ニーズ調査結果報告書

・調査概要
対象:一般従業員全員(4 名)回収率 100%
ニーズ調査結果報告書
1、調査内容
<介護状況と見込>
・4 人中 4 人が介護経験なしと回答。
・介護経験なしと回答した 4 人中 3 人が「将来介護の可能性がある」
「介護に関して不安が
ある」と回答。
・また不安を感じる理由として「要介護者になったらどうなるのかわからない」
「収入が減
るから」
「仕事と両立できるかわからないから」と回答。
<介護関係制度認知状況>
・4 人中 4 人が介護の相談窓口の「地域包括支援センター」について名称を知っているが利
用方法はわからない/名称も知らない、と回答。
・また社内の相談体制についても「相談できる雰囲気かどうか」という問に対して、4 人中
4 人が「分からない」と回答。
・介護保険制度の内容の把握具合ついては 4 人中 1 人がほとんど全て知っている、残りの 3
人がほとんど知らないと回答。
<仕事と介護の両立>
・4 人中 4 人が「介護をしながら仕事を続けられるか」わからないと回答。
<介護が発生した際の望ましい働き方、制度>
・介護が発生した場合に 4 人中 3 人が短時間勤務制度などを利用し、介護と仕事を両立さ
せたいと回答。
・また 4 人中 3 人が介護休業期間中は仕事と介護の両立のための準備期間と考えている。
<労働状況>
・残業時間数について、4 人中 4 人が週の半分以上は残業と回答。
・有給取得については、4 人中 3 人が希望通り取得できたと回答(残りの 1 名は勤務期間
が半年未満で有給の取得をしていないため、わからないと回答)
・コミュニケーションに関しては 4 人中 3 人が円滑であると回答。
2、調査結果からの課題
従業員全体を通して、介護を行ったことが無い/介護の窓口となる地域包括支援センター
に関してほとんど知らない/介護保険制度などをよく知らない、という介護に関する基礎的
な情報の不足が見受けられる。
また「社内で相談できる雰囲気かどうか」不明で、仮に介護に関する問題が浮上した時、
現状のままでは対応できない可能性が高いことが判明。
介護が発生した際には介護休業制度や短時間勤務制度などを利用し介護と仕事の両立を
行いたい、というニーズが多いが、現在のところ短時間勤務などが制度化されていなく介
護が発生した際には仕事との両立が難しい可能性がある。