軟鋼、高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒 規格一覧 (軟鋼、 高

■軟鋼、高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒
1
3
規格一覧(軟鋼、高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒・JIS)
2
表 1 溶着金属の引張強さの記号
単位:MPa
記号
引張強さ
記号
引張強さ
43
≧430
62
≧620
49
≧490
69
≧690
55
≧550
76
≧760
57
≧570
78
≧780
57J
≧570
78J
≧780
59
≧590
83
≧830
59J
≧590
表 4 溶着金属の水素量
単位:mℓ / 溶着金属 100g
記 号
水 素 量
H5
≦5
H10
≦10
H15
≦15
表 2 被覆剤の種類の記号
記 号
被覆剤の系統
03
ライムチタニヤ系
10
高セルロース系
全姿勢
DC
(+)
11
高セルロース系
全姿勢
AC及び/又はDC
(+)
12
高酸化チタン系
全姿勢(3)
AC及び/又はDC
(−)
13
高酸化チタン系
全姿勢(3)
AC及び/又はDC
(±)
14
鉄粉酸化チタン系
全姿勢(3)
AC及び/又はDC
(±)
15
低水素系
全姿勢(3)
DC
(+)
16
低水素系
全姿勢(3)
AC及び/又はDC
(+)
18
鉄粉低水素系
全姿勢(3)
AC及び/又はDC
(+)
19
イルミナイト系
全姿勢
AC及び/又はDC
(±)
20
酸化鉄系
PA及びPB
AC及び/又はDC
(−)
24
鉄粉酸化チタン系
PA及びPB
AC及び/又はDC
(±)
27
鉄粉酸化鉄系
PA及びPB
AC及び/又はDC
(−)
28
鉄粉低水素系
PA、
PB及びPC
AC及び/又はDC
(+)
40
特殊系(規定なし)
48
低水素系
注 意
溶接姿勢(1)
全姿勢(3)
(3)
電流の種類(2)
AC及び/又はDC
(±)
製造業者の推奨
全姿勢(4)
AC及び/又はDC
(+)
(1)溶接姿勢は、
J
I
SZ3011による。
(PA:下向、
PB:水平すみ肉、
PC:横向)
(2)電流の種類に用いている記号は、次による。
AC:交流、
DC
(+):棒プラス、
DC
(−):棒マイナス、
DC
(±):棒プラス及び棒マイナス
(3)立向姿勢は、
PF
(立向上進)
が適用できるものとする。
(4)立向姿勢は、
PG(立向下進)
が適用できるものとする。
− 89 −
(JIS Z3211−2008)
表 3 溶着金属の主要化学成分の記号
記 号
単位:%
主要化学成分の公称レベル
Ni
Cr
Mo
記号なし、
−1 又は−P1
1
−
−
−
−1M3
−
−
−
0.5
0.4
−3M2
1.5
−
−
−3M3
1.5
−
−
0.5
−N1
−
0.5
−
−
−N2
−
1
−
−
−N3
−
1.5
−
−
−3N3
1.5
1.5
−
−
−N5
−
2.5
−
−
−N7
−
3.5
−
−
−
−N13
−
6.5
−
−N2M3
−
1
−
0.5
−4M2
2.0
−
−
0.4
−N1M1
−
0.5
−
0.2
−N2M1
−
1.0
−
0.2
−N3M1
−
1.5
−
0.2
−N3M2
−
1.5
−
0.4
−N4M1
−
2.0
−
0.2
0.4
−N4M2
−
2.0
−
−N4M3
−
2.0
−
0.5
−N5M1
−
2.5
−
0.2
−N5M4
−
2.5
−
0.6
−N9M3
−
4.5
−
0.5
−N13L
−
6.5
−
−
−N3CM1
−
1.5
0.2
0.2
−N4CM2
−
1.8
0.3
0.4
0.3
−N4C2M1
−
2.0
0.7
−N4C2M2
−
2.0
1.0
0.4
−N5CM3
−
2.5
0.3
0.5
−N7CM3
−
3.5
0.3
0.5
−G
受渡当事者間の協定による。
− 90 −
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規格一覧(軟鋼、高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒・JIS)
Mn
1
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■軟鋼、高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒
1
引張試験
衝撃試験
日亜 溶 接 棒
C
S
i
Mn
P
S
Ni
Cr
Mo
その他
引張強さ
(MP
a)
耐力
(MP
a)
伸び
(%)
E4303
≦0.20
≦1.00
≦1.20
−
−
≦0.30
≦0.20
≦0.30
V≦0.08
≧430
≧330
≧20
0
LC-3、LC-6、LC-08、SF-16S
E4313
≦0.20
≦1.00
≦1.20
−
−
≦0.30
≦0.20
≦0.30
V≦0.08
≧430
≧330
≧16
−
SK-100、SK-260
E4316
≦0.20
≦1.00
≦1.20
−
−
≦0.30
≦0.20
≦0.30
V≦0.08
≧430
≧330
≧20
−30
LS-16、LS-50U
E4319
≦0.20
≦1.00
≦1.20
−
−
≦0.30
≦0.20
≦0.30
V≦0.08
≧430
≧330
≧20
−20
SK-200、ED-6、ED-7
E4327
≦0.20
≦1.00
≦1.20
−
−
≦0.30
≦0.20
≦0.30
V≦0.08
≧430
≧330
≧20
−30
IC-27
E4340
−
−
−
−
−
−
−
−
−
≧430
≧330
≧20
0
NZ-11
E4903
≦0.15
≦0.90
≦1.25
−
−
≦0.30
≦0.20
≦0.30
V≦0.08
≧490
≧400
≧20
0
−
−
−
−
−
−
−
−
−
≧490
≧400
≧20
−
≦0.15
≦0.75
≦1.60
≦0.035
≦0.035
≦0.30
≦0.20
≦0.30
V≦0.08
≧490
≧400
≧20
−30
−
−
−
−
−
−
−
−
−
≧490
≧400
≧20
−
E4916-N7
≦0.05
≦0.50
≦1.25
≦0.03
≦0.03
3.00∼3.75
−
−
−
≧490
≧390
≧20
−100
E4940-G
−
−
−
−
−
−
−
−
−
≧490
≧400
≧20
−
≦0.15
≦0.90
≦1.60
≦0.035
≦0.035
≦0.30
≦0.20
≦0.30
V≦0.08
≧490
≧400
≧20
−30
E5516-G
−
−
−
−
−
−
−
−
−
≧550
≧460
≧17
−
LS-55、LS-55A
E5516-GAP
−
−
−
−
−
−
−
−
−
≧550
≧460
≧17
−
LN-15
E5516-N5APL
≦0.12
≦0.60
≦1.25
≦0.03
≦0.03
2.00∼2.75
−
−
−
≧550
≧460
≧17
−60
LN-25
E6216-N1M1U
≦0.12
≦0.80
0.70∼1.50
≦0.03
≦0.03
0.30∼1.00
−
0.10∼0.40
−
≧620
≧530
≧15
−20
LS-60
E6916-N3CM1U
≦0.12
≦0.80
1.20∼1.70
≦0.03
≦0.03
1.20∼1.70 0.10∼0.30
0.10∼0.30
−
≧690
≧600
≧14
−20
LS-70
E7816-N4CM2U
≦0.12
≦0.80
1.20∼1.80
≦0.03
≦0.03
1.50∼2.10 0.10∼0.40
0.25∼0.55
−
≧780
≧690
≧13
−20
LS-80
E4903-G
E4916
E4916-G
E4948
備 考
試験温度
(℃)
LA-0、LA-03C
LS-50、LS-50T、LSM-50
LAC-51D
NRS-50
LS-16V、LS-50V
種類記号の付け方は下記による。
E XX XX XXX X U L HX
溶着金属の水素量の記号(表 4 による)
シャルピー衝撃試験温度の記号(L:−40℃以下、記号なし:−40℃を超える)
シャルピー吸収エネルギーレベルの記号
(記号なし:規定の試験温度において吸収エネルギーが 27J 以上又は衝撃試験を要求されていない場合、
U:規定の試験温度において吸収エネルギーが 47J 以上)
溶接後熱処理の有無の記号
(記号なし:溶接のまま、P:溶接後熱処理あり、AP:溶接のまま及び溶接後熱処理あり)
溶着金属の主要化学成分の記号(表 3 による)
被覆剤の種類の記号(表 2 による)
溶着金属の引張強さの記号(表 1 による)
被覆アーク溶接棒の記号
− 91 −
− 92 −
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種類
(JIS Z3211−2008 抜粋)
溶着金属の化学成分(%)
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