電気柵の正しい設置について

鳥獣害防除のための〝電気柵〝対策は大丈夫ですか?
『電気柵の安全使用』のため法律上、4つの義務があります。
① 家庭用電源(AC100V)をそのまま直接、
「柵線」に通電することは、
絶対に禁止です。
② 人が安易に立ち入る場所では、必ず『危険表示板』を設置する。
③ 家庭用電源(AC100V)より電源をとる場合、『PSEマーク付き漏
電遮断器「高速型」』を使用する。
④ 家庭用電源(AC100V)よりACアダプタを使用し、電源をとる場合
も、『PSEマーク付き漏電遮断器「高速型」』を使用する。
※PSEマークとは……電気製品が安全性を満たしているマーク
『電気柵は張ったらおしまい』ではありません。
・正しく設置できていますか?
・昼間は電源を切ってありますか?
×柵線が切れたり、たるんで地面や水に触れていないか?
⇒漏電の原因となります。補修してください。
×下草やツル、倒木などが触れていないか?
⇒漏電の原因となります。取り除いてください。
×鉄棒を使用の場合ガイシを使わずに柵線を巻きつけていないか?
⇒漏電の原因となります。ガイシを使用してください。
電気柵の「正しい設置」と「維持管理」を徹底しましょう。
※質問や相談等がありましたら各農機具センターまでご連絡ください。