リハビリテーション研修2015 7 月 19-25 日 元神奈川リハビリテーションセンターの土屋辰夫先生、厚木市 睦合包括支援センター 土屋まさみ先生にお願いし、①テヘラン脊損協会、②テ ヘラン・イマムホメイニ病院、リハビリ研修を行いました。また、③キャラジ市 内の障害者の自宅を訪問し、在宅ケア相談を行いました。 ① テヘラン脊損協会との共同開催によるリハビリ研修 テヘラン障害者スポーツセンターで、多くの車いすの方、ご家族、PT の方々 に対して、緊張を解きほぐすこと、介護者が行えるストレッチなど、実地演習 により、説明されました。 ベッドを囲んで、具体的に指導されました。 リラックスすることが大切。 無理をせず、動かせる範囲で行うこと。 みんな、真剣な眼差しです。 ② テヘラン・イマムホメイニ病院の PT の方を対象としたリハビリ研修 訪問看護、在宅ケアを検討しているイマムホメイニ病院で、脊椎損傷の患者 さんへのリハビリテーションの必要性、日本の障碍者とリハビリテーションの状 況を土屋辰夫先生がお話しされ、日本での包括支援センターの活動について、土 屋まさみ先生がお話しされました。 出席者からは、在宅ケアに対する保険支払いや家族がケアする場合の補助な どについて、具体的な質問があり、熱心な議論がありました。 病院のリハビリ室を会場として、具体的な実地演習を行い、病院の PT,市内 で開業している PT の方々が出席し、リハビリ・ワークショップを行いました。 会議室での日本のリハビリテーションの状況と、脊椎損傷の患者さんのリハビ リにおいて、重要な点について解剖学的な根拠をもとに分り易くお話しされまし た。 イマムホメイニ病院のリハビリ室でのワークショップ ③ 障害者の方の自宅を訪問しケア相談 脊椎損傷のご婦人。地元の PT が治療中でした。電気刺激が中心で、ベッド に寝たままでした。 土屋先生は、筋肉を伸ばすところから。 車いすに乗って、全身の運動もやりましょう。 関節軟骨の形成不全の少年。15歳 今は、父親に学校へ連れて行ってもらっても、教室では座りっぱなし。 学校でも一人で動きたい。 そのためには、義足や、補助具を支えられるだけの改善が必要。 お母さんに、毎日の機能訓練の方法を指導。
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