発行：平成２７年９月１４日（月）第９号学学校校だだよよりり柴田町立槻木中学校〒 98 9- 17 57 柴田郡柴田町槻木東二丁目 3番 1 号 T EL 0 2 24 ( 56 ) 1 33 1 F A X 02 24 ( 5 6) 4 26 7 生徒数３２３名＜学校教育目標＞校長永山晋『心豊かで，たくましく，生き生きと学ぶ生徒の育成』【目指す生徒像】 ○自ら学び、互いにみがき合う生徒 ○思いやりがあり，他と協力する生徒 ○健康で，気力あふれる生徒（琢の心）（恕の心）（鍛の心）秋がずいぶん深まってきました。9月23日は秋分。秋の彼岸の中日で，昼夜の長さがほぼ等しくなります。春分の日と比べて平均気温は10℃ほど高め。夏の名残がまだあります。台風が多くなり，虫たちは地中に身をかくします。さて，台風が近づく海岸では，船を安全な場所に引き上げる作業があります。そして台風は少なからず被害を与えて去っていきます。後片付けなど大変ですが，台風が来ない年は魚が獲れなくなるといいます。それは，台風が海の底をひっくり返し，海の奥底に酸素を入れてくれる役割があるからだそうです。荒波のない穏やかな状態だけでは潤いは授からないのです。このことは人を育てることにも同様のことが言えるでしょう。優しさだけではなく，そこに厳しさが加わらなければならないのです。相反するものを上手に使い分けていくことが大切であるということを忘れてはなりませんね。女子Aチームが圧勝～柴田郡中学校駅伝競走大会～ 9月2日（水），白石刈田地区，角田伊具地区とともに三地区合同で，柴田郡中学校駅伝競走大会が角田市陸上競技場周辺コースを会場に行われました。女子の部において，本校Aチームは，柴田郡17チーム中堂々の優勝，三地区38チーム中でもトップでゴールする圧倒的な走りを見せました。また，Bチームも柴田郡で第 4位に入る健闘でした。また，男子の部では，Aチームが柴田郡18チーム中第5位，Bチームが10位という結果でした。優勝は逃しましたが，学校の代表として一生懸命に走りきりました。優勝した女子チームは，10月1日（木）にひとめぼれスタジアム宮城周辺コースで行われる県大会に出場する予定です。上位入賞を目指して，引き続き練習に励んでまいります。応援よろしくお願いします。なお，今回の大会の結果及び区間賞は，次の通りです。〈女子の部〉槻木中学校Aチーム槻木中学校Bチーム ※区間賞第4位（平間美月，柴田カレン，松田海愛，村上優真，平間恋音） 1区第1位千葉未来２区第1位平間伊吹 3区第2位松田海愛４区第1位菅井凜〈男子の部〉槻木中学校Aチーム槻木中学校Bチーム ※区間賞第1位（千葉未来，平間伊吹，川股芽生，菅井凜，髙橋南美） 3区 5区第3位髙橋南美第5位（金澤武，大槻空楽，天野由大，大槻建空，小池弥宏，遠藤真尋）第10位（天野瑠大，石垣隼，佐々木紀之，鈴木夢斗，加藤快吏，山形准平）第2位天野由大 3区第2位佐々木紀之各学年で体験的な学習を実施～職場見学，宿泊体験学習，修学旅行～ 9/9（水），各学年で，活動の舞台を校外に移し，体験的な学習を行いました。 1年生は仙台市で職場見学学習を実施。各学級に分かれ，1組が河北新報社，2組が七十七銀行，3組が仙台地方検察庁を訪れ，それぞれの場所の担当者にさまざまな質問をし，仕事の内容や苦労について知りました。また，午後には，班ごとに分かれ，仙台市博物館や仙台市科学館などを見学し見聞を広げました。 2年生は，1泊2日の日程で宿泊体験学習を実施。秋田県のたざわこ芸術村では，わらび座のミュージカルを堪能するとともに，踊り体験に臨みました。また，2日目には，盛岡手づくり村で陶芸，竹細工，はたおりなどを体験。また，平泉も訪れ，世界遺産の施設群を目の当たりにしました。 3年生は2泊3日の日程で修学旅行を実施。横浜・東京方面を訪れ，自主研修やさまざまな施設の見学，江戸提灯づくりや寿司にぎりなどの体験をとおして知識や視野を広げました。また，ディズニーランドでも楽しみました。各学年とも，今回の体験的な活動を通して，他者との関わりを大切にしようとする姿勢や社会性，協調性を身に付けたり，判断力を高めたりすることをねらいの一部としました。今回の活動の成果を，日常の学校生活や槻中祭をはじめとする学校行事など，さまざまな場面で発揮できるよう指導に努めてまいります。おめでとうございます～受賞の記録～ ○７月社会を明るくする運動優秀賞酒本夕佳上位佳作髙橋舞佳作鈴木まなと，渡辺大斗，髙橋利紘 ○8/28 少年の主張仙南地区大会優良賞櫻井未希 ○8/31 地区英語暗唱弁論大会最優秀賞小原ひなた優良賞伊藤麻衣 ○8/31 大河原地区児童生徒作品展金子美来齋野玲美池田瞳平間翔太 ○9/6 柴田町小中学校美術科学展〈美術の部〉伊藤麻衣，髙橋結，櫻井未希，佐々木美衣奈，草川裕生，藤本依生葵，岩本真依今泉深里，瀨戸陽平，長谷部怜，宇藤綾花，伊藤来斗，武田真実，岡村健瑠，渡辺大斗髙橋飛翔，遠藤世奈，山形隼斗，加茂慈貴，高橋海，加藤快吏〈科学の部〉島津優陽，白幡七海，瀨戸陽平，櫻井遥，大沼修，渡邊奈々花，鈴木瑠莉眞壁優衣，菊地さくら，岡村健瑠，片山開世 ○9/8 大河原管内英語暗唱弁論大会優秀賞小原ひなた ○9/13 第47回宮城県ロードレース選手権大会中学女子３㎞第6位千葉未来私は三年間、合唱コンクールでは指揮者をやっていた。三年生となり、最後の合唱コンクール。私は「絶対金賞獲ってやる」と燃えていた。クラスのみんなも、当然、私と同じように燃えているものだと思っていた。しかし、練習が始まると、足並みが揃わず、温度差が感じられた。焦るあまり「もっと声出せよ！」などと、大声で怒鳴ることが度々あり、その都度クラスの雰囲気は暗くなっていった▼ある日の放課後、担任の先生に呼び出された。「中井の情熱はわかる。だが、怒りにまかせて怒鳴り散らせば、それでクラスはまとまるのか」と言われた。翌日、私は練習の時、「昨日は怒ってごめん。でも、俺はどうしても金賞が欲しいんだ。みんなで頑張れば、きっと金賞が獲れる！」そんなようなことを話した記憶がある▼落ち着いてみんなの顔を見ると、誰もが一生懸命に歌っているのが分かった。中には消極的な人もいたが、決して「どうでもいい」とは考えていなかった。私は合唱で最も大切な、「仲間と共にハーモニーを奏でる」ということを見落としていたのだ▼今年も合唱コンクールが始まる。今は見守る立場であるが、心は生徒と共に歌おうと思う。みんなも心を一つに、中井洋輔最高のクラス合唱を響かせてほしい。くちびるに歌を！私の中学生時代