1月の学校だより(PDF:380KB)

校内書き初め展
平成27年1月8日
緑 小 だ よ り
平成21年度の出発にあたって
墨田区立緑小学校
校 長
保 坂
登
http://members2.jcom.home.ne.jp/midorisho-sumida/
国語担当 前島 沙季
書き初めは、吉書(きっしょ)、筆初め、初硯(はつすずり)とも言い、元々は正月二日の
仕事始めにちなんだ宮中行事であったそうです。平安時代から行われ江戸時代に庶民に広まっ
たと言われています。江戸時代では1月2日に元日に汲んでおいた若水で墨をすり、菅原道真
の画像を飾って、その年の恵方に向かって書き、それを飾って楽しみました。
緑小学校では、1,2年生は教室で硬筆作品を書き、3~6年生は毛筆の書き初めをします。
つながり学び続ける
校長 保坂 登
新年明けましておめでとうございます。昨年の本校教育活動へのご理解とご支援に厚く
御礼申し上げます。本年も宜しくお願い致します。
昨年末、2020年度(今の小学校6年生の大学入試)から今までの学力テストではなく、
思考力や人物を総合的に評価し合否を判定する制度になることが発表されました。国際基督教
大学では来年度入試から「予測できない問題に対して、学んだ知識や洞察力や思考力を使って
答えを見抜けるか。そんな能力を測りたい。」とコメントしています。一方、ある高校の校長
は「プレゼンや課題解決は大学に入ってからでも伸ばせる。」とコメントしています。私は小
さい時からこそ、この改革の主旨を学びの癖として身に付けなくてはいけないと考えます。
私の学生時代は一部の機関だけがインターネットでつながる時代でしたが、今は小学生もス
マホを持ち、いつでも仲間とつながりネットで調べ学び合える時代です。開発途上国では手回
しの発電機が付いたパソコンで世界とつながり学習しています。ただし、ネットの情報は書籍
と違い編集者による価値付け等なく出てくるので疑う力も必要になりました。今の時代だから
こそ、上手に仲間とつながり学び続ける力が大切と考えます。
日本人は島国という状況の為に、近年まで他国の人々とつながることに少なく、臆病かつ、
ぎこちなかったと思います。しかし、今後ますます他国と人々とつながる機会が増える中、自
分たちは他の人種とは異なった国民であるという思い込みは薄らぎ、気楽につながることがで
きるようになるだろうし、つながらなくてはならないと考えます。そこで大切なことは、自分
の思いや考えをもち、それを上手に相手に伝え(プレゼン力)、コミュニケーションを通して
課題解決できる力ではないでしょうか。まさに大学入試改革の主旨と思います。
ここで、本校全学年での意識調査結果(26.12.)の一部を紹介します。
Q.話し合いをして「良かった」と思う時はどんな時ですか。
1・2学年でも約 50%の児童が「自分の思いや考えが伝わった時」と答え、全学年を通して
も高い結果でした。また、低学年では「褒めてもらえた時」「賛成してもらえた時」が多く、
高学年になると「新たな考えがもてた時」が多くなりました。
Q.自信をもって話し合える人数は何人ですか。
低学年では2人、中学年からは3~4人という答えが多くありました。全学年・どの教科に
おいても、自力解決の時間を確保し、その後にペア学習を入れて、児童同士が交流することを
重視していきたいと考えています。
21世紀はグローバル化が一層進む時代、それは多様な価値観が存在する中で、自分とは異
なる文化や歴史に立つ人々とともに、それぞれ異なる意見や考えを交換し、唯一の正解のない
課題や経験したことのない課題を解決していかなくてはならない多文化共生の時代です。本校
では、まずは2人からつながる学習を大切にし、コミュニケーションを通してトライ&エラー
をしながら学び続ける学習を授業づくりの基本にしていきたいと考えています。本年も宜しく
お願い致します。
学年ごとに体育館で席書会を行います。席書会の練習では静かな空気の中、お手本と睨めっこ、
書き終わり、また自分の作品と睨めっこする姿が見られました。新年を迎え、新たな気持ちで
本番も取り組んでほしいと思います。
子どもたちが一文字一文字集中して書いた力作をぜひご覧になってください。
〈校内書き初め展〉
日時:1月 17 日~23 日
9:00~16:00
会場:緑小学校 各教室前
◇1,2年・・・硬筆作品
◇3年「お正月」
◇4年「美しい山」
◇5年「希望の光」
◇6年「夢の実現」
〈墨田区書写展〉
日時:1月21日~23日 9:00~16:30
1月24日 9:00~15:30
会場:第四吾嬬小学校 体育館
1月21日より第四吾嬬小学校で行
われる区展には、各学年の代表児童の
作品と5年生、みどり学級の自由作品
が展示されます。
ユニセフ募金活動
担当 平賀 達也
1月13日~16日の朝、みどり学級前にて、代表委員を中心にユニセフ募金を行います。
今年度の緑小のユニセフ募金活動のテーマは、「病気の子供たちの笑顔を取り戻そう」です。
ユニセフの活動については、冬休み前に朝会等においてアニメーションで内容を学習してい
ます。子どもたちにとっても今ある生活について、あたりまえと思っているものに感謝するこ
とを学ぶ機会となりました。
子どもたちには、世界の子どもたちのことを気にかける気持ちを大切に
しつつ、身近なところで困っている友達のことを見て、助けてあげたいと
いう気持ちを大切にしてほしいと願っています。
行事予定 1月
学校公開について
担当
柳澤 章人
本校では、以下の内容をねらいとして、学校公開を6月、10月、1月の年間3回実施し
ています。
「授業の参観を通して、地域の方や保護者に本校の教育活動に対して理解を得ていただく
よい機会とし、学校と地域・保護者との連携をより深める。」
今年度は、昨年度の保護者・地域からのご要望を生かし、1月に月曜日・火曜日の学校公
開を行います。今までは、主に金曜日と土曜日の公開でした。特に土曜日は、様々な行事や
ゲストを招いての授業など、緑小学校の特色ある取組を参観いただいてきました。今年度は、
別の曜日の授業も参観いただき、専科など今まで参観できなかった教科を参観いただければ
と思います。また、国語や算数などの主要な教科をご参観ください。
今年度より保護者の皆様に月に1度は、学校に関わる機会をもっていただこうと考え、昨
年度と違い、合わせて保護者会も実施することにいたしました。授業を終えての保護者会で
すので、授業の感想などもお聞かせ願えれば幸いです。ご参観よろしくお願いします。
日
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4年担任 根本 歩
4年生は毎日元気いっぱい、ギャングエイジまっただ中です。発達段階の中で中学年(3・
4年生)は「ギャングエイジ」と呼ばれ、子ども同士で徒党を組んで活動する年頃と言われ
ています。色々なことに興味をもち、失敗を恐れずに挑戦します。時には、大人に「いけな
い」と言われたこともやってみます。そこで、ちょっと危ない、痛い、つらい思いをして改
めて“どうしてやってはいけなかったのか”を実感し、身をもって学ぶのです。友達とケン
カをすることも、この時期の大事な経験であり、良好な人間関係を築いていくための学びの
機会となります。
子どもは、子どもの集団の中で育っていきます。そして、大人に対して意見してくる年頃
でもあります。お家でも「屁理屈を言って」と、困った思いをされた方も多いのではないで
しょうか。今まで、大人に言われてなんとなくもやもやしていたことを、言葉にできるよう
になったのです。まず、「違う」と言葉にしてみることで、本当に正しいかどうかを検証し
ようとしているのかもしれません。机に向かわない時間も毎日が経験と学びの連続です。揺
れがちな思いを否定せずに見守り、自分で納得できる答えを出す手助けをしていけたらと思
います。
行
事
元日
冬季休業日終
朝会 安全指導
委員会
24
成人の日
朝会 避難訓練 計測⑥
計測⑤
計測④
計測③ 代表委員会
書き初め展始 交通安全教室(5)
土
たてわり班活動
日
月 朝会 学校公開 保護者会(低・み)
火 読み語り 学校公開 保護者会(高)
水 区連合展覧会始 計測②
木 音楽朝会 計測①
金 書き初め展終 クラブ見学
土 区連合展覧会終
25
26
27
日
月 マラソン月間始
火
28
水
17
ギャングエイジ
曜
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
行事予定 2月
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23
読み語り(異学年による読み語り)
校内研究のため午前授業(5-2以外)
日
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曜
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
行
事
朝会
給食交流(1)
マラソン月間終 委員会
朝会
避難訓練 交通安全教室(1)安全指導
建国記念の日
給食交流(1)
朝会
リズムダンス月間
新1年生保護者会
17 火
18
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20
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23
水
木
金
土
日
月
MBC による読み語り
音楽朝会
代表委員会
クラブ発表
一斉下校訓練
朝会
24 火
25 水 区研究会のため午前授業
26 木 校外学習(み)
27 金 6年生を送る会 リズムダンス月間終
28 土
29 木
30 金
31 土
※予定は変更になる場合があります。
※SC・・・スクールカウンセラーが開室している日(予約をどうぞ)原則は、毎週火曜日
と金曜日に勤務しています。希望する方はSCまたは副校長までご連絡くださ
い。