平成 27 年度事業計画

平成 27 年度事業計画
平成 27 年 4 月 1 日、千葉県浄化槽検査センターは公益社団法人へ移行して 2 年が経過
しました。当検査センターは千葉県における唯一の浄化槽指定検査機関でありその使命と
役割は極めて重いものです。
しかしながら、平成 25 年 7 月に当検査センターに対して千葉県が行った立入検査結果
に基づき、浄化槽法第 11 条に規定する BOD 検査(以下、11 条 BOD 検査といいます。
)の不
適正な処理を千葉県から指摘されました。そのため、平成 26 年度は採水から検査の開始
までの時間を適正に管理する等の改善を図ることとし、11 条 BOD 検査に係る体制を大きく
変更しました。平成 27 年度は、精度を維持しつつ、分析機関数を増加させ 11 条 BOD 検査
のより一層の充実を図ります。
法定検査の受検率については、依然として全国の下位であることから県、市町村及び、
関係団体との連携を図りながら受検率の向上を目指します。
1 公益法人運営事業
定時総会、理事会及び業務執行役員による会議(執行委員会)を定期的に開催するとと
もに、情報公開に努め、公益社団法人としての適正な法人運営に努めます。
2 法定検査事業
(1)法定検査の実施
県民の身近な水環境及び生活環境を保全し、公衆衛生の向上に寄与することを目的
として、浄化槽法第 7 条及び第 11 条に基づく法定検査を実施し、必要に応じて管理者
等に対し改善策等を助言します。
法定検査の実施状況については、浄化槽法に基づく行政機関である県並びに政令市で
ある千葉市、船橋市及び柏市に対し、毎月報告するとともに、緊急に改善を要する事
例等については、速やかに関係行政機関に通知します。
また、収入・支出についても進行管理を行い適正な収益を確保します。
平成 27 年度における法定検査の目標基数は、7 条検査 5,500 基、11 条検査 44,500
基(うち 11 条 BOD 検査 13,000 基)の合計 50,000 基とし、11 条 BOD 検査の拡充と検
査員 22 名を基本とした実施体制等により目標の基数のさらなる上乗せも目指します。
(2)検査体制の強化
年間検査目標を達成するため検査員の増員検討及び直行検査等の見直しをおこない
ます。
11 条 BOD 検査の採水対象を現行の 10 人槽以下から 20 人槽以下への拡大と 5 年目ごと
の全項目検査を実施するにあたっての嘱託検査員制度導入をそれぞれ検討します。
(3)受検率向上の取組み
県、政令市等の行政機関や関係団体と連携して、次のような取組みを強化し、受検率
の向上を目指します。
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ア 行政との連携した受検指導
県・市町村及び関係団体との密接な連携のもと、法定検査の周知・啓発、浄化槽管
理者に対する指導等、受検促進の取組みを強化し、受検率の向上を目指します。
具体的には、県及び政令市が 7 条検査の受検促進を図るために平成 24 年度から開始
した浄化槽設置者に対する受検の通知について、引き続き協力して実施します。
さらに、県が行う浄化槽法定検査受検促進モデル事業に積極的に協力するとともに、
そのノウハウを生かした受検促進を図ります。
イ 機能保証制度への協力
7 条検査の受検率向上のため一般社団法人千葉県浄化槽協会の行う機能保証制度に
協力します。
ウ 一括契約制度の促進
平成 25 年度から導入した清掃、保守点検業務と法定検査を一括して契約する「一
括契約制度」の普及・促進を図るため、県の指導と一般社団法人千葉県環境保全セン
ター等の関係団体の協力のもと策定した浄化槽一括契約制度要綱の施行に合わせ、7
条検査及び 11 条検査の受検率の向上を図ります。
平成 27 年度の法定検査実施目標
区 分
過去 5 年間の実績
H26
H25
5,500
5,002
5,208
5,184
5,708
6,103
全項目
31,500
30,215
30,696
27,326
27,482
26,178
BOD
13,000
13,147
12,488
12,508
10,212
10,113
小 計
44,500
43,362
43,184
39,834
37,694
36,291
50,000
48,364
48,392
45,018
43,402
42,394
7 条検査
11
条
検
査
H27 目標
合 計
H24
H23
H22
(4)指定検査機関としての信頼性の確保
法定検査に対する県民からの信頼性を確保するため、
「法定検査実施要領」に基づき、
日常業務における検査業務の質の向上を図るとともに、法定検査の公正を期するために
設置した法定検査専門委員会の意見を聴きながら的確な法定検査を実施し続けること
により、指定検査機関としての信頼性の向上に努めることとします。
3 啓発・情報提供事業
県主催の浄化槽講習会の開催に協力するとともに、エコメッセ等の環境保全行事へ積極
的に参画するほか、ホームページ、リーフレット・パンフレット、各種広報媒体等を活用
し浄化槽の適正管理の重要性、合併処理浄化槽への転換促進などについての意識啓発の取
組みを推進します。
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4 浄化槽に関する基本情報整備・運用事業
法定検査業務へのタブレット端末を導入し、WEB 入力システムを活用した作業により検
査結果の入力業務の正確性、迅速性の向上を図り、検査業務の効率化を図るとともに、県
からの委託事業である浄化槽管理システムの整備及びその的確な運用に努めます。
今年度は行政機関(千葉県水質保全課、地域振興事務所 10 ヶ所)とのネットワークに
よる浄化槽管理データーの共有化事業を開始することとします。
次年度以降、千葉県全体の浄化槽台帳(約 600,000 基)を整備するために、浄化槽管理
システムの更新と単独処理浄化槽(約 300,000 基)の登録を行い、行政機関及び浄化槽関
係団体との一元的運用を目指します。
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