横企金沢第25号 履行期間 契約締結の日から平成27年10月15日まで 設 業 計 書 務 名 横浜市金沢産業振興センター劣化調査業務委託 業 務 場 所 横 浜 市 金 沢 区 福 浦 1 - 5 - 2 公益財団法人 横浜企業経営支援財団 ■業務内容に示した数量は、参考数値とします。 総 合 計 ¥ 円 格 ¥ 円 消費税及び地方消費税相当額 ¥ 円 ( 内 訳 ) 業 務 価 公 益 財 団 法 人 横 浜 企 業 経 営 支 援 財 団 1.調査費内訳 金 額 基本調査費 特殊調査費 赤外線調査 高所作業車による打診調査 小計 立面図の作業費 合計 2.基本調査費 金 額 施設名 延床面積 合 計 建築 メイン棟 4,530.45㎡ 体育館棟 2,535.05㎡ サービス棟 1,528.00㎡ クラブハウス棟 設備 300.44㎡ 合計 0 2.基本調査費 H27技師C ■劣化調査 (建築物 ・設備) 細 目 (1)劣化調査 建築 摘 数 量 要 点検対象面積 0~1000m2未満 単位 1 棟 事前調査 1 1 人工 現地調査 1.5 1.4 人工 報告書作成 4.5 3 人工 ①直接物品費 1 式 (直接業務費) 1 式 ②業務管理費 1 式 (業務原価) 1 式 ③一般管理費 1 式 1 棟 小計(人件費) 小計(経費) 計 (2)劣化調査 建築 点検対象面積 1000~5000未満 事前調査 1.5 1.4 人工 現地調査 2.5 2 人工 報告書作成 8.5 5.5 人工 小計 ①直接物品費 1 式 (直接業務費) 1 式 ②業務管理費 1 式 (業務原価) 1 式 ③一般管理費 1 式 小計(経費) 計 単 価 金 額 備 考 ■劣化調査 (建築物 ・設備) 細 目 (3)劣化調査 建築 摘 数 量 要 点検対象面積 5000~10000未満 1 単位 単 価 金 額 H24公社単価 214,000.0 棟 事前調査 1.5 1.8 人工 現地調査 2.5 2.5 人工 報告書作成 8.5 6.5 人工 小計 ①直接物品費 1 式 (直接業務費) 1 式 ②業務管理費 1 式 (業務原価) 1 式 ③一般管理費 1 式 1 棟 小計(経費) 計 (4)劣化調査 建築 点検対象面積 10000以上 事前調査 1.5 2.5 人工 現地調査 2.5 3.5 人工 報告書作成 8.5 9.5 人工 小計 ①直接物品費 1 式 (直接業務費) 1 式 ②業務管理費 1 式 (業務原価) 1 式 ③一般管理費 1 式 小計(経費) 計 備 考 3.特殊調査費 体育館棟 赤外線調査 技師C 赤 技術員 外 赤外線解析費 外壁面積 1,143㎡ 線 調 査 合計 メイン棟 高所作業車 特殊運転手 誘導員 小計 高 所 作 業 車 に よ 体育館棟 る 打 高所作業車 診 調 査 特殊運転手 誘導員 小計 立 面 図 の 作 成 合計 メイン棟 2.5 体育館棟 1.5 サービス棟 1.5 クラブハウス棟 1 トラック搭載型高所作業 車(12m)直伸式 標準 デッキタイプ トラック搭載型高所作業 車(12m)直伸式 標準 デッキタイプ 技師C 技術員 1 1.5 人日 人日 2 日 2 4 人 人 1 日 1 2 人 人 1.5 6 人日 人日 合計 注1.ゴンドラによる調査費は高所作業車の調査費に含むものとした。そのため調査方法は高所作業車か ゴンドラのいずれかを選択することとする。 横浜市金沢産業振興センター劣化調査業務委託 仕様書 1 目的 横浜市金沢産業振興センターは、築 30 年を経過し中・長期的な大規模修繕が必要な時期にきて いるが、計画的な修繕は行われていない。現地の職員による目視点検や、利用者からの要望により 必要とされる修繕を随時行っている状態であった。 平成 26 年度にガラスブロックの落下事故など人体に影響を及ぼすような事故が複数発生した。 そこでセンターを管理運営している公益財団法人横浜企業経営支援財団(以下「財団」という。)で は、現時点でセンターの稼動が可能な状態なのか。また修繕等にどの程度費用が必要なのかを調査 することとした。 本委託は、対象施設の保全を計画的かつ効率的に推進するため、施設の劣化状況を詳細に調査す るとともに、必要となる報告書等の作成を行うものである。 2 対象施設の概要 (1) 施設名称:横浜市金沢産業振興センター (2) 竣 工 年 :1 期:昭和 57 年(1982 年)9 月 2 期:昭和 58 年(1983 年)5 月 (3) 所 在 地 :金沢区福浦 1-5-2 (4) 敷地面積:41,863.09 ㎡ (5) 建築、延床面積等: 「横浜市金沢産業振興センター概要」による 3 管理技術者 管理技術者は建築士法(昭和 25 年法律第 202 号)による一級建築士とし、業務全般の取りまと めを行うこと。 4 履行期間 契約締結日から平成 27 年 10 月 15 日まで 5 業務計画 委託者は、業務着手前に以下の内容について計画書を提出し、財団担当者の承諾を得ること。 (1) 業務工程 業務の進め方及び施設毎の調査予定日を記載すること。 (2) 業務組織計画 ァ 過去 5 年以内に同様の外壁調査に関する実務経験があるものを配置すること。 イ 管理技術者及び調査員について、氏名、担当業務等を記載すること。 (3) 連絡体制 1 緊急時の連絡先を記載すること。 6 委託内容 本委託の対象施設は、別紙「横浜市金沢産業振興センター概要」の建築物及び付帯する建築設備 等とする。 (1) 劣化調査 ア 調査部位 (ア) 建築物(主要構造部、屋根、外壁仕上げ、建具、外構、内装、その他) (イ) 建築電気設備(受変電設備、照明設備、放送設備、昇降設備、防災設備、その他) (ウ) 建築機械設備(給水設備、排水設備、空調設備、消火設備、井戸ポンプ、その他) (エ) 外構(テニスコート、グラウンド、ザブグラウンド、外柵等) 原則として、調査建物の周辺(犬走り、通路程度)及び街灯、ナイター照明に限定する。 詳細は財団担当者と協議すること。 (オ) その他、協議によるもの イ 事前準備 (ア) 施設の不具合箇所及び内容、修繕履歴等について、施設管理者にヒアリングを行う。 (イ) 過去の工事完成図書及び台帳、各種保守点検報告書等の内容を確認する。 ウ 現場調査 事前準備を参考に、対象施設の調査部位ごとに不具合の有無や劣化状況を別紙「劣化調査実 施要領」に基づき調査する。 エ 確認の範囲と手段 外壁調査及び解析方法 外壁調査に当たっては、指定した方法(打診法及び赤外線法による調査)により実施する こととし、調査仕様は以下の通りとする。財団の指定する方法では調査に支障が生じる場 合、財団と協議の上、調査方法を決定することとする。また、収集した測定結果について は、以下により取りまとめ、解析することとする。 (ア) 打診法の調査方法 建築物のタイル等外壁部を打診棒で全面打診し、外壁の外装材の剥離、浮き等を調査す る。 高所については、脚立または高所作業車等を利用することとするが、安全管理に十分注 意することとし、高所作業車の操作については、高所作業車運転機能講習又は安全衛生 特別教習による有資格者が実施すること。また、ゴンドラでの打診はゴンドラ作業主任 者による有資格者が実施すること。 (イ) 打診法の解析方法 打診により浮き等が確認された場合、位置と寸法を正確に立面図に記載すること。 解析結果から浮き等が認められる場合は、その状況を次の通り分類し調査報告に記録 すること。 2 ・著しい浮き等により緊急的に改修すべき箇所 ・浮き等があり、計画的に改修すべき箇所 ・軽易な浮き等があり、経過観察を要する箇所 (ウ) 赤外線法の調査方法 建築物のタイル等外装材を、赤外線装置により熱伝導の違いによる温度差を測定し、タ イル等の浮きまたは剥離等の状況を調査する。 赤外線カメラは次に示す性能以上の機種を選定することとする。 ・赤外線解像度 15 ㎜/pix 以下 ・温度分解能 0.05℃以下 ・画素数 640(H)×480(V)ドット以上(約 30 万画素) カメラの設置位置については、調査対象壁面にできるだけ直角となるようにし、仰角は 原則 45 度以内とすること。撮影距離は 5m~50m以内で、解析に支障ない範囲とする。 赤外線画像の撮影にあたっては、天候及び日射状況に注意すること。 赤外線カメラによる調査にあたっては、赤外線画像と同アングルの可視象の撮影を行 うこと。 (エ) 赤外線法の解析方法 赤外線画像の解析にあたっては、基準となる温度との差を比較し、画素毎に温度差を解 析すること。 解析には、温度表示などを調整する機能を有するソフトウェアを利用すること。 解析結果から浮き等が認められる場合、次のものについて調査結果報告に記録するこ と。 ・外壁面の汚れ、白樺及び錆汁の付着箇所 ・直射日光の反射、冷暖房機器またはベランダ腰壁による影響がある箇所 オ 安全対策 点検時には、周囲の状況を十分に確認し、点検箇所への施設利用者の接近を防止するなど、 関係法令を遵守し安全対策に万全を期すこと。 カ 劣化度判定及び報告 対象施設の調査部位ごとに劣化度判定を行い、別紙様式により報告書を作成する。 打診法又は赤外線調査法により収集した測定結果を次の方法により取りまとめ、解析する こと。 (ア) 立面図の作成 立面図上に浮き等の位置を正確に記入し、各浮き等の箇所に対応する順番を記載する こと。 赤外線法による各撮影データについては、測定範囲と対応する画像と同一番号を立面 図に記載すること。 (イ) 記載項目について 打診法による調査箇所については、調査者の氏名及び資格、 調査年月日及び時間、天候、 3 調査方法、各浮き等のある箇所の状況及び危険度、打診棒の種類、その他所見を記載す ること。 赤外線法による調査箇所については、調査者の氏名及び資格、調査年月日及び時間、天 候、調査方法、各浮き等のある箇所の状況及び危険度、使用機器類の型式及び性能等の 情報、画像解析者の氏名及び資格、その他所見等を記載すること。 (ウ) 解析結果の考察 解析結果から、建築学的観点により、損傷の程度、原因、修繕の必要性及び対策等につ いて考察すること。 (2) 保全費の算出 劣化調査に基づき作成した部位別台帳の項目について、保全費(修繕・更新等)を算出する。 (3) 必要となる資料等の整理 本委託の履行に必要となる資料等は整理の上、ファイルに綴じて財団担当者に提出する。 5 提出書類等 (1) 届出書 受託者は、次の届出書を A4 用紙で 2 部提出する。 提 出 書 類 提 出 時 期 部 数 着手届出書 契約締結日から 7 日以内 2部 工程表 契約締結日から 7 日以内 2部 現場責任者選定通知書 契約締結日から 7 日以内 2部 業務従事者選定通知書 契約締結日から 7 日以内 2部 内訳書 契約締結日から 7 日以内 2部 業務計画書 業務着手前 2部 有資格者一覧表 業務着手前 2部 完了届出書 業務完了時 2部 その他、財団担当者が指示するもの その都度 必要部数 (2) 成果品 受託者は、報告書をデータで次のファルダ構成によりまとめ、電子データが入ったウイルスチ ェック済みの電子媒体を 4 部提出する。報告書は A4 用紙で 3 部提出する。 ア 劣化調査報告書 (ア) 公共建築物劣化調査報告書(総括表) (Excel・PDF データ) (イ) 建築台帳(Excel・PDF データ) (ウ) 設備台帳(Excel・PDF データ) (エ) 劣化調査結果図(Excel・PDF データ) (オ) 設備劣化調査表(電気) (Excel・PDF データ) (カ) 設備劣化調査表(機械) (Excel・PDF データ) 4 (キ) 調査箇所写真集(Excel・PDF データ) イ 詳細調査報告書(Word 又は Excel・PDF データ) ウ 保全費の算出根拠(Word 又は Excel・PDF データ) エ 早急に対応が必要な不具合箇所の調査報告、対策案及び必要となる概算費 (Word 又は Excel・PDF データ) オ 議事録(Word・PDF データ) カ その他、協議によるもの 6 電力及び用水の使用について 受託者は、施設内で電力及び用水の使用を必要とする場合は財団から無償で支給するが、事前に 使用場所、使用方法等について財団担当者と協議すること。 7 履行上の注意 (1) 受託者は、財団担当者と協議の上、施設の運営に支障がないよう作業を行うこと。 (2) 施設管理者との調整は、原則として財団担当者を通じて行うこと。 (3) 資格の必要な作業は、必ず有資格者に担当させること。 (4) 業務の実施にあたっては、関係法令などを遵守すること。 (5) 調査の際は、財団が貸与する腕章を着用し、安全対策について万全を期すこと。 (6) 報告書は随時提出し、担当者の確認を受けること。 8 安全管理 (1) 受託者は、現場作業の着手前に安全作業計画及び緊急連絡先を盛り込んだ業務計画書を財団 担当者に提出すること。 (2) 受託者は、作業場所の整理整頓に努めるとともに、業務完了時は速やかに機材等を搬出し、作 業場所の清掃を行うこと。 (3) 作業者は、作業に適した安全具を着用すること。 9 事故処理等 (1) 受託者は、事故又は災害等発生時は、直ちに財団担当者に第一報を報告すること。 (2) 受託者は、本委託の業務で受託者の責任により財団又は第三者に損害を与えた場合、受託者 の負担により直ちに原形復旧又は補償すること。 10 疑義等 (1) 受託者は、本委託の履行に疑義のある場合は事前に財団担当者と協議し、その内容を十分に 了解した上で本委託を履行する。 (2) 本委託の設計図書に記載のない事項については、双方協議の上決定する。 5 11 別添資料 (1) 調査対象施設 ア 横浜市金沢産業振興センター概要 イ 施設配置図、各平面図、立面図他 (2) 劣化調査資料 ア 建築 (ア)【1】劣化調査実施要領(建築) (イ)【1-2】建築台帳(部位別台帳) (別紙 2) (ウ)【1-3】台帳の記入について(別紙 3) (エ)【1-4】建築関連劣化調査 調査項目リスト(別紙 4) (オ)【1-5】調査項目・調査方法・判定基準(別紙 5) (カ)【1-6】劣化調査計画(結果図) (別紙 6) (キ)【1-7】調査箇所写真集(別紙 7) イ 建築設備 (ア)【2】劣化調査実施要領(建築設備) (イ)【2-2】設備台帳(別紙 2-1) (ウ)【2-3】台帳記入要領(別紙 2-2) (エ)【2-4】設備分類表(電気・機械各 2 種類、配管略号含む) (別紙 2-3) (オ)【2-5】設備劣化調査表(電気設備) (別紙 2-4) (カ)【2-6】設備劣化調査表(機械設備) (別紙 2-5) (キ)【2-7】調査箇所写真集(別紙 2-6) ウ 共通 【3】公共建築物劣化調査報告書(総括表) (参考) 注記1.別添資料が当仕様書と異なる場合は当仕様書を優先する。 6 横浜市金沢産業振興センター概要 1 所 在 金沢区福浦1-5-2 面 積 土地:41,863.09 ㎡ 建物:8,895 ㎡(延床) 2 建設目的 金沢産業団地企業の事業活動の円滑化と従業員の福利厚生の充実 3 竣 1期:昭和 57 年 9 月 工 2期:昭和 58 年 5 月 4 構 造 メ イ ン 棟:RC3階 体 育 館 棟:S平屋 サービス棟:S2階 クラブハウス棟:RC1階 5 施設内容 メ イ ン 棟:4,530.45 ㎡ 1階 展示室、郵便局、銀行等 2階 ホール、事務局 3階 診療所、歯科、貸事務所、和室 体 育 館 棟:2,535.05 ㎡ サービス棟:1,528.68 ㎡ 1階 レストラン、カフェ等 2階 会議室、研修室 クラブハウス棟:300.44 ㎡ 1階 更衣室、シャワー等 計:8,894.62 ㎡ グランド・サブグランド・テニスコート・憩いの森(緑地) ・駐車場・プラザ
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