チラシの配布にご協力いただける方は

まにわ
ちゅうか
募集要項
真庭市中和地区
岡山県真庭市
★ 中和地区
平成17年、9町村が合併し、真庭市が
誕生しました。市の北部には、蒜山高原
が広がり、
日本一を誇るジャージー牛
の乳製品は全国的に知られています。
南部は農林業が盛んで、泉質良好な湯
原温泉、のれんの町並みで知られる勝
山町並み保存地区などがあります。
良質なスギ・ヒノキを産出する林業、木
材加工業は、市の象徴である木質バイ
オマス産業を支えています。近年、出力
1万キロワットの木質バイオマス発電
所が稼動し、
「里山資本主義」の先進的
取り組みとして全国から注目を集めて
います。
真庭市中和地区
当塾のフィールドである中和地区は、
真庭市北部の旧中和村エリアです。里
山と水田を中心とした穏やかな田園風
景が広がります。
「津黒いきものふれあい
の里」は環境教育や里山体験の拠点。
隣接する津黒高原荘には、温泉加温用
の薪ボイラーが設置され、地域住民が
薪を供給しています。近年、
自然農法や
草木染め、里山資源を活用したスモー
ルビジネスに挑戦する若者など、U・I
ターンが増えてきました。地域資源を
見つめ直し、多種多様な「なりわい」を
創造する
「小さな里山資本主義」の取り
組みが動き始めています。
アクセス
塾の開講にあわせて、津山駅より無料
送迎を行います。
[高速バス]
津山まで、大阪から3時間
岡山から1時間半(JRも同じ)
[自家用車]
現地まで、大阪から3時間/
岡山から1時間半/倉吉から45分
期 間:初年度 前期 2016年5月∼9月(全5回)
後期 10月∼2017年1月(全4回)
フィールド:岡山県真庭市中和地区
定 員:20名程度
受 講 料:前期:1万5千円 後期:1万5千円
通年申し込み:2万円
※希望者はコミュニティセンターで宿泊可能。
1泊3,500円(食費、布団代として)
応募条件:18歳以上の方
応募方法:当塾サイトの応募フォームよりお申し込みください。
書類選考の後、面談を予定しています。
締め切り :4月20日
(水)必着
現地見学会のご案内
日時:第1回:2016年3月21日
(月・祝)
第2回:2016年4月 2日
(土)
いずれも13:00集合∼15:30解散 集合:津黒高原荘(真庭市蒜山下和1080 TEL: 0867(67)2221)
※高速バス・JRご利用の方は津山駅より無料送迎があります。
※現地までのアクセスはご相談に応じますのでご連絡下さい。
内容:塾のガイダンス
⇒一の茅集落・中和神社・中和小学校・薪の取組みなど視察
⇒蒜山耕藝の食卓「くど」にて質疑応答 ⇒ 解散 真庭なりわい
真庭
真庭なりわい塾
なりわい塾
農山村には、100の「なりわい」があります。
「なりわい」とは、「働くこと、生きること」。
お金だけに頼るのではなく、田畑で作物を育て、
薪や炭で暖をとり、森からの恵みをいただく。
人との絆を大切にして、地域の中でお互いに助け合う暮らし。
そんなライフスタイルを本気でデザインしてみませんか?
2016年5月
岡山県真庭市で開講
塾生募集中
お問い合わせ・お申込み
【真庭事務局】
〒719-3292 岡山県真庭市久世2927-2
真庭市交流定住推進課内(担当:福井)
Tel.0867-42-1179 Fax.0867-42-1353
E-mail:[email protected]
【東京事務局】
〒156-0051東京都世田谷区宮坂3-10-9 経堂フコク生命ビル3階
NPO法人共存の森ネットワーク内(担当:小関)
Tel.03-6432-6580 Fax.03-6432-6590
E-mail:[email protected]
真庭なりわい塾
facebookもあります。
主催 真庭なりわい塾実行委員会
(岡山県真庭市、中和地区、NPO法人共存の森ネットワーク)
稼ぐための職業から
生きるための生業(なりわい)へ
カリキュラム
講師・メンター
想
塩見 直紀さん(半農半X研究所)
い
真庭なりわい塾で を「カタチ」に
真庭なりわい塾では、かつての日本人の「なり
わい」をみつめることから始めたいと考えていま
1
す。かつて、
といってもほんの数十年前まで、
日本
地域を歩いて、見て、聞い
て、農山村の暮らしへの理
解を深めるとともに、個々
の「なりわい」
をイメージ
し、キャリアプランを描い
ていきます。
人の暮らしは「身近な自然」
と
「コミュニティ」に
よって支えられていました。
ところが、1960年代
の高度経済成長とともに、
日本人の「なりわい」
のカタチは大きく変わりました。農山村から都市
に人が流れ、海外の食料や石油資源に頼るようになりました。経済のグ
年目
基礎編
2
年目
実践編
地域の課題やその解決を模索するプ
ロジェクトプランを、仲間とともに実
践し、新たなコミュニティビジネスを
構想する力を養います。
プロジェクト企画・実践
ローバル化は環境破壊を引き起こし、貧富の格差も深刻化しています。
くらし
自然の恵みを活かした
暮らしを創る力
稼ぎ
コミュニティビジネスを
創造する力
もともと日本には、
「百姓」
という言葉に象徴されるように、たくさんの
「なりわい」がありました。たとえば、食料やエネルギーをある程度、
自給
キャリア
プランニング
する。季節ごとに複数の仕事を組み合わせる。地域の困りごとを自分の
仕事にする。
それぞれの知恵や技術、ネットワークを持ち寄り、地域資源
を活かしながら働く。
そんな選択肢も、私たちにはあるはずです。
当塾では、真庭市北部の中和地区をフィールドに、遥か昔から紡いで
レクチャー
地元学
聞き書き
ワークショップ
地域で暮らしを支
つとめ え合う力
つながり 志をともにする
仲間との出会い
きた暮らしを学びながら、持続可能なライフスタイルを模索し、新しい
「なりわい」のカタチを創造します。夢と志ある皆さんの参加をお待ちし
ています。 塾長 渋澤寿一
初年度「基礎編」
・農山村にIターン、Uターンしたい
こんな人が
・農山村と都市をつなぐシゴトがしたい
塾
・地域資源を生かしたスモールビジネスに関心がある
生 ・半農半Xな暮らしがしたい
です。
・これからの働き方、生き方を真剣に考えたい
前期【地域をみつめ、地域に学ぶ】全5回
第1回5月21∼22日 入塾式/集落をあるく・みる・きく
第2回6月11∼12日 地域の産業と暮らし∼食と農∼
第3回7月 9∼10日 地域の産業と暮らし∼森林とバイオマス∼
京都府綾部市生まれ・在住。33 歳でUターンし、NPO
法人里山ねっと・あやべのスタッフとして都市農村
交流事業等に携わる。21世紀の生き方・暮らし方と
して、
「半農半X(=天職)」のコンセプトを提唱。
自
給農に勤しむ傍ら、国内外で講演や地域づくりのた
めのワークショップ等の活動を行う。
伊藤 洋志さん(LLPナリワイ代表)
香川県丸亀市出身。京都大学大学院卒業。頭と体が
丈夫になってやればやるほど仲間が育つ「ナリワイ」
を実践。
シェアアトリエの運営、
「モンゴル武者修行
ツアー」のほか「全国床張り協会」などギルド的団体
運営も行う。著書に『ナリワイをつくる』
『フルサトを
つくる』など。 ナリワイ http://nariwai.org/
高谷 絵里香さん(農業生産法人 蒜山耕藝)
千葉県での農業研修・就農を経て、2011年夏、夫と
仲間とともに中和地区に移住し、蒜山耕藝を設立。
自然農法による米・野菜等の栽培・加工に取組む。
2014年、農家の納屋をリノベーションし、直売所・加
工所・カフェの機能をもつ「くど」をオープン。 蒜山耕藝ホームページ http://hiruzenkougei.com/
赤木 直人さん(一般社団法人アシタカ)
大阪に生まれ育ち、結婚と子どもの誕生を機に中和
へ移住。観光協会に勤務する傍ら、2015年に地域振
興組織として一般社団法人アシタカを立ち上げ、薪
供給事業や特産品づくり等、里山資源を活用したス
モールビジネスに取り組む。 アシタカホームページ http://ashitaka.or.jp/
第4回8月20∼21日 地域のお年寄りに話を聞く
力 を
こんな 身につけます!
地元の方やIターン
した先輩たちとの交
流を通して、
地域資
源を活用しながら、
自ら暮らしを創る力
を養います。
地元学や聞き書きを
通して、
地域を知り、
地域に愛着を持ち、
地域に溶け込むとは
どういうことかを体
感します。
暮らしを
創る力
なりわいを
構想する力
地域を 志をともにする
支える力 仲間づくり
第5回9月10∼11日 これからの生き方を考える
地域の課題やその解
決への模索、
実践な
どを通して、
新たなコ
ミュニティビジネスを
構想していく力を養
います。
講座や活動を共にし、
自ら一歩を踏み出す
勇気を得るとともに、
同じ志を持つ仲間を
つくります。
後期【これからの社会と暮らしを考える】全4回
第6回10月 8∼10日 農山村に学ぶ∼コミュニティの原点とは∼
第7回11月12∼13日 地域資源を考える∼公共サービスとエネルギー∼
第8回12月10∼11日 経済と地域
∼自分でみつける「豊かさ」と「幸せ」の基準∼
第9回 1月28∼29日 これからの社会のカタチ
∼小さな里山資本主義∼
※原則として土日の1泊2日開催。
※2年目「実践編」の詳細は、2017年1月に決定する予定です。
駒宮 博男さん(NPO法人地域再生機構理事長)
地域の自治の再生を通じて、持続可能な社会の実
現をめざすことをミッションとして掲げ、小水力発電
や「木の駅プロジェクト」などを各地で実践する。
1993年より岐阜県恵那市に居を構え、食の自給を
めざす。愛知県豊田市、
トヨタ自動車、地域の未来・
志援センターの三者で主催する
「豊森なりわい塾」
を塾長の渋澤とともに立ち上げ、講師を務める。
藤山 浩さん(島根県中山間地域研究センター 研究統括監)
島根県益田市生まれ。田園回帰による中国地方の
人口増加について研究。毎年1%ずつ人口を増や
し、地域経済が循環する仕組みをつくることで、農山
村は再生すると提唱。
自身も、ふるさとに新居を構
え、薪ストーブで暖房。毎年6トンの薪割りが趣味。
島根県立大学連携大学院教授。
このほか、
山村起業やコミュニティビジネスの実践者など、
さまざまな講師を予定。