を受けなければならない。 5 乙は、前項により第三者に委任し、または請負わせた業務の履行及び当該第三者の行為につ いて全責任を負うものとし、当該第三者が甲に損害を与えた場合、乙はその損害を賠償しなけれ ばならない。 6 乙が第1項から第4項に違反したときは、甲は本契約を解除することができる。これにより乙また は乙が業務の一部を委任し、または請負わせた第三者に発生した損害について、県は賠償責任 を負わないものとする。 (費用の負担) 第12条 業務に必要な器具及び材料は、すべて乙の負担とする。ただし、業務にかかる光熱水費は甲 の負担とする。 (契約内容の変更) 第13条 甲は、必要がある場合には、業務の内容を変更し、若しくは一時中止し、又は打ち切ることが できる。この場合において、委託料又は履行期限を変更する必要があるときは、甲乙協議の上書 面により、これを定める。 2 前項の場合において、乙が損害を受けたときは、甲はその損害を賠償しなければならない。 (委託料の変更) 第14条 委託料は、業務の内容に変更があったとき、物価・賃金に著しい変動があったとき、その他特 に委託料の変更を要する事情が発生したときは、甲乙協議の上、書面によりこれを定める。 (甲の解除権) 第15条 甲は、乙が次の各号に該当する場合においては、この契約を解除することができる。 (1) この契約に違反し、又は違反するおそれがあると認められたとき。 (2) この契約の履行について、乙又はその代理人に不正の行為があったとき。 (3) 故意又は過失により甲に重大な損害を与えたとき。 (4) 正当な理由がなく、契約の履行を怠ったとき。 2 甲は、前項に規定する外、特に必要があるときは、3ヶ月間の予告期間をもって、この契約を解 除することが出来る。この場合において、乙が損害を生じたときは甲はこれを賠償するものとす る。 3 第1項の(2)~(5)規定により契約を解除した場合において、乙は甲に対し、このために甲に生じ た損害を賠償しなければならない。 4 翌年度以降において歳入歳出予算の当該金額について減額又は削除があった場合 5 甲は、この契約を解除しようとするときは、その理由を記載した書面により乙に通知するものとす る。 (乙の解除権) 第16条 乙は、次の各号に該当する場合においては、この契約を解除することができる。 (1) 第12条に基づく契約内容の変更をしたため、契約金額が3分の2以上減少したとき。 (2) 甲が契約に違反し、その違反により、業務を完成することが不可能となったとき。 2 前項の規定により、契約を解除した場合は前条第3項の規定を準用する。 (疑義不明の場合の協議) 第17条 この契約に定めのない事項又は契約事項に疑義が生じたときは、甲乙協議の上、これを定め るものとする。 (裁判所の合意管轄) 第18条 本契約に関する訴えの管轄は、沖縄県庁の所在地を管轄区とする那覇地方裁判所とする。 この契約を証するため、本契約書2通を作成し、甲乙記名押印の上、各自その1通を保有する。 平成 年 月 日 甲 沖縄県浦添市伊奈武瀬1-11-1 沖縄県中央卸売市場 場長 場長 乙
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