所報 2015年07月号 【No.150】

マイナンバー制度セミナーのお知らせ
マイナンバー制度をはじめの一歩から学びます
マイナンバー制度とは何か?
企業がやるべきことは 入門編
7月30日(木)18:00∼20:00(17:30∼ 受付開始)
大宮ソニックシティ 804会議室
お一人様 : 1,000円(税込) 定員70名
マイナンバー制度のねらいや仕組み、事業者の役割
などを入門編としてご説明します。
㈱第一経営相談所 本部事務所経営コンサルティング室
TEL:048-651-1662 担当:伊藤
本部事務所経営コンサルティング室では現在、
以下の日程でセミナー開催を予定しております。
8月7日(金)
・24日(月) いずれも18:00∼20:00
9月7日(月)
・24日(木) (17:30∼ 受付開始)
大宮ソニックシティ 804会議室
お一人様 : 1,000円(税込) 定員各70名
セミナーのテーマ・内容等詳細については現在検討
中です。決定次第FAX、ホームページでお知らせい
たします。
㈱第一経営相談所 本部事務所経営コンサルティング室
TEL:048-651-1662 担当:伊藤
社会福祉法人向けのセミナー
社会福祉法人向け マイナンバー制度 実務編
・10月20日
9月16日(水)
(火)
いずれも13:00∼16:00(12:30∼ 受付開始)
大宮ソニックシティ 706会議室
講師:沼田 道孝 税理士(税理士法人第一経営代表社員)
お一人様 : 3,000円(税込) 定員各40名
社会福祉法人向けのセミナーです。社会福祉法人の
運営上の対応・一般企業とどう違うのかをご説明い
たします。
(各回ともセミナーの内容は同一です。)
発行
8
ホームページ
経営本部 総務部
TEL 048
(651)
1662
http://www.daiichi-keiei.com/
表紙の写真募集
担当者(山中・原冨)に
ご連絡下さい。
お客様と共に歩み
おかげさまで50周年
Contents
P2∼P3
P4
P5
P6∼P7
P8
マイナンバーのねらい・仕組み等、弁護士法人川越
法律事務所 西里壮史弁護士がお話しします。
第一経営はおかげさまで50周年をむかえ、所報も1978年に創刊されて以来37年間続いてまいり
ました。現代では広報の在り方としてもメルマガやSNS等が浸透し、速報性や利便性、つまり
“情報”
が追求されるような時代となってきました。そんな中、紙媒体の所報を続けていく意義は何かと考
えたとき、カジュアルな情報接触に留まらない、価値観の形成に寄与することにあるのではないか
と思います。一方で、どんなに味わい深いコンテンツも、触れてもらえなくては意味がありません。
そのためにも、今後はそれぞれの媒体を包括的に運用し、お客様との接触機会と接触時間を増やし
ていく必要があるのではと感じております。 越谷事務所 斉藤慎弥
〒331-0814 さいたま市北区東大成町 1-519-1
・私たちは共に成長し、働く喜びを実現します。
お一人様 : 1,000円(ぐる∼ぷ1会員は無料) 定員45名
編集後記
株式会社 第一経営相談所
・中小企業家の多面的な要求解決のために努力します。
東上パールビルヂング8階 第1会議室
報告者 : 石川 智士 弁護士(埼玉中央法律事務所) 伊藤 滋(本部事務所経営コンサルティング室)
長崎市・端島(通称軍艦島)
国連教育科学文化機関
(ユネスコ)世界遺産委員
会 が、7月8日に「明 治日
本の産業革命遺産」として登録された中のひと
つです。写真は2013年夏、原水爆禁止世界大
会に参加した本部事務所白石誠一郎が撮影。世
界遺産登録をめぐっては近隣諸国との合意を得
る話し合いなどが報道されました。夏の海に浮
かぶ島がより輝いてみえます。
本部事務所・山中信一
・中小企業の経営の発展と、平和で豊かな地域社会をつくることに貢献します。
(JR・東武東上線川越駅西口から徒歩1分)
テーマ :「マイナンバー制度のねらいと会社対応」
セミナー
150
No.
・納税者の権利を守り、中小企業と国民が主人公の税制をめざします。
8月28日(金)18:30∼20:00(18:00∼ 受付開始)
第一経営・ぐる∼ぷ1西部ブロック 税理士法人第一経営川越事務所
TEL:049-247-8888 担当:木村・今井
2015 年 7月
私たちは、お客様とそこに働く人々の
夢と幸せを実現するために行動します。
さぁて、どうする?マイナンバー
∼2016年1月からの運用スタートに向けて∼
第6分科会は会場定員いっぱいの参加者で、
マイナンバー制度への関心の高さがうかがえました。
石川智士弁護士からはマイナンバー制度のねらいと落とし穴について、
本部事務所経営コンサルティング室伊藤滋からは
事業者が行わなければならないマイナンバーの①取得②利用③保管④廃棄という一連の流れ
(ライフサイクル)
と安全管
理措置の概略を説明しました。
時間の制約もあり、
参加者のご意見・感想に
「もっと詳しく聞きたい」
「研修セミナーを開いて下さい」
という声が多くあ
りました。
引き続き各地域で、
基本から実務に関するセミナーの開催を予定しております。
ぜひご参加ください。
表紙写真
経営理念
税理士法人第一経営 公益法人部会
TEL:048-651-1661 (大宮事務所)担当:大高・酒井
協賛:応研株式会社
上記の他にも各事務所やぐる∼ぷ1ブロック企画として学習会・セミナーを予定しております。FAXによるご案内の送信のほか、
第一経営ホームページ(http://www.daiichi-keiei.com/)、第一経営・ぐる∼ぷ1ホームページ(http://www.group-1.info/)
にも順次掲載いたしますので、ぜひご注目ください。
第6分科会
第一経営
㈱ 第一 経営相談所
税理士法人 第一経営
社労士法人 第一経営
写真の説明は8ページ
第一経営・ぐる∼ぷ1第26回定期総会/
第1部 定期総会/第2部 基調講演/第4部 懇親会
ぐる∼ぷ1定期総会 第3部 分科会(第1∼第5分科会)
第一経営創立50周年企画「全県ゴルフ」開催/
所長のつぶやき⑦ 川口事務所所長 永塚友啓税理士
特集「戦後70年」今こそ見つめなおそう!
∼未来に責任を持ち、日本が進むべき道∼
マイナンバー制度セミナーのお知らせ/
ぐる∼ぷ1定期総会 第3部 分科会(第6分科会)/編集後記/表紙写真
第一経営・ぐる∼ぷ 1 第26回定期総会
第1部 定期総会
ぐる∼ぷ 1
第26回
定期総会
つくろう中小企業が輝く時代
∼主役は私たち∼
自己研鑽と相互成長・情報の交換と親睦・地域経済に貢献で会員拡大を
鈴木芳晴代表世話人から開会の挨拶
気質をBtoCへと変える成果を発揮しています。
取り組みを経営基本に心がけてきた結果、㈱ミナロが存
日本の未来は明るいと思えるかどうかという状況で、
緑川
続し、発展し、再起することができました。
社長が見つけ出した答えは
「ビジョン」
です。
「僕のなかでは、
緑川社長は、職人に対して空き時間に自分の好きなもの
ビジョンが一番大事。
あとは、
何でもかんでも最終的には人だ
を作るよう推奨しています。
それは、
町工場に職人を繋ぎ止
と思う。
その人同士が目的や方向性を共有し、
成長、
発展させ
める方法として、
職人が現場を使って本当に作りたいものを
るためには、
ビジョンがなければ進まないと思うんです」
それ
作れる環境を整えることが、
強いモチベーションになるので
は緑川社長が起業したばかりの頃、
ナポレオン・ヒルの書籍
2 6 回目を
基調講演では、株式会社ミナロの代表取締役緑川賢司
はないかと考えているからです。
思考は現実化する のなかで、
思い考えなければ現実として
迎えた今 回
氏を講師にお迎えし、
コマ大戦で町工場がBtoCを持って変
もう1つは、顧客の注文を受けて作った製品をホームペ
現れることさえないという言葉に出会ったことや、
「10年頑張
の定 期総会
わり始めたことや、ビジョンを持つことで明るい未来、日本
ージに公開できないため、これらを完成品イメージとして
れ。
10年間は金かね言うな。
そうすれば、
世間がお前を一人前
は、延べ139
は自分たちで作れるんだというパワー溢れる講演でした。
載せ、
新たな顧客を呼び寄せる情報発信のネタとして使って
として認めてくれるだろう」
と、
お金よりも人間関係を先行さ
名 の 会 員・
分科会・セミナーは6つに分かれて行われ、厳しい経営
います。
結果、
売上高は12年間右肩上がりに増え、
顧客数も
せ、
そこで生まれた仕事の方がやりがいや世の中のためにな
諸 団 体 から
環境のなかで取り組んできたことや労務管理、マイナンバ
3社から3,000社を超える数にまで達し、
メディアで取りあげ
る、
ということを話してくれた先輩がいてくれたからでした。
ご 参 加をい
ー制度をテーマに報告されました。
られる機会が多くなった状況のなかで生まれたのが、
3年前
㈱ミナロは、
中小企業が経済の主役になるため、
中小企業憲
ただき 、6つ
懇親会では緑川社長にも参加していただき、懇親企画
に始まった
「全日本製造業コマ大戦」
でした。
章の制定を目指す取り組みを行っており、
①国力を支える製造
の分科 会が
としてコマ大会・ぐる∼ぷ1場所が開催され、大盛況に終わ
開催されました。新年度は、
「つくろう中小企業が輝く時代
りました。
∼主役は私たち∼」がテーマです。我々中小企業が経済の
from vision to reality∼ビジョンを掲げろ、現実となる
主役であることを自覚し、自分の仕事に誇りや自信をもっ
∼を呼びかけ、今年1年のぐる∼ぷ1を勢いづける総会にな
ていこうという思いが込められており、総会ではより多くの
りました。
会員に参加してもらえるようブロック活動の充実や活性化
を目指す方針が確認されました。
第2部 基調講演
「from vision to reality ∼
ビジョンを掲げろ、現実となる」
講師:緑川 賢司氏(株式会社 ミナロ代表取締役)
第2部の
め、
営業経験もなく経営もさっぱりわからないなか、
会社を
基調講演
存続させるために緑川社長が考えた3つの取り組みがあり
は 、株 式 会
ました。
社ミナロの
1つ目は「目立つしかない!」ということでした。当時の町
代表取締役
工場では、ホームページを使って営業することは多くなく、
緑川賢司氏
起業するまでのきっかけや㈱ミナロが考えている生の情
を講師に迎
報を発信し、またインターネット上に看板と営業マンを作り
え、
「 好きなんだよ!この仕事∼モノづくりからの逆襲∼」
とにかく目立つことを考えてやってきました。
from vision to realityというテーマで、
講演していただき
2つ目は、BtoC(Business to Consumer:企業と個人消
ました。
費者との取引)へのチャレンジです。これまでは、BtoB
会社を存続させた 3 つの取り組み
2
小企業家同友会へと繋がるきっかけになりました。3つの
業を維持し発展させるための町工場のモチベーションをつくる
コマ大戦を通じて経済的成長を
こと、
②中小企業が日本の未来をつくり、
経済の主役になる時
コマ大戦は、
中小企業・製造業が個々に頑張るのではな
代をつくること、
というビ
く、
繋がりを広げて業界全体を盛り上げる必要があるのでは
ジョンを掲げています。
ないか?これも㈱ミナロの仕事の一つではないか?と思われ
「ビジョンはデッカイ方が
たのをきっかけに、今では年間50場所にもなる大会に発展
良い!」
、
これからも中小
し、
数々の賞を受賞されています。
コマ大戦の目的はもちろん
企業の発展に情熱を注ぐ
コマで遊ぶことではなく、
製造業界を盛り上げ活気づけ、
大
緑川社長に私たちも賛同
会を通じて経済的成長を目指すことです。
さらには、
国内外
し、
日本の未来も盛り上げ
への技術アピール、
若者の製造業への就職や参加企業の情
ていこうと感じられる講演
報発信力の増強、
BtoCの販路確立、
市場の創造と拡大を掲
でした。
熱く語る緑川賢司氏
参加者の心に響きました
げています。
事実、
若者の参加企業への就職やiPhoneカバー
やペーパーグラスの老眼鏡などを売り出し、
町工場の下請け
梅村さえ子衆議院議員が来賓として
あいさつ(左は村岡正嗣埼玉県議会議員)
【熊谷事務所 吉田 美穂】
親睦と交流がすす
懇親会
みます
川越事務所尾崎税理士から閉会の挨拶
(Business to Business:企業間取引)で余った材料を産業
廃棄物として捨てていましたが、ヤフーオークションで売
神奈川県横浜市金沢区にある株式会社ミナロは、木型
れたことをきっかけに、ホームページ内で自社サイトを作り
製作を行っています。
今から12年前、
20歳から職人として15
販売しています。
年間勤めていた木型製作所が事業継続できなくなり、
その
そして3つ目は、連携、連帯です。最初は、地域交流とし
時残された職場の仲間2人とともに創業。3人の頭文字を取
て小学生のサマースクールを引受け、体験彫刻などをやっ
ってできたのが「ミナロ」です。今までは職人一筋だったた
てもらい非常に評判が良かったことが、後のコマ大会や中
緑川賢司氏とコマ作成
し対戦へ
予選は3人で対決
緑川氏も参加し会場を
沸かせました
3
第一経営・ぐる∼ぷ 1 第26回定期総会
第1部 定期総会
ぐる∼ぷ 1
第26回
定期総会
つくろう中小企業が輝く時代
∼主役は私たち∼
自己研鑽と相互成長・情報の交換と親睦・地域経済に貢献で会員拡大を
鈴木芳晴代表世話人から開会の挨拶
気質をBtoCへと変える成果を発揮しています。
取り組みを経営基本に心がけてきた結果、㈱ミナロが存
日本の未来は明るいと思えるかどうかという状況で、
緑川
続し、発展し、再起することができました。
社長が見つけ出した答えは
「ビジョン」
です。
「僕のなかでは、
緑川社長は、職人に対して空き時間に自分の好きなもの
ビジョンが一番大事。
あとは、
何でもかんでも最終的には人だ
を作るよう推奨しています。
それは、
町工場に職人を繋ぎ止
と思う。
その人同士が目的や方向性を共有し、
成長、
発展させ
める方法として、
職人が現場を使って本当に作りたいものを
るためには、
ビジョンがなければ進まないと思うんです」
それ
作れる環境を整えることが、
強いモチベーションになるので
は緑川社長が起業したばかりの頃、
ナポレオン・ヒルの書籍
2 6 回目を
基調講演では、株式会社ミナロの代表取締役緑川賢司
はないかと考えているからです。
思考は現実化する のなかで、
思い考えなければ現実として
迎えた今 回
氏を講師にお迎えし、
コマ大戦で町工場がBtoCを持って変
もう1つは、顧客の注文を受けて作った製品をホームペ
現れることさえないという言葉に出会ったことや、
「10年頑張
の定 期総会
わり始めたことや、ビジョンを持つことで明るい未来、日本
ージに公開できないため、これらを完成品イメージとして
れ。
10年間は金かね言うな。
そうすれば、
世間がお前を一人前
は、延べ139
は自分たちで作れるんだというパワー溢れる講演でした。
載せ、
新たな顧客を呼び寄せる情報発信のネタとして使って
として認めてくれるだろう」
と、
お金よりも人間関係を先行さ
名 の 会 員・
分科会・セミナーは6つに分かれて行われ、厳しい経営
います。
結果、
売上高は12年間右肩上がりに増え、
顧客数も
せ、
そこで生まれた仕事の方がやりがいや世の中のためにな
諸 団 体 から
環境のなかで取り組んできたことや労務管理、マイナンバ
3社から3,000社を超える数にまで達し、
メディアで取りあげ
る、
ということを話してくれた先輩がいてくれたからでした。
ご 参 加をい
ー制度をテーマに報告されました。
られる機会が多くなった状況のなかで生まれたのが、
3年前
㈱ミナロは、
中小企業が経済の主役になるため、
中小企業憲
ただき 、6つ
懇親会では緑川社長にも参加していただき、懇親企画
に始まった
「全日本製造業コマ大戦」
でした。
章の制定を目指す取り組みを行っており、
①国力を支える製造
の分科 会が
としてコマ大会・ぐる∼ぷ1場所が開催され、大盛況に終わ
開催されました。新年度は、
「つくろう中小企業が輝く時代
りました。
∼主役は私たち∼」がテーマです。我々中小企業が経済の
from vision to reality∼ビジョンを掲げろ、現実となる
主役であることを自覚し、自分の仕事に誇りや自信をもっ
∼を呼びかけ、今年1年のぐる∼ぷ1を勢いづける総会にな
ていこうという思いが込められており、総会ではより多くの
りました。
会員に参加してもらえるようブロック活動の充実や活性化
を目指す方針が確認されました。
第2部 基調講演
「from vision to reality ∼
ビジョンを掲げろ、現実となる」
講師:緑川 賢司氏(株式会社 ミナロ代表取締役)
第2部の
め、
営業経験もなく経営もさっぱりわからないなか、
会社を
基調講演
存続させるために緑川社長が考えた3つの取り組みがあり
は 、株 式 会
ました。
社ミナロの
1つ目は「目立つしかない!」ということでした。当時の町
代表取締役
工場では、ホームページを使って営業することは多くなく、
緑川賢司氏
起業するまでのきっかけや㈱ミナロが考えている生の情
を講師に迎
報を発信し、またインターネット上に看板と営業マンを作り
え、
「 好きなんだよ!この仕事∼モノづくりからの逆襲∼」
とにかく目立つことを考えてやってきました。
from vision to realityというテーマで、
講演していただき
2つ目は、BtoC(Business to Consumer:企業と個人消
ました。
費者との取引)へのチャレンジです。これまでは、BtoB
会社を存続させた 3 つの取り組み
2
小企業家同友会へと繋がるきっかけになりました。3つの
業を維持し発展させるための町工場のモチベーションをつくる
コマ大戦を通じて経済的成長を
こと、
②中小企業が日本の未来をつくり、
経済の主役になる時
コマ大戦は、
中小企業・製造業が個々に頑張るのではな
代をつくること、
というビ
く、
繋がりを広げて業界全体を盛り上げる必要があるのでは
ジョンを掲げています。
ないか?これも㈱ミナロの仕事の一つではないか?と思われ
「ビジョンはデッカイ方が
たのをきっかけに、今では年間50場所にもなる大会に発展
良い!」
、
これからも中小
し、
数々の賞を受賞されています。
コマ大戦の目的はもちろん
企業の発展に情熱を注ぐ
コマで遊ぶことではなく、
製造業界を盛り上げ活気づけ、
大
緑川社長に私たちも賛同
会を通じて経済的成長を目指すことです。
さらには、
国内外
し、
日本の未来も盛り上げ
への技術アピール、
若者の製造業への就職や参加企業の情
ていこうと感じられる講演
報発信力の増強、
BtoCの販路確立、
市場の創造と拡大を掲
でした。
熱く語る緑川賢司氏
参加者の心に響きました
げています。
事実、
若者の参加企業への就職やiPhoneカバー
やペーパーグラスの老眼鏡などを売り出し、
町工場の下請け
梅村さえ子衆議院議員が来賓として
あいさつ(左は村岡正嗣埼玉県議会議員)
【熊谷事務所 吉田 美穂】
親睦と交流がすす
懇親会
みます
川越事務所尾崎税理士から閉会の挨拶
(Business to Business:企業間取引)で余った材料を産業
廃棄物として捨てていましたが、ヤフーオークションで売
神奈川県横浜市金沢区にある株式会社ミナロは、木型
れたことをきっかけに、ホームページ内で自社サイトを作り
製作を行っています。
今から12年前、
20歳から職人として15
販売しています。
年間勤めていた木型製作所が事業継続できなくなり、
その
そして3つ目は、連携、連帯です。最初は、地域交流とし
時残された職場の仲間2人とともに創業。3人の頭文字を取
て小学生のサマースクールを引受け、体験彫刻などをやっ
ってできたのが「ミナロ」です。今までは職人一筋だったた
てもらい非常に評判が良かったことが、後のコマ大会や中
緑川賢司氏とコマ作成
し対戦へ
予選は3人で対決
緑川氏も参加し会場を
沸かせました
3
第1分科会
第2分科会
第3部 分科会
テーマ :「社員とともに事業承継」
テーマ :「日はまた昇る!フクシマから世界へ、
(株式会社モリオーム)
報告者 : 須澤 太刀男 様
報告者 : 森田 佑二 様、
森田 知秀 様
第1分科会は
「社員とともに事業承継」
をテーマに、
㈱
モリオーム様から会社の特徴である財務の公開や労働
条件の整備、
社員教育などを会長・現社長それぞれの立
場から発表をしていただきました。
発表後に、
森田社長・会長を交えての自社の事業承継
の悩みや、
社員と共に会社づくりをどのように進めていく
かなど、お客様
間で意見交流が
行われ、
「お客様
や社員と信頼関
係を築くヒントに
なった」
などの意
見をいただきま
した。
第3分科会
テーマ :「転ばぬ先の労務管理」
セミナー
報告者 : 山元 勇気 弁護士
(弁護士法人川越法律事務所)
弁護士の山元勇
気さんを講 師に 、
経 営者こそ知って
おくべき労 働 法と
いう観点からお話
ししていただきま
した 。中小 企業に
おいては、労務トラ
ブルの際はたいてい社長が全て対応することとなり、
対応する時間・労力・経済的負担は大きいものがあり
ます。紛争にならないように「事前」の対応が大事だと
教えて頂きました。
参加者からは「考え方の基本がわかった」
「具体的
な内容でわかりやすかった」
「経営者としておさえる点
が明確になった」との感想が寄せられました。
∼未曾有の危機に負けない経営∼
報告者 : 木村 友一 様
(農事組合法人埼玉産直センター 代表理事)
昨年2月の大雪で多くのビニ−ルハウスや施設が倒壊し
てから1年余。
そういったものが使えない中でどのように復興
してきたか?当組合概要、大雪の被害状況、経営内容、基
本理念等々パワ−ポイントを交えながら報告されました。そ
の後の討論で、
「生産者(組合員)
の意識の変化が必要だ
4
第4回 全県ゴルフ開催
品質・効率・人育て わが社のくふう」
(日昇工業株式会社)
第2分科会は日昇工
業㈱須澤太刀男会長よ
り同社の品質改善活動
とその成果を中心に講
演いただき、
13名の参加
者をお迎えできました。
自動車部品製造会社の同社が、
取引先からの返品が相
次ぐ中どのようにして改善を図り、
取引先から称賛される
までになったかを映像を交えてお話しいただきました。
講演の後には参加者との活発な意見交流が行われ
ました。特に第2分科会は基調講演講師の緑川社長
の飛び入り参加もいただき、非常に内容の濃い交流
ができました。
第4分科会
テーマ :「企業価値を高めるために何を
してきたか」∼事業譲渡の経験から∼
報告者 : 後藤 修一 様
初夏を思わせるような陽射しのゴルフ場
4 月 23 日
(木)
の大切さを訴
に第一経営・ぐる
えて いただき
∼ぷ 1の共催で、
ました。
50 周年企画「全
参加者から
県ゴルフ」を開
は「交流が出
催しました。各
来て良かった」
事務所からのお
「また参加した
第一経営
創立50
周年
企画
プレー後のパーティー・表彰式
客様に参加していただき、名実ともに全県ゴルフと
い」などの声も聞かれました。参加者の皆様の熱気
して成功させることが出来ました。ご参加の皆さん、
で楽しい一日を過ごすことが出来ました。なお、ぐ
ありがとうございました。
る∼ぷ 1 では定期的にゴルフコンペを開催しているブ
当日は、朝から気温が上がって、夏を思わせるよ
ロック が あ りま す。ぐる∼ぷ 1 ホームページ
うな暑さとなり、スコアにも影響?したかわかりま
( http://group-1.info/)や FAX でお知らせして
せんが、プレーされた方は大変だったと思います。
おります。開催情
それぞれ各組でお客様同士の交流を図ることが出
報を知りたい、ご
来ました。
参加を希望される
プレー後のパーティでは、ぐる∼ぷ 1 代表世話
方は担当者までお
人の鈴木芳晴さんからご挨拶をいただき、
「ゴルフ
知らせください。
も含め学習会やレク企画等で会員同士の交流をもっ
皆様のご参加をお
と増やしましょう」と、改めて経営者同士の交流
待ちしております。
景品争奪じゃんけん大会も行われました
(大進運輸株式会社前代表者)
自社売却という実経験をもとに、
「企業価値の考え
方」
や
「社長の経営業に対する心構え」
についてのリア
ルな報告があり、
特に強調されていた点は、
「会社の黒
字化で税金を払うメリット」
「社員教育は会社の基盤強
化への投資」
「会社は自分
(社長)
のモノではない」
など。
各参加者からも質問や様々な意見が多く出され、大
いに盛り上がりました。
参 加 者 か らも 、
「健全経営の大切さ
が理解できた。本当
の社長業とは何かを
考えさせられた。」な
ど感想が寄せられて
います。
7
一日一枚、写真をアップ
第6分科会は8面をご覧ください。
永塚 友啓
変化を生み出してくれます。名前の知らない花を、
後で調べてみて花の知識も増え、得した気分に
なったり、というわけではまってしまいました。
接写は被写体が少しでもぶれるとピントが外れ
てしまいます。わずかな風でも大敵です。ですか
ら比較的風の吹かない時刻、日の出のころ、よく
朝凪と言われますが、カメラと三脚をもって早朝
昨年の暮れからカメラ撮影に目覚めています。
と感じた」
「 全く違う分野の方の意見や現状が聴けて良か
った」
「同業者の詳しい話が聴けて良かった」
との声があが
りました 。全 体とし
て 、組 合 員 、消 費
者、行政からの『信
頼』
と
『しっかりした
経 営( 財 務 )基 盤 』
が復 活の原 動 力と
なっていることが確
認されました。
川口事務所 所長
先を変えて、となるとマクロレンズによる接写が
「夕化粧」の花粉にまみれて食事に夢中のホソヒラタアブ
第5分科会
テーマ :「雪害からの復興」
ぐる∼ ぷ 1
孫たちのポートレートや、山での自然の景色を主
に撮っていましたが、年明けからはマクロレンズ
を中心に、花などの接写に取りつかれています。
というのも、
「ガンレフ」という写真投稿サイト
に掲載を始め、今年の目標として、毎日一つの写
真をアップする、という無茶なチャレンジを計画
したからです。
毎日続けるとなると、自宅の近くには自然の景
色はありません。いきおい、道端などに咲く野の
花やご近所の庭先に咲く花を被写体に。視点も目
の散歩に出かけます。
ご近所の花好きの方と知り合いになって珍しい
花を見せていただいたり、農家の方と知り合いに
なって、畑の中で撮らせてもらったり、新たな出
会いもあります。
この早朝の散歩、体にも良いようで、血圧も安
定的に収まってきて、
医者からも「薬を止め
てみましょう」と言わ
れるほどです。
最近は欲が出てきて、
昆虫の写真にもチャレ
ンジを始めています。
5
第1分科会
第2分科会
第3部 分科会
テーマ :「社員とともに事業承継」
テーマ :「日はまた昇る!フクシマから世界へ、
(株式会社モリオーム)
報告者 : 須澤 太刀男 様
報告者 : 森田 佑二 様、
森田 知秀 様
第1分科会は
「社員とともに事業承継」
をテーマに、
㈱
モリオーム様から会社の特徴である財務の公開や労働
条件の整備、
社員教育などを会長・現社長それぞれの立
場から発表をしていただきました。
発表後に、
森田社長・会長を交えての自社の事業承継
の悩みや、
社員と共に会社づくりをどのように進めていく
かなど、お客様
間で意見交流が
行われ、
「お客様
や社員と信頼関
係を築くヒントに
なった」
などの意
見をいただきま
した。
第3分科会
テーマ :「転ばぬ先の労務管理」
セミナー
報告者 : 山元 勇気 弁護士
(弁護士法人川越法律事務所)
弁護士の山元勇
気さんを講 師に 、
経 営者こそ知って
おくべき労 働 法と
いう観点からお話
ししていただきま
した 。中小 企業に
おいては、労務トラ
ブルの際はたいてい社長が全て対応することとなり、
対応する時間・労力・経済的負担は大きいものがあり
ます。紛争にならないように「事前」の対応が大事だと
教えて頂きました。
参加者からは「考え方の基本がわかった」
「具体的
な内容でわかりやすかった」
「経営者としておさえる点
が明確になった」との感想が寄せられました。
∼未曾有の危機に負けない経営∼
報告者 : 木村 友一 様
(農事組合法人埼玉産直センター 代表理事)
昨年2月の大雪で多くのビニ−ルハウスや施設が倒壊し
てから1年余。
そういったものが使えない中でどのように復興
してきたか?当組合概要、大雪の被害状況、経営内容、基
本理念等々パワ−ポイントを交えながら報告されました。そ
の後の討論で、
「生産者(組合員)
の意識の変化が必要だ
4
第4回 全県ゴルフ開催
品質・効率・人育て わが社のくふう」
(日昇工業株式会社)
第2分科会は日昇工
業㈱須澤太刀男会長よ
り同社の品質改善活動
とその成果を中心に講
演いただき、
13名の参加
者をお迎えできました。
自動車部品製造会社の同社が、
取引先からの返品が相
次ぐ中どのようにして改善を図り、
取引先から称賛される
までになったかを映像を交えてお話しいただきました。
講演の後には参加者との活発な意見交流が行われ
ました。特に第2分科会は基調講演講師の緑川社長
の飛び入り参加もいただき、非常に内容の濃い交流
ができました。
第4分科会
テーマ :「企業価値を高めるために何を
してきたか」∼事業譲渡の経験から∼
報告者 : 後藤 修一 様
初夏を思わせるような陽射しのゴルフ場
4 月 23 日
(木)
の大切さを訴
に第一経営・ぐる
えて いただき
∼ぷ 1の共催で、
ました。
50 周年企画「全
参加者から
県ゴルフ」を開
は「交流が出
催しました。各
来て良かった」
事務所からのお
「また参加した
第一経営
創立50
周年
企画
プレー後のパーティー・表彰式
客様に参加していただき、名実ともに全県ゴルフと
い」などの声も聞かれました。参加者の皆様の熱気
して成功させることが出来ました。ご参加の皆さん、
で楽しい一日を過ごすことが出来ました。なお、ぐ
ありがとうございました。
る∼ぷ 1 では定期的にゴルフコンペを開催しているブ
当日は、朝から気温が上がって、夏を思わせるよ
ロック が あ りま す。ぐる∼ぷ 1 ホームページ
うな暑さとなり、スコアにも影響?したかわかりま
( http://group-1.info/)や FAX でお知らせして
せんが、プレーされた方は大変だったと思います。
おります。開催情
それぞれ各組でお客様同士の交流を図ることが出
報を知りたい、ご
来ました。
参加を希望される
プレー後のパーティでは、ぐる∼ぷ 1 代表世話
方は担当者までお
人の鈴木芳晴さんからご挨拶をいただき、
「ゴルフ
知らせください。
も含め学習会やレク企画等で会員同士の交流をもっ
皆様のご参加をお
と増やしましょう」と、改めて経営者同士の交流
待ちしております。
景品争奪じゃんけん大会も行われました
(大進運輸株式会社前代表者)
自社売却という実経験をもとに、
「企業価値の考え
方」
や
「社長の経営業に対する心構え」
についてのリア
ルな報告があり、
特に強調されていた点は、
「会社の黒
字化で税金を払うメリット」
「社員教育は会社の基盤強
化への投資」
「会社は自分
(社長)
のモノではない」
など。
各参加者からも質問や様々な意見が多く出され、大
いに盛り上がりました。
参 加 者 か らも 、
「健全経営の大切さ
が理解できた。本当
の社長業とは何かを
考えさせられた。」な
ど感想が寄せられて
います。
7
一日一枚、写真をアップ
第6分科会は8面をご覧ください。
永塚 友啓
変化を生み出してくれます。名前の知らない花を、
後で調べてみて花の知識も増え、得した気分に
なったり、というわけではまってしまいました。
接写は被写体が少しでもぶれるとピントが外れ
てしまいます。わずかな風でも大敵です。ですか
ら比較的風の吹かない時刻、日の出のころ、よく
朝凪と言われますが、カメラと三脚をもって早朝
昨年の暮れからカメラ撮影に目覚めています。
と感じた」
「 全く違う分野の方の意見や現状が聴けて良か
った」
「同業者の詳しい話が聴けて良かった」
との声があが
りました 。全 体とし
て 、組 合 員 、消 費
者、行政からの『信
頼』
と
『しっかりした
経 営( 財 務 )基 盤 』
が復 活の原 動 力と
なっていることが確
認されました。
川口事務所 所長
先を変えて、となるとマクロレンズによる接写が
「夕化粧」の花粉にまみれて食事に夢中のホソヒラタアブ
第5分科会
テーマ :「雪害からの復興」
ぐる∼ ぷ 1
孫たちのポートレートや、山での自然の景色を主
に撮っていましたが、年明けからはマクロレンズ
を中心に、花などの接写に取りつかれています。
というのも、
「ガンレフ」という写真投稿サイト
に掲載を始め、今年の目標として、毎日一つの写
真をアップする、という無茶なチャレンジを計画
したからです。
毎日続けるとなると、自宅の近くには自然の景
色はありません。いきおい、道端などに咲く野の
花やご近所の庭先に咲く花を被写体に。視点も目
の散歩に出かけます。
ご近所の花好きの方と知り合いになって珍しい
花を見せていただいたり、農家の方と知り合いに
なって、畑の中で撮らせてもらったり、新たな出
会いもあります。
この早朝の散歩、体にも良いようで、血圧も安
定的に収まってきて、
医者からも「薬を止め
てみましょう」と言わ
れるほどです。
最近は欲が出てきて、
昆虫の写真にもチャレ
ンジを始めています。
5
特集 戦後70年 いまこそ見つめなおそう!∼未来に責任を持ち、日本が進むべき道∼
無法を繰り返す安倍暴走政権 ∼違憲の安保関連法案の強行採決に厳重に抗議∼
第二次安倍政権のもとで行われた「国家安
全保障会議」の設置、
「特定秘密保護法」の創
設、
「集団的自衛権の行使容認」
の閣議決定に
続き、今国会(第189常会)に提出されている
「安保関連法案」を強行するために95日間の
会期延長
(常会としては戦後最長)
を行い、
7月
15日に衆議院安保特別委員会での強行採決・
16日に衆議院本会議で強行採決を行い法案
は参議院へ送られました。安倍政権の暴走は
戦後の憲
政 史 上に
汚点を残
す暴 挙で
あり、厳重
に抗 議し
ます。
強行採決反対7.14大集会
平和に関する緊急声明に呼応して
安保関連法案審議では政権与党側の参考人も含め多くの憲
法学者が違憲立法であることを指摘し、
審議の中でも多くの
問題点が浮かび上がり、
アメリカが世界中で関わる戦争に巻き
込まれる危険性が現実となる法案であることが明確となりま
した。
所報149号に掲載した
「日本を戦争に巻き込む安倍政権
にNO!
(平和に関する緊急声明)
」
で呼びかけた憲法9条を守る
ことこそが平和な日本を守る道であることを実感します。
いま、
世界中に平和を発
信するべき歴史を持つ日本
が大きく変えられようとし
ています。
戦後70年の今こ
そ日本が進むべき道を見つ
めなおしていただくため、
この特集を企画しました。
戦争立法反対・国会前行動
∼被爆70年を核兵器廃絶の転換点に∼
「9条こわすな!戦争させない!!」
1万人が怒りの声
照りつける日差しのなか、
続々とつめかける人たち。
所報
4月号で参加を呼びかけました5.31オール埼玉総行動が
行われ、
さいたま市の北浦和公園で、
集団的自衛権の行使
を容認した閣議決定の撤
回を求める集会・パレー
ドに10,400人が参加し
ました。
実行委員会は、県内の
弁護士、学者、医師、文化
人、社会運動家、各種団
体の役員、
議員など、
128
名の呼びかけ・賛同によ
り、85の団体と25名の
個人が参加して、昨年10
5.31パレード 月31日結成されました。
5.31オール埼
玉
総行動
当日の集会で
は 、各 界 の 代
表、
元自衛隊員、
高校生などが発
言し、政 党から
は 、民 主 党 、共
産党、社民党の
代 表 が 熱 のこ
5.31参加者で埋めつくされた北浦和公園
もった決意を表
明しました。
県内弁護士の3割に近い200人の弁護士や多
くの地方議員も参加し、
東京新聞はヘリを飛ばし、
地元の
テレビ埼玉は夕方のニュースで、
すべての新聞社が集会・パ
レードの様子を伝えました。この集会を契機に、国会での
論戦にも対応し、
戦争法案阻止に向けて、
県内各地域で共
同の集会・デモ、
宣伝行動が繰り広げられています。
県内各地で「戦争法案反対!」
「憲法9条を守れ!」の声が広がる
戦争を許さない女性のレッドアクションinさやま
原水爆禁止2015年世界大会
第一経営では今年も労働組合
と協力し合い原水爆禁止2015年
世界大会に所員を派遣します。
今年は広島・長崎の原爆投下か
ら70年の節目の年です。ニュー
ヨークで開かれた2015年NPT
(核不 拡散 条 約)再 検 討 会議で
は、
核兵器の非人道性を告発し、
核兵器禁止・廃絶を求める声は
国連加盟国の8割にものぼります。
この70年間世界で核兵器は一度も使われず、日本が憲法9
条を守ってこれたのは「ヒロシマ・ナガサキを繰り返してはなら
ない」との被爆者の声と非核・平和を求める国民の行動があっ
たからです。
原水爆禁止2015年世界大会では被爆70年を核兵器のない
世界への転換点とするために広島・長崎の原爆被害の実相を
世界へ発信するとともに、核兵器廃絶を求める被爆者の願いを
人類の財産にしていこうと呼び掛けています。
今年も広島大会(8月4日∼6日)、長崎大会(8月7日∼9日)
に「核兵器廃絶」
「憲法9条を守れ」
「原発なくせ」
「戦争するな」
など核兵器のない平和で公
正で持続可能な世界を実現
するために声と行動が世界中
から総結集します。
私たちも微 力ながらこの
大きな運動の一翼として参加
してまいります。今年も皆様
からの厚いご支援をよろしく
お願いします。
政令市初の安全保障関連法案の意見書が全会一致で採択
さいたま市議会で、
政令市としては全国で初めてとなる、
安保関連法案について慎重審議を求める意見書が全会一致で可決され
ました。
意見書は、
「国民一人一人に焦慮と不安を抱かせることのないよう、
また日本国民の将来にとって最善の選択が導かれるよ
う、
今国会において慎重かつ十分な審議を尽くすことを求めます。
」
としています。
また、
埼玉県内では、
長瀞町が
「廃案を求める」
、
宮代町では
「反対する」
との決議を行ったほか、
富士見市、
本庄市、
北本市、
鴻巣
市、
上尾市、
草加市、
伊奈町、
横瀬町、
鳩山町、
滑川町など7月10日までに13市町が
「慎重審議」
を求める決議を採択しています。
6
雨の中、戦争法案反対・
憲法9条を守れを訴える
(東浦和駅前)
とだ平和スキ
スキパレード
沖縄を撮り続けて50年 写真家 嬉野京子さんの講演
レッドアクションin所沢
憲法9条を守れ!平和な日本を守れ!の声をさらに大きく、そして草の根から
安保関連法案が衆議院で強行採決される前に行われた
マスコミ各社の世論調査では、安倍政権を「支持しない」
が
「支持する」
を上回り、
第二次安倍政権発足後、
最低の支
持率を示していました。アベノミクスの評価を問うなどの
理由で昨年12月に解散総選挙が行われ多数の議席を握っ
た安倍政権、
しかし、
国民は日本が再び戦争の道に突き進
むことを白紙委任したわけではありません。
平和でなければ中小企業の経営は成り立ちません。戦
法案反対、憲法9条を守れ、核兵器廃絶、平和な日本を守
れ、
の声をさらに大きく、
そして草の根から広げていこうで
はありませんか。
写真提供協力 : 平和憲法を守る埼玉の共同センター、
前戸田市議
会議員岡嵜郁子様、
狭山市議会議員大沢えみ子様、
さいたま市議会議員松村敏夫様、
川口市議会議員金子幸弘様、
所沢市議会議員城下のり子様
7
特集 戦後70年 いまこそ見つめなおそう!∼未来に責任を持ち、日本が進むべき道∼
無法を繰り返す安倍暴走政権 ∼違憲の安保関連法案の強行採決に厳重に抗議∼
第二次安倍政権のもとで行われた「国家安
全保障会議」の設置、
「特定秘密保護法」の創
設、
「集団的自衛権の行使容認」
の閣議決定に
続き、今国会(第189常会)に提出されている
「安保関連法案」を強行するために95日間の
会期延長
(常会としては戦後最長)
を行い、
7月
15日に衆議院安保特別委員会での強行採決・
16日に衆議院本会議で強行採決を行い法案
は参議院へ送られました。安倍政権の暴走は
戦後の憲
政 史 上に
汚点を残
す暴 挙で
あり、厳重
に抗 議し
ます。
強行採決反対7.14大集会
平和に関する緊急声明に呼応して
安保関連法案審議では政権与党側の参考人も含め多くの憲
法学者が違憲立法であることを指摘し、
審議の中でも多くの
問題点が浮かび上がり、
アメリカが世界中で関わる戦争に巻き
込まれる危険性が現実となる法案であることが明確となりま
した。
所報149号に掲載した
「日本を戦争に巻き込む安倍政権
にNO!
(平和に関する緊急声明)
」
で呼びかけた憲法9条を守る
ことこそが平和な日本を守る道であることを実感します。
いま、
世界中に平和を発
信するべき歴史を持つ日本
が大きく変えられようとし
ています。
戦後70年の今こ
そ日本が進むべき道を見つ
めなおしていただくため、
この特集を企画しました。
戦争立法反対・国会前行動
∼被爆70年を核兵器廃絶の転換点に∼
「9条こわすな!戦争させない!!」
1万人が怒りの声
照りつける日差しのなか、
続々とつめかける人たち。
所報
4月号で参加を呼びかけました5.31オール埼玉総行動が
行われ、
さいたま市の北浦和公園で、
集団的自衛権の行使
を容認した閣議決定の撤
回を求める集会・パレー
ドに10,400人が参加し
ました。
実行委員会は、県内の
弁護士、学者、医師、文化
人、社会運動家、各種団
体の役員、
議員など、
128
名の呼びかけ・賛同によ
り、85の団体と25名の
個人が参加して、昨年10
5.31パレード 月31日結成されました。
5.31オール埼
玉
総行動
当日の集会で
は 、各 界 の 代
表、
元自衛隊員、
高校生などが発
言し、政 党から
は 、民 主 党 、共
産党、社民党の
代 表 が 熱 のこ
5.31参加者で埋めつくされた北浦和公園
もった決意を表
明しました。
県内弁護士の3割に近い200人の弁護士や多
くの地方議員も参加し、
東京新聞はヘリを飛ばし、
地元の
テレビ埼玉は夕方のニュースで、
すべての新聞社が集会・パ
レードの様子を伝えました。この集会を契機に、国会での
論戦にも対応し、
戦争法案阻止に向けて、
県内各地域で共
同の集会・デモ、
宣伝行動が繰り広げられています。
県内各地で「戦争法案反対!」
「憲法9条を守れ!」の声が広がる
戦争を許さない女性のレッドアクションinさやま
原水爆禁止2015年世界大会
第一経営では今年も労働組合
と協力し合い原水爆禁止2015年
世界大会に所員を派遣します。
今年は広島・長崎の原爆投下か
ら70年の節目の年です。ニュー
ヨークで開かれた2015年NPT
(核不 拡散 条 約)再 検 討 会議で
は、
核兵器の非人道性を告発し、
核兵器禁止・廃絶を求める声は
国連加盟国の8割にものぼります。
この70年間世界で核兵器は一度も使われず、日本が憲法9
条を守ってこれたのは「ヒロシマ・ナガサキを繰り返してはなら
ない」との被爆者の声と非核・平和を求める国民の行動があっ
たからです。
原水爆禁止2015年世界大会では被爆70年を核兵器のない
世界への転換点とするために広島・長崎の原爆被害の実相を
世界へ発信するとともに、核兵器廃絶を求める被爆者の願いを
人類の財産にしていこうと呼び掛けています。
今年も広島大会(8月4日∼6日)、長崎大会(8月7日∼9日)
に「核兵器廃絶」
「憲法9条を守れ」
「原発なくせ」
「戦争するな」
など核兵器のない平和で公
正で持続可能な世界を実現
するために声と行動が世界中
から総結集します。
私たちも微 力ながらこの
大きな運動の一翼として参加
してまいります。今年も皆様
からの厚いご支援をよろしく
お願いします。
政令市初の安全保障関連法案の意見書が全会一致で採択
さいたま市議会で、
政令市としては全国で初めてとなる、
安保関連法案について慎重審議を求める意見書が全会一致で可決され
ました。
意見書は、
「国民一人一人に焦慮と不安を抱かせることのないよう、
また日本国民の将来にとって最善の選択が導かれるよ
う、
今国会において慎重かつ十分な審議を尽くすことを求めます。
」
としています。
また、
埼玉県内では、
長瀞町が
「廃案を求める」
、
宮代町では
「反対する」
との決議を行ったほか、
富士見市、
本庄市、
北本市、
鴻巣
市、
上尾市、
草加市、
伊奈町、
横瀬町、
鳩山町、
滑川町など7月10日までに13市町が
「慎重審議」
を求める決議を採択しています。
6
雨の中、戦争法案反対・
憲法9条を守れを訴える
(東浦和駅前)
とだ平和スキ
スキパレード
沖縄を撮り続けて50年 写真家 嬉野京子さんの講演
レッドアクションin所沢
憲法9条を守れ!平和な日本を守れ!の声をさらに大きく、そして草の根から
安保関連法案が衆議院で強行採決される前に行われた
マスコミ各社の世論調査では、安倍政権を「支持しない」
が
「支持する」
を上回り、
第二次安倍政権発足後、
最低の支
持率を示していました。アベノミクスの評価を問うなどの
理由で昨年12月に解散総選挙が行われ多数の議席を握っ
た安倍政権、
しかし、
国民は日本が再び戦争の道に突き進
むことを白紙委任したわけではありません。
平和でなければ中小企業の経営は成り立ちません。戦
法案反対、憲法9条を守れ、核兵器廃絶、平和な日本を守
れ、
の声をさらに大きく、
そして草の根から広げていこうで
はありませんか。
写真提供協力 : 平和憲法を守る埼玉の共同センター、
前戸田市議
会議員岡嵜郁子様、
狭山市議会議員大沢えみ子様、
さいたま市議会議員松村敏夫様、
川口市議会議員金子幸弘様、
所沢市議会議員城下のり子様
7
マイナンバー制度セミナーのお知らせ
マイナンバー制度をはじめの一歩から学びます
マイナンバー制度とは何か?
企業がやるべきことは 入門編
7月30日(木)18:00∼20:00(17:30∼ 受付開始)
大宮ソニックシティ 804会議室
お一人様 : 1,000円(税込) 定員70名
マイナンバー制度のねらいや仕組み、事業者の役割
などを入門編としてご説明します。
㈱第一経営相談所 本部事務所経営コンサルティング室
TEL:048-651-1662 担当:伊藤
本部事務所経営コンサルティング室では現在、
以下の日程でセミナー開催を予定しております。
8月7日(金)
・24日(月) いずれも18:00∼20:00
9月7日(月)
・24日(木) (17:30∼ 受付開始)
大宮ソニックシティ 804会議室
お一人様 : 1,000円(税込) 定員各70名
セミナーのテーマ・内容等詳細については現在検討
中です。決定次第FAX、ホームページでお知らせい
たします。
㈱第一経営相談所 本部事務所経営コンサルティング室
TEL:048-651-1662 担当:伊藤
社会福祉法人向けのセミナー
社会福祉法人向け マイナンバー制度 実務編
・10月20日
9月16日(水)
(火)
いずれも13:00∼16:00(12:30∼ 受付開始)
大宮ソニックシティ 706会議室
講師:沼田 道孝 税理士(税理士法人第一経営代表社員)
お一人様 : 3,000円(税込) 定員各40名
社会福祉法人向けのセミナーです。社会福祉法人の
運営上の対応・一般企業とどう違うのかをご説明い
たします。
(各回ともセミナーの内容は同一です。)
発行
8
ホームページ
経営本部 総務部
TEL 048
(651)
1662
http://www.daiichi-keiei.com/
表紙の写真募集
担当者(山中・原冨)に
ご連絡下さい。
お客様と共に歩み
おかげさまで50周年
Contents
P2∼P3
P4
P5
P6∼P7
P8
マイナンバーのねらい・仕組み等、弁護士法人川越
法律事務所 西里壮史弁護士がお話しします。
第一経営はおかげさまで50周年をむかえ、所報も1978年に創刊されて以来37年間続いてまいり
ました。現代では広報の在り方としてもメルマガやSNS等が浸透し、速報性や利便性、つまり
“情報”
が追求されるような時代となってきました。そんな中、紙媒体の所報を続けていく意義は何かと考
えたとき、カジュアルな情報接触に留まらない、価値観の形成に寄与することにあるのではないか
と思います。一方で、どんなに味わい深いコンテンツも、触れてもらえなくては意味がありません。
そのためにも、今後はそれぞれの媒体を包括的に運用し、お客様との接触機会と接触時間を増やし
ていく必要があるのではと感じております。 越谷事務所 斉藤慎弥
〒331-0814 さいたま市北区東大成町 1-519-1
・私たちは共に成長し、働く喜びを実現します。
お一人様 : 1,000円(ぐる∼ぷ1会員は無料) 定員45名
編集後記
株式会社 第一経営相談所
・中小企業家の多面的な要求解決のために努力します。
東上パールビルヂング8階 第1会議室
報告者 : 石川 智士 弁護士(埼玉中央法律事務所) 伊藤 滋(本部事務所経営コンサルティング室)
長崎市・端島(通称軍艦島)
国連教育科学文化機関
(ユネスコ)世界遺産委員
会 が、7月8日に「明 治日
本の産業革命遺産」として登録された中のひと
つです。写真は2013年夏、原水爆禁止世界大
会に参加した本部事務所白石誠一郎が撮影。世
界遺産登録をめぐっては近隣諸国との合意を得
る話し合いなどが報道されました。夏の海に浮
かぶ島がより輝いてみえます。
本部事務所・山中信一
・中小企業の経営の発展と、平和で豊かな地域社会をつくることに貢献します。
(JR・東武東上線川越駅西口から徒歩1分)
テーマ :「マイナンバー制度のねらいと会社対応」
セミナー
150
No.
・納税者の権利を守り、中小企業と国民が主人公の税制をめざします。
8月28日(金)18:30∼20:00(18:00∼ 受付開始)
第一経営・ぐる∼ぷ1西部ブロック 税理士法人第一経営川越事務所
TEL:049-247-8888 担当:木村・今井
2015 年 7月
私たちは、お客様とそこに働く人々の
夢と幸せを実現するために行動します。
さぁて、どうする?マイナンバー
∼2016年1月からの運用スタートに向けて∼
第6分科会は会場定員いっぱいの参加者で、
マイナンバー制度への関心の高さがうかがえました。
石川智士弁護士からはマイナンバー制度のねらいと落とし穴について、
本部事務所経営コンサルティング室伊藤滋からは
事業者が行わなければならないマイナンバーの①取得②利用③保管④廃棄という一連の流れ
(ライフサイクル)
と安全管
理措置の概略を説明しました。
時間の制約もあり、
参加者のご意見・感想に
「もっと詳しく聞きたい」
「研修セミナーを開いて下さい」
という声が多くあ
りました。
引き続き各地域で、
基本から実務に関するセミナーの開催を予定しております。
ぜひご参加ください。
表紙写真
経営理念
税理士法人第一経営 公益法人部会
TEL:048-651-1661 (大宮事務所)担当:大高・酒井
協賛:応研株式会社
上記の他にも各事務所やぐる∼ぷ1ブロック企画として学習会・セミナーを予定しております。FAXによるご案内の送信のほか、
第一経営ホームページ(http://www.daiichi-keiei.com/)、第一経営・ぐる∼ぷ1ホームページ(http://www.group-1.info/)
にも順次掲載いたしますので、ぜひご注目ください。
第6分科会
第一経営
㈱ 第一 経営相談所
税理士法人 第一経営
社労士法人 第一経営
写真の説明は8ページ
第一経営・ぐる∼ぷ1第26回定期総会/
第1部 定期総会/第2部 基調講演/第4部 懇親会
ぐる∼ぷ1定期総会 第3部 分科会(第1∼第5分科会)
第一経営創立50周年企画「全県ゴルフ」開催/
所長のつぶやき⑦ 川口事務所所長 永塚友啓税理士
特集「戦後70年」今こそ見つめなおそう!
∼未来に責任を持ち、日本が進むべき道∼
マイナンバー制度セミナーのお知らせ/
ぐる∼ぷ1定期総会 第3部 分科会(第6分科会)/編集後記/表紙写真