コレクション・トーク

愛知県
コレクション・トーク
美術館
コレクション展
愛知県美術館では、所蔵作品(コレクション)を様々なテーマのもとに
展示し、ご紹介しています。そしてそれらコレクションの魅力について、
ご来館の皆様に学芸員がお話しするコレクション・トークを定期的
に行っています。ぜひ、ご参加ください。
日 時 2 月 14 日(土) 午前 11 時∼11 時 40 分
場 所 コレクション展 展示室
7
参加費 無料(ただしコレクション展観覧券が必要です。)
テーマ
「鬼頭鍋三郎の画業」
深山 孝彰(愛知県美術館 美術課長)
1899(明治 32)年名古屋生まれの鬼頭鍋三郎(1982・昭和 57 年
没)は、1923 年に結成したグループ「サンサシオン」でこの地域の洋
画の水準を高め、戦後は〈バレリーナ〉や〈舞妓〉のシリーズで知ら
れるとともに光風会理事長や日展顧問を務めるなど、地方にとどまら
ない洋画壇の重鎮として活躍しました。当館では鬼頭の油彩画 11 点ほ
かを所蔵していましたが、平成 25 年度、ご遺族のもとに保管されてい
た作品の中から、未公開の初期作品を含む油彩画 15 点を新たに収蔵し、
彼の画業のほぼ全容をたどることができるようになりました。今回の
コレクション展では、新収蔵品に既所蔵品の一部をあわせた 20 点の油
彩画を展示しています。最初期の試みから晩年の円熟まで、鬼頭作品
の変遷とその魅力をご紹介します。
※ 時間の都合上、コレクション展内の一部の解説になります。ご了承ください。