行政書士しが No.359 平成25年（2013年）１月１日／月刊（1）発行所滋賀県行政書士会発行人盛武隆／編集人古川諭所在地滋賀県行政書士会館〒５２０−００５６大津市末広町２−１（ＪＲ大津駅前徒歩１分） TEL（０７７）５２５−０３６０・FAX（０７７）５２８−５６０６ E-mail：[email protected] URL：http://www.gyosei-shiga.or.jp/ 滋賀県行政書士会会長平成二十五年元旦賀正賀正盛武隆役職員一同メタセコイア並木（びわこビジターズビューロー提供）日本一行政書士のになろう滋賀県行政書士会会長盛武隆あけましておめでとうございます。巳年の本年は、古い衣から脱皮し、新しい社会へと大きな変化が期待できます。「滋賀県なんでも一番」のＨＰには、数多くの日本一の分野が掲げてあり、行政書士の視点からは、今後の伸び率、拡大が期待できる有望な日本一の市場と見ることができます。１．自然界の分野では、琵琶湖、山林、農地等に関連する排出ガス取引、森林の土地の所有者届出、第六次産業等の業務２．産業分野では、知的資産経営報告書を活用した中小事業者支援、日本政策金融公庫や商工会議所・商工会との共同事業としての事業資金の活用支援や経営コンサルティング、新規事業の起業・創業支援等の業務３．経済・文化の分野では、地域通貨やＳＮＳ等の市民活動を支援するＮＰＯや公益法人の設立等の業務４．少子高齢化の分野では、子供と高齢者の生活支援、供と高齢者の生活支援福祉や介護、成年後見等の業務５．光回線の世帯普及率、パソコン保有台数が日本一の分野では、電子申請・電子商取引、ホームページ活用型の無店舗販売等のベンチャービジネスの起業・創業等の業務など、一部の分野を例示しましたが、日本一の各市場のニーズをいかに行政書士の業務に結びつけるかが、滋賀会と会員の皆さまの本年の課題でもあります。次に視点を宇宙に飛び交うガス星雲に転じれば、最先端部分は常に新しいガスが発生し、尻尾の部分は衰退し消滅していきます。これを行政書士業務にたとえると、行政書士業務は日々新しい分野が生まれ、許認可・届け出等も古い分野が消えていきます。いま、最先端業務としての知的資産経営報告書の作成では、入会歴３∼４年の滋賀会会員が全国をリードしています。市場率は全国のわずか１％県と言われる滋賀県でも、さまざまな分野で日本一の業界があります。このように新人、既存会員を問わず、会員歴にとらわれることなく、会員各位がそれぞれの得意分野を確立し、その道の第一人者すなわち日本一を目指すことができますよう、祈念申し上げますとともに、役員一同も滋賀会の運営日本一を目指して努めることをお誓いして、新年のごあいさつとさせていただきます。作成した書類には、記名して職印を押すことが義務付けられています。