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太田市立 縁切寺満徳寺資料館 特別展
江戸の
道徳教育
─寺子屋と徳育─
平成27年7月16日(木)~9月6日(日)
●寺子屋の規則とは?
●官民一体で普及した道徳
教科書があった!
●手習師匠独自の教材など
道徳教科書の数々!
●体罰は認められたのか?
●寺子屋と家庭の関係は?
── 現代の道徳教育を
江戸から展望する!!
●展示説明会
日時=8月1日(土)午前11時から
場所=縁切寺満徳寺資料館(展示室)
講師=小泉吉永(法政大学講師)氏
●特別講演 「江戸の道徳教育─寺子屋と徳育─」
日時=8月1日(土)午後2時から
場所=縁切寺満徳寺資料館(復元本堂)
講師=小泉吉永(法政大学講師)氏
●主催=太田市教育委員会
【上】幼童に教訓の図(弘化3年『闇路指南車』) 【下】寺子屋入門の図(弘化4年『手習出精双六』)
太田市立
縁切寺満徳寺資料館
ごあいさつ
太田市立 縁切寺満徳寺資料館・特別展
縁切寺満徳寺資料館では、江戸時代の歴史を理解するとともに、男女平等の実現
にむけての啓発につながることを願い、さまざまな特別展を実施してまいりました。
今夏の特別展では「江戸の道徳教育ー寺子屋と徳育ー」を開催いたします。
今日、子供の人間性を育むうえでの困難な状況や様々な課題が山積し、小中学校
における道徳教育の充実に向けての取り組みが続けられているなか、まもなく道徳
江戸の
道徳教育
─寺子屋と徳育─
平成27年7月16日(木)~9月6日(日)
が教科化され、一層の充実が図られることになりました。
そこで、教育関係者を念頭に、寺子屋教育と徳育や躾の様子、道徳教材(往来物
等)の内容、指導や体罰についての考え方、家庭と教師との関係性、求められる教育
者の資質などに焦点を当てた展示といたしました。
ほかに、石門心学書や育児書等を通じて、家庭や地域社会における徳育について
アプローチすることも必要ですが、別な機会にゆずることとします。
今回の特別展は、往来物コレクションの第一人者で、過去に当館が開催した特別展
「女往来物の世界」等のほか「寺子屋の世界」「江戸の子育て」なども企画・監修して
いただいた小泉吉永先生に、資料の借用を含め、全面的なご協力をお願いして開催
することができました。ここに深甚なる感謝の意を表します。
太田市教育委員会
■寺子の四禁(明和5年頃刊『寺子幼訓往来』)
手習い中の子供にさせてはならない4つの事柄、「穴市(あないち)」「抓喰(つまみぐ
い)」「水練(かわはいり)」「力事(ちからわざ)」について述べる。例えば、地面の枠線や小
穴に銭などを投げ入れる賭博的な遊びである「穴市」にふけると、負けるたびに銭
金が欲しくなり、親の物を盗む心が起こりやすいなどと、その理由にも触れる。
太田市立
縁切寺満徳寺資料館
〒370-0425 群馬県太田市徳川町385-1
TEL= 0276-52-2276
FAX= 0276-52-5311
ホームページ= www8.wind.ne.jp/mantokuji/