平成27年7月16日
安全保障関連法案の衆議院通過にあたって
一般社団法人 関西経済同友会
代 表 幹 事
村 尾 和 俊
○我が国を取り巻く安全保障環境が不安定化する中、自国と国際社会の平和
と安全を維持するための体制を整備することは、わが国が他国の侵略を
受けず、平和を継続していくために不可欠であり、当会のこれまでの主張
と合致するところである。
○しかしながら、衆議院における法案審議を通じて、国民の理解が深まった
とは言いがたい。今後の参議院での審議において、本法制が他国への侵略や
戦 争加担 のため のもの ではな いこと 及 び集団 的自衛 権の行 使要件 や
後方支援を行う自衛隊の活動領域などについて、国民に対してより丁寧に
説明されることを望んでいる。
以上