奈良県社保協第 18 回定期総会を開催。

第 18 期第 1 号
メールアドレス:[email protected]
2015.8.1.
奈良県社会保障推進協議会
TEL 0744-21-3104 Fax0744-21-3102
奈良県社保協第 18 回定期総会を開催。
【挨拶する竹花会長(左)総会には80名を超える参加者が(右)
】
奈良県社会保障推進協議会は、6月27日土曜日、奈良県文化会館集会室にて第18回定期総会を開催し、各
団体個人あわせ約80名が参加しました。竹花会長挨拶の後、菊池事務局長が2014年度の活動のまとめ、2
015年度の活動方針、決算報告及び予算の提案、次期役員体制の提案を行いました。会計監査報告の後、質疑
及び討議が行われ、参加者よりいずれも議案を深める立場からの発言がありました。
奈良県生活と健康を守る回の飯尾事務局長は、この間奈良県内において「生存権裁判を支援する会立ち上げの
準備状況を報告し、会の申し合わせ事項や役員案などについて発言されました。討議終了後、3つの議案を全員
の拍手で確認し、新たな役員を選出しました。新たに組織加入し、常任幹事に選出された奈良自治体労働組合総
連合の中村篤子書記長は、労働組合運動の社保協運動への参加の必要性と今後の抱負を力強く語られました。
「人権」って何だ?井上英夫先生、縦横無尽に語る。
総会の2部は「今、生存権を考える。」というテーマで井上英夫金沢大学名誉教授が講演されました。講演の
中で井上氏は、生存権裁判の取り組みの到達点を解説しつつ「今、新しい生存権裁判が提起され、全国的な運動
が高揚しつつある。そんな中で、奈良県社保協が奈良県支援する会の事務局的役割を担うことを今総会で決議し
たことに敬意を表し、今後奈良でも生存権裁判支援する会が立ち上げられ、運動が前進することを祈念する。と
もにたたかいましょう」と訴えられました。また、現在の日本で、人権としての社会保障がいかに蹂躙されてい
るかを、スライド写真を数多く紹介しつつ縦横無尽に語られました。説得力のある記念講演でした。
新役員の抱負を語る中村篤
子自治労連書記長(左)
。
写真を駆使して、人権がい
かに蹂躙されているかを語
りかける井上英夫先生
(右)
。
戦争法案阻止!安倍内閣打倒!7・7奈良県民集会に900人。
憲法9条守れ!奈良県共同センター主催の「戦争法案阻止!安倍暴走政治ストップ!奈良県民集会が7月7日の
七夕の夜、近鉄奈良駅前で開催され、900人が参加しました。主催者代表の佐藤真理弁護士は「法案が成立す
れば戦場に駆り立てられることになる若者たちが戦争立法阻止の運動に立ち上がっている。今、世論と運動が安
倍内閣を追い詰めている。もっと大きくし、戦争法案を廃案に追い込もう!」と挨拶。奈良弁護士会会長の兒玉
修一弁護士も会場に駆けつけ「今回の法案はどの枠組みから考えても憲法違反、またそれを憲法改正せずに解釈
だけで変えてしまうのは明らかに立憲主義に反している。奈良弁護士会も会長声明を発表して、こういう立場を
明確にした。なぜ私がここにきてこういうことをしゃべっているのかというと、戦前の弁護士会が国の戦争政策
に協力させられた苦い経験を再び二度繰り返してはいけないという危機感があるからだ。
」と挨拶しました。
新日本婦人の会のレッドアクション、奈良県教職員組合書記長の挨拶等の後、JR奈良駅前までパレードし「戦
争法案絶対廃案!」をアピールしました。
7・7戦争法案阻止!奈良県民集会で挨拶する兒玉修一奈良弁護士会会長。
奈良県弁護士会主催
安全保障関連法案廃案を求める市民集会・パレード
止めなくっちゃ!安保法制
8月22日(土)午後3時より、奈良公園(県庁前)で奈良弁護士会
主催の市民集会が開催されます。国民の大多数が反対する「戦争法案」。
さまざまな意見の違いをこえて「戦争法案反対、廃案」の一点で共闘
して数千名規模で成功させようと、弁護士会の皆さんがはりきって準
備をすすめています。当日は土曜の午後、大変暑いさなかですが家族
みんなで、お誘い合わせてご参加ください。集会の後、JR奈良~三
条通~奈良公園のルートでパレードを行います。
次回奈良県社保協事務局会議:8月18日(火)10:00~
奈商連事務所にて