ヴラディーミル・チェルトコフ 映画とトーク サクリファイス 2016年3月24日(木) 18時~20時半 西宮男女共同参画センターウェーブ 411学習室 〒663-8204 兵庫県西宮市高松町 4-8 TEL0798-64-9495 開場 17時半 18時「サクリファイス」上映 (25分) 18時半~ チェルトコフ氏講演(通訳有) 参加費 定員 500円 60名 主 主催 催 「「子 子ど ども も脱 脱被 被ば ばくく裁 裁判 判」」を を支 支え える る会 会・・西 西日 日本 本 ℡ 090-3611-0162(後藤) 協 協賛 賛 現 現代 代を を問 問うう会 会 VVIIDDAA の の会 会 090-1027-3510(赤塚) ヴラディーミル・チェルトコフ氏略歴 1935 年セルヴィア生まれ 80 歳。母語ロシア語、イタリア国籍のジャーナリスト。 スイス、イタリアテレビ局(TSI)とイタリア国営テレビ局(RAI)のディレクターとして、50 本以上の ドキュメンタリーを政策、活躍してきた。チェルノブイリ原発事故の被害地に入り、取材を続けた。2001 年キエフで開かれた WHO 後援による「チェルノブイリの健康影響に関する国際会議」は、IAEA・UNSCARE・ ICRP の代表者たちが顔を連ね、科学者や現地の医療関係者たちと大論争となった。チェルトコフは、そ の様子を取材・録画し、事故処理にあたった作業員たちのその後を描いたドキュメンタリー『サクリフ ァイス(犠牲)』をエマヌエラ・アンドレオリと制作し、パリ国際環境映画祭で受賞(2003 年)。ついで、 『核論争』 (邦題: 『真実はどこに?』 )を制作し、大反響を引き起こした。どちらも、事故によって放出 された人工放射性物質による内部被ばくが何をもたらすかを現す貴重なドキュメンタリーである。 この映画の取材過程で得た情報を詳細に綴った主著『チェルノブイリの犯罪』 (2006 ACTES SUD 社)が翻訳され、2015 年日本語版が出版された(上下巻 緑風出版)が、本書は、アレクセオ・ヤブロ コフがチェルノブイリ事故後の第一級の資料の一つ、と言わしめたほど、最重要文献である。 サクリファイス(原題:LE SACRIFICE 犠牲) 『サクリファイス―犠牲者―リクビダートルの知られざる真実』 2003 年 スイス (25分) 監督:エマヌエラ・アンドレオリ ・ヴラディーミル・チェルトコフ チェルノブイリ原発事故の収束にあたった“5人”のリクビダートル(ロシア語で後始末をする人の意) 1991 年から 2001 年までの彼らの様子を追ったドキュメンタリー映画 リクビダートルの総数は 60~80 万人、そのうち 1986 年と 1987 年に作業にあたった約 20 万人が大き な被曝を受けたとされている。事故処理作業時の平均年齢は約 35 歳。ウクライナ、ベラルーシ、ロシア それぞれでリクビダートルの国家登録が行われている。ロシアに住むリクビダートルのうち 65905 人(平 均被曝量 120 ミリシーベルト)を対象に 1991 年から 1998 年までを追跡した結果によると、その間の死 亡は 4995 件(7.6%)であった。ベラルーシでのある調査によると、地元一般住民に比べて結腸癌や膀 胱癌、甲状腺癌がはっきりと過剰に発生している。 「子ども脱被ばく裁判」を支える会・西日本 2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故により福島でひどい放射能汚染を受け、「低線量の放射線に長期 間にわたり継続的に曝されることによって、その生命・身体・健康に対する被害の発生が危惧される」(2013年4月24日 仙台高等裁判所判決文抜粋)と司法も認めているように、子どもたちの健やかな成長が脅かされています。その中で、 福島に住む人々が、「子どもたちが被ばくの心配のない環境で教育を受けること」(子ども人権裁判)をそれぞれが居住 する自治体(福島市、川俣町、伊達市、田村市、郡山市、いわき市、会津若松市)に求めるとともに、事故後、県外に避難し た人たちとも力を合わせて、国と福島県に対し、「原発事故後、子どもたちに被ばくを避ける措置を怠り、無用な被ばく をさせた責任」(親子裁判)を追及するために、2014年8月29日福島地方裁判所に提訴しました。通称「子ども脱被ばく 裁判」といいますが、支える会・西日本はそれを全国から応援する会です。2015年4月に立ち上げ、広く西日本に裁判の 状況を伝え、資金、署名などの応援を募ってきました。見えない痛くない放射線の被害から命を守る道を開くには、チェ ルノブイリ原発事故で先を行った人々の学んだことをしっかりと受け取る必要があると考え、今回の学習会を企画しま す。ぜひおいでいただき、映画を見て、チェルトコフ氏に会って下さい。 連絡先 「子ども脱被ばく裁判」を支える会・西日本 ブログ http://kodomodatu.jugem.jp/ 会場アクセス ℡ 090-3611-0162(後藤) Email [email protected] 阪急西宮北口駅南口から約 100m。「プレラにしのみや」4階
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