衆議院議長 参議院議長 殿 殿 年 月 日 紹介議員 請願代表者氏名 外 名 2015 年4月から子ども・子育て支援新制度がスタートしました。新制度 は関連法成立過程において、多くの関係者の声で児童福祉法 24 条1項の市 町村の保育実施責任を復活させるなどの改善がされました。しかし、新制 度は異なる基準などの格差を保育の世界に持ち込むもので、さまざまな問 題が指摘されています。 不平等や格差が放置され、子どもの権利が侵害されるようなことがあっ てはなりません。児童福祉法 24 条1項の市町村の保育実施責任を基本に、 実態をふまえた施策の改善・拡充こそが必要です。 多くの国民の願いは安心して子どもを産み、育て、働き続けられること であり、すべての子どもの健やかな成長・発達が保障されること、そのた めに必要な保育環境の整備、保育の質を支える専門職としての保育士など 職員の処遇改善です。 私たちは国と自治体の責任のもとで重要な役割を果たしてきた保育制度 をさらに発展させ、よりよいものにしていくために、以下について請願し ます。 よりよい保育を! 実行委員会 連絡先:全国保育団体連絡会 〒162-0837 東京都新宿区納戸町 26-3 TEL03-6265-3171 2015 年度署名 取扱団体 1.すべての子どもが安心・安全に成長・発達する権利を等しく保障されるよう、国と自治体の責任で保 育・子育て支援の制度を改善・拡充するために、関連予算の大幅増額など必要な措置をしてください。 2.児童福祉法24 条1項に基づく市町村の保育実施責任を基本に、市町村が保育を必要とする子どもの 保育に責任を果たせるよう、制度の改善・拡充をしてください。 3.子ども・子育て支援の制度については、保護者への支援と子どもの健やかな育ちが等しく保障され るよう、必要な財源を確保し、関連予算を大幅に増やしてください。 ①施設・事業においては開所日数・時間に見合う単価設定など、実態をふまえて公定価格を改善 してください。 ②保育料など保護者負担を引き下げてください。 ③延長保育、休日保育、障害児の保育、学童保育などが充実するよう、予算の確保・拡充をして ください。 ④公立保育所運営費は一般財源化をやめ、国庫補助の対象にしてください。 4.保育短時間、標準時間の区分はなくすなど、認定制度を見直してください。 5.保育士不足を解消し、保育の質を確保・向上させるために、保育士・幼稚園教諭・学童保育指導員な どの職員の配置基準、処遇を抜本的に改善してください。 6.待機児童の解消は認可保育所の整備を基本に行ってください。 7.過疎・過密にかかわらず、それぞれの地域の実情に即して施設の存続・維持ができるよう施設整備費 補助の改善・拡充など必要な措置をしてください。 8.格差と貧困、とりわけ子どもの貧困の克服のための施策を拡充してください。 氏名 住所 願 以 外 の 目 的 に 個 人 情 報 が 使 用 さ れ る こ と は あ り ま せ ん 。 * こ の 署 名 用 紙 は 厳 重 に 保 管 し 、 集 計 後 国 会 に 提 出 し ま す 。 国 会 請
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