〔問 30〕では、54 項目( 〔問 29〕に示す項目)のうち、今の岸和田のまちづくりにとって重要だと思われる 項目を選んでもらいました(複数回答可、最大 5 つまで) 。 図示している数値は、重要だと思われた人の数を全回答者数(1,617)で割ったものです(例:「道路・交通網 の整備」を重要と回答した人の数/全回答者数=345/1,617×100=21.3%)。 下記グラフのとおり、重要度の高いものの 1 位は、「道路・交通網の整備」(21.3%)であり、以下「高齢者の 生活支援」(20.0%)「子どもたちに人間性や社会性を身につけさせるための取組」(17.4%)、と続きます。昨年 度調査と比較すると、順位の変動はあるものの、上位 10 施策のうち 9 施策が昨年度と同じものとなっており、大 きな変化は見られません。 一方、重要度が低いものは、順に、 「消防機能の充実」 (1.5%)、 「男女共同参画意識の高揚」 (1.7%) 、 「文化財 の保護」 (1.8%)となっています。下位 10 施策でも、8施策は昨年度から引き続き同じものという結果になりま した。 道路・交通網の整備 21.3% 20.0% 高齢者の生活支援 子どもたちに人間性や社会性 17.4% を身につけさせるための取組 16.9% 防犯対策 子育て家庭の不安や負担の 16.6% 軽減対策 国民健康保険や高齢者医療 16.6% など医療保険制度の充実 市民病院の充実 16.1% 雇用の確保対策 15.6% 学校教育の内容の充実 15.5% 子どもの安全確保対策 重要度 上位 10 施策 13.4% 0.0% 5.0% 良好な景観の形成 10.0% 15.0% 20.0% 2.6% 子どもの健康管理 2.4% 消費者保護対策 2.3% 国内・国際交流の推進 2.2% まちのユニバーサルデザイ 2.2% ン化の推進 人権尊重意識の高揚 2.1% 地域の特性に応じた拠点整備 2.0% 文化財の保護 ※下線を引いた施策は、昨 1.8% 男女共同参画意識の高揚 重要度 下位 10 施策 1.7% 消防機能の充実 年度調査に引き続き上位 (下位)10 位以内の施策 1.5% 0.0% 1.0% 2.0% 3.0% 30 25.0% 重要度 × 満足度調査結果 第5 重要度× 〔問 29〕の満足度調査で、 「満足」 、「まあ満足」と回答した人の割合(以下『満足率』という。 )は下記のグラ フのとおりです。 1 位は、 「安全で良質な水道水の供給」 (51.7%)で、昨年度調査に引き続き、他の施策を引き離して高い数値と なっています。以下、 「市民病院の充実」 (29.4%) 、 「ごみの減量化とリサイクルの促進」 (27.6%)と続いており、 昨年度と比べ「市民病院の充実」の順位が上がっています。また、上位10施策の全ての施策が昨年度と同じものと なっています。 51.7% 安全で良質な水道水の供給 市民病院の充実 29.4% ごみの減量化とリサイクルの促 27.6% 進 公園の整備 26.0% 地域医療体制の充実 24.6% 消防機能の充実 子どもの適正な就園・就学の確 保 道路・交通網の整備 24.2% ※下線を引いた施策は、昨 24.0% 年度調査に引き続き上位 23.6% 10 位以内の施策 スポーツを楽しむ環境の整備 22.0% 快適な住宅環境の創出 22.0% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 〔問 29〕の満足度調査で、 「不満」 、「やや不満」と回答した人の割合(以下『不満率』という。 )は、下記のグ ラフのとおりです。 1 位は、「道路・交通網の整備」 (36.1%)となっており、以下「雇用の確保対策」(30.1%) 、「交通安全対策」 (28.6%)と続き、上位10施策のうち9施策が昨年度と同じものとなっています。 道路・交通網の整備 36.1% 雇用の確保対策 30.1% 交通安全対策 28.6% 防犯対策 28.1% 公園の整備 28.0% まちの美化対策 27.5% 25.9% 海や川などの水質汚濁防止対策 商店街等への支援 国民健康保険や高齢者医療など 医療保険制度の充実 市民病院の充実 ※下線を引いた施策は、昨 25.1% 年度調査に引き続き上位 25.1% 10 位以内の施策 24.7% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 31 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 『満足率』から『不満率』を差し引いた数値(以下『満足度』という。 )は、次ページのグラフのとおりです( 『不 満率』の値が『満足率』の値を上回る場合は、マイナス表記しています。 )。 『満足率』で最上位であった「安全で良質な水道水の供給」が、 『満足度』でも1位となり、 『不満率』で2位で あった「雇用の確保対策」が、最も低い数値となりました。 また、「公園の整備」においては、 『満足率』で4位、 『不満率』で5位であり、両方とも高い値になっているため、 『満足度』は相殺され-2.0%と0に近い値となっています。この項目について、次々ページのグラフのとおり、地 域別、年齢別に『満足度』を見ると、地域や年齢によって差があることが分かります。 32 重要度 × 満足度調査結果 第5 重要度× 44.3% 安全で良質な水道水の供給 14.9% 消防機能の充実 11.5% 文化財の保護 9.6% ごみの減量化とリサイクルの促進 8.8% 子どもの適正な就園・就学の確保 8.2% 快適な住宅環境の創出 7.7% 森林などのみどりの保全 7.1% 子どもの健康管理 満足 6.7% 地域医療体制の充実 6.6% 健康づくりへの支援 4.7% 市民病院の充実 スポーツを楽しむ環境の整備 4.1% 文化・芸術の振興 4.0% 2.5% 多様な学習機会の提供 0.0% -0.2% 人権尊重意識の高揚 自然環境の保全 公園の整備 学校教育の内容の充実 -2.5% 男女共同参画意識の高揚 -2.6% 消費者保護対策 -2.7% 学校環境の整備 -3.1% 高齢者の社会参加機会の拡充 -3.6% 良好な景観の形成 -3.6% 危機管理対策の充実 -4.0% 子どもの安全確保対策 福祉の仕組みづくり -4.4% 地域の特性に応じた拠点整備 -6.4% 障害者の社会参加機会の拡充 -6.6% 省エネや新エネなどの地球温暖化対策 まちの美化対策 -8.2% 国民健康保険や高齢者医療など医療保険制度の充実 -10.9% -11.5% -12.3% 子どもの健全育成 -6.2% -9.2% 災害を未然に防ぐための都市基盤整備 まちのユニバーサルデザイン化の推進 介護保険制度の充実 障害者の自立支援 交通安全対策 -12.5% 保育の充実 -12.5% 道路・交通網の整備 -13.3% 生活困窮者や難病患者への支援 -13.4% 子どもたちに人間性や社会性を身につけさせるための取組 -13.6% 防犯対策 -13.6% 国内・国際交流の推進 -13.8% 海や川などの水質汚濁防止対策 -13.9% 高齢者の生活支援 -14.1% 商工業の振興 -14.3% 大気汚染や騒音などの環境汚染防止対策 子育て家庭の不安や負担の軽減対策 -17.1% 商店街等への支援 -20.6% -25.5% -20.0% 高等教育の機会の提供 観光の振興 -8.2% -10.2% -30.0% -4.5% -4.6% -5.9% 不満 20.0% 平和意識の高揚 -0.8% -2.4% 満足度が「0」以 下の施策 10.0% -0.4% -2.0% 満足度が「0」を 上回る施策 5.4% 農業・漁業の振興 雇用の確保対策 -10.0% 0.0% 33 30.0% 40.0% 50.0% 「公園の整備」の項目については、「満足率」「不満率」ともに上位5位以内に入る結果となりました。この項目につ いて、どのような人が「満足」と回答し、どのような人が「不満」と回答しているかを探るため、地域別・年齢別に集 計したのが下記のグラフです。 ○公園の整備 不満 満足 -6.7% 都市中核 -2.0% 満足度が「0」以 下の地域・年齢層 岸和田北部 -6.3% 満足度が「0」を 上回る地域・年齢層 葛城の谷 20.6% 岸和田中部 久米田 牛滝の谷 -7.9% -10.0% 1.8% -5.0% 0.0% -5.8% 0 0.05 0.1 0.15 15~29 歳 -12.3% 30~49 歳 50~64 歳 -1.3% 65 歳以上 -0.15 -0.1 -0.05 0 17.4% 0.0% 34 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 0.2 0.25
© Copyright 2024 ExpyDoc