環境活動レポート - 埼玉スバル自動車

埼玉スバル自動車株式会社
環境活動レポート
2014年度
(期間
2014年4月~2015年3月)
EA21推進事務局
作成年月日
2015年5月20日
目
次
【会社概要】
・・・・・・・・・
1
【認証登録範囲】
・・・・・・・・・
2
【推進体制】
・・・・・・・・・
3
【環境方針】
・・・・・・・・・
4
【環境目標】
・・・・・・・・・
5
【環境活動計画の内容】
・・・・・・・・・
6
【取組みと結果】
・・・・・・・・・
7
【代表者による評価】
・・・・・・・・・
8
会社概要
(1) 事業所名
埼玉スバル自動車株式会社
(2) 所在地
埼玉県さいたま市中央区上落合8-4-11
(3) 代表者名
代表取締役社長
吉 澤
裕
(4) 環境保全関係の責任者及び担当者連絡先
常務取締役管理部長 宮 田 希 昭
責任者
事務局長 総務部部長
秋 山 浩
総務部係長
担当者
北 原 弘 靖
連絡先
TEL 048-852-0137
FAX 048-711-9901
(5) 主たる事業の内容
スバル車及びポルシェ車の販売並びに付随する関連業務
1.新車販売 2.中古車販売 3.車検・点検・一般修理・鈑金
4.自動車の部品、用品および関連商品の販売 5.自動車リース
6.自動車保険代理業務
(6) 事業の規模
年間売上高
約 247 億円/年 (2014年度)
年間販売台数
9670台
(2014年度)
<新車: スバル… 6,235台、 ポルシェ… 153台 中古車… 3282台>
従業員
388名
(2015年3月31日現在)
セールス サービス
部品
その他
計
130人
168人
13人
77人
388人
拠店数
本社
1
新車スバル拠店 15 新車ポルシェ拠店
中古車拠店 7
整備板金拠店
3 その他
1
2
4
認証登録範囲
1 本社
さいたま市中央区上落合8-4-11
工場
資格
-
2 与野店
さいたま市中央区上落合9-12-4
認証
C
3 川越店
川越市山田363
指定
C
4 越谷店
越谷市瓦曽根2-8-71
指定
C
5 川口店
川口市芝4434
6 所沢店
所沢市上新井4-25-1
指定
指定
C
C
7 大宮店
さいたま市北区吉野町2-230ー1
指定
C
8 朝霞店
朝霞市膝折町4-20-10
9 本庄店
本庄市東台5-3-26
指定
指定
C
C
10 春日部店
春日部市小淵588
指定
C
11 北本店
北本市深井6-82
指定
C
12 浦和店
さいたま市南区曲本1-17-19
指定
C
13 東松山店
東松山市六軒町22-8他
指定
C
14 鶴ヶ島店
鶴ヶ島市脚折町4-10-5
指定
C
15 熊谷店
熊谷市久下4-111
認証
C
16 久喜店
久喜市久喜本775-1
指定
C
17 CS大宮
さいたま市北区吉野町2-223
-
B
18 CS羽生
羽生市須影上360
認証
C
19 CS熊谷
熊谷市久下4-108
-
B
20 CS北本
北本市宮内5-26
-
B
21 CS三郷
三郷市南蓮沼243-1
指定
C
22 CS岩槻
さいたま市岩槻区城南2-1-10
-
B
23 CS秩父
秩父市大野原1090
指定
C
24 富士見SS
入間郡三芳町竹間沢通西34-1
認証
F
25 熊谷SS
熊谷市広瀬118-1
指定
C
26 さきたまガ-デン
行田市佐間野合1626
指定
D
27 大宮BP
さいたま市北区吉野町2-230-9
認証
28 ポルシェ浦和
さいたま市緑区原山3-16-5
認証
E
C
29 ポルシェ狭山
狭山市上奥富戸張205-2
指定
C
拠点
住所
*工場の資格
・指定は指定整備工場
・認証は認証工場
*組織区分
A
B
C
D
E
F
=オフィス業務
=オフィス業務+販売
=オフィス業務+販売+整備
=オフィス業務+整備+板金塗装
=オフィス業務+板金塗装
=オフィス業務+整備
2
組織
区分
A
推進体制
環境管理統括責任者
(社 長)
教育
環境保全会議
(社内教育委員)
環境管理責任者
内部監査
(責任者
(内部監査委員)
環境責任者
環境責任者
管理 部長)
(副責任者
環境責任者
環境責任者
FHI
EA21推進事務局
営業本部長)
環境責任者
環境責任者
(CSR・環境推進室)
環境責任者
環境責任者
総務部
選任責任者
越谷店
店長
川越店
店長
与野店
店長
熊谷店
店長
PC浦和
店長
CS大宮
店長
経理部
選任責任者
春日部店
店長
所沢店
店長
川口店
店長
本庄店
店長
PC狭山
店長
CS羽生
店長
企画室
選任責任者
朝霞店
店長
大宮店
店長
東松山店
店長
CS熊谷
店長
営業部
選任責任者
鶴ヶ島店
店長
北本店
店長
久喜店
店長
CS北本
店長
業務部
選任責任者
浦和店
店長
熊谷SS
サービス
マネージャー
CS三郷
店長
サービス部 選任責任者
CS岩槻
店長
システム
CS秩父
店長
選任責任者
環境推進員
環境推進員
越谷店
環境推進員
サービス
マネージャー
環境推進員
環境推進員
経理部
選任スタッフ
選任スタッフ
選任スタッフ
選任スタッフ
企画室
選任スタッフ
サービス
マネージャー
サービス
マネージャー
サービス
マネージャー
経路部
選任スタッフ
営業部
選任スタッフ
業務部
選任スタッフ
サービス部 選任スタッフ
所沢店
選任スタッフ
与野店
サービス
マネージャー
選任スタッフ
春日部店
川越店
サービス
マネージャー
総務部
川口店
選任スタッフ
朝霞店
鶴ヶ島店
システム室 選任スタッフ
サービス
マネージャー
久喜店
大宮店
サービス
マネージャー
環境推進員
本庄店
選任スタッフ
選任スタッフ
選任スタッフ
CS羽生
サービス
マネージャー
サービス
マネージャー
サービス
マネージャー
サービス
マネージャー
選任スタッフ
選任スタッフ
サービス
マネージャー
サービス
マネージャー
サービス
マネージャー
選任スタッフ
東松山店
PC狭山
選任スタッフ
熊谷SS
選任スタッフ
(原則、各実績入力担当者とする)
大宮BP
BP課長
部品課長
パーツ
環境推進員
部品課長
富士見
CS熊谷
選任スタッフ
さきたまBP 選任スタッフ
CS北本
選任スタッフ
選任スタッフ
選任スタッフ
サービス
課長
選任スタッフ
選任スタッフ
PDI
大宮BP
選任スタッフ
選任スタッフ
選任スタッフ
CS三郷
サービス
マネージャー
選任スタッフ
選任スタッフ
CS岩槻
選任スタッフ
選任スタッフ
CS秩父
サービス
マネージャー
選任スタッフ
3
BP課長
BP課長
選任スタッフ
選任スタッフ
選任スタッフ
サービス
マネージャー
PC浦和
富士見
環境推進員
CS大宮
選任スタッフ
北本店
環境推進員
サービス
マネージャー
サービス
マネージャー
選任スタッフ
選任スタッフ
浦和店
※選任スタッフは各部署、各拠点の選任された社員とする
熊谷店
さきたま
ガーデン
環境責任者
センター長
2015.03.31
環境方針
<<基本理念>>
埼玉スバルが未来に亘り事業活動を継続していく上で、地域市民として郷土に貢献し、
すばらしい地域環境と地球環境の構築のため、地域に密着した環境保全活動を行い、
美しい「彩の国」埼玉を実現させることを基本理念とします。
<<基本方針>>
埼玉スバルが行う、自動車および部品の販売、加工、修理、再生業務等に関する事業
活動が環境に与える影響を考慮し、以下の環境保全活動を推進します。
1.事業活動の全領域で、省資源、省エネルギー、リサイクル、公害防止に配慮し、地域
社会に、安心で住みよい環境が与えられるような活動を行います。
2.CO2の削減に努め、次世代の未来が、美しい環境であるよう、努めます。
3.環境汚染を未然に防止し、環境マネージメントシステムと環境パフォーマンスが
継続的に改善できるように推進します。
4.適用する環境関連の法規則、条例、および当社が同意するその他の要求事項を
遵守します。
5.特に次の環境保全の重要項目に対して、環境目標を設定し、積極的に取り組みます。
①省エネルギーの推進(電力使用量の削減、ガソリン使用量の削減)
②省資源(水、紙、油脂等の使用量の削減)
③廃棄物の削減と分別リサイクル(一般廃棄物・産業廃棄物の排出量の削減)
④化学物質管理の強化(PRTR法関連、VOC対策)
⑤地域に密着した環境保全活動に積極的に参加し、貢献に努めます。
⑥業務の効率化に積極的に取り組み、省エネ・省資源化に繋げる。
⑦環境配慮車(アイサイト等)の販売促進に努める。
⑧法定点検の促進・整備入庫車の促進とクレーム発生率削減に取り組み環境保全の
推進を図る。
6.この環境方針を全従業員が共有し、啓蒙活動を推進し、内部コミュニティーの活性化を
図り、環境保全活動に対する意識の高揚を図ります。
7.グリーン購入を積極的に行ないます。
8.化学物質管理の強化、使用量の把握・削減を行います。
平成26年4月30日
埼玉スバル自動車株式会社
取締役社長
吉 澤
裕
4
環境目標
当社は、このエコアクション21を取り組むにあたり、特に環境への負荷が大きいと思われる、電力・燃料
水の使用量・CO2・廃棄物・化学物質の排出を正確に把握し、その削減を目標をもって取り組む。
1.環境負荷の現状
当社における2013年度の環境負荷実績は、以下のとおり
取扱項目
電力使用量
燃料使用量
CO2排出量
総排水量
ペーパー使用量
一般廃棄物排出量
産業廃棄物排出量
化学物質使用量
2013年度(総量)
2,022 千Kwh
15,626 千MJ
1,599 t-CO2
17,637 ㎥
10.53 t
139.6 t
384.8 t
1451.7 kg
台当たり(原単位)
11.716 Kwh
1.534 千MJ
8.749 kg-CO2
0.096 ㎥
0.058 kg
0.764 kg
2.230 kg
0.426 kg
【台当たり(原単位)の算定方法】
※電力のCo2排出係数は(出光グリーンパワー) 0.275(kg-co2/kwh)を使用
※電力・産業廃棄物は整備台数1台あたりの実績
※ 燃料は販売台数(新車+中古車)の1台あたりの実績
※ CO2・総排水量・ペーパー・一般廃棄物は (販売台数+整備台数)の1台あたりの実績
※化学物質はPRTR対象物質使用量とし内製板金塗装台数1台あたりの実績
2.環境目標
エコアクション21では環境負荷を台当たり(原単位)で比較します。
※但し、拠点目標については管理しやすい総量で把握し取り組みます。
取扱項目
電力使用量
台当たり
燃料使用量
台当たり
CO2排出量
台当たり
総排水量
台当たり
ペーパー使用量
台当たり
一般廃棄物排出量
台当たり
産業廃棄物排出量
台当たり
化学物質使用量
台当たり
2014年度
-1%
11.599 Kwh
-1%
1.519 千MJ
-1%
8.661 kg-CO2
-1%
0.0955 ㎥
-1%
0.0570 kg
-1%
0.756 kg
-1%
2.207 kg
-1%
0.413 kg
5
2015年度
2016年度
-2%
-3%
11.482 Kwh
11.364 Kwh
-2%
1.504 千MJ
-2%
8.574 kg-CO2
-3%
1.488 千MJ
-3%
8.486 kg-CO2
-2%
-3%
0.0946 ㎥
0.0936 ㎥
-2%
0.0565 t
-3%
0.0559 t
-2%
-3%
0.749 kg
0.741 kg
-2%
-3%
2.185 kg
2.163 kg
-2%
0.409 kg
-3%
0.405 kg
2014年度 環境活動計画
中期計画
(2014年度~2016年度)
項目
電力
エネルギー 燃料
①総量から、台当たり排出量
の把握に変更し、台当たり
量の削減を目指す。
②省エネ機器への代替を促進。
③業務効率アップによる削減。
CO2
環
境
負
荷
項
目
総排水量
一般廃棄物排出
産業廃棄物排出
化学物質
推進項目
2014年度活動計画
業務効率、作業効率アップ
早期受注・早期予約
出社時間厳守
PC起動はAM9:30以降
代車満タン貸し満タン返しの徹底
アイドリングストップ、社用車定期
点検整備の実施、エコドライブの
推進
総量から台当たりでの把握に変更 洗車効率のアップ
し、台当たり量の削減を目指す。 洗車機エコモード設定
総量と事業実績の対前年比伸び 販売台数及び整備台数の対前年
率を対比し、削減を目指す。
比と排出量たい前年比で比較評
価。分別の徹底。
総量から、整備台数1台当たりの 分別の徹底。
排出量把握に変更し、台当たり量 廃バンパーのリサイク回収システ
の削減を目指す。
ムへの排出徹底。
マニフェストの管理運用の徹底
PRTR、VOCの管理の徹底。
水性塗料の利用促進。
水性塗料利用の促進
廃シンナー再生機の活用
EyeSight車の販売促進
販売比率80%以上達成
エコカーの導入促進
低年式自動車から環境対応車へ
の
代替促進
車検カバー率65%、
法定点検入庫率60%
法定点検・車検の入庫推進
入庫管理・行程管理の精度をあ 壁面表,スマートボードの活用の
げ、効率的運営による作業時間短 徹底
縮。
早期車検予約、定検予約の促進
6
環境活動の取り組み結果と評価、次年度の取り組み内容
(1)
2014年度の削減実績
項目
14年度目標
削減率
14年度原単位目標
(台当たり)
14年度原単位実績
当たり)
電力使用量削減
燃料使用量削減
CO2排出量削減
総排水量の削減
ペーパーの使用量削減
一般廃棄物の削減
産業廃棄物の削減
化学物質使用量の削減
1%
11.599 Kwh
12.131 Kwh
1%
1.519 千MJ
1.651 千MJ
1%
8.661 kg-CO2
9.028 kg-CO2
1%
0.096 ㎥
0.097 ㎥
1%
0.057 kg
0.059 kg
1%
0.756 kg
0.779 kg
1%
2.207 kg
1.511 kg
1%
0.422 kg
0.384 kg
【台当たり(原単位)の算定方法】
※電力のCo2排出係数は(出光グリーンパワー) 0.275(kg-co2/kwh)を使用
※電力・産業廃棄物は整備台数の1台あたりの実績
※燃料は販売台数(新車+中古車)の1台あたりの実績
※CO2・総排水量・ペーパー・一般廃棄物は (販売台数+整備台数)の1台あたりの実績
※化学物質はPRTR対象物質使用量とし自社板金塗装実施台数の1台あたりの実績
(2)
電力使用量削減
燃料使用量削減
CO2排出量削減
総排水量の削減
ペーパーの使用量削減
一般廃棄物の削減
産業廃棄物の削減
化学物質使用量の削減
評価
-3.54%
-7.58%
-3.20%
-0.07%
-2.36%
-2.04%
32.21%
9.86%
×
△
△
○
△
△
◎
◎
12年度実績(基準年)
11.866
2.127
9.160
0.096
0.064
0.727
2.664
0.342
Kwh
千MJ
kg-CO2
㎥
kg
kg
kg
kg
13年度実績
11.716
1.534
8.749
0.096
0.058
0.764
2.230
0.426
Kwh
千MJ
kg-CO2
㎥
kg
kg
kg
kg
14年度実績
12.131
1.651
9.028
0.097
0.059
0.779
1.511
0.384
Kwh
千MJ
kg-CO2
㎥
kg
kg
kg
kg
2012年度以降の実績推移(総量)
項目
電力使用量削減
燃料使用量削減
CO2排出量削減
総排水量の削減
ペーパーの使用量削減
一般廃棄物の削減
産業廃棄物の削減
化学物質使用量の削減
(3)
削減率
2012年度以降の実績推移(台当たり)
項目
(3)
(台
12年度実績(基準年)
1979.0
15750.0
1596.0
16802.0
11.1
126.7
444.4
1230.1
千Kwh
千MJ
t-CO2
㎥
t
t
t
kg
13年度実績
2022.0
15626.0
1599.0
17637.0
10.5
139.6
384.8
1451.7
千Kwh
千MJ
t-CO2
㎥
t
t
t
kg
14年度実績
2080.8
15962.0
1636.0
17498.0
10.7
141.2
259.3
1046.8
千Kwh
千MJ
t-CO2
㎥
t
t
t
kg
環境目標を達成するための取り組みと評価、次年度の取り組み
① 電力使用量削減
節電に対する意識、理解は全社員にほぼ定着しつつあります。また、出社時刻を厳守、PC起動時刻の厳守、等実行
することにより営業時間前の節電に取り組みましたが総使用量、台当たり使用量も増加してしまいました。また、今
年度はお客様によりご満足いただける接客対応を目指し夏季(土)(日)のショールームにおいてはスーツ・ネクタイを
着用し身だしなみの徹底を図りました。同時にショールームの空調温度も昨年より低めに適正温度設定をおこなった
ことも使用量が増加した一因と判断されます。
次年度はより一層の効率アップを図り台当たり整備時間の短縮、業務効率の向上に努め使用量削減に取り組みます。
② 燃料使用量の削減
社用車のエコ運転、社用車整備の徹底(タイヤ空気圧調整含む)、社用車入れ替えの際は低燃費車の採用等を随時行いま
した。今年度は新車の登録車台数の増加、新車販売車両への給油量を変更(増量)したためガソリン使用量は対前年比増
となりましたが、保険ロードサービス、JAFの加入促進を図った結果、積載車の軽油使用量は大きく削減することができました。
次年度も代車満タン返しの徹底、エコ運転、安全運転の励行、保険・JAFの加入促進に取り組み、使用量削減を図ります。
③ CO2排出量の削減
電力、燃料使用量が増加したことによりCO2排出量も増加してしまいました。次年度は電力・燃料使用量の削減に取組み
CO2排出量の削減を図ります。
7
④ 水使用量の削減 (総排水量の削減)
洗車機のECOモード運転の設定等、洗車ホースにレバー式ノズルを取り付け不要時には放水を止める等の取り組み
をした結果、総使用量は削減しました。但し、台当たり使用量は微増してしまっているため、より効率的な洗車、節水
に次年度も取り組みます。また、今年度下期より車体下部自動洗浄機を一部拠点に導入し台当たり使用量削減を図
ります。
⑤ ペーパー使用量の削減
台当たり使用量、総量とも微増してしまいましたが、裏紙の使用等の取り組み、意識は全社員にほぼ定着されてい
ます。今年度は昨年度以上に本業である新車・中古車販売商談時等において査定、見積もり、自動車保険、JAF等
のご案内を全社全スタッフで取り組んだ結果、プリント用紙が増加したものと判断されます。
次年度も本業の業務を推進する中で、裏紙の使用の徹底、ミスプリントの削減等に取り組みます。
⑥ 廃棄物の削減
産業廃棄物については金属クズ、廃プラスチックの排出量をより正確な排出量を把握できるように㎥から実重量に
変更した結果、実績数値は大きく下がりました。次年度は今年度の実績を基準に適正管理、適正処分を基本として
分別の徹底、削減に継続して取り組みます。一般廃棄物については展示会来場者数の増加(見積書等の発行枚数
増加)、飲料自販機の活用(廃棄紙コップ)、お客様への飲み物お勧めの徹底等に取り組んだ結果、微増してしまい
ました。次年度も継続して無駄な廃棄物を発生させないように全スタッフで取り組みます。
⑦ 化学物質使用量の削減
環境負荷の少ない水性塗料を率先して使用した結果、PRTR対象化学物質の削減に取り組み、前年実績から削減
することができました。次年度も継続して水性塗料の使用を推進していきます。
(4)
その他の取り組みと評価、次年度の取り組み
①グリーン購入促進
環境に配慮した機器、物品(主に事務用品)を優先して購入しました。次年度は事務用品における購入比率を把握し
目標設定の基本データ取りに取り組みます。
②外部コミュニケーション
全社統一で毎月第2金曜日に店舗近隣の清掃活動を実施しました。次年度も継続して取り組みます。
③内部監査
全拠点の内部監査を実施しました。次年度も全拠点の内部監査を実施します。
④EyeSight車の販売促進
プリクラッシュセーフティ(予防安全)の高いEyeSight車を広くお客様にご案内、お勧めした結果、EyeSight車の販売
比率81%(目標80%)を達成できました。
次年度も試乗会、イベント等において1人でも多くのお客様にご提案ご案内、販売促進していきます。
<新車登録車におけるEyeSight車販売比率>
2013年度
登録車台数
5112台
(内数)
EyeSight
3878台
2014年度
EyeSight比率 登録車台数
75.9%
5302台
(内数)
EyeSight
4306台
EyeSight比率
81.2%
⑤エコカーの導入促進
低燃費・低排出ガスのエコカーを1人でも多くのお客様に提案し、1台でも多く販売することが環境負荷の低減に
繋がることを認識しお客様へご案内した結果、エコカー登録車(普通車・小型車)の販売台数は対前年実績を上回る
ことができました。次年度も継続してエコカーの提供、ご案内に取り組んでいきます。
⑥法定点検・車検の入庫推進
Web壁面表、予約ボードを使用し早期予約促進、点検パック加入のお客様に対し全数入庫促進を実行し1台でも多く
の入庫に向け取り組みました。その結果、法定点検、車検とも対前年入庫率を上回ることができ評価はできるものの
目標入庫率には届きませんでした。次年度はお客様へのフォロー活動を更に徹底実行し、入庫率向上に向け取り組
みます。
⑦入庫管理・行程管理の精度向上、効率的運営による作業時間短縮。
スマートボード(行程管理票)を活用して入庫管理、行程管理、作業効率アップに取り組みました。また、早期予約確保
を図ることにより予約の平準化を図りました。また、新車納整センターへ拠点から応援体制をとり拠点間残業時間の格
差是正、平準化を図りました。
次年度は「車検3ヵ月前診断」を車検対象のお客様へ全数ご案内し、実施率向上を図るとともに車検早期予約、入庫
率向上に取り組みます。また、フロント、メカニックの技能修得教育を充実させ、作業時間の短縮、一発修理に繋げるよ
うに取り組みます。
7
環境関連法規への違反、訴訟等の有無
(1) 適用となる主な環境関連法規
主な適用法規
浄化槽法
水質汚濁防止法
下水道法
廃棄物処理法
騒音規制法
振動規制法
化管法(PRTR法)
自動車リサイクル法
消防法
省エネ法
グリーン購入法
労働安全衛生法
NOx、PM法
小型家電リサイクル法
家電リサイクル法
建設リサイクル法
遵守確認日
要
求
事
項
設置の届出・保守点検・水質検査
特定施設の届出(自動車自動洗浄装置等)
排水施設の設置義務、届出
廃棄物の適正保管及び適正処理、業者との契約
特定施設の届出(自動車自動洗浄装置等)
特定施設の届出(自動車自動洗浄装置等)
特定化学物質の排出量・移動量の把握と記録、報告
使用済み自動車の適正処理
少量危険物取扱いの届出・表示・適正管理
エネルギー使用量の把握
環境に配慮した用品・事務用品、機器等の積極使用
有機溶剤中毒予防規則・特定化学物質障害予防規則の遵守
排出量の報告
小型家電の適正処理
特定廃棄家電の適正処理
該当工事実施時の市町村への事前届出
2014年12月
遵守確認
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(2) 違反、訴訟等
当社における環境関連法規への違反はありません。
なお、関係当局よりの違反等の指摘は過去3年間ありません。
代表者による全体評価と見直しの結果
「期 間」 2014年4月1日~2015年3月31日
「実施日」 2015年4月30日
「マネージメントレビュー」 2015年4月30日
「社長総括」
本年度は、本来業務においては総販売台数は減少したものの主力商品である登録車の販売は
前年実績を上回り、好調な業績をあげることができました。また、付加価値商品(新車用品、保
険、点検パック、JAF、等)の実績も順調に推移しました。そのような状況の中、来場数の増加、
商談件数・商談時間の増加、新車用品取付作業時間の増加、新車納車時燃料補給量の変更(増
量)等の要因により、環境負荷の削減実績は思うような実績をあげることができませんでした。
次年度は、本来業務の効率化、新型車両(環境対応車)の販売、車検12検入庫率アップ、台当り
整備作業時間管理、法令遵守、地域社会の環境活動への積極参加、等が環境保全に繋がると
いうことを社員一人ひとりが理解し、取り組みを推進していただきたい。すばらしい地球環境構築
の為に全社員が一致協力して成果をあげて欲しい。
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