次の世代に受け継ぎたい 栗東名物の目川ひょうたん

秋号 No.195
C
1
O
N
T
湖 Interview
大津シンフォニックバンド音楽監督・指揮者
森島洋一さん
近江の文学風景
6
E
N
14
16
杉本苑子 著『銀の猫』
T
S
知っておきたい 暮らしとお金
自分次第で可能性が広がる
「NISA」
の仕組みと活用法
SHIGA BANK Report
初となる
“環境人づくり企業大賞”
で
「部門最優秀賞」
を受賞!
休日の相談がますます便利に!
!
∼パーソナルの休日営業時間を拡大∼
10
近江の不思議
“金太郎”
こと坂田金時は、
旧坂田郡の人だった?
17
しがぎん福祉基金
社会福祉法人
滋賀県視覚障害者福祉協会
次の世代に受け継ぎたい
栗 東 名 物の目川ひょうたん
【 N a v i g a t o r 】 栗東支店 営業係
山村藍里
「ひょうたん」といえば秀吉ゆかりの長浜のイメー
め がわ
ジですが、栗東の「目川ひょうたん」もとても歴史のあ
る特産品です。歌川広重の浮世絵にも描かれた目川
たてば
は、江戸時代、草津宿に近い立場(旅人の休憩所)とし
てにぎわったところで、旅人向けにお茶などを入れる
容器や床飾りとしてひょうたんが売られていたそうで
む びょう
す。無病(=六瓢)息災の縁起物として今も親しまれ、
一輪挿しの花器にも加工され、販売されています。私
は祖父の影響で詩吟をしていますが、伝統あるもの
を次の世代につなぐことは大事なことだと思います。
地元の特産品をもっと活用して、若い人にも目川ひょ
写真提供/栗東市観光物産協会
うたんの良さを知ってもらいたいですね。
JR草津線手原駅2F栗東観光案内所で常時販売
アクセス▶JR草津駅から電車で5分、手原駅下車すぐ