Press Release

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2016 年 8 月 25 日
国際事業を拡大
ボッシュが日本初となるサービスセンターをオープン
日本市場へ向けてモビリティサービスを導入
 グローバルに展開するサービス事業を拡大
 埼玉県志木事務所にサービスセンターを新設し、日本の自動車業界をサポート
 サービスセンターでボッシュ eCall(緊急通報)サービスを提供開始
フランクフルトアムマイン/志木発
ボッシュは、日本初となるサービスセンターを開設します。日本のモビリティサービス市
場への参入により、ボッシュサービスソリューションズはグローバルな事業ネットワーク
をさらに拡大させます。
新しいサービスセンターは、埼玉県の志木事務所で、2016 年末から業務を開始しま
す。従業員は 2020 年末までに 50 人前後に達する見通しです。「日本初の拠点の開
設により、私たちはアジア太平洋地域での事業活動を広げ、国際的なネットワークをさ
らに強化します。このサービスセンターは日本国内の自動車業界の顧客に効果的なサ
ポートを提供するうえで大きく貢献するでしょう」と、ボッシュサービスソリューションズの
社長である Joerg Fischer はこのように述べました。さらに「日本で提供する最初の
サービスは緊急通報サービスの eCall です。それに続いて、コンシェルジュサービスや
盗難車両追跡、故障時の支援要請コールなど、そのほかのモビリティサービスの導入
も計画しています」と語っています。
モビリティサービスを全世界で提供
ボッシュサービスソリューションズにとって、日本でのモビリティサービス事業の立ち上
げは、世界の自動車業界の主要市場をカバーするための成長戦略の一環です。「革
新的なモビリティサービスは、顧客へ付加価値を提供し、私たちの市場における優位
性を確立する原動力となります」と、ボッシュサービスソリューションズのモビリティサー
ビス責任者である Stefan Gross は述べています。さらに「今日、このようなモビリティ
サービスを利用している車両は全世界で 500 万台ほどですが、2020 年末には 1,400
万台に増加する見込みです」と付け加えました。モビリティサービスが全世界的に定着
しつつある現在、アジアは大きなポテンシャルを持つ市場としてますます重要な役割を
Robert Bosch GmbH
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Senior Vice President: Dr. Christoph Zemelka
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果たすと考えられます。ボッシュサービスソリューションズは、アジア太平洋地域 9 カ国
でモビリティサービスを提供しています。
モビリティサービスにより、運転の安全性と利便性を向上
自動車市場では、ドライバーと乗員にとっての安全性と利便性がますます重視される
傾向にあります。ボッシュの eCall は、交通事故被害者の人命救助につながるサービ
スです。重大事故発生時に eCall が自動的に作動し、24 時間体制で稼働するサービ
スセンターに緊急通報を送ります。通報を受けると、サービセンターのオペレーターがド
ライバーに連絡を取り、必要に応じて救急サービスと連携し、事故現場にレスキュー
チームの派遣を依頼します。
コンシェルジュサービスは、ドライバーに実用的な情報を提供するサービスです。ドライ
バーがボタンを押すだけで、コンシェルジュと電話でつながり、パーソナルアシスタント
のようなサービスを受けることができます。サービスセンターのコンシェルジュがルート
や迂回路についての情報を提供したり、ホテルやレストランの予約を代行します。
GPS または衛星ベースの盗難車両追跡サービスは、盗難に遭った車両を取り戻すの
を支援するサービスです。ドライバーから連絡を受けたボッシュのオペレーターが盗難
車両の現在位置を突き止め、警察またはその他の機関に通報します。
故障支援要請コールは、車両が路上または自宅で故障し、身動きが取れなくなったと
きに支援を提供するボッシュサービスソリューションズのサービスです。代車や代わり
の移動手段の手配なども行います。
グローバルプレゼンスの強化
1985 年にモニタリングセンター兼コミュニケーションサービスプロバイダーとして発足し
たボッシュサービスソリューションズは、現在までグローバルネットワークを大幅に拡大
してきました。現在は世界各地 25 カ所の拠点で 7,000 人の従業員が、30 を超える言
語を駆使して、サービスを提供しています。アジア/太平洋地域でボッシュサービスソ
リューションズは現在、中国、インド、フィリピン、ベトナムで合計 6 カ所の拠点を運営し
ています。
報道関係対応窓口:
Regina Haberkorn
電話: +49 (0)69 7562-1769
ボッシュサービスソリューションズは世界をリードする事業プロセスのアウトソーシングサービスのプロ
バイダーで、自動車、旅行代理店、運輸、さらにはIT、通信技術業界の顧客から業務を受託し、高度
な事業プロセスおよびサービスを提供しています。
世界の25カ所に拠点を展開し、30を超える言語に対応できるボッシュサービスソリューションズは、モ
ビリティ、ビル管理、カスタマーインタラクションなどの分野で総合的かつ革新的なサービスソリュー
ションを開発、実践しています。このうちカスタマーインタラクション分野では、あらゆるコミュニケーショ
ンチャンネルをカバーしています。
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詳細な情報については、www.boschservicesolutions.comをご覧ください。
ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカン
パニーです。2015 年の従業員数は約 37 万 5,000 人(2015 年 12 月 31 日現在)、2015 年の売上
高は 706 億ユーロを計上しています。事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消
費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの 4 事業セクター体制で運営しています。
ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュ GmbH とその子会社 440 社、世界約 60 カ国にあるドイツ
国外の現地法人で構成されており、販売/サービスパートナーを含む世界的な製造・販売ネットワー
クは約 150 カ国を網羅しています。ボッシュの未来の成長のための基盤は技術革新力であり、世界
各地に展開する 118 の拠点で 5 万 5,800 人の従業員が研究開発に携わっています。私たちボッ
シュ・グループはコネクテッドライフに向けたイノベーションの提供を戦略的な目標に定め、革新的で
人々を魅了する製品とサービスを通じて生活の質の向上に貢献します。つまり、ボッシュはコーポ
レートスローガンである「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきま
す。
ボッシュの起源は、1886 年にロバート・ボッシュ(1861~1942 年)がシュトゥットガルトに設立した「精
密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュ GmbH の独自の株主構造は、ボッシュ・グ
ループの企業としての自立性を保証するものであり、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、
将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができます。ロバート・ボッシュ GmbH の
株式資本の 92%は慈善団体であるロバート・ボッシュ財団が保有しています。議決権の大半はロ
バート・ボッシュ工業信託合資会社が保有し、株主の事業機能を担っており、残りの株式は創業家で
あるボッシュ家とロバート・ボッシュ GmbH が保有しています。
詳細な情報については、www.bosch.com、www.bosch-press.com、または
twitter.com/BoschPresse をご覧ください。
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