調査項目・調査方法・判定基準について(PDF版)

東京都建築基準法施行細則による調査の項目等
平成27年1月30日 東京都告示第109号(平成20年東京都告示第443号の一部を改正)
別表
一
敷
地
及
び
地
盤
(は)判定基準
建築物周辺に陥没があり、安全性
を著しく損ねていること。
排水管の詰まりによる汚水の溢れ
等により衛生上問題があること。
地盤
(2)
敷地
(3)
建築基準法施行令(昭和25年
政令第338号。以下「令」とい
う。)第128条に規定する通
路、東京都建築安全条例(昭
和25年東京都条例第89号。
以下「条例」という。)第10条の
4第1項に規定する屋外避難
通路、第23条第2項に規定す
る寄り付き等及び第46条第2
項に規定する通路(以下この
部において「敷地内の通路
等」という。)
敷地内の通路等の確保の 目視により確認する。
状況
有効幅員の確保の状況
設計図書等により確認し又は
鋼製巻尺等により測定する。
敷地内の通路等が確保されてい
ないこと。
敷地内の通路等の有効幅員が不
足していること。
敷地内の通路等の支障物 目視により確認する。
の状況
敷地内の通路等に支障物がある
こと。
共同住宅等の主要な出入り
口からの通路等
通路等の確保の状況
目視により確認し又は鋼製巻 条例第17条(条例第73条において
尺等により測定する。
準用する場合を含む。)の規定に
適合しないこと。
通路等の支障物の状況
目視により確認する。
窓先空地の確保の状況
設計図書等により確認し又は 条例第19条第1項(条例第37条又
鋼製巻尺等により測定する。 は第73条において準用する場合を
含む。)の規定に適合しないこと。
(9)
窓先空地から道路等に至
るまでの屋外通路の確保
の状況
設計図書等により確認し又は 条例第19条第2項(条例第37条又
鋼製巻尺等により測定する。 は第73条において準用する場合を
含む。)の規定に適合しないこと。
(10)
窓先空地又は窓先空地か 目視により確認する。
ら道路等に至るまでの屋外
通路等の支障物の状況
(11) 塀
組積造の塀又は補強コンク
リートブロック造の塀等の
耐震対策の状況
組積造の塀又は補強コンク
リートブロック造の塀等の
劣化及び損傷の状況
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
窓先空地及び屋外通路
(12)
(13) 擁壁
(14)
(15) がけ
(16) 敷地に直接設置した広告塔
及び広告板
(17)
二
建
築
物
の
外
部
(い)調査項目
(ろ)調査方法
地盤沈下等による不陸、傾 目視により確認する。
斜等の状況
敷地内の排水の状況
目視により確認する。
(1)
(1)
(4)
条例第19条第1項に規定する窓先
空地又は第2項に規定する窓先空
地から道路等に至るまでの屋外通
路等に支障物があること。
設計図書等により確認し又は 令第61条又は令第62条の8の規
鋼製巻尺等により測定する。 定に適合しないこと。
目視、下げ振り等により確認
する。
著しいひび割れ、破損又は傾斜が
生じていること。
擁壁の劣化及び損傷の状 必要に応じて双眼鏡等を使用 著しい傾斜若しくはひび割れがあ
況
し目視により確認する。
ること又は目地部より土砂が流出
していること。
擁壁の水抜きパイプの維 必要に応じて双眼鏡等を使用 水抜きパイプに詰まりがあること。
持保全の状況
し目視により確認するととも
に、手の届く範囲は必要に応
じて鉄筋棒等を挿入し確認す
る。
がけの安全上の支障の状
況
広告塔及び広告板本体の
劣化及び損傷の状況
目視又は必要に応じて鋼製巻
尺等により測定する。
必要に応じて双眼鏡等を使用
し目視により確認する。
条例第6条第2項の規定に適合し
ないこと。
広告塔及び広告板本体に著しいさ
び又は腐食が発生していること。
支持部分等の劣化及び損 目視及び手の届く範囲をテス 支持部分に緊結不良があること又
傷の状況
トハンマーによる打診等により は緊結金物に著しいさび、腐食等
確認する。
があること。
基礎
基礎の沈下等の状況
土台(木造に限る。)
土台の沈下等の状況
(2)
(3)
通路等に支障物があること。
目視及び建具の開閉具合等 地盤沈下に伴う著しいひび割れが
により確認する。
あること又は建具開閉等に支障が
あること。
基礎の劣化及び損傷の状 目視により確認する。
礎石にずれがあること又はコンク
況
リート面に鉄筋露出若しくは著しい
ひび割れ、欠損等があること。
目視及び建具の開閉具合等 土台にたわみ、傾斜等があること
により確認する。
又は建具開閉に支障があること。
土台の劣化及び損傷の状 目視及び手の届く範囲をテス 木材に著しい腐朽、損傷若しくは
況
トハンマーによる打診等により 虫害があること又は緊結金物に著
確認する。
しいさび、腐食等があること。
(5)
く体等
外壁、軒裏及び外壁の開 設計図書等により確認する。 法第23条、第24条、第25条若しく
口部で延焼のおそれのあ
は第64条又は条例第11条の2の
る部分の防火対策の状況
規定に適合しないこと。
(6)
木造の外壁く体の劣化及
び損傷の状況
(7)
組積造の外壁く体の劣化
及び損傷の状況
(8)
補強コンクリートブロック造 必要に応じて双眼鏡等を使用 目地モルタルに著しい欠落がある
の外壁く体の劣化及び損 し目視により確認する。
こと又はブロック積みに変位等が
傷の状況
あること。
(9)
鉄骨造の外壁く体の劣化
及び損傷の状況
必要に応じて双眼鏡等を使用 鋼材に著しいさび、腐食等がある
し目視により確認する。
こと。
(10)
鉄筋コンクリート造及び鉄
骨鉄筋コンクリート造の外
壁く体の劣化及び損傷の
状況
必要に応じて双眼鏡等を使用 コンクリート面に鉄筋露出又は著
し目視により確認する。
しい白華、ひび割れ、欠損等があ
ること。
(11)
外装仕上げ材等 タイル、石ばり等(乾式工法
によるものを除く。)、モルタ
ル等の劣化及び損傷の状
況
必要に応じて双眼鏡等を使用 木材に著しい腐朽、損傷若しくは
し目視により確認する。
虫害があること又は緊結金物に著
しいさび、腐食等があること。
必要に応じて双眼鏡等を使用 れんが、石等に割れ、ずれ等があ
し目視により確認する。
ること。
開口隅部、水平打継部、斜壁 外壁タイル等にはく落等があるこ
部等のうち手の届く範囲をテ と又は著しい白華、ひび割れ、浮
ストハンマーによる打診等に き等があること。
より確認し、その他の部分は
必要に応じて双眼鏡等を使用
し目視により確認し、異常が
認められた場合にあっては、
落下により歩行者等に危害を
加えるおそれのある部分を全
面的にテストハンマーによる
打診等により確認する。ただ
し、竣工後、外壁改修後若しく
は落下により歩行者等に危害
を加えるおそれのある部分の
全面的なテストハンマーによ
る打診等を実施した後十年を
超え、かつ三年以内に落下に
より歩行者等に危害を加える
おそれのある部分の全面的な
テストハンマーによる打診等
を実施していない場合にあっ
ては、落下により歩行者等に
危害を加えるおそれのある部
分を全面的にテストハンマー
による打診等により確認する
(三年以内に外壁改修等が行
われることが確実である場合
又は別途歩行者等の安全を
確保するための対策を講じて
いる場合を除く。)。
(12)
乾式工法によるタイル、石 必要に応じて双眼鏡等を使用 ひび割れ、欠損等があること。
ばり等の劣化及び損傷の し目視により確認する。
状況
(13)
金属系パネル(帳壁を含
必要に応じて双眼鏡等を使用 パネル面又は取合い部が著しいさ
む。)の劣化及び損傷の状 し目視により確認する。
び等により変形していること。
況
(14)
コンクリート系パネル(帳壁 必要に応じて双眼鏡等を使用 さび汁を伴ったひび割れ、欠損等
を含む。)の劣化及び損傷 し目視により確認する。
があること。
の状況
(15)
窓サッシ等
(16)
(17)
(18)
サッシ等の劣化及び損傷
の状況
必要に応じて双眼鏡等を使用 サッシ等の腐食又はネジ等の緩
し目視により確認し又は開閉 みにより変形していること。
により確認する。
はめ殺し窓のガラスの固定 触診により確認する。
の状況
外壁に緊結され
た広告板、空調
室外機等
昭和46年建設省告示第109号第3
第4号の規定に適合していないこ
と。
機器本体の劣化及び損傷 必要に応じて双眼鏡等を使用 機器本体に著しいさび又は腐食が
の状況
し目視により確認する。
あること。
支持部分等の劣化及び損 必要に応じて双眼鏡等を使用 支持部分に緊結不良があること又
傷の状況
し目視により確認し又は手の は緊結金物に著しいさび、腐食等
届く範囲をテストハンマーによ があること。
る打診等により確認する。
三
屋
上
及
び
屋
根
(1)
屋上面
屋上面の劣化及び損傷の 目視により確認する。
状況
歩行上危険なひび割れ若しくは反
りがあること又は伸縮目地材が欠
落し植物が繁茂していること。
(2)
屋上回り(屋上面を除く。)
パラペットの立ち上り面の
劣化及び損傷の状況
目視及びテストハンマーによ
る打診等により確認する。
モルタル等の仕上げ材に著しい白
華、ひび割れ等があること又はパ
ネルが破損していること。
(3)
笠木モルタル等の劣化及
び損傷の状況
目視及びテストハンマーによ
る打診等により確認する。
モルタル面に著しいひび割れ、欠
損等があること。
(4)
金属笠木の劣化及び損傷 目視及びテストハンマーによ
の状況
る打診等により確認する。
(5)
排水溝(ドレーンを含む。)の 目視及びテストハンマーによ 排水溝のモルタルに著しいひび割
劣化及び損傷の状況
る打診等により確認する。
れ、浮き等があること。
屋根の防火対策の状況
設計図書等により確認する。 防火地域又は準防火地域内の建
築物の屋根にあっては法第63条
の規定に適合しないこと又は平成
7年東京都告示第354号において
指定する区域内の建築物の屋根
にあっては法第22条第1項の規定
に適合しないこと。
(6)
屋根
(7)
(8)
(9)
四
建
築
物
の
内
部
(1)
機器及び工作物(冷却塔設
備、広告塔等)
笠木に著しいさび若しくは腐食が
あること又は笠木接合部に緩みが
あり部分的に変形していること。
屋根の劣化及び損傷の状 必要に応じて双眼鏡等を使用 屋根ふき材に割れがあること又は
況
し目視により確認し又はテスト 緊結金物に著しい腐食等があるこ
ハンマーによる打診等により と。
確認する。
機器、工作物本体及び接 目視及びテストハンマーによ 機器若しくは工作物本体又はこれ
合部の劣化及び損傷の状 る打診等により確認する。
らと屋上及び屋根との接合部に著
況
しいさび、腐食等があること。
支持部分等の劣化及び損 目視及びテストハンマーによ
傷の状況
る打診等により確認する。
防火区画 令第112条第9項に規定する区画の状況
支持部分に緊結不良若しくは緊結
金物に著しい腐食等又はコンク
リート基礎等に著しいひび割れ、
欠損等があること。
設計図書等により確認する。 令第112条第9項の規定に適合し
ないこと。ただし、令第129条の2の
2第1項の規定が適用され、かつ、
全館避難安全性能に影響を及ぼ
す修繕等が行われていない場合
を除く。
(2)
令第112条第1項から第3項まで又は同条第5 設計図書等により確認する。 令第112条第1項から第8項(令第
項から第8項までの各項等に規定する区画の
129条の2の2第1項の規定が適用
状況
され、かつ、全館避難安全性能に
影響を及ぼす修繕等が行われて
いない場合にあっては、第5項を除
く。)又は条例第25条の規定に適
合しないこと。
(3)
令第112条第12項、第13項等に規定する区画 設計図書等により確認する。 令第112条第12項若しくは第13項
の状況
又は条例第10条の5、第30条、第
38条、第39条若しくは第48条から
第51条まで(令第129条の2第1項
の規定が適用され、かつ階避難安
全性能に影響を及ぼす修繕等が
行われていない場合にあっては、
条例第48条を除き、令129条の2の
2第1項の規定が適用され、かつ全
館避難安全性能に影響を及ぼす
修繕等が行われていない場合に
あっては、令第112条第12項、第
13項、条例第48条及び第49条を
除く。)の規定に適合しないこと。
(4)
条例第8条に規定する区画の状況
(5)
防火区画の外周 令第112条第10項に規定す 設計図書等により確認する。 令第112条第10項又は第11項の
部
る外壁等及び同条第11項
規定に適合しないこと。
に規定する防火設備の処
置の状況
(6)
設計図書等により確認する。 条例第8条の規定に適合しないこ
と。ただし、令第129条の2の2第1
項の規定が適用され、かつ、全館
避難安全性能に影響を及ぼす修
繕等が行われていない場合を除
く。
令第112条第10項に規定す 目視により確認する。
る外壁等及び同条第11項
に規定する防火設備の劣
化及び損傷の状況
令第112条第10項に規定する外壁
等、同条第11項に規定する防火設
備に損傷があること。
(7)
(8)
壁の室内 く体等
に面する
部分
木造の壁の室内に面する
部分のく体の劣化及び損
傷の状況
組積造の壁の室内に面す
る部分のく体の劣化及び損
傷の状況
必要に応じて双眼鏡等を使用 木材に著しい腐朽、損傷若しくは
し目視により確認する。
虫害があること又は緊結金物に著
しいさび、腐食等があること。
必要に応じて双眼鏡等を使用 れんが、石等に割れ、ずれ等があ
し目視により確認する。
ること。
(9)
補強コンクリートブロック造 必要に応じて双眼鏡等を使用 目地モルタルに著しい欠落がある
の壁の室内に面する部分 し目視により確認する。
こと又はブロック積みに変位があ
のく体の劣化及び損傷の
ること。
状況
(10)
鉄骨造の壁の室内に面す 必要に応じて双眼鏡等を使用 鋼材に著しいさび、腐食等がある
る部分のく体の劣化及び損 し目視により確認する。
こと。
傷の状況
(11)
鉄筋コンクリート造及び鉄 必要に応じて双眼鏡等を使用 コンクリート面に鉄筋露出又は著
骨鉄筋コンクリート造の壁 し目視により確認する。
しい白華、ひび割れ、欠損等があ
の室内に面する部分のく体
ること。
の劣化及び損傷の状況
(12)
令第115条の2の2 準耐火性能等の確保の状 設計図書等により確認する。 次に掲げる各号のいずれかに該
第1項第1号に掲 況
当すること。
げる基準に適合
する準耐火構造
(一) 令第112条第1項から第4項
の壁、耐火構造
まで又は第13項(令第129条の2の
の壁又は準耐火
2第1項の規定が適用され、かつ、
構造の壁(防火区
全館避難安全性能に影響を及ぼ
画を構成する壁
す修繕等が行われていない場合
に限る。)
にあっては、第13項を除く。)の規
定による防火区画 令第115条の2
の2の規定に適合しないこと。
(二) 令第112条第5項又は第8項
(令第129条の2の2第1項の規定が
適用され、かつ、全館避難安全性
能に影響を及ぼす修繕等が行わ
れていない場合にあっては、第5項
を除く。)の規定による防火区画
令第107条の規定に適合しないこ
と。
(三) 令第112条第9項、第10項又
は第12項(令第129条の2の2第1項
の規定が適用され、かつ、全館避
難安全性能に影響を及ぼす修繕
等が行われていない場合にあって
は、第9項及び第12項を除く。)の
規定による防火区画 令第107条
の2の規定に適合しないこと。
(13)
部材の劣化及び損傷の状 目視により確認する。
況
(14)
鉄骨の耐火被覆の劣化及 設計図書等により確認し、法 耐火被覆のはがれ等により鉄骨
び損傷の状況
第12条第1項の規定に基づく が露出していること。
調査以後に法第6条第1項の
規定に基づく確認を要しない
規模の修繕や模様替え等(以
下「修繕等」という。)が行わ
れ、かつ、点検口等がある場
合にあっては、点検口等から
目視により確認する。
(15)
給水管、配電管その他の 設計図書等により確認し、修 令第112条第15項、第16項若しく
管又は風道の区画貫通部 繕等が行われ、かつ、点検口 は令第129条の2の5又は条例第
の充てん等の処理の状況 等がある場合にあっては、点 74条の規定に適合しないこと。
検口等から目視により確認す
る。
(16)
令第114条に規定 令第114条に規定する界
する界壁、間仕切 壁、間仕切壁及び隔壁の
壁及び隔壁
状況
各部材及び接合部に穴又は破損
があること。
設計図書等により確認し、修 令第114条の規定に適合しないこ
繕等が行われ、かつ、点検口 と。
等がある場合にあっては、点
検口等から目視により確認す
る。
(17)
令第129条各項等 室内に面する部分の仕上
に規定する建築 げの維持保全の状況
物の壁の室内に
面する部分
設計図書等により確認する。 令第129条又は条例第15条、第72
条、第73条若しくは第75条(令第
129条の2第1項の規定が適用さ
れ、かつ階避難安全性能に影響を
及ぼす修繕等が行われていない
場合又は令第129条の2の2第1項
の規定が適用され、かつ全館避難
安全性能に影響を及ぼす修繕等
が行われていない場合にあって
は、令第129条第2項、第6項、第7
項及び階段に係る部分以外の規
定並びに条例第15条(専修学校及
び各種学校に限り、かつ、階段に
係る部分を除く。)及び第72条(階
段に係る部分を除く。)の規定を除
く。)の規定に適合しないこと。
(18) 床
く体等
木造の床く体の劣化及び
損傷の状況
目視により確認する。
木材に著しい腐朽、損傷若しくは
虫害があること又は緊結金物に著
しいさび、腐食等があること。
(19)
鉄骨造の床く体の劣化及
び損傷の状況
目視により確認する。
鋼材に著しいさび、腐食等がある
こと。
(20)
鉄筋コンクリート造及び鉄 目視により確認する。
骨鉄筋コンクリート造の床く
体の劣化及び損傷の状況
コンクリート面に鉄筋露出又は著
しい白華、ひび割れ、欠損等があ
ること。
(21)
令第115条の2の2 準耐火性能等の確保の状 設計図書等により確認する。 次に掲げる各号のいずれかに該
第1項第1号に掲 況
当すること。
げる基準に適合
する準耐火構造
(一) 令第112条第1項から第4項
の床、耐火構造
まで又は第13項(令第129条の2の
の床又は準耐火
2第1項の規定が適用され、かつ、
構造の床(防火区
全館避難安全性能に影響を及ぼ
画を構成する床
す修繕等が行われていない場合
に限る。)
にあっては、第13項を除く。)の規
定による防火区画 令第115条の2
の2の規定に適合しないこと。
(二) 令第112条第5項又は第8項
(令第129条の2の2第1項の規定が
適用され、かつ、全館避難安全性
能に影響を及ぼす修繕等が行わ
れていない場合にあっては、第5項
を除く。)の規定による防火区画
令第107条の規定に適合しないこ
と。
(三) 令第112条第9項、第10項又
は第12項(令第129条の2の2第1項
の規定が適用され、かつ、全館避
難安全性能に影響を及ぼす修繕
等が行われていない場合にあって
は、第9項及び第12項を除く。)の
規定による防火区画 令第107条
の2の規定に適合しないこと。
(22)
部材の劣化及び損傷の状 目視により確認する。
況
各部材及び接合部に穴や破損が
あること。
(23)
給水管、配電管その他の 設計図書等により確認し、修 令第112条第15項、第16項若しく
管又は風道の区画貫通部 繕等が行われ、かつ、点検口 は令第129条の2の5又は条例第
の充てん等の処理の状況 等がある場合にあっては点検 74条の規定に適合しないこと。
口等から目視により確認す
る。
(24) 天井
令第129条各項等 室内に面する部分の仕上
に規定する建築 げの維持保全の状況
物の天井の室内
に面する部分
(25)
(26)
設計図書等により確認する。 令第129条又は条例第15条、第72
条、第73条若しくは第75条(令第
129条の2第1項の規定が適用さ
れ、かつ階避難安全性能に影響を
及ぼす修繕等が行われていない
場合又は令第129条の2の2第1項
の規定が適用され、かつ全館避難
安全性能に影響を及ぼす修繕等
が行われていない場合にあって
は、令第129条第2項、第6項、第7
項及び階段に係る部分以外の規
定並びに条例第15条(専修学校及
び各種学校に限り、かつ、階段に
係る部分を除く。)及び第72条(階
段に係る部分を除く。)の規定を除
く。)の規定に適合しないこと。
室内に面する部分の仕上 必要に応じて双眼鏡等を使用 室内に面する部分の仕上げに浮
げの劣化及び損傷の状況 し目視により確認し又はテスト き、たわみ等の劣化若しくは損傷
ハンマーによる打診等により があること又ははく落等があるこ
確認する。
と。
特定天井
特定天井の天井材の劣化 必要に応じて双眼鏡等を使用 天井材に腐食、緩み、外れ、欠
及び損傷の状況
し目視により確認する。
損、たわみ等があること。
(27) 防火設備(防火戸、シャッター 区画に対応した防火設備
その他これらに類するものに の設置の状況
限る。)
(28)
居室から地上へ通じる主た
る廊下、階段その他の通路
に設置された防火設備に
おけるくぐり戸の設置の状
況
(29)
昭和48年建設省告示第
2563号第1第1号ロに規定
する基準についての適合
の状況
目視及び設計図書等により確 令第112条第14項の規定に適合し
認する。
ないこと。
(30)
常時閉鎖又は作動をした
状態にあるもの以外の防
火設備における煙又は熱
を感知し自動的に閉鎖又
は作動させる装置の設置
の状況
目視により確認する。
令第112条第14項の規定に適合し
ないこと。
(31)
防火戸の開放方向
目視により確認する。
令第123条第1項第6号、第2項第2
号又は第3項第9号(令第129条の2
第1項の規定が適用され、かつ階
避難安全性能に影響を及ぼす修
繕等が行われていない場合にあっ
ては、第3項第9号(屋内からバル
コニー又は付室に通ずる出入口に
係る部分に限る。)を除き、令第
129条の2の2第1項の規定が適用
され、かつ全館避難安全性能に影
響を及ぼす修繕等が行われてい
ない場合にあっては、第1項第6
号、第2項第2号及び第3項第9号
を除く。)の規定に適合しないこと。
目視及び設計図書等により確 令第112条第14項の規定に適合し
認する。
ないこと。
防火戸にあっては、各階の主 昭和48年建設省告示第2563号第
要な防火戸の閉鎖時間をス 1第1号ロの規定に適合しないこ
トップウォッチ等により測定
と。
し、戸の重量により運動エネ
ルギーを確認するとともに、必
要に応じて閉鎖する力をテン
ションゲージ等により測定す
る。防火シャッター等にあって
は、各階の主要な防火シャッ
ター等を作動させて確認す
る。ただし、三年以内に実施し
た点検の記録がある場合に
あっては、当該記録により確
認することで足りる。
(32)
本体と枠の劣化及び損傷
の状況
目視により確認する。
防火設備の変形又は損傷により
遮炎性能又は遮煙性能(令第112
条第14項第2号に規定する特定防
火設備又は防火設備に限る。)に
支障があること。
(33)
防火設備の閉鎖又は作動 各階の主要な防火設備の閉 防火設備が閉鎖又は作動しないこ
の状況
鎖又は作動を確認する。ただ と。
し、三年以内に実施した点検
の記録がある場合にあって
は、当該記録により確認する
ことで足りる。
(34)
閉鎖又は作動の障害とな
る物品の放置の状況
目視により確認する。
物品が放置されていることにより
防火設備の閉鎖又は作動に支障
があること。
(35)
常時閉鎖の防火戸の固定 目視により確認する。
の状況
常時閉鎖の防火戸が開放状態に
固定されていること。
(36) 照明器具、懸垂物等
照明器具、懸垂物等の落
下防止対策の状況
(37)
防火設備の閉鎖の障害と 目視により確認する。
なる照明器具、懸垂物等の
状況
(38) 居室の採光及び換気
採光のための開口部の面 設計図書等により確認し又は 法第28条第1項又は令第19条の
積の確保の状況
鋼製巻尺等により測定する。 規定に適合しないこと。
(39)
採光の妨げとなる物品の
放置の状況
(40)
換気のための開口部の面 設計図書等により確認し又は 法第28条第2項、令第20条の2又
積の確保の状況
鋼製巻尺等により測定する。 は令第20条の3の規定に適合しな
いこと。
(41)
換気設備の設置の状況
設計図書等により確認する。 法第28条第2項若しくは第3項、令
第20条の2又は令第20条の3の規
定に適合しないこと。
(42)
換気設備の作動の状況
各階の主要な換気設備の作 換気設備が作動しないこと。
動を確認する。ただし、三年以
内に実施した法第12条第3項
に基づく検査(以下「定期検
査」という。)等の記録がある
場合にあっては、当該記録に
より確認することで足りる。
(43)
換気の妨げとなる物品の
放置の状況
目視により確認する。
(44) 石綿等を添加した建築材料
吹付け石綿及び吹付けロッ 設計図書、分析機関による分 平成18年国土交通省告示第1172
クウールでその含有する石 析結果、目視等により確認す 号各号に定める石綿をあらかじめ
綿の重量が当該建築材料 る。
添加した建築材料を使用している
の重量の〇・一パーセント
こと。
を超えるもの(以下「吹付け
石綿等」という。)の使用の
状況
(45)
吹付け石綿等の劣化の状 三年以内に実施した劣化状
況
況調査の結果を確認する。
必要に応じて双眼鏡等を使用 照明器具又は懸垂物に著しいさ
し目視により確認し又は触診 び、腐食、緩み、変形等があるこ
により確認する。
と。
目視により確認する。
防火設備の閉鎖に支障があるこ
と。
採光の妨げとなる物品が放置され
ていること。
換気の妨げとなる物品が放置され
ていること。
表面の毛羽立ち、繊維のくずれ、
たれ下がり、下地からの浮き、はく
離等があること又は三年以内に劣
化状況調査が行われていないこ
と。
(46)
除去又は囲い込み若しくは 必要に応じて双眼鏡等を使用 次に掲げる各号のいずれかに該
封じ込めによる飛散防止措 し目視により確認する。
当すること。
置の実施の状況
(一) 増築若しくは改築を行った場
合の当該部分、増築若しくは改築
に係る部分の床面積の合計が令
第137条に定める基準時(以下「基
準時」という。)における延べ面積
の二分の一を越える増築若しくは
改築を行った場合の当該部分以
外の部分又は大規模の修繕若しく
は大規模の模様替えを行った場
合の当該部分において、吹付け石
綿等の除去をしていないこと。
(二) 増築若しくは改築に係る部分
の床面積の合計が基準時におけ
る延べ面積の二分の一を超えな
い増築若しくは改築を行った場合
の当該部分以外の部分又は大規
模の修繕若しくは大規摸の模様替
えを行った場合の当該部分以外
の部分において、吹付け石綿等の
除去、封じ込め又は囲い込みをし
ていないこと。
(47)
五
避
難
施
設
等
囲い込み又は封じ込めに
よる飛散防止措置の劣化
及び損傷の状況
必要に応じて双眼鏡等を使用 石綿飛散防止剤又は囲い込み材
し目視により確認する。
に亀裂、はく落等の劣化又は損傷
があること。
(1)
令第120条第2項に規定する
通路等
令第120条第2項に規定す 設計図書等により確認する。 令第120条若しくは第121条又は条
る通路等の確保の状況
例第25条(令第129条の2第1項の
規定が適用され、かつ階避難安全
性能に影響を及ぼす修繕等が行
われていない場合又は令第129条
の2の2第1項の規定が適用され、
かつ全館避難安全性能に影響を
及ぼす修繕等が行われていない
場合にあっては、令第120条及び
条例第25条第2項を除く。)の規定
に適合しないこと。
(2)
廊下
幅の確保の状況
設計図書等により確認し又は 幅が令第119条又は条例第10条
鋼製巻尺等により測定する。 の4、第26条若しくは第44条(令第
129条の2第1項の規定が適用さ
れ、かつ、階避難安全性能に影響
を及ぼす修繕等が行われていな
い場合にあっては、令第119条並
びに条例第26条及び第44条を除
き、令第129条の2の2第1項の規
定が適用され、かつ、全館避難安
全性能に影響を及ぼす修繕等が
行われていない場合を除く。)の規
定に適合しないこと。
(3)
行き止まり廊下の状況
設計図書等により確認する。 条例第10条の8の規定に適合しな
いこと。ただし、小学校で令第129
条の2第1項又は第129条の2の2
第1項の規定が適用され、かつ、
階避難安全性能又は全館避難安
全性能に影響を及ぼす修繕等が
行われていない場合を除く。
(4)
物品の放置の状況
目視により確認する。
避難の支障となる物品が放置され
ていること。
(5)
出入口等
(6)
出入口等の確保の状況
目視及び設計図書等により確 令第118条、第124条、第125条若
認する。
しくは第125条の2又は条例第10条
の4、第13条、第23条、第42条、第
43条、第46条若しくは第50条(令第
129条の2第1項の規定が適用さ
れ、かつ、階避難安全性能に影響
を及ぼす修繕等が行われていな
い場合にあっては令第124第1項
第2号並びに条例第13条(小学校
に限る。)及び第43条第1号から第
4号までを除き、令第129条の2の2
第1項の規定が適用され、かつ、
全館避難安全性能に影響を及ぼ
す修繕等が行われていない場合
にあっては、令第124条第1項並び
に第125条第1項及び第3項並びに
条例第10条の4第1項、第13条(小
学校に限る。)、第43条第1号から
第4号まで、第46条第1項第3号、
第4号及び第50条第2項を除く。)の
規定に適合しないこと。
物品の放置の状況
目視により確認する。
物品が放置されていることにより
扉等の開閉に支障があること。
(7)
屋上広場
屋上広場の確保の状況
目視及び設計図書等により確 令第126条又は条例第24条若しく
認する。
は第51条第4号(令第129条の2の2
第1項の規定が適用され、かつ、
全館避難安全性能に影響を及ぼ
す修繕等が行われていない場合
にあっては、条例第51条第4号を
除く。)の規定に適合しないこと。
(8)
避難上有効なバルコニー
避難上有効なバルコニー
の確保の状況
目視及び設計図書等により確 令第121条又は条例第7条の2、第
認する。
10条の8、第19条、第37条若しくは
第73条の規定に適合しないこと。
(9)
手すり等の劣化及び損傷
の状況
目視及びテストハンマーによ
る打診等により確認する。
著しいさび又は腐食があること。
(10)
物品の放置の状況
目視により確認する。
避難に支障となる物品が放置され
ていること。
(11)
避難器具等の設置の状況 目視及び設計図書等により確 令第121条又は条例第7条の2、第
認する。
19条、第37条若しくは第73条の規
定に適合しないこと。
(12)
避難器具の操作性の確保 目視及び作動により確認す
の状況
る。
(13) 階段
階段
直通階段の設置の状況
避難ハッチが開閉できないこと又
は避難器具が使用できないこと。
目視及び設計図書等により確 令第120条、第121条、第122条若
認する。
しくは第123条又は条例第7条の
2、第11条、第24条、第45条若しく
は第51条(令第129条の2第1項の
規定が適用され、かつ、階避難安
全性能に影響を及ぼす修繕等が
行われていない場合にあっては令
第120条並びに第123条第3項第1
号、第9号(屋内からバルコニー又
は付室に通ずる出入口に係る部
分に限る。)及び第11号を除き、令
第129条の2の2第1項の規定が適
用され、かつ、全館避難安全性能
に影響を及ぼす修繕等が行われ
ていない場合にあっては令第120
条並びに第123条第1項第1号及び
第6号、第2項第2号、第3項第1
号、第2号、第9号及び第11号並び
に条例第11条、第45条第1号、第2
号及び第51条第2号から第4号ま
でを除く。)の規定に適合しないこ
と。
(14)
幅の確保の状況
設計図書等により確認し又は 令第23条、第24条若しくは第124
鋼製巻尺等により測定する。 条又は条例第45条(令第129条の2
第1項の規定が適用され、かつ階
避難安全性能に影響を及ぼす修
繕等が行われていない場合にあっ
ては令第124条第1項第2号を除
き、令第129条の2の2第1項の規
定が適用され、かつ全館避難安全
性能に影響を及ぼす修繕等が行
われていない場合にあっては令第
124条第1項並びに条例第45条第1
号及び第2号を除く。)の規定に適
合しないこと。
(15)
手すりの設置の状況
目視により確認する。
(16)
物品の放置の状況
目視により確認する。
(17)
階段各部の劣化及び損傷 目視により確認する。
の状況
令第25条の規定に適合しないこ
と。
通行に支障となる物品が放置され
ていること。
歩行上支障があるひび割れ、さ
び、腐食等があること。
(18)
屋内に設けられ
た避難階段
階段室の構造の状況
目視及び設計図書等により確 令第123条第1項(令第129条の2の
認する。
2第1項の規定が適用され、かつ全
館避難安全性能に影響を及ぼす
修繕等が行われていない場合に
あっては第1号及び第6号を除く。)
の規定に適合しないこと。
(19)
屋外に設けられ
た避難階段
屋内と階段との間の防火
区画の確保の状況
目視及び設計図書等により確 令第123条第2項(令第129条の2の
認する。
2第1項の規定が適用され、かつ全
館避難安全性能に影響を及ぼす
修繕等が行われていない場合に
あっては第2項第2号を除く。)の規
定に適合しないこと。
開放性の確保の状況
目視及び設計図書等により確 開放性が阻害されていること。
認する。
(20)
(21)
特別避難階段
令第123条第3項第1号に規 設計図書等により特別避難階 令第123条第3項(令第129条の2第
定するバルコニー(以下単 段の位置及びバルコニー又 1項の規定が適用され、かつ、階
に「バルコニー」という。)又 は付室の構造を確認する。
避難安全性能に影響を及ぼす修
は付室(以下単に「付室」と
繕等が行われていない場合にあっ
いう。)の構造及び面積の
ては第1号、第9号(屋内からバル
確保の状況
コニー又は付室に通ずる出入口に
係る部分に限る。)及び第11号を除
き、令第129条の2の2第1項の規
定が適用され、かつ、全館避難安
全性能に影響を及ぼす修繕等が
行われていない場合にあっては第
1号、第2号、第9号及び第11号を
除く。)の規定に適合しないこと。
(22)
付室の排煙設備の設置の 目視及び設計図書等により確 昭和44年建設省告示第1728号の
状況
認する。
規定に適合しないこと。
(23)
付室の排煙設備の作動の 各階の主要な排煙設備の作 排煙設備が作動しないこと。
状況
動を確認する。ただし、三年以
内に実施した定期検査等の
記録がある場合にあっては、
当該記録により確認すること
で足りる。
付室の外気に向かって開く 目視及び作動により確認す 外気に向かって開くことができる窓
ことができる窓の状況
る。
が開閉しないこと又は物品により
排煙に支障があること。
(24)
(25)
物品の放置の状況
目視により確認する。
バルコニー又は付室に物品が放
置されていること。
(26) 排煙設備 防煙壁
等
防煙区画の設置の状況
(27)
防煙壁の劣化及び損傷の 目視により確認する。
状況
(28)
可動式防煙壁の作動の状 各階の主要な可動式防煙壁 可動式防煙壁が作動しないこと。
況
の作動を確認する。ただし、三
年以内に実施した定期検査
等の記録がある場合にあって
は、当該記録により確認する
ことで足りる。
(29)
防煙壁にき裂、破損、変形等があ
ること。
排煙設備の設置の状況
目視及び設計図書等により確 令第126条の2又は条例第14条第
認する。
1項の規定に適合しないこと。ただ
し、令第129条の2第1項の規定が
適用され、かつ、階避難安全性能
に影響を及ぼす修繕等が行われ
ていない場合又は令第129条の2
の2第1項の規定が適用され、か
つ、全館避難安全性能に影響を及
ぼす修繕等が行われていない場
合を除く。
(30)
排煙設備の作動の状況
各階の主要な排煙設備の作 排煙設備が作動しないこと。
動を確認する。ただし、三年以
内に実施した定期検査等の
記録がある場合にあっては、
当該記録により確認すること
で足りる。
(31)
排煙口の維持保全の状況 目視により確認するとともに、 排煙口が開閉しないこと又は物品
開閉を確認する。
により排煙に支障があること。
(32) その他の
設備等
排煙設備
設計図書等により確認する。 令第126条の3の規定に適合しな
いこと。ただし、令第129条の2第1
項の規定が適用され、かつ、階避
難安全性能に影響を及ぼす修繕
等が行われていない場合又は令
第129条の2の2第1項の規定が適
用され、かつ、全館避難安全性能
に影響を及ぼす修繕等が行われ
ていない場合を除く。
非常用の進入口 非常用の進入口等の設置 目視及び設計図書等により確 令第126条の6又は第126条の7の
等
の状況
認する。
規定に適合しないこと。
(33)
(34)
非常用の進入口等の維持 目視により確認する。
保全の状況
非常用エレベー
ター
物品が放置され進入に支障があ
ること。
令第129条の13の3第3項に 目視及び設計図書等により確 令第129条の13の3第3項の規定
規定する乗降ロビー(以下 認する。
に適合しないこと。
単に「乗降ロビー」という。)
の構造及び面積の確保の
状況
(35)
乗降ロビーの排煙設備の
設置の状況
目視及び設計図書等により確 令第129条の13の3第3項の規定
認する。
に適合しないこと。
(36)
乗降ロビーの排煙設備の
作動の状況
各階の主要な排煙設備の作 排煙設備が作動しないこと。
動を確認する。ただし、三年以
内に実施した定期検査等の
記録がある場合にあっては、
当該記録により確認すること
で足りる。
(37)
乗降ロビーの外気に向かっ 目視により確認するとともに、 外気に向かって開くことができる窓
て開くことができる窓の状 開閉を確認する。
が開閉しないこと又は物品により
況
排煙に支障があること。
(38)
物品の放置の状況
(39)
非常用エレベーターの作動 非常用エレベーターの作動を 非常用エレベーターが作動しない
の状況
確認する。ただし、三年以内 こと。
に実施した定期検査等の記
録がある場合にあっては、当
該記録により確認することで
足りる。
目視により確認する。
乗降ロビーに物品が放置されてい
ること。
(40)
六
そ
の
他
非常用の照明装 非常用の照明装置の設置 目視及び設計図書等により確 令第126条の4又は条例第14条第
置
の状況
認する。
2項の規定に適合しないこと。
(41)
非常用の照明装置の作動 各階の主要な非常用の照明 非常用の照明装置が作動しないこ
の状況
装置の作動を確認する。ただ と。
し、三年以内に実施した定期
検査等の記録がある場合に
あっては、当該記録により確
認することで足りる。
(42)
照明の妨げとなる物品の
放置の状況
(1)
地下街等 地下街又は地下 防火区画
道に面する建築
物の地下の部分
目視により確認する。
照明の妨げとなる物品が放置され
ていること。
設計図書等により確認する。 条例第73条の6(条例第73の18に
おいて準用する場合を含む。)、第
73条の9又は第73条の16の規定
に適合しないこと。
(2)
地下の構え又は地下道に 設計図書等により確認する。 条例第73条の4又は第73条の15
面する建築物の地下の部
の規定に適合しないこと。
分と地下道との関係
(3)
地下道の直通階段の確保 設計図書等により確認し又は 条例第73条の5又は第73条の
の状況
鋼製巻尺等により測定する。 11(条例第73の18において準用す
る場合を含む。)の規定に適合しな
いこと。
(4)
地下の構えの各部分から
地下道等までの歩行距離
の状況
(5)
地下道の地上への開放性 設計図書等により確認する。 条例第73条の10(条例第73条の18
の確保の状況
において準用する場合を含む。)の
規定に適合しないこと。
(6)
物品の放置の状況
(7)
目視により確認する。
地下道又は階段(出入口階段ホー
ルを含む。)部分に避難に支障とな
る物品が放置されていること。
地下道に面する 階段ホールの構造及び幅 設計図書等により確認する。 条例第73条の17に適合しないこ
建築物の地下の
と。
部分
物品の放置の状況
目視により確認する。
階段ホール部分に避難に支障と
なる物品が放置されていること。
(8)
(9)
設計図書等により確認する。 条例第73条の7又は第73条の8の
規定に適合しないこと。
特殊な構
造等
(10)
(11)
膜構造建築物の 膜体及び取付部材の劣化 必要に応じて双眼鏡等を使用 膜体に破れ、雨水貯留、接合部の
膜体、取付部材 及び損傷の状況
し目視により確認する。ただ はがれ等があること。
等
し、三年以内に実施した点検
の記録がある場合にあって
は、当該記録により確認する
ことで足りる。
膜張力及びケーブル張力
の状況
必要に応じて双眼鏡等を使用 膜張力又はケーブル張力が低下
し目視により確認する。ただ していること。
し、三年以内に実施した点検
の記録がある場合にあって
は、当該記録により確認する
ことで足りる。
免震構造建築物 免震装置の劣化及び損傷 目視により確認するとともに、 鋼材部分に著しいさび、腐食等が
の免震層及び免 の状況(免震装置が可視状 三年以内に実施した点検の あること。
震装置
態にある場合に限る。)
記録がある場合にあっては、
当該記録により確認する。
(12)
上部構造の可動の状況
目視により確認する。ただし、 上部構造の水平移動に支障があ
三年以内に実施した点検の る状態となっていること又は障害
記録がある場合にあっては、 物があること。
当該記録により確認すること
で足りる。
(13) 避雷設備
避雷針、避雷導線等の劣
化及び損傷の状況
必要に応じて双眼鏡等を使用 避雷針又は避雷導線が腐食、破
し目視により確認する。
損又は破断していること。
(14) 煙突
建築物に設ける
煙突
煙突本体及び建築物との 必要に応じて双眼鏡等を使用 煙突本体及び建築物との接合部
接合部の劣化及び損傷の し目視により確認する。
に著しいひび割れ、肌分かれ等が
状況
あること。
(15)
附帯金物の劣化及び損傷 必要に応じて双眼鏡等を使用 付帯金物に著しいさび、腐食等が
の状況
し目視により確認する。
あること。
(16)
令第138条第1項 煙突本体の劣化及び損傷 必要に応じて双眼鏡等を使用 煙突本体に鉄筋露出若しくは腐食
第1号に掲げる煙 の状況
し目視により確認する。
又は著しいさび、さび汁、ひび割
突
れ、欠損等があること。
(17)
附帯金物の劣化及び損傷 必要に応じて双眼鏡等を使用 アンカーボルト等に著しいさび、腐
の状況
し目視により確認する。
食、緊結不良等があること。
(18) 自動回転 構造
ドア(条例
第8条の7
の規定に
適合するも
(19)
作動の状況
のであり、
かつ、自動
回転ドアと
して通常使
用している
場合に限
る。)
併設する自動式引き戸及 設計図書等により確認する。 条例第8条の12、第8条の13又は
び駆け込み防止さく等の危
第8条の15の規定に適合しないこ
険防止装置の設置状況
と。
自動回転ドアの作動の状
況
自動回転ドアの作動を確認す 条例第8条の10、第8条の11、第8
る。ただし、三年以内に実施し 条の14、第8条の16又は第8条の
た条例第8条の18に基づく点 17の規定に適合しないこと。
検等により、条例第8条の10、
第8条の11、第8条の14、第8
条の16又は第8条の17に規定
する事項についての記録があ
る場合にあっては、当該項目
については当該記録により確
認することで足りる。