平成 27 年 9 ⽉1⽇ 各 位 会社名 式会社 株式 代表者名 代表 表取締役社⻑ ⻑ (コード 問合せ先 イ ズ 82 273 ミ ⼭⻄ 泰明 泰 東証第 第⼀部) ⾏役員経理財 財務部⻑ 川⻄ 川 執⾏ 電話 話番号 正⾝ 08 82-264-321 11 株式会社 社ユアーズと との資本業務 務提携及び び第三者割当 当増資の引受 受け(⼦会社 社化)に関するお知らせ せ は、平成 27 年 6 ⽉ 30 ⽇付「株式会 会社ユアーズ ズとの資本業 業務提携に向 向けた基本合 合意締結に関 関 当社は するお知 知らせ」で公 公表しました たとおり、平成 成 27 年 9 ⽉ 1 ⽇開催の の取締役会に において、株 株式会社ユア ア ーズ(以 以下「ユアー ーズ」)と資本 本業務提携契 契約書を締結 結し、ユアー ーズが実施す する第三者割 割当増資を引 受け、同 同社を⼦会社 社化すること とを決議いた たしましたの ので、お知らせ せいたします す。 記 本業務提携及 及び⼦会社化 化の⽬的及び び理由 1.資本 当社グ グループは、ショッピン ングセンター ーやスーパー ーマーケット ト等の⼩売事 事業をコアビ ビジネスとし し て、中国 国・九州・四 四国地⽅に稠密な店舗網を を形成して参 参りました。⼀⽅、ユア アーズは、⾷ ⾷品スーパー ー を中⼼と とした⼩売業 業として、現在、広島県・ ・岡⼭県・⼭⼝県・福岡県 県に計 64 店 店舗を出店し しています。 ユアー ーズと当社は は、ともに広 広島県に本拠を 売業として成 成⻑してまい いりました。そのため、 を構える⼩売 出店エリ リアが重なり りスケールメ メリットを活 活かしやすい い⼀⽅、ユアーズは⼩商圏 圏型店舗が中 中⼼であり、 当社は広 広域型⼤型店 店舗が主⼒で であることか から、実際に競 競合関係にあ ある店舗は少 少なく、商圏 圏は棲み分け け されてい います。 また、単なる価格 格訴求に陥ら らず他社にな ない価値の提 提供を追求す する商品政策 策、お客様の の視線で⾃社 社 ビスを⾒直し し続けてゆく く販売政策等 等、両社の経 経営姿勢には共 共通するとこ ころが多くあ あります。 のサービ このよ ような観点か から、両社が が対等の精神 神で信頼関係 係を構築し、⾃主性を尊 尊重しつつ⼀ ⼀体となって て 協働する るならば、地 地域のお客様 様の⽀持と⼀ ⼀段の成⻑機 機会が得られるものと判断 断し、平成 27 年 6 ⽉ 30 ⽇付で資本業務提 提携に向けた た基本合意書 書を締結しま ました。 後、両社は、経営陣だけ けでなく各部 部⾨単位でも も協議を重ね ね、相互の理 理解を深めつ つつ、具体的 的 その後 な提携の のあり⽅や取 取組みについ いて検討し、 以下の通り合意いたしました。 -1- 1) 当社は、ユアーズと平成 27 年 9 ⽉ 1 ⽇付で資本業務提携契約書を締結し、ユアーズによる 第三者割当増資を引受けます(詳細は 2. 第三者割当増資における引受け内容のとおり。)。こ れにより増資後の当社の議決権割合は 50.3%となり、ユアーズは当社の連結⼦会社となりま す。 2) ユアーズは、平成 22 年に事業再⽣ADR⼿続に基づく事業再⽣計画を策定し、平成 23 年6 ⽉ 30 ⽇には、当該計画に従い取引⾦融機関に対し総額 60 億円の債務の株式化を実施し、A 種優先株式を発⾏しました。本第三者割当増資においては、⼿取⾦のうち 1,998 百万円を、 現在発⾏しておりますA種優先株式の全株取得に充当する予定です。⼿取⾦の残額について は、店舗の競争⼒強化を⽬的とした店舗改装及び業務の効率化に係る設備更新等に充当する 予定です。 3) 経営体制としては、現代表取締役社⻑である根⽯紀雄⽒に継続していただくとともに、当社 から役員を派遣し経営をサポートしてまいります。 4) 店舗⾯では、ユアーズのブランドを保持しつつ、各店舗の特性に合わせた品揃え・売場構成 の⾒直しや⽼朽化した設備の⼊替等の活性化を全社的に推し進め、店舗競争⼒の底上げを図 ります。同時に、不採算店舗や不要資産の処分を進め、収益⼒と資産効率を⾼めてまいりま す。 5) 商品⾯では、商品仕⼊・物流を協働することで、当社のスケールをユアーズが活⽤し、原価 低減や商品調達⼒強化を図ります。さらに、販売動向・商品情報の共有により、変化に対応 した魅⼒ある品揃えを実現してまいります。なお、ユアーズは、当社が加盟する共同仕⼊機 構 ⽇本流通産業株式会社(⼤阪市中央区)に加盟する予定であり、商品調達において⼤き なスケールメリットが⾒込まれます。 6) さらに、広告や催事企画等の販促活動も協働化すると同時に、当社が発⾏する電⼦マネー“ゆ めか”を活⽤することで、利便性を⾼め固定客化を促すとともに、顧客情報の共有により効果 的なマーケティング活動を展開してまいります。 7) 組織⾯では、雇⽤維持に努めつつ、待遇改善に向けて努⼒してまいります。また、能⼒開発 に向けた諸施策の展開を⽀援してまいります。同時に、各部⾨・各階層で⼈材交流を進め、 両社が持つノウハウの共有を図り、組織活性化に繋げてまいります。 8) さらに、経営管理のスピードと精度を⾼めるため、情報システム・管理会計の⼀体化を進め るとともに、内部統制を整備しコンプライアンスを強化します。 9) 財務⾯では、A 種優先株の取得と事業再⽣計画の終了を受け、⾦融機関借⼊⾦の諸条件につき、 -2- 当社の連結⼦会社として相応のものに⾒直しを進め、資⾦コストの削減と財務体質の改善を 図ります。 当社及びユアーズは、ユアーズが持つ “地域ニーズにきめ細かく対応するノウハウ” 、当社が持つ “仕⼊・物流等のスケールと様々な経営資源” 、といった両社の強みを活かし、相互補完によるシナ ジーの創出を図るため、これらの取組みを両社⼀体となってスピードをもって推し進めてゆく⽅針で あり、もって⼀段の業績改善と事業基盤の強化を⽬指してまいります。そして、お客様に⼀層ご⽀持 をいただける⼩売グループとして、地域社会の活性化に貢献してゆくとともに、当社が中⻑期的ビジ ョンとして掲げる年商⼀兆円の達成に邁進してまいります。 2.第三者割当増資における引受け内容 ユアーズは普通株式及び B 種種類株式の 2 種類の株式を発⾏する予定であり、当社は、以下の内 容にて引受けを⾏う予定です。 A. 普通株式 (1)異動前の所有株式数 0株 (議決権の数:0 個、議決権所有割合:0.0%) (2)取得株式数 8,021,200 株(議決権の数:40,106 個) (3)取得価額 497,314,400 円 8,021,200 株 (4)異動後の所有株式数 (議決権の数:40,106 個、 議決権所有割合:50.3%) B. B 種種類株式 (1)異動前の所有株式数 0株 (2)取得株式数 4,000,000 株 (3)取得価額 4,000,000,000 円 (4)異動後の所有株式数 4,000,000 株 ①剰余⾦の配当につきましては、B 種種類株主は普通株主に (5)その他 優先して受け取ることができます。配当年率は3%に設定 されており、⾮累積・⾮参加条項が付されております。 -3- ②残余財産の分配につきましては、B 種種類株主は普通株主 に優先して受け取ることができます。また、⾮参加条項が 付されております。 ③B種種類株主には普通株式を対価とする取得請求権及び ⾦銭を対価とする取得請求権が付されております。 ④議決権は無く、当該種類株式の譲渡には取締役会の承認を 要します。 (注)総数引受契約の締結及び払込には、ユアーズが⾦ 1,998 百万円(総額)の交付と引き換えに A 種優先株式の全株主からその保有する A 種優先株式のすべて(合計 600 万株)を取得するこ とについて合意を得ていること、及び、公正取引委員会より本第三者割当てについて私的独占 の禁⽌及び公正取引の確保に関する法律に基づく排除措置命令を⾏わない旨の通知がなされ ていること、が前提となります。 3.異動する⼦会社の概要(平成 26 年 9 ⽉ 20 ⽇現在) (1)名称 株式会社ユアーズ (2)所在地 広島県安芸郡海⽥町南堀川町 4 番 11 号 (3)代表者の役職・⽒名 代表取締役社⻑ (4)事業内容 スーパーマーケット事業 (5)店舗数 63 店舗 (6)資本⾦ 100 百万円 (7)設⽴年⽉⽇ 昭和 54 年 5 ⽉ 15 ⽇ 根⽯ (8)⼤株主及び持株⽐率 (9)上場会社と 当該会社との関係 根⽯ 紀雄 (平成 27 年 9 ⽉ 1 ⽇現在 紀雄 30.88% ⻄⽇本シティ銀⾏ 21.55% 根⽯ 12.43% 義⼀ 資本関係 該当事項はありません。 ⼈的関係 該当事項はありません。 取引関係 該当事項はありません。 -4- 64 店舗) (10)最近3年間の財政状態及び経営成績(特記している項⽬を除き百万円) 平成 24 年 9 ⽉ 連結売上⾼ 平成 25 年 9 ⽉ 平成 26 年 9 ⽉ 61,437 58,568 55,788 連結営業利益 1,075 909 658 連結経常利益 823 701 579 連結当期純利益 929 △5 493 116.65 △0.68 61.89 ― ― ― 連結純資産 △746 △745 △248 連結総資産 31,415 29,098 28,065 △104.48 △104.70 △42.55 ⼀株当たり 連結当期純利益(円) ⼀株当たり配当⾦ ⼀株当たり 連結純資産(円) 4.⽇程 (1)取締役会決議⽇ 平成 27 年 9 ⽉ 1 ⽇ (2)資本業務提携契約締結⽇ 平成 27 年 9 ⽉ 1 ⽇ (3)ユアーズ臨時株主総会 平成 27 年 10 ⽉ 7 ⽇(予定) (4)総数引受契約締結⽇ 平成 27 年 10 ⽉ 13 ⽇(予定) (5)取引実⾏⽇ 平成 27 年 10 ⽉ 13 ⽇(予定) 5.今後の⾒通し 本件に伴う株式会社イズミの平成 28 年 2 ⽉期連結業績に与える影響については軽微であると⾒込 んでおりますが、今後、業績予想の修正の必要性及び公表する事実が⽣じた場合には、速やかにお知 らせいたします。 以上 -5-
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