Ⅰ.法人内研修 結核研修会 平成27年4月23日(木)に法人内研修を開催しました。 テーマ:「医療機関における結核対策」 講師:西部福祉保健局 健康支援課 医薬・感染症対策担当 岩田全広 保健師 【講義内容】 1. 結核の発生状況 2. 結核の種類と周囲への感染リスク 3. 院内感染対策 4. 事例から学ぶ 近年、医療機関での結核発生のニュースが報道されることがあり、今回は多剤耐性化した結核菌の問 題など鳥取県西部圏域での結核に関する状況について研修の機会を持ちました。西部圏域での発生状 況・コホート結果・診断あたっての注意点など、保健所で関わった事例をもとに分かりやすく解説し ていただきました。 当院でも院内感染対策委員会を中心に結核をはじめとする感染症への対策を近隣の発生状況を踏まえ ながら適切に取り組んでいきたいと考えています。 Ⅱ.平成27年4月 伝達講習(出張報告) 平成27年4月23日(木)に伝達講習を開催しました。 テーマ「電子カルテ上の看護記録の書き方セミナー」報告 講師:養和会 記録委員(佐々木千恵、宇山裕子、船木かおる、富谷大輔) 【講義内容】 1. 情報倫理と看護記録 2. 紙カルテと電子カルテ 3. 電子看護記録の実際 4. 適切な看護記録を維持するために 今回は電子カルテに関する情報倫理と記録の質、法的側面について報告をしていただきました。昨年 10月より当院でも電子カルテを導入し、法人内に設置された記録検討会を通じて運用の統一が図られ ています。 電子カルテに関するメリット・デメリットをしっかりと理解することで、適切な看護記録を維持する ことができるように努めていきたいと思います。 Ⅲ.法人内研修 生活行為向上リハビリテーション研修 平成27年4月30日(木)に法人内研修を開催しました。 テーマ:「生活行為向上リハビリテーションについて」 講師:仁風荘 大森紀夫 副施設長、リハビリテーション課 松本太蔵 課長 【講義内容】 1. 介護保険報酬改定とリハビリテーション 2. 生活行為向上マネジメントの考え方 3. 生活行為向上リハの効果について 4. 生活行為向上への取り組み 今年度の介護保険報酬改定により新たに「生活行為向上リハビリテーション」が加わりました。こ れは、「生活場面」での生活行為障害を中心としたリハビリテーションを実施することが大きな目 的となっています。これには患者・利用者の生活を理解し支援するという包括的なアプローチが必 要となってくるため、リハビリ職だけではなく、法人全体で多職種が協働して取り組んでいく姿勢 が必要であると改めて感じました。 編集:教育委員会 田中司・油村好紀
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