大市立大学大学院 ற市系専攻 修士論文梗概集 2003 年 3 月 鉛直排水工による浚渫粘土地盤の圧密促進効果 地盤工学 M01T521 森本和人 1.研究目的 浚渫粘土による埋立処分場の圧密促進のために鉛直 排水工としてプラスチックボードドレーン(PBD)が よく用いられている。従来は打০機のトラフィカビリ ティーを確保するために,浚渫粘土に表面処理工法を 行ってから PBD が打০されていたが,埋立処分場の減 容化のために浚渫粘土投入直後に PBD を打০する新し い工法が提案されている。この場合の浚渫粘土は従来 よりもଵఫ弱で,自然条件では粘土自重のみの圧密と なる。しかし,このような自重圧密未完了地盤に PBD を打০した場合の圧密促進効果を調べた研究は少ない。 そこで,本研究では,浚渫粘土の自重圧密過程を対 象とし,遠心模型実験によって,まずサンドドレーン (SD)のような円筒状ドレーンの改良効果をドレーン 直径,ピッチを変えて調べる。次に,PBD のような帯 状ドレーンの改良効果を調べ,円筒状ドレーンとの比 Ԕから,帯状ドレーンの換算ドレーン直径を求める手 法を調べる。さらに,これらの実験結果と現在使用さ 表-1 実験条件 実験Case 初期層厚 H 0(cm) 8.9 11.3 13.6 15.5 形状 ドレーン条件 直径d w(cm) ピッチd (cm) 本数 n 1 2 3 4 0.36 5 0.7 6 1.0 7 1.64 8 円筒状 0.36 9 0.7 10 11 0.36 12 13 14 15 11.3 16 17 18 19 0.5** 20 21 22 帯状 23 24 25 26 27 11.3 28 22.6 29 0.2** 11.3 30* 22.6 31* *遠心加速度50g ,それ以外100g 6 4 4 9 2.8 2 6 4 6 4 2.8 2 6 6 4 3 2.5 6 4 3 2.5 16 32 4 9 4 9 16 32 4 4 9 13 21 4 9 13 21 2 32 固定 **幅a 土のようなଵఫ弱地盤の PBD 打০による自重圧密促進 効果を調べることが本研究の目的である。 2.実験方法 ࠟ料は福岡県苅田町沖の浚渫粘土(wL=105%,wp=35%, Ip=70)を用いた。模型地盤容器は内径 12cm,ݗさ 30cm のアクリル円筒で,これを 2 個ずつ遠心装置アームの 両端に০置して,同時に 4 ケースの実験を行った。表1 に実験条件をまとめた。図-1 にドレーンの配置を示 した。全て正方形配置である。 図-2 にドレーン材の০置方法を示した。円筒状ドレ ーンでは,ドレーン材として配管用のナイロンチュー ブに無数の穴を開けて十分通水性を確保したものに, 短冊状の不織布をらせん状に巻いたもの(らせん状に 巻くことにより粘土とドレーン材の摩擦を低減させ た)を用いて容器に固定した。 帯状では実物の PBD を裁断したものと不織布を用い た。円筒状ドレーンとの比Ԕのために容器内に固定し たケース(固定型)と,実際の現場と同様に粘土の沈 下にドレーンがୈ随して変形するケースを行った。た に問題がないことを確認している。 排水条件 無改良地盤 れているӕ析手法との比Ԕを行う。以上から,浚渫粘 だし,ୈ随型では不織布 1 枚を用いたが,その通水性 置方法 図-1 ドレーンの配置 片面 PBD固定型 不織布3枚固定型 不織布1枚固定型 不織布1枚ଵ随型 両面 9 8 f=7.64-2.81logcv 7 f 6 5 w0(%) Case1 No.1149 f Case2 No.2196 f Case3 No.3246 f Case4 No.4282 f 4 3 2 1 0.01 f = 3.70 -1.07logp 0.1 図-2 ドレーン材の০置方法 p(tf/m2) 1 10 cv(cm2/d) 図-3 圧密特性 0 3.実験結果 3.1 粘土の圧密特性 まず,改良地盤との比Ԕのために初期含水比 w0=150, 200,250,300%の無改良地盤の自重圧密実験を行い, 圧密度U(%) 20 図-3 に示す粘土の圧密特性を求めた。後述する圧密ڐ d=6cm,n=4本 Case2(無改良) Case5(d Case101U w=0.36cm) Case6(d Case102U w=0.70) Case7(d Case103U w=1.04) Case8(d Case104U w=1.64) 三笠ӂ éOä}âU Barronӂ(ch=30cm2/d) 40 60 80 算では図中に示した f-logp,f-logcv 式を用いている。 以下に示す Barron ӕの ch はଵఫ弱粘土であるので, cv に等しいと判断し,自重圧密中の平均体積比による 2 2 11.2cm /d,平均有効応力による 30cm /d を用いた。な 100 d=6cm,n=4本 40 60 100 たが,よく整合している。直径 dw の効果は比Ԕ的よく 1 10 20 圧密度U(%) 変わらないので,ch=11.2cm /d はさらに圧密速度を過小 合成ӕは必ず一次元圧密ӕ(三笠ӕ)よりも圧密速度 図-7 に直径 dw=0.36 で,ピッチ d=6.0,4.0,2.8,2.0cm 1 の比Ԕを示す。Barron ӕは d の効果を過大評価してい 100 経過時間 t(min) 1000 d=6cm d=4 d=2.8 d=2 圧密度U(%) 20 dw=0.36cm 40 Case2(無改良) Case5(d=6cm) Case9(d=4) Case11(d=2.8) Case12(d=2) 三笠ӂ Barronӂ(ch=30cm2/d) 60 80 2 に変えた場合の U-logt 関係と Barron ӕ(ch=30cm /d) 10 三笠ӂ 0 果と合成ӕ(それぞれ ch=11.2,30cm2/d)の比Ԕを示す。 ン直径の効果を過小評価している。 60 dw=0.36cm dw=0.70 dw=1.04 dw=1.64 図-6 円筒状ドレーン直径変化と合成ӕ(ch=30cm2/d) 密理論を適用した。図-5,6 に先の実験結果に実験結 はよくなる。しかし,実験値に比べて合成ӕはドレー Case2(無改良) Case2 Case5(d Case101U w=0.36cm) Case6(d Case102U w=0.70) Case7(d Case103U w=1.04) Case8(d Case104U w=1.64) 三笠ӂ éOä}âU Barronӂ(ch=30cm2/d)+三笠ӂ 40 100 Terzaghi 理論は全く適用できないので,三笠の自重圧 を速く算定するので,先の Barron ӕに比べると整合性 d=6cm,n=4本 80 る。そこで,Carrillo による Barron ӕと一次元圧密ӕ を合成する手法を用いた。ただし,一次元圧密ӕには 1000 0 2 一次元圧密が(自重圧密場では特に)無視できなくな 三笠ӂ 100 経過時間 t(min) Barron ӕでは ch を変えても平行移動するだけで形状は しかし,この場合にはドレーンピッチが大きいため, dw=1.64 図-5 円筒状ドレーン直径変化と合成ӕ(ch=11.2cm2/d) 合っているが,圧密速度を過小評価している。なお, 評価している。 1000 dw=0.70 dw=1.04 Case2(無改良) Case2 Case5(d Case101U w=0.36cm) Case6(d Case102U w=0.70) Case7(d Case103U w=1.04) Case8(d Case104U w=1.64) 三笠ӂ éOä}âU Barronӂ(ch=11.2cm2/d)+三笠ӂ 80 (ch=30cm2/d)の比Ԕを示す。図中には無改良地盤の 実験値と三笠ӕの自重圧密理論(cv 変化考慮)も示し 100 経過時間 t(min) dw=0.36cm 20 圧密度U(%) 1.64cm に変えた場合の圧密度 U-logt 関係と Barron ӕ 10 0 型実験時間に算定している。 図-4 にピッチ d=6cm で,直径 dw=0.36,0.70,1.04, 1 三笠ӂ 図-4 円筒状ドレーン直径変化と Barron ӕ(ch=30cm2/d) お,実験値の U は最終沈下量で算定し,Barron ӕは模 3.2 円筒状ドレーンの改良効果 dw=0.36cm dw=0.70 dw=1.04 dw=1.64 100 1 10 100 経過時間 t(min) 三笠ӂ 1000 る。図-8,9 にこの実験値と合成ӕ(それぞれ ch=11.2, 図-7 円筒状ドレーンピッチ変化と Barron ӕ(ch=30cm2/d) 30cm2/d)の比Ԕを示す。ch=11.2cm2/d の合成ӕと実験 圧密速度がややૺくなる傾向が見られ,合成ӕのよ 値の整合性は比Ԕ的良い。しかし実験値は圧密終期に うな平行曲線とは圧密曲線の形状が異なっている。 0 0 d=6cm d=4 dw=0.36cm 40 80 100 1 10 dw=0.36cm,a=0.5cm d=2.8 d=2 Case2(無改良) Case2 Case5(d=6cm) Case101U Case9(d=4) Case105U Case11(d=2.8) Case107U Case12(d=2) Case108U 三笠ӂ éOä}âU Barronӂ(ch=11.2cm2/d)+三笠ӂ 60 1 沈下量S(cm) 圧密度U(%) 20 三笠ӂ 円筒状Case5(d=6cm) Case101S' Case105S' 〃 Case9(d=4cm) Case107S' 〃 Case11(d=2.8cm) Case108S' 〃 Case12(d=2cm) 帯状 Case15(d=6cm) Case24 〃 Case16(d=4cm) 〃 Case17(d=2.8cm) 〃 Case18(d=2cm) 2 3 4 100 経過時間 t(min) 5 1000 1 図-8 円筒状ドレーンピッチ変化と合成ӕ(ch=11.2cm /d) 2 1000 0 d=6cm d=4 d=2.8 d=2 dw=0.36cm 40 Case2(無改良) Case5(d=6cm) Case9(d=4) Case11(d=2.8) Case12(d=2) 三笠ӂ Barronӂ(ch=30cm2/d)+三笠ӂ 60 80 1 10 d=6cm d=4 d=3 20 三笠ӂ 圧密度U(%) 20 圧密度U(%) 100 経過時間 t(min) 図-10 円筒状ドレーンと帯状ドレーンの比Ԕ 0 100 10 40 Case2(無改良) Case2 Case20(d=6cm) Case37 Case21(d=4) Case26 Case22(d=3) Case27 Case23(d=2.5) Case28 三笠ӂ Barronӂ(ch=11.2cm2/d)+三笠ӂ 60 80 100 経過時間 t(min) 1000 図-9 円筒状ドレーンピッチ変化と合成ӕ(ch=30cm2/d) 100 1 10 d=2.5 三笠ӂ 100 経過時間 t(min) 1000 図-11 帯状ドレーンピッチ変化と合成ӕ(dw=2(a+b)/p) 0 3.3 帯状ドレーンの改良効果 関係を示した。d=2.8,2.0cm では両者でよく一致して いる。ここで,帯状ドレーンに対する Barron ӕは幅 a 圧密度U(%) (dw=0.36cm)で d=6,4,2.8,2cm に変えた場合の U-logt 40 80 に用いられる式に,dw=2(a+b)/pと dw=a/2 がある。両式 100 に実験で用いた不織布 a=0.5cm,b=0.06cm を代入する 100 経過時間 t(min) 1000 <両面排水> 状の方が圧密速度が速くなっている。今回行った実験 圧密度U(%) 20 円筒状ドレーンでは ch=11.2cm2/d で合成ӕと実験値は 40 Case24(d=6cm) Case29 Case25(d=4) Case34 Case26(d=3) Case35 Case27(d=2.5) Case36 三笠ӂ Barronӂ(ch=11.2cm2/d)+三笠ӂ 60 80 2 比Ԕ的よく合ったので,ch=11.2cm /d で実験値と一致す 10 0 ドレーン直径とよく一致する。一方,d=6,4cm では帯 dw=2(a+b)/p,dw=a/2 の両方を用いて検討した。また, 1 d=2.5 三笠ӂ 図-12 帯状ドレーンピッチ変化と合成ӕ(dw=a/2) と,それぞれ dw=0.36,0.25cm となり,前者は円筒状 らないので,以下の合成ӕ(Baaron ӕの分)には Case2(無改良) Case2 Case20(d=6cm) Case37 Case21(d=4) Case26 Case22(d=3) Case27 Case23(d=2.5) Case28 三笠ӂ Barronӂ(ch=11.2cm2/d)+三笠ӂ 60 を円筒状ドレーン直径 dw に換算して求める。その場合 では換算ドレーン直径についてこの段階までしかわか d=6cm d=4 d=3 20 図-10 に帯状ドレーン(a=0.5cm)と円筒状ドレーン 100 れば,その換算ドレーン直径は妥当であるといえる。 1 10 d=6cm d=4 d=3 d=2.5 三笠ӂ 100 経過時間 t(min) 1000 図-11, 12 に不織布 1 枚ୈ随型, a=0.5 で, ピッチ d=6.0, 図-13 ピッチ変化と合成ӕ(dw=2(a+b)/p,両面排水) 4.0,2.8,2.0cm に変えた場合の U-logt 関係と合成ӕ(そ 0 <両面排水> れぞれ dw=2(a+b)/p,a/2)の比Ԕを示す。両図において, に d が大きい場合) 。したがって,両者の換算ドレーン 直径は過小評価しているといえる。 図-13,14 に図-11,12 と同条件を両面排水で行っ た場合の U-logt 関係と合成ӕ(それぞれ dw=2(a+b)/p, a/2)の比Ԕを示す。図-13 では,合成ӕは実験値とピ ッチの効果がよく合っており,全てのピッチで整合し ている。一方,図-14 では圧密進行を多少ૺく見積も っている。したがってこの条件では,換算ドレーン直 圧密度U(%) 合成ӕは全ての d で圧密速度を過小評価している(特 20 40 Case24(d=6cm) Case29 Case25(d=4) Case34 Case26(d=3) Case35 Case27(d=2.5) Case36 三笠ӂ Barronӂ(ch=11.2cm2/d)+三笠ӂ 60 80 100 1 10 100 経過時間 t(min) d=6cm d=4 d=3 d=2.5 三笠ӂ 1000 図-14 ピッチ変化と合成ӕ(dw=a/2,両面排水) 0 径に dw=2(a+b)/pが妥当で,dw=a/2 は過小評価すること <両面排水> になる。 図-15,16 に両面排水,a=0.2cm,d=2cm,で初期層 厚 H0=11.3,22.6cm に変えた場合の U-logt 関係と合成 ӕ(それぞれ dw=2(a+b)/p,a/2)の比Ԕを示す。図中に 圧密度U(%) 20 は両面排水の無改良地盤に対する三笠ӕも示した。H0 H0=11.3cm 40 80 が大きいほどドレーンによる改良効果が大きいことが わかる。図-15 では,合成ӕは実験値より圧密速度を 100 1 やや過大評価している。図-16 では比Ԕ的よく一致し <両面排水> 圧密度U(%) 40 圧密度U(%) 40 a=0.1cm,d=1cm 80 100 1 て比Ԕ的良く一致するが,直径の効果を過小評価する。 3)帯状ドレーンの換算ドレーン直径は,dw=2(a+b)/p, a/2 を用いると比Ԕ的良く一致するが,条件によってど ちらが合うか異なり,明確に示せなかった。 4)自重圧密場では,一次元圧密の効果を無視する Barron ӕでは実際の挙動を正確には表すことはできない。一 方,一次元自重圧密を考慮できる合成ӕは現状では実 用的なものと考えられる。ただし,自重圧密場で ch を どのように決めるかは今後のӀ題である。 1000 <両面排水> 20 圧密度U(%) ど,ピッチが小さいほど圧密促進効果が大きいことが 比に対応する値を用いるとドレーンピッチ変化に対し 100 経過時間 t(min) 0 1)円筒状,帯状ドレーンとも,直径(幅)が大きいほ の効果を過大に評価する。ch を自重圧密中の平均体積 10 H0=11.3 図-17 層厚変化と合成ӕ(dw=2(a+b)/p,50g) を調べ,以下の結論を得た。 大きくとれば比Ԕ的良く一致するが,ドレーンピッチ H0=5.6cm Case30(H Case43 =5.6cm) 0 Case31(H Case44 =11.3) 0 三笠ӂ Barronӂ(ch=11.2cm2/d) +三笠ӂ 60 浚渫粘土地盤の鉛直排水工による自重圧密促進効果 2)円筒状ドレーンの直径の効果は,Barron ӕで ch を 1000 <両面排水> の撮り方は今後のӀ題である。 確認できる。 100 経過時間 t(min) 20 価しているが,自重圧密場に用いる平均値としての ch 4.結論 10 図-16 層厚変化と合成ӕ(dw=a/2) 小さいほどその傾向が強いと考えられる。したがって, し,以上の結果は ch=11.2cm /d が妥当なものとして評 1 0 先の図-15 より顕著に現れていることから,ピッチが 2 Case42 Case28(H0=11.3cm) Case29(H0=22.6) Case41 三笠ӕ Barronӂ(ch=11.2cm2/d)+三笠ӂ 60 100 H0 が大きいほど圧密速度を過大評価している。これは おり,H0 が大きいほどその傾向が強いといえる。ただ H0=22.6 a=0.2cm,d=2cm 当し,実際の現場にؼい条件になっている。両図とも この条件では両者の換算ドレーン直径は過大評価して H0=11.3cm 80 dw=2(a+b)/p,a/2)の比Ԕを示す。この条件は 100g 場 では a=0.1cm,d=1cm,それぞれ H0=5.65,11.3cm に相 1000 20 妥当で,dw=2(a+b)/pではやや過大に評価しているとい に 変 え た 場 合 の U-logt 関 係 と 合 成 ӕ ( そ れ ぞ れ 100 経過時間 t(min) 0 たがって,この条件では換算ドレーン直径は dw=a/2 が 図-17,18 に図-15,16 と同条件で遠心加速度を 50g 10 図-15 層厚変化と合成ӕ(dw=2(a+b)/p) ているが,圧密終でわずかに速く算定している。し える。 H0=22.6 a=0.2cm,d=2cm Case28(H Case420=11.3cm) Case29(H Case410=22.6) 三笠ӕ Barronӂ(ch=11.2cm2/d)+三笠ӂ 60 40 H0=5.6cm a=0.1cm,d=1cm 60 Case30(H =5.6cm) Case43 0 Case31(H =11.3) Case44 0 80 三笠ӂ Barronӂ(ch=11.2cm2/d) +三笠ӂ 100 1 10 H0=11.3 100 経過時間 t(min) 1000 図-18 層厚変化と合成ӕ(dw=a/2,50g)
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