世界最大手の Maersk Group と全船契約を締結

NEWS RELEASE
2016 年 3 月 23 日
ウェザーニューズ、世界最大手の Maersk Group と全船契約を締結 〜最大約 800 隻のコンテナ船・タンカー船隊の安全・環境運航をサポート〜
株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、海運業界
において世界最大手である Maersk Group 傘下の Maersk Line(本社:デンマーク・コペンハーゲン、
CEO: Søren Skou)お よ び Maersk Tankers(本 社 : デ ン マ ー ク ・ コ ペ ン ハ ー ゲ ン 、 CEO: Morten H. Engelstoft)と TFMS(トータルフリートマネージメント)サービスの提供契約を締結したと発表
しました。今後、2 社の運航船舶、最大約 800 隻を対象に、出港から航海中、目的地到着まで全て
の 運 航 過 程 に お い て 、 気 象 ・ 海 象 予 測 を 活 用 し た 安 全 管 理 を 支 援 す る SSM(Safety Status Monitoring)サービス
1)
と、燃料消費量の低減をはじめとする運航コストの最適化を支援する
OSR(Optimum Ship Routeing)サービス 2)を提供します。 Maersk Group は、安全運航の徹底に加えて海運事業において船舶運航に関わる CO2 排出量削減
や環境保全に取り組んでいます。当社が提供するサービスにより一層強化、改善されることが期
待されています。 当社は、欧州の海運会社へのサービス強化を目的として 2015 年 6 月にデンマーク・コペンハー
ゲンに航海気象サービスセンターを開設いたしました。今回の Maersk Group との取り組み開始を
受けて、今後、コペンハーゲンサービスセンターを中心とした世界 5 カ国(日本、デンマーク、
アメリカ、オランダ、フィリピン)の拠点から、Maersk Group の運航する全ての船に対して 24 時
間 365 日、切れ目のないサポートときめ細かいコミュニケーションを行います。 ウェザーニューズは今後も海運業界のニーズに応えるため、新サービスの開発やサービス品質
向上に取り組んで参ります。 1) SSM(Safety Status Monitoring)サービス 船舶の出港から航海中、目的地の到着まで、シームレスに気象・海象リスクをモニタリングし、
船長および陸上オペレーターに対して一船ごとの安全管理を支援するサービス。 2) OSR(Optimum Ship Routeing)サービス 安全性最重視に加えて、最短時間、最適燃料消費など、一航海ごとの目的に応じて、安全性・
経済性のバランスをとった航路やスピードを推薦する最適航海計画立案支援サービス。