事業報告書 - 鹿児島県暴力追放運動推進センター

平成26年度
1
事
業
実
績
報
告
活動方針
当暴力追放運動推進センター(以下「当センター」という。)は,平成4年に発足して23
年が経過した。設立以来,暴力団等による不当要求に対する被害防止相談,各種事業所に対す
る不当要求防止責任者講習,各種暴追大会を開催する等,「暴力団が存在しない明るく住みよ
い鹿児島」の実現を目指して各種活動を積極的に推進している。
一方,県下各警察署管内に1,000余の事業所が参加した企業等防衛対策協議会が結成され,
各地区の中核となって活動し,また,各種行政機関においても暴力団等による不当な要求を排
除するための要綱を制定するなどして反社会的勢力との一切の取引を遮断する方針を打ち出し
一層の暴力団排除の気運が高まっている。
こうした個々の企業自体や行政機関において,コンプライアンスが重視され廉潔性、透明性
が求められる中で、当センターの更なる指導力が要求されるところである。
県下の暴力団情勢については,本県指定の暴力団四代目小桜一家及び県外に本拠を置く暴力
団六代目山口組傘下の暴力団は僅かに減少しているものの,暴力団六代目山口組の県内進出の
傾向は活発で,暴力団関係者が新たな資金源獲得等を目的として県内に出入りしている状況が
窺える。従って,依然として対立抗争や新たな組事務所設置も懸念されるところであり,凶悪
化,組織形態を隠蔽する傾向を強め,企業活動を仮装した一般社会での資金源獲得活動を活発
化させるなど,社会経済情勢の変化に応じた活動を多様化,巧妙化させ,その活動実態を不透
明化させている現状にある。
昨年は,暴力団組事務所の撤去訴訟について住民からの委託を受け当センターが原告となっ
て自ら事務所の使用差止請求・訴訟を行うことができる(訴訟代行)適格センターに国家公安
委員会から認定されるなど,当センターの重要性はますます高まっている。
本県においては,昨年,鹿児島県暴力団排除条例の改正,鹿児島市条例の制定等条例面での
整備が実施され、官民あげての暴力団に対する対決姿勢を強化するもので、特に県条例におい
ては
・ 暴力団事務所開設等の禁止
・ 事業者による利益供与の禁止
・ ホテル旅館等の特定事業者の責務
等を新設し違反した場合には罰則や行政措置を講ずることとなっている。このように様々な施
策の推進により県内における暴力団排除の気運は、ますます高揚しているところである。
また,暴力団と親交のある「えせ右翼・えせ同和」団体による街頭宣伝活動を圧力にした民
事介入暴力事案及び不当要求行為等については,若干減少したものの,依然として県民の脅威
となっている。
今後は,県民を守るために,企業単位の講習会の更なる活性化を図り,増加している相談事
業においては,行政,県警察等関係機関・団体、県弁護士会等と連携を強化して対応し,県民
総ぐるみの暴力団追放運動を展開していく必要がある。
平成26年度の活動方針は
(1) 暴力団追放意識の普及・高揚
(2) 暴力団排除活動に対する強力な支援
(3) 暴力相談に対する適切な対応・出張相談の積極的な推進
(4) 少年に対する暴力団の影響排除活動の推進
(5) 行政対象暴力に対する指導の強化
(6) 不当要求防止責任者講習会及び企業単位での講習会の実施
(7) 暴力団員の組織からの離脱に対する支援活動の推進
(8) 暴力団事務所の使用差止請求
と定め,鹿児島県警察指導のもと関係機関・団体並びに市町村等各種行政機関と緊密な連携を
とり,これらの団体に対する暴力追放機運の向上に努めるとともに暴力団対策責任者講習会等
を開催するなど暴力団追放・排除活動を積極的に推進した。
2
(1)
事業活動
暴力団追放意識の普及・高揚
1
ア
広報宣伝活動の推進
暴力団追放意識の普及・高揚のため,報道機関,各市町村,関係機関・団体等に暴力団
排除資料の積極的な情報提供を行い,当センター発行の「暴追かごしま」,「暴追情報」
バス停留所の時刻表看板,暴力団に対する困りごと相談の受付等各種広報媒体により,
「暴
力団追放三ない運動+ワン」等暴力団追放意識の普及・高揚に努めた。
イ
暴力追放大会の開催
(ア) 9月2日(火),鹿児島市内の鹿児島市民文化ホールにおいて,「第23回暴力追放
県民大会」を 知事(代理出席)・鹿児島市長(代理出席)の出席を仰ぎ,「暴力団を
恐れない」「暴力団を利用しない」「暴力団に金を出さない」プラスワン「暴力団と交
際しない」をスローガンに約1,000人が参加し盛大に開催した。
同大会には,講師として昭和56年、神奈川県川崎市で焼き肉店を開店以来、50店
舗の飲食店をオープンし「暴力団お断り」の方針を貫いて暴力団排除に尽力されている
経営者をお招きして講演を実施したが体験に基づく内容であったことから参加者に対す
る暴排意識の高揚が図られた。
(イ) 11月16日(日),八幡・甲南・城南・西・山下校区がそれぞれ地区大会を開催し,
その後,甲突川左岸緑地(武之橋∼松方橋)公園に約1,000人が参加して鹿児島市
三地区防犯連主催による「第28回鹿児島市暴力追放中央大会」が開催され,市民が一
致団結して「暴力団追放三ない運動+ワン」を強力に実践すること等暴力追放宣言を採
択したが,当センターは,三地区防犯連に対し,活動資金として現金20万円拠出する
等全面的な支援を行った。
大会に伴い行われたパレードでは,「暴力団事務所はいらなーい。」等とシュプレヒ
コールを行い,県民各層への幅広い暴力団追放意識の高揚と浸透を図ることができた。
ウ
暴力団対策研修会への積極的参加
各地域・職域等における暴力団対策法に規定する暴力団対策責任者講習会をはじめ,
行政あるいは企業等に対し,これに準ずる「暴力団対策研修会」を開催するとともに,
これらの会合や行事に積極的に参加し,暴力団情勢及び暴力団対応要領等の講話を行い
暴力団追放意識の広報・啓発を図った。
エ
暴力団追放活動功労者に対する表彰
暴力追放運動を積極的に推進し,多大の功労があると認められる個人・団体に対し,
9月2日(火)開催の暴力追放県民大会において,それぞれ表彰を行った。
(2)
ア
イ
ウ
エ
オ
(3)
暴力団排除活動に対する強力な支援
各地域・職域の暴排組織に対する積極的な情報(資料)の提供,活動物品の提供
各地域・職域・団体等による暴力追放排除活動等に対する支援
地方への暴力団進出に対し,迅速・的確な住民への暴力団排除支援活動
企業等自主暴力団排除組織による暴力団対策研修会への支援
各種行政機関の職員を対象にした研修会等への支援
暴力相談に対する適切な対応・出張相談の積極的な推進
暴力追放相談委員による相談
当センターにおいて面接・電話・メ−ル等による相談に応じるとともに,事案によって
は県警察及び県弁護士会の協力を得た適時・適切な指導を行った。
イ 民事介入暴力相談所の開設
暴力 相 談 被 害 者 の 迅 速 な 救 済 を 図 る た め , 県 警 察 の 協 力 を 得 て,原則として毎
月第2火曜日を「民事介入暴力相談日」と定め,県警察との合同による相談所を開設した。
ウ 地方に対する出張相談の実施
地方からの相談に対し,責任者講習会等を利用し,当地に出向いて相 談 に 応 じ る 出
張相談を実施した。
ア
(4)
少年に対する暴力団の影響排除活動の推進
少年に対する影響排除事業
少年に対する暴力団の影響排除のため,警察及び防犯団体等と緊密な連携を取り,暴力
団予備軍等の実態把握に努め必要な措置をとった。
イ 研修活動
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に基づき指定された少年指導委員に
ア
2
対し,暴力団の実態及びその対応策について研修を行った。
(5)
行政対象暴力に対する指導の強化
暴力団等が公共工事の利権獲得のため,自治体職員等の行政機関を対象にした不当要求事
案が予想されることから,各種行政機関を対象とした講習会の開催等の指導を強化した。
(6)
不当要求防止責任者講習会及び企業単位での講習会の実施
暴力団対策法に基づく暴力団対策責任者講習(公安委員会委託事業)については,講習内
容の充実を図り,事業所における不当要求行為の被害防止対応策等の向上を図った。
(7)
暴力団員の組織からの離脱に対する支援活動の推進
暴力団員等の組織離脱・就労支援を積極的に推進するために次の活動を行った。
ア 組織離脱・就労等の相談については誠実かつ迅速に対応した。
イ 矯正教育・保護更生機関との連携を積極的に行った。
ウ 雇用賛同企業を幅広く確保することに努めた。
エ 警察等関係機関・団体への援助要求を適時・適切に行った。
オ 受刑者に対する暴力団離脱・社会復帰講習を実施した。
(8)
暴力団事務所の使用差止請求
警察、弁護士会等関係機関と情報の共有を図った。
(9)
ア
イ
その他
暴力追放推進委員制度の効果的な運用
暴力追放推進委員の活動促進のため,暴力団員の活動状況の情報交換や暴力追放運動推
進のあり方等について研修会を行い,活動の促進を図った。
暴力団対策研修会等(法定責任者講習会を除く)
事業所及び地域・職域・団体の各種会合等の機会を利用し,暴力団追放講話,暴力団対
応要領講習,暴力団排除DVD上映を行うなど,暴力団対策の研修会等を実施した。
実施日・会合名・参加人員は次のとおりである。
・ 4月23日 第412回鹿児島企業防衛対策協議会
67人
・ 5月21日 第413回鹿児島企業防衛対策協議会
65人
・ 6月10日 第117回公共事業体等暴力追放鹿児島地区連絡協議会
24人
・ 6月10日 企業内警察防犯連絡協議会
80人
・ 6月17日 第25回鹿児島県公共企業体暴力追放連絡協議会
130人
・ 6月21日 第414回鹿児島企業防衛対策協議会
65人
・ 6月25日 暴力団離脱・社会復帰講習
7人
・ 6月26日 少年指導委員研修会
65人
・ 6月27日 第28回民暴研究会
45人
・ 7月 7日 九州労働金庫鹿児島県本部コンプライアンス担当研修会
20人
・ 7月 9日 企業内警察防犯連絡会
85人
・ 7月17日 鹿児島県損害保険防犯対策協議会
70人
・ 7月23日 大林組九州支店幹部研修会
50人
・ 7月23日 第415回鹿児島企業防衛対策協議会
64人
・ 8月19日 鹿児島地域振興局幹部会議
70人
・ 8月21日 第416回鹿児島企業防衛対策協議会
64人
・ 9月 9日 暴力団離脱・社会復帰講習
3人
・ 9月17日 鹿児島県生命保険協会防犯対策協議会
53人
・ 9月18日 第118回公共事業体等暴力追放鹿児島地区連絡協議会
20人
・ 9月25日 第417回鹿児島企業防衛対策協議会
52人
・10月 2日 暴力追放推進委員研修会
56人
3
・10月22日
・11月20日
・12月 3日
・12月18日
・ 1月26日
・ 2月24日
・ 3月20日
・ 3月25日
第418回鹿児島企業防衛対策協議会
59人
第419回鹿児島企業防衛対策協議会
60人
第119回公共事業体等暴力追放鹿児島地区連絡協議会
27人
鹿児島県建設業谷山地区不当要求防止責任者講習会
41人
第420回鹿児島企業防衛対策協議会
108人
第421回鹿児島企業防衛対策協議会
62人
第422回鹿児島企業防衛対策協議会
60人
第120回公共事業体等暴力追放鹿児島地区連絡協議会
23人
計29回
ウ
エ
1,595人
街頭広報等
・ 暴力団追放ポスターを事業所へ配付 (1,557枚)
・ 暴力団排除ステッカーを事業所へ配付(1,442枚)
報道資料提供
月 日
4. 8
5.13
5.29
6.10
7. 8
8.11
9. 2
報
道
内
容
月 日
民事介入暴力相談所の開設
暴力追放センター理事会
暴力追放センター評議員会
民事介入暴力相談所の開設
民事介入暴力相談所の開設
民事介入暴力相談所の開設
暴力追放県民大会
9. 9
10.14
11.11
12. 9
1.13
2.10
3.10
3.11
報
道
内
容
民事介入暴力相談所の開設
民事介入暴力相談所の開設
民事介入暴力相談所の開設
民事介入暴力相談所の開設
民事介入暴力相談所の開設
民事介入暴力相談所の開設
民事介入暴力相談所の開設
暴力追放運動センター理事会
オ 広報,資材作成,活用
(ア) 広報紙等
4月
不当要求防止責任者講習教本 10 部
企業対象暴力の現状と対策
42 部
暴力団排除条項のススメ
32 部
図書購読要求の対応策
38 部
暴追センターパンフレット
30 部
暴力団排除条項のススメ
20 部
暴力団三ない運動+ワンチラシ
10 枚
暴追かごしま23号
5,000 部
10 月
不当要求防止責任者講習教本 167 部
暴力団情勢と対策
167 部
悪質クレーマー対策
157 部
企業対象暴力の現状と対策
40 部
行政対象暴力の現状と対策
20 部
書購読要求の対応策
167 部
暴力団排除条項のススメ
5部
排ポスター
167 枚
暴排ステッカー
167 枚
暴追センターパンフレット
167 部
暴力団三ない運動+ワンチラシ
167 枚
暴追情報99号
5,000 部
5月
不当要求防止責任者講習教本 102 部
暴力団情勢と対策
102 部
企業対象暴力の現状と対策
23 部
行政対象暴力の現状と対策
58 部
悪質クレーマー対策
102 部
11 月
不当要求防止責任者講習教本
暴力団情勢と対策
企業対象暴力の現状と対策
行政対象暴力の現状と対策
悪質クレーマー対策
4
123 部
123 部
100 部
10 部
123 部
図書購読要求の対応策
暴追センターパンフレット
暴力団排除条項のススメ
暴力団三ない運動+ワンチラシ
暴排ステッカー
暴排ポスター
103 部
102 部
10 部
102 枚
102 枚
102 枚
図書購読要求の対応策
暴力団排除条項のススメ
暴排ポスター
暴排ステッカー
暴力団三ない運動+ワンチラシ
追センターパンフレット
123 部
5部
123 枚
123 枚
123 枚
123 部
6月
不当要求防止責任者講習教本 177 部
暴力団情勢と対策
177 部
企業対象暴力の現状と対策
228 部
悪質クレーマー対策
177 部
行政対象暴力の現状と対策
82 部
図書購読要求の対応策
176 部
暴力団排除条項のススメ
2部
暴追センターパンフレット
176 部
暴力団三ない運動+ワンチラシ
126 枚
暴排ステッカー
176 枚
暴排ポスター
177 枚
暴追情報97号
5,000 部
12 月
不当要求防止責任者講習教本 71 部
暴力団情勢と対策
71 部
企業対象暴力の現状と対策
71 部
悪質クレーマー対策
71 部
図書購読要求の対応策
71 部
暴追センターパンフレット
112 部
暴力団排除条項のススメ
41 部
暴排ポスター
71 枚
行政対象暴力の現状と対策
7部
7月
不当要求防止責任者講習教本
暴力団情勢と対策
企業対象暴力の現状と対策
悪質クレーマー対策
行政対象暴力の現状と対策
書購読要求の対応策
暴追センターパンフレット
暴力団排除条項のススメ
暴力団三ない運動+ワンチラシ
暴排ポスター
暴排ステッカー
暴力団三ない運動+ワンチラシ
1月
不当要求防止責任者講習教本 39 部
暴力団情勢と対策
39 部
悪質クレーマー対策
39 部
図書購読要求の対応策
39 部
暴排ポスター
39 枚
暴追センターパンフレット
39 部
暴力団排除条項のススメ
5部
企業対象暴力の現状と対策
5部
行政対象暴力の現状と対策
5部
暴追情報100号
5,000 部
164 部
164 部
67 部
164 部
15 部
164 部
164 部
3部
164 枚
154 枚
154 枚
164 枚
8月
不当要求防止責任者講習教本 128 部
暴力団情勢と対策
128 部
企業対象暴力の現状と対策
20 部
行政対象暴力の現状と対策
70 部
悪質クレーマー対策
128 部
図書購読要求の対応策
128 部
暴追センターパンフレット
128 部
暴力団排除条項のススメ
7部
暴排ポスター
128 枚
暴排ステッカー
128 枚
暴力団三ない運動+ワンチラシ
128 枚
追情報98号
5,000 部
2月
不当要求防止責任者講習教本
暴力団情勢と対策
悪質クレーマー対策
図書購読要求の対応策
暴排ポスター
暴排ステッカー
暴追センターパンフレット
暴力団排除条項のススメ
企業対象暴力の現状と対策
行政対象暴力の現状と対策
61 部
131 部
119 部
119 部
119 枚
119 枚
149 部
10 部
30 部
10 部
9月
不当要求防止責任者講習教本 207 部
暴力団情勢と対策
207 部
企業対象暴力の現状と対策
50 部
悪質クレーマー対策
207 部
行政対象暴力の現状と対策
10 部
3月
不当要求防止責任者講習教本
暴力団情勢と対策
悪質クレーマー対策
図書購読要求の対応策
暴排ポスター
28 部
28 部
28 部
28 部
28 枚
5
図書購読要求の対応策
暴追センターパンフレット
暴力団排除条項のススメ
暴力団三ない運動+ワンチラシ
暴排ポスター
暴排ステッカー
173 部
207 部
3部
207 枚
207 枚
207 枚
28 枚
28 部
80 部
20 部
15 部
暴排ステッカー
暴追センターパンフレット
暴力団排除条項のススメ
企業対象暴力の現状と対策
行政対象暴力の現状と対策
(イ)
3
ビデオの購入等
4月 1日
鉄の砦
企業対象暴力(排除の分かれ道)
あなたならどうする
10月28日
明日を拓く勇気
活動結果
DVD
DVD
DVD
DVD
1本
1本
1本
1本
(1) 暴力団排除活動に対する強力な支援
ア
企業内暴力団排除組織への情報提供
企業防衛対策協議会・公共事業体等暴力追放連絡協議会・ゴルフ場防犯協会・ホテル暴
力団排除連絡協議会・寄付企業・賛助会員等に対し暴力団排除に関する情報を提供した。
4月
暴追かごしま第 23号
6月
暴追情報
第 97号
8月
〃
第 98号
10月
〃
第 99号
1月
〃
第100号
イ 企業訪問活動
活
動
内
容
月
企業等への訪問又は来訪による
暴力団の介入実態把握,企業防
衛対策等について教示
ウ
別
訪
65 ケ所
52 ケ所
35 ケ所
65 ケ所
61 ケ所
59 ケ所
4月
5月
6月
7月
8月
9月
問
事
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
業
所
58 ケ所
40 ケ所
51 ケ所
59 ケ所
50 ケ所
74 ケ所
計
669ケ所
ビデオ貸出
月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
1月
2月
2月
3月
貸
出
先
いちき串木野署管内企防協
日本ガス(株)
南九州署管内企防協 鹿児島市役所 JA共済 加治木整形外科病院
奄美署管内企防協 枕崎署管内企防協 (株)前屋敷組 九州労金県庁支店
鹿屋署管内企防協
鹿児島市医師信用組合 鹿児島県地域振興局 鹿児島県警備業協会
KCカード 鹿児島市役所 鹿屋警察署 日本たばこ産業(株)
阿久根署管内企防協
いちき串木野署管内企防協 鹿屋署
NTT西日本(株) 九州電力(株)
京セラ(株) 姶良署管内企防協
鹿屋署 南栄リース(株)
さつま署管内企防協
(2) 暴力相談に対する適切な対応
ア
民事介入暴力相談所の開設・活動内容
6
基本的には,毎月第二火曜日に県警察本部との合同による相談所を当センター内に開設
するとともに,地方への出張相談を実施した。
月 日
4. 8
5.13
6.10
7. 8
8.11
9. 9
10.14
イ
相 談 所 開 設 場 所
動
内
容
暴力相談の受理,調査結果
について必要な対応策を教
示又は関係機関へ引き継ぐ
(
相 談 所 開 設 場 所
鹿児島市(当センター)
鹿児島市(当センター)
鹿児島市(当センター)
鹿児島市(当センター)
鹿児島市(当センター)
鹿児島市(当センター)
)内は暴力団等の内数)
月 別 相 談 受 理 件 数 (件)
4月
5月
6月
7月
8月
9月
53( 3)
56(14)
68( 9)
148(56)
48( 4)
55(18)
10月 207( 6)
11月 61(11)
12月 55( 4)
1月 41( 6)
2月 46( 4)
3月 161(17)
受理内容の状況(H 26 年4月 1 日∼H 27 年3月 31 日
相 談 内 容 に よ る 区 分
暴対法事案と認められるもの
刑事事件と認められるもの
刑事事件以外の不当要求事案
民事事件と認められるもの
債権取立てに絡むもの
不動産賃貸借に絡むもの
金銭貸借に絡むもの
手形割引に絡むもの
企業倒産債権整理絡み
交通事故示談等に絡むもの
売買代金等に絡むもの
そ の 他 の 民 事
そ
の
他
合
計
(3)
11.11
11.17
12. 9
1.13
2.10
3.10
鹿児島市(当センター)
鹿児島市(当センター)
鹿児島市(当センター)
鹿児島市(当センター)
鹿児島市(当センター)
鹿児島市(当センター)
鹿児島市(当センター)
受理件数(H 26 年4月 1 日∼H 27 年3月 31 日
活
ウ
月 日
件 数
11( 11)
3
4(
2)
(
計
999件
(152)
)内は暴力団等の内数)
処 理 区 分
事 務 局 処 理
警察へ通報・処理依頼
弁護士へ処理依頼
他機関へ処理依頼
要 継 続 調 査
合
計
件 数
995(148)
3( 3)
1( 1)
999(152)
1
2( 2)
1
981(139)
999(152)
少年に対する暴力団の影響排除活動の推進
少年に対する影響排除事業
少年に対する暴力団の影響排除のため,警察及び防犯団体等と緊密な連携を取り,暴力
団予備軍等の実態把握に努め必要な措置をとった。
イ
研修会の開催
・ 6月26日,奄美ブロックを除く少年指導委員研修会を開催し,暴力団による少年福
祉犯罪の現状と暴走族対策を含む当面する活動要領等に関する研修を実施した。
・ 10月2日,暴力追放推進委員研修会を開催し,暴力団の現状認識と警察及び少年指
導委員をはじめ各種防犯・団体との連携の強化等当面する活動要領等に関する研修を実
施した。
ア
7
ウ
暴力追放大会等における広報の実施
9月2日,第23回暴力追放県民大会を開催し,参加者に暴力団排除のチラシ等を配
付し暴力団予備軍である非行少年等に対する暴排意識の高揚について広報を実施した。
・ 11月17日,鹿児島市暴力追放市民大会において,チラシ等を配付し,少年に対す
る暴力団の影響排除について広報を実施した。
・
(4) 行政対象暴力に対する指導の強化
ア
各種団体等に対する研修会の実施
不当要求防止責任者講習会等に行政機関担当者を積極的に参加させるとともに,公共事
業体等暴力追放協議会の定例会において暴力排除の講演を行ったほか,国の出先機関に対
し,暴力団排除条項への取組みを指導した。
イ
特別研修会の実施
・ 6月25日 暴力団離脱講習
7人
・ 7月12日 鹿児島県遊技業顧問・相談役研修会
36人
・ 9月 9日 暴力団離脱講習
3人
・ 9月12日 企業内警察防犯連絡会
70人
・ 9月17日 鹿児島県生命保険協会役員会
50人
・ 9月18日 鹿児島県医師会防犯協議会
86人
・ 9月30日 警備業協会研修会
25人
・10月 8日 証券業協会支社長会議
20人
・10月 8日 鹿児島県証券警察連絡協議会第8回総会
80人
・10月15日 日本たばこ産業(株)鹿児島・宮崎支店管内営業所幹部会 25人
・11月 6日 鹿児島県医師会会員医療従事者会議
101人
・11月12日 九州地方整備局暴力団等追放連絡協議会
56人
・12月 2日 西日本高速道路(株)不当要求防止等対策連絡会
30人
・12月 8日 暴力団離脱講習
5人
・ 2月19日 企業内警察防犯連絡会
70人
・ 2月23日 薩摩川内市暴力団等排除推進連絡協議会
30人
・ 3月26日 鹿児島県銀行警察連絡協議会
32人
をはじめ各種機関等に対する講習会を実施した。
(5) 暴力団員の組織からの離脱に対する支援活動の推進
ア
支援企業の確保
現在,25社を確保している。
イ
入所者に対する離脱指導
月
日
6.25
9. 9
12. 8
活
動
状
況
鹿児島刑務所において,暴力団関係受刑者に対して組織離脱を呼び掛け,
また,社会復帰の意義と現状及び支援活動について講話した。
同
上
同
上
ウ
対策会議開催
11月14日,暴力団離脱者社会復帰対策協議会を開催し,組織離脱及び就労・支援の
現状並びに社会復帰対策推進方策について協議・確認した。
エ 離脱・就労等支援(準構成員含む)
当センターを訪問して組離脱希望を申し出た2名について,地元警察署へ通報する等組
織離脱の支援を行い,2名の就労支援を実施しうち1名が県外の建設会社に就労した。
(6)
不当要求防止責任者講習会の講習内容の充実
暴力団対策法に基づき,各警察署単位で選任された事業所の責任者に対し,暴力団員によ
る不当要求被害防止のための不当要求防止責任者講習(公安委員会委託事業)を実施し,暴
力団等への対応技術の向上を図った。
ア 講習会の実施状況
8
月 日
実施地
対象企業
人員
種
別
月 日
実施地
対象企業
人員
種
5.21
5.30
6. 5
6.12
6.17
6.24
6.27
7. 1
7.24
8. 7
8.12
8.21
8.28
9. 5
9.11
9.19
9.25
奄 美
出 水
鹿 西
錦 江
肝 付
南九州
横 川
鹿中央
鹿 南
薩摩川内
屋久島
南さつま
各種事業
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
43
59
83
9
28
35
21
93
62
60
17
34
17
35
23
65
85
定・選
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
10. 9
10.17
10.23
10.27
10.30
11. 6
1112
11.26
12 4
12.11
1. 9
1.16
2. 5
2.13
2.25
3.12
さつま
伊 佐
霧 島
徳之島
曽 於
阿久根
枕 崎
鹿中央
種子島
姶 良
日 置
いちき串木野
鹿 南
指 宿
瀬戸内
鹿 西
各種事業
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
26
25
50
33
33
31
9
83
37
34
25
14
61
28
30
37
定・選
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
沖永良 部
志布志
与 論
鹿 西
鹿 屋
計
イ
33 回
別
1,325人
講習用資機材等の整備・活用
不当要求防止責任者講習会において,パソコン・DVD/ビデオ・プロジェクター等の
視 9 聴覚教材を活用した。
(7) その他
会議開催,その他会議出席状況
・
4月24日 県警備業協会第1回理事会
・
5月13日 平成26年度第1回通常理事会
・
5月16日 平成26年度鹿児島県警備業協会定時総会
・
5月26日 平成26年度犯罪のない安全で安心なまちづくり県民会議
・
5月29日 平成26年度定時評議員会
・
6月19日 九州ブロック暴力追放運動推進センター連絡協議会
・
7月 2日 鹿児島県犯罪被害者等支援連絡協議会
・
7月17日 全国暴力追放相談委員及び不当要求責任者講習担当者研修会
・
8月19日 鹿児島県遊技業協同組合役員会
・
9月 2日 平成26年度第23回暴力追放県民大会
・
9月 5日 鹿児島県遊技業協同組合警察顧問会
・
9月 5日 平成26年度「くらし安全・安心県民大会」
・
10月 2日 暴力追放推進委員研修会
・
10月25日 鹿児島市安心安全まちづくり市民大会
・
10月31日 第67回九州弁護士会連合会定期大会
・
11月 6日 鹿児島県医師会防犯協議会特別講演
・
11月 7日 鹿児島刑務所体育祭
・
11月16日 第28回鹿児島市暴力追放中央大会
・
11月18日 鹿児島中央地区被害者支援ネットワーク総会
・
11月25日 平成26年度全国暴力追放運動中央大会
・
11月26日 遊技業組合役員会
・
11月18日 犯罪被害者支援フォーラム
・
1月 7日 鹿児島県警備業協会互礼会
・
1月15日 新春金融懇談会(野村證券株式会社)
・
1月23日 平成26年度日本司法支援センター鹿児島地方協議会
9
・
・
・
2月10日
2月17日
3月11日
九州ブロック民暴研究会
都道府県暴力追放運動推進センター専務理事・事務局長会議
平成26年第2回通常理事会
10