日本特殊陶業 小牧工場

CO2排出量
日本特殊陶業㈱ 小牧工場
120
所在地 :愛知県小牧市大字岩崎2808番地
操業
:1962年(昭和37年)4月
工場長 :濱田 隆男
主要事業 :自動車用プラグ、自動車関連センサー
及びニューセラミックの製造
従業員数 :3,795人(2015年6月現在)
06
・工場周辺清掃活動(2回/年)
2回/年実施で目標達成
・派遣・請負会社駐車場清掃活動(2回/年)
2回/年実施で目標達成
・小牧市主催清掃活動に参加(2回/年)
2回/年参加で目標達成
・コミュニケーションの充実
ステークホルダーの工場見学受け入れなど
環境方針
目的・目標
・CO2総排出量の削減 58,010トンCO2/年以下
・CO2原単位の削減(各事業部にて設定)
・使用済み製品のリサイクル
・物流によるCO2の削減
・廃棄物、有価物排出量の削減(各事業部にて設定) ・環境に配慮した営業活動
・水使用量の削減(各事業部にて設定)
・コミュニケーションの充実
社会連携
・社会貢献の充実
・環境意識の向上
07
08
09
10
11 12
13
14
(年度)
100
300
99.5
99.6
百トン/年
99.4
99.2
99.1
本社機構
98.6
98.3
98.5
182
98
98.2
97.8
96
149
128
150
94
86
100
74
74
52
50
テクニカルセラミッ
クス関連
セラミック関連
情報通信関連
自動車関連
42
32
92
有効利用率
テクニカルセラミックス関連において
生産拠点の移転などにより、廃棄物
排出量は減っていますが、さらに歩
留り向上による工程不良の削減や、
段ボールから通い箱への変更などの
取り組みにより廃棄物排出量を減少
しています。
廃棄物の構成の変化により有効利
用率が下がってきています。
90
0
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
(年度)
水使用量
千m3/年
原単位目標はわずかに未達でしたが、設備洗浄方法
の見直しやボイラーの効率的稼働等の取組みにより、
前年に比較し、20%の削減を達成しました。
2015年度の主な環境目的・目標
事業活動
自動車関連
廃棄物排出量
2000
1800
1600
1400
1200
1000
800
600
400
200
0
1442
1532
1605
1565
井水
1063
922
849
779
市水
672
534
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
08年度以降は生産減の影響で、水
の使用量が減少しています。また、
09年度10月からの工場再編により、
井水の使用量が大きく減少していま
す。
設備の洗浄方法の見直しや、ボイ
ラーの効率的な稼働などにより水使
用量の削減を推進しています。
(年度)
PRTR法 対象物質
取扱量
トン/年
・水原単位の削減(各事業部にて設定)
社会連携
情報通信関連
05
実績
原単位目標はわずかに未達でしたが、歩留り向上によ
事業活動 ・廃棄物、有価物原単位の削減(各事業部にて設定) る工程不良削減効果や通い箱への変更等の取組み
により、前年に比較し、24%の削減を達成しました。
セラミック関連
40
2014年度の主な環境目的・目標と実績
総排出量目標、原単位目標ともわずかに未達でした
が、工程改善や設備集約化等の取組みにより、前年
に比較し、総排出量として、15.5%の削減を行いました。
72
60
198
・CO2総排出量 59,656トンCO2/年以下
・CO2原単位の削減(各事業部にて設定)
76
61
200
目的・目標
テクニカルセラミックス関連
81
0
小牧工場長より
工場長 : 濱田 隆男
86
85
80
250
小牧工場は日本特殊陶業の全事業部の工場が集まっている、日特グループ最大規模の工
場です。当工場では、日特グループの環境方針に基づき、法令遵守はもとより、CO2削減活
動や、環境汚染の防止、社会貢献などに精力的に取り組み、これらの取り組みを通して、社
会的責任を果たすとともに、地域の発展に貢献できる様努めています。
また、今年度は、当社の環境に関するあるべき姿を示した「エコビジョン2015」の最終年に当
たります。「エコビジョン2015」が良い形で締めくくれる様、当工場で働く従業員は総員参加の
もと、一層の努力を重ねてまいります。
95
焼成工程において、炉内への製品
投入量の改善や、設備の集約化、長
期休暇時の設備の省エネ稼働などに
よるCO2削減に取り組んでいます。
08年度以降は生産変動の影響もあ
り、CO2排出量が大幅に減少していま
す。
20
■ ISO14001認証取得 2000年12月
環境方針
92
350
300
250
200
150
100
50
0
その他
排出量
トルエン
ニッケル類
ほう素及びその化合物
キシレン
銅水溶性塩
05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 (年度)
12年度、13年度の銅水溶性塩取扱量の減少及び、13年
度から14年度にかけて”その他”取扱量が減少しています
が、半導体事業部の生産変動によるものです。
トン/年
小牧工場概要
82
本社機構
有効利用率(%)
お問い合わせ先 日本特殊陶業㈱ 小牧環境安全部 TEL:0568-76-1544
千トン-CO2
100
101
7
6
5
4
3
2
1
0
その他
ほう素及びその化合物
トルエン
キシレン
1-ブロモプロパン
HCFC-225
05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 (年度)
HCFC-225とキシレンの代替化が完了し、排出量が減少
しました。しかしキシレンの代替として1ーブロモプロパン
の排出量が増加しました。
第14工場 太陽光発電量の推移
[kWh]
太陽光発電
第14工場の屋上に、最大発電能力
107kWの大規模な太陽光発電設備を
設置しています。
※この取り組みは、NEDO(新エネルギー
産業技術総合開発機構)との「太陽光発電
新技術等フィールドテスト事業」に関する
共同研究として実施しています。
太陽光パネル(第14工場屋上)
約640枚の太陽光パネルが並ぶ
太陽光発電量(第14工場入口)
14年度の総発電量は126,320 kWh(CO2換算 42トン/年)でした。
これは小牧工場の電力使用量の約0.1%に相当します。
北地区第14工場 上空写真
清掃活動
小牧工場
小牧工場
環境活動MAP
地域の環境保全のため、工場周辺の清掃活動を定期的に実施しています。
また、小牧市が主催する清掃活動に参加しています。
巾
下
川
北地区
ハイブリッド車の導入
小牧工場で使用する
社有車において、ハイ
ブリッド車への切り替
えが進んでいます。
14年度の社有車登
録でハイブリッド車が
占める割合は約17.8%
となっています。
導入されたハイブリッド
小牧市主催 清掃活動
小牧工場周辺 清掃活動
工場周辺清掃
省エネ対策
安全衛生・環境大会
従業員の安全衛生と環境に対する意識と知識の向上を目的として、「安全
衛生・環境大会」を 開催しています。エコドライブやクイズを通して従業員が
環境を体感及び認識できる機会となっています。
メッキラインのメッキ条件を変更する事により、「表面処理」工程を廃止し
電力量の削減を図る。
西地区
東地区
エコドライブ
環境関連クイズ
小牧市清掃
<改善前>
メッキ工程後、次工程での密着性確保の為「表面
処理」を行っていたが、メッキ表面の「凹み」の要因と
なっていた。
<改善後>
メッキ条件を変更、適正化することで密着性を確
保することができ、「凹み」の要因となっていた「表
面処理」を廃止することができた。
<年間削減量>
電力量 : 8861.76Kwh/年
CO2量 : 2.928t-CO2/年
貯水
タンク