「都市部におけるコミュニティの発展方策に関する研究会」報告書に

2015 年 6 月 17 日
サステナブル・コミュニティ研究会
サステナブル・コミュニティ研究会の活動が、
総務省のコミュニティに関する報告書に、事例として取り上げられました。
総務省の研究会「都市部におけるコミュニティの発展方策に関する研究会」の
報告書が取りまとめられ、弊会の活動を「民間事業者が主体となったマンショ
ンコミュニティに対する支援事例」として取り上げていただきました。
■報告書の背景 「社会問題となっているコミュニティの弱体化」
近年、人口の流動化等が進む都市部では、人と人とのつながりが希薄化することにより、
孤独死や社会的孤立問題が深刻化していることが大きな社会問題となっている等、マンシ
ョン住民や地域住民、また、それら相互のコミュニティの弱体化が指摘されています。
こうした中、総務省では、昨年度、
「都市部におけるコミュニティの発展方策に関する研究
会」を開催し、マンション住民と地域とのつながり、災害弱者等の名簿保有の問題を中心
とした防災面でのコミュニティの役割等といった都市部のコミュニティが抱える課題につ
いて調査研究を進め、都市部をはじめとしたコミュニティの発展に向けて、これらの課題
解決に有効な方策について検討を行っています。
今回の報告書は、この「都市部におけるコミュニティの発展方策に関する研究会」によっ
て取りまとめられました。
■報告書の趣旨 「マンション、地域のコミュニティの発展に向けて」
報告書は、
「都市部におけるコミュニティの発展方策に関する研究会」が、マンション住民
と地域のつながり、災害弱者等の名簿保有の問題を中心とした防災面でのコミュニティの
役割等といった都市部のコミュニティが抱える課題について調査研究を進め、そのコミュ
ニティの発展に寄与することを趣旨に、課題解決の方策について取りまとめたものです。
総務省は、この報告書を踏まえ、各都道府県総務担当部局長あてに、
「都市部をはじめとし
たコミュニティの発展に向けて各地方公共団体において取り組むべき事項について」と題
して通知しています。
その中で、サステナブル・コミュニティ研究会の活動は、総務省が設置する「都市部にお
けるコミュニティの発展方策に関する研究会」の報告書に、
「民間事業者が主体となったマ
ンションコミュニティに対する支援事例」として取り上げられました。
サステナブル・コミュニティ研究会は、今後もコミュニティ形成の促進を目指し、管理組
合を始めとするマンションコミュニティに関わるみなさまを支援していきたいと考えてい
ます。
「都市部をはじめとしたコミュニティの発展に向けて取り組むべき事項について」報告書 URL
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/toshi_community_hatten/index.html
「都市部をはじめとしたコミュニティの発展に向けて取り組むべき事項について」通知 URL
http://www.soumu.go.jp/main_content/000356752.pdf