愛媛県高等学校総合体育大会壮行会・校長激励のことば

愛媛県総合体育大会壮行会・校長激励のことば
東予地区予選を勝ち抜いた9種目、87 名の選手諸君、県大会出場おめでとうござ
います。
まずは、開会式に入場行進をする選手は、小松高校の選手団の代表して、立派な
行進をお願いします。
3年生のみなさん、入部以来の自分を振り返ってみてください。大部分の3年生にと
っては、県総体が最後の公式戦となります。思うような結果を出せず、苦しんだこと。け
がに悩まされ、試合に出れなかったこと。部活動と勉強との両立に悩み、途中で退部
を考えたこと。部内で意見のくい違いで衝突したこと。顧問の先生や先輩の厳しい指
導に涙したこと。などなど…。これらは、すべて君たちの骨になり、肉となり、力になって
います。今まで頑張ってきた自分を信じ、最後まで悔いの残らないよう、四国大会、全
国大会出場を目指し戦ってください。
1.2年生の選手は、3年生と一緒にプレーできることに感謝し、先輩の戦いぶりを脳
裏に焼き付け、今後の部活動に生かしてください。
最後に、一つお願いしたいことがあります。勝者の心構えについてです。勝者は、
常に敗者へのいたわりを忘れないで欲しいということです。ともに戦った相手への敬意
を忘れないでください。勝利したあとの行き過ぎた派手なパフォーマンスは慎んでくだ
さい。自チームの次への試合に備えてください。それが、小松高生であると私は信じて
言います。全校生徒と先生方は、元気のパワーを送り続け、応援しています。
「小松っ子
やると決めたらやるんです。」みなさんの健闘を祈ります。
(27.6.3)