株式会社日立製作所

2.5 (株)日立製作所製 PLC
2.5
(株)日立製作所製 PLC
2.5.1
システム構成
(株)日立製作所製 PLC と GP を接続する場合のシステム構成を示します。
<結線図>は 2.5.2 結線図をご参照ください。
■ HIDIC-S10 αシリーズ(リンク I/F 使用)
CPU
リンクI/F
結線図
GP
上位リンク
モジュール
*1
2α(LWP000) ,
2αE(LWP040) *1
2αH(LWP070) *1
4α,4αF
CPUユニット上の
リンクI/F
RS-422
(日立
H-7338 方式)
LWE805
GPシリーズ
<結線図1>
■ SIO mini シリーズ
CPU
モデルS(LQP000)
モデルH(LQP010)
モデルF(LQP011)
リンクI/F
LQE060
結線図
RS-232C
<結線図6>
GP
GPシリーズ
■ HIDIC H シリーズ(リンク I/F 使用) 伝送制御手順 1
CPU
H-300(CPU-03Ha)
H-700(CPU-07Ha)
H-2000(CPU-20Ha)
H-2002(CPU2-20H)
H-302(CPU2-03H)
H-702(CPU2-07H)
H-4010(CPU3-40H)
リンクI/F
COMM
モジュール
結線図
COMM-H
COMM-2H
RS-232C
<結線図2>
COMM-2H
RS-422
<結線図4>
使用可能ケーブル
GP
RS-232C
(株)日立製作所製
周辺機器用ケーブル
*2
GPCB05H GPシリーズ
*1 CPU モジュールの HOST LINK COMPUTER LINK 入出力端子(上位計算機インターフェイス)に
接続します。
*2 GP-270/GP-370/GP-377/GP-377R/GP-2300 シリーズには、コネクタケースのサイズ上使用でき
ません。
2-5-1
2.5 (株)日立製作所製 PLC
■ HIDIC H シリーズ /COMM-2H(リンク I/F 使用) 伝送制御手順 2
CPU
リンクI/F
COMM
モジュール
H-302(CPU2-03H) COMM-2H
H-702(CPU2-07H)
H-2002(CPU2-20H)
H-4010(CPU3-40H)
結線図
使用可能ケーブル
GP
RS-232C
<結線図2>
RS-422
<結線図4>
RS-232C
(株)日立製作所製
周辺機器用ケーブル
*1
GPCB05H
GPシリーズ
*1 GP-270/GP-370/GP-377/GP-377R/GP2300シリーズには、コネクタケースのサイズ上使用できま
せん。
■ HIDIC H シリーズ(CPU 直結)
CPU
3
結線図
H20,H28,H40,H64
*1
H-200(CPU-02H)
H-300(CPU-03Ha)*1
*1
H-700(CPU-07Ha)
*1
H-2000(CPU-20Ha)
*1 *2
H-252C(CPU22-02HC)
H-302(CPU2-03H)
H-702(CPU2-07H)
H-2002(CPU2-20H) *1
*1 *4
H-4010(CPU3-40H)
EH-150(EH-CPU104, EH-CPU208,
*5 *7
EH-CPU316, EH-CPU448)
*6 *7
EH-150(EH-CPU448)
MICRO-EH(EH-D10□□□,
EH-A14□□□, EH-D14□□□,
EH-A23□□□, EH-A28□□□,
*10
EH-D28□□□)
MICRO-EH(EH-A23□□□,
EH-A28□□□,
EH-D28□□□) *10
使用可能ケーブル
RS-232C
<結線図2>
GP
RS-232C
(株)日立製作所製
周辺機器用ケーブル
*9
GPCB05H
<結線図2、3>
*3
RS-232C
*8
<結線図2、3>
RS-422
<結線図7>
RS-232C
(PORT1)
*7
<結線図2>
GPシリーズ
RS-422
(PORT2)
<結線図8>
*1 CPU モジュールのペリフェラルポートに接続します。
*2 ポート2に接続する場合、丸コネクタ(8P)Dサブコネクタ(15P)の変換ケーブル(株)日立製作所
製 CNCOM-05 が必要です。
<図1>
(株)日立製作所製
CNCOM-05
H-252C
(CPU22-02HC)
2-5-2
(株)日立製作所製
GPCB05H
2.5 (株)日立製作所製 PLC
*3 伝送速度により結線の変更が必要です。伝送速度4800bpsで通信する場合は<結線図2>を、伝
送速度19200bpsで通信する場合は<結線図3>を使用してください。上記の<図1>は伝送速
度 4800bps の場合の例です。
*4 CPU のソフトウアレベジョン「J」以降では、DIPSW1 の No.3,No.4 を OFF にし、<結線図 3 >を使用
することにより、伝送速度38400bpsでの通信が可能です。
*5 CPUモジュールのシリアルポート1またはシリアルポート2に接続します。
*6 CPUモジュールのシリアルポート1 に接続します。
*7 GP と接続する場合、モジュラージャック(8P)D サブコネクタ(5P)の変換ケーブル(株)日立
製作所製 EH-RS05 が必要です。
*8シリアルポート2に接続する場合、伝送速度により結線の変更が必要です。
伝送速度 4800bps、9600bps で通信する場合は<結線図 2 >を使用してください。
伝送速度 19200bps、38400bps で通信する場合は<結線図 3 >を使用してください。
*9 GP-270/GP-370/GP-377/GP-377R/GP2300 シリーズには、コネクタケースのサイズ上使用でき
ません。
*10「□」は CPU の機能仕様によって異なります。
■ HIZAC EC シリーズ(CPU 直結)
CPU
EC-40HR
結線図
RS-232C
<結線図5>
GP
GPシリーズ
2-5-3
2.5 (株)日立製作所製 PLC
2.5.2
結線図
以下に示す結線図と(株)日立製作所の推奨する結線図が異なる場合がありますが、以下に示
す結線図でも動作上問題はありません。
強制 ・ PLC 本体の FG 端子は D 種接地を行ってください。詳細は PLC の
マニュアルをご参照ください。
・ シールド線への FG の接続は、設置環境によって PLC 側、GP 側の
どちらかを選択してください。コネクタフードを使ってFGを落
とす場合は導電性のあるものをお使いください。(結線例は GP
側に接続した場合の図です。)
・ RS-232C 接続の場合、ケーブル長は 15m 以内にしてください。
・ 通信ケーブルを結線する場合は、必ず SG を接続してください。
・ RS-422 接続の場合、ケーブル長は(株)日立製作所のマニュア
ルを参照してください。
<結線図 1 > RS-422
・(株)デジタル製 RS-422 コネクタ端子台変換アダプタ GP070-CN10-O を使用する場合
GP070-CN10-O
URX H
RDA
RDB
SDA
SDB
TERM
SG
FG
PLC 側
URX L
UTX H
UTX L
直列抵抗
1/2W100 Ω
●
シールド
・(株)デジタル製 RS-422 ケーブル GP230-IS11-O を使用する場合
GP230-IS11-O
URX H
URX L
UTX H
UTX L
RDA
RDB
SDA
SDB
SG
FG
直列抵抗
1/2W100 Ω
接地
2-5-4
PLC 側
2.5 (株)日立製作所製 PLC
・ ケーブルを加工する場合
GP 側
(25P)
1
7
9
10
11
15
16
18
19
21
22
FG
SG
TRMX
RDA
SDA
SDB
RDB
CSB
ERB
CSA
ERA
シールド
URX H
URX L
UTX H
UTX L
●
PLC 側
直列抵抗
1/2W100 Ω
・ 接続ケーブルとして日立電線製KPEV-SB-3P0.5mm2 を推奨しま
す。
・ GP 側シリアル I/F の 9 番ピンと 10 番ピンを接続することによ
り、RDA-RDB 間に 100 Ωの終端抵抗が挿入されます。
<結線図 2 > RS-232C
GP 側
(25P)
1
2
3
4
5
6
7
8
20
FG
SD
RD
RS
CS
SG
ER
シールド
●
●
1
2
3
4
5
6
7
8
9
NC
SD
RD
RS
CS
RV1(ER)
RV2(DR)
PHL
SG
PLC 側
(15P)
・ 通信においてエラーが発生した場合、リトライ処理が行われ
るため、エラー表示されるまでに時間がかかることがありま
す。
強制 ・ 伝送制御手順 1 において GP と PLC のプログラムコンソール
(GPCL)を同時に操作した場合、GP が「上位通信エラー(02:
37)」を、GPCL が「CPU 占有エラー」を発生することがありま
す。この場合、GP は自動復帰を行います。GPCL では再操作を
行ってください。
2-5-5
2.5 (株)日立製作所製 PLC
<結線図 3 > RS-232C
GP 側
(25P)
1
2
3
4
5
6
7
8
20
FG
SD
RD
RS
CS
●
SG
●
ER
1
2
3
4
5
6
7
8
9
14
NC
SD
RD
RS
CS
RV1(ER)
RV2(DR)
PHL
SG
ER
PLC 側
(15P)
・ 通信においてエラーが発生した場合、リトライ処理が行われる
ため、エラー表示されるまでに時間がかかることがあります。
強制 ・ 伝送制御手順 1 において GP と PLC のプログラムコンソール
(GPCL)を同時に操作した場合、GP が「上位通信エラー(02:
37)」を、GPCL が「CPU 占有エラー」を発生することがありま
す。この場合、GP は自動復帰を行います。GPCL では再操作を
行ってください。
<結線図 4 > RS-422
・(株)デジタル製 RS-422 コネクタ端子台変換アダプタ GP070-CN10-O を使用する場合
GP070-CN10-O
RDA
RDB
SDA
SDB
TERM
SG
FG
●
●
TXDP
TXDN
TXDG
RXDP
RXDN
RXDG
PLC 側
TXDP
TXDN
TXDG
RXDP
RXDN
RXDG
PLC 側
終端抵抗
1/2W100 Ω
シールド
・(株)デジタル製 RS-422 ケーブル GP230-IS11-O を使用する場合
GP230-IS11-O
RDA
RDB
SDA
SDB
SG
FG
接地
2-5-6
終端抵抗
1/2W100 Ω
2.5 (株)日立製作所製 PLC
・ ケーブルを加工する場合
GP 側
(25P)
シールド
●
1
7
9
10
11
15
16
18
19
21
22
FG
SG
TRMX
RDA
SDA
SDB
RDB
CSB
ERB
CBA
ERA
TXDP
TXDN
TXDG
RXDP
RXDN
RXDG
●
PLC 側
終端抵抗
1/2W100 Ω
・ 通信においてエラーが発生した場合、リトライ処理が行われる
ため、エラー表示されるまでに時間がかかることがあります。
強制 ・ GP と PLC のプログラムコンソール(GPCL)を同時に操作した
場合、GP が「上位通信エラー(02:37)」を、GPCL が「CPU 占有
エラー」を発生することがあります。この場合、GP は自動復
帰を行います。GPCL では再操作を行ってください。
・ 接続ケーブルとして日立電線製KPEV-SB-3P0.5mm2を推奨します。
・ GP 側シリアル I/F の 9 番ピンと 10 番ピンを接続することによ
り、RDA-RDB 間に 100 Ωの終端抵抗が挿入されます。
<結線図 5 > RS-232C
1
2
(25P)
3
4
5
6
7
8
20
GP 側
FG
SD
RD
RS
CS
1 NC
PLC 側
2 RD
(8P)
3 SD
4 NC
5 SG
6 NC
7 RS
8 CS
FG(コネクタフード)
SG
ER
●
シールド
<結線図 6 > RS-232C
GP側
(25P オス)
1
2
3
4
FG
SD
RD
RS
1
2
3
4
CD
RD
SD
ER
5 CS
5 SG
6 NC
6 DR
7 SG
7 RS
8 CD
8 CS
20 ER
シールド
PLC側
(9P メス)
2-5-7
2.5 (株)日立製作所製 PLC
<結線図 7 > RS-422 4 線式
・(株)デジタル製 RS-422 コネクタ端子台変換アダプタ GP070-CN10-0 を使用する場合
GP070-CN10-0
シールド
RDA
RDB
SDA
SDB
SG
FG
PLC 側(15P オス)
14 TX
2 TXN
7 RX
3 RXN
9 SG
・ ケーブルを加工する場合
GP 側(25P オス)
1 FG
2 SG
9 TRMX
10 RDA
11 SDA
15 SDB
16 RDB
18 CSB
19 ERB
21 CBA
22 ERA
2-5-8
シールド
PLC 側(15P オス)
9 SG
7 RX
3 RXN
14 TX
2 TXN
2.5 (株)日立製作所製 PLC
<結線図 8 > RS-422 4 線式
・(株)デジタル製 RS-422 コネクタ端子台変換アダプタ GP070-CN10-0 を使用する場合
GP 側
GP070-CN10-0
(25P オス)
PLC 側(15P オス)
RDA
13 SDP
RDB
12 SDN
終端抵抗
SDA
11 RDP
1/2W120 Ω
SDB
10 RDN
TERM
7 SG
SG
9 RT
FG
シールド
14 RSP
15 CSN
・ 自作ケーブルを使用する場合
GP 側(25P オス)
終端抵抗
1/2W120 Ω
PLC 側(15P オス)
1 FG
7 SG
7 SG
9 RT
9 TRMX
10 RDN
10 RDA
11 RDP
11 SDA
12 SDN
15 SDB
13 SDP
16 RDB
14 RSP
18 CSB
15 CSN
19 ERB
21 CSA
22 ERA
シールド
・ PLC側の9番ピンと10番ピンを短絡させることにより120Ωの
終端抵抗が挿入されます。
2-5-9