技術提案書等作成要領

技術提案書等作成要領
1 技術提案書等作成上の基本事項
本プロポーザルは、設計業務における具体的な取り組み方法について提案を求める
ものであり、当該業務の具体的な内容や成果品の一部(図面、模型写真、透視図等)
の作成や提出を求めるものではない。具体的な設計業務は、契約後に技術提案書に記
載された具体的な取り組み方法を反映しつつ、本区が提示する資料に基づいて本区と
協議の上開始することとする。本要領において記載した事項以外の内容を含む技術提
案書については、提案を無効とする場合があるので注意すること。
2 第二次審査に必要な書類一覧
様式
技術提案書
用紙
提出
サイズ
部数
様式1
A4
1部
様式2
A3
10部
課題に対する提案
様式3
A3
各10部
設計工程計画表
様式4
A4
10部
見積書
様式5
A4
1部
―
A4
1部
業務 業務実施方針
第二次審査参加資格認定通知書写し
(参加者が共同企業体の場合)
3 書類作成の注意事項
(1) 技術提案書に添付する関連資料は、各様式に基づき作成する。
(2) 用紙は片面使用とする。
(3) 印刷はカラーとしてもよい。
(4) 書類の綴り方
①
『技術提案書(様式1)』、『見積書(様式5)』及び『認定通知書写し』は綴
じずに提出する。
②
上から『業務実施方針(様式2)』、『課題に対する提案(様式3)』(課題①、
②、③、④)の順)
、
『設計工程計画表(様式4)
』の順に揃えて、左上をクリ
ップ留めする。A3サイズの用紙の左辺にA4サイズの上辺をあわせる。
4 各様式の記入要領及び注意事項
(1) 『技術提案書(様式1)』
必要事項を記載する。
(2) 『業務実施方針(様式2)』
業務の実施方法、取組体制、設計チームの特徴、特に重視する設計上の配慮事
-1-
項(様式3に記載する内容を除く。)、その他の業務実施上の配慮事項等を簡潔に
記述する。この際、参加者(設計共同企業体の構成員、協力事務所を含む。)を特
定できる内容の記述(具体的な社名等)を記載してはならない。
(3) 『課題に対する提案(様式3)』
以下の課題に関する提案を記載する。
①
環境に配慮した計画
周辺環境との調和、地球環境への配慮についての考え方を記述すること。
②
ユニバーサル・デザインを取り入れた計画
老若男女、障がいの有無に関わらず、誰もが安心・安全に暮らすことができる
住宅施設整備について記述すること。
③
ミクストコミュニティを考慮した計画
若い子育て世帯から、高齢単身・夫婦世帯まで、様々な世代の交流を促す仕組
み(施設整備)について記述すること。
④
可変性のある住戸計画
将来の居住ニーズの変化に柔軟に対応可能な、可変性のある住戸計画について
記述すること。
注1
課題に対する提案は、1課題1枚(①、②、③、④の課題について合計
4枚)の用紙に収め、文章での表現を原則とし、基本的考え方を簡潔に
記述すること。
注2
視覚的表現については、文章を補完するために必要最小限な範囲におい
てのみ認めるが、具体的建物の設計またはこれに類するものに基づいた
表現をしてはならない。
注3
具体的な設計図、模型(模型写真を含む。
)透視図等(コンピューターグ
ラフィックスによるものを含む。)を使用してはならない。
注4
参加者(設計共同企業体の構成員、協力事務所を含む。)を特定すること
ができる内容の記述(具体的な社名等)を記載してはならない。
(4) 『設計工程計画表(様式4)
』
本業務を履行する場合の全体の業務計画表とする。動員計画には、各業務分担
ごとの必要人員(人・日)を記載し、協力事務所がある場合には、その人員数が
区分できるようにする。
また、参加者(設計共同企業体の構成員、協力事務所を含む。)を特定すること
ができる内容の記述(具体的な社名等)を記載してはならない。
(5) 『見積書(様式5)
』
当該プロポーザルにおける技術提案の内容を含む業務全般に係る委託料及び工
事監理業務委託料の見積りを提出すること。
(6) 技術提案書の無効
提出書類について、この書類に示された条件に適合しない場合は無効とするこ
-2-
とがある。
5 技術提案書等の提出方法
(1) 技術提案書等の提出は以下による。
①
提出部数 2の表による。
②
提出場所 プロポーザル事務局
③
提出期間 平成28年3月10日(木)~平成28年3月22日(火)
④
受付時間 平日9時から17時(正午から13時を除く)
⑤
提出方法 持参
板橋区役所本庁舎北館5階14番窓口
(2) その他
要求された内容以外の書類、図面等については受理しない。
6 評価基準
技術提案書の評価項目及び判断基準は、以下のとおりである。
評価項目
評価の着目点
判断基準
価格
本業務委託の見積価格及び工事監理業務委託の見積
価格が適正と判断されるものを優位に評価する。
取組意欲
技術提案書及びヒアリングにより評価を行う。当該業
務の実施する上での課題や問題点を把握しており、積
極的に取組む姿勢がうかがわれる場合に優位に評価
する。
業 務 実 施方 針 及 業務の理解度
業務内容、業務背景、手続きの理解度が高い場合に優
び手法
位に評価する。
( 評 価 にあ た っ 業務実施方針の 業務への取組体制、設計チームの特徴、とくに重視す
て は 技 術提 案 書 的確性・独創性・ る設計上の配慮事項等について(ただし、課題に対す
の 内 容 及び ヒ ア 実現性
る内容を除く。)
、的確性、独創性、実現性等を総合的
リ ン グ 結果 に よ
に評価する。
り 総 合 的に 判 断 課題に対する技 ① 課題①について、その的確性、独創性、実現性を
を行う。
)
術提案
配慮して総合的に評価する。
② 課題②について、同上。
③ 課題③について、同上。
④ 課題④について、同上。
7 ヒアリング
(1) 以下のとおりヒアリングを行う。
①
実施日時
-3-
平成28年3月28日(月)午前
(実施時間は第二次審査参加者に別途通知予定)
②
出席者
総括管理責任者、管理責任者、各担当主任技術者から計7名以内とする。な
お、原則として代理人の出席及び指定された者以外の者の出席は認めない。
(2) ヒアリングの日程、留意事項等は別途通知する。
(3) ヒアリング時の説明に際しては、提出した技術提案書のみを使用すること(A
1程度に拡大したものまたはプロジェクター等による拡大映像の使用は可)。
提出した技術提案書以外の資料を使用した場合、技術提案書は無効となる。ま
た、ヒアリング時の追加資料は受理しない。
(4) 拡大映像で説明する際のパソコン、プロジェクター及びスクリーンについては、
参加者が持参したものを使用すること。
(5) ヒアリングに出席しない場合は受注意思がないものとみなし、原則として選定
しないこととする。ただし、交通機関の事故等真にやむを得ない理由がある場合
は、速やかに事務局へ連絡のこと。
8 審査結果に関する事項
(1) 選定委員会で選定した契約交渉順位第1位及び第2位の者(以下「選定された
者」という。
)に対しては、選定された旨を書面により通知する。
(2)
選定された者以外の者に対しては、選定されなかった旨と、その理由を書面に
より通知する。
(3)
上記(2)の通知を受けた者は、通知をした日の翌日から起算して7日(休日を除
く。
)以内に書面(書式自由。ただしA4判とする。)により非選定理由について
説明を求めることができる。
(4)
上記(2)の回答は、説明を求めることができる最終日の翌日から起算して10日
以内に、書面により行う。
(5)
非選定理由の説明請求書の受付場所及び受付時間は以下のとおりである。
①
受付場所 プロポーザル事務局
板橋区役所本庁舎北館5階14番窓口
②
受付時間 平日9時から17時(正午から13時を除く)
9 その他
(1)
技術提案書の作成、提出及びヒアリングに関する費用は、参加者の負担とする。
(2)
技術提案書に虚偽の記載をした場合には、技術提案書を無効とするとともに、
虚偽の記載をした者に対して指名停止の措置を行うことがある。
(3)
本件業務を受注した設計事務所(再委託先の設計事務所を含む。以下同じ。
)及
び本業務を受注した設計事務所と資本・人事面等において関連があると認められ
た製造業者又は建設業者は、本業務に係る工事の入札に参加し又は当該工事を請
-4-
負うことができない。
(4)
技術提案書提出後においては、原則として技術提案書に記載された内容の変更
を認めない。
(5)
技術提案書の取扱い
①
提出された技術提案書を、本区の了解なく公表、使用してはならない。
②
提出された技術提案書は、選定・非選定に関わらず、選定後評価結果と共に
公開することがある。非公開を求める場合はその旨を技術提案書に記載する
こと。記載なき場合は公表に同意したものとみなす。なお、非公開を希望し
た場合においても「非公開を希望した旨」は公開する。
③
上記②において、技術提案書が選定されるまでの間であれば公開についての
意思を変更することができる。この場合書面(書式自由、ただしA4判とす
る。
)にその旨を記載し、提出すること。
④
提出された技術提案書は、選定を行う作業に必要な範囲及び上記②の場合に
おいて、複製を作成することがある。なお、この場合においても区の文書保
存期間の終了後に技術提案書及び複製は廃棄する。
⑤
提出された技術提案書及びその複製は、選定及び上記②以外に参加者に無断
で使用しないものとする。
(6)
技術提案書の作成のために本区より受領した資料は、本区の了解なく公表、
使用してはならない。
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