~ ベトナムセミナー ~ <中小企業のベトナム事業展開> 2015年1月27日(火) 中小企業基盤整備機構 村上 樹人 1 講演内容 Ⅰ. アセアン地域におけるベトナムの位置づけ Ⅱ. ベトナム経済の見通し Ⅲ. 我が国中小企業の海外展開見通し Ⅳ. 日系企業のベトナム投資の現状 Ⅴ. ベトナム産業別投資ポテンシャル Ⅵ. 九州企業のベトナム投資ポテンシャル Ⅶ. 中小機構の海外展開支援 2 ベトナムのイメージ 国土 人口 GNP 33万Km2 9,147万人 1,433億ドル 国土 38万Km2 人口 1億2,706万人 GNP 6兆0,581億ドル 3 アセアン経済規模比較 中国 13億6,164万人 8兆 574ドル インド 12億6,572万人 2兆 611億ドル ASEAN 6億2,188万人 2兆4,479億ドル 日本 1億2,706万人 6兆 581億ドル 上段 人口 下段 GDP (出所)IMF(2013年) 4 CLM+ブルネイ 日系企業数 カンボジア ラオス ミヤンマー 直接投資残高 ■電気機械 中国 ■輸送機械 66% ■その他 15% 19% 日系企業数 31,661 直接投資残高 103,402億円 出所:日系企業数 外務省海外在留邦人調査(2013版) 直接投資残高 国際収支統計(2013年) 142 103 155 627億円 日系企業数 1,580 直接投資残高 46,975億円 タイ 65% 12% フィリピン 23% ベトナム 10% 11% マレーシア 13% 81% 日系企業数 1,390 直接投資残高 13,913億円 6% 68% 日系企業数 1,309 直接投資残高 11,369億円 日系企業数 1,260 直接投資残高 11,329億円 5% 2% シンガポール インドネシア 4% 日系企業数 1,438 直接投資残高 20,850億円 79% 19% 8% 73% 28% 93% 日系企業数 761 直接投資残高 38,512億円 5 地域別の中間層・富裕層人口 (100万人) 7000 所得層別の 消費性向イメージ 6000 683 5000 583 568 【世帯収入 70,000~】 日本の平均 世帯年収(2010年) 70,000ドル 258 545 504 4000 501 336 242 【世帯収入 12,000~】 307 ・ヘルスケア分野への 消費性向の高まり 1304 213 281 3000 【世帯収入 7,000~ 10,000】 1015 アジア 792 484 410 340 2000 1119 968 774 ・外食や教育、レジャーな ど、各種サービスへの消費 性向が急速に上昇 ・インテリア等のラクジュア リー消費性向が急速に上昇 ・新車の保有率が急上昇 【世帯収入 5,000~】 1000 1072 1097 1120 2010 2015 2020 ・洗濯機や冷蔵庫など、各種 家電製品の保有率が急速に 上昇 上位中間層 10,000ドル 下位中間層 5,000ドル 0 先進国 中国 ASEAN 南西アジア 中東 ロシア・CIS 中南米 アフリカ ※1960年代前半の日本の収入水準 6 (出所)通商白書(2013年版) アセアン人口比較 (出所)IMF(2013年) 7 アセアン GDP 比較 (単位:億ドル) 8 (出所)IMF(2013年) アセアン一人当たり国民所得比較 (単位:US$) (出所)IMF(2013年) 9 ベトナムの経済推移 (単位:億ドル) 10 (出所 IMF) 経済成長の見通し ベトナム 9.0 8.0 2.5 予測値 2 7.0 6.0 1.5 5.0 4.0 1 3.0 2.0 0.5 1.0 0.0 0 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 2014 2016 2018 2020 2022 2024 一人あたりGDP<2010年米ドル基準>(1000ドル、右目盛) 実質GDP成長率(%、左目盛) (出所)世界銀行「World Development Index」, 国際通貨基金「World Economic Outlook」の数値を使い、民間コンサル会社が予測 11 日本の戦後・ドイモイ政策実行 25年後の人口ピラミッド比較 日本男女別推計人口(1970年) 戦争による働き手 80+ の消失 80+ 75-79 70-74 65-69 60-64 55-59 50-54 45-49 40-44 35-39 30-34 25-29 20-24 15-19 10-14 5-9 0-4 -6000 ベトナム男女別推計人口(2010年) 75-79 70-74 65-69 60-64 55-59 50-54 45-49 40-44 35-39 30-34 25-29 20-24 15-19 10-14 5-9 0-4 男性 女性 -4000 -2000 0 2000 4000 6000 -6000 女性 男性 -4000 -2000 0 2000 4000 6000 ベビーブームと言われこの世代が経済を牽引 平均年令 日本 1960年約28才 1970年約30才 平均年令 ベトナム2010年 約28才 中間層の増大 所得層別人口構成、中間層の割合、富裕層の状況 (万人) 12,000 10,000 2% 1% 8,000 21% 52% 人 数 富裕層(35千ドル以上) 中間層(5千~35千ドル) 6,000 低所得層(~5千ドル) 4,000 78% 46% 2,000 0 2010 2020 (出所)Euromonitor 13 IT産業の見通し 売上高 百万ドル ソフトウエア デジタルコンテンツ IT業界売上/百万ドル 1400 16000 1200 14000 1172 1064 1000 12000 1165 10000 850 800 8000 934 13664 6000 680 600 4000 690 2000 440 400 5220 6167 2008 2009 7629 0 2008 2009 2010 2011 2010 2011 ベトナムの主なIT企業 (2010年時点) 企業名 売上高 従業員(人) FPT ソフトウエア 5,200万ドル 3,500 TMA ソリューション 1,000万ドル 900 (出所)ベトナム情報通信省「情報通信技術白書2012」 CMC ソフトウエア 800万ドル 300 14 電子産業 携帯電話(スマートフォン含む) サムスン電子 ・2010年生産開始 バクニン省(ノイバ イ空港から車30分)/生産1億2000万台 3万人従業員 ・2013年第2工場稼働 生産増強 200 270 240 150 220 ノキア 関連部品企業 ・2013年生産開始 バクニン省 ・生産能力1億8000万台 ・韓国系約50社、京セラなど日系進出 170 100 120 68.9 70 78.3 50 20 0 2011 2012 2013 (左目盛)生産台数 百万台 (右目盛)輸出額 億ドル (出所)関係報道より民間コンサル会社が予測 15 中小企業の海外投資関心度 日本の中小企業約385万社のうち、海外展開関心度は 40%以上(約150万社) 【日本政策金融公庫「中小企業アンケート調査」】 <投資有望国> 1位ベトナム、2位タイ、3位インドネシア、4位中国 <ベトナムを有望視する理由> ①労働力が低廉、 ②既存取引先が既に進出、 ③将来性が高い (1~3年の経営方針)拡大は75.8%と、タイ68.5 %を大きく引き離す。 16 中小企業の海外投資関心度 【九州経済産業局国際部調査】 今後の展開として関心のある国:直接投資、業務・技術 提携、直接貿易ともにベトナムが第一位。 海外展開において企業が直面した課題:人材確保が第 一位。 【民間コンサルティング会社アセアン進出調査】(7~9月) 設立、業務提携件数は、384件。うち、タイが98件、ベト ナムが79件と第2位。 業種別では、サービス業が最も多く、次いで、輸送用機 器、銀行業、電気機器、情報・通信業、小売業、卸売業。 17 ベトナム3大経済圏 ハノイ市+ハイフォン市 880万人 北部:政府主導による企業誘致 中部:自己完結型企業進出が多い 南部:民間による企業進出が比較 的多い ホーチミン市+ビンズン省+ドンナイ省 18 人口 1,200万人 ベトナム中部への日系企業進出 日系企業の進出状況 日本商工会加盟企業数(北部・中部・南部) 1200 1000 800 600 58 JBAD 50 JBAH 40 41 573 35 JBAV 533 450 416 376 358 400 311 275 200 199 246 295 166 2005 2006 2007 2008 353 377 408 2009 2010 2011 465 0 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2012(1-6月) 2011 2012(1-6月) JBAV HANOI 166 199 246 295 353 377 408 465 JBAH HOCHIMINH 275 311 358 376 416 450 533 573 JBAD DANANG 35 41 40 50 58 706 810 867 991 1096 TOTAL 441 510 604 カイクアン ハノイ周辺工業団地立地図 ビンスエン ビンフック省 ホンダベトナム バクニン省 ノイバイIP イエン フオン トヨタベトナム クアンミン タンロン 日系企業 が立地す る主な 工業団地 ハノイ ティエ ンソン クアン チョウ 国道 18号線 国際空港 VSIP バクニン 新高速道路 (日本政府援助) ホン (紅)河 フンイ エン省 カイラン港 クエボ フォー ノイA ミンク アン 第2タ ンロン フクデ゙ ィエン 国道 5号線 VSIP ハイホン 野村ハ イホン ダイ アン ハイホン港 ハイズン省 ハイホン ホーチミン市周辺工業団地立地図 ミーフック メイプルツリー ビンズオン省 ドンアンII VSIP-II & 拡張 国道1号線バイパス 国道1号線(1A) VSIP-I タンソニャット リンチュンII 国際空港 タンタオ ロンアン省 タンビン ドンナイ省 アマタ ビエン ホアII ロテコ (新国際空港) ヌンチャック ホーチミン サイゴン港 タントワン ロンタン・ ソラテジ ロンドウック 国道51号線 バリア カイメップ・ ブンタオ省 チーバイ港 ロンハウIP 21 ブンタオ 25km DHTP ホア・ヴァン県ホア・リエン村 22km 17km S=1.010,9 ha 22 ダナン市を中心とする中部経済圏の魅力 東西回廊の東の起点 (ダナン空港(3千m×2本),ティエンサ港 (水深12m)) 越経済成長率を上回る高い経済成長 (2011年8.2%) IT、電子産業の集積(米Rocky Lai & Associatesによる越版シリコンバレー) (ダナンIT業界利益 2012年 3,597兆ドル(対前年比約50%増) ASEAN環境優秀都市 (2011年)、APEC低炭素都市モデル(2012年) 豊富な人材 (ダナン大学、フエ大学、短期大学13校、高等専門学校7校) 23 ベトナムの物流(東西回廊等) ハノイ-香港間 郵船ロジスティクス等 ・陸路3日 ・道路状況は良好 ・荷物の積み替えが必要 南北回廊 東西回廊 南部東西回廊 東西回廊 南部東西回廊 日本ロジテム 双日ロジステイクス 日本通運等 ・完全舗装がされていない ・生活道路と兼用の部分あり ・一部を除き荷物の積み替えが必要 ・ラオスはタイ・ベトナムとトラック の相互乗り入れ協定あり 24 物流分野 【日本物流団体連合物流実態調査】(昨年11月) 日系の大手メーカー進出は糸段落したとされるが、平均 年齢27歳前後で、購買意欲の高い年齢層が人口の多く を占める。またまだコールドチェーンは未発達で、日本の 物流会社にとって魅力的な市場。 【郵船ロジスティックス】 ハイフォン市ディンブー工業団地において、総合ロジステ ィックスセンターを昨年11月12日開所。 2015年AEC実現を視野に入れ、アセアン全域をカバー するグローバルな物流網の構築が必須。 25 IT産業部品供給分野 「電話・電話部品」の昨年1~11月輸出は、前年同期比 8.3%増の216億8,100万米ドルと第一位。サムスン 電子のスマートフォンで輸出好調。携帯生産額も前年同 期比59.3%増の1億5,610万台。 【サムスンへの機器、部品等供給】 グループ全体の生産拠点(韓国国内全体の約20%) 東光:ダナン工場でスマホ向け新型コイル(パワーインダ クター)量産(4億個/月→5億個) 日本の工作機械メーカー:2,000台発注(サムスン第2 工場でメタルケース自社生産) 三和ペイント:サムスン電子への納入増加(一昨年286 億ウォン→上半期売上高249億ウォン) 26 裾野産業分野 吉田プラ工業(墨田区):昨年1月APSTP工場稼働 南部の化粧品メーカーにプラスチック容器を供給。 荻野工業(広島市) 自動車部品工場の増強、第2工場新設にJBIC融資 共同印刷(文京区):昨年12月ドンナイ省新工場建設開始 日系化粧品メーカーへラミネートチューブ容器供給 タカゾノ(門真市) 薬を包装する分包機を製造増産に商工中金融資 橋本精密工業(葛飾区) 携帯電話や自動車関連に使われる弱電部品生産、初年 度売上高1.2億円見込 27 裾野産業分野 筒井鉄工所(長岡京市):KIZUNAレンタル工場 高性能レーザー加工、3年目処に売上高3億円見込み 京王電化工業(調布市):ミーフック第3工業団地 自動車部品等のメッキ加工、売上高1億円見込み 28 サービス産業分野 【日本流美容サロン】 J-first Tokyo(港区):ホーチミン1区へ進出 北光学園:来年4月、ホーチミンに理美容クラス開校 【外食産業】 筑豊ラーメン山小屋:ホーチミン1号店を横展開検討 牛角:昨年12月、ハノイに1号店オープン 【学習塾】 明光義塾:フランチャイズ運営検討 【写真スタジオ】 小野写真館(ひたちなか市):進出検討 29 サービス産業分野 【イオン・シティマート】 地場流通大手ドンフン社とイオンとの提携、2025年まで に500店舗体制を目指す。 昨年11月1日、イオンモール2号店をビンズオン省で開 業。ホーチミン1号店に比べ2割増収。来客数は、日曜日 で13万人、平日で4万人。 イオンは、2015年にハノイ3号店、16年にホーチミン市 郊外に4号店、20年までに20か所にショッピングセンタ ーを展開する方針。 30 リサイクル産業分野 【商工省談話】 ベトナム国内の固形廃棄物は年間3千万トンで、年7% のベースで増加。 20省市で固形廃棄物処理事業に計2兆3,400億ドン( 約111億円)必要。 31 繊維産業分野 ベトナムのTPP加盟を見越して、中国からベトナムへ生産 移転する動きもあり、輸出が顕著に拡大。(昨年1~ 11月輸出は前年同期比18.2%増の191億8,300 万米ドル) 【ワールドパック】(今治市):昨年1月ロンアン省新工場稼働 繊維製品全般の検品作業、売上3~4千万/年 【スターリリーインターナショナル】 KIZUNAレンタル工場 本年2月、ジーンズやチノパンを生産。 32 繊維産業分野 【ホーチミン市商工局談話】 「2030年を見据えた20年までのホーチミン市の繊維・ 縫製品産業マスタープラン」によれば、 ①来年末までに市内の生産能力を17工場分増加 ②20年以降は、アパレル工場を労働力の豊富な近隣省 へ移転させ、市内のアパレルメーカーにはデザインに 注力させ、生産規模を拡大させない方針。 33 履物産業分野 ナイキ、アディダス、プーマ、ティンバーランド等世界的な メーカーは、中国やバングラデシュからベトナムへ履物生 産拠点をシフト 34 インフラ等整備分野 【昨年12月9日 交通インフラ分野投資セミナー 官民連携事業局グエン・ベト・フイ副局長】 2014年~20年 交通インフラ整備に必要な資金 960 兆ドン。うち、ODAや国庫からの拠出金は47% 2016~20年 民間投資235兆ドン必要 (110億米ドル、約1兆3千億円) 【ドンナイ川(人口1千8百万人の水源)排水処理】 政府は約168兆ドンを投じ、2030年までに排水処理場 46か所建設予定。 2015年までの都市排水処理率目標:60% (ドンナイ川:16%、ホーチミン市:13.2%、ビンズオン省 :20%、ラムドン省:6.6%) 35 ベトナムの企業規模 【VCCIブー・ティエン・ロック会長談話】 民間企業総数:約39万社 大企業数:2%、 中規模企業数:2% 小規模企業・零細企業:96% 地場企業の商品には付加価値が少なく、輸出競 争力がない。 36 日系企業の現地調達率 【ホアン商工相、現地調達率に関する談話(昨年11月)】 自動車:10% アパレル:50% 履 物:60% 電 子:15% 家 電:30~35% 37 ベトナムと九州との交流 (姉妹提携) 福岡県:ハノイ市、 北九州市:ハイフォン市 九州ベトナム友好協会 (海外ビジネスインターンシップ等) 長崎県立大学:ダナン人民委員会(昨年8月)、ダナン大学 (昨年11月) 福岡大学:八ちゃん堂へのインターンシップ 久留米市明善高校:ベトナム修学旅行 九州沖縄9高専:ダナン人民委員会(8月) (朱印船貿易(1604~35年)) ホイアン日本人街 38 ≪九州企業の投資ポテンシャル分野≫ IT産業及び半導体産業分野 自動車産業分野 環境技術分野(水環境、再生可能エネル ギー等) インフラ、物流分野 サービス分野(食品、美容等) ベトナム中部経済圏との交流 39 中小機構の事業紹介 2007年11月、ベトナムAEDとMOU締結 ウェブマッチングシステム“J-Good Tech” https://jgoodtech.smrj.go.jp/ CEOネットワーク事業 2月6日 ベトナムセミナー&商談会 in 福岡 40 N諸国アセアン諸国とのMOU締結状況 【ミヤンマー】 2013/10/13 ミヤンマー商工会議所連盟 【マレーシア】 2007/07/18 マレーシア中小企業公社 【インドネシア】 2014/07/17 インドネシア協同組合・中小企業省 【タイ】 2002/08/27 中小企業振興庁 2014/09/05 タイ工業省 【その他の締結先】 ・韓国中小企業振興公団 ・香港貿易発展局 ・インド産業連盟 ・ハリーファ企業開発基金 ・Riyadah(サウジ) 【ベトナム】 2007/11/15 計画投資省企業開発庁 41 中小企業CEOネットワーク事業 MOU機関との連携事業 日本企業との代理店契約や合弁設会社設立等を希望するアジア諸国の 企業経営者等(CEO)を日本に招聘。 日本国内にいながら、複数の海外企業経営者と商談を行える機会を提供。 海外政府機関等(ベトナム計画投資省企業開発庁、タイ工業省、ミャンマー 商工会議所連盟 等)の協力を得て、優良な海外企業を選定。 国内での商談 日本企業と連携を希望する 海外企業経営者等(CEO) 海外展開を目指す国内中小企 業(海外進出、販路拡大) 海外政府機関等と連携 し優良企業を招聘 中小機構が最適な商 談の組み合わせをアレ ンジ アセアン10か国との商談会の様子 ◇ 25年度は、アセアン10カ国から132社のCEOを招聘。 ◇ 東京、大阪、広島、福岡、金沢で、14回の商談会。 ◇ 参加した日本企業は717社、2,268件の商談を実施。120億円の商談が成立見込み。 42 ご静聴ありがとうございました!! 43
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