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Press release
ボッシュとダイムラーによる自動駐車:
メルセデスベンツにバレットパーキング機能
 ボッシュとダイムラー、駐車場内における自動駐車のパイロットプロジェクトを開始
 スマートフォン操作によるバレットパーキング
 ボッシュ、ダイムラー、car2go の三社が共同開発
シュトゥットガルト: スマートフォンのアプリを使用して、車両が自ら空いている駐車スペ
ースを見つけ、自動で戻ってくる――近い将来、そのようなことが可能になるかもしれ
ません。2015 年 6 月 8 日、ボッシュ、ダイムラー、car2go が提携することを発表した、
共同開発プロジェクトの最終目標は、駐車プロセスの革新ともいえるような自動駐車の
実現です。車両が自ら空いている駐車スペースまで移動し、再び自律走行で戻って来
るため、ドライバーが駐車操作や、広い駐車場で車両を探す必要がなくなります。この
ような自動駐車は、ボッシュが開発する駐車場内のインテリジェントなインフラ設備と車
両のコントロールユニットを、メルセデスベンツに搭載されている最新世代のセンサー
および car2go のカーシェアリングのノウハウと組み合せることで可能になります。近い
将来、この機能を備えた駐車場内で、自動駐車が現実のものになってきます。
「私たちは常にドライバーを中心に考え、行動しています。将来的には、車両が自動で
駐車するのみならず、ドライバーのもとへ自ら戻って来るようになるでしょう」。ダイムラ
ーAG のグループリサーチ、およびメルセデス・ベンツ・カーズの開発統括者であるトマ
ス・ヴェーバー(Thomas Weber)取締役はこのように述べています。「ボッシュの技術と
car2go のカーシェアリングサービスを組み合わせ、我々は完全自動駐車であるバレッ
トパーキングの実現に向け、インフラをベースとしたソリューションの開発と試験を行っ
ています。これは、自動運転の実現への道を一歩先に進める試みです。今回のケース
では、自動駐車の実現への試みと言えます」
ボッシュ取締役メンバーのディルク・ホーアイゼル(Dirk Hoheisel)は次のように述べて
います。「完全自動駐車は、完全自動運転よりも先に量産化のステップに到達すること
になるでしょう。低速度域での走行や、駐車場内のインフラ設備からの情報を利用でき
ることが、より早い時期での実用化を可能にすると考えています」
Robert Bosch GmbH
E-mail [email protected] Communications,
Postfach 10 60 50
D-70049 Stuttgart,
Germany
Phone +49 711 811-6283
Fax
+49 711 811- 5188197
Brand Management, and Sustainability
Senior Vice President: Dr. Christoph Zemelka
www.bosch-press.com
June 9, 2015
PI 8955 BBM Ska/SL
システムの利用方法は非常に簡単です。まず、スマートフォンを使って、car2go で車両
を予約します。利用者が駐車場内の乗車エリアに到着すると、車両が自動で走行して
くるので、そのまま乗車します。車両返却の際は、返却エリアで停車をし、スマートフォ
ンで返却の手続きを行うのみです。駐車場でのインテリジェントな自動駐車システムが、
車両の登録、システムの開始、そして指定された駐車スペースへの車両の誘導を行い
ます。
ボッシュは現在、駐車スペースの空き状況を検知するセンサーやカメラ、通信技術など
の駐車場で必要なインフラの開発に取り組んでいます。さらに、駐車プロセスの制御を
行う通信ユニットの開発も進めており、ダイムラーと共に、既存の車両の各コンポーネ
ントとのインターフェースを決めていくことになります。ダイムラーはこのプロジェクトに
合わせ、car2go の車両に搭載されているセンサーシステムとソフトウェアを刷新する予
定です。car2go のカーシェアリングモデルとしても、さらなる将来の革新への基盤とな
るでしょう。
報道用画像: 1-BBM-21290
スマートフォンのアプリを利用した駐車
レンタカーが自律走行で駐車をしてくれる駐車場。2015 年 6 月にボッシュ、ダイムラー、
car2go が提携に合意したパイロットプロジェクトは、このような未来の駐車場を想定し、
駐車場と車両について、自動駐車の実現に必要な技術の開発を目標としています。
この技術が実用化されれば、スマートフォンのアプリで利用申し込みをするだけで、レ
ンタカーが自律走行して乗車エリアにやって来ます。返却するときも、やはり自律走行
して駐車スペースに戻っていきます。
報道関係対応窓口:
Robert Bosch GmbH
Jörn Ebberg, + 49 711 811-26223, [email protected]
Daimler AG
Koert Groeneveld, + 49 711 17-92311, [email protected]
Katharina Becker, + 49 711 17- 93271, [email protected]
car2go
Andreas Leo, +49 711 17-63259, [email protected]
ボッシュ・グループ概要
モビリティ ソリューションズは、ボッシュ・グループ最大の事業セクターです。2014年の売
上高は333億ユーロで総売上高の約68%を占めています。モビリティ ソリューションズの売上
により、ボッシュ・グループはリーディングサプライヤーの地位を確立しています。モビリテ
ィ ソリューションズは、自動化、電動化、ネットワーク化の3つの領域においてその専門性を
統合させ、お客様にトータルソリューションを提供します。その事業領域は主に、内燃機関の
燃料噴射テクノロジー/パワートレイン周辺機器、パワートレイン電動化の様々なソリューシ
ョン、安全システム、運転支援/自動化機能、ユーザーに優しいインフォテインメントやCarto-CarおよびCar2X通信、オートモーティブアフターマーケット向けのコンセプト/テクノロ
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ジー/サービスなどです。代替パワートレインコンセプト、ネットワーク化された効率的なパ
ワートレイン周辺機器、アクティブ/パッシブセーフティシステム、運転支援/コンフォート
機能、ユーザーに優しいインフォテインメント技術、の分野で活動しています。さらにボッシ
ュは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック スタビリティ コント
ロール)、ディーゼル用コモンテールシステムなどの重要な革新自動車技術にも対応していま
す。
ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディ
ング・カンパニーです。 2014年の従業員数は約360,000人(2015年4月1日現在)、売上高は
490億ユーロ*を計上しています。事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジ
ー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボ
ッシュ・グループは、ロ バート・ボッシュGmbHとその子会社約440社、世界約60カ国にあるド
イツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加 えると、
世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売のグローバル・ネットワーク
が、ボッシュのさらなる成長の基盤です。2014年に ボッシュは全世界で約4,600件の国際特許
の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちボッシュ・グループはコネクテッドライ
フに向けたイノベー ションの提供を戦略的目標に定め、革新的で人々を魅了する全製品とサ
ービスを通じ、人々の生活の質を向上します。つまりボッシュはコーポレートスローガン で
ある「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。
*公表された2014年の売上高には、現在では完全子会社化されたかつての折半出資の合弁会社
であるBSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH(現在はBSH Hausgeräte GmbHに社名変更)お
よびZF Lenksysteme GmbH(現在はRobert Bosch Automotive Steering GmbHに社名変更)は含
まれていません。
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