Word の便利技・裏技 Word 2010 Word 2013 対応 1 2 Word の起動と終了 1、タスクバーの Word のアイコンを「ワンクリック」で素早く起動する タスクバーに常に Word のアイコンを表示しておくと、アイコンをクリックするだけで素早く起動で きます。また Win8 では最近使ったファイルを右クリックで直接開く(ジャンプリスト)ことができます。 ❶アイコンをタスクバーにピン Win8.1 止めするには、「スタート」画面 Win 7 の「Word2013」を右クリックし て、 「タスクバーにピン留めする」 をクリックします。 ❷または Word を起動すると、タ スクバーに表示される Word のア イコンを右クリックして、「タス クバーにピン留めする」をクリッ クします。 ➌ジャンプリストの「最近使ったもの」の一覧は 10 件を超えると順に 消えていきますが、頻繁に利用するファイルは「最近使ったもの」の中 のファイルをポイントし右端のピンマーク までポイントをずらして「一覧にピン留め する」をクリックすると上部の「ピン留め」 に常時表示されます。取り消すには同じく ピンマークをクリックすると元に戻ります。 ジャンプリストから外すのには同じくピン マークを右クリックして「この一覧から削 除」を選びます。 2、デスクトップのアイコンをダブルではなく「シングルクリック」で起動 Word の起動は、多くの方がデスク トップの Word のアイコンを「ダブル クリック」で開く、をお使いになって いると思いますが、実は「シングルク WordW リック」でも開きます。 ➊「スタートボタン」を右クリッ クし、表示されたメニューから「コントロールパネル」をク リックして開きます。 ➋表示されたメニューから「フォルダーオプション」をクリ ックして開き、 「全般」タブの「クリック方法」で「ポイント して選択し、シングルクリックで開く」を選んで「OK ボタン を押します。以後、すべてのダブルクリックはシングルクリ ックで開きます。 3 3、Windows キーを押しながらタスクバーの Word の並び順数字を入力して起動 タスクバーに登録されたアイコンはマウスで シングルクリックすれば開きますが、キーボード キーを押しながら だけでも起動できます。 1 ➊スタートボタンの右隣りのアイコンを「1」と 5 4 3 2 数え、「Windows」キーを押しながら「1」(テ ンキーは不可)を押すとソフトが起動します。 ➋順次 10 番(9 番の次は 0 番)まで適用できま す。アイコンの順序は自由に入れ変え出来るので、 その時の並び順で行ってください。 ➋クリック (註)タスクバーにソフトを常時表示する方法 ➊右クリック ソフトが起ち上がるとタスクバーにそのソフ トのアイコンが表示されるので、これを右クリッ クし、「タスクバーにピン留めする」をクリック します。 4、あらかじめ指定した任意の1文字を Ctrl・Alt キーの次に入力して起動 キーボードでソフトを立ち上げるもう一つの 図1 方法です。頻繁に利用するソフトには、ショー トカットキーを割り当てておくと素早く起動で きます。 ➊まず、タスクバーの「Word」のアイコンを右 ➌ クリック ➋右クリック クリックし、➋「Word2013」の文字をもう一 度右クリックして、➌表示されたメニユーの一 番下の「プロパティ」の文字をクリックして ➊右クリック 「Word 2013 のプロパティー」 を立ち上げます。 (図1) Word 2013 のプロパティー」の「ショートカッ トー」入力欄の「なし」の後ろをクリックし、ここに Word なら「W」 、Excel なら「E」などの記号を割り 図2 当てて入力すると、「なし」が消えて自動的に「Ctrl +Alt+W」などの文字に変わりますので「OK」 (図2 では省略)をクリックします。 これ以後はマウスを持つまでもなく、キーボードで 「Ctrl+Alt+W」と入力すると 直ちに Word が開き ます。 (図2)ショートカット文字の組み合わせは、ほ ここをクリックして カーソルを立て、次に 例えば Word は W Excel は X Explorer は E メール は M かにもありますが他のショートカットキーと紛らわし くなるので、基本の「Ctrl + Alt + いずれかのキー」を使ってください。 4 5、同時に 2 個以上のキーが押せない方は、1 個づつ打つ方法を 前記の「Ctrl+Alt+W」は両手を使って三つのキーを同時に押さなければなりませんが、この操作 が面倒な方は、固定キーの機能を使うと 1 個ずつ打っても同時に押したときと同じ効果が出ます。 「Shift」を5回連続で押して、固定キ ー機能のダィヤログを表示します。 「はい」を押すとタスクバーの右に マークが現れ、それぞれのキー を個別に入力できるようになります。 固定キーの解除は、複数のキーを同時 に押すと解除になります。 6、ワンクリックでシャットダウンできる便利なボタンを作りましょう Windows 8 をシャットダウンするには、以前の Windows に比べてなんとなく面倒と思っている人も 多いでしょう。それならデスクトップに「シャットダ ウンボタン」を作ると便利です。 ➊デスクトップ画面のなにもないところで「右クリッ ク」し、 「新規作成」→「ショートカット」をクリック します。開いたウィンドゥの入力欄に下記の文字を入 力します。 shutdown.exe /s /t 00 ㊟ [exe]と[/]の間は半角アキ、[s]と[/]の間、[t]と [00](数字のゼロ2つ)の間も半角アキ です。半角は「shift」キーを押しながら 「スペース)キーを押します。 文字を記入したら「次へ」→「完了」をクリック で作成完了です。デスクトップに「shutdown.exe」というシ ョートカットアイコンが出来ました。 ❷この「shutdown.exe」を電源ボタンに見えるように変更し ます。今作ったショートカットアイコンの上で右クリック、一 番下の「プロパテイ」をクリックして「shutdown.exe のプロ パテイ」を開きます。ショート・カットタブの中の「アイコン の変更」をクリックすると「…利用できるアイコンがありませ ん.…)というメセージが開きますが、構わず「OK」 をクリックします。するとアイコンの一覧が表示さ れるので、赤い電源ボタンのような目立つマークを 選びます。なお同様に再起動、スリーブのボタンも作成できま す。再 起 動は スリーブは shutdown.exe /r /t 00 rundll32.exe powrprof.dll,SetSuspendState 5 文字入力などの便利技いろいろ 7、いちいち単語で変換しないで、句読点変換で能率アップ 日本語変換ツールには、前後の入力文字を判断して漢字変換する能力があります。 かぜがふく→風が吹く かぜをひく→風邪をひく ② クリック ① 右クリック そこでいちいち「かぜ」で漢字変換をしないで、文節、たとえば 「、」や「。」の句読点を打った時に変換するように設定すると、 何度も漢字変換する必要がなく、能率があがります。 日本語言語バーの「あ」を右クリックし(Ctrl+変換、または Ctrl+F10 でも選択可)さらに「プロパティ」をクリックして「Microsoft IME の設定」画面(省 略)の「詳細設定」をクリックします。 「Microsoft IME の詳細設定」画面の「変 換」タブの中の「詳細設定」をクリックし (画面省略)、「句読点変換」の 、。)? など必要な句読点に点を入れ「OK」をク リックします。 この設定以降は、文字入力をした後、 「ス ペース」で変換する必要はなく、「、」や「。」の句読点を打った時にまとめて漢字変換されます ので、効率的で、気持ち良く文章が入力できます。 8、誤った変換は、再入力しないで「変換」キーで修正 誤変換した場合、文字の入力が間違っていなければ、消去して再入力はしないで、誤変換文字を選 んで、「変換」キーで再変換するようにしましょう。 この時、再変換に「スペース」 キーを使うと文字が消えてし まうことがあります。 もし 文字が消えたときは Ctrl+Z で元に戻して、「変換」キーでや り直してください。 「知っ得」もともと「スペース」は英文入力ではしょっちゅ う使うキーなので、大きなキーを割り当てたのですが、日本語 入力では文章にスペースをいれることが少なく、もったいない ので日本語入力で頻繁に使う単語変換機能を持たせたものと 言われています。 また「スペース」の左隣の「無変換」は、キーボードで入力後、「無変換」を押す ごとに →カタカナ→カタカナ→かたかな→カタカナ と変化します。 「F6」「F7」「F8」と同じ機能 です。 6 9、同音異字が多い言葉は変換候補の表示を多くして、能率アップ ひらがなを漢字に変換するとき、IME の変換候補の 一覧には 9 個しか表示されませんので、目的の漢字を 探すのに苦労することがあります。 クリック こんな時は、「スペース」キーか「変換」キーを押し て、変換候補の一覧が表示された時点で、「Tab」を押 すか、変換候補一覧の右下にある 》 ボタンをクリックすると一気に表示 数が増え、目的の漢字が探しやすく なります。 再度「Tab」で元の表示に戻ります。 10、英単語は日本語の「ひらがな」で入力して英語に変換すれば簡単 IME では英単語のスペルが判らない時、読みを「こんぴゅー たー」や「わーるど」など日本語で入力した後に変換候補か ら「Computer」「World」と英語を選ぶことができます。 スペルを調べなくても正しく入力できるので便利な機能 です。 また、「パソコン」は→「personal computer」に、 「デジ カメ」は→「Digital camera」にちゃんと変換してくれます。 「パソコン」の変換で「personal computer」の下の変 換はなんと 💻 (コンピュータの記号の絵) でした。面 白い! 11、日本語入力[あ]のままで英文字入力から日本語入力へ 例えば、「私のパソコンは Windows8.1 です」と入力したい場合、Windows の最初の W は「Shift」 を押しながら入力すると英大文字と なり、(IME バーは半角の “A” )続い 私のパソコンは Windows 8.1 です。 て「Shift」を押さずにそのまま入力 すると英 小文字になります。 英語 の入力が終わったところで「Enter」 を押すと(IME バーは “あ” )そのま ま日本語で入力できます。 英語の最初の1文字だけ Shift キーを押しながら英 大文字で入力、あとはその まま入力すると英小文字が 入力。 最後の英文字を入力した ら Enter キーを押す。 あとはそのままで日本語 が入力できる。 IME のオプションの “あ”は、自動的に変るので、 わざわざ「半角全角キーを押して “A” から “あ” に変える必要はありません。 7 12、「Enter」キーで改行したら、自動で番号が連続入力されるのを防ぐ 「1、 パソコン講習会のお知らせ」 と入力して改行したら、自動的に 「2、」が表示されます。 この「2、」を消したい時は「Ctrl」を押しながら「Q」を押すと解消します。 ここで Enter を 押すと自動的に 2 が出る 「Ctrl」+「Q」 で瞬時に解消 この操作は 「 段落書式の初期化 」 と呼ばれています。 13、段落を変えずに改行して文字を追加する時は「Shift」+「Enter」 箇条書きで行は変えたいけれど、行頭記号は付けたくない、といった場合などは、段落を変えずに 行を変える「強制改行」を利用します。 改行したい位置で「Shift」+「Enter」を押すと、行頭記号がつかずに改行できます。 ●日時 6 月 5 日(土)9 時〜12 時 ●日時 6 月 5 日(土) ●場所 芸術劇場けやきホール 9 時〜12 時 クリックし ●場所 「Shift」+「Enter」 ール ●日時 6 月 5 日(土) 9 時〜12 時 芸術劇場けやきホ ●場所 芸術劇場けやきホール 14、括弧付の文字と 括弧なしの文字が先頭に並んでも行頭を揃える ここを クリック 「ホーム」タブの「段落」グループの をクリックして「ダイヤログボックス」を開き「体裁」タ ブの「文字幅と間隔」の ●通常は 「行頭の記号を1/2 幅に 「府中市」美術館 生涯学習センター する」にチェックを入れ、 「OK」を押します。 括弧 ●これが半角詰めると 「府中市」美術館 生涯学習センター こうなります つきと括弧がない文字列 の行頭が揃います。 8 15、「第 1 条」と「第 10 条」の数字が入った文字列の幅を揃える 通常は2桁の数字を入力すると、文字列の幅が広がります。これを縦に並べたときに文字が不揃 いになります。 この状況を避けるには、前項と 同じ、「段落」グループの「ダイ 第7条 第7条 第8条 第8条 第9条 第9条 ヤログボックス」を開き「体裁」 第 10 条 第10条 タブの「文字幅と間隔」の「□日 第 11 条 第11条 本語と数字の間隔を自動調整す 通常はレ点がついている る」のレ点を消します。 16、小文字の「ぁ」や「っ」などが行頭にこないように設定をする 行頭に小文字が来るのを避けるには、左上の「ファイル」 ボタンをクリックして「オプション」を選び、「文字体裁」 →「文字体裁オプションの適用先」で「すべての文書」を選 び、「高レベル」に⦿をつけて「OK」をクリックします。「標 準の禁則」に加え、行頭禁則に拗音と促音「ぁ」や「っ」な どの禁則が加わります。 17、字数 2000 字の原稿を頼まれたが、作成途中で何字かを知りたい 原稿を頼まれた時に、原稿用紙 3 枚分とか、文字数は 100 字以内とか、 注文を付けられる場合がありますが 校閲タブの「文章校正」グループに ある「文字カウント」ですぐにわかります。 ショートカットキーは「Ctrl」+「Shift」+「G」 なお、タスクバーの上の「ステータスバー」にも文字数などの表示が出ま す。ステータスバーを右クリッ クすると設定ができます。 18、太字や色つき文字など文字に書式設定をした文章を一瞬でもとに戻す 文字に書式を設定したがこれをクリアしたい時は、そ の範囲を選んで、 「Ctrl」+「 スペース」を押すと太文字や色つ 文字に書式を設定したがこれをクリアし たいときは、その範囲を選んで、 Ctrl+ スペースキー き文字がもとに戻ります。 文字に書式を設定したがこれをクリアし たいときは、その範囲を選んで、 もし間違って書式を消した場合は、すかさず 「Ctrl」+「Z」でもとに戻ります。 9 19、文字範囲を選ぶときドラッグでは操作しづらい場合の便利技 Word を操作するときはまず範囲を選択してから機能を選ぶのが基本的な流れです。 範囲を選択するには次のようにいろいろ便利な方法があります。 先頭文字を選んでからその範囲をマウスでドラッグすればよいのですが、 ➊ドラッグしづらい時は、先頭文字をクリックし、範囲の最後の文字にところで「Shift」キーを押 しながらクリックすると簡単に範囲選択ができます。 ❷また、離れた場所にある文字を選ぶときには、最初の文字列を範囲選定したあとは、文字を選択 するときに「Ctrl」キーを押しながら選択します。 ❸単語を選択したいなら、その単語の上で[ダブルクリック]すると一瞬で反転表示された選択状 態になります。 ❹左側の余白をクリックするとマウスポインターのある行がまとめて選択されます。 ❺上の❹と同じ位置でダブルクリックすると、範囲が広がって段落がまとめて選択できます。 ❻文書の上の余白をダブルクリックするとヘッダーが、文書の下の余白をダブルクリックすると、 フッターの編集が始められます。 ➐画面の右側に表示されている「垂直ルーラー」またはリボンの下にある「水平ルーラー」をダブ ルクリックすれば、用紙サイズや1行に入る文字数が設定できる「ページ設定」画面が表示されま す。(通常は「ページレイアウト」タブの「ページ設定」グループの をクリックして表示) 20、日付は「日付と時刻」または「平成」や「20」を 2 回「Enter」で OK ➊今日の日付を入力する第 1 の方法は、 「リボン」の「挿入」タブにある「日 付と時刻」を使ってワンクリックで入力します。カレンダーの種類の「和暦」 や「グレゴリオ暦」の中から好みの表現を選ぶことができます。 更にこの時「自動的に更新する」を選んでおくと文書を開くたびに自動的 に今日の日付に書き換わるようになります。 ❷日付入力の第 2 の方法は、キーボードで「へ いせい」と入力して「スペース」キーで「平成」 に変換、さらに「Enter」キーを続けて 2 回打 つと今日の日付が和暦で表示されます。 西暦で表示したい場合は「20」の数字を全角 で入力し、 「Enter」キーを続けて 2 回打つと 今日の日付が西暦で表示されます。 平成→Enter2 回打ち→平成 27 年 4 月 29 日 20→Enter2 回打ち→2 0 1 5年 4 月 29 日 ❸更に便利な「ショートカットキー」では 日付の入力は「Alt」+「Shift」+「D」で → 2015/06/06 時刻の入力は「Alt」+「Shift」+「T」で → 午後 8 時 6 分と入力されます。 10 日付と時刻 21、「ミニツールバー」はコマンドを素早く実行できて便利 文字列を選択するとマウスポインタの近く ➊文字をドラッグして選択 に「ミニツールバー」が淡く表示され、その ❷ミニツールバーにマウス ポインターを合わせる 上にマウスポインタを移動すると濃い表示に 変わります。 ミニツールバーには、文字の大きさや太字、 斜体や文字の色など、比較的よく使われるボ タンがまとめられていて、いちいち上部のリ ボンのボタンをクリックする必要はありませ ❸B(太字)をクリック ん。特に小さなノートパソコンで、リボンを ❹文字が太字に変わる 折りたたんでお使いになっている方には、必須の機能です。 ミニツールバーが表示されない時は、 「ファイル」→「オプション」→「基本設定」の「選択時に ミニツールバーを表示する(M) )をオンにします。 22、「Ctrl」を押しながら「X」「C」「V」そして「Z」の超便利技 ➊「マウスでドラッグ」 同じページやファイルの中で移動する場合は、移動したい文字を マウスで選んで、目的の場所までドラッグします。これが早い。 この時「Ctrl」を押しながらドラッグするとコピーになります。 ➋「ショートカットキー」 別ページや別ファイル間のやりとりなら、「Ctrl」+「C」でコピ ー、 または「Ctrl」+「X」で切りとって、「Ctrl」+「V」 で貼り付けます。 これが王道です。また、 「Ctrl」+「Z」 で一つ元へ戻ります。 何回でも戻れます。 ➌「クリックボード利用」 同じ文字を何回も貼り付けるのなら、「クリップボード」 を利用すれば、簡単に何回でも貼り付けられます。 クリップボードを表示するには、「ホーム」タブの「クリッ クボードグループ」の「ダイヤログボックスを開くか、また は文字をコピーするとき「Ctrl」+「C」の次に「Ctrl」 を押したまま、もう一度続けて「C」を打つとクリップボ ードが表示されます。 クリックボードには最大 24 個のデータが保存でき、また、 Word でコピーしたデータを Excel や Power Point に貼 り付けることも OK です。 11 23、IME 日本語の項目を一度に表示するには IME の「あ」を右クリック IME ツールは、Word2013 では「あ」「A」などの1 文字しか示されません。 日本語ツールの全容を知るに は「あ」または「A」を右クリックして IME のオプショ ン一覧表を表示して選択します。 また IME ツール表示が「あ」か 「A」(全角英数)のときに Ctrl」 +「変換」または「Ctrl」+「F10」 のショートカットでもオプション 機能の一覧表が表示され、必要な 機能を簡単に選択することができて便利です。 24、読みのわからない漢字は「IME パッド」にマウスで手書き入力 読めない難しい漢字を入力するときは、日本語ツールバーの「IME パッド」に手書きで入力し、漢 字に変換します。 「IME パッド」は、「あ」を右 クリックしてオプション一覧表から選ぶか、または 前項のショートカットキー「Ctrl」+「変換」、ま たは 「Ctrl」+「F10」にさらに「P」を加えて表 示させます。 「認識」を押してから、マウスで筆順 どおりに書いていくと、右隣に予測される文字が 次々に現れますので、目的の文字が出たらその文字をクリックして入力します。 25、文字の間隔をあけて大きくしたり、文字を縦に揃えて同じ幅に割付ける 文頭の「お知らせ」という見出しの文字を少 お し大きくして文字列を拡げたい、というときに 知 ら せ は「均等割り付け」を利用す るほうが早くてスマートで確 実にできます。まず間隔を広 げたい文字列を選択、 「ホーム」 タブの「段落」グループの拡 張書式記号の▼をクリックし「文字の均等割り付け」を選びます。 「新しい文字列の幅」に適当な文 字数の数値(文例の場合は9字)を入れて OK をクリックします。 また、見出しタイトルの位置 を縦に揃えたいときにも便利 に使えます。 日時:平成 25 年 6 月 24 日 日 集合場所:府中駅上りホーム 集 合 場 所:府中駅上りホーム 緊急連絡先:090-123-4567 緊急連絡先:090-123-4567 12 時:平成 25 年 6 月 24 日 26、文字列の中からマウスで四角形の範囲を選択して文字を装飾 Word で文面の一部を四角形の形 で選択することが出来ます。 その方法は「Alt」キーを押しなが らマウスで範囲を選択します。 こうして選択した範囲の文字を切 1、募集案内 新商品名 1、募集案内 新商品名 2、応募方法 下記の履歴書を 2、応募方法 下記の履歴書 3、締め切り 平成 25 年 12 3、締め切り 平成 25 年 4、送 付 先 製品開発部総務 4、送 付 先 製品開発部総 5、そ の 他 社内試食会にお 5、そ の 他 社内試食会にお り取ったり、文字に色を付けたりす ることが出来ます。 「Alt」キーを押しながら範 囲を選択します。 文字に好みの色を付 けたりします。 27、いろいろな罫線をキーボードの記号を入力するだけで簡単に引く Word で罫線が必要な時、罫線ボタンを使わずに ― ハイフンを 3 回押して、Enter キーを 2 回押す キーボードから簡単に引く方法があります。 = イコール 「―」ハイフン「=」イコールは「ほ」のキー 〃 二重線 _ アンダーパー〃 太 # 井桁(ハッシュ)〃 子持線 「〜」チルダ は「へ」のキー ~ チルダ 波 線 「*」アスタリスク は「け」のキー * アスタリスク 点 線 「_ 」アンダーバー は「ろ」のキー 「#」ハッシュ(井桁₎は「数字の 3」のキー “ 〃 線 それぞれの記号を 3 回押して、念のため「F10」 で 半 角 に し 、「 Enter 」 を 2 回 押 し ま す 。 ただしこの方法での方法で引ける罫線はページの端と端を結ぶ水平線だけに限られています。 また、ごく簡単な表なら、 「+」と「-」を必要な間隔に入力して作ることができます。 両端と縦線の部分は + を、横線は - を入力します。 +- - - + - - - - - + - - - - ― - - - - + 最後に「Enter」キーで、1行の表が出来ます。 28、ハサミを入れた切り取り線や、氏名と捺印場所をアンダーラインで引く技 切り取り線は「横」と入力して「スペース」を ─────── ( 切り取り線 )―――――――― 押して─ か ╌ を選び、 「F4」キーを数回押し て必要な場所まで伸ばします。 ✂ ――――――――― 「切り取り線」 と記入するか、または、「はさみ」と入力してス ペースキーで変換し、「✂」の絵を選びます。 「氏名 ―――――――――― 氏 ㊞」は文字を先に入力してか ら全体を選んで「U」で下線を引きます。 13 ㊞ 年齢 名 歳 東京 大阪 名古屋 ←「U」で下線 東京 大阪 名古屋 ←「Ctrl」+「Shift」+「W」で下線 29、フォントサイズを大きくしたら行間が広がってしまった フォントサイズを大きくしたら行間が 広がってしまった時は、「ホーム」タブの 「段落」グループの右下の「ダイヤログボ ックス」をクリックし「段落」ダイヤログ を表示します。「1 ページの行数を指定時 に文字を行グリッド線に合わせる」の先 頭のチェック☑を外します。 それでも満足できる行間にならないと きは、「行間」を「固定値」にし、 「間隔」に、 文字の大きさ(ポイント数)の最低約 1,5 倍の数値を入れるようお勧めします。 なお、この文書の場合は、文字が 11 ポ イントで間隔は 20 ポイントと少し拡げ ています。 Word の場合は右の図のように、文字 の上端から次の行の文字の上端までが 「行間」となっていることを覚えておきま しょう。 30、文書中の表記が統一されていないのでこれを一括して置き換える 同じ文書の中で表記が「ワード」であったり「Word」であったりした場合に、これをどちらかに 統一するには、「検索と置換」を使うと便利です。一つ一つ訂正する文字を探さなくても、全体を検索 して、置き換えてくれるので楽に処理ができます。 「置換」の機能は、「ホーム」タブのリ ボンの右端「編集」グループにありま す。ショートカットキーは 「Ctrl」+「H」です。 また、例えば「〇〇会社様」の「様」 の文字だけを消したい場合には「検 索する文字列」には「様」を入れ、「置 換後の文字列」は空欄(何も入力しな い)のままで置換えます。 14 31、縦書きにしたら横向きになってしまった半角数字の向きを修正する 縦書きの文書で半角文字を使用すると、文 マ ン シ ョ ン 字が横向きになってしまいます。このよう な時には「縦中横」を利用すると文字を縦 25 向きに直すことができます。 「ホーム」タ ブの「段落」グループの「拡張書式」の▼ 東 京 都 新 宿 区 号 6 室 ❘ 12 - 12 文字ごとに行うほうが確実です。 マ ン シ ョ ン 25 6 号 室 をクリックし「縦中横」を選びます。単位 東 京 都 新 宿 区 32、記号は「読み」で 数式や化学式の入力は「記号」と入力して探す 主な記号は「読み」を入力して「変換」キーを押せば、該 当する記号が表示されます。例えば「ゆうびん」「おんぷ」 と入力して変換すると「〒」「♪」が変換候補として表示さ れます。読み方がわからない記号の場合は「記号」と入力し て変換し、表示される候補(約 390 個)の中から目的の記 号を選択します。 (Microsoft IME の場合) おなじ ← → ↑ ↓ ⇔ → ⇒ ☞ ➡ 〃 々 ゝ 仝 けいさん × ほし ☆ ★ やじるし みぎ ÷ ± ※ + - ✿ ✦ 33、☂ ♞ ✉ ✆ ✈ こんな記号の入力は「記号と特殊文字」から探す 挿入タブのリボンの右端にある ① 「記号と特殊文字」ボタンをクリ クリック ックします。表示されたリストの 中に目的の記号がないときは「そ の他の記号」を選ぶとさらに大き ③記号関係の ジャンルを選択 な「記号と特殊文字」の一覧が表 示されます。この表の種類欄の▼ で記号関係のジャンルを表示する ② クリック と更に数多くの記号が見つかりま す。 「記号と特殊文字」は「Alt」+「I」 、 「S」でも呼び出せます 34、数学記号の入力は「数式ビルダ」で複雑な数式も OK、 前項の リボン①「記号と特殊文字」のすぐ横に[数式」があります。この「数式」 をクリックするとリボンが「数式ツール」に変わり、入力画面に「ここに数式を入力 します」と表示されます。ショートカットキーは「Alt」+「Shift」+「=」です。 それぞれの項目の▼をクリックすると、具体的な数式が数多く表示されます。 15 35、料金表などで文字列を右端で揃えるにはルーラーの「Tab」キーで 目次や料金表など文字列を右端で揃えたい場合は、水平ルーラーを表示して(「ルーラー」は、表 示タブの表示グループの中にあります)インデントの「右揃えタブ」を利用します。Word には「左 揃えタブ」 「中央揃えタブ」 「小数 点揃えタブ」 「縦棒タブ」5 種類の タブがあり、水平ルーラーの左端 ❸クリック ❷選択 のボタンをクリックするごとにタ Tab キー ❶選択 ブの種類を切り替えることができ ます。 ルーラーを表示し「Tab」キーを押して「左揃えタブを表示」しておきます。❶目的の段落を選択 して、❷水平ルーラーに左端のボタンを「右揃えタブ」に切り替わるまでクリックし、❸文字を揃 える位置で水平ルーラー上をクリックしますと水平ルーラーにタブマーカーが表示され、文字の右 端が指定した位置で揃います。 36、文字列と文字列の間をお好みの点線でつないで見やすく編集 上記の例で、さらに文字列と文字列の間を点線や罫線でつなぐ方法があります。 ❶まず、対象となる段落を選択し ❷「ホーム」タブの「段落」グループの「↘」を クリックして「段落のダイヤログボックス」を開き、 「インデントと行間隔」タブの一番下段の「タブ設 定」をクリックして開きます。 ❸「タブとリーダー」ダイヤログボックスで配置 の「右揃え」を選択、 [リーダー]で線種を選んで 「OK」ボタンをクリックします。 ■送料 本州・九州・四国 ---------- 525 円 北海道・沖縄県 ---------- 1,050 円 16 37、補足説明用の文字列を 2 行にして括弧で囲む「割注」 語句の補足説明を入力するときなど、文字列を2行にして括弧で囲むのを「割注」と呼びます。 例えば「A4サイズ 210 ㎜ ×297mm」の 2 行にしたい部 A4サイズ 210 ㎜×297mm 分を選んで、 「ホーム」タブの 「段落」グループの「拡張書 式 」 をクリックし て「割注」を選びます。 「割注」の「ダイヤログボ ックス」で対象文字列を確認、 「括弧の種類」を選択して[O K」を押します。 出来上がりは文字が小さくなりますのでご注意ください。 210mm× A4 サイズ[297 m m] 210mm× 色々な括弧 ➡ (297 m m) 括弧なし ➡ 210mm× 210mm× 210mm <297 m m> {×297m} 297 m m 割注を解除するには、割注内をクリックして「割注」ダイヤログボ ックスを呼び出して「解除」ボタンをクリックするか、または割注全体を選択して「Ctrl」 +「スペース」キーを押す方法もあります。 38、最初から用紙の上下左右に文字を配置するときは「ページ設定」で 規定では、文字列は用紙の上寄せに配置されます。 貼り紙やポスターなど作成するときに、文字を中央や 下の部分に持っていくのに、何度も改行していないで しょうか? こんな時は「ページレイアウト」タブの「ページ設 定」グループの右下の「↘」を押して「ページ設定」 ダイヤログボックスを起動します。(または「ルーラ ー」の左右の色のついた部分をダブルクリックしても 同じ「その他」タブを選んで「垂直方向の文字の配置」 で上下または中央を選び「OK」を押します。 17 39、行数を指定されている文章を作成する時は欄外に行番号を 行数を指定されている文書を作成するときは、 行頭に行番号を表示させると便利です。まず「表 示」タブで「ルーラー」を消してから、 「ページ レイアウト」タブの「行番号」ボタンをクリッ クして、例えば「連続番号」を選びます。する と行番号は文書の左余白に表示されます。 行番号を非表示にする場合には「行番号」を クリックして 「なし」を選びます。また「行番号オプション」を選択すると、 「ページ設定」ダイヤログボックスの「その他」タブが表示され ますので、「行番号」をクリックし「連続番号」など詳細な設定 を行うことができます。 40、「ヘッダー・フッダー」を利用してすべてのページに「ファイル名」を すべてのページの余白にファイル名を挿入するには、ヘッ ダー・フッターを利用します。 「挿入ヘッダー部分をダブルクリックして、ヘッダーを編 集できる状態にした後、ファイル名を挿入します。挿入した ファイル名は、フォントやサイズを変更することも可能です。 41、最初のページにページ番号を表示しない時は「先頭ページのみ別指定」 最初のページが表紙や目次などの ❶ ときは、 「先頭ページのみ別指定」を設 定して、1ページ目にページ番号を入 れないようにすることが出来ます。 まず、❶「挿入」タブの「ページ番号」 ❷ ボタンをクリックして、❷「ページの 下部」をクリックし、❸好みの書式を ❸ 選択すると、一旦自動的にすべてのペ ージにページ番号が挿入され、同時に 「ヘッダー/フッターツール」の「デザ イン」タブが表示されます。この中の「先頭ページのみ別指定」 の頭にチェックを入れると1ページ目のページ番号が非表示なり ます。本文部分をダブルクリックすると、ヘッダー/フッターツー ル」が消えて、本文を編集できる状態になります。 18 42、ページ番号の開始番号を指定するには「ページ番号の書式設定」で ページ番号を「1」以外の数字から始 めたい場合は、 「挿入」タブの「ページ番 号」をクリックし、更に「ページ番号の 書式設定」をクリックします。 現れた「ページ番号の書式」ダイヤロ グボックスで「開始番号」を選択し、右 の欄に開始番号を入力して「OK」ボタン をクリックします。図の例では、前項で1ページ目を非表示にして 2ページ目が「2」から始まるように設定したページ番号を、2 ぺ ージ目が「1」から始まるように開始番号を設定しています。この結果、1ページ目の番号は「0」 になりますが、前項によって表示されないことになります。 43、1/5 のようにページ番号/総ページ数を入れるなど面白いサンプル 「1/5」 「2/5」のように、ページ番号/総 ページ数 の形式でページ番号を入れること が出来ます。 「挿入」タブの「ページ番号」を クリックし、ページ番号を配置する位置(こ こでは下部)をクリックすると、サンプルが 表示されます。スクロールバーを下にドラッ グして、 「x/y ページ」グループから目的のス タイルを選択します。 1/5 ページ番号のスタイルいろいろ 44、新規ファイルはマウスの「スクロールボタン」を真下に押す Word を作業中に新しい別の Word のファイル が必要な時には、 ❶「Shift」を押しながらタスクバーのアイコン をマウスでクリックします。 または ❷タスクバーにある Word のアイコンの上でマ ウスのスクロールボタンを真下に押すと直ちに新 しいファイルが開きます。 19 マウスポインターをタス クバーのアイコンの上に 置きマウスのスクロール ボタンを真下に押す 45、複数のウィンドウを切り換えるには「Alt」を押しながら「Tab」 同じソフトで複数の画面を開いて作業をしてい る場合はタスクバーのアイコンが二重、三重に重 なっています。 この時、必要なファイルを探すた めには、アイコンの上に、マウスの矢印を重ねると、 ファイルの縮小画面が出るので、必要なファイル をクリックして開きます。 他の種類のソフトも開いている場合は、「Alt」 を押したまま「Tab」を押すと開いているファイ ルが縮小画面で横一列に並びます。 46、複数のウィンドウを一瞬で最小化する「Windows ボタン」+「D」 Word のファイルで作業中にデス ここを クリック クトップが見たいときには、右上の 「最小化ボタン」「×」でファイルを タスクバーに収納しますが、複数のファイルを開 ■ショートカットキーでは いている時、一つ一つ収納するのは大変です。 Windows ボタン + D ですべて最小化 こんなときはタスクバーの右端にある「デスクト 元に戻るときも同じ操作です。 ップの表示」ボタンをクリックすると、開いている 全部のファイルがタスクバーに収納されます。 元に戻すには同じボタンをクリックするだけです。 47、同じ図形を連続して描くときは「描画モードのロック」を利用する 既定では、図形を1つ描くと、マウスポインター の形は元に戻ってしまいます。同じ図形を続けて描 くときに「描画モードのロック」を利用するとマウ スポインターの形が図形を描画できる状態でキー プされるために、連続して図形を描くことが出来ま す。 同じ図形を続けて描くには、 「挿入」タブの「図形」 ボタンをクリックし、目的の図形(ここでは□)を 右クリックして「描画モードのロック」をクリック します。 マウスポインターの形が+に変わるのでつぎつぎに描画できます。 「Esc」キーを押すとマウスポインターの形が元に戻ります。 20 48、複数の図形を描く時は、図を右クリックして「規定の図形を描く」 同じ書式の図形を複数描くときに、何度も書式を設定するのは手間がかかり ます。こんな時はあらかじめ書式を設定した図形を右クリックし、 「既定の図 形に設定」をクリックします。 なおこの設定は、同じ文書内の図形だけに適 用されます。 ❶右クリック ➋クリック 49、複数の図形を選択する時は「Shift」か「Ctrl」を押しながら、図形をクリック 複数の図形を同時に選択するには、 「Shift」または 「Ctrl」キーを押しながら、目的の図形をクリックして いきます。この方法は図形だけでなく画像やワードアート など他のオブジェクトでも利用できます。 また Word2007 と 2013 の場合は、 「ホーム」タブを開き 右端の「編集」グループの「選択」ボタンをクリックして 「オブジェクトの選択」をクリックします。マウスポインターの形が に変わるので、選択 する図形をすべて囲むようにドラッグしますとまとめて選択できます。 解除は 1 個ずつクリックするか、または「Esc」キーを押します。 50、図形に文字列を入力する時は右クリックして「テキストの追加」をクリック 円や四角などの図形に文字列を入力するには、図形を右クリ ックしてテキストの追加をクリックします。すると図形の中央 (Word 2007 では左上)にカーソルが表示され、文字列を入で きる状態になります。 Word2007,2013 の場合は、図形を選択して、そのまま文字を 入力することも可能です。 51、クリップアート(オンライン画像)のイラストの色をかえて楽しみましょう クリップアートのイラストは、多くの場合、色 を変更することが出来ます。 クリップアートのイラストを右クリックして、 「スタイル」 「塗りつぶし」 「枠線」のいずれかの ▼をクリックすると色のサンプルが出るので選び ます。 21 52、画像の一部だけを切り抜く時は「書式」のトリミング機能を使う 画像の不要な 部分を削除して、 一部を切り抜こ とを「トリミング」 といいます。画像を選 択し、「図ツール」「書 式」タブの「トリミン グ」の▼をクリックし、 その下の「トリミング」 をクリックします。黒いハンドルを画像の内側にドラッグし、必要な部分だけを表示します。 53、画面を丸やハートの形で切り抜くのはとても簡単 画像を丸やハートの形で切り抜くのはとても簡単 です。前項の「トリミング」のすぐ下にある「図形 に合わせてトリミング」をクリックすると、左側に 各種の図形が表示されますので、この中からお好み の図形を 選ぶだけ です。 54、ネットの画面を Word に簡単に取込む「スクリーンショット」 Word2010,2013 は他のアプリケーションやインターネットの 画面や画像を Word に簡単 に取り込むことが出来ます。 ➊ ❷ ❶まず取り込みたいネット 等の画面を開いておき、 ❷その上にワードを開きま す。「挿入」タブの「図」グ ループの「スクリーンショッ ❸ ト」をクリックします。 ❸画面が薄白くなり、マウスの先が「+」の形になるので、ドラッ グして必要な領域を選びます。 ❹切り取ったところだけが画面に残り、そのまま使えます。 22 ❹ 55、画像の背景をきれいに削除する ワードには、写真画像の中から背 景を削除して、手前側の被写体だけ を残す機能があります 写真の画像をクリックして選択し た状態で「書式」タブの「調整」グループにある「背景 の削除」ボタンをクリックします。「背景の削除」タブ に表示が変り、画像の削除候補部分が紫色に変わります。 細部の微調整は「背景の削除」タブの「+」「-」マー クを境界に近い ところに丁寧に 置くことがコツ です。 56、セルの文字列が改行されないように 1 列に収めたい 文字数が多くてセルの1行に入らない文字列を何とか1行に収めたいときがあります。 氏 名 郵便番号 府中 一郎 183-0000 住 所 府中市競馬本町 1-10 電話番号 勝利マンション7 440-222-1234 号室 氏 名 郵便番号 府中 一郎 183-0000 住 所 府中市競馬本町 1-10 勝利マンション7号室 これを1行に収める方法は、まず表全体または当 該セルを選択し「表ツール」→「レイアウト」タブ の「プロパティ」をクリックすると「表のプロパテ ィ」ダイヤログボックスが表示されます。この中の 「オプション」をクリックして「セルのオプション」 ダイヤログボックスを表示させ、 「セルのオプション」ダイヤログボックスで「文 字列をセル幅に均等に割り付ける」の頭にレ点をつ けて「OK」を押します。 すると下図のように均等割り付けが行われ、列内 に1行で収まりました。 23 電話番号 440-222-1234 57、列幅を変えたときに隣の列幅が変わらないようにする 表の列幅を変更するときは、列の右端の罫線を左右にドラッグしますが、この時当然ながら右隣り の列の幅も変わってしまいます。目的の列の幅だけを変更するには、「Shift」キーを押しながら罫 線をドラッグします。表全体の幅も変わります。 社員番号 社員番号 部署 氏名 部署 氏名 ふりがな ふりがな 58、表に計算式を挿入する ワードの表では、 「計算式」ダイアログボックスを利用して、計算式や簡単な関数を挿入すること が出来ます。 下の表の合計を求めるためには、計算式を挿入するセルをクリックし、 「表ツール」 「レイアウト」 タブの「計算式」ボタンをクリックします。 「計算式」に「=SUM(ABOVE)」と入力されているこ とを確認して「OK」ボタンをクリックします。セルに合計が表示されます。 講 座 名 金 額 ムービーメーカーで動画をつくろう 8,000 ワードステップアップ① 4,500 エクセルステップアップ① 4,500 合 計 17,000 計算対象となる範囲は、ABOVE(上)、BELOW(下)、LEFT(左)、RIGHT(右)で指定します 24 59、表のセルに連続番号を入力する 表のセルに「1、2、3…」のような連続番号 を入力したい時は、セルに一つ一つ入力する よりも「段落番号」を使うほうが簡単です。 番号を入力するにはまずセルを選択し「ホー ① ム」タブの「段落番号」ボタンの右側▼をクリ ② ックし、サンプルを選ぶだけで連番が入力され ③ ます。なお、一覧に適当な ④ サンプルがない場合は、 ⑤ 「新しい書式の定義」をク ⑥ リックし、好みの書式を作 ⑦ ります。 ⑧ 連番を削除する場合は、 ⑨ セルを選択し、 「段落番号」 ⑩ ボタンをクリックします。 ⑪ 60、ダミーのテキストを入れる 文章はまだできていないが、とりあえず文字を入れてレイアウトを確認したい………。 そんなときに「ダミーの文章」を呼び出す方法があります。 半角英数字で「=rand()」と入力して「Enter」キーを押すと、一瞬で文章が入ります。文章自 体に意味はありませんが、 「=rand()」5 文 3 段落の文章が入ります。 ビデオを使うと、伝えたい内容を明確に表現できます。[オンライン ビデオ] をクリックすると、追加したいビデオを、それに応じた埋め込みコー ドの形式で貼り付けできるようになります。キーワードを入力して、文書に最適なビデオをオンラインで検索することもできます。 Word に用意されているヘッダー、フッター、表紙、テキスト ボックス デザインを組み合わせると、プロのようなできばえの文書を作成できま す。たとえば、一致する表紙、ヘッダー、サイドバーを追加できます。[挿入] をクリックしてから、それぞれのギャラリーで目的の要素を選んで ください。 テーマとスタイルを使って、文書全体の統一感を出すこともできます。[デザイン] をクリックし新しいテーマを選ぶと、図やグラフ、SmartArt グ ラフィックが新しいテーマに合わせて変わります。スタイルを適用すると、新しいテーマに適合するように見出しが変更されます。 Word では、必要に応じてその場に新しいボタンが表示されるため、効率よく操作を進めることができます。文書内に写真をレイアウトする方法 を変更するには、写真をクリックすると、隣にレイアウト オプションのボタンが表示されます。表で作業している場合は、行または列を追加する 場所をク 61、入力済みの文字を、あとから「テキストボックス」に入れる テキストボックス」は、本文と は別に「独立した箱」を作り、文 中の好きな場所に配置できる便利 な機能です。複雑なレイアウトを 作りたいときなどに威力を発揮し 月曜……佐藤 火曜……鈴木 水曜……高橋 木曜……田中 金曜……渡辺 土曜……伊藤 日曜……山本 月曜……佐藤 火曜……鈴木 水曜……高橋 木曜……田中 金曜……渡辺 土曜……伊藤 日曜……山本 ます。作り方は簡単で、入力済みの文字を選び、 「挿入」タブ から「テキストボックス」の「横書きテキストボックスの描画」を選ぶだけです。 25 62、クイックアクセスツールバーを活用する 今回のテキストの作成で非常に役に立つたのがクイックアクセスツールバーのボタンです。 初期設定では「上書き保存」「元に戻す」「や り直し」の三つの記号しかありませんが、こ こによく使うボタンを追加することができ ます。 Word 2013 のクイック アクセス ツール バーの右端にある「 」をクリックし「そ の他のコマンド」をクリックします。現れた Word のオプション画面の左列上の「コマン ドの選択」の 下向き▼をクリックして「基 本的なコマンド」「リボンにないコマンド」 「すべてのコマンド」から目的のコマン ドを捜し、登録したいコマンドを探し出 してクリックします。 次いで中央の「追 加」をクリックすると、右側に登録され、 クイックアクセスツールバーで、常時使 用できるようになります。 更にこのツールバーは初期設定では 「リボンの上」に設定していますが、使 用頻度の高い方は、「リボンの下」に移 すと使い勝手がさらによくなります。 参考 下の例は私の Word に登録してあるクイックアクセスツールバーです。 26 63、ワードを PDF ファイルに変換する ワードでは作成した文書を簡単 に PDF 形式にすることができま す 。 PDF ( Portable Document Format:ポータブル・ドキュメン ト・フォーマットの略称)は紙に 印刷するのと同じ状態のページを 保存するファイル形式の名前です。 ❷クリック ❶ PDF にすると、ワードがインスト ールされていないパソコンでも、 無料の「Adobe Reader」または ウインドウズ 8 に標準で搭載さ ❸ れている「リーダー」でファイ ルを表示することが出来ます。 PDF形式で保存するには、 ❶文書を開いて 「ファイル」タ ブを開き「エクスポート」を選 ❹ 択します。(2010 では「保存と 送 信」 を選 びます ) ❺ ❷ 「PDF/XPS ドキュメントの作成」 をクリックします。❸保存先を ❻ 指定します。❹ファイル名を入 ❼ 力します。❺「ファイル」の種 類が「PDF」になっていることを 確認します。❻「発行後にファイルを開く」にレ点がついていることを確認し、❼「発行」をクリ ックします。❿ファイルが PDF 形式で保存され、 Reader が起動してファイルが表示されます。 ➡Windows7 では Adobe Reader をインストールしていないと「ファイルを開くことができませ んでした」と表示しますので「OK」をクリックします。この場合もファイルは PDF 形式で保存し ています。Adobe Reader のインストールは、インターネットに接続し 「ttp://get.adobe.com/jp/reader/」のページから無料でインストール OK です。 ➡Windows8 では「リーダー」が起動してファイルを表示します。この表示画面を消すには、画面 の上端にマウスを合わせ下端までドラッグして消します。(Windows8専用のストアアプリの終了 方法) 27 Word のショートカットキー一覧 ■ 文字入力の変換に使用するキー操作 ■ 【キー操作】 【操作内容】 Shift 押しながら英字入力すると大文字(キートップ)になる Enter 文字入力後の漢字やカナなどの変換や改行や確定をする Space 文字入力時の空白入力 F6 ひらがな入力 F7 カタカナ入力 F8 半角変換入力 F9 全角英数入力 F10 半角英数入力 ■ 文書の編集やコピーや削除に使用するキー操作 ■ 【キー操作】 【操作内容】 Home カーソル指定の行の先頭へ移動 End カーソル指定の行の末尾へ移動 Ctrl+Home 文書の先頭へ移動 Ctrl+End 文書の末尾へ移動 Shift+Home カーソル位置から行の先頭まで選択する Shift+End カーソル位置から行の末尾まで選択する Ctrl+A すべての選択 Ctrl+C ドラッグしたもの(文章)をコピーする Ctrl+V ペースト(貼り付け)が出来る Ctrl+X カット(切り取り)が出来る Ctrl+Z 直前の操作の作業前に戻す Ctrl+Shift+Home カーソル位置の文書から先頭までを選択する Ctrl+Shift+End カーソル位置の文書から末尾までを選択する Ctrl+Shift+↑ カーソル位置の段落から先頭までを選択する Ctrl+Shift+↓ カーソル位置の段落から末尾までを選択する 28 ■ ファイル編集に使用するキー操作 ■ 【キー操作】 【操作内容】 F12 名前をつけて保存 Ctrl+N ファイルの新規作成 Ctrl+O ファイルを開く Ctrl+S ファイルの上書き保存 ■ ウィンドウ操作に使用するキー操作 ■ 【キー操作】 【操作内容】 Ctrl+Page Up 前ページの先頭へ移動 Ctrl+Page Down 次ページの先頭へ移動 Alt+F4 ウィンドウを閉じる、または終了 Alt+F5 元のウィンドウサイズに戻す Ctrl+F5 元のウィンドウサイズに戻す ■ 印刷時に使用するキー操作 ■ 【キー操作】 【操作内容】 Ctrl+P 印刷 Ctrl+F2 印刷プレビュー ■ ヘルプやヒントの呼び出しキー操作 ■ 【キー操作】 【操作内容】 F1 ヘルプ・Office アシスタントの呼び出し Shift+F1 ポップヒント ■ 検索と置き換えの呼び出しキー操作 ■ 【キー操作】 【操作内容】 Ctrl+F 文章内の文字列検索 Ctrl+H 文章内の置き換え Ctrl+G 文章内のジャンプ 29 ■ ワード全般で使用するキー操作 ■ 【キー操作】 【操作内容】 F2 文字列や画像を移動 F3 定型句挿入 F4 直前の操作の繰り返し F5 ジャンプ F6 次のウィンドウまたはレイアウト枠に移動 F7 文章校正を表示 F8 選択範囲の拡張 F9 選択したフィールドの更新 (セルに入った値の正しい合計に更新) F10 メニューバーをアクティブにする F11 次のフィールドに移動します。 Ctrl+K ハイパーリンク Ctrl+Y 前の操作の繰り返し Ctrl+Shift+E 変更履歴の記録 Ctrl+F4 ワード編集を閉じる Ctrl+F6 次のウィンドウ Shift+F3 文字種の変換 Shift+F4 次を検索 Shift+F5 直前の編集 Shift+F6 切り替え Shift+F7 類義語辞典の起動 Shift+F8 縮小 Shift+F9 フィールドコードの表示・非表示 Alt+F6 次のウィンドウ Alt+F7 次のスペルミス Alt+F8 マクロ Alt+F9 フィールドコードの表示 Alt+F10 ウィンドウの最大化 30
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