平成22年(2010年)7月30日 発行:りぷりんとネットワーク事務局 第9号 “りぷりんと”のエリアをつなぐ・・・ 寄稿 平成22年度 りぷりんと・ネットワーク理事会 理事長に就任して 南 秀郎 (りぷりんと・すぎなみ 副代表) 私が 「あっ。りぷりんとの南さんだ。おはようございます。」と声を掛けられました。 私が応えます。 「おはようございます。 」 「何をしているの?」 「パトロール。商店街の通りとか、通学路とかをきれいにするために。煙草の吸殻とか のごみを拾っているの。 」 私達が訪問している児童館の「お話しのバスケット」に参加している児童です。朝の通 学時刻に児童から声を掛けられて、挨拶を交わすことは、大変嬉しいものです。読み聞か せで児童館に行く、その児童の行為に、りぷりんとの一員として誇らしく思いました。 さて、りぷりんとネットワークの理事長に就任せよとのこと。 「このような恐ろしい役員などは・・・。」とお断りしましたが、 「順番だ。」との一声で、いとも簡単に撥除けられてしまいました。 りぷりんとの一員となり、りぷりんとすぎなみの事業に携わって熟感じましたことは、 なによりも健康が一番ということです。りぷりんとの会員になることは自分の意思であ り、誰かに強制されたことではないことです。絵本を読む愉しさ、この愉しさを介して子 ども達に伝えたいという想う気持ち、その心持ちが、私達高齢者の心の「若さ」というも のではないでしょうか。絵本を読む愉しさが、私の人生の糧の一つになりました。 絵本の一冊一冊が持つ魅力、伝えるべき内容は、一読と読で理解でき得るものではあり ませんし、また何度も読んだからといって読み尽くせるものでもないでしょう。一冊でも 多くの絵本が会員皆様の「特別の絵本、宝の絵本」となり、その絵本の語り部になられる ことを願っています。もちろん自分の健康にも充分留意されることも。 1 りぷりんと・すぎなみ 1. 21年度の活動報告 ○総会 4/7 38 名参加 ○例会 毎月第1火曜日開催 ・柔軟体操 発声練習(手遊び) ・読み聞かせ担当の確認 ・読み聞かせの交流 (前月の各施設での読み聞かせの感想、課題等) ・ネットワークの報告 ・他団体との交流や地域行事への参加など ・研修 グループ発表 各グループ代表の発表 ○役員会 毎月例会終了後と総会前準備時に開催 ○研修 「知っておきたい子どもたちの心とその発達」 (長寿社会開発センター助成金)4回開催 ○読み聞かせ担当施設 ( )内数字は施設数 ・保育園(6) 図書館(3) 児童館(2) ○その他の活動 ・杉並総合高校体験学習「絵本の読み聞かせ」授業 100 分授業 4 回を 2 度,最終回は保育園での読み聞 かせ実習 (延べ 79 名) ・ゆうゆう荻窪サロンまつり(9 名) ・荻窪東保育園との交流会(15 名) ・天晴れ!子どもまつり(14 名) ・天沼児童館スペシャル(10 名) ・子育てメッセ(21 名) 2 第9号 平成22年7月30日発行 2. 今年度(22年度)の活動予定 ○総会 4/6 40 名参加 ・2009 年度活動報告・決算・2010 年活動計画・予算 ・会則・細則の確認と変更・役員の承認 (会費年 1,500 円に値下げうち 300 円はボランティア保険) ○例会 毎月第1火曜日(内容は昨年度と同じ) ○役員会 例会終了後 ○研修 ・新人養成講座(中央区と合同で実施) ・講師を招いて ・自分たちでグループ発表等 ○読み聞かせ担当施設(5 月末現在の施設数) ・保育園(7) 図書館(3) 児童館(3) その他の活動 ・ゆうゆう荻窪サロンまつり ・天晴れ!子どもまつり ・荻窪東保育園との交流会 5/29 7/24 9 月か 10 月 ・杉並総合高校体験学習「絵本の読み聞かせ」授業 11 月~2 月 ・子育てメッセ 8回 3月 ・児童館のスペシャル すぎなみからひとこと 総会に40名の会員が参加してくださいました。休会中の2 名を除くと、どう しても参加できず委任状を出された1 名以外全員参加ということで、本当に嬉し いことでした。この会に参加することは、尐し大変かもしれませんが、みんなの 話や体験を聴いたり、自分も話すことで、元気になったり、参考になったりして いるからではないかと思います。 子どもたちに読み聞かせをできる喜びとともに、こうして仲間作りができるの も嬉しいことです。 3 第9号 平成 22 年7月 30 日発行 りぷりんと・かわさき 1. 21年度の活動報告 ○総会 5/13 33 名参加 ○例会 毎月第 1 水曜日開催 福祉パル研修室 ・役員会からの報告 ・多摩区保健センターより ・東京都健康長寿医療センターより ・熊谷先生より(1)お知らせ(2)絵本の紹介 ・活動報告 ・勉強会(読み聞かせ勉強会:熊谷先生指導) ・その他 ○役員会 ・毎月第3土曜日午前 10 時~ ・毎月第 1 水曜日午前 9 時 30 分(例会前 30 分) ○研修 シニア読み聞かせボランティア新規募集講習会 (全 8 回) ○読み聞かせ担当施設 ( )内数字は施設数 ・ 保育園(3)小学校(学童)(4) 中学校(2) 子ども文化センター(2) ○その他の活動 ・ 区役所主催イベント 「生きがいフェステバル」への参加(保健福祉センター) 「健康フェアー」(保健福祉センター) 「たまたま子育て」へ参加 ・ 独自イベント発表会(りぷりんと・かわさき主催) 指導:熊谷先生 みんなでたのしむ 第 3 回 (市民館大会議室) ・ 「続 101 選」編集委員 4 第9号 平成22年7月30日発行 おはなしワールド 2. 今年度(22年度)の活動予定 ○総会 5/12 33 名参加 福祉パル研修室 ・開会のことば ・代表あいさつ ・来賓ご祝辞 ・議事(1)平成 21 年度事業報告(2)平成 21 年度決算報告・平成 21 年度監査報告 (3)役員改選(案) (4)平成 22 年度事 業計画(案)(5)平成 22 年度予算(案) (会費年 4,000 円) (6) 会則・細則の変更(案) (7) 質疑応答・その他 ・閉会のことば ○例会 毎月第1水曜日午前 10 時~ ○ 役員会 毎月第 3 土曜日午前 10 時~、例会前30分 月一回と必要に応じて不定期 ○研修 ・会員の研修会 ○読み聞かせ担当施設(5 月末現在の施設数) ・保育所(1)保育園(3)小学校(学童)(5) 中学校(2) 子ども文化センター(2) その他の活動 ・ 区役所主催イベントへ参加 「健康フェスタ」(保健福祉センター) 9 月 6 日(月)~11 日(土) 「たまたま子育て」(多摩市民館)9 月 19 日(土) ・ 期別発表会 ・ イベント(発表会) ・ 会員の研修会 ・「続 101 選」出版予定 5 第9号 平成 22 年7月 30 日発行 りぷりんと・中央区 1. 21年度の活動報告 ○総会 4/21 39 名出席 ○例会 毎月第 3 火曜日開催 会員 50 名(休会2名)新役員選出 ・配布資料の説明・東京都健康長寿医療センターより・ グループ発表・特別講演・研修会決定・報告事項等 ○役員会 定例会後及び随時 ○特別講演 番場恭子 月 ・5月 黒沢克朗 10 月 熊谷裕紀子 6月植田たい子 7月 11 月 佐藤秀和 12 月 深澤里子 9月 八重幡典子 1 金原亭馬生 ○読み聞かせ担当施設 ( )内数字は施設数 ・幼児園(2)幼稚園(4)保育園(1)小学校(4)児童館(3) ○その他の活動 ・「シニアが応援!みんなで楽しむおはなし会」 5月 16 日(土)(日本橋社会教育会館8F) 参加 子ども 26 名 保 護者・来賓等 25 名 会員 20 名 植田先生 ・ 「同」10 月 17 日(土)(月島社会教育会館 4F ホール)子ども 61 名 者・来賓等 46 名 会員 21 名 保護 植田先生 ・佃島小学校サマースクール 会員 13 名参加 ・ 明正幼稚園夏祭り 会員 8 名参加 ・健康福祉まつり 会員 13 名参加 ・月島幼稚園なかよし夢広場(合同読み聞かせ)会員 13 名参加 ・ 「続 101 選」編集委員選定 ・PR FM 中央 5・16、朝日小学生新聞 10・28、NHK11・30、年金時代春号 ○ 助成内訳 ・社会福祉法人中央区社会福祉協議会助成 ・中央区社会教育会館登録団 体講師派遣申請 ・中央区地域家庭教育推進協議会講師申請 ・独立行 政法人国立青尐年教育振興機構「子どもゆめ基金」申請 ・財団法人大 同生命厚生事業団「シニアボランティア活動助成」申請 6 第9号 平成22年7月30日発行 各認定。 2. 今年度(22年度)の活動予定 ○総会 4/20 37 名参加 日本橋図書館 6Fホール ・議長選出・定数確認・開会宣言・書記指名 ・新役員候補紹介・同承認・新役員挨拶・実行委員依頼 旧役員ねぎらい ・平成 22 年度活動方針・平成 21 年度決算承認 平成 22 年度予算案(会 費年 1,000 円)承認 ・東京都健康長寿医療センター ・顧問 植田たい子先生ご挨拶 ・相談役 深澤里子先生ご挨拶 ・今後の予定・総会閉会宣言 ○例会 毎月第 3 火曜日午前 9 時 30 分~ ○役員会 定例会開催1週間前及び随時 ○特別講演 ○研修 外部講師招聘2回予定 新人養成講座(杉並と合同で実施) ○読み聞かせ担当施設(6 月末現在の定期活動施設数) ・幼児園(2)幼稚園(5)保育園(2)小学校(4)児童館(3) ・ほかに佃島小学校、月島幼稚園に年1回。 ○ 助成申請 ・社会福祉法人中央区社会福祉協議会申請中 会講師決定(2回) 定 ・中央区地域家庭推進協議 ・中央区社会教育会館登録団体講師派遣申請予 ・独立行政法人国立青尐年教育振興機構「子どもゆめ基金」決定 その他の活動 ・「シニアが応援!みんなで楽しむおはなし会」 7月 23 日(金)日本橋社会教育会館8F ホール 11 月 27 日(土)月島社会教育会館4F ホール ・ 佃島小学校サマースクール 7月 21 日(水)22 日(木) ・ 健康福祉まつり ・ 月島幼稚園なかよし夢広場 12 月 14 日(火) 10 月 24 日(日) ・ 「続 101 選」出版予定。 7 第9号 平成 22 年7月 30 日発行 りぷりんと・長浜 1. 21年度の活動報告(各小学校グループ別 活動実施結果) ○長浜小学校グループ・・・活動回数174回 (長小朝の会・放課後児童クラブ、愛児園、神前幼稚園、六荘認定子ども園、 勉強会、群読の発表会) ○神照小学校グループ・・・活動回数94回 (神小朝の会・放課後児童クラブ、月1回の勉強会) ○南郷里小学校グループ・・・活動回数58回 (南郷里小朝の会・放課後児童クラブ、南郷里幼稚園、学校での日程調整) ○北郷里小学校グループ・・・活動回数92回 (北郷里小朝の会・放課後児童クラブ) ○長浜北小学校グループ・・・活動回数127回 (北小朝の会・放課後児童クラブ、福良荘、北幼稚園、西幼稚園、勉強会) ○長浜南小学校グループ・・・活動回数83回 (南小朝の会・中休み、西黒田幼稚園) ○七尾小学校グループ・・・活動回数27回 (七尾小朝の会、福良荘) ○上草野小学校グループ・・・活動回数29回 (上草野小朝の会、福良荘) ○びわ南小学校グループ・・・活動回数27回 (びわ南小朝の会) ○びわ北小学校グループ・・・活動回数36回 (びわ北小朝の会) ●全体 平成 21 年度の新規加入者(6 期生)は 7 名で、例年と比べると尐なかった のですが、ほとんどのグループにおいて、活動回数が増えました。 また、「言葉を大切にする協議会」 (平成22年1月)に、長浜小グループ と南小グループと北小グループが参加しました。 ・グループの人数(H22.3 現在):76人(うち休会中6人) ・活動回数:751回 ●交流会(例会) 活動延べ参加人数:3217人 5月、7月、9月、11月、1月、3月に実施 午前9時30分~11時30分 延べ参加人数294人 8 第9号 平成22年7月30日発行 2. 今年度(22年度)の活動予定 ○例会 3か月に1回の実施 6月、9月、12月、3月 午前9時30分~ ○連絡員会 必要に応じて随時開催 ○読み聞かせ担当施設(4月現在の施設数) ・小学校(10) ・放課後児童クラブ(6) ・幼稚園(5) ・保育園(2) ・高齢者施設(4) その他の活動 ・発表会 7月12日(月)午前10時~ 「ジーバーぽこぽこってなぁに?」 ・健康チェック結果説明会 7月12日(月)午後1時30分~ 講師:藤原佳典氏 ・高齢福祉センターイベント「得々ひろば」講師 ・ 「言葉を大切にする集い」参加 ・ 「続101選」出版予定 9 第9号 平成 22 年7月 30 日発行 りぷりんと・ネットワーク 1. 21年度の活動報告 ○理事会 りぷりんとネットワーク編集委員会の様子 <実施回数>7回 2009年 5月、6月、10月、11月、12月、 2010年 2月、3月 <主な議題>エリアの近況報告、鳥瞰図の作成、ネットワーク事業の検討、 助成金申請検討 ○りぷりんとネットワーク編集委員会 :小学校高学年・中学生向け読み聞かせ絵本リスト「続101選」編纂 (長寿社会開発センター助成) <実施回数>7 回+交流 2009年 6月、7月、8月、9月(17,18 日の 2 日間 長浜の編集委員と交流・打ち合 せ実施)、10月、11月、12月、2010年 1月 <主な議題>続 101 選コンセプトの検討、エリア毎の推薦本リストの作成、 あらすじ・感想の執筆、校正、絵本毎のテーマの検討、講師 への原稿執筆依頼、レイアウト・表紙デザインの検討、他 2. 今年度(22年度)の活動予定 ○理事会 隔月 1 回程度 <主な議案> エリアの近況報告、助成金申請、 ○りぷりんとネットワーク編集委員会 ・昨年度から継続、2010 年 6 月開催で終了 ・小学校高学年・中学生向け読み聞かせ絵本リスト101選 「シニアから君たちへ こころのリレー ~シニアボランティアが届 けた読み聞かせ絵本101選~」(仮題)2010 年 8 月出版予定 ○りぷりんとネットワーク研修委員会 発足 <主な議案>3 エリア合同で実施する新人ボランティア養成講座の実施に 向けて、長浜エリアとの連携の在り方 他 ~編集後記~ りぷりんとネットワークニュースレターは2008年6月に第1号を発行して 以来、本号で第9号になります。皆様からの寄稿とエリア毎のトピックス、植田先 生と熊谷先生の絵本紹介などを中心に編集してまいりました。お忙しい中、ご協力 いただきました皆様、誠にありがとうございました。 次号からは、ニュースレターは一新! りぷりんとネットワーク理事会にて、皆さんに興味深く読んでいただけるよう、 内容もレイアウトも再検討致します。 乞うご期待ください!! (東京都健康長寿医療センター研究所 10 第9号 平成22年7月30日発行 大場)
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