参考品(カスタム生産品) 生物発光測定装置 ハイスループット 生物発光測定装置 ハイスループットな長時間の自動測定に対応 大量の生物試料の遺伝子発現を「生物発光リアルタイム測 定法」(技術概要を御参照)によって数日~1週間以上の長 時間にわたって自動測定する発光測定装置です。高感度 CCDを搭載していますので、マイクロプレート、シャーレ、試 験 管 、 生 物 個 体 な ど の 様 々 な 形 状 の 試 料 ( A4 の 面 積 ×13cmの高さまで)に対応が可能です。独自の高速化技術 (特許出願済)によって、高速処理を実現しました。96ウェル プレートを使用した場合、19,200試料を100分間隔で測定す 特許出願済 ることが可能です。大規模な遺伝子発現測定や有用生物株 のスクリーニングを迅速に達成します。 特 長 高感度CCDを搭載しており、様々な形状の試料の測定に対応できます。 独自の技術により処理速度を大幅に高速化しました。 高感度CCDを搭載した「暗箱モジュール」を並列化することで、処理速度の倍加が可能です。 生物試料を平板上に設置することで、均一な条件で培養を行いながら自動測定が可能です。特に植物系試 料へ均一な光を照明することができるので、均一性が高い測定結果が得られます。試料台の形状や規模は カスタマイズが可能です。 制御系に工業用ロボットで実績の高い技術を採用することで抜群の動作安定性を確保しました。 操作はPC上のソフトウェアで容易に行うことができます。また、リアルタイムに測定画像から発光データの 定量化・視覚化・解析を行うことができます。 用 途 鍵遺伝子の発現量やパターンを指標とした突然変異体や有用生物株および化合物の大規模スクリーニング 様々な形状の生物試料の遺伝子発現解析 ストレス応答や環境評価 概日リズムの測定 ATPを指標とした汚染検査 仕 様 ※ 高感度CCDカメラ(暗箱モジュール)の数、設置 試料数、装置寸法などの仕様はカスタマイズが 可能です。詳細はお問い合わせ下さい。 ※ 実機見学も可能です。 光検出器 高感度CCD 対応試料容器 「A4の面積×13cmの高さ」までの試料容器 搭載プレート数・ 試料数 「A4の面積×13cmの高さ」までの試料 ×50枚・ 19,200試料 (96ウェルプレートの場合ならば、プレート4枚を1組として200枚) 処理速度 19,200試料/100分 (96ウェルプレート使用の場合) 付属品 制御盤、デスクトップPC、測定解析ソフトウェア、ケーブル類、マニュアル類 寸法・重量・電源 2,210(W)×4,600(D)×2,100(H) ・ 1,300kg ・三相 200V (5kVA) オプション 各種カスタマイズ (暗箱モジュールの数、試料台の規模)、植物用培養照明 本製品は科学技術振興機構(JST)「先端計測分析技術・機器開発事業」における名古屋大学遺伝子実験施設・石浦研究室 との共同開発品です(開発課題「生物発光リアルタイム測定システム」、チームリーダー: 石浦正寛)。 ハイスループット測定 測定例 発光レポーター遺伝子を組み込んだモデル高等植物シロイヌナズナの生物発光株を連続明条件で4日間にわ たり自動測定しました。A, 96ウェルプレートに入れた植物体の写真。B, 測定画像。C, 測定開始からの個々(384 個体)の生物発光量の変化。グラフ中の縦線は24時間ごとに引いてあります。各パネルには測定結果を16個体 ずつプロットしました。 B C 生物発光レベル A 測定開始からの時間 ※ データご提供: 名古屋大学・小内先生、石浦先生 その他の測定例 A,発光レポーター遺伝子を組み込んだ藍色細菌コロニーの生物発光株の測光画像。B,発光レポーター遺伝子 を組み込んだモデル高等植物シロイヌナズナを大きく生育させた生物発光株の上からの写真。C, Bの測光画像。 B A C ※ データご提供: 名古屋大学・小内先生、石浦先生 新製品 関連製品 植物培養用照明 (長寿命・低発熱な省エネ照明) 植物の培養に最適な低発熱型照明 20灯パネルタイプ 管の寿命が3万時間と長寿命であり、低発熱のハイブリット 電極蛍光管を使用した植物培養用の照明ユニットです。弊 社測定装置のオプションとしてや、また、植物育成恒温室 点灯状態 小型タイプ (培養室)の培養光としてもご使用頂くことができます。管の 長さは130~1,200mmであり、照射面積や必要光量に合わ せて大型パネルタイプや小型タイプなどをご用意可能です。 ユニットは管の交換が可能です。また、調光式の対応も可 能です。管の波長は青・赤・白・紫外線・赤外線など様々な 装置搭載状態 波長を用途に合わせてご用意可能です。 ※ 仕様や価格などの詳細はお問い合わせ下さい。 本製品は科学技術振興機構(JST)「先端計測分析技術・機器開発事業」における名古屋大学遺伝子実験施設・石浦研究室 との共同開発品です(開発課題「生物発光リアルタイム測定システム」、チームリーダー: 石浦正寛)。 バイオ機器グループ 〒470-1101 愛知県豊明市沓掛町小所5 TEL 0562-93-8185、FAX 0562-93-4277 E-mail : [email protected] http://www.churitsu.co.jp/seibutu/index.html 製品の外観、仕様は予告なく変更する場合があります。 98K--2.012.004.1.04.201012
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