平成27年度 大野町道の駅実施設計業務委託 公募型プロポーザル説明書 1.業務の概要 (1)業務の目的 本業務では、大野町の観光振興及び地域活性化対策として進める「道の駅」整備の実現 向け、平成25年度の整備計画(基本構想)を踏まえ、平成26年度には道の駅全体テ ーマ「ガーデンオアシス」を設定し、収益機能コンセプト「彩・食・健・実 バラと柿 が彩るやすらぎの杜」として基本計画の策定を執り進めてきた。 本業務では、基本計画を具体化するため、土木関連施設、建築施設、公園等が一体となっ た調和のとれた道の駅の提案を求め、実施設計および実施設計図の作成をすることを目的 とする。 (2)業務内容 本業務は、大野町道の駅建設工事に係る土木関連設計、建築基本設計および実施設計を 行なうものである。 ア 道の駅土木関連施設(敷地造成、駐車場、公園、給排水施設、電気関係、防災施設、 植栽等)の 実施設計業務 イ 道の駅建築施設の基本設計および実施設計(建築、構造、電気、機械設備)業務 ウ 設計見積の作成業務 エ 道の駅パース図の作成業務(全体、代表的な建物外観・内観1箇所) オ 関係法令上必要となる各種申請手続き業務 カ 指定管理予定者との設計内容の調整業務 キ 道の駅推進委員会等の運営支援業務 (3)設計業務にかかる特記事項 デザインアーキテクトなどの意見を交え、道の駅における設計を行うものとする。 (4)履行期間 契約締結の日から平成28年3月25日まで 2.プロポーザルの手続き (1)参加申込書の内容 ア 参加申込書 【様式1】 イ 会社概要及び業務実績 【様式2-1】 ウ 業務実績における具体的説明 【様式2-2】 エ 業務実施体制 【様式3】 オ 予定技術者の経歴等 【様式4】 1 (2)技術提案書の内容 ア 技術提案書 【様式5】 イ 業務実施計画書 【様式6】 ・ 実施方針、業務フロー、工程計画について記載すること。A3版1枚以内。 ウ 業務に対する具体的提案 【様式7】 ・本業務の実施にあたり技術提案として提案する項目およびその内容を具体的 に記載すること。A3版2枚以内 エ 参考見積書 【任意様式】 3.書類の提出 (1)提出書類 ア 参加申込書 様式1~4 ・・・11部(正本1部、副本10部(副本はコピー可)) イ 技術提案書 様式5~7 ・・・11部(正本1部、副本10部(副本はコピー可)) ウ 参考見積書 ・・・・・・・・・11部(正本1部、副本10部(副本はコピー可)) (2)提出期限 実施要領による。 ※提出された技術提案書等については返却しない。 (3)提出方法 持参あるいは郵送(いずれの方法でも提出期限までに必着のこと) (4)提出先 〒501-0592 大野町役場 TEL FAX 電子メール: 岐阜県揖斐郡大野町大字大野 80 番地 産業建設部 道の駅推進室 担当 後藤、神谷 0585-34-1111 0585-34-2110 [email protected] 4.審査評価基準 (1)評価項目 評価対象 評価点 ① 会社概要及び業務実績 15 ② 業務実施体制及び予定技術者の経歴等 15 ③ 技術提案書(業務実施計画書及び業務に対する具体的提案) 50 ④ プレゼンテーション能力 15 2 ⑤ 見積額 5 合計 100 (2)評価項目の詳細 評価対象 ① 会社概要及 び業務実績 【様式1】 【様式2-1】 【様式2-2】 審査基準 道の駅等の同種および類似業務の実績 (建物床面積1,000㎡以上とする) A:3件以上 B:2件 C:1件 配点 5 ※設計共同体の場合は合計実績とする。 ※同種業務が0の場合は特定しない。 公園等の同種業務の実績 (敷地面積5,000㎡以上とする) A:3件以上 B:2件 C:1件 5 ※設計共同体の場合は合計実績とする。 ※同種類似業務が0の場合は特定しない。 業務実績における具体的説明 ・業務実績における評価 ② 業務実施体 制及び予定 技術者の経 歴等 【様式3】 【様式4】 5 保有資格(管理技術者、主任担当技術者) A:ともに1級建築士 B:1名のみが1級建築士 5 ※保有資格がない場合は特定しない。 保有資格(土木担当技術者) A:技術士 (「総合技術監理管理部門」又は「建設部門」) B:RCCM (「都市計画及び地方計画部門」又は「造園部門」又 は「建設環境部門」) 5 C:登録ランドスケープアーキテクト ※保有資格がない場合は特定しない。 同種および類似業務の実績 A:同種業務1件以上 B:類似業務1件以上 5 ※予定技術者の合計実績とする。 ※同種類似業務実績がない場合は特定しない。 提案書の全体構成・作り方 ③ 技術提案書 (業務実施 計画書及び 業務に対す ・理解しやすく、簡潔、明瞭な表現 ・矛盾や飛躍がなく説得力のある論理構成 実行性・業務遂行の効率性 ・合理的な実施方針やスケジュール ・実行性のある計画にするための方策 3 15 る具体的提 空間の創出の提案 ・地域振興施設ににぎわいを与えるための具体的提案 ・周辺環境と施設空間との調和のとれた空間の具体的提案 ・指定管理予定者との連携に対する提案 案) 【様式5】 【様式6】 20 道の駅計画地における地域性を活かした防災機能・環 境配慮設計の提案 【様式7】 15 ・トータルコスト低減にかかる提案 ・防災機能、環境配慮設計の意図とその的確性 ・創意工夫と実現性周辺景観との調和がとれたにぎわい 業務の理解度と説明能力 ・理解しやすく分かりやすい表現 ・矛盾や飛躍がなく説得力のある表現 ④ プレゼンテ ーション能 5 取組意欲とコミュニケーション力 力 ・業務に対する熱意・意欲 ・質問に対する応答 10 実施設計業務委託の見積額 ⑤ 見積額 ・見積額が基準額(予算上限額)に対し妥当で積算根拠が明確で あるか。 合 【評価】 Ax1.0 Bx0.8 Cx0.6 計 Dx0.4 5 100 Ex0.2 Fx0.0(特定しない) 5.技術提案書提出要請者の選定(一次審査) 参加申込書(様式1・2・3・4)の書類審査を行います。 尚、参加者が6者以上の場合、「4.審査評価基準」における「①会社概要及び業務実績」 「②業務実施体制及び予定技術者の経歴等」の評価基準に基づき上位5者程度を選定するも のとする。 提出のあった者に対し選定・非選定通知書を送付する。 6.プレゼンテーション・ヒアリング審査(二次審査) (1)プレゼンテーション及びヒアリング ア 実施日時・場所 平成27年8月下旬予定 大野町役場2階公室 説明30分以内 質疑15分とする。 ヒアリングの日時については、一次審査において選定された者に別途通知する。 イ 様式4(業務実施体制)に記載された管理技術者及び担当主任技術者のうち3名以内と し、管理技術者は必ず出席することとする。 ウ プレゼンテーションは提出された技術提案書のみを使用することとし、パワーポイント の使用は可能とする。また当日の説明資料の追加は認めない。 4 (2)技術提案書の審査 技術提案書を基にプレゼンテーション及びヒアリング審査を実施し、技術提案の的確性、 実効性、創造性等を評価するとともに、参加申込書で提出した会社実績、配置技術者の評 価も踏まえ総合的に評価し、受託候補者1者を特定する。 7.実施設計業務の委託契約 ア プロポーザル審査会において選定された受託候補者と見積合わせを実施し、随意契約 を行う。 イ 選定後の業務内容は別紙「大野町道の駅実施設計業務委託 仕様書」のとおり。 8.注意事項 (1)技術提案書等の作成及び審査会に係る経費は、参加者の負担とする。なお二次審査の参加 者に対して、1者当り5万円の報償金を支払う。(失格者、辞退者は除く。)。 (2)技術提案書等は審査後、返還は行なわない。 (3)業務委託内容については、特定者との協議により変更する場合がある。 5
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