ロープアクセス点検技術×ロッククライミング調査工法 対比表

KK-020055
KK-140003-A
壁面を対象にした技術
→床版下面等は対象外
壁面に限らず
床版下面や斜張橋主塔など
様々な箇所への近接が可能
ロープアクセス技術とロッククライミング技術は基本的に異なる/簡単に言うとロッククライミング技術は下方への2次元的な動きに制限され、ロープアクセス技術
は上方および水平方向への移動を加えた3次元的な動きを実現している/これにより床版下面や斜張橋主塔など様々な箇所への近接点検が可能となった
ロープアクセス点検技術×ロッククライミング調査工法 対比表
ロープアクセス技術とは、ロープを巧みに操ることにより、あらゆる難所・高所に安全かつ、いともたやすくアクセスする(たどりつく)技術のこと。従来、難所・高所での作業は、大掛かりな重機や仮設足場を、
コストをかけあるいは安全上のリスクを覚悟で使わざるを得ないことも多く、作業自体をあきらめることも少なくなくなかった。とくに難所・高所での老朽化調査や健全度診断などの調査作業は、コスト等の制約が
厳しく、間接的手段である遠望・遠隔調査手法ですませざるを得ないことがほとんどであった。ロープアクセス技術はこれらの問題を解決し、難所・高所での安全かつ低コストな作業を実現した点で画期的な技術
といえる。ロープアクセス技術はもともと、SRT技術という洞くつ探検用に欧米で考案・発展してきた技術を改良したもので、欧米などでは、建設関係の業務などで、以前からごく一般的に使われている。日本にお
いても近年、建設関係を主体に様々な分野で活用されはじめている・・・「ロープアクセス点検技術/概要④その他」より抜粋