広島テレビ放送株式会社「Piece for Peace HIROSHIMA」 www.pfph.jp 被爆70年にむけて 『Piece for Peace HIROSHIMA』の取り組みと、オノ・ヨーコアート作品製作プロジェクトについて 広島テレビ放送は、3年前の開局50年を機に「 平和へのひと筆 Piece for Peace HIROSHIMA」 プロジェクトを開始しました。 被爆地広島にある平和公園には、世界中から年間1,000万羽を超える折鶴が寄せられています。 「Piece for Peace HIROSHIMA」はその折鶴を再生した紙に、平和を願う気持ちを込めた「一文字」を書いてもらうという取り組みです。 これまでに国内外から集められた文字は1万8,000にもおよびます。 この文字を使用して 「ピースフォント」や文字を使った絵本を製作した他、 旧日本銀行広島支店で文字展示を行うなど平和のメッセージを発信してきました。 現在、集められた文字(折り鶴の再生紙)の最終的な活用の時期と方法を検討しています。 私たちはこの活動を発展させながら被爆70年に取り組んでいきます。 その一つが、昨年から新たに始めた「オバマへの手紙」キャンペーンです。 オバマ米大統領にあてて、広島訪問を要請する手紙を書こうというもので、世界に大きな影響力をもつ大統領が、 広島から世界へ向けて核兵器廃絶のメッセージを発信すれば、核兵器のない世界の実現は不可能ではないと私たちは信じています。 現在、広島テレビには、折鶴の再生紙にしたためられたオバマ大統領へのメッセージが次々と寄せられており、 それらは毎週、番組内で紹介をしています。 また、昨年はその第一便を米ホワイトハウスへ届けました。 2016年に開催される伊勢・志摩サミットへ向けて、引き続き広島訪問の要請をしていきます。 そしてこれらの活動を県民の心に永く刻むために平和のアート作品を製作します。製作していただくのは、 2011年に広島市民賞を受賞されたオノ・ヨーコ氏。平和への願いが込められたこの作品を 平和関連施設や美術館など身近な場所で展示を目指し、市民に触れていただくことで平和への思いが深まっていくことを願っています。 被爆70年の今年、 「Piece for Peace HIROSHIMA」は様々な平和のメッセージを発信していきます。
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