平成27年度「企業の合計特殊子宝率(愛称:企業子宝率)」調査結果の概要 1 調査状況 県内本社企業 1,064社 ※従業員数(59歳以下)10人以上の企業 うち新規回答企業数:113社 企業子宝率 平均:1.34 2 調査結果 最高値:2.58 最低値:0.07 3 今年度の分析結果 ★企業子宝率と職場環境を示す数値との関連性 ○企業子宝率が高い企業ほど ・1人当たりの有給休暇取得日数や有給休暇取得率が高くなる傾向 ・平均勤続年数が長くなる傾向 となっている。 ○このことから、企業子宝率は『働きやすい職場環境』を見分ける指標として有効であり、若者や女性などの人材を確保する うえで、『良好な職場環境』があることをアピールするものとして、企業子宝率を活用することができる。 企業子宝率 有給休暇 取得日数(日)(1人当たり年間) 有給休暇 取得率 平均勤続年数 (%)(1人当たり年間) 1.0未満 ~1.5未満 ~1.8未満 ~2.0未満 2.0以上 5.4 6.4 6.4 7.1 9.4 32.9 39.0 41.5 48.5 53.3 10.5 12.3 12.2 12.8 15.1 ※企業子宝率調査協力企業のうち、職場環境に関する調査に回答のあった企業486社を分析 ★女性労働者へのアンケート調査結果 ○育児休業からの復帰に向けた取組で活用してよかった取組は、割合の高い順に「面談(53.3%)」、 「配置転換(20.4%)」、 「慣らし勤 務制度(19.0%)」と回答があった。「面談」の割合が最も高いことから、復帰に向けてしっかりと意見を聞いてくれる場があるこ とが女性労働者にとって安心につながっているということがうかがえる。
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