CR-40 CR-40Cb CR-40 CR-40Cb JIS Z３２２１ D４１０-１６ AWS A５．４ E４１０-１６該当 JIS Z３２２１ D４１０Nb-１６用途 CR-40：１３％Crマルテンサイト系ステンレス鋼（SUS４０３，４１０，４１０S）の溶接。その他SUS４２０J１、 J２の溶接。耐食用硬化肉盛溶接。 CR-40Cb：１３％Crマルテンサイト系ステンレス鋼（SUS４０３，４１０，４１０S）、１３％Cr フェライト系ステンレス鋼（SUS４０５，４１０L）およびクラッド鋼の溶接。銘柄 CR-40 CR-40Cb 作業の要点２４８ページを参照してください。予熱・パス間温度２００∼４００℃ １００∼２５０℃ 溶接後熱処理７００∼７６０℃ ６００∼７６０℃ 溶着金属の化学成分の一例（％） C Si Mn P S Cr CR-40 柄０．０８０．４７０．２８０．０２００．００６１２．８３ − CR-40Cb ０．０９０．４００．４２０．０１８０．００２１３．１８０．８１溶接後熱処理温度と常温の機械的性質溶着金属の機械的性質の一例８５０℃×２h （６００℃までFC，以下AC）銘柄 CR-40 ０．２％耐力引張強さ N／mm２ N／mm２２９０ CR-40Cb ２７０５１０５００伸び％３３３５ Nb CR-40 CR-40Cb 900 800 70 700 引張強さ 600 60 500 50 400 40 30 300 200 20 伸び 10 100 0 A.W. 600 700 800 後熱処理温度（℃） 900 製造寸法および識別色と船級認定銘柄 CR-40 CR-40Cb 寸３．２３５０３５０法 mm ４．０５．０４００４００４００４００識別色棒端色二次着色紫色 − 紫色オレンジ色 ―２５６― 船級認定 − − 0 伸び（％）銘引張強さ（N/mm2）スステテンンレレスス鋼鋼︵︵被被覆覆アアーークク溶溶接接︶︶使用特性 CR-40：マルテンサイト組織となりますので自硬性があり、キャビテーション摩耗特性などに優れています。 CR-40Cb：ライム系全姿勢溶接棒で、作業性が良好で、耐低温割れ性に優れています。適量のNb、Al、Tiを含んでいますので微細な結晶粒のフェライト組織となり、自硬性が無く溶接性が優れ、延性、靭性に富んでいます。従って耐摩耗用には適していません。